JP5318724B2 - 誤り率測定装置及び誤り率測定方法 - Google Patents

誤り率測定装置及び誤り率測定方法 Download PDF

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Description

本発明は、予め定められた一定周期の特定パターンを検出して同期を確立する同期確立回路及びこれを用いた誤り率測定装置に関する。
データ通信を行なう被測定物を試験するための誤り率測定装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。特許文献1に記載された誤り率測定装置では、デジタルデータ信号にエラーを故意に導入して試験信号を発生し、この試験信号に応答したシステムの出力を既知のデジタルデータ信号と比較して、導入したエラーによってどのような劣化が生じたかを判断する。
特開2002−330192号公報
特許文献1に記載の誤り率測定装置では、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを連続して受信すると特定パターンの再サーチを行なうため、導入するエラーによっては被測定物の試験ができなくなることがあった。
そこで、本発明は、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続する同期確立回路、誤り率測定装置、同期確立方法及び誤り率測定方法の提供を目的とする。
上記目的を達成するために、本願発明の誤り率測定装置は、
シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換部と、
前記シリアル−パラレル変換部からのパラレル信号が予め定められた一定周期の特定パターンを含む入力信号として入力され、前記一定周期の前記特定パターンを前記入力信号から検出して一致カウンタ(21)を更新し、前記一致カウンタの計数する数が予め定められた後方保護段数を連続して超えると同期状態と判定して、前記一定周期の同期を維持し、前記特定パターンが前記一定周期で配置されていないことを検出したときに不一致カウンタ(22)を更新し、前記不一致カウンタの計数する数が予め定められた前方保護段数を連続して超えるとサーチ状態と判定して、前記一定周期の同期を外す同期確立回路と、
前記一定周期の同期を維持するアライメント値が前記同期確立回路から入力され、前記シリアル−パラレル変換部から入力されたパラレル信号のデータを前記アライメント値に従ってシフトするデータアライメント部と、
前記データアライメント部からのパラレル信号に含まれる符号誤りを検出するエラー検出回路と、
を備え
前記同期確立回路(101)は、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信したために前記不一致カウンタが前記前方保護段数を超えても、前記エラー検出回路における符号誤りを検出するためにサーチ状態に移行させない前方保護維持スイッチ(11)を備える。
特定パターンの検出に関わらず一定周期の同期を連続して維持するため、同期状態と判定した後は前方保護を維持し続けることができる。したがって、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続する同期確立回路を提供することができる。
本願発明の誤り率測定装置は、本発明に係る同期確立回路を備えるため、同期状態と判定した後は前方保護を維持し続けることができる。したがって、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続する誤り率測定装置を提供することができる。
前方保護維持スイッチを備えるため、再サーチの実行の有無を選択することができる。このため、誤り率測定時には、再サーチを行なわずに前方保護を維持し続けることができる。したがって、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続する誤り率測定装置を提供することができる。
本願発明の誤り率測定装置では、前記入力信号は、フレーム同期信号を一部に含むフレームパターン信号であり、前記特定パターンは、前記フレーム同期信号であり、同期を維持している間は前記一定周期で同期信号を出力することを特徴とする。
本願発明の誤り率測定装置では、前記入力信号は、PRBS(Pseudo Random Binary Sequence)信号であり、前記特定パターンは、前記PRBS信号全体であり、同期を維持している間は前記一定周期を維持して前記PRBS信号を出力することを特徴とする。
上記目的を達成するために、本願発明の誤り率測定方法は、
シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換手順と、
前記シリアル−パラレル変換手順で変換したパラレル信号が予め定められた一定周期の特定パターンを含む入力信号として入力され、前記一定周期の前記特定パターンを前記入力信号から検出して一致カウンタ(21)を更新し、前記一致カウンタの計数する数が予め定められた後方保護段数を連続して超えると同期状態と判定して、前記一定周期の同期を維持し、前記特定パターンが前記一定周期で配置されていないことを検出したときに不一致カウンタ(22)を更新し、再サーチを行なう旨の信号を受けると、前記不一致カウンタの計数する数が予め定められた前方保護段数を連続して超えるとサーチ状態に移行する同期確立方法を実行する同期確立手順と、
前記一定周期の同期を維持するアライメント値を用いて、前記シリアル−パラレル変換手順で変換されたパラレル信号のデータを前記アライメント値に従ってシフトするデータアライメント手順と、
前記データアライメント手順でデータをシフトされたパラレル信号に含まれる符号誤りを検出するエラー検出手順と、
を順に有し、
前記同期確立手順において、再サーチを行なわない旨の信号を受けると、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信したために前記不一致カウンタが前記前方保護段数を超えても、前記エラー検出手順において符号誤りを検出するためにサーチ状態に移行させない。
特定パターンの検出に関わらず一定周期の同期を連続して維持するため、同期状態と判定した後は前方保護を維持し続けることができる。したがって、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続する誤り率測定方法を提供することができる。
本願発明の誤り率測定方法は、本願発明に係る同期確立方法を実行するため、同期状態と判定した後は前方保護を維持し続けることができる。したがって、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続する誤り率測定方法を提供することができる。
本願発明の誤り率測定方法では、前記入力信号は、フレーム同期信号を一部に含むフレームパターン信号であり、前記特定パターンは、前記フレーム同期信号であり、同期を維持している間は前記一定周期で同期信号を出力することを特徴とする。
本願発明の誤り率測定方法では、前記入力信号は、PRBS(Pseudo Random Binary Sequence)信号であり、前記特定パターンは、前記PRBS信号全体であり、同期を維持している間は前記一定周期を維持して前記PRBS信号を出力することを特徴とする。
なお、上記各発明は、可能な限り組み合わせることができる。
本発明によれば、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続することができる。
実施形態1に係る同期確立回路の構成例を示す。 実施形態1に係る同期確立回路の具体的な構成例を示す。 カウント部の具体例を示す。 入力信号がフレームパターン信号である場合の同期確立回路の構成例を示す。 入力信号がPRBS信号である場合の同期確立回路の構成例を示す。 本実施形態に係る同期確立方法を実行しない場合の同期確立回路の動作例を示す。 本実施形態に係る同期確立方法を実行する場合の同期確立回路の動作例を示す。 前方保護状態を維持する場合の再同期判定部の構成例を示す。
添付の図面を参照して本発明の実施形態を説明する。以下に説明する実施形態は本発明の実施例であり、本発明は、以下の実施形態に制限されるものではない。なお、本明細書及び図面において符号が同じ構成要素は、相互に同一のものを示すものとする。
(実施形態1)
図1に、本実施形態に係る同期確立回路の構成例を示す。本実施形態に係る同期確立回路101及びデータアライメント部91は、シリアル−パラレル変換部92から入力信号が入力される。そして、同期確立回路101は、本実施形態に係る同期確立方法を実行する。
本実施形態に係る同期確立方法は、予め定められた一定周期の特定パターンを入力信号から検出して同期状態を判定し、前記一定周期の同期を維持し、同期状態と判定した後は、前記特定パターンの検出に関わらず前記一定周期の同期を連続して維持する。
図2に、本実施形態に係る同期確立回路の具体的な構成例を示す。本実施形態に係る同期確立回路101は、前方保護維持スイッチ11と、再同期判定部12と、特定パターン格納部13と、データ比較部14と、カウント部15と、を備える。
特定パターン格納部13は、特定パターンを格納する。特定パターンは、入力信号に予め定められた一定周期で埋め込まれているパターンである。例えば、入力信号がフレーム同期信号を一部に含むフレームパターン信号であれば、特定パターンはフレーム同期信号である。入力信号がPRBS信号であれば、特定パターンはPRBS信号全体である。
データ比較部14は、特定パターン格納部13に格納されている特定パターンを入力信号から検出する。そして、特定パターンを検出したか否かをカウント部15に出力する。カウント部15は、データ比較部14からの出力信号に応じて計数する。
図3に、カウント部の具体例を示す。カウント部15は、一致カウンタ21と、不一致カウンタ22と、を備える。データ比較部(図2に示す符号14)が特定パターンを入力信号から検出すると、一致カウンタ21はカウンタ値Nを1つ上げてそのカウンタ値Nを出力し、不一致カウンタ22はカウンタ値Mをゼロにリセットする。データ比較部(図2に示す符号14)が特定パターンを入力信号から検出しないと、一致カウンタ21はカウンタ値Nをゼロにリセットし、不一致カウンタ22はカウンタ値Mを1つ上げてそのカウンタ値を出力する。
再同期判定部12は、カウント部15からのカウンタ値に応じて再サーチを行なうか否かを判定する。例えば、同期確立回路101の外部から再サーチ開始しきい値が入力され、カウンタ値が再サーチ開始しきい値を超えたか否かを判定する。この場合、カウンタ値が再サーチ開始しきい値を超えると再サーチを行なう旨判定し、カウンタ値が再サーチ開始しきい値を超えなければ再サーチを行なわない旨判定する。再サーチを行なう場合、再同期判定部12は、再サーチ開始フラグを特定パターン格納部13に出力する。
前方保護維持スイッチ11は、同期確立回路101の外部からの動作指示信号に応じて再サーチオン/オフ信号を出力して、再サーチを行なうか否かを切り替える。動作指示信号は、例えば、キーボードやスイッチなどの信号入力手段を用いて入力する。前方保護維持スイッチ11が再サーチオフ信号を再同期判定部12に入力する場合、再同期判定部12は、不一致カウンタ22のカウンタ値が前方保護段数を超えても、サーチ状態に移行させない。一方、前方保護維持スイッチ11が再サーチオン信号を再同期判定部12に入力する場合、再同期判定部12は、不一致カウンタ22のカウンタ値が前方保護段数を超えると、サーチ状態に移行させる。
前方保護維持スイッチ11が再サーチオフ信号を再同期判定部12に入力した場合、再同期判定部12は、再サーチ開始フラグの出力を停止する。これにより、サーチ状態に移行しないため、一定周期の同期を連続して維持することができる。前方保護維持スイッチ11が再サーチオン信号を再同期判定部12に入力した場合、再同期判定部12は、不一致カウンタ22が前方保護段数を超えたときに、再サーチを行なう旨判定し、再サーチ開始フラグを出力する。これにより、サーチ状態に移行する。
ここで、図4に、入力信号がフレームパターン信号である場合の同期確立回路の構成例を示す。特定パターン格納部13は、フレーム同期信号を特定パターンとして格納する。データ比較部14は、フレーム同期信号を入力信号から検出する。再同期判定部12は、同期状態と判定するとアライメント設定値をデータアライメント部91に出力する。そして、同期を維持している間、特定パターン格納部13は、一定周期でフレーム同期信号をデータ比較部14に出力する。
図5に、入力信号がPRBS信号である場合の同期確立回路の構成例を示す。特定パターン格納部13は、PRBS信号全体を特定パターンとして格納する。特定パターンは、入力信号から取得することができる。データ比較部14は、特定パターン格納部13からのPRBS信号と入力信号が一致するか否かを検出する。同期を維持している間、特定パターン格納部13は、一定周期を維持してPRBS信号をデータ比較部14に出力する。
次に、前方保護維持スイッチ11が再サーチオン信号を出力した場合の同期確立回路101の動作例について説明する。この場合、同期確立回路101は本実施形態に係る同期確立方法を実行しない。図6に、本実施形態に係る同期確立方法を実行しない場合の同期確立回路101の動作例を示す。
手順S111では、データ比較部14で入力信号と特定パターンとの比較を行い、入力信号が特定パターンと一致するか否かを判定する。このとき、一致すれば手順S113へ移行し、一致しなければ手順S112へ移行する。
手順S112では、ビットをシフトさせた再サーチ開始フラグを再同期判定部12から出力する。これにより、前回のサーチ位置と異なる位置で特定パターンを検出する。また、このとき、一致カウンタ21のカウンタ値をゼロにリセットする。そして、手順S111へ移行する。このように、手順S111と手順S112を繰り返す間、サーチ状態となる。
手順S113では、一致カウンタ21のカウンタ値Nを1上げる。そして、手順S114へ移行する。
手順S114では、再同期判定部12で一致カウンタ21のカウンタ値Nが3を超えたか否かを判定する。
このとき、カウンタ値Nが3を超えていれば手順S115へ移行する。これにより、同期状態となる。このように、予め定められた一定周期の特定パターンを入力信号から検出して一致カウンタ21を更新し、一致カウンタ21の計数する数が予め定められた後方保護段数である3を連続して超えると同期状態と判定する。
一方、手順S114において、カウンタ値Nが3を超えていなければ手順S111へ移行する。このように、手順S111と手順S113と手順S114を繰り返す間、後方維持状態となる。
なお、手順S114では、再同期判定部12で一致カウンタ21のカウンタ値Nが3を超えたか否かを判定するとしたが、これに限定されない。後方保護段数は、同期状態となったか否かが判定できる任意の値とすることができる。
手順S115では、データ比較部14で入力信号と特定パターンとの比較を行い、特定パターンが一定周期で配置されているか否かを判定する。例えば、入力信号に一定周期に配置されている符号が特定パターンと一致するか否かを判定する。このとき、一致すれば手順S116へ移行する。これにより、一定周期の同期を維持する同期状態となる。一方、一致しなければ手順S117へ移行する。これにより、前方保護状態に入る。
手順S116では、不一致カウンタ22のカウンタ値Mをゼロにリセットする。そして、手順S115に移行する。このように、手順S115と手順S116を繰り返す間、同期状態となる。
手順S117では、不一致カウンタ22のカウンタ値Mを1上げる。そして、手順S118へ移行する。このように、特定パターンが一定周期で配置されていないことを検出したときに不一致カウンタ22を更新する。
手順S118では、再同期判定部12で不一致カウンタ22のカウンタ値Mが3を超えたか否かを判定する。このとき、カウンタ値Mが3を超えていなければ手順S115へ移行する。このように、手順S115と手順S117と手順S118を繰り返す間、前方保護状態となる。
一方、手順S118において、カウンタ値Mが3を超えていれば手順S111へ移行する。このとき、手順S119を実行し、一致カウンタ21のリセットを行なう。これにより、サーチ状態となる。そして、手順S111と手順S112を繰り返して、再度サーチを行なう。このように、不一致カウンタ22の計数する数が予め定められた前方保護段数である3を連続して超えるとサーチ状態と判定して、一定周期の同期を外す。
なお、手順S118では、再同期判定部12で不一致カウンタ22のカウンタ値Mが3を超えたか否かを判定するとしたが、これに限定されない。前方保護段数は、同期状態から外れたか否かを判定することのできる任意の値とすることができる。
次に、前方保護維持スイッチ11が再サーチオフ信号を出力した場合の同期確立回路101の動作例について説明する。この場合、同期確立回路101は本実施形態に係る同期確立方法を実行する。図7に、本実施形態に係る同期確立方法を実行する場合の同期確立回路101の動作例を示す。本実施形態に係る同期確立方法は、図6に示す動作例において、手順S117、手順S118及び手順S119を行なわない。
すなわち、図6に示す動作例と同様に、予め定められた一定周期の特定パターンを入力信号から検出して一致カウンタ21を更新し、一致カウンタ21の計数する数が予め定められた後方保護段数を連続して超えると同期状態と判定して、一定周期の同期を維持する。
しかし、本実施形態に係る同期確立方法では、同期状態と判定した後は、特定パターンの検出に関わらず一定周期の同期を連続して維持する。例えば、手順S115では、データ比較部14で入力信号と特定パターンとの比較を行い、入力信号が特定パターンと一致するか否かを判定する。このとき、入力信号が特定パターンと一致しなくても、再度手順S115を実行する。これにより、前方保護状態を維持する。
図8に、前方保護状態を維持する場合の再同期判定部12の構成例を示す。前方保護状態を維持する場合、再同期判定部12は、しきい値判定部23と、制御信号コントロール部24と、再サーチ開始判定部25と、アライメント設定値判定部26と、を備える。
しきい値判定部23には、再サーチ開始しきい値と、パターンミスマッチ量が入力される。再サーチ開始しきい値は、同期確立回路101の外部から入力される値であり、予め定められた前方保護段数に相当する。パターンミスマッチ量は、前方保護状態において、カウンタ部15から入力される不一致カウンタ22のカウンタ値に相当する。
しきい値判定部23は、パターンミスマッチ量が再サーチ開始しきい値を超えたか否かを判定する。パターンミスマッチ量が再サーチ開始しきい値を超えた場合、しきい値判定部23は、再サーチフラグを制御信号コントロール部24に出力し、何ビットずらすのかを示すシフト量を再サーチ開始判定部25に出力し、直前のアライメント設定値をアライメント設定値判定部26に出力する。
パターンミスマッチ量が再サーチ開始しきい値を超えない場合、しきい値判定部23は、再サーチフラグ及びシフト量を出力せず、最新のアライメント設定値をアライメント設定値判定部26に出力する。
制御信号コントロール部24は、再サーチ開始フラグを出力するか否かを制御する。例えば、制御信号コントロール部24には、前方保護維持スイッチ11から再サーチオン信号又は再サーチオフ信号が入力される。再サーチオン信号の場合、制御信号コントロール部24は、制御信号を、再サーチ開始判定部25及びアライメント設定値判定部26に出力する。一方、再サーチオフ信号の場合、制御信号コントロール部24は、制御信号を、再サーチ開始判定部25及びアライメント設定値判定部26に出力しない。
アライメント設定値判定部26は、しきい値判定部23からのアライメント設定値と、制御信号コントロール部24からの制御信号の両方が入力されると、アライメント設定値を出力する。
再サーチ開始判定部25は、しきい値判定部23からのシフト量と、制御信号コントロール部24からの制御信号の両方が入力されると、再サーチ開始フラグをビットのシフト量と共に出力する。
この場合、制御信号コントロール部24に再サーチオフ信号が入力されると、制御信号コントロール部24からは制御信号が出力されない。このため、前方保護維持スイッチ11を用いて再サーチオフ信号を再同期判定部12に入力することで、再サーチ開始フラグの出力を防ぐことができる。これにより、特定パターンの検出に関わらず一定周期の同期を連続して維持することができる。
(実施形態2)
本実施形態に係る誤り率測定装置は、図1に示すシリアル−パラレル変換部92、データアライメント部91及び同期確立回路101と、エラー検出回路(不図示)と、を備え、本実施形態に係る誤り率測定方法を実行する。
本実施形態に係る誤り率測定方法は、シリアル−パラレル変換手順と、実施形態1で説明した同期確立方法を実行する同期確立手順と、データアライメント手順と、エラー検出手順と、を順に有する。
シリアル−パラレル変換手順では、シリアル−パラレル変換部92が、シリアル信号をパラレル信号に変換する。同期確立手順では、実施形態1で説明した同期確立方法を実行する。すなわち、同期確立回路101に、データアライメント部91からのパラレル信号が入力信号として入力される。そして、同期確立回路101は、同期状態と判定した後は、特定パターンの検出に関わらず一定周期の同期を連続して維持する。
データアライメント手順では、データアライメント部91が、前記一定周期の同期を維持するアライメント値を用いて、前記シリアル−パラレル変換手順で変換されたパラレル信号のデータを前記アライメント値に従ってシフトする。エラー検出手順では、エラー検出回路(不図示)が、データアライメント手順でデータをシフトされたパラレル信号に含まれる符号誤りを検出する。
本実施形態に係る同期確立回路101は、パターンの再サーチを行なわず、同期がとれていたときと同じような動作を継続する。したがって、本実施形態に係る誤り率測定装置又は誤り率測定方法を実現することで、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信しても、特定パターンの再サーチを行なわず、データアライメント部91から出力されるパラレル信号に含まれる符号誤りを検出し続けることができる。
本発明は、データ通信を行なう被測定物を試験するための誤り率測定装置に適用することができるため、情報通信産業に適用することができる。
11:前方保護維持スイッチ
12:再同期判定部
13:特定パターン格納部
14:データ比較部
15:カウント部
21:一致カウンタ
22:不一致カウンタ
23:しきい値判定部
24:制御信号コントロール部
25:再サーチ開始判定部
26:アライメント設定値判定部
91:データアライメント部
92:シリアル−パラレル変換部
101:同期確立回路

Claims (6)

  1. シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換部と、
    前記シリアル−パラレル変換部からのパラレル信号が予め定められた一定周期の特定パターンを含む入力信号として入力され、前記一定周期の前記特定パターンを前記入力信号から検出して一致カウンタ(21)を更新し、前記一致カウンタの計数する数が予め定められた後方保護段数を連続して超えると同期状態と判定して、前記一定周期の同期を維持し、前記特定パターンが前記一定周期で配置されていないことを検出したときに不一致カウンタ(22)を更新し、前記不一致カウンタの計数する数が予め定められた前方保護段数を連続して超えるとサーチ状態と判定して、前記一定周期の同期を外す同期確立回路と、
    前記一定周期の同期を維持するアライメント値が前記同期確立回路から入力され、前記シリアル−パラレル変換部から入力されたパラレル信号のデータを前記アライメント値に従ってシフトするデータアライメント部と、
    前記データアライメント部からのパラレル信号に含まれる符号誤りを検出するエラー検出回路と、
    を備え
    前記同期確立回路(101)は、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信したために前記不一致カウンタが前記前方保護段数を超えても、前記エラー検出回路における符号誤りを検出するためにサーチ状態に移行させない前方保護維持スイッチ(11)を備える誤り率測定装置。
  2. 前記入力信号は、フレーム同期信号を一部に含むフレームパターン信号であり、
    前記特定パターンは、前記フレーム同期信号であり、
    同期を維持している間は前記一定周期で同期信号を出力することを特徴とする請求項に記載の誤り率測定装置
  3. 前記入力信号は、PRBS(Pseudo Random Binary Sequence)信号であり、
    前記特定パターンは、前記PRBS信号全体であり、
    同期を維持している間は前記一定周期を維持して前記PRBS信号を出力することを特徴とする請求項に記載の誤り率測定装置
  4. シリアル信号をパラレル信号に変換するシリアル−パラレル変換手順と、
    前記シリアル−パラレル変換手順で変換したパラレル信号が予め定められた一定周期の特定パターンを含む入力信号として入力され、前記一定周期の前記特定パターンを前記入力信号から検出して一致カウンタ(21)を更新し、前記一致カウンタの計数する数が予め定められた後方保護段数を連続して超えると同期状態と判定して、前記一定周期の同期を維持し、前記特定パターンが前記一定周期で配置されていないことを検出したときに不一致カウンタ(22)を更新し、再サーチを行なう旨の信号を受けると、前記不一致カウンタの計数する数が予め定められた前方保護段数を連続して超えるとサーチ状態に移行する同期確立方法を実行する同期確立手順と、
    前記一定周期の同期を維持するアライメント値を用いて、前記シリアル−パラレル変換手順で変換されたパラレル信号のデータを前記アライメント値に従ってシフトするデータアライメント手順と、
    前記データアライメント手順でデータをシフトされたパラレル信号に含まれる符号誤りを検出するエラー検出手順と、
    を順に有し、
    前記同期確立手順において、再サーチを行なわない旨の信号を受けると、特定パターンと異なるエラーを含むパターンを受信したために前記不一致カウンタが前記前方保護段数を超えても、前記エラー検出手順において符号誤りを検出するためにサーチ状態に移行させない誤り率測定方法。
  5. 前記入力信号は、フレーム同期信号を一部に含むフレームパターン信号であり、
    前記特定パターンは、前記フレーム同期信号であり、
    同期を維持している間は前記一定周期で同期信号を出力することを特徴とする請求項に記載の誤り率測定方法
  6. 前記入力信号は、PRBS(Pseudo Random Binary Sequence)信号であり、
    前記特定パターンは、前記PRBS信号全体であり、
    同期を維持している間は前記一定周期を維持して前記PRBS信号を出力することを特徴とする請求項に記載の誤り率測定方法
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