JP5317737B2 - 撮像装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、撮像装置、その制御方法及びプログラムに関する。
従来、デジタルスチルカメラなどの撮像装置には、逐次撮像された被写体の明るさ、色、距離、動きなどの様々な事情を判断して被写体状況(シーン)を示すシーン判別評価値を算出するものがある。このような撮像装置は、算出されたシーン判別評価値と顔検出結果とにより特定されたシーンに応じて撮像を行う。例えば、特許文献1には、シーンに応じた撮像には、主被写体が存在すると推定される領域とそれ以外の領域の明暗差を示すシーン判別評価値とに基づいて逆光シーンであることを検出し、逆光を解消するような露出制御を行う技術が開示されている。
特開2008−287091号公報
しかしながら、CCDやCMOSイメージセンサを用いた撮像素子で被写体の明るさ、色、距離、動きなどの様々な事情を判断しようとすると、そのダイナミックレンジの狭さが課題となる。静止画や動画の撮影の用いる撮像素子は、そもそもダイナミックレンジが広くなく、明暗差が激しいシーンの測光には不向きである。露出量が不適切である場合、明部の白とび、暗部の黒つぶれが顕著になり、逐次撮像された被写体の明るさ、色、距離、動きなどの様々な事情を判断しようとしても、適切な検出を行うことはできない。このような状況下でシーン判別を行い、その判別結果に応じて撮像を行ってしまうと、かえって不適切な画像となってしまうおそれがある。
本発明は、このような従来技術の課題を解決することを目的としてなされたものである。本発明の目的は、撮像素子のダイナミックレンジが狭くとも適切なシーン判別を可能とする撮像装置、その制御方法及びプログラムを提供することである。
上記目的は、被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により時系列的に撮像された画像について前記被写体のシーン判別に用いるシーン判別評価値を逐次算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記シーン判別評価値に基づいて前記被写体のシーンを判別するシーン判別手段と、静止画像の撮影準備指示を受け付ける操作手段と、前記撮像手段により時系列的に撮像された画像から人物の顔を逐次検出する顔検出手段と、前記シーン判別手段のシーン判別動作、及び前記撮影準備指示に応答して前記撮像手段に行わせる撮影動作を制御する制御手段であって、前記シーン判別手段によるシーン判別結果に対応した撮影動作を前記撮像手段に行わせる制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮影準備指示が受け付けられた場合に、前記時系列的に撮像された画像のうちのそれぞれ異なる画像について得られた、前記顔検出手段による顔検出結果と前記被写体の輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束している場合に得られた画像について前記算出手段により算出された収束シーン判別評価値とを用いて、前記シーン判別手段に前記被写体のシーンを判別させることを特徴とする本発明による撮像装置によって達成される。
また、上記目的は、被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体の輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束していない場合に、前記被写体の輝度が該範囲内に収束するように露出を制御する露出制御手段と、前記撮像手段により時系列的に撮像された画像について前記被写体のシーン判別に用いるシーン判別評価値を逐次算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記シーン判別評価値に基づいて前記被写体のシーンを判別するシーン判別手段と、静止画像の撮影準備指示を受け付ける操作手段と前記シーン判別手段のシーン判別動作、及び前記撮影準備指示に応答して前記撮像手段に行わせる撮影動作を制御する制御手段であって、前記シーン判別手段によるシーン判別結果に対応した撮影動作を前記撮像手段に行わせる制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記撮影準備指示が受け付けられた場合に、前記露出制御手段により前記被写体の輝度が前記所定の範囲内に収束した後に撮像された同一の画像について得られた、前記顔検出手段による顔検出結果と前記算出手段により算出された収束シーン判別評価値とを用いて、前記シーン判別手段に前記被写体のシーンを判別させることを特徴とする本発明による撮像装置によっても達成される。
本発明によれば、撮像素子のダイナミックレンジが狭くとも適切にシーン判別することができる。
本実施形態に係る撮像装置の全体構成を示すブロック図である。 (a)は、本実施形態に係る撮像装置の前面外観を示す図であり、(b)は、本実施形態に係る撮像装置の背面外観を示す図である。 表示部のライブ画像を例示する図である。 各シーンを抽象化したシーンアイコンを例示する図である。 撮像装置による撮像の一例を示す図である。 撮像装置におけるシーン判別評価値の生成、顔検出、シーン判別のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 撮像装置におけるシーン判別評価値の生成、顔検出、シーン判別のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 撮像装置におけるシーン判別評価値の生成、顔検出、シーン判別のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 撮像装置におけるシーン判別評価値の生成、顔検出、シーン判別のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 撮像装置におけるシーン判別評価値の生成、顔検出、シーン判別のタイミングの一例を示すタイミングチャートである。 本実施形態に係る撮像装置の全体フローを示すフローチャートである。 シーン判別処理を示すフローチャートである。
以下、この発明の実施の形態について図を参照して説明するが、この発明は以下の実施の形態に限定されない。また、この発明の実施の形態は発明の最も好ましい形態を示すものであり、発明の範囲を限定するものではない。
図1は、本実施形態に係る撮像装置100の全体構成を示すブロック図である。図1に示すように、撮像装置100では、レンズ10により外光を撮像素子16に集光する。図1ではレンズは1枚として表現しているが、複数枚のレンズから構成されたレンズユニットを搭載することも可能である。
また、レンズ10は、レンズ駆動回路42にてレンズ位置を光軸に沿って前後に動かすことで焦点を調節したり、画角を調節したりすることも可能である。さらに、ブレ量検知回路44で測定した撮像装置100のブレ量を元に、手ブレ補正回路40にてレンズを駆動し、手ブレをキャンセルする方向に光軸を変化させることで、光学的な手ブレ補正を行うことも可能である。なお、ブレ量検知回路44には撮像装置100のブレ量を測定するジャイロセンサが含まれている。図1ではレンズを駆動することで手ブレ補正を実現しているが、同様に撮像素子16を駆動することで手ブレ補正を実現してもよい。
レンズ10を通過した光は絞り14によりその光量が調節される。撮像装置100では、制御部60が絞り制御情報を絞り駆動回路26に伝達することで、絞り14を制御することが可能となっている。
絞り14は、複数枚の羽から構成された虹彩絞りや、板に予め様々な径の孔を打ち抜いた丸絞りがある。制御部60は、絞り14と絞り駆動回路26を用い、被写体輝度が高い場合は絞りを絞って光量を落とすように制御し、被写体輝度が低い場合は絞りを開放にして光を多く取り込むように制御する。
撮像装置100では、制御部60がメカニカルシャッタ制御情報をメカニカルシャッタ駆動回路28に伝達することでメカニカルシャッタ12を制御することが可能となっている。静止画撮像時の露出時間はメカニカルシャッタ12の開閉時間により決定され、この露出時間は制御部60が時間を判断し、メカニカルシャッタ駆動回路28に指示を出すことで決定される。
レンズ10、メカニカルシャッタ12、絞り14を通過した光は撮像素子16で受光される。撮像装置100は、制御部60が撮像素子制御信号をTG24(TimingGenerator)に伝達することで撮像素子16を制御することができる。
TG24は、制御部60から受信した撮像素子制御信号を元に撮像素子16を駆動する。撮像素子16は、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサなどであり、露出時に受光した被写体像を光電変換する。撮像素子16は、TG24からの駆動信号に基づいて、露出と露出時に光電変換された撮像データの読み出しが行われる。なお、この露出と光電変換された撮像データの読み出しとは、TG24からの駆動信号を基準に周期的に行ってもよい。
また、撮像素子16で光電変換された撮像データは、特定のラインや特定の領域のみを読み出してもよい。これは、TG24から出力される読み出し用の駆動信号に応じて読み出し方法を変更することで実現できる。制御部60は、状況に応じて最適な読み出し方式を決定し、TG24に指示する。例えば、静止画撮像時には、解像度の高い撮像データが要求されるため、撮像素子16の全データを読み出す方式が決定される。また、電子ビューファインダ(ElectricalViewFinder)時や動画撮像時には、30fps又は60fpsなどの高いフレームレートが要求されるため、撮像素子16の特定のラインだけ間引いて読み出す方式が決定される。
また、TG24は、撮像素子16の露出時間を制御することが可能である。これは、任意のタイミングで光電変換によりチャージした電荷を撮像素子16が開放するように、駆動信号を撮像素子16へ出すことで実現できる。
撮像素子16から読み出された撮像データは、CDS回路18(Correlated Double Sampler)を通過する。CDS回路18は、相関二重サンプリング方式により撮像データのノイズ成分を除去することを主な役割とする。その後、撮像データはPGA回路20(Programmable Gain Amplifier)により減衰/増幅される。制御部60は、増幅レベルをPGA回路20に伝達することで、PGA回路20における減衰/増減量を制御する。
通常、撮像素子16の露出を適正とすることは、絞り14で撮像素子16への露出量を適切に設定すると共に、メカニカルシャッタ12における露出時間を適切に設定することで実現される。PGA回路20では、撮像データの減衰/増幅を行うことで、擬似的に露出を替えるという機能を提供することができる。すなわち、PGA回路20は、絞りやシャッタ速度と並ぶ撮像時の露出条件の一つである感度を切り替えるという機能を提供する。
PGA回路20で減衰/増幅された撮像データは、A/D回路22(Analog/Digital Converter)にてアナログ信号からデジタル信号へ変換される。なお、図1では、CDS回路、PGA回路、A/D回路をそれぞれ別のブロックとして表現しているが、一つのIC(Integrated Circuit)パッケージにこれらの機能を搭載したものを用いてもよい。
A/D回路22でデジタル信号に変換された撮像データは、画像処理回路50へ入力される。画像処理回路50は、画像処理を行うブロックが複数構成され、種々の画像処理を行う。撮像素子16は、カラーフィルタ(図示しない)を通して各画素ごとに特定の色成分を抽出している。したがって、A/D回路22から出力される撮像データは、撮像素子16の画素及びカラーフィルタの配置に対応したデータ形式となっている。よって、A/D回路22から輝度成分のみを評価して露出制御を行う自動露出制御(AE:AutoExposureControl)で使用するには適さないデータ形式である。このため、画像処理回路50では、撮像データから色情報を排除し、輝度情報のみを抜き出す機能を備えている。逆に色情報を抜き出す機能も備え、被写体の光源を特定し、色を適切に調整するホワイトバランス(AWB)処理に使用することも可能となっている。
さらに、画像処理回路50では、撮像素子16から撮像データの周波数成分のみを抜き出す機能を備え、自動ピント合わせ制御(AF:AutoFocus)に使用することが可能となっている。撮像素子16から読み出された撮像データのどの領域の周波数成分を抽出するか、また、領域内をどのように分割するかを決定する機能を備えている。
さらに、画像処理回路50は、A/D回路22によりデジタル信号に変換された撮像データのレベルの増減、画像の色効果などを操作する機能を備え、撮像画像の画質を調整する役割も担っている。撮像データのレベルに関しては、画像全体に一律の増幅率でレベルを増減させる、元の信号レベルの大小に応じて信号レベルを変換するガンマ変換、画面内の領域ごとの周波数成分に応じた増幅率でレベルを増減させるなど、様々な調整が可能となっている。
A/D回路22によりデジタル信号に変換された撮像データは、画像処理回路50へ入力されると同時に、一時記憶メモリ30に記憶されてもよい。一旦、一時記憶メモリ30に記憶した撮像データは再度読み出すことができ、画像処理回路50から撮像データを参照したり、読み出した撮像データを画像処理回路50に入力することも可能である。さらに、画像処理回路50で画像処理した撮像データを一時記憶メモリ30に書き戻したり、画像処理回路50からの任意のデータを一時記憶メモリ30に書き込むことも可能である。
画像処理回路50で処理された撮像データは画像認識回路38に入力される。画像認識回路38は、入力された画像の明るさ状況、ピント合焦状況、色状況の認識に加え、人物の顔認識とその表情、文字がある場合はその文字情報を認識することが可能となっている。画像認識回路38には複数の画像を入力することが可能となっており、例えば2つの画像を入力し、その2つの画像の特徴を比較することで、同一の画像か否かの判定をすることが可能である。
画像認識回路38で画像を認識する方法に加え、制御部60でも画像認識処理を行うことができる。制御部60は、図示しないCPU(Central Processing Unit)上で予めコーディングされたプログラムを実行することが可能となっている。このプログラムを順次実行することで、制御部60は、一時記憶メモリ30に記憶された撮像データを読み出して、その読み出した撮像データを解析して撮像時の状況を認識することができる。
LCD(Liquid Crystal Display)などである表示部108に撮像データを表示出力する場合は、画像処理回路50で画像処理を行った撮像データをVRAM34(Video Random Access Memory)に展開する。VRAM34に展開した撮像データは、D/A回路36にてアナログデータに変換されて表示部108に表示出力される。電子ビューファインダ表示は、撮像素子16から連続して読み出される撮像データを順次表示部108に表示することで実現される。なお、VRAM34上には、1つの撮像画像を表示部108に最も大きくなるように表示する、又は複数の撮像画像をマルチ画面表示するなど、様々な表示形態に対応するように撮像データを展開してよい。
表示部108には、画像だけでなく任意の情報を単独、もしくは画像と共に表示してもよい。具体的には、撮像装置100の状態、ユーザが選択あるいは撮像装置100が決定したシャッタ速度、絞り値、感度情報などの文字情報、画像処理回路50にて測定した輝度分布などのグラフ、顔認識結果、シーン認識結果などがある。また、表示部108では、情報の表示位置、表示色も操作部70により受け付けられたユーザの操作指示に応じて任意に選択可能である。撮像装置100では、操作部70により受け付けられたユーザの操作指示に応じて、これら様々な情報を表示部108で表示することで、ユーザインターフェースを実現している。
操作部70は、電源スイッチ102、シャッタスイッチ104、モード切替スイッチ110、パラメータ選択スイッチ151、153、157、159などを有する。電源スイッチ102は、ユーザから電源のON/OFFの指示を受け付ける。シャッタスイッチ104は、ユーザから撮像を準備するための撮像準備指示や撮像開始指示を受け付ける。モード切替スイッチ110は、ユーザから撮像モードの切り替え指示を受け付ける。パラメータ選択スイッチ151、153、157、159は、ユーザからパラメータの選択指示を受け付ける。なお、上述した各スイッチの詳細については後述する。
また、表示部108には、記憶媒体I/F80を介して撮像装置100と接続する記憶媒体82に記憶されている画像データを読み出して表示することも可能である。なお、画像データが圧縮されている場合は、圧縮伸長部32にて画像データを伸長し、伸長後の画像データをVRAM34に展開する。
記憶媒体82は、記憶媒体I/F80を介して撮像装置100と接続可能となっており、制御部60の制御の下でデータの読み出し又は記憶が可能な不揮発性のメモリである。記憶媒体82には、主に撮像した画像データを記憶することが可能である。また、各画像データには、絞り値、シャッタ速度、ISO感度、撮像した時刻などの撮像情報を付加することができる。この付加されたデータは画像データと共に記憶媒体82に記憶されてもよい。
外部機器I/F84は、PC(Personal Computer)などの外部機器86と接続するための通信インターフェースである。撮像装置100と外部機器86とは、外部機器I/F84を介して互いに通信可能に接続され、制御部60の制御の下でデータの送受信が可能となっている。例えば、外部機器86からの指示に応じて撮像した画像データの転送などが外部機器I/F84を介して行われる。
図2に撮像装置100の外観図を示す。図2(a)は、撮像装置100の前面外観を示す図である。図2(b)は、撮像装置100の背面外観を示す図である。
図2(a)に示すように、撮像装置100の前面にはレンズ10が配置されており、撮像装置100は被写体像を捉えることが可能となっている。レンズ10が設けられた同一面(前面)には制御部60により発光が制御されるストロボユニット90が配置されている。撮像装置100は、主被写体が暗い場合にストロボユニット90を発光させることで撮像に十分な光量を得ることができ、暗い中でも速いシャッタ速度を保ち、好適な撮像画像を得ることができる。
図2(b)に示すように、撮像装置100の背面には表示部108が配置されている。表示部108は、撮像素子16で逐次撮像された撮像画像を連続して表示する電子ビューファインダ表示を行い、ユーザがその連続画像(ライブ画像)を参照して被写体を捉えるためのファインダとして使用されてもよい。このとき、AE(自動露出調整)やAF(自動焦点調整)における測光領域情報、測距領域情報をライブ画像に重畳して表示することも可能である。さらに、表示部108には、被写体の認識情報として、人物の顔を認識した結果に応じてその人物の顔に枠を重畳して表示したり、青空、夕陽、逆光など、背景シーンの状況を認識した結果をアイコンで表示してもよい。
また、撮像装置100の背面には従来からの光学ファインダ106を併設してもよい。
また、撮像装置100の背面にはモード切替スイッチ110が設けられている。モード切替スイッチ110は、静止画撮像モード、動画撮像モード、再生モードなどの撮像装置100の動作モードの切り替え指示をユーザから受け付ける。
また、撮像装置100の背面には決定スイッチ、カーソルスイッチなどのパラメータ選択スイッチ151、153、155、157、159が設けられている。このパラメータ選択スイッチ151、153、155、157、159により、測距領域や測光モードをはじめとする撮像時の撮像条件の選択、撮像画像の再生時のページ送り、動作設定全般などのパラメータをユーザが選択して設定できる。さらに、前述の電子ビューファインダ表示のON/OFFを選択してもよい。また、表示部108は、画像を表示するとともに、タッチパネルとして、パラメータ選択スイッチ151、153、155、157、159と同様の設定をユーザから受け付けてもよい。
図2(a)、図2(b)に示すように、撮像装置100の上部には電源スイッチ102、シャッタスイッチ104が配置されている。シャッタスイッチ104は、スイッチを浅く押下する場合(SW1動作)と深く押下する場合(SW2動作)の2段階の押下操作をユーザから受け付ける。そして、シャッタスイッチ104は、SW1動作で静止画撮像の撮像準備開始の指示を、SW2動作で静止画像の撮像開始の指示をユーザから受け付ける。よって、ユーザがシャッタスイッチ104を浅く押すことで、撮像装置100では撮像準備として自動露出調整と自動焦点調整とが行われる。次いで、ユーザがシャッタスイッチ104を深く押すことで撮像装置100では静止画撮像や画像認識などが行われることとなる。
なお、自動露出調整では、例えばモード切替スイッチ110で選択された撮像モードに応じた制御線図に従って制御部60が露出制御して、モード切替スイッチ110で選択されている撮像モードで好適な露出を得るように動作する。撮像モードには、オートモードといった汎用的な撮像モードがある。また、予めユーザが設定したシャッタ速度を優先するシャッタ速度優先モード、予めユーザが設定した絞り値を優先する絞り優先モードなどの撮像モードがあってもよい。
これらの撮像モードでは、PGA回路20で設定する撮像感度を自動で好適に選択設定することや、予めユーザが撮像感度を指定することも可能である。ユーザが予め撮像感度を指定する際、撮像感度を上げるほど撮像された画像信号のS/Nが劣化するため、画質を優先したいユーザは低感度を選択することが想定される。
ここで、撮像装置100において、シーンを識別して表示部108にその識別結果を表示する様子について図3を参照して説明する。図3は、表示部108のライブ画像を例示する図であり、人物391を撮像装置100で撮像した際に表示部108に表示される画像の様子を示している。
人物391の被写体像は、レンズ10を通して撮像素子16に結像し、光電変換された後に撮像素子16から画像データとして読み出される。撮像素子16から読み出された画像データは、一時記憶メモリ30に記憶されるか、もしくは直接画像処理回路50に入力される。画像処理回路50では、顔認識に適した画像データを生成し、生成後の画像データを一時記憶メモリ30に記憶させる。また、画像処理回路50では、シーン認識に適した画像データを生成し、生成後の画像データを一時記憶メモリ30に記憶させる。また、画像処理回路50では、表示部108への表示に適した画像データを生成し、生成後の画像データをVRAM34に記憶させる。
その後、顔認識用に生成された画像データが画像認識回路38に入力され、画像認識回路38は人物の顔を検出する顔認識を行う。この顔認識の結果、人物の顔の数、位置、大きさが取得されることとなる。この画像認識回路38による顔認識の結果により、図3に示すように、表示部108では、VRAM34に予め生成された表示用の画像データを表示する際に、顔認識の結果に基づいた顔検出枠341を重畳描画する。
これと同時に、一時記憶メモリ30に生成されたシーン認識に適した画像データを読み出し、制御部60にて被写体の状況を判別するシーン判別(状況判別)が行われる。シーン判別は、予めプログラミングされたコードをCPUで実行することで実現されるアルゴリズムに従って行われる。したがって、判別可能なシーンの種類やシーン判別性能はそのプログラム次第となる。
制御部60にて判別されたシーンについては、その状態を抽象化して示すアイコン343として、画像認識回路38による顔認識の結果と共に表示部108の画面に重畳表示される。具体的には、図3に示すように、VRAM34に予め生成された表示用の画像データを表示部108に表示する際に、アイコン343として重畳表示される。なお、図3の例では表示部108の左上位置に人物のシーンアイコン311を表示する形態を表しているが、表示形態はこの限りでなく、表示位置、大きさ、アイコンデザインは任意に変更可能となっている。
図4に、識別可能なシーンと、各シーンを抽象化したアイコンの例を示す。シーンアイコン301は、画像認識回路38で人物の顔が検出され、シーン判別処理により逆光シーンと判別された場合を示す。逆光シーンは、主被写体の背後に太陽などの明るい被写体が存在して主被写体が暗くなるが、シーン認識用の画像を複数のブロックに分割してブロック毎の輝度情報の分布をチェックして、逆光パターンであるか否かを判定することで判別される。
シーンアイコン303、305は、同様に逆光シーンであるが、主被写体が人物ではない場合を示している。さらに、シーンアイコン303においては、ピント合焦位置が至近距離であることを示している。このような合焦位置の情報もアイコンとして抽象化して表現してもよい。
シーンアイコン311、313、315は、それぞれ逆光シーンではなく、主被写体が人物である場合、主被写体が人物ではなく合焦位置が至近距離である場合、主被写体が人物ではない場合を示す。
シーンアイコン321、325は、シーン判別処理により夜景シーンと判別された場合を示す。夜景シーンの判別は、逆光シーンと同様に制御部60にてシーン認識用の画像を解析することで行う。具体的には、画面内に暗い空領域が所定以上存在するか否かの判定、イルミネーションなどを示す点光源が存在するか否かの判定などの画像解析を行う。
それに加え、本来は手ブレ補正に用いるブレ量検知回路44にて検出された撮像装置100のブレ量も使用して夜景シーンの判別を行ってもよい。夜景シーンの場合、シャッタ速度が長くなる撮像に対して、ユーザが撮像装置100を三脚固定したり任意の場所に置くなどしてブレないようにする。したがって、撮像装置100では、ブレ量検知回路44の検出結果に基づいてブレ量が微小になったことを検知できた場合を夜景シーンへ移行する条件の一つとする。
シーンアイコン333は、シーン判別処理により夕景シーンと判別された場合を示す。夕景シーンはその特徴的な色によりシーンを判別する。一時記憶メモリ30に生成されたシーン認識用の画像には色情報も含まれており、逆光シーンと同様に制御部60にてその画像を解析することで夕景シーンを判別する。具体的には、シーン認識用の画像の所定の領域に、所定の色温度の領域が所定量以上あることを検知して夕景シーンと判別する。
制御部60は、このシーン判別結果に応じて、レンズ駆動回路42、絞り駆動回路26、メカニカルシャッタ駆動回路28、TG24、PGA回路20、および、画像処理回路50を制御する。例えば、制御部60は、撮像データから得られた輝度情報の平均値が等しい場合であっても、主被写体が人物であるか否か、逆光であるか否かに応じて、撮像データ内の輝度情報の重み付けを変えたり、絞りと露出時間の組合せを変えたりする。あるいは、PGA回路20の増幅レベルを変えたり、画像処理回路50のガンマ変換の設定を変えたりもする。さらに、主被写体が人物であるか否かに応じて、周波数成分の値が等しくても、レンズ10の被写界深度を異ならせたりもする。さらに、夕景シーンであるか否か、夜景シーンであるか否かに応じて、画像処理回路50による撮像データに対する色処理の設定を変えたりもする。
シャッタスイッチ104の操作を受け付ける前の定常状態では、上述したシーン判別に用いる評価値(シーン判別評価値)の生成を、撮像素子16により時系列的に撮像された画像から周期的に行い続ける。そして、シーン判別評価値が所定回数得られた時点で最新のシーン判別評価値を参照し、シーンに変化があればシーンアイコンの表示を更新する。シーン判別評価値が所定回数得られてからシーン変化の有無を判断するのは、あまりに高い頻度でシーン判別結果を更新してしまうと、被写体の状況によってはシーン判別結果がめまぐるしく変化してしまうためである。このような場合は、かえってユーザに不快感を与えたり、撮像装置の制御が不安定になったりするおそれがある。
しかし、撮像装置100における撮像では、被写体を急に変更する場合や、被写体が急に動いた後の撮像など、急にシーンが変わった直後に撮像を行うシチュエーションが多くある。撮像を行う際には、シャッタスイッチ104のSW1動作、SW2動作で、それぞれ撮像準備、撮像を行う。この時、被写体の動きなどにより急なシーン変化がある場合、SW1動作による撮像準備にかかる時間は短いほどよい。且つ、シーン変化を撮像装置100が適切に検知して、シーン変化後の被写体に対する適切な露出調整、焦点調整、さらにはシーンアイコン表示を行うことが求められている。
図5に上述した撮像装置100の撮像の一例を示す。図5の例では、ユーザは花395を撮像するつもりでいるがまだ花395から離れた位置におり、撮像装置100の撮像画角には様々な被写体が入っているものとする。また、撮像画角の中には太陽393を背に花395の近くに座っている人物391が含まれているため、シーンアイコン表示は人物を含む逆光シーンを示すシーンアイコン301となっている。
上述した状態から、撮像装置100を持ったユーザが花395に近付いていく場合は、撮像画角から人物391が外れ、撮像目的である花395が画角の中心に大きく位置することとなる。ここで、人物391が画角から外れた段階で直ぐにSW1動作による撮像準備を行う際には、撮像対象である花395が画面の中心に位置しており、シーン判別の周期に関わらずに至近距離で合焦が行われるシーンアイコン313が表示されることが望ましい。要するに、SW1動作による撮像準備時には、シーン判別にかかる処理時間が短く、新たなシーンも適切に判別されることが望まれている。
ここで、図6のタイミングチャートを参照して、シーン判別評価値の生成、顔検出、シーン判別のタイミングを説明する。図6に示すように、撮像装置100では、撮像素子16の垂直同期信号401を基準に、各垂直同期(VD)で露出403が行われている。また、撮像装置100では、各VDで露出した画像データが撮像素子16から読み出され、その読み出された画像データを元にシーン判別評価値405の生成が行われている。すなわち、撮像装置100では、時系列的に撮像された画像から被写体の状況判別に係るシーン判別評価値が逐次算出されている。また、撮像装置100では、撮像素子16から読み出された画像データを元に顔検出407が行われている。すなわち、撮像装置100では、時系列的に撮像された画像から人物の顔が逐次検出されている。
また、露出403はVDごとに行われており、シーン判別評価値405の出力はその次のVDから毎VDで行われているのに対し、顔検出407はさらに次のVDから2VD周期で行われている。具体的には、露出期間411の画像データによるシーン判別評価値405の出力は次のVDの期間413で行われる。また、露出期間411の画像データによる顔検出407は、さらに次のVDであり、露出期間417の開始と同じタイミングの期間415で行われる。
この顔検出407が行われるタイミングについては、画像認識回路38の処理速度に依存するものである。図6の例では、画像認識回路38が1つの入力画像から顔検出を実施するには1VD以内で処理が終わらないことを示す。ただし、図6は一例であり、画像認識回路38の性能、検出精度、入力画像のサイズなどに依存して顔検出の処理時間は変動する。例えば、顔検出の処理時間は、1VDより短い場合もあれば、さらに長い場合もある。
図6に例示したタイミングにおいて、時刻421でシーン判別を実施する場合、その時点で最新のシーン判別評価値405と顔検出407を使用しようとすると、異なる露出期間の画像データを用いて一つのシーン判別を行うこととなる。具体的には、時刻421での最新のシーン判別評価値405は露出期間417の画像データを元に期間419で出力されたものであり、最新の顔検出407は露出期間411の画像データを元に期間415で出力されたものである。露出期間411と露出期間417とは2VDの時間的なズレがあるため、時刻421で最新のシーン判別評価値405、顔検出407を用いたシーン判別は正確に行うことが困難である。
そこで、図7にシーン判別評価値と顔検出の元となる露出期間のズレを解消するタイミングチャートを例示する。図7に示すように、時刻437におけるシーン判別では、最新のシーン判別評価値と顔検出結果を用いるのではなく、同一の露出期間の画像データを元にしたシーン判別評価値と顔検出結果を用いる。
具体的には、時刻437で最新の顔検出結果が露出期間431を元に期間435で出力されたものである場合は、同じ露出期間431を元に期間433で出力されたシーン判別評価値を用いて期間439でシーン判別を行う。このように、同一の露出期間による画像データで生成されたシーン判別評価値と顔検出結果を用いてシーン判別を行う場合は、より正確なシーン判別を行うことができる。なお、時刻437において、数VD過去のシーン判別評価値を用いるため、一時記憶メモリ30には数VDに亘ってシーン判別評価値を格納しておく領域が確保されている。
また、図7の例では、顔検出結果の出力の方がシーン判別評価値の出力よりも後に行われる場合を例示したが、逆にシーン判別評価値の出力の方が顔検出結果の出力の方よりも後であってもよい。この場合も同一の露出期間による画像データから生成されたシーン判別評価値と顔検出結果を用いてシーン判別を行うことに変わりはない。なお、数VD過去の顔検出結果を用いるため、一時記憶メモリ30には数VDに亘って顔検出結果を格納しておく領域が確保される。
さらに、図8にSW1動作前の定常状態からSW1動作時のタイミングチャートを例示する。図8に示す例でも、図7と同様に、同一の露出期間による画像データから生成されたシーン判別評価値と顔検出結果を用いてシーン判別を行っている。時刻437aにおけるSW1動作前には一定周期で逐次判別し続け、SW1動作時には最新の顔検出結果と、その顔検出結果と同一の露出期間による画像データから生成されたシーン判別評価値とを用いてシーン判別を行っている。
ただし、図8で前提としていることは、時刻437aにおけるSW1動作前の定常状態からSW1動作時において、被写体に変動が無いことである。SW1動作の直前にシーンを替えて撮像を行う場合など、被写体への追従が完了していない状態でSW1動作が行われた場合に新たなシーンに対応したシーン判別を適切に行うためには、被写体への追従を終えてからシーン判別を行う必要がある。
図9にSW1動作時に被写体への輝度追従が完了していない場合のタイミングチャートを例示する。図9に示すように、時刻441のSW1動作時には、被写体に最適な露出で撮像を行うために、被写体輝度の測定(測光)を行う。
CCDやCMOSイメージセンサを用いた撮像素子16による測光では、そのダイナミックレンジの狭さが課題となっている。撮像素子16は、そもそもダイナミックレンジが広くなく、明暗差が激しいシーンの測光には不向きである。露出量が不適切である場合、明部の白とび、暗部の黒つぶれが顕著になり、正確な測光が行えなくなるためである。このようなダイナミックレンジが狭い撮像素子16で測光する場合は、絞り、電子シャッタ、ゲインなどの露出を段階的に調節して、撮像素子16に受光させる光量を適切に制御して測光を行う必要がある。
したがって、図9に示すように、露出期間411のSW1動作時に測光を行う際には、撮像素子16への光量が不適切なため、光量を適切にするためのAE収束期間443を設けている。AE収束期間とは、撮像データから求めた輝度が、目標輝度に対して、所定の範囲内(例えば、±1/3段以内)に収束するまで待つ期間である。そして、撮像データから求めた輝度が、目標輝度に対して、予め定められた範囲内になった後の期間455でシーン判別を行う。これは、AE収束期間が経過する前に得られたシーン判別評価値を用いてシーン判別を行ってしまうと、AE収束期間を待った場合と異なる領域にて黒つぶれや白とびが生じてしまう可能性が高いためである。このような状況下では、撮像データの輝度分布は勿論のこと、周波数成分や色情報等を適切に検出することができず、誤ったシーン判別結果を導いてしまうことにつながりかねない。
そこで、シーン判別を行う際に使用するシーン判別評価値と顔検出結果は、それぞれ撮像データから求めた輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束した時点で最新のデータ(最も早くに得られるデータ)を用いるようにしている。具体的には、期間455のシーン判別で用いるシーン判別評価値は、AE収束後の露出期間451の画像データを元に期間453で生成されたものである。また、期間455のシーン判別で用いる顔検出結果は、AE収束前の露出期間445の画像データを元に期間449で生成されたものである。
シーン判別にAEの収束を必要とする場合はAE収束期間分のタイムラグが生じ、AE収束後の露出期間の画像データを元に顔検出を行う場合はそれに新たなタイムラグの増加を招くことになる。よって、図9の例では、AEの収束を必要とする場合には、互いに異なる露出期間の画像データを元に生成されたシーン判別評価値と顔検出結果とを用い、シーン判別に関するタイムラグの短縮に重点をおいたシーケンスとしている。言い換えると、AE収束後に、最も早く得られるシーン判別評価値及び顔検出結果とに基づいてシーン判別が行われる。この場合、顔検出結果はAEが収束する前の画像データを元に生成されることになるが、収束する間際の画像データであれば、AE収束後に得られる画像データと比較して大きな差は生じにくいと考えられる。そこで、収束する間際の画像データにおける顔検出結果であれば、一定レベルの信頼度が得られるものと判断し、AE収束後の露出期間の画像データからシーン判別評価値を得られると、これらを用いてすぐさまシーン判別を行う。
しかしながら、ユーザのSW1動作、SW2動作の状況に応じて上述したシーケンスは変更してもよい。図10にSW1動作時に被写体への輝度追従が完了しておらず、AEの収束を要する場合であっても、同一の露出期間による画像データから生成されたシーン判別評価値と顔検出結果を用いてシーン判別を行うシーケンスを示す。
撮像装置100は、SW1動作時に撮像準備として露出調整や焦点調整を行い、SW2動作時に撮像を行う。この二段階に亘るユーザの操作としては、一旦SW1動作を保持して露出調整、焦点調整、構図を確認した後にSW2動作を行う撮り方、SW1動作の後に間を空けずにSW2動作を行う撮り方がある。前者のようにSW1動作を一旦保持する場合は、SW2動作による撮像まで間があるため、シーン判別に関するタイムラグを短縮する要求がそれほど厳しくないと想定される。
このような場合は、図10に示すように、時刻461におけるSW1動作によるAE収束期間463が経過した後の同一の露出期間による画像データのシーン判別評価値と顔検出結果を用いたシーン判別を行う。具体的には、AE収束後の露出期間465の画像データを元にしたシーン判別評価値と顔検出結果の取得を期間467、469で行い、取得されたシーン判別評価値と顔検出結果に基づいたシーン判別を期間471で行う。
AE収束後の同一の露出期間による画像データのシーン判別評価値と顔検出結果を用いたシーン判別では、図9と図10との比較から明らかなように、約2VD程度のタイムラグが生じることとなる。しかしながら、シーン判別に関するタイムラグの短縮に重点が置かれていない状況であれば、同一の露出期間による画像データのシーン判別評価値と顔検出結果を用いたシーン判別が行われるため、シーン判別精度を高めるメリットを優先することができる。
次に、撮像装置100において、AE収束やユーザの操作に応じて上述したシーケンスをどのように使い分けるかについて、図11を参照して説明する。図11に撮像装置100の起動から撮像までの全体フローを示す。
図11に示すように、撮像装置100では、電源スイッチ102の操作などにより処理が開始されると(S201)、制御部60の制御の下、表示部108にライブ画像を表示するEVF状態となる。EVF状態時には、表示部108の表示画像の画質を適切に調整したり、顔検出、シーン判別を行った結果を表示部108に表示する。このため、EVF状態時には、制御部60の制御の下、AE処理(S203)、AWB処理(S205)、AF処理(S207)、顔検出処理(S209)、シーン判別処理(S211)が行われる。
この時のシーン判別処理(S211)では、制御部60の制御の下、図8に例示したシーケンスを用いたシーン判別が行われる。すなわち、EVF状態では、同一の露出期間による画像データのシーン判別評価値と顔検出結果を用いたシーン判別が行われ続けることとなる。
次いで、制御部60は、シャッタスイッチ104によるSW1動作の有無(ON/OFF)を判定し(S213)、SW1動作が確認されるまではS203〜S211の処理を継続して行う。SW1動作が確認された場合、制御部60は、静止画撮像用のAE処理を行う(S215)。このAE処理では、撮像素子16で撮像された画像に基づいて被写体輝度が測定されるが、被写体輝度が適正レベルではない、もしくは安定していない場合はAEを収束させる。
次いで、制御部60は、静止画撮像用のシーン判別処理を行う(S301)。ここで、S301のシーン判別処理について、図12を参照して説明する。図12に示すように、シーン判別処理が開始されると、制御部60はAEが安定状態(AEが収束している)か否かを判定する(S303)。
AEが安定(収束)していた場合はAEを収束させる必要がない(既に収束している)。したがって、制御部60は、シーン判別評価値と顔検出に用いる画像データの露出期間を同期したシーン判別処理、すなわち、同一の露出期間による画像データのシーン判別評価値と顔検出結果を用いたシーン判別を行う(S309)。言い換えると、S309では、時系列的に撮像された画像のうち、同じタイミングで撮像された画像に対する顔検出結果及びシーン判別評価値に基づいたシーン判別処理が行われる。
AEが安定(収束)していない場合はAE収束期間中ということとなる。したがって、制御部60は、AE収束を待ち(S305)、AE収束後にSW1、SW2が一気押しであるか否かを判定する(S307)。このS307では、SW1動作の後のSW2動作が予め定められた所定の時間内に行われたか否かを判定し、SW1動作の後に時間を空けずにSW2動作を行う撮り方か否かが判別される。
一気押しでない場合(一旦SW1動作が保持され、SW1動作とSW2動作の間が所定の時間以上である場合)は、シーン判別に関するタイムラグの短縮よりもシーン判別精度の向上に重点をおくことができる。したがって、制御部60は、図10に例示したように、シーン判別評価値と顔検出に用いる画像データの露出期間を同期したシーン判別処理を行う(S309)。
一気押しの場合(SW1動作の後に時間を空けずにSW2動作がある場合)は、SW2動作に応じた撮像が行われるため、シーン判別精度の向上よりもタイムラグの短縮が重要となる。したがって、制御部60は、図9に例示したように、シーン判別評価値と顔検出とに用いる互いの画像データを同一の露出期間とすることなく、互いの画像データの露出期間が非同期のシーン判別処理を行い(S311)、シーン判別のタイムラグを短縮させる。言い換えると、S311では、SW2動作があった後に最も早く得られるシーン判別評価値及び顔検出結果とに基づいたシーン判別処理が行われる。
図11に示すように、シーン判別処理の後、制御部60は、静止画撮像用のAF処理を行って(S219)、被写体への焦点調整を行う。上述したS219までを行うことでSW1動作時の処理は完了する。
次いで、制御部60は、SW1がOFFされたか否かを判定する(S211)。SW1がOFFされていれば撮像準備を取りやめたと判断し、制御部60は、EVF定常状態のループへ処理を戻す。
SW1がONであり、SW1の押下が保持されている場合、制御部60は、SW2がONされたか否かを判定し(S223)、SW2のONに応答した撮像動作、すなわち、静止画撮像処理(S225〜S229)を開始する。なお、SW2がOFFのままである場合、制御部60は、S215へ処理を戻す。
静止画撮像処理が開始されると、制御部60は、ストロボを発光させたストロボ撮像を行うか否かをストロボ発光の有無について予め設定された情報や被写体輝度に基づいて判定する(S225)。ストロボ発光を行う場合、制御部60は、調光処理を行って静止画撮像時のストロボ発光量を決定する(S227)。調光処理では、所定の発光量でストロボをプリ発光させてその反射光を測光センサ、あるいは撮像素子16で測定し、その測定結果に基づいて被写体の反射率やストロボ光の到達具合を確認してストロボ発光量を決定する。
以上で静止画撮影のための露出、シーン、ピント、ストロボなどからなる撮影条件が決定され、被写体に適切に応じた静止画撮像が行われる(S229)。すなわち、S229では、シーン判別処理による被写体の状況判別結果に基づく静止画撮像が行われる。なお、静止画撮像の後、制御部60はEVF定常状態のループへ処理を戻す。
なお、本実施形態ではシーン判別評価値の算出より顔検出結果の取得の方が時間がかかる場合を例示したが、逆に、シーン判別評価値の算出の方が顔検出結果の取得より時間がかかってもよい。要は、静止画像の撮像指示があった際のシーン特定のタイムラグを低減するため、シーン判別には、撮像指示があった後に最も早く得られる顔検出結果及びシーン判別評価値を用いればよい。
なお、上述した実施の形態における記述は、一例を示すものであり、これに限定するものではない。上述した実施の形態における構成及び動作に関しては、適宜変更が可能である。
(他の実施形態)
上述の実施形態は、システム或は装置のコンピュータ(或いはCPU、MPU等)によりソフトウェア的に実現することも可能である。従って、上述の実施形態をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給されるコンピュータプログラム自体も本発明を実現するものである。つまり、上述の実施形態の機能を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明の一つである。
なお、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、コンピュータで読み取り可能であれば、どのような形態であってもよい。例えば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等で構成することができるが、これらに限るものではない。上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、記憶媒体又は有線/無線通信によりコンピュータに供給される。プログラムを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記憶媒体、MO、CD、DVD等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたコンピュータプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバを利用する方法がある。この場合、本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムファイル)をサーバに記憶しておく。プログラムファイルとしては、実行形式のものであっても、ソースコードであっても良い。そして、このサーバにアクセスしたクライアントコンピュータに、プログラムファイルをダウンロードすることによって供給する。この場合、プログラムファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに分散して配置することも可能である。つまり、上述の実施形態を実現するためのプログラムファイルをクライアントコンピュータに提供するサーバ装置も本発明の一つである。
また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムを暗号化して格納した記憶媒体を配布し、所定の条件を満たしたユーザに、暗号化を解く鍵情報を供給し、ユーザの有するコンピュータへのインストールを許可してもよい。鍵情報は、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給することができる。また、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、すでにコンピュータ上で稼働するOSの機能を利用するものであってもよい。さらに、上述の実施形態を実現するためのコンピュータプログラムは、その一部をコンピュータに装着される拡張ボード等のファームウェアで構成してもよいし、拡張ボード等が備えるCPUで実行するようにしてもよい。
100 撮像装置
10 レンズ
16 撮像素子
30 一時記憶メモリ
34 VRAM
38 画像認識回路
50 画像処理回路
60 制御部
70 操作部
90 ストロボユニット
104 シャッタスイッチ
108 表示部

Claims (6)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により時系列的に撮像された画像について前記被写体のシーン判別に用いるシーン判別評価値を逐次算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記シーン判別評価値に基づいて前記被写体のシーンを判別するシーン判別手段と、
    静止画像の撮影準備指示を受け付ける操作手段と、
    前記撮像手段により時系列的に撮像された画像から人物の顔を逐次検出する顔検出手段と、
    前記シーン判別手段のシーン判別動作、及び前記撮影準備指示に応答して前記撮像手段に行わせる撮影動作を制御する制御手段であって、前記シーン判別手段によるシーン判別結果に対応した撮影動作を前記撮像手段に行わせる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記撮影準備指示が受け付けられた場合に、前記時系列的に撮像された画像のうちのそれぞれ異なる画像について得られた、前記顔検出手段による顔検出結果と前記被写体の輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束している場合に得られた画像について前記算出手段により算出された収束シーン判別評価値とを用いて、前記シーン判別手段に前記被写体のシーンを判別させることを特徴とする撮像装置。
  2. 前記被写体の輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束していない場合に、前記被写体の輝度が該範囲内に収束するように露出を制御する露出制御手段をさらに有し、
    前記制御手段は、前記撮影準備指示が受け付けられた場合に、前記露出制御手段により前記被写体の輝度が前記所定の範囲内に収束した後に最も早く得られた前記顔検出結果と前記収束シーン判別評価値とを用いた前記被写体のシーン判別を、前記シーン判別手段に行わせることを特徴とする請求項に記載の撮像装置。
  3. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記被写体の輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束していない場合に、前記被写体の輝度が該範囲内に収束するように露出を制御する露出制御手段と、
    前記撮像手段により時系列的に撮像された画像について前記被写体のシーン判別に用いるシーン判別評価値を逐次算出する算出手段と、
    前記算出手段により算出された前記シーン判別評価値に基づいて前記被写体のシーンを判別するシーン判別手段と、
    静止画像の撮影準備指示を受け付ける操作手段と、
    前記撮像手段により時系列的に撮像された画像から人物の顔を逐次検出する顔検出手段と、
    前記シーン判別手段のシーン判別動作、及び前記撮影準備指示に応答して前記撮像手段に行わせる撮影動作を制御する制御手段であって、前記シーン判別手段によるシーン判別結果に対応した撮影動作を前記撮像手段に行わせる制御手段と、を有し、
    前記制御手段は、前記撮影準備指示が受け付けられた場合に、前記露出制御手段により前記被写体の輝度が前記所定の範囲内に収束した後に撮像された同一の画像について得られた、前記顔検出手段による顔検出結果と前記算出手段により算出された収束シーン判別評価値とを用いて、前記シーン判別手段に前記被写体のシーン判別せることを特徴とする撮像装置。
  4. 被写体を撮像する撮像手段と、前記撮像手段により時系列的に撮像された画像について前記被写体のシーン判別に用いるシーン判別評価値を逐次算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記シーン判別評価値に基づいて前記被写体のシーンを判別するシーン判別手段と、静止画像の撮影準備指示を受け付ける操作手段と、前記撮像手段により時系列的に撮像された画像から人物の顔を逐次検出する顔検出手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の制御手段が、前記シーン判別手段のシーン判別動作、及び前記撮影準備指示に応答して前記撮像手段に行わせる撮影動作を制御する制御工程であって、前記シーン判別手段によるシーン判別結果に対応した撮影動作を前記撮像手段に行わせる制御工程を含み、
    前記制御工程において前記制御手段は、前記撮影準備指示が受け付けられた場合に、前記時系列的に撮像された画像のうちのそれぞれ異なる画像について得られた、前記顔検出手段による顔検出結果と前記被写体の輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束している場合に得られた画像について前記算出手段により算出された収束シーン判別評価値とを用いて、前記シーン判別手段に前記被写体のシーンを判別させることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  5. 被写体を撮像する撮像手段と、前記被写体の輝度が目標輝度に対して所定の範囲内に収束していない場合に、前記被写体の輝度が該範囲内に収束するように露出を制御する露出制御手段と、前記撮像手段により時系列的に撮像された画像について前記被写体のシーン判別に用いるシーン判別評価値を逐次算出する算出手段と、前記算出手段により算出された前記シーン判別評価値に基づいて前記被写体のシーンを判別するシーン判別手段と、
    静止画像の撮影準備指示を受け付ける操作手段と、前記撮像手段により時系列的に撮像された画像から人物の顔を逐次検出する顔検出手段とを有する撮像装置の制御方法であって、
    前記撮像装置の制御手段が、前記シーン判別手段のシーン判別動作、及び前記撮影準備指示に応答して前記撮像手段に行わせる撮影動作を制御する制御工程であって、前記シーン判別手段によるシーン判別結果に対応した撮影動作を前記撮像手段に行わせる制御工程を含み、
    前記制御工程において前記制御手段は、前記撮影準備指示が受け付けられた場合に、前記露出制御手段により前記被写体の輝度が前記所定の範囲内に収束した後に撮像された同一の画像について得られた、前記顔検出手段による顔検出結果と前記算出手段により算出された収束シーン判別評価値とを用いて、前記シーン判別手段に前記被写体のシーンを判別させることを特徴とする撮像装置の制御方法。
  6. コンピュータを、請求項1乃至のいずれか1項に記載の撮像装置の撮像手段を除く各手段として機能させるためのプログラム。
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