JP6877863B2 - 配合物製品を収容するためのケース、そうしたケースを備えた化粧用ツール、および、そうした化粧用ツールを製造するための方法 - Google Patents

配合物製品を収容するためのケース、そうしたケースを備えた化粧用ツール、および、そうした化粧用ツールを製造するための方法 Download PDF

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Description

本発明は、リップスティック等の配合物製品を収容するためのケースに関する。本発明はまた、そうしたケースを含む化粧用ツールに関する。さらに、本発明は、そうした化粧用ツールを製造するための方法に関する。
現在、化粧用ツールの一種である、さまざまなリップステックパッケージングが、市場に存在する。こうしたパッケージングは、さまざまな外観を呈するが、それらの内部構造は、それらがリップスティックを上下動させるためのスパイラル機構を含むという点において、基本的に類似している。
そうしたスパイラル機構の製造コストは、年々、最適化されてきている。しかし、その部品数の多さおよび組立ての煩雑さが理由で、現在のレベルよりも著しく低いコストにてスパイラル構造を提供することは、不可能なままである。したがって、スパイラル機構を含むパッケージングは、エマージングマーケットには適していない。言い換えれば、そうしたパッケージングを、販売のために採用することはともかく、試供品のために採用することは、コスト的に困難である。
この問題に関して、いくつかの解決策が知られている。例えば、一度きりの使用を意図したリップステックパッケージングが存在しており、これは、簡便な解決策を提供する。しかしながら、そうしたパッケージングは、販売を意図した実際の製品に比べて、非常に安物に見えるため、不利である。複数回の使用を意図したリップステックパッケージングという形式での別の簡便な解決策も存在しており、このパッケージングは良好な外観を有する。しかしながら、この種の複数回使用可能なパッケージングは、少なくとも2つの部品から構成されており、したがって、比較的複雑な構造を有する。このため、このパッケージングは、エマージングマーケットにおいて優位性が乏しい。
さらなる従来型の化粧用ツールは、以下の文献において開示されている。
特許文献1は、ベース部材と、このベース部材に対して回動可能に連結された一対のカバーと、を含むコンパクトケースを開示している。このケースは、多数の部品から構成されており、したがって、複雑な構造を有する。特許文献2は、2枚の蓋が僅かに開いている間に、カップ上のスライダーがブレットをスライドさせるパッケージングを開示している。このパッケージングもやはり、スライディング機構を含んでおり、したがって、その構造が複雑である。特許文献3は、互いに回動可能に連結された2つのパイプを含むリップスティックホルダーを開示している。特許文献4は、いずれもスパイラル機構を有する2つのボディ間にヒンジを含むデュアルリップステックパッケージングを開示している。
米国特許第7014045号明細書 国際公開第01/01815号パンフレット 米国特許第1758303号明細書 中国特許出願公告第203121432号明細書
本発明の課題は、従来技術の欠点を改善または解消するために、配合物製品を収容するための新規なケース、そうしたケースを含む新規な化粧用ツール、例えば、メークアップツール、および、そうした化粧用ツールを製造するための新規な方法を提供することである。
上述した課題を達成するために、本発明の一実施形態は、配合物製品を収容するためのケースであって、配合物製品を支持するためのベース部分と、内面および外面を有し、ベース部分から延在する第1のシェル部分と、内面および外面を有し、第1のシェル部分が延在する位置とは異なる位置において、ベース部分から延在する第2のシェル部分と、ベース部分と第1のシェル部分との間に配置された第1のヒンジ部分と、ベース部分と第2のシェル部分との間に配置された第2のヒンジ部分と、を含むケースを提供する。本発明によれば、第1のシェル部分の内面と、第2のシェル部分の内面とが互いに向き合う完全な閉ポジションにおいては、第1のシェル部分および第2のシェル部分は、ベース部分によって支持されることになる配合物製品を取り囲むことができる。また、第1のシェル部分および第2のシェル部分は、それらの外面が互いに向き合う完全な開ポジションまで、ベース部分に対して、回動させられ、すなわち、折り曲げられ得る。好ましくは、ケースは、第1のシェル部分、第1のヒンジ部分、ベース部分、第2のヒンジ部分、および第2のシェル部分が順に連続的に連結されたシングルピースとして、一体成形によって形成される。
本発明の一実施形態に係る化粧用ツールは、上記ケースと、常温で固形である配合物から形成されたスティック状の配合物製品と、を含む。スティック状の配合物製品は、ケースのベース部分によって支持された状態で、ケース内に収容される。
本発明に係る、化粧用ツールを製造するための方法は、好ましくは、一体成形によって、ケースを提供するステップと、得られたケースのベース部分の上に、スティック状の配合物製品を取り付けるステップと、を含む。別の実施形態においては、本発明に係る、化粧用ツールを製造するための方法は、好ましくは、一体成形によって、ケースを提供するステップと、得られたケースのベース部分の上に、常温で固形である配合物を射出し、固化させて、スティック状の配合物製品を形成するステップと、を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、配合物製品を収容するためのケースは、ケースを構成する部分が順に連続的に連結されたシングルピースとして形成される。本発明に係るケース、および、このケースを含む、本発明に係る化粧用ツールは、複数の個別のコンポーネントを組み合わせることによって得られる従来品に比べて、単純な構造を有し、コンパクトであり、安価なコストで提供することができる。したがって、本発明に係る化粧用ツールは、エマージングマーケットに適しており、または、言い換えれば、コスト的に試供品のために採用され得る。
さらに、化粧用ツールの使用時には、ユーザは、ケースの2つのシェル部分を回動させる、すなわち、折り曲げるだけの簡単な操作で、ケース内に収容された配合物製品を露出させることができる。したがって、本発明に係る化粧用ツールは、非常に使いやすい。さらに、化粧用ツールの使用後、ユーザは、2つのシェル部分を、使用時とは反対の方向に回動させるだけで、配合物製品の適切な保管状態を実現することができる。したがって、ユーザは、本発明に係る化粧用ツールを、衛生的に保管し、または簡単に持ち運ぶことができる。
配合物製品(または、配合物製品を構成するための配合物)としては、リップスティック、リップバーム、コンパクトファンデーション、石鹸、体臭防止剤/制汗剤スティック、固形香水、ヘアワックス、頬紅、コンシーラー、アイシャドウ、アイライナー、コール、および、固形であって、常温で塗布可能な任意の他の製品を含む、さまざまな物質が挙げられ得るが、これらに限定されるわけではない。さらに、配合物製品は、ヘアケア製品およびスキンケア製品を含む。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1のシェル部分および第2のシェル部分は、それらの形状に関して、対称であってもよい。ただし、第1のシェル部分および第2のシェル部分が、それらの形状に関して、非対称である実施形態も、実施され得る。
本発明の好ましい実施形態によれば、ベース部分は、配合物製品の一端部を収容することができるカップ形状を有していてもよい。このカップの内部空間の断面形状、および、したがって、配合物製品の断面形状としては、涙滴形、円形、楕円形、三角形、四角形、五角形以上の多角形、星形等などの、さまざまな形状が挙げられ得るが、これらに限定されない。これらの形状を取り得る理由は、本発明に係る化粧用ツールが、有利なことに、配合物製品の断面形状を制限する機構、特に、スパイラル機構を有しないからである。さらに、ベース部分がカップ形状を有する場合、ベース部分は、配合物製品の一端部と係合する、少なくとも1つのリブ、好ましくは、複数のリブを含み得る。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1のシェル部分および第2のシェル部分は、第1のシェル部分および第2のシェル部分が第1のヒンジ部分および第2のヒンジ部分と接する端部と反対側の端部に、第1のシェル部分および第2のシェル部分が不意に開くことを抑止するための、凹凸係合機構などのロック機構を有し得る。
本発明の好ましい実施形態によれば、第1のヒンジ部分および第2のヒンジ部分は、ベース部分ならびに第1のシェル部分および第2のシェル部分を構成する材料とは異なる材料からなっていてもよい。例えば、第1のヒンジ部分および第2のヒンジ部分は、ゴムから、またはベース部分ならびに第1のシェル部分および第2のシェル部分を構成する材料よりも柔らかいプラスチックから構成されてもよい。この実施形態は、例えば、二重射出によって実現され得る。
本発明の好ましい実施形態によれば、ベース部分は、配合物製品を2つ以上、同時に支持し得る。例えば、ベース部分は、配合物製品を支持するためのカップを2つ以上有していてもよい。
別の実施形態によれば、本発明は、上記ケースと、配合物およびこの配合物が担持されるスティックボディを含むスティック状の配合物製品と、を含む化粧用ツールであって、スティック状の配合物製品が、ケースのベース部分によって支持された状態で、ケース内に収容される、化粧用ツールを提供する。本発明は、さらに、この化粧用ツールを製造するための方法であって、好ましくは、一体成形によって、ケースを提供するステップと、スティックボディにおいて配合物を担持することによって、例えば、スポンジ、フェルト等などの吸収性材料からなるスティックボディを液状の配合物に浸漬することによって、スティック状の配合物製品を提供するステップと、ケースのベース部分の上に、得られたスティック状の配合物製品を取り付けるステップと、を含む方法を提供する。
さらなる実施形態によれば、本発明は、上記ケースと、常温で固形である配合物から形成された配合物製品と、を含む化粧用ツールであって、ケースのベース部分が、スティック状領域を有し、配合物製品が、スティック状領域の表面上に支持された状態で、ケース内に収容される、化粧用ツールを提供する。本発明は、さらに、この化粧用ツールを製造するための方法であって、好ましくは、一体成形によって、そのベース部分がスティック状領域を有するケースを提供するステップと、ベース部分のスティック状領域の表面上に、常温で固形である配合物を担持することによって、配合物製品を形成するステップと、を含む方法を提供する。
本発明は、添付図面を参照しながら、本発明の非限定的で、代表的な実施形態についての以下の説明を精読することによって、より良く理解できるであろう。
ケースが完全な開ポジションにある、本発明に係る化粧用ツールの一実施形態の斜視図である。 ケースが完全な閉ポジションにある状態における、図1に示す化粧用ツールを示す図である。 図2に示すポジションから図1に示すポジションへと、または、その逆へと、移行する途中の状態における化粧用ツールを示す図である。 ケースが製造直後の状態にある、図1〜図3に示す化粧用ツールを構成するケースの斜視図である。 図4のX-X線に沿った、ケースの断面図である。 図5の円A部分の拡大図である。 図4〜図6に示すケースのベース部分の平面図である。 本発明に係る化粧用ツールの代替実施形態の斜視図である。 製造途中の状態における、本発明に係る化粧用ツールの別の代替実施形態を示す図である。 製造途中の状態における、本発明に係る化粧用ツールのさらなる代替実施形態を示す図である。
図1から図7は、本発明に係る化粧用ツールおよびケースの一実施形態を示している。これらの図面に示されている化粧用ツール1は、ケース10と、常温で固形である配合物から形成されたスティック状の配合物製品20と、を含む。以下で、さらに詳しく説明するように、ケース10は、配合物製品20を支持するためのベース部分11と、このベース部分11から延在する第1のシェル部分12および第2のシェル部分13と、を含んでいる。
ケース10が完全な閉ポジション(すなわち保管状態)にある、図2に示す状態では、配合物製品20は、ベース部分11によって支持された状態で、ケース10内に収容される。ユーザが配合物製品20を唇に塗布しようとする場合、ユーザは、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13を、ベース部分11に対して、図3に実線で示す状態を経て、図3にS1で示す位置まで約180度、回動させ、すなわち、折り曲げる。この結果、最終的に、化粧用ツール1は、図1に示すように用いられ得る状態となる。この状態では、ユーザは、互いに重なり合ったシェル部分12および13を同時に把持して、化粧用ツール1を操作することができる。使用後は、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、ベース部分11に対して、図3にS1で示す位置から、図3に実線で示す状態を経て、図3にS2で示す位置まで回動させられる。
この実施形態では、配合物製品20を構成する配合物はリップペイントであり、したがって、配合物製品20はリップスティックである。しかしながら、リップスティックに加えて、配合物製品(または、配合物製品を構成するための配合物)としては、リップバーム、コンパクトファンデーション、石鹸、体臭防止剤/制汗剤スティック、固形香水、ヘアワックス、頬紅、コンシーラー、アイシャドウ、アイライナー、コール、および、常温で固形であって塗布可能な任意の他の製品を含む、さまざまな物質が挙げられ得る。
図4は、配合物製品20を収容するケース10を、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13が曲げ加工される前の状態で、言い換えれば、ケース10が好ましくは一体成形によって製造された直後の状態で示している。上述したように、また、以下でさらに説明するように、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13を、それらが共同でベース部分11を覆い隠すように回動させることによって、または、言い換えれば、それらをベース部分11に対して図4で上向きに折り曲げることによって、ケース10は、図2に示す閉じた状態となる。
ケース10は、その断面を示す図5から分かるように、上述したベース部分11ならびに第1のシェル部分および第2のシェル部分13に加えて、ベース部分11と第1のシェル部分12との間に配置された第1のヒンジ部分14と、ベース部分11と第2のシェル部分13との間に配置された第2のヒンジ部分15と、を含む。第1のシェル部分12は、内面12aおよび外面12bを有している。一方、第1のシェル部分12が延在する位置とは異なる位置において、ベース部分11から延在する第2のシェル部分13もまた、内面13aおよび外面13bを有している。本実施形態では、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、それらの形状に関して、対称である。しかしながら、これは必須ではなく、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、それらの形状に関して、非対称であってもよい。
ケース10の一部の拡大図である図6から最もよく分かるように、第1のヒンジ部分14および第2のヒンジ部分15は、ベース部分11と、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13との間の接続部分を薄肉状にすることによって得られるものである。第1のヒンジ部分14は、第1のシェル部分12がベース部分11に対して容易に折り曲げられ得るように、ベース部分11と第1のシェル部分12とを連結する。一方、第2のヒンジ部分15もまた、第2のシェル部分13がベース部分11に対して容易に折り曲げられ得るように、ベース部分11と第2のシェル部分13とを連結する。
ケース10は、第1のシェル部分12と、第1のヒンジ部分14と、ベース部分11と、第2のヒンジ部分15と、第2のシェル部分13とが、順に連続的に連結されたシングルピースとして、好ましくは一体成形(例えば、射出成形)によって、形成される。この実施形態では、ケース10は、ポリプロピレンを用いて製造されるが、別の適当な材料も採用され得る。
上述したように構成されたケース10においては、第1のヒンジ部分14および第2のヒンジ部分15の存在によって、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、第1のシェル部分12の内面12aと、第2のシェル部分13の内面13aとが互いに向き合う完全な閉ポジションにおいて、ベース部分11によって支持される配合物製品20を完全に取り囲むことができる。このため、ユーザは、配合物製品20を衛生的に保管し、または簡単に持ち運ぶことができる。さらに、上述したように、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、第1のヒンジ部分14および第2のヒンジ部分15の存在によって、図1に示す、それぞれの外面12bおよび外面13bが互いに向き合う完全な開ポジションまで、ベース部分11に対して回動させられることが、すなわち、折り曲げられることが可能である。
ベース部分11は、配合物製品20の一端部を収容することができるカップ形状を有する。本実施形態では、配合物製品20は、涙滴形の断面形状を有しているため、ベース部分11のカップ状内部空間の断面形状もまた、涙滴形を有している。さらに、ベース部分11は、図7から分かるように、複数のリブ11aを含む。これらのリブ11aは、配合物製品20の一端部と係合し、これによって、配合物製品20が回転すること、または脱落することを防止する。本実施形態では、リブ11aは、三角形状であるが、リブ11aは、いかなる形状を有していてもよい。
第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、それらの自由端部に、または、言い換えれば、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13が第1のヒンジ部分14および第2のヒンジ部分15と接する端部と反対側の端部に、ロック機構16を有している。このロック機構16は、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13が不意に開くことを抑止する。本実施形態では、このロック機構16は、凹凸係合機構として実現されている。さらに詳しく言うと、ロック機構16は、第1のシェル部分12の端面に形成されたくぼみ17と、このくぼみ17と係合し得る突起18aを有する爪18と、から構成される。爪18は、第2のシェル部分13の端面において、第2のシェル部分13と一体的に形成される。爪18の突起18aがくぼみ17と係合した状態では、ケース10は、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13が開くことができないようにロックされる。
化粧用ツール1を製造する際には、まず、ケース10が、好ましくは、一体成形によって、特に、射出成形によって提供される。製造直後の状態では、図4および図5に示すように、ケース10の第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、ベース部分11を間に挟んで、一直線上に並んでいる。続いて、得られたケース10のベース部分11に対して、スティック状の配合物製品20、すなわち、リップスティックが、例えば、圧入によって、取り付けられる。最後に、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13は、ベース部分11に対して上向きに、または、言い換えれば、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13によって配合物製品20が取り囲まれるように、曲げ加工される。これによって、図2に示す状態の化粧用ツール1が得られる。
化粧用ツール1は、代替方法によっても製造することができる。この方法においても、まず、ケース10が、好ましくは、一体成形によって、提供される。続いて、得られたケース10のベース部分11の上に、高温で液状化された(常温では固形である)配合物、すなわち、リップペイントが射出され、その後、固化されて、スティック状の配合物製品20が形成される。この後、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13が曲げ加工されて、図2に示す状態の化粧用ツール1が得られる。
一実施形態では、ベース部分11と、第1のシェル部分12および第2のシェル部分13と、第1のヒンジ部分14および第2のヒンジ部分15とが、全て同じ材料、特にポリプロピレンから構成される。しかしながら、第1のヒンジ部分14および第2のヒンジ部分15は、ベース部分11ならびに第1のシェル部分12および第2のシェル部分13を構成する材料とは異なる材料から構成されてもよい。そうした実施形態では、ケース10は、例えば、一体成形の一種である二重射出を用いて製造される。さらに詳しく言うと、第1のヒンジ部分14および第2のヒンジ部分15は例えば、ゴムから、またはベース部分11ならびに第1のシェル部分12および第2のシェル部分13を構成する材料よりも柔らかいプラスチックから構成される。
本発明に係る化粧用ツールの代替実施形態においては、ケースのベース部分は、複数の配合物製品を同時に支持することができるように構成されてもよい。図8は、こうした「マルチアプリケータ」タイプの化粧用ツール101を示している。図8に示すように、ベース部分110は、第1の領域110aおよび第2の領域110bと、第1の領域および第2の領域を互いに接続する第3のヒンジ部分110cと、を含む。これらの部分110a〜110cは、連続的に連結されている。第1の領域110aおよび第2の領域110bには、異なる種類の2つの配合物製品120が、例えば、色合いの異なる2本のリップスティックが、それぞれ取り付けられる。
続いて、図9を参照して、本発明に係る化粧用ツールの別の代替実施形態について説明する。図9は、この代替実施形態を、製造途中の状態で示している。図9に示すように、化粧用ツール201は、好ましくは、一体成形によってシングルピースとして形成されたケース210と、このケース210のベース部分211に対して取り付けられるスティック状の配合物製品220と、を含む。ケース210は、先に説明したものと実質的に同じであってもよい。この化粧用ツール201においては、スティック状の配合物製品220は、ケース210のベース部分211によって支持された状態で、最終的に、ケース210内に収容される。
この代替実施形態では、スティック状の配合物製品220は、配合物と、この配合物を担持するスティックボディ222と、から構成される。さらに詳しく言うと、スティックボディ222は、スポンジなどの吸収性材料から構成されており、配合物は、このスティックボディ222に含浸させられている。この代替実施形態は、特に、ファンデーションまたはアイシャドウ等の配合物製品に適している。スティックボディ222は、スポンジに加えて、例えば、ブラシ、フェルトチップ、またはフロックドチップから構成することができる。ただし、常温で液状の配合物を収容する場合には、常温で固形の配合物から構成される配合物製品を収容する場合と比較して、ケース210には高い密封性が要求されるであろう。
図9に示す化粧用ツール201の製造の際には、まず、ケース210が、好ましくは、一体成形によって、提供される。続いて、スティックボディ222において配合物を担持することによって、例えば、常温で液状の配合物中にスティックボディ222を沈めることによって、または、高温で液状化された配合物中にスティックボディ220を沈め、その後、それを冷却し固化させることによって、スティック状の配合物製品220が形成される。続いて、ケース210のベース部分211に対して、上述したように得られたスティック状の配合物製品220が取り付けられる。最後に、第1のシェル部分212および第2のシェル部分213が曲げ加工されて、配合物製品220を収容する化粧用ツール201が得られる。
続いて、図10を参照して、本発明に係る化粧用ツールのさらなる代替実施形態について説明する。図10は、この代替実施形態を、製造途中の状態で示している。図10に示す化粧用ツール301は、好ましくは、一体成形によって、シングルピースとして形成されたケース310と、常温で固形である配合物から形成された配合物製品320(図10では仮想線で示している)と、を含む。しかしながら、先に説明した実施形態とは異なり、この代替実施形態では、ケース310のベース部分311は、図10から分かるように、スティック状領域311aを含む。配合物製品320は、このスティック状領域311aの表面上に支持された状態で、最終的に、ケース310内に収容される。
図10に示す化粧用ツール301の製造の際には、まず、ベース部分311がスティック状領域311aを有するケース310が、好ましくは一体成形によって、提供される。続いて、スティック状領域311aの表面上に、浸漬、吹き付け、または何らかの他の方法によって、常温では固形である配合物を担持させることによって、配合物製品320が形成される。最後に、第1のシェル部分312および第2のシェル部分313が曲げ加工されて、配合物製品320を収容する化粧用ツール301が得られる。
図面を参照して、本発明のさまざまな実施形態を説明してきたが、本発明は、これらの実施形態には限定されない。上記実施形態のさまざまな特徴は、そうした組合せが原理的に可能である限り、互いに組み合わせられ得る。当業者にとって、さまざまな修正、変更、および他の実施形態は、明らかである。そうした修正、変更、および他の実施形態の全ては、本発明の範疇に包含される。
1 化粧用ツール
10 ケース
11 ベース部分
11a リブ
12 第1のシェル部分
12a 内面
12b 外面
13 第2のシェル部分
13a 内面
13b 外面
14 第1のヒンジ部分
15 第2のヒンジ部分
16 ロック機構
17 くぼみ
18 爪
18a 突起
20 配合物製品
101 化粧用ツール
110 ベース部分
110a 第1の領域
110b 第2の領域
110c 第3のヒンジ部分
120 配合物製品
201 化粧用ツール
210 ケース
211 ベース部分
212 第1のシェル部分
213 第2のシェル部分
220 配合物製品
222 スティックボディ
301 化粧用ツール301
310 ケース
311 ベース部分
311a スティック状領域
312 第1のシェル部分
313 第2のシェル部分
320 配合物製品

Claims (12)

  1. 配合物製品(20)を収容するためのケース(10)であって、
    前記配合物製品(20)を支持するためのベース部分(11)と、
    内面(12a)および外面(12b)を有し、前記ベース部分(11)から延在する第1のシェル部分(12)と、
    内面(13a)および外面(13b)を有し、前記第1のシェル部分(12)が延在する位置とは異なる位置において、前記ベース部分(11)から延在する第2のシェル部分(13)と、
    前記ベース部分(11)と前記第1のシェル部分(12)との間に配置された第1のヒンジ部分(14)と、
    前記ベース部分(11)と前記第2のシェル部分(13)との間に配置された第2のヒンジ部分(15)と、
    を備え、
    前記第1のシェル部分(12)の前記内面(12a)と、前記第2のシェル部分(13)の前記内面(13a)とが互いに向き合う完全な閉ポジションにおいて、前記第1のシェル部分(12)および前記第2のシェル部分(13)は、前記ベース部分(11)によって支持されることになる前記配合物製品(20)を取り囲むことができ、
    前記第1のシェル部分(12)および前記第2のシェル部分(13)は、それらの外面(12b、13b)が互いに向き合う完全な開ポジションまで、前記ベース部分(11)に対して、回動させることができ、
    前記ケース(10)は、前記第1のシェル部分(12)、前記第1のヒンジ部分(14)、前記ベース部分(11)、前記第2のヒンジ部分(15)、および前記第2のシェル部分(13)が順に連続的に連結されたシングルピースとして、一体成形によって形成されたものであり、
    前記第1および第2のヒンジ部分(14、15)は、前記ベース部分(11)ならびに前記第1および第2のシェル部分(12、13)を構成する材料とは異なる材料から構成される、ケース(10)。
  2. 前記ベース部分(11)は、前記配合物製品(20)の一端部を収容することができるカップ形状を有する、請求項1に記載のケース(10)。
  3. 前記ベース部分(11)は、前記配合物製品(20)の一端部と係合する、少なくとも1つのリブ(11a)を含む、請求項2に記載のケース(10)。
  4. 前記第1のシェル部分(12)および前記第2のシェル部分(13)は、前記第1のシェル部分(12)および前記第2のシェル部分(13)が前記第1のヒンジ部分(14)および前記第2のヒンジ部分(15)と接する端部と反対側の端部に、前記第1のシェル部分(12)および前記第2のシェル部分(13)が不意に開くことを抑止するためのロック機構(16)を有する、請求項1から3のいずれか一項に記載のケース(10)。
  5. 前記ベース部分(110)は、前記配合物製品(120)を2つ以上、同時に支持することができる、請求項1から4のいずれか一項に記載のケース(101)。
  6. 化粧用ツール(1)であって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のケース(10)と、
    常温で固形である配合物から形成されたスティック状の配合物製品(20)と、
    を備え、
    前記スティック状の配合物製品(20)は、前記ケース(10)の前記ベース部分(11)によって支持された状態で、前記ケース(10)内に収容される、
    化粧用ツール(1)。
  7. 請求項6に記載の化粧用ツール(1)を製造するための方法であって、
    体成形によって、前記ケース(10)を提供するステップと、
    得られた前記ケース(10)の前記ベース部分(11)に対して、前記スティック状の配合物製品(20)を取り付けるステップと、
    を含む、方法。
  8. 請求項6に記載の化粧用ツール(1)を製造するための方法であって、
    体成形によって、前記ケース(10)を提供するステップと、
    得られた前記ケース(10)の前記ベース部分(11)の上に、常温で固形である配合物を射出し、固化させることによって、前記スティック状の配合物製品(20)を形成するステップと、
    を含む、方法。
  9. 化粧用ツール(201)であって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のケース(210)と、
    配合物、および前記配合物を担持するスティックボディ(222)を含む、スティック状の配合物製品(220)と、
    を備え、
    前記スティック状の配合物製品(220)は、前記ケース(210)の前記ベース部分(211)によって支持された状態で、前記ケース(210)内に収容される、
    化粧用ツール(201)。
  10. 請求項9に記載の化粧用ツール(201)を製造するための方法であって、
    体成形によって、前記ケース(210)を提供するステップと、
    前記スティックボディ(222)において前記配合物を担持することによって、前記スティック状の配合物製品(220)を提供するステップと、
    提供された前記ケース(210)の前記ベース部分(211)に対して、提供された前記スティック状の配合物製品(220)を取り付けるステップと、
    を含む、方法。
  11. 化粧用ツール(301)であって、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のケース(310)と、
    常温で固形である配合物から形成された配合物製品(320)と、
    を備え、
    前記ケース(310)の前記ベース部分(311)は、スティック状領域(311a)を含み、前記配合物製品(320)は、前記スティック状領域(311a)の表面上に支持された状態で、前記ケース(310)内に収容される、
    化粧用ツール(301)。
  12. 請求項11に記載の化粧用ツール(301)を製造するための方法であって、
    前記ベース部分(311)が前記スティック状領域(311a)を含む前記ケース(310)を一体成形によって提供するステップと、
    前記ベース部分(311)の前記スティック状領域(311a)の表面上に、常温で固形である前記配合物を担持することによって、スティック状の配合物製品(320)を形成するステップと、
    を含む、方法。
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