JP5318787B2 - 軌道車両の分岐装置 - Google Patents

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Description

本発明はゴムタイヤ式の走行輪によって軌道上を走行する軌道車両の分岐装置に関するものである。
軌道が分かれる軌道分岐部分で、車両を両側軌道のうち選択された側に案内する技術として、特許文献1に示されているように、軌道側に浮沈式の案内レール、車両側に分岐案内輪をそれぞれ設け、選択側の案内レールを上昇、非選択側の案内レールを下降させることにより、分岐案内輪を上昇側の案内レールに接触させて選択側軌道に導く技術が公知である。
この公知技術では、案内レールを昇降させるレール昇降機構として、軌道側に比較的長いアームを、一端が支点、他端が作用点、中間部が力点となる状態で設け、力点に設けたクランクを電動機等で駆動することによってアームを回動させ、作用点に連結した案内レールを昇降させる構成をとっている。
特開2006−241684号公報
ところが、上記公知技術によると、レール昇降機構の全高寸法及び平面サイズ(上から見た面積)がいずれも大きくなってレール昇降機構全体が大形となる。
このため、レール昇降機構を軌道に設置するための溝を深く広く掘らなければならない等、レール昇降機構の設置が面倒となるとともに、軌道幅及びレール昇降機構の設置スペースが大きくなり、施工コストが高くなるという問題があった。
そこで本発明は、レール昇降機構の全高寸法及び平面サイズを縮小して全体をコンパクト化し、レール昇降機構の設置の容易化、軌道幅やレール昇降機構の設置スペースの縮小化を実現することができる軌道車両の分岐装置を提供するものである。
請求項1の発明は、車両側に分岐案内輪が設けられる一方、軌道が分かれる軌道分岐部分に、浮沈式の案内レールが、軌道の走行面上に突出して上記分岐案内輪に接する上昇位置と、走行面下に沈降して分岐案内輪から外れる下降位置との間で昇降自在に設けられ、レール昇降機構により上記浮沈式の案内レールを昇降させるように構成された軌道車両の分岐装置において、上記レール昇降機構として、上記軌道側に、駆動源によって回転駆動される一対の回転体が案内レールの幅方向両側に位置して設けられるとともに、上記案内レールに下側から接して同レールを支持するクランク軸が上記両回転体に跨って設けられ、上記回転体を、上記クランク軸が回転体の回転中心の上方に位置して案内レールを持ち上げるレール上げ位置と、クランク軸が回転体の回転中心の下方に位置して案内レールを両回転体間に収容するレール下げ位置との間で回転させるように構成されたものである。
請求項2の発明は、請求項1の構成において、上記両回転体が円盤状に形成され、駆動源によって回転駆動される駆動軸がこの回転体の中心に設けられるとともに、上記クランク軸が両回転体の周縁部間に跨って設けられたものである。
請求項3の発明は、請求項1または2の構成において、上記クランク軸が最も高位となる上死点を少し超えた位置が上記両回転体のレール上げ位置となり、クランク軸が最も低位となる下死点が両回転体のレール下げ位置となるように、上記両回転体の回転角度が設定され、かつ、この回転体を上記レール上げ位置に停止保持するレール上げストッパが設けられたものである。
請求項4の発明は、請求項3の構成において、上記軌道分岐部分に、車両を軌道直線側に案内する直進用と軌道分岐側に案内する分岐用の両案内レールが設けられ、この両案内レールをそれぞれ駆動源が同一の上記レール昇降装置により連動して昇降反対側に作動させるように構成されるとともに、昇降切換時に、上昇位置から下降位置に向かう下降側案内レールが上記上死点を超えるまでの間、下降位置から上昇位置に向かう上昇側案内レールについてのクランク軸が上昇側案内レールに接触しないようにタイムラグが設定されたものである。
請求項5の発明は、請求項4の構成において、上記案内レールを下降位置で支持するレール下降ストッパが軌道側に設けられるとともに、案内レールがこの下降ストッパによって支持された状態で同レールとクランク軸との間に隙間が形成され、この隙間によって上記タイムラグが設定されたものである。
請求項6の発明は、請求項1〜5のいずれかの構成において、上記クランク軸にローラが、上記案内レールの下面に沿って案内レール長さ方向に転動し得るようにクランク軸まわりに回転自在に設けられたものである。
請求項7の発明は、請求項1〜6のいずれかの構成において、上記案内レールの下面に、案内レールの長さ方向に長い係合穴を備えた係合体が設けられ、上記クランク軸が上記係合穴を貫通する状態で上記両回転体に跨って設けられることにより、案内レールを強制的に下降させ得るように構成されたものである。
請求項8の発明は、請求項1〜7のいずれかの構成において、案内レールの横荷重を同レールの長さ方向の複数個所で支持するレール支持機構が設けられ、このレール支持機構は、軌道側に、案内レールが下降位置で嵌まり込み得る間隔を置いて同レールの幅方向に設けられた一対の支持部材と、この両支持部材に上下方向にスライド自在に係合する状態で案内レールの下面に下向きに突設されたスライド支柱とを具備するものである。
請求項9の発明は、請求項8の構成において、上記両支持部材の内面に、上記スライド支柱のスライド抵抗を軽減するスライドプレートが設けられたものである。
請求項10の発明は、請求項8または9の構成において、一部の上記レール支持機構において、上記両支持部材とスライド支柱の一方に上下方向に延びる縦溝、他方に、上記案内レールの昇降時にこの縦溝内でスライドする凸部がそれぞれ設けられたものである。
本発明によると、クランク軸を回転中心の上方位置と下方位置との間(基本的には180°、請求項3〜5では180°プラスα)で回転させて案内レールを昇降させ、下降位置で両回転体間のスペースに収容する構成であるため、特許文献1の公知技術と比較して、レール昇降機構の全高寸法及び平面サイズがいずれも小さくなり、レール昇降機構全体をコンパクト化することができる。
このため、レール昇降機構を軌道に設置するための溝が浅く、狭くてすむ等、レール昇降機構の設置が容易となるとともに、軌道幅及びレール昇降機構の設置スペースを縮小し、施工コストを安くすることができる。
この場合、請求項2の発明によると、回転体を円盤状としているため、回転体の回転角度を規制するストッパや回転角度を検出するリミットスイッチ等の設置が容易となる。
請求項3〜5の発明によると、クランク軸が最高位である上死点を少し超えた位置が回転体のレール上げ位置となるように回転体の回転角度を設定し、かつ、回転体をレール上げ位置に停止保持するストッパを設けているため、クランク軸の反転(案内レールの自然下降)を確実に防止し、安全性を高めることができる。
ところで、上記のようにクランク軸が上死点を超えた位置をレール上げ位置に設定すると、直進用と分岐用の両案内レールを備え、これらを同一の駆動源(たとえば電動機)で連動して昇降反対側に作動させる構成をとる場合に、上昇位置から下降位置に向かう下降側案内レールが上死点を超えるまでの間、同レールと、下降位置から上昇位置に向かう上昇側案内レールの双方が負荷となって駆動源に作用する。
このため、駆動源として、両案内レールを同時に持ち上げるだけの大負荷に耐える大出力のものを用いなければならず、駆動源の大形化、コストアップを招く。
この点、請求項4,5の発明によると、下降側案内レールが上死点を超えて下降に転じるまでの間、上昇側案内レールについてのクランク軸が同案内レールに接触しないようにタイムラグを設定したから、両案内レールを同時に持ち上げる状態が無くなり、駆動源負荷を軽減することができる。このため、駆動源の小形化、コストダウンを実現することができる。
この場合、請求項5の発明によると、案内レールを下降位置で支持するレール下降ストッパを軌道側に設けるとともに、案内レールがこの下降側ストッパで支持された状態で同レールとクランク軸との間に隙間を設けることによって上記タイムラグを設定する構成としたから、タイムラグを確保するための構成が簡単ですむ。
請求項6の発明によると、クランク軸に、案内レールの下面に沿ってレール長さ方向に転動し得るローラをクランク軸まわりに回転自在に設けたから、クランク軸と案内レールの摩擦抵抗を軽減し、レール昇降動作をスムーズに行わせることができるとともに、レール昇降時の駆動源の負荷を軽減することができる。
請求項7の発明によると、案内レールの下面に、レール長さ方向に長い係合穴を備えた係合体を設け、クランク軸を係合穴を貫通する状態で両回転体間に跨って設けることにより、案内レールを強制的に下降させ得るように構成したから、案内レールが支持部分での所謂「固渋」等によって自重のみではスムーズに下降しない状況になっても、確実に下降させることができる。
一方、請求項8〜10の発明によると、案内レールの横荷重を同レール長さ方向の複数個所で支持するレール支持機構として、軌道側に一対の支持部材をレール幅方向に間隔を置いて設けるとともに、案内レールの下面にスライド支柱を下向きに突設し、このスライド支柱を両支持部材にスライド自在に係合させ、かつ、案内レールを両支持部材間に下降させる(挟み込む)構成としたから、レール支持機構の全高寸法を小さくすることができる。
この場合、請求項9の発明によると、スライド支柱のスライド抵抗を軽減するスライドプレートを両支持部材の内面に設けたから、案内レールの昇降運動がレール支持機構によって阻害されるおそれがない。
また、請求項10の発明によると、一部のレール支持機構の支持部材とスライド支柱の一方に上下方向に延びる縦溝、他方にレール昇降時にこの縦溝内でスライドする凸部をそれぞれ設けたから、案内レールの長さ方向の移動を防止することができる。
しかも、他の支持機構は案内レールを長さ方向にフリーに支持するため、温度変化による案内レールの伸縮を確保することができる。
本発明の実施形態に係る分岐装置の全体構成を模式的に示す平面図である。 同装置による分岐時の軌道状態を示す平面図である。 (a)〜(d)は図1の(i)〜(iii)、図2の(I)〜(III)の各案内状態を示す断面図である。 同装置による車両分岐時の軌道状態を示す正断面図である。 同一部側面図である。 (a)は案内レール上昇状態、(b)は同下降状態のレール昇降機構の側断面図である。 (a)(b)は同正断面図である。 下降側、上昇側両案内レールの動作状況を示すタイミングチャートである。 レール支持機構の側面図である。 同正断面図である。 拘束式レール支持機構の側面図である。 (a)(b)は同機構のレール上昇、下降両状態の正断面図である。
実施形態では、本発明が適用される軌道分岐部分として、図1,2に示すように、間隔を置いて並設された二本の軌道A1,A2が斜めの分岐路Bで結ばれたZ型の渡り分岐部分Cを例にとっている。
この軌道分岐部分及び分岐装置の基本構成を図3,4を併用して説明する。
車両Mは、前後両側にゴムタイヤ式の左右一対の走行輪1,1を備え、軌道A1,A2上をこの走行輪1…によって走行する。
以下の説明及び図において、軌道A1,A2及び分岐路Bの区別なしに車両Mが走行する面を走行面Rとして表す場合がある。
なお、この走行面Rについて、図ではコンクリート面として示しているが、H型鋼等の型鋼から成る走行レールを左右両側に設けて構成される場合もある。
両軌道A1,A2の左右両側に主案内レール2,2が設けられ、車両Mの左右両側に縦軸まわりに回転自在に設けられた主案内輪3,3がこの主案内レール2,2に軌道内側から外向きに接触して転動することにより、車両Mが軌道A1,A2上を走行案内される。
また、車両Mには、主案内輪3,3とは別に分岐案内輪4,4が主案内輪3,3の下方で縦軸まわりに回転自在に設けられている。
一方、車両Mを一方の軌道(図2に従ってA1)から分岐路Bを経て他方の軌道(同、A2)に導く分岐案内手段として、第1に、軌道内側の主案内レール2が分岐路Bに延長して設けられ(2aはこの延長部分である)、分岐路Bで車両側の主案内輪3,3がこの主案内レール延長部分2aにそのまま接触するように構成されている。
第2に、左右(分岐路Bを走行する車両から見た左右)一対の分岐用案内レール5,5が、分岐路Bから互いに反対側の軌道A2,A1を横断して外側主案内レール2,2の内側に至り、さらに主案内レール2,2と平行に延びて本線部分まで至る区間に亘ってへの字形に設けられている。
また、渡り分岐部分Cにおいて車両Mを同一軌道上で直進案内する直進案内手段として、第1に、両軌道A1,A2の外側主案内レール2,2の内側に、分岐案内輪4,4が内向きに接触する固定案内板6,6が設けられている。
第2に、両軌道A1,A2の内側主案内レール2の内側に直進用案内レール7,7が主案内レール2,2と平行に、かつ、渡り分岐部分Cの中心近くまで設けられている。
これら固定案内板6,16及び直進用案内レール7,7は、それぞれ分岐用案内レール5,5と干渉しない範囲で設けられている。
分岐用案内レール5,5及び直進用案内レール7,7は、それぞれ後述するレール昇降機構によって、走行面R上に突出する上昇位置(図1,2中に実線で示す)と、走行面R下に沈降する下降位置(同、破線で示す)との間で昇降する浮沈式レールとして構成され、上昇位置で分岐案内輪4,4に接触し、下降位置で分岐案内輪4,4から外れるように構成されている。
この分岐装置の直進、分岐両案内作用を図1,2及び図3(a)〜(d)によって簡単に説明する。
図1は第1軌道A1では車両Mが渡り分岐部分Cを左から右に、第2軌道A2では車両Mが同分岐部分Cを右から左にそれぞれ直進通過する場合をそれぞれ例示している。
また、図2は車両Mが第1軌道A1から分岐路Bを通って第2軌道A2に移行する場合を例示している。
さらに、図1の(i)〜(iii)、図2の(I)〜(III)は、直進時及び分岐時のはじめから終わりまでの数区間での案内状況、図3(a)〜(d)は各区間での詳しい案内状況をそれぞれ示す。
なお、図1,2において、主案内輪3及び分岐案内輪4のうち案内作用を行っているものを太線で示す。
直進時
直進時には、図1に示すように分岐用案内レール5,5が下降位置に、直進用案内レール7,7が上昇位置にそれぞれセットされる。
図1中の(i)は、車両Mが渡り分岐部分Cに入る前の区間での案内状況を示し、通常走行時の案内状態として、図3(a)に示すように、両側主案内輪3,3が両側主案内レール2,2に外向きに接触して両側案内作用(主案内作用)が行われる。
図1中の(ii)は、車両Mが渡り分岐部分Cを直進で通過する前半区間を示す。このとき、図3(b)に示すように、外側(車両進行方向左側)の主案内輪3が主案内レール2に外向きに接触するとともに、外側の分岐案内輪4が固定案内板6,6に内向きに接触して、片側案内作用が行われる。
図1中の(iii)は、直進後半区間を示す。このとき、図3(c)に示すように、外側の主案内輪3が主案内レール2に、内側の分岐案内輪4が直進用案内レール7,7にそれぞれ外向きに接触して両側案内作用が行われる。
この後、再び図1中の(i)の両側主案内レール2,2と両側主案内輪3,3とによる主案内作用に戻る。
分岐時
分岐時には、図2に示すように直進時とは逆に、直進用案内レール7,7が下降位置に、分岐用案内レール5,5が上昇位置にそれぞれセットされる。
図2中の(I)は車両Mが渡り分岐部分Cに入る前の区間での案内状況を示し、通常走行時の案内状態として、図3(a)に示すように、両側主案内輪3,3が両側主案内レール2,2に外向きに接触して両側案内作用が行われる。
図2中の(II)は、車両Mが渡り分岐部分Cを分岐側に通過する前半区間を示す。このとき、図3(d)に示すように、両側分岐案内輪4,4が両側分岐用案内レール5,5に外向きに接触する両側案内作用が行われる。
図2中の(III)は後半区間を示す。このとき、図3(c)に示すように、外側(進行方向左側)の分岐案内輪4が分岐用案内レール5に外向きに接触したまま、内側(同、右側)の分岐案内輪4が主案内レール2(延長部分2a)に外向きに接触する両側案内作用が行われる。
なお、(I)から(II)への移動の途中も(III)と同様の案内作用が行われることはいうまでもない。
このときの詳しい案内状況を図4に示す。
この後、図2中の(I)と同じ通常走行時の案内状態に戻る。
このように、分岐用及び直進用両案内レール5,7が互いに反対側に昇降作動して、車両Mを分岐側、直進側のうち選択された側に案内するように構成されている。
分岐用及び直進用両案内レール5,7は、それぞれレール長さ方向の複数個所に設置されたレール昇降機構8及びレール支持機構9(図5にはその一部を示す)によって昇降作動し、かつ、支持される。この両機構8,9について説明する。
レール昇降機構8(図6〜図8参照)
すべてのレール昇降機構8…は、同一の駆動源(たとえば電動機)から減速機、シャフト、歯車等から成る伝動装置(いずれも図示省略)を介して駆動力を伝えられ、前記のように分岐用、直進用両レール昇降機構8,8が互いに昇降反対側に同時に作動する。
レール昇降機構8は、一対の円盤状の回転体10,10を具備し、この回転体10,10の中心に駆動軸11が設けられている。
この両回転体10,10は、案内レール5,7の幅寸法よりも大きな間隔をおいてレール幅方向の両側に回転自在に設けられ、前記駆動源から伝えられる駆動力によって駆動軸11まわりに回転駆動される。
この両回転体10,10の周縁部間に跨ってクランク軸12が水平に設けられるとともに、このクランク軸12に、複数(図例ではレール幅方向両側の二つ)のローラ13がクランク軸まわりに回転自在に設けられ、クランク軸12が、このローラ13を介して、案内レール5,7の底面に設けられたレール底板14の下面に接することにより、同レール5,7が下側から支持される。
回転体10,10は、図6,7の(a)に示すようにクランク軸12が駆動軸(回転中心)11の上方に位置して案内レール5,7を持ち上げるレール上げ位置と、同図(b)に示すようにクランク軸12が駆動軸11の下方に位置して案内レール5,7を両回転体10,10間に収容するレール下げ位置との間で回転する。
ここで、図6に示すように、クランク軸12が最も高位となる上死点を一定角度αだけ超えた位置が両回転体10,10のレール上げ位置となり、クランク軸12が最も低位となる下死点に到達した位置が同下げ位置となるように、回転体10,10の回転角度(180°プラスα)が設定されている。
すなわち、回転体10,10がこの角度で回転するように、図示しない回転角度センサやリミットスイッチ等により駆動源の回転が制御される。
また、回転体10,10をレール上げ位置に停止保持する手段として、回転体10,10及び軌道側にストッパ15,16が設けられ、レール上げ位置でこの両ストッパ15,16が当接してそれ以上の回転を阻止するように構成されている。
ところで、このようにクランク軸12が上死点を超えた位置をレール上げ位置に設定すると、この実施形態のように分岐用及び直進用両案内レール5,7を同一の駆動源で連動して昇降反対側に作動させる構成をとる場合に、上昇位置から下降位置に向かう下降側案内レールが上死点を超えるまでの間、同レールと、下降位置から上昇位置に向かう上昇側案内レールの双方が負荷となって駆動源に作用する。
このため、駆動源として、両案内レールを同時に持ち上げるだけの大負荷に耐える大出力のものを用いなければならず、駆動源の大形化、コストアップを招く。
そこで、実施形態では、昇降切換時に、上昇位置から下降位置に向かう下降側案内レールが上死点を超えるまでの間(角度α)、下降位置から上昇位置に向かう上昇側案内レールについてのクランク軸12が上昇側案内レールに接触しないようにタイムラグが設定されている。
具体的には、図6(b)に示すように、案内レール5,7を下降位置で支持するレール下降ストッパ17が、回転体10,10の直径方向の両外側において軌道側に設けられるとともに、案内レール5,7がこの下降ストッパ17によって支持された状態で、同レール5,7(底板14の下面)とクランク軸12(ローラ13)との間に隙間sが形成され、この隙間sによって上記タイムラグが設定されている。
図6(b)のβは、レール上昇時に、クランク軸12(ローラ13)が下死点から案内レール5,7(底板下面)に接触するまでの回転角度を示し、上記タイムラグ確保のためα≦βとなるように隙間sの寸法が設定されている。
図8は、両案内レール5,7の下降と上昇にタイムラグを持たせた効果として、駆動源にかかる負荷を軽減しうる状況を示す。図中、破線はタイムラグを持たせない場合を示し、この場合、両レール5,7の下降と上昇が同時に開始することによって駆動源負荷が倍加する。
一方、案内レール5,7の底板14の下面にU字棒状の係合体18が下向きに突設され、クランク軸12が、この係合体18によってレール下面側に形成されたレール長さ方向に長い係合穴19に貫通状態で係合している。
この構成により、案内レール5,7が支持部分での所謂「固渋」等によって自重のみではスムーズに下降しない状況になっても、同レール5,7を強制的に下降させることができる。
なお、下降ストッパ17は、図7に示すようにレール幅方向に二分して設けられ、レール下降時に係合体18がこの二分された下降ストッパ17の隙間に入る。
図6,7中、20は回転体10,10が取付けられた支持台である。
このレール昇降機構8によると、上記のように、クランク軸12を駆動軸11の上方位置と下方位置との間で回転させて案内レール5,7を昇降させ、下降位置で両回転体10,10間のスペースに収容する構成であるため、特許文献1に記載されたアーム回動式をとる公知技術と比較して、レール昇降機構8の全高寸法及び平面サイズがいずれも小さくなり、レール昇降機構8全体を上下方向にも水平方向にもコンパクト化することができる。
このため、レール昇降機構8を軌道に設置するための溝が浅く、狭くてすむ等、レール昇降機構8の設置が容易となるとともに、軌道幅及びレール昇降機構8の設置スペースを縮小し、施工コストを安くすることができる。
この場合、回転体10,10を円盤状としているため、回転体10,10の回転角度を規制するストッパや回転角度を検出するリミットスイッチ等をこの回転体周りに容易に設置することができる。
また、クランク軸12が上死点を角度αだけ超えた位置を回転体10,10のレール上げ位置に設定したから、クランク軸12の反転(案内レール5,7の自然下降)を確実に防止し、安全性を高めることができる。
しかも、下降側案内レールが上死点を超えて下降に転じるまでの間、上昇側案内レールについてのクランク軸12が同レール5,7に接触しないタイムラグを設定したから、両案内レール5,7を同時に持ち上げる状態が無くなり、駆動源負荷を軽減することができる。このため、駆動源の小形化、コストダウンを実現することができる。
この場合、案内レール5,7を下降位置で支持するレール下降ストッパ17を設けるとともに、案内レール5,7が同ストッパ17で支持された状態で同レール5,7とクランク軸12(ローラ13)との間に隙間sを設けることによって上記タイムラグを設定する構成としたから、タイムラグを確保するための構成が簡単ですむ。
レール支持機構9(図9〜図12参照)
レール支持機構9は、案内レール5,7に加わる横荷重をレール長さ方向の複数個所(たとえば中央部と両側の三個所。この例で説明する)で支持する。
ここで、図9,10に示す両側レール支持機構9,9については、周囲の温度変化による案内レール5,7の伸縮を許容し得るように、同レール5,7を長さ方向にフリーな状態で支持する非拘束式として構成されている。
これに対し、図11,12に示す中央部レール支持機構(枝符号aを加えた「9a」で表す)については、案内レール5,7の長さ方向の移動を防止する拘束式として構成されている。
非拘束式の両側レール支持機構9,9は、軌道側に、案内レール5,7が下降位置で嵌まり込み得る間隔を置いてレール幅方向に設けられた断面コの字形の一対の支持部材21,21と、案内レール5,7の下面に下向きに突設されたスライド支柱22とを具備している。
スライド支柱22は、両支持部材21,21間に上下方向にスライド自在に係合され、この係合部分により、案内レール5,7の横荷重が支持される。
また、案内レール5,7の下降時には、図12(b)に示すように同レール5,7が支持部材21,21間に挟み込まれる状態で収容される。
両支持部材21,21の内側には含油プラスチック等の摩擦係数の小さい素材からなるスライドプレート23,23が設けられ、案内レール5,7の昇降時に作用するスライド支柱22のスライド抵抗がこのスライドプレート23,23により軽減される。
一方、拘束式の中央部レール支持機構9aは、上記両側レール支持機構9,9の構成に加えて、スライドプレート23,23の幅方向中央部に上下方向に延びる縦溝24,24が形成されるとともに、スライド支柱22の外側面にこの縦溝24,24に嵌まり込む縦長の凸部25,25が設けられ、この縦溝24,24と凸部25,25の係合作用によって案内レール5,7のレール長さ方向の移動が防止される。
なお、縦溝24,24は、スライドプレート23,23に凹溝として形成してもよいし、スライドプレート23,23を、隙間(縦溝)を置いて並設された二枚の短冊状プレート片で構成することによって形成してもよい。
このように、案内レール5,7の横荷重を同レール長さ方向の複数個所で支持するレール支持機構9,9aとして、軌道側に一対の支持部材21,21をレール幅方向に間隔を置いて設けるとともに、案内レール5,7の下面にスライド支柱22を下向きに突設し、このスライド支柱22を両支持部材21,21にスライド自在に係合させ、かつ、案内レール5,7を両支持部材21,21間に下降させる(挟み込む)構成としたから、レール支持機構9,9aの全高寸法を小さくすることができる。
この場合、スライド支柱22のスライド抵抗を軽減するスライドプレート23,23を両支持部材21,21の内面に設けたから、案内レール5,7の昇降運動がレール支持機構9,9aによって阻害されるおそれがない。
また、中央部のレール支持機構9aによって案内レール5,7の長さ方向の移動を防止することができる。
しかも、両側レール支持機構9,9は案内レール5,7を長さ方向にフリーに支持するため、温度変化による案内レール5,7の伸縮作用を確保することができる。
他の実施形態
(1) レール昇降機構について
−1 クランク軸が取付けられる回転体として、上記実施形態で挙げた円盤状の回転体10に代えて、同回転体10の直径相当の長さを持ったリンク状としてもよい。
−2 上記実施形態では、クランク軸12にローラ13,13を設け、直接にはこのローラ13,13をレール下面に接触させる構成をとったが、このローラ13,13を設けずに、クランク軸12を直接レール下面に接触させるようにしてもよい。
−3 上記実施形態のようにクランク軸12が上死点を少し(角度α)超えた位置をレール上げ位置に設定するのが望ましいが、案内レール5,7の反転を防止し得ることを条件として、クランク軸12が上死点に到達した位置をレール上げ位置としてもよい。
−4 上記実施形態では、すべてのレール昇降機構8…を同一駆動源によって、かつ、分岐用と直進用とに分けて昇降反対側に同時に駆動する構成をとったが、全レール昇降機構8…をいくつかのグループに分けて、あるいは分岐用と直進用とに分けて別々の駆動源で駆動するように構成してもよい。
(2) レール支持機構について
−1 上記実施形態では、レール長さ方向の中央部に拘束式のレール支持機構9a、両側に非拘束式のレール支持機構9を設けたが、これらの設置数と配置は適宜変更して差し支えない。
−2 図11,12に示す拘束式のレール支持機構9aにおいて、上記実施形態とは逆に、縦溝24をスライド支柱22側に、凸部25を支持部材21(スライドプレート23)側にそれぞれ設けてもよい。
また、本発明は、上記実施形態で挙げた渡り分岐部分に限らず、軌道が二股に分かれる二股状分岐部分等にも適用することができる。
A1,A2 軌道
B 分岐路
C 分岐部分
M 車両
1 走行輪
2 主案内レール
2a 分岐部分の主案内レール延長部分
4 分岐案内輪
5 浮沈式の分岐用案内レール
7 浮沈式の直進用案内レール
8 レール昇降機構
9 レール支持機構
9A 拘束式のレール支持機構
10,10 回転体
11 駆動軸
12 クランク軸
13 ローラ
15,16 回転体をレール上げ位置に停止保持するストッパ
17 案内レールを下降位置で支持するレール下降ストッパ
18 レール昇降機構を構成する係合体
19 同係合穴
α クランク軸の上死点を超えた角度
s タイムラグを設定する隙間
β 同角度
21 レール支持機構を構成する支持部材
22 同スライド支柱
23 同スライドプレート
24 同縦溝
25 同凸部

Claims (10)

  1. 車両側に分岐案内輪が設けられる一方、軌道が分かれる軌道分岐部分に、浮沈式の案内レールが、軌道の走行面上に突出して上記分岐案内輪に接する上昇位置と、走行面下に沈降して分岐案内輪から外れる下降位置との間で昇降自在に設けられ、レール昇降機構により上記浮沈式の案内レールを昇降させるように構成された軌道車両の分岐装置において、上記レール昇降機構として、上記軌道側に、駆動源によって回転駆動される一対の回転体が案内レールの幅方向両側に位置して設けられるとともに、上記案内レールに下側から接して同レールを支持するクランク軸が上記両回転体に跨って設けられ、上記回転体を、上記クランク軸が回転体の回転中心の上方に位置して案内レールを持ち上げるレール上げ位置と、クランク軸が回転体の回転中心の下方に位置して案内レールを両回転体間に収容するレール下げ位置との間で回転させるように構成されたことを特徴とする軌道車両の分岐装置。
  2. 上記両回転体が円盤状に形成され、駆動源によって回転駆動される駆動軸がこの回転体の中心に設けられるとともに、上記クランク軸が両回転体の周縁部間に跨って設けられたことを特徴とする請求項1記載の軌道車両の分岐装置。
  3. 上記クランク軸が最も高位となる上死点を少し超えた位置が上記両回転体のレール上げ位置となり、クランク軸が最も低位となる下死点に到達した位置が両回転体のレール下げ位置となるように、上記両回転体の回転角度が設定され、かつ、この回転体を上記レール上げ位置に停止保持するレール上げストッパが設けられたことを特徴とする請求項1または2記載の軌道車両の分岐装置。
  4. 上記軌道分岐部分に、車両を軌道直線側に案内する直進用と軌道分岐側に案内する分岐用の両案内レールが設けられ、この両案内レールをそれぞれ駆動源が同一の上記昇降装置により連動して昇降反対側に作動させるように構成されるとともに、昇降切換時に、上昇位置から下降位置に向かう下降側案内レールが上記上死点を超えるまでの間、下降位置から上昇位置に向かう上昇側案内レールについてのクランク軸が上昇側案内レールに接触しないようにタイムラグが設定されたことを特徴とする請求項3記載の軌道車両の分岐装置。
  5. 上記案内レールを下降位置で支持するレール下降ストッパが軌道側に設けられるとともに、案内レールがこの下降ストッパによって支持された状態で同レールとクランク軸との間に隙間が形成され、この隙間によって上記タイムラグが設定されたことを特徴とする請求項4記載の軌道車両の分岐装置。
  6. 上記クランク軸にローラが、上記案内レールの下面に沿って案内レール長さ方向に転動し得るようにクランク軸まわりに回転自在に設けられたことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の軌道車両の分岐装置。
  7. 上記案内レールの下面に、案内レールの長さ方向に長い係合穴を備えた係合体が設けられ、上記クランク軸が上記係合穴を貫通する状態で上記両回転体に跨って設けられることにより、案内レールを強制的に下降させ得るように構成されたことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の軌道車両の分岐装置。
  8. 案内レールの横荷重を同レールの長さ方向の複数個所で支持するレール支持機構が設けられ、このレール支持機構は、軌道側に、案内レールが下降位置で嵌まり込み得る間隔を置いて同レールの幅方向に設けられた一対の支持部材と、この両支持部材に上下方向にスライド自在に係合する状態で案内レールの下面に下向きに突設されたスライド支柱とを具備する特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の軌道車両の分岐装置。
  9. 上記両支持部材の内面に、上記スライド支柱のスライド抵抗を軽減するスライドプレートが設けられたことを特徴とする請求項8記載の軌道車両の分岐装置。
  10. 一部の上記レール支持機構において、上記両支持部材とスライド支柱の一方に上下方向に延びる縦溝、他方に、上記案内レールの昇降時にこの縦溝内でスライドする凸部がそれぞれ設けられたことを特徴とする請求項8または9記載の軌道車両の分岐装置。
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