JP5317279B2 - 動物固定具 - Google Patents
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Description
第1固定部材w1、w2は、動物の両耳穴に挿入される挿入ピンe1、e2と、挿入ピンe1、e2を圧接して固定するネジn1、n2と、を備える。ネジn1、n2を緩めることにより挿入ピンは固定が解除されるので、耳穴への突出量を調整することができる。
第2固定部材w3は、動物の前歯を引っ掛けるための引っ掛けピンhと、引っ掛けピンhの上下位置を調整するネジn3、n4と、第2固定部材w3の前後位置を調整するネジn5と、動物を麻酔状態にするためのガスを注入するための麻酔ガス注入筒mと、を備える。
また、近時の実験動物のMRI撮影等では、一度に複数の動物を撮影することも稀ではなく、動物を固定する時間の短縮が強く望まれている。
さらに、本発明に係る動物固定具は、前記ケース部が、前記二以上の支持部材を平行に並設しているケース部である場合は、前記圧力付与部が、弾性体であることを特徴とする。
このように、本発明に係る動物固定具は、適度な圧力で動物を固定することが可能となる。
このように、本発明に係る動物固定具は、前歯掛止部の形状を動物の前歯の形状に合わせて形成することができる。また、U字やV字とすれば、動物の歯を所定の位置に位置決めすることができるので、より高精度かつ安定して動物の頭部を固定することができる。
このように、本発明に係る動物固定具は、鼻腔及び口腔の近傍となる位置に麻酔ガスを供給するための麻酔ガス供給口を設けているので、動物に麻酔ガスを確実に供給することができる。
このように、本発明に係る動物固定具は、圧力センサを設けたことにより、動物と頭部固定部の接触面における圧力を測定することができる。
このように、本発明に係る動物固定具は、非磁性材料で製作すれば、これらの選択された材料は磁性を帯びないので、MRI撮影等で好適に撮影することができる。また、加工の容易性、コスト、リサイクル可能であるか及び使い捨て可能であるか等を考慮した動物固定具を製作することができる。
このように、本発明に係る動物固定具は、制止部を備えているので、前歯掛止部を所定位置で固定及び固定位置から開放することができる。
図1〜図5を参照して第1実施形態に係る動物固定具について説明する。
図1に示す、第1実施形態に係る動物固定具1は、マウス10(図2参照)を固定するための頭部固定具である。なお、本実施形態では、マウス10を対象としているが、本発明はマウスに限定されず、例えば、ラット、猿、犬及び猫等を対象としてもよく、マウス以外の動物に幅広く適用できる。
また、図1に示す動物固定具1は、前歯固定部3をケース部2に固定するネジ6と、頭部固定部4のα1方向への可動によるケース部2との分離を防止するストッパ7と、麻酔ガス供給手段(麻酔ガス供給口3e及び麻酔ガス供給路3f)と、を備える。
ただし、マウス10を固定後にMRI撮影等を行うのであれば、磁気を帯びる磁性金属は使用しないのがよい。磁性金属は撮影画像を乱すので、正常な撮影に障害をきたすためである。その為、MRI撮影等を前提とした動物固定具1を製作するのであれば、非磁性材料である高分子素材、木、紙及び非磁性金属が好適である。
ケース部2の内側には頭部固定部4のα2方向への可動を制限するストッパ2cが形成されている。また、ケース部2の底面部2bには前歯固定部3と、ストッパ7と、を設置するための穴部2d、2eを形成しており、底面部2bに近い周面には前歯固定部3をケース部2に固定するためのネジ6を設置するための穴部2fを形成している。
また、麻酔ガス回収口(図示せず)は、鼻腔カバー部4c内の任意の位置に設置する。麻酔ガスは麻酔ガス回収口から前歯固定部3に沿って設置する麻酔ガス回収路(図示せず)を通るようにして回収すればよい。麻酔ガス回収路は、小径のシリコンチューブ等を用いる。麻酔ガスはポンプ等で強制的に注入されるので、麻酔ガスの回収は、麻酔ガス供給口を設置しさえすれば自動的に行われる。その為、麻酔ガスの回収は、特にポンプ等を用いる必要はなく、単に経路を設けるだけでよい。
次に、前述した第1実施形態に係る動物固定具1におけるマウス10の固定動作について、図3から図5を参照して説明する。固定動作の詳細については後述するが、簡略的にいうと、マウス10の前歯を前歯掛止部3aに掛止する動作と、マウス10の頭部を頭部固定部4で固定する動作の二つに分けられる。
図1に示すように、何も手を加えない状態では、前歯掛止部3aは頭部固定部4に収められているので、このままの状態では前歯を前歯掛止部3aに掛止することができない。その為、頭部固定部4をα2方向に移動させて、頭部固定部4から前歯掛止部3aを外に出す必要がある。そこで図3に示すように、頭部固定部4を開口部2a側より手で押して、ケース部2の底面部2b方向に頭部固定部4を近接させることにより、頭部固定部4に収容されていた前歯掛止部3aを、頭部固定部4から外に出す。この頭部固定部4を押す作業により、前歯掛止部3aへの掛止が可能になる。
ここで、頭部固定部4が底面部2b方向に近接された状態は、ケース部2内の圧縮コイルばね5が収縮変形することによる弾性力を蓄えている状態である。圧縮コイルばね5が弾性力を蓄えている状態のまま、マウス10の前歯を前歯掛止部3aに掛止する。この状態では、マウス10の頭部はまだ固定されていない。
マウス10の前歯を前歯掛止部3aに掛止した状態のまま、手で押している頭部固定部4から手を離す。すると、図4に示すように、圧縮コイルばね5の伸長変形による弾性力により頭部固定部4が開口部2a方向に押し戻される。そして、図5に示すように、マウス10の頭部の一部と頭部固定部4が有する鼻口カバー部4cの当接部4dとが当接する。
この状態では、マウス10と頭部固定部4とが当接した分、圧縮コイルばね5がまだ収縮しており、圧縮コイルばね5は収縮による弾性力を頭部固定部4の圧力被付与部4aに付与している状態である。そして、圧縮コイルばね5の収縮による弾性力が、頭部固定部4を介してマウス10の頭部をケース部2の開口部2a方向へと押す力となる。マウス10は、前歯を前歯掛止部3aに掛止されているので、頭部固定部4により開口部2a方向へ押されても移動することはなく、圧縮コイルばね5の収縮による弾性力がそのまま、マウス10を固定する圧力となる。
これにより、第1実施形態に係る動物固定具1における、マウス10の固定動作は完了する。
第1実施形態に係る前歯掛止部3aの変形例を、図6に示す。
図6(a)は、U字形状の突起部613bを有する前歯掛止部613aである。図6(b)は、V字形状の突起部623bを有する前歯掛止部623aである。前歯掛止部613a及び623aは、特にげっ歯類の動物の歯を固定するのに好適である。すなわち、げっ歯類の動物は、中央2本の前上歯が出っ張っているので、突起部613b先端のU字状内側及び突起部623b先端のV字状内側に前歯を掛止することができる。それにより、前歯が左右に移動することがなく所定の位置に位置決めすることができる。その為、高精度かつ安定して動物の頭部を固定することができる。
図7に示す第2実施形態の動物固定具701は、圧力付与部705を媒体に圧力を加える加圧装置(媒体加圧装置)11により実現した構成である。また、圧力付与部705には圧力計(図示せず)を、頭部固定部704にはマウス10への頭部固定部704の押圧力を測定するための圧力センサ13を備えている。さらに、麻酔ガス供給手段(麻酔ガス供給口703e及び麻酔ガス供給路703f)が第1実施形態と異なる。
図7を参照して、第2実施形態に係る動物固定具701の固定動作を説明する。
動物固定具701に、何も手を加えない状態では、前歯掛止部703aは頭部固定部704に収められているので、このままの状態では前歯を前歯掛止部703aに掛止することができない。その為、頭部固定部704をα2方向に移動させて、頭部固定部704から前歯掛止部703aを外に出す必要がある。そこで、媒体加圧装置11で圧力付与部705内の媒体を吸引する。すると、圧力付与部705内の圧力は下降し、下降した圧力の作用により頭部固定部704が底面部2b方向に近接されるように移動する。それにより、前歯を前歯掛止部703aへ掛止することが可能になる。この状態で、マウス10の前歯を前歯掛止部703aに掛止するが、マウス10の頭部はまだ固定されていない。
次に、前歯を掛止した状態のまま、媒体加圧装置11で圧力付与部705内に媒体を供給する。すると、圧力付与部705内の圧力は上昇し、上昇した圧力の作用により頭部固定部704が開口部2a方向に近接されるように移動する。そして、マウス10の頭部の一部と頭部固定部704が有する鼻口カバー部704cの当接部704dとが当接する。
これにより、第2実施形態に係る動物固定具701の固定動作は完了する。
図8に示す第3実施形態の動物固定具801は、図8に示す前歯固定部803の形状が図1に示す第1実施形態における前歯固定部3と異なっている。すなわち、本実施形態の前歯固定部803は、ケース部802と一体型となっている点で第1実施形態と異なる。なお、説明の記載において、同様の機能の部位については同じ符号を付して説明する。
図8を参照して、第3実施形態に係る動物固定具801の固定動作を説明する。
動物固定具801に、何も手を加えない状態では、前歯掛止部803aは頭部固定部804に収められているので、このままの状態では前歯を前歯掛止部803aに掛止することができない。その為、頭部固定部804をα2方向に移動させて、頭部固定部804から前歯掛止部803aを外に出す必要がある。そこで、頭部固定部804を開口部2a側より手で押して、ケース部802の底面部2b方向に頭部固定部804を近接させることにより、前歯掛止部803aを収容されていた頭部固定部804から外に出す。この頭部固定部804を押す作業により、前歯を前歯掛止部803aへ掛止することが可能になる。この状態で、マウス10の前歯を掛止するが、マウス10の頭部はまだ固定されていない。
次に、マウス10の前歯を前歯掛止部803aに掛止した状態のまま、手で押している頭部固定部804から手を離す。すると、圧縮コイルばね805の伸長変形による弾性力により頭部固定部804が開口部2a方向に押し戻される。そして、マウス10の頭部の一部と頭部固定部804が有する鼻口カバー部804cの当接部804dとが当接する。
これにより、第3実施形態に係る動物固定具801の固定動作は完了する。
なお、頭部固定部804のα2方向への移動を、スリット804eで制限することが可能である。それにより、ケース部802にストッパ802cを設けなくてもよい。
図9に示す第4実施形態に係る動物固定具901は、第1実施形態の動物固定具1(図1参照)と比較して、ストッパ7の替りにストッパ907を備えている以外は、構成は同じである。ストッパ907は、圧力付与部5から圧力被付与部4aに圧力を加えた際に、頭部固定部4がケース部2の開口部2aを越えてα1方向へ移動することを防止している。なお、第1実施形態と同様の機能の部位については同じ符号を付して説明する。
また、ストッパ7又はストッパ907を用いずに、ケース部2と圧力付与部5とを圧力付与部5a部分で、圧力付与部5と頭部固定部4とを圧力付与部5b部分で、接着剤等により接合してもよい。
図9に示す第4実施形態に係る動物固定具901の動物の固定動作は、図3から図5に示す第1実施形態に係る動物固定具1の固定動作と、概要を同じにする。
図10を参照して第5実施形態に係る動物固定具1001について説明する。なお、第4実施形態と同様の機能の部位については同じ符号を付して説明する。
第5実施形態に係る動物固定具1001は、一端に動物挿入部1002aを有する基部1002と、基部1002内を往復動可能(図10のα1及びα2方向)に設けられ、動物(マウス)10(図3参照)の前歯を掛止して固定する前歯掛止部3aと、前歯掛止部3aに対して、動物挿入部1002aから遠ざかるように動物挿入部1002から離間する方向に(図10のα2方向)圧力を付与する圧力付与部5とを有し、基部1002は前歯掛止部3aを収めることができ、且つ動物(マウス)10の鼻腔と口腔を塞がないよう所定の容積をもって形成され、頭部の一部と当接する当接部4dを有する鼻口カバー部4cを動物挿入部1002a側に備える。
基部1002は、動物挿入部1002a側に、前歯掛止部3aが挿通される内孔4bと、マウス10の前頭部に沿った形状の略円錐状の鼻口カバー部4cと、を有する。
なお、鼻口カバー部4cの形状は、第1実施形態の鼻口カバー部4cと同じである。
また、前歯固定部材3dは、圧力付与部5による圧力を受ける圧力被付与部1003g及び固定動作時に作業者によってα1方向に押される押圧部1003hを備える。
なお、前歯掛止部3aの形状が、図10に示すものに限定されないことは、第1実施形態と同様である。
次に、前述した第5実施形態に係る動物固定具1001におけるマウス10(図3参照)の固定動作について、図10を参照して説明する。なお、図10に示す動物固定具1001は、マウス10の前歯を掛止可能な状態の図である。
動物固定具1001に、何等の操作をしない状態では、前歯掛止部3aは基部1002に収められているので、このままの状態では前歯を前歯掛止部3aに掛止することができない(図示せず)。その為、前歯固定部3をα1方向に移動させて、基部1002から前歯掛止部3aを外に出す必要がある。そこで、押圧部1003hをα1方向に手で押して、動物挿入部1002a方向に前歯掛止部3aを近接させることにより、前歯掛止部3aを収容されていた基部1002から外に出す。この前歯固定部3を押す作業により、前歯を前歯掛止部3aへ掛止することが可能になる(図10に示す状態)。この状態で、マウス10の前歯を掛止するが、マウス10の頭部はまだ固定されていない。
次に、マウス10の前歯を前歯掛止部3aに掛止した状態のまま、手で押している押圧部1003hから手を離す。すると、圧縮コイルばね5の伸長変形による弾性力により前歯固定部3がα2方向に移動し、前歯を前歯掛止部3aに掛止されているマウス10をα2方向に牽引する。そして、マウス10は基部1002が有する鼻口カバー部4cに引き込まれ、マウス10の頭部の一部と当接部4dとが当接し、抑圧される。
これにより、第5実施形態に係る動物固定具1001の固定動作は完了する。
図11を参照して第5実施形態の応用例に係る動物固定具1101について説明する。なお、第5実施形態と同様の機能の部位については同じ符号を付して説明する。
第5実施形態の応用例に係る動物固定具1101は、第5実施形態の動物固定具1001(図10参照)と比較して、基部1002と圧力被付与部1003gと、前歯固定部3との間に制止部1109(1109a、1109b)を備えている以外は、構成は同じである。
次に、前述した第5実施形態の応用例に係る動物固定具1101におけるマウス10(図3参照)の固定動作について、図11及び図12を参照して説明する。
図11に示すように動物固定具1101に、何も手を加えない状態では、前歯掛止部3aは基部1002に収められているので、このままの状態では前歯を前歯掛止部3aに掛止することができない。その為、前歯固定部3をα1方向に移動させて、基部1002から前歯掛止部3aを外に出す必要がある。そこで、押圧部1003hをα1方向に手で押して、動物挿入部1002a方向に前歯掛止部3aを近接させることにより、前歯掛止部3aを収容されていた基部1002から外に出す。この前歯固定部3を押す作業により、前歯を前歯掛止部3aへ掛止することが可能になる。ここで、前歯固定部3が所定の距離を移動すると、ハートカム機構1109により前歯固定部3は所定の位置に固定される(図12に示す状態)。この状態で、マウス10の前歯を掛止するが、マウス10の頭部はまだ固定されていない。
次に、マウス10の前歯を前歯掛止部3aに掛止した状態のまま、もう一度、押圧部1003hをα1方向に手で押し、ハートカム機構1109の固定状態を解除する。すると、圧縮コイルばね5の伸長変形による弾性力により前歯固定部3がα2方向に移動し、前歯を前歯掛止部3aに掛止されているマウス10をα2方向に牽引する。そして、マウス10は基部1002が有する鼻口カバー部4cに引き込まれ、マウス10の頭部の一部と当接部4dとが当接し、抑圧される。
これにより、第5実施形態の応用に係る動物固定具1101の固定動作は完了する。
2、702、802 ケース部(案内部)
2a 開口部
2b 底面部
3a、703a、803a 前歯掛止部
613a、623a、633a、643a、653a、663a 前歯掛止部
3e、703e、803e 麻酔ガス供給口
4、704、804 頭部固定部
4c、704c、804c 鼻口カバー部
4d、704d、804d 当接部
5、705、805 圧力付与部
10 マウス(動物)
11 媒体加圧装置
12 媒体供給路
13 圧力センサ
1002 基部
1002a 動物挿入部
1109 制止部
Claims (10)
- 動物の頭部を固定するための動物固定具であって、
一端に開口部を有するケース部と、
前記ケース部内の任意の位置で固定され、前記動物の前歯を掛止して固定する前歯掛止部と、
前記前歯掛止部を収めることができ、且つ前記動物の鼻腔と口腔を塞がないよう所定の容積をもって形成され、前記頭部の一部と当接する当接部を有する鼻口カバー部を前記開口部側に有し、前記ケース部内を往復動可能に設けられた頭部固定部と、
前記頭部固定部が、前記開口部に近接するように当該開口部方向に圧力を付与する圧力付与部と、を有し、
前記圧力付与部の圧力によって、前記頭部固定部の前記当接部が、前記前歯掛止部に前歯を掛止した前記動物を、前記開口部方向に押圧して固定する
ことを特徴とする動物固定具。 - 前記ケース部は、有底筒状に形成しているか、又は二以上の支持部材を平行に並設していることを特徴とする請求項1に記載の動物固定具。
- 前記ケース部が、前記有底筒状のケース部である場合は、
前記圧力付与部が、弾性体又は媒体に圧力を加える加圧装置であることを特徴とする請求項2に記載の動物固定具。 - 前記ケース部が、前記二以上の支持部材を平行に並設しているケース部である場合は、
前記圧力付与部が、弾性体であることを特徴とする請求項2に記載の動物固定具。 - 前記前歯掛止部は、U字形状、V字形状、T字形状又はL字形状であることを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項に記載の動物固定具。
- 前記前歯掛止部及び前記頭部固定部の少なくとも一方の、前記鼻腔及び前記口腔の近傍となる位置に、麻酔ガスを供給するための麻酔ガス供給口を設けたことを特徴とする請求項1から5のうちのいずれか1項に記載の動物固定具。
- 前記頭部固定部は、前記動物との接触面に圧力センサを設けたことを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか1項に記載の動物固定具。
- 非磁性材料で製作されていることを特徴とする請求項1から7のうちのいずれか1項に記載の動物固定具。
- 動物の頭部を固定するための動物固定具であって、
一端に前記動物を挿入する動物挿入部を有する基部と、
前記基部内を往復動可能に設けられ、前記動物の前歯を掛止して固定する前歯掛止部と、
前記前歯掛止部が、前記動物挿入部から遠ざかるように当該動物挿入部から離間する方向に圧力を付与する圧力付与部と、を有し、
前記基部は、前記前歯掛止部を収めることができ、且つ前記動物の鼻腔と口腔を塞がないよう所定の容積をもって形成され、前記頭部の一部と当接する当接部を有する鼻口カバー部を前記動物挿入部側に備え、
前記前歯掛止部に前歯を掛止した前記動物を、前記圧力付与部の圧力によって前記動物挿入部から離間する方向に牽引することで、前記鼻口カバー部の前記当接部に抑圧して固定する
ことを特徴とする動物固定具。 - 前記前歯掛止部は、制止部により往復動動作を所定位置で制止され、この所定位置で制止されている状態から解放されることを特徴とする請求項9に記載の動物固定具。
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