JP5320870B2 - 現金自動管理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、小売店等の店舗又はテナント等に設置され、釣銭準備金や売上金の現金管理を行う現金自動管理装置に関する。
従来、複数のレジスターを使用する百貨店等に設置され、レジスター毎に準備される釣銭の供給管理と、レジスター毎の売上金収納の管理とを行う現金自動管理装置において、各レジスターの操作担当者と売上金の収納者に対して、それぞれIDカードを発行し、IDカードの照合を行うことで、釣銭ボックスや売上金投入金庫の扉の開閉を行い、レジスター毎の釣銭準備金の供給や売上金の収納を誤りなく行うようにする技術があった(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−291659
しかしながら、上記従来の技術では、紛失、破損、データ破壊等により、カードが使用できなくなった場合には、カードの再発行手続きが必要であり、カードが再発行されるまでの期間は、現金自動管理装置を利用することができずに、レジスター責任者の手作業による現金出入処理を行なわなければならず、改ざん、人為的誤り、作業工数の増加等の問題点があった。
本発明は、前述の課題を解決するために次の手段を採用する。すなわち、操作者がオペレータカードを使用して取引処理を行う現金自動管理装置において、前記オペレータカードのカード管理番号を読み取るカード読取手段と、前記操作者がID番号および暗証番号を入力するための認証番号入力手段と、前記カード管理番号に対応させて登録されているID番号および暗証番号と、前記認証番号入力手段にて入力したID番号および暗証番号と、を照合し本人認証する本人認証手段と、を設け、前記カード読取手段により、前記操作者のオペレータカードとは別の、レジスター番号と関連付けられていない代替オペレータカードのカード管理番号を読み取り、前記本人認証手段により、当該カード管理番号に対応させて登録されているID番号および暗証番号と、前記認証番号入力手段にて入力したID番号および暗証番号と、を照合し前記操作者の本人認証ができた場合に前記取引処理を許可するようにした。
本発明の現金自動管理装置によれば、上記のように構成したので、カードが再発行されるまでの期間でも現金自動管理装置を利用することができるため、レジスター責任者の手作業による現金出入処理は不要で、改ざん、人為的誤り、作業工数の増加を防止することができる。
以下、本発明に係る実施形態例を、図面を用いて説明する。なお図面に共通する要素には同一の符号を付す。
(構成)
図4は実施例1における現金自動管理装置1の外観図であり、図5は現金自動管理装置1の構成図である。
図4及び図5に示したように、現金自動管理装置1は、カード情報を読み取るためのカードリーダ部2と、操作者ID番号105aや操作者暗証番号106a、取引情報等の入力を行うキー入力部3と、キー入力部3から入力した情報等を表示する表示部4と、レジの釣銭準備金の出金や売上金の入金等の紙幣又は硬貨の入出金口である紙幣入出金口51及び硬貨入出金口61と、紙幣又は硬貨の入出金処理や回収処理等を行う紙幣部5及び硬貨部6と、カードリーダ部2/キー入力部3/表示部4/紙幣入出金口51/硬貨入出金口61/紙幣部5/硬貨部6の各種制御や種別コード102/カード管理番号103/利用者レジ番号104/利用者ID番号105/利用者暗証番号106からなるデータベース7aを構築して、登録・削除等を行う制御部7とから構成されている。
図6に、実施例1における現金自動管理装置1で使用するカードの種類と対応する取引内容を示す。
図6に示すように、現金自動管理装置1を操作するカードは、正規の操作用カードであるオペレータカード100と、破損や紛失等で正規の操作用カードが使用できない際に使用する代替オペレータカード200とから構成される。
さらに、オペレータカード100は、通常、管理者が所持し、両替/締上げ/回収/データベースへの利用者等の登録・削除の取引処理を行う管理カード100aと、通常、レジ担当者が所持し、出金/入金/両替の取引処理を行うレジカード100bとから構成され、代替オペレータカード200は、管理カード100aと同様の取引が可能なゼネラルカード200aと、レジカード100bと同様の取引が可能なパーソナルカード200bとから構成されている。
また、図7に示すように、各カードの情報は72バイト長であって、現金自動管理装置1で利用可能であることを示す装置判別情報101(例えば、「1010」のように表される。)と、カードの種類を示すカード種別情報102aと、11桁のカードの管理番号を示すシリアル番号103aとを含み、カード発行時に書き込まれる。
また、図8に示すように、制御部7内には、種別コード102、カード管理番号103、利用者レジ番号104、利用者ID番号105、利用者暗証番号106がデータベース化されており、オペレータカード100においては、カード管理番号103と利用者ID番号105とは一対一に関連付けられている。
(動作)
以上の構成により実施例1の現金自動管理装置1は、以下のように動作する。この動作を、図1を用いて、ステップごとに以下詳細に説明する。
S1:操作者は、カードリーダ部2にカードパスを行う。
S2:読み取ったカード情報の装置判別情報101から、現金自動管理装置1の専用カードかどうかを判断する。専用カードであれば、S3へ移行し、専用カードでなければ処理を終了する。
S3:読み取ったカード情報のカード種別情報102aとシリアル番号103aから、カード種別情報102aに属するカード管理番号103と照合し、登録済みカードかどうかを判断する。シリアル番号103aが、カード種別情報102aに属するカード管理番号103内に存在すれば、登録済みカードとみなして、S4へ移行し、存在しなければ、新規カードとみなして、図2の新規カード登録処理(B)へ移行する。なお、カード種類が、レジカード100b又はパーソナルカード200bの場合には、登録権限がないため、S4へ移行する。
S4:読み取ったカード情報のカード種別情報102aからオペレータカード100であるかどうかを判断する。オペレータカード100(管理カード100a又はレジカード100b)の場合にはS5へ移行し、代替オペレータカード200(ゼネラルカード200a又はパーソナルカード200b)の場合にはS10へ移行する。
S5:キー入力部3から、操作者ID番号105aを入力する。入力された操作者ID番号105aが、シリアル番号103aに対応した利用者ID番号105と一致すれば、照合OKとして、S6へ移行し、所定回数だけ操作者ID番号105aを再入力しても利用者ID番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S6:キー入力部3から、操作者暗証番号106aを入力する。入力された操作者暗証番号106aが、操作者ID番号105aに対応した利用者暗証番号106と一致すれば、照合OKとして、S7へ移行し、所定回数だけ操作者暗証番号106aを再入力しても利用者暗証番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S7:レジカード100bの場合のみ本処理を実行する。キー入力部3から、レジ番号104aを入力する。入力されたレジ番号104aが、シリアル番号103aに対応した利用者レジ番号104と一致すれば、照合OKとして、S8へ移行し、所定回数だけレジ番号104aを再入力しても利用者レジ番号104と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S10:キー入力部3から、操作者ID番号105aを入力する。入力された操作者ID番号105aが、シリアル番号103aに対応した利用者ID番号105と一致すれば、照合OKとして、S11へ移行し、所定回数だけ操作者ID番号105aを再入力しても利用者ID番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S11:キー入力部3から、操作者暗証番号106aを入力する。入力された操作者暗証番号106aが、操作者ID番号105aに対応した利用者暗証番号106と一致すれば、照合OKとして、S12へ移行し、所定回数だけ操作者暗証番号106aを再入力しても利用者暗証番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S12:カード種別情報102aに対応した、操作者ID番号105aのオペレータカード100の情報(カード管理番号103、利用者レジ番号104、利用者ID番号105、利用者暗証番号106)をデータベース7aから削除する。例えば、ゼネラルカード200aを代替オペレータカード200として使用した場合には、操作者の管理カード100aの情報をデータベース7aから削除し、パーソナルカード200bを代替オペレータカード200として使用した場合には、操作者のレジカード100bの情報をデータベース7aから削除する。
S8:表示部4に表示された取引種類から希望する取引を選択し、キー入力部3から入力する。
S9:S8にて選択した取引を実行する。
S3にて新規カード登録処理(B)となった場合の動作を、図2を用いて、ステップごとに以下詳細に説明する。
S20:キー入力部3から、登録したいレジ番号104aを入力する。入力したレジ番号104aは、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応した利用者レジ番号104内に、新規レジ番号として登録される。
S21:読み取ったカード情報のシリアル番号103は、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応したカード管理番号103内に、新規シリアル番号として登録される。
S22:キー入力部3から、登録したい操作者ID番号105aを入力する。入力した操作者ID番号105aは、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応した利用者ID番号105内に、新規操作者ID番号として登録される。
S23:キー入力部3から、登録したい操作者暗証番号106aを入力する。入力した操作者暗証番号106aは、データベース7aにおいて、S22で登録した操作者ID番号105aに対応した利用者暗証番号106内に、新規操作者暗証番号として登録される。
S9にて登録・削除処理を選択した場合の動作を、図3を用いて、ステップごとに以下詳細に説明する。
S30:キー入力部3から、追加登録又は削除したいレジ番号104aを入力する。入力したレジ番号104aは、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応した利用者レジ番号104内に追加登録、又は利用者レジ番号104内から削除される。
S31:キー入力部3から、追加登録又は削除したい操作者ID番号105aを入力する。入力した操作者ID番号105aは、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応した利用者ID番号105内に追加登録、又は利用者ID番号105内から削除される。また、操作者ID番号105aの削除時には対応する操作者暗証番号106aも利用者暗証番号106内から同時に削除される。
S32:キー入力部3から、追加登録したい操作者暗証番号106aを入力する。入力した操作者暗証番号106aは、データベース7aにおいて、S31で追加登録した操作者ID番号105aに対応した利用者暗証番号106内に追加登録される。
(実施例1の効果)
以上のように、実施例1の現金自動管理装置によれば、紛失等によって、操作者がオペレータカードを使用できない場合に、カード読取手段にて代替オペレータカードの読み取りを行い、情報入力手段にて暗証番号等を入力し、本人認証を行うことで、前記オペレータカードと同様の操作を行うことを可能としたので、カードが再発行されるまでの期間でも現金自動管理装置を利用することができ、レジスター責任者の手作業による現金出入処理が不要で、改ざん、人為的誤り、作業工数の増加を防止することができる。
また、前記操作者のオペレータカード以外で前記現金自動管理装置の操作を行った場合には、前記操作者のオペレータカードを無効とするようにしたので、前記オペレータカードの紛失や盗難時にカードの悪用を防止することもできる。
(構成)
実施例2の現金自動管理装置1の外観や構成は、図4〜図8に示したように、実施例1と同様である。
(動作)
以上の構成により実施例2の現金自動管理装置1は、以下のように動作する。この動作を、図9を用いて、ステップごとに以下詳細に説明する。
S3の新規カード登録処理(C)を除いて、S1〜S9までの動作は、実施例1と同様であるので、省略する。
S10:キー入力部3から、操作者ID番号105aを入力する。入力された操作者ID番号105aが、シリアル番号103aに対応した利用者ID番号105と一致すれば、照合OKとして、S11へ移行し、所定回数だけ操作者ID番号105aを再入力しても利用者ID番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S11:キー入力部3から、操作者暗証番号106aを入力する。入力された操作者暗証番号106aが、操作者ID番号105aに対応した利用者暗証番号106と一致すれば、照合OKとして、S40へ移行し、所定回数だけ操作者暗証番号106aを再入力しても利用者暗証番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S40:操作者とは別の立会人がカードリーダ部2にカードパスを行う。読み取ったカード情報の装置判別情報101、カード種別情報102a、シリアル番号103aから、現金自動管理装置1の専用カードであって、かつ登録済みのオペレータカード100の場合には、S41へ移行し、そうでない場合には処理を終了する。
S41:キー入力部3から、立会人ID番号105bを入力する。入力された立会人ID番号105bが、シリアル番号103aに対応した利用者ID番号105と一致すれば、照合OKとして、S42へ移行し、所定回数だけ立会人ID番号105bを再入力しても利用者ID番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S42:キー入力部3から、立会人暗証番号106bを入力する。入力された立会人暗証番号106bが、立会人ID番号105bに対応した利用者暗証番号106と一致すれば、照合OKとして、S12へ移行し、所定回数だけ立会人暗証番号106bを再入力しても利用者暗証番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S12:カード種別情報102aに対応した、操作者ID番号105aのオペレータカード100の情報(カード管理番号103、利用レジ番号104、利用者ID番号105、利用者暗証番号106)をデータベース7aから削除する。例えば、ゼネラルカード200aを代替オペレータカード200として使用した場合には、操作者の管理カード100aの情報をデータベース7aから削除し、パーソナルカード200bを代替オペレータカード200として使用した場合には、操作者のレジカード100bの情報をデータベース7aから削除する。
S3にて新規カード登録処理(C)となった場合の動作を、図10を用いて、ステップごとに以下詳細に説明する。
S50:操作者とは別の立会人がカードリーダ部2にカードパスを行う。読み取ったカード情報の装置判別情報101、カード種別情報102a、シリアル番号103aから、現金自動管理装置1の専用カードであって、かつ登録済みのオペレータカード100の場合には、S51へ移行し、そうでない場合には処理を終了する。
S51:キー入力部3から、立会人ID番号105bを入力する。入力された立会人ID番号105bが、シリアル番号103aに対応した利用者ID番号105と一致すれば、照合OKとして、S52へ移行し、所定回数だけ立会人ID番号105bを再入力しても利用者ID番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S52:キー入力部3から、立会人暗証番号106bを入力する。入力された立会人暗証番号106bが、立会人ID番号105bに対応した利用者暗証番号106と一致すれば、照合OKとして、S20へ移行し、所定回数だけ立会人暗証番号106bを再入力しても利用者暗証番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S20:キー入力部3から、登録したいレジ番号104aを入力する。入力したレジ番号104aは、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応した利用者レジ番号104内に、新規レジ番号として登録される。
S21:読み取ったカード情報のシリアル番号103は、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応したカード管理番号103内に、新規シリアル番号として登録される。
S22:キー入力部3から、登録したい操作者ID番号105aを入力する。入力した操作者ID番号105aは、データベース7aにおいて、カード種別情報102aに対応した利用者ID番号105内に、新規操作者ID番号として登録される。
S23:キー入力部3から、登録したい操作者暗証番号106aを入力する。入力した操作者暗証番号106aは、データベース7aにおいて、S22で登録した操作者ID番号105aに対応した利用者暗証番号106内に、新規操作者暗証番号として登録される。
(実施例2の効果)
以上のように、実施例2の現金自動管理装置によれば、新規カード登録時及び代替オペレータカード使用時において、操作者のID番号照合及び暗証番号照合に加えて、操作者とは別の立会人のID番号照合及び暗証番号照合を実施するようにしたので、実施例1の効果に加えて、カードの不正登録や代替オペレータカードの不正使用をよりいっそう防止することができる。
(構成)
実施例3の現金自動管理装置1の外観やハードウェア構成等は、図4、図5、図7に示したように、実施例1と同様であるが、オペレータカード100にて、代替オペレータカード200を代用する点と、図13に示したように、データベース7aの種別コード102に代替オペレータカード200のコード(「13」及び「14」)を使用しない点が異なる。
図12に実施例3におけるカードの種類と対応取引の例を示す。管理カード100a及びレジカード100bのカード種別情報及び対応取引は、実施例1と同様である。
また、オペレータカード100にて、代替オペレータカード200を代用する際に継承される取引制限は、オペレータカード100の取引制限と同様である。
例えば、レジカード100bを代替オペレータカード200の代用として使用する場合には、出金、入金、両替の取引に制限される。
(動作)
以上の構成により実施例3の現金自動管理装置1は、以下のように動作する。この動作を、図11を用いて、ステップごとに以下詳細に説明する。
S1〜S3、S5〜S9は、実施例1と同様であるので、省略する。
S60:表示部4に、オペレータカードを代替オペレータカードとして使用するかどうかの選択画面を表示し、キー入力部3から選択を行う。
通常のオペレータカードとして使用する場合には、S5へ移行し、代替オペレータカードとして使用する場合には、S70へ移行する。
S70:キー入力部3から、操作者ID番号105aを入力する。入力された操作者ID番号105aが、カード種別情報102aに対応した利用者ID番号105内に存在すれば、照合OKとして、S71へ移行し、所定回数だけ操作者ID番号105aを再入力しても利用者ID番号105内に存在しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S71:キー入力部3から、操作者暗証番号106aを入力する。入力された操作者暗証番号106aが、操作者ID番号105aに対応した利用者暗証番号106と一致すれば、照合OKとして、S72へ移行し、所定回数だけ操作者暗証番号106aを再入力しても利用者暗証番号105と一致しなければ、照合NGとして処理を終了する。
S72:カード種別情報102aに対応した、操作者ID番号105aのオペレータカード100の情報(カード管理番号103、利用レジ番号104、利用者ID番号105、利用者暗証番号106)をデータベース7aから削除する。例えば、図13において、操作者ID番号105a「0002」の操作者がシリアル番号103a「12345678904」のレジカード100bを代替オペレータカード200として使用した場合には、種別コード102「12」に属するカード管理番号103「12345678903」、利用者レジ番号104「1」、利用者ID番号105「0002」、利用者暗証番号106「9993」をデータベース7aから削除し、種別コード102「11」に属する操作者ID番号105a「0002」の関連情報は削除されない。
(実施例3の効果)
以上のように、実施例3の現金自動管理装置1によれば、オペレータカード100を代替オペレータカード200の代用としても使用できるようにしたので、代替オペレータカード200を別途準備する必要がなく、低コスト化することができる。
《その他の変形例》
以上の実施例の説明では、情報入力手段として、キー入力にて実施した例を説明したが、表示部と一体化してタッチパネル入力としてもよい。
また、読み取るカード情報は、磁気カード、ICカード、バーコード情報などであってもよい。
以上述べたように、本発明は、操作用カードの破損や紛失等の際に代替処理手段を有する現金自動管理装置として広く用いることができる。
実施例1におけるフローチャートである。 実施例1における新規カード登録時のフローチャートである。 実施例1における操作者の追加登録又は削除時のフローチャートである。 実施例1における現金自動管理装置の外観図である。 実施例1における現金自動管理装置の構成図である。 実施例1におけるカードの種類と対応取引の例を示す図である。 実施例1におけるカードフォーマットの例を示す図である。 実施例1における制御部内のデータベースの構成例を示す図である。 実施例2におけるフローチャートである。 実施例2におけるカード新規登録時のフローチャートである。 実施例3におけるフローチャートである。 実施例3におけるカードの種類と対応取引の例を示す図である。 実施例3における制御部内のデータベースの構成例を示す図である。
符号の説明
1 現金自動取引装置
100 オペレータカード
100a 管理カード
100b レジカード
101 装置判別情報
102 種別コード
102a カード種別情報
103 カード管理番号
103a シリアル番号
104 利用者レジ番号
104a レジ番号
105 利用者ID番号
105a 操作者ID番号
105b 立会人ID番号
106 利用者暗証番号
106a 操作者暗証番号
106b 立会人暗証番号
2 カードリーダ部
200 代替オペレータカード
200a ゼネラルカード
200b パーソナルカード
3 キー入力部
4 表示部
5 紙幣部
51 紙幣入出金口
6 硬貨部
61 硬貨入出金口
7 制御部
7a データベース

Claims (4)

  1. 操作者がオペレータカードを使用して取引処理を行う現金自動管理装置において、
    前記オペレータカードのカード管理番号を読み取るカード読取手段と、
    前記操作者がID番号および暗証番号を入力するための認証番号入力手段と、
    前記カード管理番号に対応させて登録されているID番号および暗証番号と、前記認証番号入力手段にて入力したID番号および暗証番号と、を照合し本人認証する本人認証手段と、を設け、
    前記カード読取手段により、前記操作者のオペレータカードとは別の、レジスター番号と関連付けられていない代替オペレータカードのカード管理番号を読み取り、前記本人認証手段により、当該カード管理番号に対応させて登録されているID番号および暗証番号と、前記認証番号入力手段にて入力したID番号および暗証番号と、を照合し前記操作者の本人認証ができた場合に前記取引処理を許可することを特徴とする現金自動管理装置。
  2. 前記代替オペレータカードは、レジ担当者が使用するオペレータカードまたは管理者が使用するオペレータカードの代替であることを特徴とする請求項1記載の現金自動管理装置。
  3. 前記本人認証手段は、前記操作者の本人認証後さらに他の操作者が所持するオペレータカードの管理番号を読み取り、当該カード管理番号に対応させて登録されているID番号および暗証番号と、前記認証番号入力手段にて前記他の操作者が入力したID番号および暗証番号と、を照合し本人認証することを特徴とする請求項1記載の現金自動管理装置。
  4. 前記操作者が前記代替オペレータカードを使用して取引処理を行った場合には、前記操作者のオペレータカードを無効にすることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載の現金自動管理装置。
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