JP5318950B2 - マルチユニット型化粧品塗布器 - Google Patents

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Description

本発明は、消費者の体に製品を塗布する塗布器、特に、少なくとも複数の化粧品ユニットを有し、一方のユニットが、他方のユニットに対して独立して移動できるようにした化粧品塗布器に関する。
化粧品塗布器は、リップグロス、マスカラ、リップライナー、コンシーラ、ファンデーション、アイシャドーおよびアイライナーなどの化粧剤を化粧品ユニットから取り出して塗布するものである。化粧品ユニットとは、固体あるいは液体を保管する容器のようなものである。設計と製造を容易にするために、通常、化粧品塗布器には化粧品ユニットが1個だけ収容される。
このため、ユーザは種々の化粧品塗布器を持ち運ばなければならない。例えば、リップグロスを塗るときには、リップライナーも使えると便利な場合がある。このために、ユーザは両方の化粧品を忘れずに持ち運ぶ必要がある。言うまでもないが、この場合、持ち運ぶ必要のある化粧品の数は増え、それらを運ぶのに必要なスペースは減少する。
そこで、ハウジング内に化粧品ユニットを1個だけしか収容できないという公知の欠点を解消するとともに、簡易で取り扱いが容易な化粧品塗布器が求められている。
もっとも、ユーザが全ての化粧品を一緒に持ち運ぶ場合、使用される化粧剤が共存不能な関係にある場合がある。先に挙げた例では、リップグロスには、リップライナーとの間で有害な反応を生じる成分が含まれる場合がある。この相反関係、つまり、どちらが液化されたり汚染されたりする関係は、ユーザの皮膚に火傷を負わせたりアレルギー反応を起こさせたりすることに比べれば、大した事ではない。
そのため、互いに共存可能な関係にある化粧剤を持ち運ぶことがさらに求められている。物理的状態とは、一般には、液体状態、固体状態あるいはアモルファス状態のことを指すが、化粧剤は物理的状態が異なる場合があるので、このような共存関係にある化粧剤を、その物理的状態を保ったまま持ち運ぶことができる化粧品塗布器が求められている。
該要求は、本発明によって満足される。ここで、少なくとも第1および第2の化粧剤をユーザの肌に塗布する化粧品塗布器は、内部空間を備えるハウジングと、前記第1の化粧剤が入っていて、前記ハウジング内に配置される第1の化粧品ユニットと、前記第2の化粧剤が入っていて、前記ハウジング内に配置される第2の化粧品ユニットと、前記第2の化粧品ユニットを、前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に、保管位置から前進位置まで前進させる手段から構成される。
前進手段は、滑動機構部、螺旋回転機構部および/または押しボタン式のバネ機構部であってもよい。また、前記前進手段は、2つの部分からなる螺旋回転機構部、ラチェット機構部、および押出機構部、および/または上述したものの組み合わせであってもよい。
上述の、およびその他の特徴と利点は、以下の図面を参照してなされる詳細な説明によって、より一層容易に明らかにされる。
本発明の第1の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の正面斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の正面斜視図である。 本発明の第1の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の右側面図である。 2つの部分からなる該化粧品塗布器の正面図である。 2つの部分からなる該化粧品塗布器の図2bのB−B線に沿った断面図である。 本発明の第2の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の斜視図である。 本発明の第2の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の正面図である。 前進位置にある図4aのA−A線に沿った2つの部分からなる該化粧品塗布器の断面図である。 前進位置にある2つの部分からなる該化粧品塗布器の透視図である。 本発明の第3の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の正面斜視図である。 本発明の第3の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の正面斜視図である。 本発明の第3の実施形態のマルチユニット型化粧品塗布器の右側面図である。 2つの部分からなる該化粧品塗布器の正面図である。 図6bのA−A線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器の断面図である。 本発明の第4の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の正面斜視図である。 本発明の第4の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の正面斜視図である。 該マルチユニット型化粧品塗布器の断面図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の上面斜視図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の上面斜視図である。 本発明の更なる実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の右側面図である。 本発明の更なる実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の左側面図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の正面斜視図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の上面図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の右側面図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の側面部分の透視図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の上面部分の透視図である。 図12aのA−A線に沿った2つの部分からなる化粧品塗布器の断面図である。 図12aの領域Bの詳細を示す部分透視図である。 保管位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器の透視正面図である。 図13aのA−A線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器の断面図である。 保管位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器の一部が開口された内観図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の分解組立図である。 保管位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器の透視正面図である。 図14aの断面線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器の断面図である。 保管位置かつ閉位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器の正面図である。 図15aの断面線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器の断面図である。 保管位置にあるが、開位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器の正面図である。 図15の断面線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器の断面図である。 マルチユニット型化粧品塗布器の分解組立図である。
ここで、「化粧剤」は、ユーザに塗布される化粧品を示すのに用いられ、「化粧品ユニット」は、化粧剤を入れる物理的な構成物を示すのに用いられる。例えば、ユーザの唇を被覆および/または魅力的にするように使用される口紅の成分は化粧剤であり、一般に円筒状をなすようにモールド成形され、塗布器から移動して使用するように形成された口紅の容器は、化粧品ユニットである。同様に、容器内の液体は化粧剤であり、前記容器は化粧品ユニットである。当業者は、上記の記載が、全てを列挙したものではないと理解できるであろう。
図1および2に示すように、本発明の第1の実施形態では、マルチユニット型化粧品塗布器は、第1の化粧品ユニットと、第2の化粧品ユニットを有しており、前記第2の化粧品ユニットは、前記第1の化粧品ユニットに対して移動可能であり、滑動機構部によって保管位置から前進位置まで移動する。
ここで、「保管位置」とは、前記第2の化粧品ユニットが、ハウジング内に後退したときを指し、「前進位置」とは、前記第2の化粧品ユニットのユーザがアクセス可能な部分が、どんな長さであってもよいが、前記ハウジングの外に延びて、ユーザが化粧品ユニット内に入った化粧剤を体の上に付けることができるときを指す。
さて、図1aおよび図1bは、本発明の第1の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器10の正面斜視図を示している。図2a〜cは、マルチユニット型化粧品塗布器10の右側面図、マルチユニット型化粧品塗布器10の正面図、および図2bのB−B線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器10の断面図をそれぞれ示している。
マルチユニット型化粧品塗布器10は、プラスチック、金属および/または熱可塑性エラストマ、ゴムで形成され、ブロー成形で加工され、スナップ結合機構によって組み立てられると好ましい。もっとも、他の何らかの材料、加工および/または組み立て方法が用いられてもよい。前記ハウジングは、高級で洗練された外観が得られるように、特定の部位を陽極酸化処理されたプラスチックで構成することが特に望まれている。
マルチユニット型化粧品塗布器10は、キャップ11とハウジング12を有する。キャップ11は、上部ハウジング胴体12aの大部分を覆うような大きさであると好ましい。上部ハウジング胴体12aは、スリーブ12cによって、下部ハウジング胴体12bから離れされて封止される。
下部胴体12bには、内部空間12dが含まれる。内部空間12dは、空所であってもよいし、第1の化粧品ユニット14aで使用される第1の化粧剤の容器として構成されてもよい。実質的に長手方向に延びる内部空間が、上部胴体12aによって形成される。前記内部空間は、もっぱら、第2の化粧品ユニット14bと、前記第2の化粧品ユニットを前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に前進させる手段を収容する。
ハウジング12は、魅力的な形状であって、さらにユーザの手に馴染むよう人間工学的にデザインされるのが望ましい。人間工学的なデザインには、何らかの望ましい形であって、適切であると考えられる形が含まれてもよい。例えば、下部胴体12bは、先端に向かってテーパした形状であって、上部ハウジング胴体12aは、幅広で膨らんだ形状であってもよい。
上部ハウジング胴体12aは開口12eを有していて、第1の化粧品ユニット14aと第2の化粧品ユニット14bの両方を、該開口を通して通過させるのに適している。開口12eによってハウジング12の基端が決まり、下部ハウジング胴体12bの先端によって遠端が決まる。また、上部ハウジング胴体12aは、実質的に長手方向に向かうノッチ12fを有し、ノッチ12fには滑動機構部16が取り付けられる。
第1の化粧品ユニット14aは、長さ対幅比を小さくして、前記第1の化粧剤が詰められるように、内部空間12d内に十分に延びていると好ましい。例えば、化粧品ユニット14aは、鉛筆の芯の形をなしてもよい。つまり、断面が実質的に円筒形であり、十分な長さを有してもよい。そのため、化粧品ユニット14aによって、ハウジング12の全長は長くなる。そして、化粧品ユニット14aの一部は、ハウジング12の基端を超えて延びて、ユーザがアクセス可能な部分15aをもたらす。
一方、第2の化粧品ユニット14bには、第2の化粧剤が入れられて、長さ対幅比が、第1の化粧品ユニット14aよりも大きいと好ましい。例えば、第2の化粧品ユニット14bは、口紅の形をなしている。つまり、断面が実質的に円筒形であり、第1の化粧品ユニットに比べて短い。
化粧品ユニット14bは、化粧品ユニット14aの周りに配置されていて、長手方向に延びるチャンネル14cを有する。前記チャンネルには、第1の化粧品ユニット14aが収容される。チャンネル14cは、第2の化粧品ユニット14bを通って長手方向に延びている。また、チャンネル14cは、何らかの適切な断面形状を備えて、化粧品ユニット14bが、妨げを受けることなく前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動できるようにしてもよい。そのため、チャンネル14cには、化粧品ユニット14a周りに、周囲クリアランスが設けられることが理解されなければならない。
滑動機構部(後述する)を使用すると、第2の化粧品ユニットが選択されて、ハウジング12内の保管位置から第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動されるので、(図1a参照)、第2の化粧品ユニット14bのユーザがアクセス可能な部分15bは、どんな長さであってもよいが、ハウジングの遠端から突出するようになる(図1b参照)。
ここで、例えば、化粧品ユニット14aはリップライナーであってもよく、その直径は、リップグロスなどの第2の化粧品ユニット14bよりも遥かに小さい。第1の化粧品ユニットは、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、口紅、リップライナー、リップバーム、ブロウディファイナー、コンシーラ、ファンデーション、頬紅などのような固体、半固体あるいはワックス状物質であってもよい。
第2の化粧品ユニットを移動するために、マルチユニット型化粧品塗布器10は、滑動機構部16を有する。滑動機構部16は、ユーザに何らかの手触りを感じさせるようなテクスチャ表面を備えたボタン16aを有してもよい。滑動機構部16は、間隔を空けて配置された複数のアーム16bを有する。複数のアーム16bは、第2の化粧品ユニットを保持するスリーブ16cに接続される。スリーブ16cは、横方向に延びる床部を有すると好ましい。該床部は、前記第2の化粧品ユニットを、前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動させるのに適した大きさの開口を有する。
ユーザが、ボタン16aを使って、滑動機構部16を開口とハウジング12dに向けて長手方向に押すと、第2の化粧品ユニット14は、開口12dを通って前進し、部分15bはユーザに好適な位置になる。
図3および4に示すように、本発明の第2の実施形態では、マルチユニット型化粧品塗布器は、第1のハウジング部を有し、該第1のハウジング部は第2のハウジング部に対して相対的に回転して、第2の化粧剤を、第1の化粧剤に対して相対的に、保管位置から前進位置まで前進させる。
ここで、図3aおよび3bには、本発明の第2の実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器30の斜視図が示されている。図4a〜4cには、前進位置にある化粧品塗布器30の正面図、図4aのA−A線に沿った化粧品塗布器30の断面図、前進位置にある化粧品塗布器30の透視図がそれぞれ示されている。
マルチユニット型化粧品塗布器30は、プラスチック、金属および/または熱可塑性エラストマ、ゴムで形成され、ブロー成形で加工され、スナップ結合機構によって組み立てられると好ましい。もっとも、他の何らかの材料、加工および/または組立方法が用いられてもよい。前記ハウジングは、高級で洗練された外観が得られるように、特定の部位を陽極酸化処理されたプラスチック材料で構成することが特に望ましい。
ここで、化粧品塗布器30は、キャップ31とハウジング32を有する。キャップ31は、上部ハウジング胴体32aの大部分を覆うような大きさであると好ましい。上部ハウジング胴体32aは、スリーブ32cによって、下部ハウジング胴体32bから離されて封止される。
下部ハウジング胴体32bは、内部空間32dを有する。内部空間32dは、空所であってもよいし、第1の化粧品ユニット34aで使用される第1の化粧剤の容器として構成されてもよい。上部ハウジング胴体32aによって、実質的に長手方向に延びる内部空間が形成される。前記内部空間には、もっぱら、第2の化粧品ユニット34bと、前記第2の化粧品ユニットを、前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に前進させる手段が収容される。
ここで、マルチユニット型化粧品塗布器10と同様に、第1の化粧品ユニット34aは、長さ対幅比を小さくして、前記第1の化粧剤が詰められるように、内部空間32dに十分に延びていると好ましい。例えば、化粧品ユニット14aは、鉛筆の芯の形をなしてもよい。つまり、断面が実質的に円筒形であり、十分な長さを有してもよい。そのため、化粧品ユニット34aによって、ハウジング32の全長は長くなる。そして、化粧品ユニット34aの一部は、ハウジング32の基端の外に延びて、ユーザがアクセス可能な部分35aをもたらす。
一方、第2の化粧品ユニット34bには、第2の化粧剤が入れられて、長さ対幅比が、第1の化粧品ユニット34aよりも大きいと好ましい。例えば、第2の化粧品ユニット34bは、口紅の形をなしている。つまり、断面が実質的に円筒形であり、第1の化粧品ユニットに比べて短い。
化粧品ユニット34bは、化粧品ユニット34aの周りに配置されていて、長手方向に延びるチャンネル34cを有する。前記チャンネルには、第1の化粧品ユニット34aが収容される。チャンネル34cは、第2の化粧品ユニット34bを通って長手方向に延びている。また、チャンネル34cは、何らかの適切な断面形状を備えて、化粧品ユニット34bが、妨げを受けることなく前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動できるようにしてもよい。このため、チャンネル34cには、化粧品ユニット34a周りに、周囲クリアランスが設けられることが理解されなければならない。実施形態の一つでは、化粧品ユニット34aは、胴部32bの遠端に固定される。
螺旋回転機構部(後述する)を用いると、前記第2の化粧品ユニットは、前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に、ハウジング32内の保管位置から選択されて移動されるので(図3a参照)、第2の化粧品ユニット14bの使用者がアクセス可能な部分35bは、どんな長さであってもよいが、ハウジングの遠端で突出するようになる(図3b参照)。
ここで、例えば、化粧品ユニット34aはリップライナーであってもよく、その直径は、リップグロスなどの第2の化粧品ユニット34bよりも遥かに小さい。第1の化粧品ユニットは、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、口紅、リップライナー、リップバーム、ブロウディファイナー、コンシーラ、ファンデーション、頬紅などのような固体、半固体あるいはワックス状物質であってもよい。
第2の化粧品ユニットを移動するために、マルチユニット型化粧品塗布器30は、螺旋回転機構部36を有する。螺旋回転機構部36は、第2の化粧品ユニットを収容するスリーブ36aと、螺旋状のガイド36cを備えて構成されるプラグ36bと、チャンネル36eを備えたシリンダ36dを有する。
プラグ36bの上部は、上部ハウジング胴体32a内に取り付けられ、前記プラグの下部は、シリンダ36cのほぼ半分を含んで、下部ハウジング胴体32b内に配置される。なお、胴部32bは、胴部32aに対して相対的に回転できるようになっていて、螺旋回転機構部36と一緒に回転する。そのため、化粧品塗布器の下部は回転するが、前記胴部の上部は静止しているので、化粧品塗布器は実質的に長手方向に前進する。
また、スリーブ36aは、間隔を空けて配置された複数のピン36fを有し、ピン36fはガイド内を移動する。スリーブ36aは、胴部32aに配置された内周溝の中で、胴部32aに固定される。ガイド36cは前記スリーブの内表面に配置されるとともに、螺旋状表面をなすように形成される。下部ハウジング胴体32bを回転することによって、前記スリーブは、マルチユニット型塗布器30の軸に対して、螺旋回転しながら移動する。
図5および6に示すように、本発明の第3の実施形態では、マルチユニット型化粧品塗布器は、第1の化粧品ユニットと、押しボタン式のバネ機構部によって、前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に、保管位置から前進位置まで移動できる第2の化粧品ユニットを有する。
ここで、図5aおよび5bには、ハウジングの特定の部分が半透明で表された、本発明の一実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器50の正面斜視図が示されている。図6a〜6cは、マルチユニット型化粧品塗布器50の右側面図、のマルチユニット型化粧品塗布器10の正面図、図6bのA−A線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器50の断面図をそれぞれ示している。
マルチユニット型化粧品塗布器50は、プラスチック、金属および/または熱可塑性エラストマ、ゴムで形成され、ブロー成形で加工され、スナップ結合機構によって組み立てられると好ましい。もっとも、他の何らかの材料、加工および/または組立方法が用いられてもよい。前記ハウジングは、高級で洗練された外観が得られるように、特定の部位を陽極酸化処理されたプラスチック材料で構成することが特に望まれている。
マルチユニット型化粧品塗布器50は、図示しないキャップとハウジング52を有してもよい。前記キャップは、可能であれば、ハウジング52の上部の大部分を覆うような大きさであると好ましい。
前記ハウジングによって、実質的に長手方向に延びる内部空間が形成される。前記内部空間には、第1の化粧品ユニット54a、第2の化粧品ユニット54bおよびバネが収容される。前記バネは、押しボタンと協働して、前記第2の化粧品ユニットを、前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に前進させる。
ハウジング52は、魅力的な形状であって、さらにユーザの手に馴染むよう人間工学的にデザインされると好ましい。人間工学的なデザインには、何らかの望ましい形であって、適切であると考えられる形が含まれてもよい。
ハウジング52は、基端側開口52aを有していて、該開口を通って第1の化粧品ユニット54aと第2の化粧品ユニット54bの両者を通過させるのに適している。また、ハウジング52は、遠端側開口52bを有していて、遠端側開口52bには、押しボタン(後述する)が配置される。
第1の化粧品ユニット54aは、長さ対幅比を小さくすると好ましく、遠端側開口52bに固定される。例えば、化粧品ユニット54aは、鉛筆の芯の形をなしてもよい。つまり、断面が実質的に円筒形であり、十分な長さを有してもよい。そして、化粧品ユニット54aによって、ハウジングの長さの一部は長くなっている。
一方、第2の化粧品ユニット54bには、第2の化粧剤が入れられて、長さ対幅比が、第1の化粧品ユニット54aよりも大きいと好ましい。例えば、第2の化粧品ユニット54bは、口紅の形をなしている。つまり、断面が実質的に円筒形をなして、第1の化粧品ユニットに比べて短くなっている。
化粧品ユニット54bは、化粧品ユニット54aの周りに配置されていて、長手方向に延びるチャンネル54cを有する。前記チャンネルには、第1の化粧品ユニット54aが収容される。チャンネル54cは、第2の化粧品ユニット54bを通って長手方向に延びている。また、チャンネル54cは、何らかの好適な断面形状を備えて、化粧品ユニット54bが、妨げを受けることなく前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動できるようにしてもよい。このため、チャンネル54cには、化粧品ユニット54a周りに、周囲クリアランスが設けられることが理解されなければならない。
押しボタン式のバネ(後述する)を使用すると、前記第2の化粧品ユニットが選択されて、ハウジング52内の保管位置から前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動されるので(図5a参照)、第2の化粧品ユニット54bのユーザがアクセス可能な部分55bは、どんな長さであってもよいが、ハウジングの遠端で突出するようになる(図5b参照)。
ここで、例えば、化粧品ユニット54aはリップライナーであってもよく、その直径は、リップグロスなどの第2の化粧品ユニット54bよりも遥かに小さい。第1の化粧品ユニットは、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、口紅、リップライナー、リップバーム、ブロウディファイナー、コンシーラ、ファンデーション、頬紅などのような固体、半固体あるいはワックス状物質であってもよい。
前記第2の化粧品ユニットを移動するために、マルチユニット型化粧品塗布器50は、押しボタン56a、バネ56bおよびスリーブ56cを有する。バネ56bは、スリーブ56cに押し付けられている。スリーブ56cは、実質的に円筒形であり、第2の化粧品ユニット54cの下部を保持する。押しボタン56aは、前記スリーブの下端で、前記スリーブに押し付けられているか、あるいは、前記スリーブと一体成形され、バネ56bは、スリーブの上端で、前記スリーブに押し付けられている。バネ56aは、基端で、開口52aの周囲リムに押し付けられている。実質的に円筒状のガイド56dは、ハウジング52の下部の中に保持され、前記押しボタンの基端突出部と係合して、前記押しボタンの動きを制限している。
ユーザが押しボタンを押すと、公知の押しボタン手段、例えば、ペン状の押しボタン手段によって、第2の化粧品ユニットは、第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動する。
図1〜6の実施形態では、第1の化粧品ユニット、つまり、内部ユニットには、液体の化粧剤が入れられて運ばれる。これらに限定される訳ではないが、前記液体の化粧剤は、スキントリートメント用美容液、ローション、溶液、日焼け止め剤、自己日焼け剤、着色促進剤、つや促進剤、耐摩耗性、発汗および耐湿性を改善する膜形成剤を含んだ薬剤であってもよい。つまり、発赤薬、着色用化粧料、蛍光増白剤、グリッターあるいは視覚効果を増すのに好適な蛍光物質であってもよい。
このようにするために、前記化粧品ユニットは、好適な天然および合成基材物質から構成でき、該基材物質には、これらに限定される訳ではないが、綿、亜麻、絹あるいは、ポリエステル、レーヨン、アセテート、トリアセテート、ポリオレフィン、リヨセルが含まれる。第1の化粧品ユニットを使用している間に、該基材物質を、次に運搬される液体の化粧剤に含浸させてもよい。基材物質の吸収性が高いものが好ましい。
図1〜6の実施形態に関連する1または複数の実施形態では、第1の化粧品ユニット、つまり、内部ユニットに入れられて運ばれるのは、液体の化粧剤よりも、むしろ固体、半固体、あるいはワックス状の化粧剤である。ここで、各実施形態には巻取機構が含まれていて、化粧品ユニットのユーザがアクセス可能な部分15a、35aあるいは55aは、該巻取機構によって、前記ハウジングの外部に十分な長さで突出する。
該巻取機構は、バネ機構部などのように自動式であってもよいし、ユーザが前記第1の化粧品ユニットと係合させて、該化粧品ユニットを前進させる手動式であってもよい。
図1〜6の実施形態に関連する、もしくは関連しない1または複数の実施形態では、外部に突出した化粧品ユニットには液体の化粧剤が入れられて運ばれる。このため、図7〜9は、本発明の一実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器の第4の実施形態を示している。
なお、図7aおよび7bは、本発明の一実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器70の正面斜視図を示している。図8は、該マルチユニット型化粧品塗布器の断面図を示していて、図9aおよび9bは、これらの上面図を示している。
マルチユニット型化粧品塗布器70は、先の実施形態のいずれかに関して教示したものと実質的に同様に構成され、前記第2の化粧品ユニット(ここでは化粧品ユニット74b)を、前記第1の化粧品ユニット(ここでは化粧品ユニット74a)に対して相対的に前進させる手段を有する。前記ユニットは、実質的に、第2のユニットを、第1のユニットに対して相対的に移動可能にする大きさを有し、ハウジング72の外部にユーザがアクセス可能な部分75bを前進させて、第2の化粧剤が塗布される。第2の化粧品ユニット74bが保管されると、化粧品ユニット74aのユーザがアクセス可能な部分75aが、前記ハウジングの外部に現れ、第1の化粧剤が塗布される。
ハウジング72は、内部空間73aを有すると好ましい。内部空間73aは、空所であってもよいし、第2の化粧剤の容器として使用されてもよい。ここで、内部空間73aは、他の何らかの容器から離して封止されると好ましい。1または複数の柔軟なハウジング部分73bは、内部空間73aとの間で流体が移動できるように配置されて、第2の化粧品ユニットに第2の化粧剤を注入できる。
化粧品ユニット74bの基端面には、平滑な表面(図9b)とは対照的に複数の開口74cが備えられ(図9a)、化粧剤が、化粧品ユニット74bの基端面に良好に付着するようになっている。領域の変化に応じて塗布を制御でき、塗布量やステップ処理を変えられるように、各化粧品ユニットの大きさを変えることができる。
図10、11および12に示すように、本発明の更なる実施形態では、マルチユニット型化粧品塗布器は、第1、第2および第3の化粧品ユニットを有する。前記第1、第2および第3の化粧品ユニットは、1または複数の滑動機構部を用いて、互いに対して、またハウジングに対して保管位置から前進位置まで移動可能になっている。
ここで、「保管位置」とは、化粧品ユニットがハウジング内に後退したときを指し、「前進位置」とは、前記第2の化粧品ユニットのユーザがアクセス可能な部分が、どんな長さであってもよいが、前記ハウジングの外に延びて、ユーザが、化粧品ユニット内に入った化粧剤を体の上に付けることができるときを指す。
図10、11および12の実施形態は、3個の化粧品ユニットについて示しているが、化粧品ユニットと該化粧品ユニットの前進手段の数を2個に限定すること、あるいは、化粧品ユニットと該化粧品ユニットの前進手段の数を4個以上に増やすことも本実施形態に包含される。
ここで、図10aおよび10bは、本発明の更なる実施形態に係るマルチユニット型化粧品塗布器100の右側面図と左側面図をそれぞれ示している。図11aおよび11bは、マルチユニット型化粧品塗布器100の一部を透視した側面図と正面斜視図をそれぞれ示している。図12a〜12eは、マルチユニット型化粧品塗布器100の右側面図、マルチユニット型化粧品塗布器100の一部を透視した側面図、マルチユニット型化粧品塗布器100の一部を透視した上面図、図12aのA−A線に沿った2つの部分からなる化粧品塗布器100の断面図、図12aの領域Bの詳細を示す一部を透視した図をそれぞれ示している。
マルチユニット型化粧品塗布器100は、プラスチック、金属および/または熱可塑性エラストマ、ゴムで形成され、ブロー成形で加工され、スナップ結合機構によって組み立てられると好ましい。もっとも、他の何らかの材料、加工および/または組立方法が用いられてもよい。前記ハウジングは、高級で洗練された外観が得られるように、特定の部位を陽極酸化処理されたプラスチック材料で構成することが特に望まれている。
マルチユニット型化粧品塗布器100はハウジング112を有し、ハウジング112には、公知の何らかの手段で、固定または移動可能に結合された上部胴体112aと下部胴体112bが備えられる。上部胴体112aによって、実質的に長手方向に延びて、滑動機構部および化粧品ユニットを収容する内部空間112cが形成される。下部胴体112bは、内部空間112dを含んでいて、内部空間112dは、保管位置にあるときに、1または複数の化粧品ユニットの一部を受け入れるように構成される。
内部空間112dは、空所であってもよいし、1または複数の容器を含んでもよい。前記各容器には、異なる化粧剤が入っていてもよいし、本願の一例で教示されるような同一の化粧剤が入っていてもよい。化粧剤が液体の場合、1または複数の容器は、1または複数の対応する化粧品ユニットに流体が移動できるように連結されてもよい。
ハウジング112は、魅力的な形状であって、さらにユーザの手に馴染むよう人間工学的にデザインされると好ましい。人間工学的なデザインには、何らかの望ましい形であって、適切であると考えられる形が含まれてもよい。図示されるように、下部胴体112bは、先端に向かってテーパした形状であって、上部胴体112aは、幅広で膨らんだ形状であってもよい。上部胴体と下部胴体は、環状部112eを介して一体に結合されてもよい。
上部ハウジング胴体112aは開口112fを有し、該開口を通って、第1の化粧品ユニット114a、第2の化粧品ユニット114bおよび第3の化粧品ユニット114cを通過させるのに適している。開口112fによってハウジング112の基端が決まり、ハウジングの下部胴体112bの先端によって遠端が決まる。上部ハウジング胴体112aは、さらに、実質的に長手方向に向かうノッチ112gを有し、ノッチ112gの内部には、滑動機構部116(後述する)が取り付けられる。
3個の化粧品ユニットのそれぞれは、実質的に長手方向に延びた形をなしていて、保管位置にあるときに、ハウジング112の基端から内部空間112cを通って、化粧品ユニットの遠端にある内部空間112d内に延びている。各化粧品ユニットは、どのような断面形状を有していてもよい。各化粧品ユニットは、より大きなユニットの一部、例えば、円弧の一部あるいは三角形の一部を示していると都合がよい。妨げを受けることなく独立して移動できるように、各化粧品ユニットは、別の化粧品ユニットから横方向に間隔を空けて配置される。このため、前記化粧品ユニットを移動できるように、開口112fには、周囲クリアランスが設けられることが理解されなければならない。
滑動機構部(後述する)を用いると、各化粧品ユニットが選択されて、ハウジング112内の保管位置から他の化粧品ユニットに対して相対的に移動されるので、1または複数の化粧品ユニットのユーザがアクセス可能な部分は、どんな長さであってもよいが、ハウジングの遠端から突出するようになる。前進位置のときに、各化粧品ユニットの一部は、ハウジング112の基端から突出して、ユーザがアクセス可能な部分115が、それぞれもたらされるようになる。
化粧品ユニットを移動するために、マルチユニット型化粧品塗布器100は、1または複数の滑動機構部116を有する。各滑動機構部116は、ユーザに何らかの手触りを感じさせるようなテクスチャ表面を備えたボタン116aを有してもよい。各滑動機構部116はアーム116bを有し、アーム116bはスリーブ116cに接続されて、複数の化粧品ユニットの内の一つを保持する。
ユーザが、ボタン116aを使って、滑動機構部116を開口とハウジングに向けて長手方向に押すと、各化粧品ユニットは、開口112fを通って前進し、部分115はユーザに好適な位置になる。
本発明の1または複数の実施形態に応じて、図13a〜13dは、保管位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器150の透視正面図、図13aの断面線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器150の断面図、保管位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器150の一部が開口された内観図、およびマルチユニット型化粧品塗布器150の外観図をそれぞれ示している。
ここで、「保管位置」とは、化粧品ユニットがハウジング内に後退したときを指し、「前進位置」とは、前記第2の化粧品ユニットのユーザがアクセス可能な部分が、どんな長さであってもよいが、前記ハウジングの外に延びて、ユーザが、化粧品ユニット内に入った化粧剤を体の上に付けることができるときを指す。
マルチユニット型化粧品塗布器150は、プラスチック、金属および/または熱可塑性エラストマ、ゴムで形成され、ブロー成形で加工され、スナップ結合機構によって組み立てられると好ましい。もっとも、他の何らかの材料、加工および/または組立方法が用いられてもよい。前記ハウジングは、高級で洗練された外観が得られるように、特定の部位を陽極酸化処理されたプラスチック材料で構成することが特に望まれている。
マルチユニット型化粧品塗布器150は、キャップ151とハウジング152を有してもよい。前記キャップは、可能ならば、ハウジング152の上部の大部分を覆うのに適した大きさであると好ましい。
前記ハウジングは、複数のハウジング部材を組み立てて構成されてもよく、該ハウジングによって、実質的に長手方向に延びる内部空間が形成される。該内部空間は、第1の化粧品ユニット154a、第2の化粧品ユニット154bおよび2つの部分からなる螺旋回転機構部を収容する。前記螺旋回転機構部は、第1および第2の螺旋回転機構部156、157から構成される。第1および第2の螺旋回転機構部156、157は、互いに独立して移動可能になっていて、第1または第2の化粧品ユニットのいずれかを選択して、他方の化粧品ユニットに対して相対的に前進させることができる。
例えば、第1の化粧品ユニット154aは、リップライナーであってもよく、その直径は、口紅またはリップグロスなどの第2の化粧品ユニット154bよりも遥かに小さい。もっとも、第1の化粧品ユニットは、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、口紅、リップライナー、リップバーム、ブロウディファイナー、コンシーラ、ファンデーション、頬紅などのような固体、半固体あるいはワックス状物質であってもよい。
第1の化粧品ユニット154aは、長さ対幅比を小さくすると好ましい。例えば、化粧品ユニット154aは、鉛筆の芯の形を取ってもよい。つまり、断面が実質的に円筒形をなしており、十分な長さを有する。ここで、化粧品ユニット154aによって、ハウジングの長さの一部は長くなる。
これに対して、第2の化粧品ユニット154bには、第2の化粧剤が入っていて、第1の化粧品ユニット154aよりも、長さ対幅比が大きいと好ましい。例えば、第2の化粧品ユニット154bは、口紅の形をなしている。つまり、断面が実質的に円筒形であり、第1の化粧品ユニットに比べて短くなっている。
化粧品ユニット154bは、化粧品ユニット154aの周りに配置されていて、長手方向に延びるチャンネル154cを有する。前記チャンネルには、第1の化粧品ユニット154aが収容される。チャンネル154cは、第2の化粧品ユニット154bを通って長手方向に延びている。また、チャンネル154cは、何らかの適切な断面形状を備えて、化粧品ユニット154bが、妨げを受けることなく前記第1の化粧品ユニットに対して相対的に移動できるようにしている。そのため、チャンネル154cには、化粧品ユニット154aの周りに、周囲クリアランスが設けられることが理解されなければならない。
ハウジング152は、魅力的な形状であって、さらにユーザの手に馴染むよう人間工学的にデザインされると好ましい。人間工学的なデザインには、何らかの望ましい形であって、適切であると考えられる形が含まれてもよい。
ハウジング152は、複数の環状部を備えて構成され、スリーブ部152aを有すると好ましい。スリーブ部152aは、銀シェルとして構成されて、ユーザの視覚に訴えるものであるのが好ましい。前記スリーブ部は、基端側開口152bを有しており、該開口とスリーブ部152aを通って、第1の化粧品ユニット154aと第2の化粧品ユニット154bの両方を通過させるのに適している。
ハウジング152は、さらに、第1および/または第2の化粧品ユニットが前進あるいは後退している間に、ユーザに把持される「固定」ハウジング部152cと、固定ハウジング部152cに対して相対的に、第2の化粧品ユニット154bを選択して前進あるいは後退させる第2の螺旋回転機構部の一部をなす上方ユーザ部152d、つまり、第2のユーザ部152dと、固定ハウジング部152cに対して相対的に、第1の化粧品ユニット154aを選択して前進あるいは後退させる第1の螺旋回転機構部の一部をなす下方ユーザ部152e、つまり第1のユーザ部152eと、を有する。スリーブ部152aは、圧入、接着、超音波溶接あるいは他の何らかの好適な方法で、固定ハウジング部152cに取り付けられ、固定ハウジング部に対して動かないようにされると好ましい。
第2のユーザ部152dと固定ハウジング部152cは、周継手あるいは局部周継手153bに接合される。継手153aは、重ね合わせによって周縁部を小さくしたもの、つまり、前記第1のユーザ部あるいは第2のユーザ部のいずれかを他方の周縁部、すなわち、前記第1のユーザ部および第2のユーザ部の他方に重ね合わせて形成されるのが好ましい。
同様に、第1のユーザ部152eと第2のユーザ部152dは、周継手あるいは局部周継手153bに接合される。継手153aは、重ね合わせによって周縁部を小さくしたもの、つまり、前記第1のユーザ部あるいは第2のユーザ部のいずれかを他方の周縁部、すなわち、前記第1のユーザ部および第2のユーザ部の他方に重ね合わせて形成されるのが好ましい。各継手内に一対のノッチと窪みを用いれば、ユーザ部および/または固定ハウジング部を直ちに組み立てることができ、取り付けを完璧に行うことができ、接合部が外れるのを確実に防止できる。
ユーザ部152eは、実質的に円筒形の胴体からなり、前記胴体によって、閉端で覆われた内部空間が形成される。化粧品塗布器150が組み立てられると、ユーザ部152eは、開口部152bから離されて配置され、1または複数、好ましくは一対の突出部152fを所定の位置に備える。
化粧品ユニット154aを移動するために、マルチユニット型化粧品塗布器150は、螺旋回転機構部156を有する。螺旋回転機構部156は、支持機構部を有し、該支持機構部には、スリーブ156aと、伸張部156bと、1または複数のタブまたはピン156cが、この順で備えられる。スリーブ156aと、好ましくは、床部(不図示)は、第1の化粧品ユニット154aを横方向および長手方向に支持して収容し、伸張部156bに接続される。伸張部156bは、その遠端に、カム内のガイドに係合する1または複数、好ましくは一対のタブまたはピン156cを有する。
また、螺旋回転機構部156は、キャップ156dを有する。前記キャップは、実質的に円筒形の胴部として構成され、鍵穴状の開口156eを設けた頂部表面を有している。開口156eは、組み立て時に伸張部156bおよびタブまたはピン156cを通過させることができ、化粧品塗布器150の長軸に沿って、前記伸縮部を移動させることもできるが、開口156eは、回転遊びを設けずに伸縮部156bを保持するように設計され、例えば、前記伸張部が、前記キャップに対して相対的に回転するのを防止して、前記支持機構部を前記カムに対して相対的に移動可能にしている。さらに、伸縮部156bは、鍵穴状の開口内での回転を防ぐことを特徴とする特徴的な断面形状を有してもよい。また、キャップ156は、底部開口を有していて、該底部開口は、カム156gの基端部156fにスナップ結合あるいは他の何らかの手段によって取り付けられる。
また、螺旋回転機構部156は、カム156gを有していて、カム156gには、チャンネル156h、例えば、貫通穴が設けられて、実質的に円筒形をなす胴部を備えて構成される。カムの内壁、例えば、貫通穴に沿った内壁には、1または複数のガイド156iが備えられる。ガイド156iは、螺旋状をなすと好ましく、実質的に、カムの先端開口から底部開口まで延びている。ガイドは、基端と遠端を有する。
前記カムの外表面には、1または複数の突出部156jが備えられ、突出部156jは、止め部156kに接合されると好ましい。突出部156jを突出部152fに係合して、カム156gを所定の回転位置に、ユーザ部152eに対して相対的に保持するのが好ましい。突出部152fを止め部156kに係合し、カム156gを、少なくとも特定の位置に、つまり、ユーザ部152eの遠端から間隔を空けた位置に保持するのが好ましい。止め部156kへの係合を容易にするために、1または複数の突出部152fは、実質的に平坦な台座を有し、止め部156kは、単数または複数の台座に載置される実質的に平坦な表面をなすように構成される。
また、螺旋回転機構部156は、カップ156mを有する。カップ156mの内部では、カム156gの底部156lが、化粧品塗布器150の中心線に沿って配置されて、摩擦をなるべく低減し、および/または、カム156gを保持し易くしてもよい。例えば、ユーザ部156eの内壁から離れて配置されて、カムと化粧品ユニット154aを正確に一直線にしてもよい。
螺旋回転機構部156が組み立てられると、カップ156mは、ユーザ部152eの内部空間の遠端に面して配置され、カム156gは、ユーザ部152e内に配置されて、止め部156kによって突出部152fに支持される。カムとユーザ部が、他のユーザ部に対して相対的に回転すると、これらは実質的に一緒に回転するようになる。キャップ156dは、カム156gの上方を覆って、前記カム、例えば、ユーザ部152eに対して相対的に回転する。さらに、伸張部は、鍵穴状の開口部を通って、キャップ内に挿入される。タブあるいはピン156cは、圧入あるいは他の何らかの手段を用いて、カム内のガイドに係合される。ユーザ部152eが、固定ハウジング部152eに対して相対的に回転されると、伸張部は螺旋状のガイド内を動いて、化粧品ユニット154aを前進および後退させる。
第2の化粧品ユニットを移動するために、マルチユニット型化粧品塗布器150は、螺旋回転機構部157を有する。螺旋回転機構部157は、好ましくは螺旋状をなして、ユーザ部152dの内壁に配置される1または複数のガイド157aと、ガイド内を移動するときに、ユーザ部152dと固定ハウジング部152cに対して、回転しながら前進あるいは後退できるキャリア157bから構成される。
キャリア157bは、第2の化粧品ユニット154bを横方向に支持するスリーブ部157cと、第2の化粧品ユニット154bの底部を支持する床部157dを有する。一体となったスリーブ部と床部によって、第2の化粧品ユニットを保持する内部空間が形成される。床部157dは、スリーブ156a、伸張部156bおよび/または化粧品ユニット154aが通過できる開口157eを有する。妨げを受けることなく独立して移動できるように、開口157eは、スリーブ156a、伸張部156bおよび/または化粧品ユニット154a周りに円周クリアランスを有する。
また、キャリア157bは、さらに下方部157fを有する。下方部157fは、壁部を有してもよいし、固定部として構成されてもよい。スリーブ156a、伸張部156bおよび/または化粧品ユニット154aを案内し易くするように、前記下方部を固定部として構成する場合、開口157eは、前記固定部を通るチャンネル状に延びて、適当な円周クリアランスを有すると好ましい。キャリアの遠端には、1または複数のタブまたはピン157gが備えられ、これらは螺旋状のガイド157aと係合する。
螺旋回転機構部157が組み立てられと、タブまたはピン156gは、圧入あるいは他の何らかの手段を用いて、ユーザ部152d内の前記螺旋状のガイドに係合される。
使用中に、ユーザが、化粧品塗布器150を保管位置から後退させることができる。この時、化粧品塗布器は、キャップ151を取り付けて保管されるのが好ましく、このため、第1および第2の化粧品ユニットは保管位置に置かれる。ユーザはキャップを外して、第1あるいは第2の化粧品ユニットのいずれかを選んで前進させる。例えば、第1の化粧品ユニット154aがリップライナーの場合、ユーザは、唇の輪郭を描くために、最初にリップライナーを選ぶことができる。このため、ユーザは、固定ハウジング部152cとユーザ部152eを把持して、固定ハウジング部を掴みながら、ユーザ部152eを螺旋回転させる。ハウジング部152eを螺旋回転させると、螺旋回転機構部156は係合されるが、螺旋回転機構部157は係合されない。実際、ユーザ部152dは、継手153bの構造により、ユーザ部152eと一緒に螺旋回転しないし回転もしない。
ハウジング部152eを回転させて、突出部152fと突出部156jを係合させると、螺旋回転機構部156が係合され、カム156gは、ユーザ部152eに対して相対的に、所定の回転位置で保持されて、例えば、ユーザ部152eと一緒に回転する。もっとも、支持機構部、例えば、スリーブ156a、伸張部156bおよびピンあるいはタブ156cは、カムに対して相対的に、ガイド156i内を移動する。化粧品ユニットの先端は、開口152bを通って、ユーザがアクセス可能な位置に前進する。ユーザが誤って、ユーザ部152eを回転し続けると、ピンあるいはタブ156cはガイドの基端に達し、キャリアの前進は止まるようになる。化粧品ユニット154aが、ユーザがアクセス可能な位置になると、ユーザは化粧剤を塗布できる。
そして、ユーザは、第2の化粧品ユニット154bの化粧剤、例えば、口紅の化粧剤の塗布を望む。もっとも、この前に、ユーザは、化粧品ユニット154aを、固定ハウジング部152cに対して前進させたときの逆方向にユーザ部152eを回転させて、第1の化粧品ユニットを後退させておくことが好ましい。ハウジング部152eを螺旋回転させて、突出部152fと突出部156jを係合させると、螺旋回転機構部156が再び係合され、カム156gは、ユーザ部152eに対して相対的に、所定の回転位置で保持され、例えば、ユーザ部152eと一緒に回転する。もっとも、支持機構部、例えば、スリーブ156a、伸張部156bおよびピンあるいはタブ156cは、カムに対して相対的に、ガイド156i内を移動する。化粧品ユニットの先端は、開口152bを通って、保管位置に後退する。ユーザが誤って、ユーザ部152eを回転し続けると、ピンあるいはタブ156cは、ガイドの遠端に達し、キャリアの後退は止まるようになる。化粧品ユニット154aが保管位置になると同時に、ユーザは第2の化粧剤を前進させて塗ることができる。
このため、ユーザは、固定ハウジング部152cとユーザ部152dを把持して、固定ハウジング部を掴みながら、ユーザ部152dを螺旋回転させる。ハウジング部152dを螺旋回転させると、螺旋回転機構部157は係合されるが、螺旋回転機構部156は係合されない。実際、ユーザ部152eは、継手153bの構造により、ユーザ部152eと一緒に螺旋回転しないし回転もしない。
ハウジング部152dを螺旋回転させると、螺旋回転機構部157は、キャリア157bのピンあるいはタブ157fによって係合される。キャリア157bは、ユーザ部152dに対して相対的に移動する。化粧品ユニット154bの先端は、開口152bを通って、ユーザがアクセス可能な位置に前進する。ユーザが誤って、ユーザ部152dを回転し続けると、ピンあるいはタブ157fはガイドの基端に達し、キャリアの前進は止まるようになる。化粧品ユニット154bが、ユーザがアクセス可能な位置になると、ユーザは化粧剤を塗ることができる。
そして、ユーザは、化粧品塗布器の保管を望む。その準備のため、ユーザは、固定ハウジング部152cに対して、化粧品ユニット154bを前進させたときの逆方向に、ユーザ部152dを回転させて、第2の化粧品ユニットを後退させておくことが好ましい。ハウジング部152dを螺旋回転させて、螺旋回転機構部157が、突出部157に再び係合されると、前記キャリアは、ハウジング部152dに対して相対的に移動する。化粧品ユニットの先端は、開口152bを通って保管位置に後退する。ユーザが誤って、ユーザ部152dを回転し続けると、ピンあるいはタブ157fは、ガイドの遠端に達し、キャリアの前進は止まるようになる。化粧品ユニット154bが保管位置になると、ユーザは安全キャップ151で、化粧品塗布器を閉じることができる。
第1の化粧品ユニットを用いる前に、第2の化粧品ユニットが用いられる場合があることと、一方の化粧品ユニットを前進させた後、他方の化粧品ユニットを前進あるいは後退させる前に、前記一方の化粧品ユニットを後退させることを特に必要とせずに、化粧品ユニットを後退・前進できることが理解されなければならない。もっとも、先に述べた化粧品塗布器を利用すれば、ユーザは、より使い勝手が良いという経験をすることができる。
本発明の1または複数の実施形態によれば、図14aは、保管位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器200の透視正面図を示しており、図14bは、図14aの断面線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器200の断面図を示している。
ここで、「保管位置」とは、化粧品ユニットがハウジング内に後退したときを指し、「前進位置」とは、前記第2の化粧品ユニットのユーザがアクセス可能な部分が、どんな長さであってもよいが、前記ハウジングの外に延びて、ユーザが、化粧品ユニット内に含まれた化粧剤を体の上に付けることができるときを指す。
マルチユニット型化粧品塗布器200は、プラスチック、金属および/または熱可塑性エラストマ、ゴムで形成され、ブロー成形で加工され、スナップ結合機構によって組み立てられると好ましい。もっとも、他の何らかの材料、加工および/または組立方法が用いられてもよい。前記ハウジングは、高級で洗練された外観が得られるように、特定の部位を陽極酸化処理されたプラスチック材料で構成することが特に望まれている。
マルチユニット型化粧品塗布器200は、キャップ201とハウジング202を有してもよい。キャップは、可能ならば、ハウジング202の上部の大部分を覆うような大きさであると好ましい。
前記ハウジングは、複数のハウジング部材を組み立てて構成されてもよく、該ハウジングによって、実質的に長手方向に延びる内部空間が形成される。該内部空間は、第1の化粧品ユニット204a、第2の化粧品ユニット204bおよび2つの部分からなる推進機構部を収容する。前記推進機構部は、ラチェット機構部206と螺旋回転機構部207から構成される。これらは、互いに独立して係合可能であって、第1の化粧品ユニットあるいは第2の化粧品ユニットの液状部分を選択して、ユーザがアクセス可能な位置で、他方の化粧品ユニットに対して相対的に配置し、および/または、1または複数の化粧品ユニットを後退させるようになっている。
例えば、第1の化粧品ユニット204aはリップグロスなどであってもよく、該リップグロスは、液体あるいは液状材料であると好ましい。第2の化粧品ユニット204bは、口紅あるいはリップグロスなどの固体あるいは半固体であると好ましい。もっとも、第2の化粧品ユニットは、例えば、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、口紅、リップライナー、リップバーム、ブロウディファイナー、コンシーラ、ファンデーション、頬紅などの固体、半固体あるいはワックス状物質であってもよい。
化粧品ユニット204bは、長手方向に延びるチャンネル204cを有すると好ましく、前記チャンネルは、第1の化粧品ユニット204aの液状部分を通すことができる。チャンネル204cは、第2の化粧品ユニット204bを通って長手方向に延びている。また、チャンネル204cは、何らかの好適な断面形状を備えて、化粧品ユニット204aの液状部分が、妨げを受けることなく化粧品ユニット204bに対して相対的に移動できるようにしてもよい。
ハウジング202は、魅力的な形状であって、さらにユーザの手に馴染むよう人間工学的にデザインされると好ましい。人間工学的なデザインには、何らかの望ましい形であって、適切であると考えられる形が含まれる。
ハウジング202は、複数の環状部を有して構成され、スリーブ部202aを有すると好ましい。スリーブ202aは、銀シェルとして構成されて、ユーザの視覚に訴えるものであると好ましい。スリーブ部は、基端側開口202bを有し、該開口およびスリーブ部202aを通って、第1の化粧品ユニット204aおよび第2の化粧品ユニット204bの両方の液状部分を通過させるのに適している。
また、ハウジング202は、第1の化粧品ユニットに圧力が加えられる間に、液状部分を前進させるようにユーザに把持されるとともに、第2の化粧品ユニットを前進あるいは後退させている間に把持される「固定」ハウジング部202cと、第2の化粧品ユニット204bを選んで、固定ハウジング部202cに対して相対的に、前進あるいは後退させる前記螺旋回転機構の一部をなす上方ユーザ部202d、つまり、第2のユーザ部202dと、第1の化粧品ユニット204aの液状部分を選んで、固定ハウジング部202cに対して相対的に前進させる前記ラチェット機構部の一部をなす下方ユーザ部152e、つまり、第1のユーザ部152eと、を有する。スリーブ部202aは、圧入、接着、超音波溶接あるいは他の何らかの好適な方法で、固定ハウジング部202cに取り付けられ、固定ハウジング部に対して動かないようにされると好ましい。
第2のユーザ部202dと固定ハウジング部202cは、周継手あるいは局部周継手203aに接合される。継手203aは、重ね合わせによって周縁部を小さくしたもの、つまり、前記第1のユーザ部あるいは第2のユーザ部のいずれかを他方の周縁部、すなわち、前記第1のユーザ部および第2のユーザ部の他方に重ね合わせて形成されるのが好ましい。
同様に、第1のユーザ部202eと第2のユーザ部202dは、周継手あるいは局部周継手203bに接合される。継手203aは、重ね合わせによって周縁部を小さくしたもの、つまり、前記第1のユーザ部あるいは第2のユーザ部のいずれかを他方の周縁部、すなわち、前記第1のユーザ部および第2のユーザ部の他方に重ね合わせて形成されるのが好ましい。各継手内に一対のノッチと窪みを用いれば、ユーザ部および/または固定ハウジング部を直ちに組み立てることができ、取り付けを完璧に行うことができ、接合部が外れるのを確実に防止できる。
ユーザ部202eは、実質的に円筒形の胴部からなると好ましい。前記胴部によって、閉端で覆われる内部空間が形成される。化粧品塗布器200が組み立てられると、前記胴部は、開口202bから離れて配置される。前記胴部には、ラチェット機構部206(全体が図示)が備えられる。前記ラチェット機構部はピストン206aを有し、前記ピストンは、保持構造206b内に保持され、ピストン表面206cによって、容器206d内に保管された化粧品ユニット204aに作用する。
容器206dは、使用可能なスペースを最大限に利用できるように構成されると好ましく、形状を変更して横断面積を変えることができる。後述するように、螺旋回転機構部207のキャリアは、キャリア157bについて図示した構成を有してもよい。
このため、容器206dは、上部206e内にあって、利用可能な限定的な横断面を備えてもよい。容器206dは、開口を有すると好ましく、ピストンで押し込まれた液状部分を、チャンネル204cに向かわせるノズル206fを有するとより好ましい。
ユーザ部202eを回転すると、ラチェット機構部が係合されて、ピストン206aは、第1の位置から、開口202bに近付いた第2の位置まで前進する。これにより、化粧品ユニット204a内の所定量の化粧剤が、チャンネル204cを通って化粧品ユニット204bの先端に向かって流れるので、ユーザは、化粧品ユニット204aの化粧剤を単独で、あるいは化粧品ユニット204aの化粧剤と化粧品ユニット204bの化粧剤を同時に組み合わせて塗ることができる。螺旋回転機構部207と異なり、ラチェット機構部206は逆戻り出来ない。例えば、ピストンを第1の位置から第2の位置まで前進させる方向とは逆方向に、ラチェット機構部を回転させた場合、ピストンは逆戻りあるいは後退しない。
第2の化粧品ユニットを移動するために、マルチユニット型化粧品塗布器200は、螺旋回転機構部207を有する。螺旋回転機構部207は、螺旋回転機構部157と実質的に同一の構成であると好ましい。螺旋回転機構部は、好ましくは螺旋状をなして、ユーザ部202dの内壁に配置された1または複数のガイド207aと、キャリア157bと実質的に類似するキャリアから構成されると好ましい。前記キャリアは、螺旋状のガイド内を移動するときに、ユーザ部202dと固定ハウジング部202cに対して相対的に回転しながら前進あるいは後退できる。
前記キャリアは、第2の化粧品ユニット204bを横方向に支持するスリーブ部を有すると好ましく、第2の化粧品ユニット204bの底部を支持する床部を有してもよい。一体となったスリーブ部と床部によって、第2の化粧品ユニットを保持する内部空間が形成される。前記床部は、開口あるいはノズル206fと係合する開口を有すると好ましい。
また、前記キャリアは、下部を有し、前記キャリアの遠端には、ガイド207aと係合する1または複数のタブあるいはピンが備えられる。螺旋回転機構部207が組み立てられると、タブあるいはピンは、圧入あるいは他の何らかの手段を用いて、ユーザ部202d内で前記ガイドに係合される。
使用中に、ユーザは、化粧品塗布器200を保管位置から後退させてもよい。この時、化粧品塗布器は、キャップ201を取り付けて保管されると好ましい。こうすると、前記第1の化粧品ユニットは「保管」状態になって、例えば、不使用時の位置に配置され、前記第2の化粧品ユニットは保管位置に配置される。
ユーザは、キャップ201を取り除いて、前記第2の化粧品ユニットを前進させることを選ぶ。例えば、前記第1の化粧品ユニット204aは、リップグロスであってもよく、圧力をかけて液状にしてもよい。もっとも、塗布するためは、まず、前記第2の化粧品ユニットを前進させる必要がある。前記第2の化粧品ユニットは、口紅あるいはコンディショナーであってもよい。
このため、ユーザは、固定ハウジング部202cとユーザ部202dを把持して、固定ハウジング部を掴みながら、ユーザ部202dを螺旋回転させる。ハウジング部202dを螺旋回転させると、螺旋回転機構部207は係合されるが、ラチェット機構部206は係合されない。実際、ユーザ部202eは、継手203bの構成により、ユーザ部202dと一緒に螺旋回転しないし回転もしない。
ハウジング部202dを螺旋回転させると、螺旋回転機構部207は、前記キャリアのピンあるいはタブに係合される。前記キャリアは、ユーザ部202dに対して相対的に移動する。化粧品ユニット204bの先端は、開口202bを通って、ユーザがアクセス可能な位置に前進する。ユーザが誤ってユーザ部202dを回転し続けると、ピンあるいはタブは、前記ガイドの基端に達し、前記キャリアの前進は止まるようになる。化粧品ユニット204bが、ユーザがアクセス可能な位置になると同時に、ユーザは、化粧品ユニット204bの化粧剤および/または化粧品ユニット204aの化粧剤を塗ることができる。
化粧品ユニット204の化粧剤を塗布するために、ユーザは、固定ハウジング部202cとユーザ部202eを把持して、固定ハウジング部を掴みながら、ユーザ部202eを螺旋回転させる。ハウジング部202eを螺旋回転させると、ラチェット機構部206は係合されるが、螺旋回転機構部207は係合されない。実際、ユーザ部202dは、継手203bの構成により、ユーザ部202eと一緒に螺旋回転しないし回転もしない。
ラチェット機構部206が係合されると、ピストン206は容器206d内を前進して、化粧品ユニット204aの液状部分を所定量押し出す。前記液状部分は、開口あるいはノズル206fを通って容器を出てから、追加の液状材料からの圧力によって、チャンネル204cを通って、ユーザがアクセス可能な位置にある化粧品ユニット204bの先端まで前進する。その結果、ユーザは、化粧品ユニット204aの化粧剤を塗布できる。
そして、ユーザは、化粧品塗布器の保管を望む。その準備のために、ユーザは、化粧品ユニット204bを前進させたときの逆方向に、固定ハウジング部202cに対して相対的にユーザ部202dを回転させて、第2の化粧品ユニットを後退させておくことが好ましい。ハウジング部2022dを螺旋回転させると、螺旋回転機構部207が突出部に再び係合されて、キャリアはハウジング部202dに対して相対的に移動する。化粧品ユニットの先端は、開口202bを通って保管位置に後退する。ユーザが誤って、ユーザ部202dを回転し続けると、キャリアのピンあるいはタブは、ガイドの遠端に達し、キャリアの後退は止まるようになる。
ラチェット機構部の場合、化粧品ユニット204aを後退させる必要がないので、化粧品ユニット204bが保管位置に達すると同時に、ユーザは、安全キャップ151で化粧品塗布器を覆うことができる。
化粧品塗布器200の実施形態で示したように、回転式のラチェット機構部が開示されている。もっとも、ラチェット機構部206は、押しボタン機構部を有して構成されてもよいことが理解されなければならない。前記押しボタン機構部は、化粧品ユニット204aなどの化粧品ユニットを収容する容器内で、ピストンを前進させる。押しボタン式のラチェット機構部は、機構部207のような螺旋回転機構部、例えば、螺旋回転機構部157と協働するように配置されてもよい。
本発明の1または複数の実施形態によれば、図15a〜15eには、保管および閉位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器250の正面図、図15aの断面線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器の断面図、保管位置にあるが開位置にあるマルチユニット型化粧品塗布器の正面図、図15の断面線に沿ったマルチユニット型化粧品塗布器の断面図、マルチユニット型化粧品塗布器250の分解組立図がそれぞれ示される。
ここで、「保管位置」とは、化粧品ユニットがハウジング内に後退したときを指し、「前進位置」とは、前記第2の化粧品ユニットのユーザがアクセス可能な部分が、どのような長さでもよいが、前記ハウジングの外に延びて、ユーザが、化粧品ユニット内に含まれた化粧剤を体の上に付けることができるときを指す。
マルチユニット型化粧品塗布器250は、プラスチック、金属および/または熱可塑性エラストマ、ゴムで形成され、ブロー成形で加工され、スナップ結合機構によって組み立てられると好ましい。もっとも、他の何らかの材料、加工および/または組立方法が用いられてもよい。前記ハウジングは、高級で洗練された外観が得られるように、特定の部位を陽極酸化処理されたプラスチック材料で構成することが特に望まれている。
マルチユニット型化粧品塗布器250は、キャップ251とハウジング252を有してもよい。キャップは、可能ならば、ハウジング252の上部の大部分を覆うような大きさであると好ましい。キャップ251は、テーパ状のプラグ251を有し、プラグ251は、第1の化粧品ユニットの一部が運搬されるチャンネルの一部に取り付けられる。
前記ハウジングは、複数のハウジング部材を組み立てて構成されてもよく、該ハウジングによって、実質的に長手方向に延びる内部空間が形成される。該内部空間は、第1の化粧品ユニット254a、第2の化粧品ユニット254bおよび2つの部分からなる推進機構部を収容する。前記推進機構部は、押出機構部256と螺旋回転機構部257から構成される。これらは、互いに独立して係合可能であって、第1の化粧品ユニットあるいは第2の化粧品ユニットの液状部分を選択して、ユーザがアクセス可能な位置で、他方の化粧品ユニットに対して相対的に配置し、および/または、1または複数の化粧品ユニットを後退させるようになっている。
例えば、第1の化粧品ユニット254aは、リップグロスなどであってもよく、該リップグロスは、液体あるいは液状材料であると好ましい。第2の化粧品ユニット254bは、口紅あるいはリップグロスなどの固体あるいは半固体であると好ましい。もっとも、第2の化粧品ユニットは、例えば、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、口紅、リップライナー、リップバーム、ブロウディファイナー、ファンデーション、頬紅などの固体、半固体あるいはワックス状物質であってもよい。
化粧品ユニット254bは、長手方向に延びるチャンネル254cを有すると好ましく、該チャンネルは、第1の化粧品ユニット254aの液状部分を通すことができる。チャンネル254cは、第2の化粧品ユニット254bを通って長手方向に延びていて、化粧品ユニット254bを、押出機構部の運搬チューブ周りで組み立てるのに適した何らかの断面形状を有してもよい。
ハウジング252は、魅力的な形状であって、さらに、ユーザの手に馴染むよう人間工学的にデザインされると好ましい。人間工学的なデザインには、何らかの望ましい形であって、適切であると考えられる形が含まれてもよい。
ハウジング252は、第1のハウジング部252a、例えば、ユーザ部252aと、第2のハウジング部252bを有して構成されると好ましく、第2のハウジング部252bは、押し込み可能なトトル(tottle)チューブとして構成されると好ましい。これらは、組み立て時に、スナップ結合あるいは圧入により一体にできる。ハウジング部252aは、好ましくは螺旋状をなす、1または複数のガイド252cを有し、前記ガイド内では、キャリアは移動自在になっていて、化粧品ユニット254bを前進あるいは後退させる。前記ガイドは、スペース252eによって間隔を空けて配置され、コネクタをハウジング部内に受け入れることができるようになっていると好ましい。
押出機構部256は、ユーザ部252b、チューブ256aおよびコネクタ256bからなる。これらが協働することにより、化粧品ユニット254aの液状部分を、少なくとも通路256cを一部経由して、ユーザ部252bからチューブ256aの先端まで移動可能にしている。ユーザ部252bは、化粧品ユニット252aの容器として機能し、前記ユーザ部の押し出しを容易にする素材で構成されると好ましい。さらに、ユーザ部252bは、何らかの適切な形状を取ってもよく、ユーザが塗布領域に適切な圧力をかけ易くするユーザフレンドリー部252hを有すると好ましい。
ユーザ部252bは、取付機構252fを有する。取付機構252fは、コネクタに取り付けられる何らかの適切な取付機構であればよいが、コネクタ内で受け側のスクリューヘッドと対になるスクリューネジであると好ましく、1または複数の係止あるいは方向付けタブ252gを有すると好ましい。化粧品ユニット254aが、ユーザによって使い切られ、あるいは何らかの理由で使用できなかったり、適切でなかったりする場合、前記ネジ機構によって、ユーザ部252bを容易に交換できる。
通路には、開口256eに接続する前に狭められた領域256dが備えられてもよい。前記開口は、ユーザが利用しやすい角度にされた表面256f上に配置できる。通路の狭められた領域は、圧力を維持し、および/または、過度の量の空気が化粧品ユニットに達するのを防ぐのに役立つ。
ユーザ部252aとコネクタ256bによって、周継手あるいは局所周継手253が形成されると好ましい。継手253は、一対の窪みとノッチを有して形成されると好ましく、これらによって、ユーザ部252aあるいはコネクタ256bのいずれか一方が、他方に対して相対的に回転しながら移動できるようになっている。例えば、コネクタ256bは、全周ノッチあるいは局所周ノッチ256fと、ユーザ部252a内にあって、該ノッチに対応する窪み252hから構成できる。継手内に一対のノッチと窪みを用いれば、ユーザ部を直ちに組み立てることができ、取り付けを完璧に行うことができ、接合部が外れるのを確実に防止できる。
螺旋回転機構部257は、キャリア258を被覆可能な大きさのスリーブ255と、キャリアと、ユーザ部252aから構成される。前記スリーブは、上方スリーブ部255aを有し、該上方スリーブ部は、銀シェルとして構成されて、ユーザの視覚に訴えるものであるのが好ましい。上方スリーブ部255aは、開口255bを有していて、該開口を通して、第1の化粧品ユニット154aと第2の化粧品ユニット254bの両方を通過させるのに適している。
ユーザがユーザ部252bを押し出すと、一定量の化粧剤がユーザ部から吐出され、圧力によって、コネクタと通路を通って表面256fまで移動するので、ユーザは化粧剤を塗ることができる。
スリーブ255は、下方スリーブ部255cを有し、下方スリーブ部255c内には、1または複数の長手方向に延びるガイド255dが配置される。長手方向に延びる各ガイドは、1または複数の絞り部255eを有すると好ましい。前記絞り部はガイド255dの各端部に配置され、前記絞り部によって、ガイドの幅が狭められて、係止構造255fの始点が形成される。
スリーブ255は、開口255iを備えたカラー255gを有し、開口255iは、コネクタ256b上の突出部256iに載置される。そのため、スリーブとコネクタ256bは、例えば、ユーザ部252bに回転可能に接合されるので、ユーザ部252を螺旋回転させると、ユーザ部252bに対して、第2の化粧品ユニットを保持するキャリアを相対的に前進あるいは後退させることができる。
キャリア258は、上部258aを有する細長い構造、つまり円筒構造をなして構成されるように置き換えられて、スリーブ255内に収容される。上部258aは、1または複数のガイド258bを備えていて、ガイド258bは、摩擦によって化粧品ユニット254bと係合する内壁上に配置される。1または複数のピンあるいはタブ258cは、下部258d上に備えられ、ガイド255eおよびガイド252cと係合するのに十分な大きさを有する。
使用中に、ユーザは、化粧品塗布器250を保管位置から後退させることができ、この時に、第2の化粧品ユニットは、保管位置に配置される。ここで、化粧品塗布器は、キャップ251を取り付けるとともに、プラグ251aを開口256eに差し込んで、確実に保管されると好ましい。
例えば、化粧品ユニット254bが口紅の場合、ユーザは、まず、化粧品ユニット254bを選んで、唇に塗ることができる。ユーザは、後退していた化粧品ユニット254bを前進させる。ユーザが、ユーザ部252bを把持してユーザ部252aを螺旋回転させると、キャリア258が、ガイド255eの基端に達するまで、ガイド255eおよび252c内を移動する。このとき、運搬ピンに加わる力は、係止構造255fの係止力を上回まっている。前記運搬ピンは、最初はスリーブガイド255d内の係止位置に配置されている。このため、ユーザは、最初に僅かに大きな力を加える必要があるので、化粧品塗布器の内部機構が、ユーザが加える力に応じて作動していることを確認できる。ユーザ部252aを逆向きに回転すれば、化粧品ユニット254bを後退できる。化粧品ユニット254bを後退させる逆動作の場合、係止動作によって確認しながら、位置決めを確実に行うことができる。
次に、ユーザは、ユーザ部252bを押し込んで、第1の化粧品ユニットの液状部分を、開口256eを通って露出させれば、第1の化粧品ユニットも利用できる。
上記の開示は、当業者によって、他の複数の実施形態にまで及ぶように適用され、そのような実施形態が、特に、本発明に包含されるように意図されていることを理解する必要がある。例えば、マルチユニット型化粧品塗布器は、1または複数の滑動機構部を、1または複数の螺旋回転機構部および/またはラチェット機構部と組み合わせて構成することもできる。同様に、1または複数のラチェット、押しボタン、および押出機構部を、1または複数の方法で、マルチユニット型化粧品塗布器内で組み合わせることもできる。
以下の特許公報および特許出願公報、つまり、米国特許出願公報第2005/0100388号明細書、米国特許第6,543,458号明細書および米国特許第6,497,524号明細書の内容は、全ての目的のために、参照されてここに包含される。

Claims (16)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容された、第1の化粧剤を含む第1の化粧品ユニットと、
    前記ハウジング内に収容された、第2の化粧剤を含む第2の化粧品ユニットと、を備え、
    前記ハウジングは、端部に開口を1つ有するとともに、
    前記各化粧品ユニットは、前記各化粧保管位置から前進位置まで、前記端部の1つの開口を通して、独立して移動、前記各化粧を前記前進位置においてユーザがアクセス可能な位置に置く手段を有する、マルチユニット型化粧品塗布器。
  2. 前記各手段は、螺旋回転機構部を有する、請求項1に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  3. 各螺旋回転機構部は、前記各化粧を他の化粧に対して相対的に前進させるガイドを有する、請求項2に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  4. 前記各ガイドは、螺旋形状をなす、請求項3に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  5. 前記手段の一方に螺旋回転機構部を有し、前記手段の他方にラチェット機構部を有する、請求項1に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  6. 前記ラチェット機構部は、ピストンと、前記第1の化粧を保管する容器を有する、請求項5に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  7. 前記ピストンは、前記容器から、前記第1の化粧の一部を押圧する、請求項6に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  8. 前記手段の一方に押出機構部を有し、前記手段の他方に螺旋回転機構部を有する、請求項1に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  9. 前記押出機構部は、トトル(tottle)チューブを有する、請求項に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  10. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容された第1の化粧品ユニットと、
    前記ハウジング内に収容され、チャネルを有する第2の化粧品ユニットと、を備え、
    前記ハウジングは、開口を有するとともに、
    前記各化粧品ユニットは、前記各化粧品ユニットを互いに独立して移動させることができて、前記各化粧品ユニットを保管位置から前進位置まで移動させて、前記各化粧品ユニットを前記前進位置においてユーザがアクセス可能な位置に置く手段を備え、
    前記手段の一方は螺旋回転機構部を有し、前記手段の他方は前記第1の化粧品ユニットを保管する容器と前記容器から前記第1の化粧品ユニットの一部を押圧するピストンとを備えたラチェット機構部を有し、
    記容器から押圧された前記第1の化粧品ユニットの一部は、前記第2の化粧品ユニットのチャンネルを通って、前記ユーザがアクセス可能な位置に運ばれる、マルチユニット型化粧品塗布器。
  11. ハウジングと、
    前記ハウジング内に収容された第1の化粧品ユニットと、
    前記ハウジング内に収容された第2の化粧品ユニットと、を備え、
    前記ハウジングは、開口を有するとともに、
    前記各化粧品ユニットは、前記各化粧品ユニットを互いに独立して移動させることができて、前記各化粧品ユニットを保管位置から前進位置まで移動させて、前記各化粧品ユニットを前記前進位置においてユーザがアクセス可能な位置に置く手段を備え、
    前記手段の一方はチャンネル内に配置された細長いチューブを備えた押出機構部を有し、前記手段の他方は螺旋回転機構部を有し、
    記チャンネルは、前記螺旋回転機構部によって移動される前記化粧品ユニット内に備えられる、マルチユニット型化粧品塗布器。
  12. プラグを有するキャップが備えられ、
    前記プラグは、前記細長いチューブ内の開口を封止する、請求項11に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  13. それぞれの化粧品ユニットの前記化粧剤は、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、口紅、リップライナー、リップバーム、頬紅、ファンデーション、ブロウディファイナー、コンシーラ、スキントリートメント、美容液、ローション、溶液、日焼け止め剤、自己日焼け剤、着色促進剤の内の一つを含む、請求項1乃至12のいずれか1項に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  14. 前記化粧品ユニットは、つや促進特性、膜形成特性、抗発汗特性を有する薬剤あるいは加湿特性を有する薬剤をさらに含む、請求項13に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  15. 前記ラチェット機構部と協働する前記化粧品ユニットには、ゲル構造および液体構造の内の一方の化粧剤が含まれる、請求項5乃至7、10のいずれか1項に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
  16. 前記押出機構部と協働する前記化粧品ユニットには、ゲル構造および液体構造の内の一方の化粧剤が含まれる、請求項8、、11、12のいずれか1項に記載のマルチユニット型化粧品塗布器。
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