JP5317104B2 - サーバー用飲料水収容具 - Google Patents
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また、容器1の素材が、厚みを増強しても、コスト的に又は技術的にキャップ40を嵌め込み固定できる所定の強度を確保できない素材である場合には、別途の容器1の素材を補強する手段を講じる必要がある。
また、飲料水サーバーSの構造によっては、水が滞留することがカビなどの発生原因となっているものもある。さらに、容器1を回収し再利用する場合においても、容器1内の残水の存在は、回収運搬中の衛生的にも好ましくない。
したがって、容器の貫通孔に対する導水管の差し込みに際し、例えば、両者の位置関係が横方向にわずかにずれている場合においても、そのずれを吸収するようにリブ部が弾性変形するので、その貫通孔への導水管の接続がスムースである。
このようにすれば、導水管の段部や傾斜部が、貫通部の下端やリブ部の下端縁に当接することで、それ以上、導水管が貫通部内に入り込まないようになる。このストッパ機能により、導水管が貫通部に噛み込んで抜けにくくなる事態を防止することができる。
つぎに、図2(c)中に矢印で示すように、筒状部5を全周に亘って外側に折り込んで、その折り込んだ部分を徐々に本体部3側へ引き下ろす。その折り込んだ部分は、補強部材20の筒状部材21の外周に被せられる。この状態を図2(d)及び図3(c)に示す。
なお、この実施形態では、係止部22として、筒状部材21の外周に全周に亘って形成されたフランジ部22を採用している。係止部材Fがフランジ部22の下面に当たって、その容器1を吊り下げて支持できるようになっている。
この実施形態では、リブ部52は合計8枚の縦板で構成され、それぞれ前記貫通部51及び誘導部53に接続された状態に一体成型されている。なお、リブ部52の縦板の枚数は自由に設定できる。
このように、リブ部52の内径側縁52bが貫通孔41内に臨んでいるため、導水管11とキャップ40とは、いわゆる線接触状態となって、両者の接触面積が少なくなり、導水管11の容器1への接続がスムーズになっている。この点は、従来例の図12や図13において、導水管11と貫通部51とが面接触状態であり、その接触面積が大きかったことと比較すると、容器1の導水管11への装着を容易とする上で、大きな利点となっている。
このため、導水管11と貫通孔41との位置が横方向にずれている場合でも、その導水管11がリブ部52の下端縁52aに当たることで、図中に矢印で示すように、貫通孔41と導水管11とが誘導され、飲料水サーバーSへの容器1の接続が容易である。
また、リブ部52が縦板であるから、その誘導時における導水管11とリブ部52の下端縁52aとの接触が線接触となって、両者の摺動がスムーズである。
この点は、同じく従来例の図12や図13に示す態様において、導水管11のキャップ40に対する位置決めが容易でなかったことと比較すると、容器1の導水管11への装着を容易とする上で、大きな利点となっている。
導水管11の段部11aが、リブ部52の下端縁52aに当接することで、それ以上、導水管11が貫通孔41内に入り込まないようになる。このストッパ機能により、導水管11が貫通孔41に噛み込んで抜けにくくなる事態を防止することができる。
このように、キャップ40は、容器1を可撓性を有する素材で形成した場合と同様、その容器1の素材の特性や、その成型形状に合わせ、その容器1の突出部4に取り付けられるキャップ40の外周部50の形状を成型することが可能である。
この構成においても、キャップ40の外周部50、貫通部51、リブ部52、誘導部53等の構成は、補強部材20を用いた場合と基本的に同じであるので、説明を省略する。
この場合、誘導部53は、例えば、貫通部51の上端から外径側に向かって張り出して、その誘導部53の外径側縁が、外周部50の内側に嵌め込んだ容器1の突出部4内面に水密に接する構成とすることができる。この構成は、補強部材20を併用した態様においても採用することができる。
図11(a)〜(c)に示すように、導水管11が貫通孔41に差し込まれた際には、その貫通孔41を塞いでいた栓42内にその導水管11の先端が嵌り込む構造となっている。この栓42は、貫通孔41から導水管11を引き抜いた際には、再び貫通孔41の所定の位置に戻って貫通孔41を閉じる機構となっている(図11(d)〜(f)に示す状態参照)。
この構成とすれば、容器1の飲料水サーバーSへの接続時、及びその取り外し時に要する力が少なくて済む。また、特に可撓性を有する素材からなる容器1を採用した場合は、その変形負荷による接続不良等を解消することができる。
2 接続口
3 本体部
4 突出部
4a 結節点
5 筒状部
10 貯水タンク
11 導水管
12 凹部
12a 受け部
13,15 通気孔
14 フロート弁
16 フィルタ
17 開閉バルブ
18 送水管
20 補強部材
21 筒状部材
21a 筒軸方向一方の端部
21b 筒軸方向他方の端部
22 係止部(フランジ部)
23 基部
24 リブ
40 キャップ
41 貫通孔
50 外周部
51 貫通部
52 リブ部
53 誘導部
Claims (5)
- 飲料水サーバー(S)の貯水タンク(10)に飲料水(w)を供給するためにその飲料水サーバー(S)に着脱され、前記貯水タンク(10)に通じる導水管(11)に接続可能な容器(1)を備えた飲料水収容具において、
前記容器(1)は、本体部(3)から突出した突出部(4)に接続口(2)が形成され、前記接続口(2)にはその接続口(2)を塞ぐキャップ(40)が固定され、そのキャップ(40)には、前記本体部(3)内に抜ける構造の栓(42)が嵌められて、
前記突出部(4)が下向きの状態で、前記導水管(11)の先端が前記キャップ(40)を介して、前記接続口(2)に差し込まれて前記本体部(3)と前記導水管(11)とが連通することにより、前記容器(1)内の飲料水(w)が前記導水管(11)を通じて前記貯水タンク(10)内へ流下するようになっており、
前記容器(1)の突出部(4)が硬質の素材である場合には、前記キャップ(40)はその突出部(4)に直接嵌めて固定され、又は、前記容器(1)が可撓性を有する素材である場合には、前記キャップ(40)はその突出部(4)の外面に添えられた補強部材(20)を介して前記突出部(4)に固定され、そのキャップ(40)は、前記接続口(2)から、前記突出部(4)に固定される筒状の外周部(50)と、その外周部(50)の内側に配置された筒状の貫通部(51)を備え、その貫通部(51)の内側を貫通孔(41)とし、前記貫通孔(41)に前記栓(42)が嵌められ、前記導水管(11)を前記貫通孔(41)に差し込んだ際に前記栓(42)が前記本体部(3)側に押し出されて、前記接続口(2)を通じて前記本体部(3)と前記導水管(11)とが連通するようになっており、
前記容器(1)の突出部(4)を下向きにした状態において、前記貫通部(51)と前記外周部(50)との間の空間に前記飲料水(w)が入り込むことを阻止する誘導部(53)を、前記貫通部(51)の外周に筒軸周り全周に亘って設け、前記容器(1)の突出部(4)を下向きにした状態において、前記誘導部(53)よりも下方において、前記貫通部(51)から外径方向に放射線状に伸び、前記外周部(50)内径側に達する縦板からなるリブ部(52)を有することを特徴とする飲料水収容具。 - 前記リブ部(52)は、前記容器(1)の突出部(4)を下向きにした状態における前記誘導部(53)の下方部と、前記貫通部(51)の外径部、及び前記外周部(50)の内径部にそれぞれ接続された状態に一体に成型されていることを特徴とした請求項1に記載の飲料水収容具。
- 前記容器(1)の突出部(4)を下向きにした状態において、前記貫通孔(41)内の下部に前記リブ部(52)の内径側縁(52b)が臨んでおり、前記導水管(11)を前記貫通孔(41)に差し入れた際に、前記導水管(11)は前記リブ部(52)の内径側縁(52b)に摺動することにより、前記導水管(11)が前記貫通孔(41)内の上部に位置する前記貫通部(51)の内径面に接する状態に誘導されることを特徴とする請求項1又は2に記載の飲料水収容具。
- 前記導水管(11)は、その導水管(11)の先端から遠ざかるにつれて太くなる段部(11a)または傾斜を有し、前記導水管(11)を前記貫通孔(41)に差し込んだ際に、その導水管(11)の前記段部(11a)又は前記傾斜が、前記貫通部(51)の下端又は前記リブ部(52)の下端縁(52a)に当接することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一つに記載の飲料水収容具。
- 前記容器(1)の突出部(4)を下向きにした状態において、前記リブ部(52)の下端縁(52a)は、前記外周部(50)から前記貫通部(51)に向かって上り勾配に傾斜することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一つに記載の飲料水収容具。
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