JP5317800B2 - 情報処理装置、情報処理方法、およびプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、表示画面上でオブジェクトを移動させる画像処理装置、画像処理方法、およびプログラムに関する。
テキストや画像などのオブジェクトが配置された画像が表示させ、ユーザが移動させたいオブジェクトをマウスなどのポインティングデバイスで選択してドラッグ操作をすることにより、表示された画像上でオブジェクトを移動させる技術がある。そこで、移動させるオブジェクトの位置を所望の位置に正確に合わせる手段が必要となる。その手段の一つにガイドと呼ばれるオブジェクトの位置を合わせるための線を表示させる方法がある。具体的には、縦方向、横方向のそれぞれのガイドを移動可能に表示させ、ユーザが所望の位置を示すようにガイドを移動させて設定した後に、そのガイドに合わせるようにオブジェクトを移動させる。例えばオブジェクト同士の位置を入れ替えたいときは、オブジェクトの位置を示すようにガイドを設定することで、正確な位置で入れ替えを行うことができる。
また、選択した一つの画像をドラッグして別の一つのオブジェクトに重ねることで、それぞれの画像の位置およびサイズを入れ換える方法がある。(特許文献1の図4(a)参照)
特許第3780601号公報
しかし、上記の従来の方法では種々の課題があった。例えば、ガイドなどのオブジェクトの移動を補助する手段を用いてオブジェクトを移動させて位置を入れ換える方法では、ガイドを所望の位置に設定する必要がある。したがって、連続して多くのオブジェクトの入れ替えを行う場合には、何度もガイドの設定をやり直す必要があるため、ユーザは多くの操作を行わなければならない。
また特許文献1の方法では、2つの画像の位置を入れ換えることができるものの、ユーザがオブジェクトを単に移動させたい場合であってもオブジェクトのサイズまでもが変更されてしまうという問題がある。特に画像の縦横比が画像間で異なる場合には、画像の一部を削除する、または余白を設けて表示しなければならず、ユーザにとって所望の結果が得られない場合がある。
本発明は、複数のオブジェクトを表示画面上で適切かつ容易に移動させることができる情報処理装置、情報処理方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を鑑みて本発明の画像処理装置は、表示画面に配置されている移動対象の第1のオブジェクトと第2のオブジェクトのそれぞれの配置位置に基づき、当該表示画面においてオブジェクトの配置が可能な領域のうちの、当該配置位置に対応する一部の領域を設定する設定手段と、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを前記配置位置に基づく移動先に、移動が完了したときの当該第1のオブジェクトと当該第2のオブジェクトとが前記設定手段により設定された領域内に含まれるように移動させる移動制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、複数のオブジェクトを表示画面上で適切かつ容易に移動させることができる。
本実施例における画像編集装置100の構成を示すブロック図である。 画像編集装置100の機能構成を示すブロック図である。 オブジェクトを入れ換える処理を示すフローチャートである。 オブジェクトを入れ換える処理において表示される画像を示す図である。 オブジェクトの移動方向を決定する方法の処理フローである。 上下方向にオブジェクトを入れ換える場合の表示を示す図である。 左右方向にオブジェクトを入れ換える場合の表示を示す図である。 上下、左右の両方向にオブジェクトを入れ換える場合の表示を示す図である。 方向を制限してオブジェクトを移動させた場合の表示を示す図である。
発明を実施するための最良の形態は、次の実施例である。
図1は、本実施例における画像編集装置100の構成を示すブロック図である。画像編集装置100は、オブジェクトが配置された画像データを生成する装置である。画像編集装置100は、CPU1と、メモリ2と、ハードディスクドライブ等の補助記憶装置3と、外部インタフェース4とを含み、それぞれが内部インタフェース5でお互いに接続されている。さらに、外部インタフェース4を介して、モニタ6と、マウスやキーボード等の操作デバイス7と、印刷装置8との接続が可能になる。
CPU1は、各部への処理の指示や各種データ処理を行い、システム全体の制御を行う。補助記憶装置3には、CPU1の処理内容を示すプログラムP1が予め格納されており、プログラムP1を実行する際にはメモリ2にロードされる。CPU1は、メモリ2にロードされたプログラムP1を実行することで制御を行うことができる。モニタ6は、液晶モニタ、CRTモニタ等の表示装置であり、操作指示や結果表示を行うことでユーザに情報を通知する。キーボードやマウス等の操作デバイス7は、ユーザが操作するとその操作内容が外部インタフェース4、内部インタフェース5を介してCPU1に入力される。そしてCPU1はその操作内容に応じた制御を行うため、つまりは操作デバイス7を介してユーザの指示を入力することができる。印刷装置8は、外部インタフェースを介して入力したデータに基づき、記録用紙等の記録媒体に画像を印刷することができる。
図2は、画像編集装置100の機能構成を示すブロック図である。統括処理実行部10は、画像編集装置においてオブジェクトを配置するために、各種処理を行うためのデータ転送や各制御部の実行などの統括的な管理を行う。指示入力部20は、操作デバイス7にされた操作内容を示す情報を入力して操作に対応した指示を判定し、判定された指示を統括処理実行部10に通知する。オブジェクト選択指示部21は、判定された指示がオブジェクトを選択する指示の場合に、それを通知する。一方、オブジェクト移動指示部22は、判定された指示がオブジェクトを移動させる指示の場合に、それを通知する。
表示部40は、画像をモニタ6に表示させる表示制御を行う。オブジェクト表示部41は、モニタ6にオブジェクトの表示を行う。一方、選択状態表示部42は、モニタ6にオブジェクトが選択状態であることを示す表示を行う。
判定処理部50は、配置されたオブジェクトに対する各種の判定や各種の処理を行う。オブジェクト重なり判定部51は、配置されたオブジェクトが重なっているかどうかの判定を行う。対象領域設定部52は、オブジェクトの入れ替えを行う領域である対象領域を設定する。この対象領域についての詳細は後述する。オブジェクト選択部53は、オブジェクト選択指示部21より指示のあったオブジェクトを選択状態にする。移動対象オブジェクト設定部54は、選択オブジェクトと重なっているオブジェクトを移動対象オブジェクトとして設定する。オブジェクト移動方向決定部55は、オブジェクトが対象領域内で移動する方向を決定する。オブジェクト移動先決定部56は、オブジェクトが移動された後の位置であるオブジェクト移動先を決定する。オブジェクト移動制御部57は、オブジェクト移動先にオブジェクトを移動する。
次に、本実施例の動作について説明する。図3は、オブジェクトを入れ換える処理を示すフローチャートである。つまりオブジェクトを選択して、選択されたオブジェクトを移動させ、移動させる位置にあるオブジェクトも移動することで、結果的にオブジェクトの位置が入れ替わるまでの一連の処理を示す。なお、統括処理実行部10は各種処理を行うためのデータ転送や各制御部の実行などの統括的な管理を行うために常に実行されるものであるため、下記の説明では特に記述しない。
また図4は、オブジェクトを入れ換える処理において表示される画像を示す図であり、図3に示したフローは画像が図4(a)に示した状態で開始される。図4(a)は、オブジェクトを入れ換える前の画像(第1の画像)を示す図であり、表示されている画像上にオブジェクトJ1〜J3が配置されている。この画像を表示させることを第1の表示制御と呼んでも良い。以下の記載では、このうちのオブジェクトJ1を移動してオブジェクトJ2およびオブジェクトJ3との位置を入れ換える場合について説明する。
S01で、オブジェクト選択指示部21からオブジェクトJ1を選択する指示を入力すると、オブジェクト選択部53がオブジェクトJ1を選択状態にする。例えばユーザがマウスでモニタ6に表示されたオブジェクトを指定することで選択の指示を与えることができる。さらに選択状態表示部42が、オブジェクトJ1が選択状態であることを示す表示を行う。図4(b)は、オブジェクトが選択されたときの表示を表した図である。選択状態表示部42により、オブジェクトJ1に選択状態になったことを示す選択枠W1が表示されている。この選択されたオブジェクトを第1のオブジェクトと呼んでも良い。また、複数のオブジェクトが選択された場合には、選択された複数のオブジェクトを含む最小の矩形が選択オブジェクト(第1のオブジェクト)となる。
S02で、オブジェクト移動指示部22からオブジェクトJ1を移動させる指示を入力したかを判定し、入力されない場合はS02に戻る。例えばユーザが、マウスでクリックしてオブジェクトを指定したあとに、ドラッグ操作を行うことで移動の指示を与えることができる。移動の指示を入力した場合はオブジェクト移動制御部57でオブジェクトJ1を移動させ(第1の移動制御)、オブジェクト表示部41により移動した後のオブジェクトJ1を表示させてS03に進む。S03ではオブジェクト重なり判定部51により、S01で選択された移動中のオブジェクトと、他の非選択のオブジェクト(第2のオブジェクト)が重なっているかが判定される。図4(c)は、選択されたオブジェクトの移動中に非選択のオブジェクトと重なった状態を示す図である。図では移動中のオブジェクトJ1が非選択のオブジェクトJ2およびオブジェクトJ3と重なっている。なお、移動前の領域M1は移動中のオブジェクトJ1が移動する前に配置されていた領域(第1の領域)である。S03において重なりがないと判定された場合はS04に進む。S04では、非選択である印刷対象オブジェクトの位置をS01における最初の位置に設定する。つまり後述の処理により、非選択のオブジェクトが移動対象オブジェクトとしてS01における最初の位置から移動する場合がある。この場合にはS01における元の位置に戻す処理を行う。次にS05では、オブジェクト移動指示部22からのオブジェクトを移動する指示が終了したかを判定する。具体的には、ユーザが操作デバイス7に対してオブジェクトJ1を移動させる操作を行っているか否かが判定される。例えば、ユーザがマウスに対してクリックを行った後にドラッグ操作をして移動させる場合には、ユーザがクリックをしているかを判定し、クリックされていない場合には、移動の指示が終了したとすることができる。移動の操作が終了している場合にはS06に進み、選択オブジェクトの位置をS01における元の位置に戻し、処理を終了する。一方、S05において移動の操作が終了していない場合、S03に戻る。なお、S06では選択されたオブジェクトの位置をそのときの位置で決定するようにしてもよい。
S07で、移動中の選択オブジェクトJ1と重なっているオブジェクトJ2およびオブジェクトJ3を、移動対象オブジェクトとして移動対象オブジェクト設定部54で設定する。このように選択オブジェクトが複数のオブジェクトと重なった場合には、選択オブジェクトが重なった複数のオブジェクトを含む最小の矩形が移動対象オブジェクトとなる。次にS08では、対象領域設定部52で対象領域を設定する。この対象領域は、選択オブジェクトの移動前の領域と、移動対象オブジェクトの領域から対象領域を設定する。図4(d)は対象領域を示す図である。図のように、選択オブジェクトの移動前の領域M1と、移動対象オブジェクトJ2および移動対象オブジェクトJ3と内接する矩形領域である対象領域R1が本実施例での対象領域となる。このR1の矩形領域内で、オブジェクトの入れ替えを行うこととなる。
S09では、移動対象オブジェクトJ2と移動対象オブジェクトJ3の対象領域R1内での移動方向をオブジェクト移動方向決定部55で決定する。オブジェクトの移動方向には、縦方向の移動として上または下、横方向の移動として左または右があり、縦方向のみの移動、横方向のみの移動、または、縦横両方向の移動のいずれかになる。なお、選択オブジェクトの移動方向は、移動対象オブジェクトの移動方向の逆となる。このオブジェクトの移動方向を決定する方法については後で詳細を説明する。本実施例においては、移動対象オブジェクトJ2と移動対象オブジェクトJ3は上および左方向に、選択オブジェクトJ1は下および右方向に、移動することになる。次にS10で、移動対象オブジェクトJ2と移動対象オブジェクトJ3の移動先を、オブジェクト移動先決定部56で決定する。S11では、選択オブジェクトJ1の移動先を、オブジェクト移動先決定部56で決定する。図4(e)は、移動対象オブジェクトと選択オブジェクトの対象領域R1における移動先を示した図である。この場合、移動対象オブジェクトJ2と移動対象オブジェクトJ3とを1つのオブジェクトとみなす。つまりは、2つのオブジェクトを含む最小の矩形領域をサイズとするオブジェクトを、選択領域R1に内接するように上および左方向に移動させるように処理を行う。この結果として、移動対象オブジェクトJ2と移動対象オブジェクトJ3の相対位置が保たれた移動先が決定する。また一方、選択オブジェクトJ1を、選択領域R1に内接するように下および右方向に移動させた位置が、選択オブジェクトJ1の移動先となる。なお、選択オブジェクトが複数ある場合は、それらのオブジェクトを1つのオブジェクトとみなされるため、オブジェクト間の相対位置を保ったまま移動させる。
次にS12ではオブジェクト移動制御部57により、移動対象オブジェクトJ2と移動対象オブジェクトJ3をS10において決定された移動先に移動させる(第2の移動制御)。S13ではS05と同様に、オブジェクト移動指示部22からのオブジェクトを移動する指示が終了したかを判定する。言い換えるとユーザが操作デバイス7に対してオブジェクトJ1を移動させる操作を行っているか否かが判定される。つまり、選択オブジェクトJ1の少なくとも一部が移動対象オブジェクトJ2および移動対象オブジェクトJ3が移動する前に配置された領域(第2の領域)に重なっている状態で、オブジェクトを移動させる操作が終了したかが判定される。オブジェクトを移動させる操作を終了していると判定するとS14へ進む。S14ではオブジェクト移動制御部57により、移動中の選択オブジェクトJ1をS11で決定された移動先に移動させて、処理を終了する。図4(f)は、図3のフローによりオブジェクト同士の位置が入れ替えられた画像(第2の画像)を示す図であり、選択オブジェクトと移動対象オブジェクトが移動された画像がオブジェクト表示部41によって表示される。この画像を表示させることを第2の表示制御と呼んでも良い。
一方、S13においてオブジェクトを移動させる操作を終了していない判定された場合はS03へ戻り、非選択の移動対象オブジェクトが移動する前に配置された領域に選択オブジェクトが重なっているかが再び判定される。この判定において重なっていないと判定された場合には、S12で移動された移動対象オブジェクトを元の位置へ戻しても良い。
なお、本フローではS12において移動対象オブジェクトを移動させた後に、S13においてオブジェクトを移動させる指示が終了しているか否かの判定が行われる。しかしながら、処理の順を逆にして、オブジェクトを移動させる指示が終了していると判定された後に、移動対象オブジェクトを移動させても良い。ただし、図3のフローで示した順で処理することにユーザは、移動対象オブジェクトが移動した結果を予め確認してからオブジェクトの移動のための操作を終了することができる。
次に、オブジェクトの図3のS09で説明した移動方向の決定方法について詳細に説明する。なお、このオブジェクトの移動方向とは、対象領域内で移動させるオブジェクトをどの方向に移動させるかを決定する方法である。以下に、オブジェクトの移動方向の決定方法として1つの方法を説明するが、オブジェクトの移動方向の決定方法としてはこれに限るものではない。
図5は、オブジェクト移動方向決定部55においてオブジェクトの移動方向を決定する処理を示すフローである。S21で、移動させるオブジェクトを含む最小の矩形領域が対象領域でどの辺を構成しているかを検知する。ただし、オブジェクトが複雑な形状をしていたり、回転していたりして、対象領域の辺と並行でない辺を保持している場合がある。この場合には、オブジェクトを含み、対象領域の辺と平行な辺で構成される最小の矩形領域をオブジェクトの領域とする。この矩形領域の4辺はそれぞれ、オブジェクトに接することになる。
次に、まずS22で、左右の両方の辺を構成しているかを確認し、左右の両方の辺を構成している場合にはS23に進み、左右方向に移動なしと設定する。一方、左右の両方の辺を構成しない場合にはS24に進み、左辺のみを構成しているかを判定する。左辺のみ構成する場合にはS25に進み、左右方向には右方向に移動すると設定する。一方、左辺を構成しないと判定された場合はS26に進み、右辺のみを構成しているかを判定する。右辺のみ構成する場合にはS27に進み、左右方向には左方向に移動すると設定する。右辺を構成しないと判定された場合は、つまりはオブジェクトの左右の辺が対象領域と接しないことになるため、S28で左右方向に移動なしと設定する。
S29〜S35では、S22〜S28と同様の処理を行う。まずS29で、上下の両方の辺を構成しているかを確認し、上下の両方の辺を構成している場合にはS30に進み、上下方向に移動なしと設定する。一方、上下の両方の辺を構成しない場合にはS31に進み、上辺のみを構成しているかを判定する。上辺のみ構成する場合にはS32に進み、上下方向には右方向に移動すると設定する。一方、上辺を構成しないと判定された場合はS33に進み、下辺のみを構成しているかを判定する。下辺のみ構成する場合にはS34に進み、上下方向には左方向に移動すると設定する。下辺を構成しないと判定された場合は、つまりはオブジェクトの上下の辺が対象領域と接しないことになるため、S35で上下方向に移動なしと設定する。
次に、選択オブジェクトと移動対象オブジェクトが対象領域のどの辺を構成するかで、移動先がどのようになるかを説明する。この説明においては、2つのオブジェクトを入れ換える場合に、それらのオブジェクトの領域を含む対象領域でどのように移動するかを説明する。なお、2つのオブジェクトのうちどちらか一方が選択オブジェクトとなる場合には、他方が移動対象オブジェクトとして考えればよい。つまりは選択オブジェクトが複数個ある場合は、それらを含む領域を一つの選択オブジェクトとして考えればよい。また移動対象オブジェクトが複数個ある場合も同様に、それらを含む領域を一つの移動対象オブジェクトとして考えればよい。
図6は、上下方向にオブジェクトを入れ換える場合の表示を示す図である。図6(a)は、オブジェクトJ4が対象領域の上辺、左辺および右辺を構成し、オブジェクトJ5が対象領域の下辺のみを構成する場合である。この場合、図6(b)のように、オブジェクトJ5は上方向に、オブジェクトJ4は下方向に移動し、横方向の移動はない。
図7は、左右方向にオブジェクトを入れ換える場合の表示を示す図である。図7(a)は、オブジェクトJ6が対象領域の上辺、下辺および左辺を構成し、オブジェクトJ7が対象領域の右辺のみを構成する場合である。この場合、図7(b)のように、オブジェクトJ6は右方向に、オブジェクトJ7は左方向に移動し、縦方向の移動はない。
図8は、上下、左右の両方向にオブジェクトを入れ換える場合の表示を示す図である。図8(a)は、オブジェクトJ8が対象領域の上辺および右辺を構成し、オブジェクトJ9が対象領域の下辺および左辺を構成する場合である。この場合、図8(b)のように、オブジェクトJ8は下方向および左方向に、オブジェクトJ9は上方向および右方向に移動する。つまり以上の図6〜図8においてオブジェクトは、対象領域の辺のうち初めに接している辺に対向する辺に内接するように移動することになる。
なお図8(a)のようにオブジェクトが配置された場合においては、意図的に縦横どちらかの方向だけに移動を制限してもよい。例えば、操作デバイス7のキーボードのSHIFTキーを併用することで、縦または横方向だけの移動に制限してもよい。図9は、方向を制限してオブジェクトを移動させた場合の表示を示す図である。具体的には、図8(a)のオブジェクトを縦方向の移動だけに制限すると、図9(a)のような移動となる。また、図8(a)のオブジェクトを横方向の移動だけに制限すると、図9(b)のような移動となる。以上の図6〜図9で示したように、各オブジェクトは対象領域R1の4辺のうち、初めに接していない少なくとも1辺と接するように移動する。つまり各オブジェクトは、各オブジェクトが初めに配置された領域と対象領域R1とが共有しない辺の少なくとも1辺に内接するように移動する。
ところで選択オブジェクトをオブジェクト移動指示部22で移動するとき、重なるオブジェクトが頻繁に変更されることで移動対象オブジェクトおよび移動結果が頻繁に変更されることとなる。このような場合、移動対象オブジェクトの移動前の位置から移動先の位置までの移動をアニメーション表示することで動作をわかりやすくすることができる。
また選択オブジェクトが移動対象オブジェクトと重なり移動対象オブジェクトが移動した結果、選択オブジェクトおよび移動対象オブジェクト以外のオブジェクト(第3のオブジェクト)と重なる場合がある。このような場合、移動対象オブジェクトを半透明で表示することで動作をわかりやすくすることができる。ただしこの場合には、移動対象オブジェクトの全体を半透明にしてもよいし、重なった部分のみ半透明にしてもよい。また、移動対象オブジェクトが重なったオブジェクトを半透明にして移動対象オブジェクトの前面に配置するようにしてもよい。さらにはオブジェクトを半透明する方法に限らず、単に表示色を変更する方法や、オブジェクトを透明にしてオブジェクトの枠だけを表示する方法であってもよい。
以上の実施例によれば、オブジェクトを選択して移動させ、位置を入れ替えたいオブジェクトに重ねるだけで、オブジェクトを正確な位置で入れ換えることができる。したがって、ガイドなどのオブジェクトの移動を補助する手段を必要とせずに、簡単な操作でオブジェクトの位置を正確に入れ換えることが可能となる。また複数のオブジェクトの位置をまとめて入れ換える場合であっても、入れ替えの操作を繰り返し行う必要がないため、操作が煩雑にならないという効果を奏する。さらに、オブジェクトの入れ替えの際に対象領域を表示した場合には、ユーザは表示された画像においてオブジェクトの入れ替えが行われる範囲を認識することができる。
なお、上述の説明では画像編集装置における処理を例に挙げたが本発明はこれに限らない。上述の実施例の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記録媒体を、システムあるいは装置に供給してもよい。その場合、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUまたはMPU)がその記録媒体に格納されたプログラムコードを読み取り実行することによって、本発明の目的が達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が前述した実施例の機能を実現することとなり、そのプログラムコード自体、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVDなどを用いることができる。
また本発明は、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、前述した実施例の機能が実現されるだけに限定されない。本発明は、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOperating System(OS)などが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述の実施例の機能が実現される場合であってもよい。
さらに本発明は、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書きこまれるものであってもよい。その場合、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって前述した実施例の機能が実現される。
1 CPU
2 メモリ
3 補助記憶装置
4 外部インタフェース
5 内部インタフェース
6 モニタ
7 操作デバイス
8 印刷装置
10 統括処理実行部
20 指示入力部
40 表示部
50 判定処理部
100 画像編集装置

Claims (10)

  1. 表示画面に配置されている移動対象の第1のオブジェクトと第2のオブジェクトのそれぞれの配置位置に基づき、当該表示画面においてオブジェクトの配置が可能な領域のうちの、当該配置位置に対応する一部の領域を設定する設定手段と、
    前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを前記配置位置に基づく移動先に、移動が完了したときの当該第1のオブジェクトと当該第2のオブジェクトとが前記設定手段により設定された領域内に含まれるように移動させる移動制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記設定手段は、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを包含する領域を設定することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記設定手段は、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを内接する領域を設定し、前記移動制御手段は、当該第1のオブジェクトと当該第2のオブジェクトが当該領域に内接するように、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを移動させることを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記設定手段は、前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを内接する矩形領域を設定し、前記移動制御手段は、当該矩形領域において当該第1のオブジェクトと当該第2のオブジェクトとが内接している辺に対向する辺に対応する位置に、当該第1のオブジェクトと当該第2のオブジェクトを移動させることを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. ユーザによる指示に応じて、オブジェクトを前記表示画面上で移動させる第2の移動制御手段と、
    前記第2の移動制御手段により移動された前記第1のオブジェクトと当該移動により指定された前記第2のオブジェクトとを移動対象として選択する選択手段を有することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記第2の移動制御手段により前記第1のオブジェクトが移動される前に当該第1のオブジェクトが配置されていた位置に基づく領域を設定することを特徴とする請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記選択手段は、前記第2の移動制御手段による前記第1のオブジェクトの移動により前記表示画面上で当該第1のオブジェクトが重なったオブジェクトを、前記第2のオブジェクトとして選択することを特徴とする請求項5または6に記載の情報処理装置。
  8. 前記選択手段により、1つの前記第1のオブジェクトと、複数の前記第2のオブジェクトとが選択された場合、前記移動制御手段は、当該1つの第1のオブジェクトの位置と、当該複数の前記第2のオブジェクトの位置が入れ替わるように、当該1つの第1のオブジェクトと、当該複数の前記第2のオブジェクトとを移動させることを特徴とする請求項5乃至7のいずれか1項に記載の画像処理装置。
  9. 表示画面に配置されている移動対象の第1のオブジェクトと第2のオブジェクトのそれぞれの配置位置に基づき、当該表示画面においてオブジェクトの配置が可能な領域のうちの、当該配置位置に対応する一部の領域を設定する設定工程と、
    前記第1のオブジェクトと前記第2のオブジェクトとを前記配置位置に基づく移動先に、移動が完了したときの当該第1のオブジェクトと当該第2のオブジェクトとが前記設定工程において設定された領域内に含まれるように移動させる移動制御工程と、
    を有することを特徴とする情報処理方法。
  10. 請求項9に記載の画像処理方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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