JP5316732B1 - 印刷制御装置、画像形成装置、および、プログラム - Google Patents

印刷制御装置、画像形成装置、および、プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の単位印刷データが一つの単位印刷データとして扱われることに起因する不具合を生じにくくする。
【解決手段】画像形成装置が停止した場合、表示情報生成部によって、障害が発生するまでになされた印刷枚数(完了頁数)が把握され、保持される。そして、画像形成装置の復旧がなされると、復旧した後に行われる印刷の枚数に対して、保持されていた枚数が加算され、加算後の数が出力済みの総ページ数とされる。これにより、障害から復帰後も、正確に表示が行われるようになる。
【選択図】図21

Description

本発明は、印刷制御装置、画像形成装置、および、プログラムに関する。
特許文献1には、記録媒体の表裏各面に順に印刷する印刷装置と接続された印刷制御装置であって、所望部数分の印刷データを各部毎に連続して印刷装置に送付するとともに、各部の最終ページが記録媒体の表面にあたる場合には、その裏面に空白ページを挿入する印刷制御装置が開示されている。
特許文献2には、両面印刷及び割付印刷の少なくとも何れか一方の印刷設定がなされている場合に、印刷元データから構成単位データの構成頁数を算出し、構成頁数と印刷元データの総頁数から、印刷元データの構成部数を算出し、構成単位データの最後に白紙の頁データを付加して白紙頁付データとし、印刷元データを構成部数と白紙頁付データとによって定義し直して印刷データへ変換する処理が開示されている。
特許文献3には、プリントデータの変換方法であって、プリントデータが1部のデータをプリントする部数分連続させて1ジョブとしたプリントデータである場合に、このプリントデータを受信し、受信したプリントデータの中から、1部の分のプリントデータを取り出す段階と、取り出した1部の分のプリントデータと、プリントする部数とを出力する段階と、を有することを特徴とするプリントデータ変換方法が開示されている。
特開平11−70717号公報 特開2008−176651号公報 特開平11−353143号公報
本発明の目的は、複数の単位印刷データが一つの単位印刷データとして扱われることに起因する不具合を生じにくくすることにある。
請求項1に記載の発明は、少なくとも1頁以上の頁データを含む単位印刷データが複製されることにより生成され複数の当該単位印刷データを含み且つ一つの単位印刷データとして扱われる生成印刷データを印刷機構に出力する出力手段と、前記印刷機構による印刷が終了した終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、印刷済みの部の数を把握するとともに、当該印刷済みの部の次に印刷されている部における印刷済みの頁の数を把握する印刷済み情報把握手段と、前記印刷機構による印刷が停止した場合に、当該停止までに印刷が完了している頁の数である完了頁数を把握する完了頁数把握手段と、を備え、前記印刷済み情報把握手段は、前記印刷機構による印刷が再開された場合、前記完了頁数把握手段により把握された前記完了頁数と、当該再開後に当該印刷機構が印刷を行った終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、前記印刷済みの部の数および前記印刷済みの頁の数を把握することを特徴とする印刷制御装置である。
請求項2に記載の発明は、前記単位印刷データと、当該単位印刷データの次に前記印刷機構による印刷が行われる単位印刷データとの間に、予め定められた数の白紙の頁データを追加する追加手段を更に備え、前記印刷済み情報把握手段は、前記追加手段による白紙の頁データの追加が行われる場合、当該白紙の頁データに基づき印刷が行われた頁の数も含めた数を前記終了頁の数とし、前記単位印刷データに含まれる頁の数に前記予め定められた数を加算したものを、前記単位印刷データに含まれる頁の数とし、前記完了頁数把握手段は、前記追加手段による白紙の頁データの追加が行われる場合、当該白紙の頁データに基づき印刷が行われた頁の数も含めた数を前記完了頁数として把握することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置である。
請求項3に記載の発明は、媒体上に画像を形成する画像形成機構と、当該画像形成機構における印刷を制御する印刷制御装置と、を備え、当該印刷制御装置が請求項1又は2に記載された印刷制御装置を含んで構成されている画像形成装置である。
請求項4に記載の発明は、少なくとも1頁以上の頁データを含む単位印刷データが複製されることにより生成され複数の当該単位印刷データを含み且つ一つの単位印刷データとして扱われる生成印刷データを印刷機構に出力する出力手段と、前記印刷機構による印刷が終了した終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、印刷済みの部の数を把握するとともに、当該印刷済みの部の次に印刷されている部における印刷済みの頁の数を把握する印刷済み情報把握手段と、前記印刷機構による印刷が停止した場合に、当該停止までに印刷が完了している頁の数である完了頁数を把握する完了頁数把握手段と、してコンピュータを機能させるプログラムであり、前記印刷済み情報把握手段は、前記印刷機構による印刷が再開された場合、前記完了頁数把握手段により把握された前記完了頁数と、当該再開後に当該印刷機構が印刷を行った終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、前記印刷済みの部の数および前記印刷済みの頁の数を把握することを特徴とするプログラムである。
請求項1の発明によれば、停止が一旦なされた後に再開された印刷の進捗状況を正確に把握することができるようになる。
請求項2の発明によれば、白紙の頁が挿入される場合でも印刷の進捗状況を正確に把握することができるようになる。
請求項3の発明によれば、複数の単位印刷データが一つの単位印刷データとして扱われることに起因する不具合を生じにくくすることができる画像形成装置を提供できる。
請求項4の発明によれば、停止が一旦なされた後に再開された印刷の進捗状況を正確に把握することができるようになる。
本実施形態が適用される画像形成システムの構成例を示す図である。 印刷サーバの機能構成例を示す図である。 印刷サーバのハードウェア構成例を示す図である。 印刷サーバにて実行される処理の一例を説明するための図である。 印刷サーバにて実行される処理の一例を説明するための図である。 Nページ分の画像を1ページに集約した際の印刷状況を示した図である。 オーバーレイ画像が抑制された際の印刷状態を示した図である。 印刷管理部にて実行される処理を示したフローチャートである。 印刷管理部にて実行される処理を示したフローチャートである。 印刷管理部にて実行される処理を示したフローチャートである。 印刷管理部にて実行される処理を示したフローチャートである。 オーバーレイ画像の登録を説明する図である。 オーバーレイ画像の登録を説明する図である。 オーバーレイの登録処理に関し印刷管理部により実行される処理を示した図である。 オーバーレイの登録処理に関し印刷管理部により実行される処理を示した図である。 オーバーレイの登録処理に関し印刷管理部により実行される処理を示した図である。 オーバーレイの登録処理に関し印刷管理部により実行される処理を示した図である。 モニタにおける表示例を示した図である。 画像形成装置における印刷の状況を示した図である。 モニタにおける表示例を示した図である。 印刷枚数等の状況を示した図である。 モニタにおける表示例を示した図である。 印刷サーバにて実行される処理を示した図である。 表示情報の補正処理の流れを示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<システム構成>
図1は、本実施形態が適用される画像形成システムの構成例を示す図である。
図1に示す画像形成システムは、印刷指示(出力指示)に基づく処理である印刷ジョブを管理する印刷サーバ100と、印刷サーバ100の制御下で印刷処理(画像形成処理)を実行する画像形成装置200と、を備える。印刷サーバ100と画像形成装置200とは、直接またはネットワーク等を介してデータ接続されている。また、印刷サーバ100は、LAN(Local Area Network)を介してホストサーバ300に接続されている。
印刷制御装置の一例としての印刷サーバ100は、例えばネットワーク機能を備えたパーソナルコンピュータ等で実現され、ホストサーバ300から印刷指示および印刷データ(出力データ)を受信し、蓄積(スプーリング)する。そして、蓄積した印刷データを画像形成装置200へ送信し、印刷処理を実行させる。なお、本実施形態では、画像形成装置200とは別に印刷サーバ100を設け、画像形成装置200とは別の装置で画像形成装置200を制御する構成としたが、印刷サーバ100に設けられた各機能部(後述する処理を実行する各機能部)を、画像形成装置200に設ける構成としてもよい。
印刷機構、画像形成機構の一例としての画像形成装置200は、印刷サーバ100から印刷データを取得し、取得した印刷データに基づき画像形成材を用いて用紙等の記録媒体に画像を形成(印刷)し出力する。本実施形態において記録媒体に画像を形成するための機構は特に限定されず、いわゆる電子写真方式やインクジェット方式等、既存の種々の方式が用いられる。
ホストサーバ300は、例えばネットワーク機能を備えたコンピュータで実現され、印刷データを保持する記憶装置を備える。そして、印刷指示を受け付けて、この印刷指示により特定される印刷対象(印刷データ)を記憶装置から読み出して印刷サーバ100へ送信する。印刷指示は、例えばホストサーバ300に接続された端末装置320から入力される。この端末装置320は、例えばキーボード等の入力デバイスを備えたパーソナルコンピュータ等により実現される。
<印刷サーバの機能構成>
図2は、印刷サーバ100の機能構成例を示す図である。
図2に示すように、本実施形態の印刷サーバ100は、印刷データを取得してデータ処理を行う印刷管理部110と、印刷データを蓄積する蓄積部(スプーラ)120と、印刷データ等を画像形成装置200に出力するとともに画像形成装置200を制御する印刷制御部130と、例えば液晶ディスプレイにより構成されユーザに対する情報の表示を行うモニタ140と、モニタ140にて表示される情報を生成する表示情報生成部150と、表示情報生成部150から情報を受け取りこの情報をモニタ140上に表示するモニタ制御部160とを備える。
印刷管理部110は、ホストサーバ300から、印刷指示、印刷時の設定、および、印刷データを取得し、取得した印刷データを中間データに変換して蓄積部120に蓄積させる。ホストサーバ300から受信する印刷データは、PDL(ページ記述言語)で記述されている。そのため、印刷管理部110は、受信した印刷データを解析し、機種やデータ処理環境に対する依存度の少ない中間データに変換する。そして、生成した中間データを蓄積部120に送る。
蓄積部120は、印刷管理部110により中間データに変換された印刷データを一時的に蓄積する。この印刷データの蓄積は、印刷サーバ100におけるデータ処理の速度に対して、物理的に記録媒体に画像形成を行う画像形成装置200の処理速度が遅いために、その速度差を吸収するために行われる。したがって、短時間に複数の印刷指示が行われた場合、それらの印刷指示に対応する複数の印刷データが蓄積部120に蓄積される場合がある。
出力手段の一例としての印刷制御部130は、いわゆるプリンタ・ドライバであり、蓄積部120から印刷データを読み出して、画像形成装置200へ出力する。上記のように、蓄積部120に複数の印刷データが蓄積されている場合は、画像形成装置200における印刷処理が終了するたびに、蓄積されている印刷データの一つを順次読み出して、画像形成装置200へ送信する。
表示情報生成部150は、印刷管理部110から印刷に関連する情報を受信する。具体的には、例えば、印刷開始ページ(頁)、印刷終了ページ(頁)、印刷部数、面数情報(1ページに複数ページ分の画像を集約する際の集約数)や、両面印刷の有無を受信する。また、表示情報生成部150は、印刷制御部130から、印刷の進捗状況についての情報を受信する。そして、表示情報生成部150は、印刷管理部110および印刷制御部130から受信したこれらの情報に基づき、モニタ140にて表示される情報を生成する。そして、この情報をモニタ制御部160へ出力する。
ここで、既存の画像形成システムで用いられる蓄積部120には、複数の印刷データが蓄積された場合、その仕様上、印刷制御部130により印刷データが読み出される順序が保証されないものがある。すなわち、蓄積部120において印刷データが蓄積される順番と読み出される順番とが異なる可能性がある。このようなシステムでは、例えば、印刷ジョブA、B、Cの順番で(単位印刷データA、単位印刷データB、単位印刷データCの順番で)印刷指示が行われた場合であっても、蓄積部120から印刷データが読み出される際に順番が入れ替わり、画像形成装置200において印刷ジョブA、C、B等の順番で実行されることが起こり得る。
一方、複数の印刷ジョブを実行する際に、印刷指示が行われた順に印刷結果を出力することが要求される場合がある。このような場合、上記のような仕様の蓄積部120を有する画像形成システムでは出力結果が印刷指示の順番と一致しているとは限らないため、出力された印刷結果の順序を、手作業等により確認する必要がある。本実施形態では、後述するように、複数の印刷ジョブを一つにまとめる処理を実行することで、蓄積部120から印刷データが読み出される際に印刷データの順番が入れ替わることを抑制するようにしている。
図3は、印刷サーバ100のハードウェア構成例を示す図である。
図3に示すコンピュータは、演算手段であるCPU(Central Processing Unit)100aと、主記憶手段であるメモリ100cを備える。また、外部デバイスとして、磁気ディスク装置(HDD:Hard Disk Drive)100g、ネットワーク・インターフェイス100f、上記モニタ140を備えた表示機構100d、音声機構100h、キーボードやマウス等の入力デバイス100i等を備える。
図3に示す構成例では、メモリ100cおよび表示機構100dは、システム・コントローラ100bを介してCPU100aに接続されている。また、ネットワーク・インターフェイス100f、磁気ディスク装置100g、音声機構100hおよび入力デバイス100iは、I/Oコントローラ100eを介してシステム・コントローラ100bと接続されている。各構成要素は、システム・バスや入出力バス等の各種のバスによって接続される。
なお、図3は、本実施形態が適用されるのに好適なコンピュータのハードウェア構成を例示するに過ぎない。本実施形態は、演算を行ってシミュレーションを実行する情報処理システムに広く適用できるものであり、図示の構成においてのみ本実施形態が実現されるのではない。
図3に示すコンピュータにおいて、磁気ディスク装置100gには、印刷サーバ100の各機能を実現するためのプログラムが格納されている。そして、このプログラムがメモリ100cにロードされ、このプログラムに基づく処理がCPU100aにより実行されることにより、各種の機能が実現される。
具体的には、印刷管理部110、表示情報生成部150における各処理は、例えばアプリケーション・プログラム等として用意されたプログラムに基づいてCPU100aが行う。なお、ホストサーバ300からの印刷指示および印刷データの受信は、例えばネットワーク・インターフェイス100fを介して行われる。また、印刷データを変換する際には、作業メモリとしてメモリ100cが用いられる。
蓄積部120は、例えばOS(オペレーティング・システム)の機能の一部等として用意されたプログラム・モジュールを実行するCPU100aの制御下で、印刷データの保持手段としてメモリ100cや磁気ディスク装置100g等の記憶手段を用いることにより実現される。印刷制御部130やモニタ制御部160の各処理は、例えばOSの機能の一部等として用意されたプログラム・モジュールに基づいてCPU100aが行う。
図4、図5は、印刷サーバ100にて実行される処理の一例を説明するための図である。
なお、ここでは、印刷物を複数部作成する場合を考える。このような場合、例えば、図4にてジョブAで示す印刷データ(ジョブAで示す単位印刷データ)が複製され、印刷管理部110から蓄積部120に向けて印刷データ(単位印刷データ)が順次出力される。そして、蓄積部120には、印刷部数に対応する数の印刷データが蓄積されるようになる。その一方で、蓄積部120には、他の印刷データも蓄積され、例えば、図中ジョブBで示す印刷データも蓄積される。
ところで、この場合、上記にて説明したように、その仕様上、蓄積部120から印刷データが読み出される際に印刷データの順番が入れ替わることが起こりうる。すなわち、蓄積部120に対して印刷データが蓄積された際の順番と蓄積部120から印刷データが読み出される際の順番とが異なるようになることが起こりうる。より具体的に説明すると、例えば、印刷ジョブA、Bの順番で印刷指示が行われた場合であっても、蓄積部120から印刷データが読み出される際に順番が入れ替わり、画像形成装置200において、例えば、印刷ジョブAに基づく一部目の印刷、印刷ジョブBに基づく印刷、印刷ジョブAに基づく二部目の印刷の順番で印刷が実行されることが起こり得る。
このような順番の入れ替わりは、図5(B)に示すように、複数部の印刷ジョブAを一つの印刷ジョブにまとめることで回避されるようになる。より具体的に説明すると、本実施形態では、印刷管理部110が印刷データを取得すると、印刷管理部110は、この印刷データを複数回繰り返して出力し蓄積部120に出力するが、図5に示す態様では、複数部分の印刷データを一つにまとめて蓄積部120に出力する。付言すると、複数部分の印刷データをまとめることで一つの印刷データを生成し、生成したこの一つの印刷データ(生成印刷データ)を蓄積部120に出力する。これにより、印刷ジョブAについての印刷データを複数部分、蓄積部120から画像形成装置200へ出力している途中で、印刷ジョブBについての印刷データが画像形成装置200に出力されることが抑制される。
なお、印刷に際しては、Nページ(複数ページ)分の画像が1ページに集約されたうえで印刷がなされたり、両面印刷がなされたりすることがある。このような場合に、上記のように、複数部数分の印刷データを一つにまとめる場合、先行する「部」において空白の部分が生じ、この空白の部分に、後続する「部」の先頭ページに位置する画像が形成されてしまうことが起こりうる。
より具体的に説明すると、Nページ分の画像が1ページに集約されるに際し、実際の印刷データのページ数がNの整数倍ではない場合、図6(Nページ分の画像を1ページに集約した際の印刷状況を示した図)に示すように、最終ページに印刷データが存在しない空白領域が形成される。なお、両面印刷の場合には、総ページ数が奇数である場合に、最終ページに空白領域が形成される。このような場合において、上記のように、複数部数分の印刷データを一つにまとめると、この空白領域に対して、後続する「部」の先頭に位置する印刷データに基づく画像が形成されるようになる。
ここで、このような不具合は、例えば、上記空白領域に、白紙のページ(白紙のページデータ)を挿入(追加)することでその発生が抑制されるようになる。その一方で、この場合は、新たな課題が生じるようになる。具体的に説明すると、白紙ページを挿入した場合は、白紙ページが挿入された部分に、画像データが存在しているとみなされるようになり、この白紙ページが挿入された部分にも、オーバーレイ画像(背景画像や見出しなど、各ページに対し追加して印刷される追加の画像)が形成されるようになってしまう。
図5(B)を参照して具体的に説明すると、この図5(B)では、各ページに対して、オーバーレイ画像が形成されている(図中、オーバーレイ画像を「□」で表示)。そして、図5(B)では、1部目の最終ページに白紙ページが挿入された状態となっているが、この白紙ページにも、印刷データが存在しているとみなされ、この白紙ページにも、オーバーレイ画像が形成されている。
ここで、本実施形態では、次の処理を行うことで、白紙ページへのオーバーレイ画像の形成を抑制している。なお、白紙ページへのオーバーレイ画像の形成が抑制されると、図7(オーバーレイ画像が抑制された際の印刷状態を示した図)の(B)に示すように、画像が形成されるページにはオーバーレイ画像が追加で形成されるようになるが、各「部」の最終ページに存在する白紙ページに対してはオーバーレイ画像が形成されないようになる。
図8〜11は、印刷管理部110にて実行される処理を示したフローチャートである。
図8に示すように、印刷管理部110は、まず、ホストサーバ300から送信されてきた1ジョブ分の印刷データを取得する(ステップ101)。その後、印刷データに含まれる各ページの印刷データを順次、蓄積部120に出力するとともに、この出力をユーザにより指定されている部数分だけ繰り返して行う(ステップ102)。
ここで、図9を参照し、ステップ102の処理を詳細に説明する。
ステップ102の処理では、まず、処理の対象となっているジョブが最初の「部」の印刷ジョブ(1部目の印刷ジョブ)であるか否かを判断する(ステップ201)。そして、最初の「部」の印刷ジョブであると判断した場合、印刷初期化処理(イニシャライズ処理)を実行し(ステップ202)、最初の「部」の印刷ジョブであると判断しなかった場合、この印刷初期化処理を省略する。
次いで、印刷管理部110は、1ページ目のデータの読み込みを行う(ステップ203)とともに、2ページ目のデータの読み込みを行う(ステップ204)。その後、処理を行うべき残りページが1ページであるか否か(最終ページであるか否か)を判断し(ステップ205)、最終ページではないと判断した場合、対象となっているページの印刷データを蓄積部120へ出力する(ステップ206)。その後、ステップ204にて読み込んだデータを、1ページ目のデータに置き換えたうえで(ステップ207)、ステップ204以降の処理を再度実行する。
一方、ステップ205にて、残りページが1ページ(処理の対象となっているページが最終ページ)であると判断した場合、最終ページであることを示す最終ページフラグをセットする(ステップ208)。次いで、最終ページについての情報である最終ページ情報を取得する(ステップ209)。次いで、処理の対象となっている現在の「部」が最後の「部」(最終部)であるか否かを判断し(ステップ210)、最終部である場合には、最終部であることを示す最終部フラグをセットする(ステップ211)。
複数部のうちの何れかの「部」について、ステップ201〜ステップ211の処理が終了すると、印刷管理部110は、図10に示す処理を実行する。この処理では、まず、最終ページフラグがオンであるか否かを判断する(ステップ301)。そして、最終ページフラグがオンである場合、最終部フラグがオンであるか否かを判断する(ステップ302)。そして、最終部フラグがオンではない場合、追加手段として機能する印刷管理部110は、白紙ページの挿入処理(追加処理)を行う(ステップ303)。最終ページフラグがオンであり、且つ、最終部フラグがオンではない場合、上記にて説明したように、先行する「部」において生じる空白領域に、後続する「部」の先頭ページの画像が入り込む状況となり、白紙ページの挿入処理を行う。
その後、印刷管理部110は、最終部フラグがオンであるか否かを判断し(ステップ304)、オンである場合は、印刷終了処理(ジョブエンドイニシャライズ処理)を実行し(ステップ305)、処理を終了する。一方、ステップ304にて、最終部フラグがオンではないと判断した場合、図9のステップ203以降の処理を再び実行する。
次に、図11を参照しステップ303にて示した白紙ページの挿入処理について詳細に説明する。
白紙ページの挿入処理に際して、印刷管理部110は、まず、1ページ当たりの面数情報を取得する(ステップ401)。言い換えると、1ページに集約する面数(ページ数)についての情報を取得する。次に、ステップ401にて取得した1ページ当たりの面数情報、および、1つのジョブ当たりのページ数に基づき、挿入する白紙ページの枚数を算出する(ステップ402)。
なお、挿入する白紙ページの枚数は、例えば、次の式で算出される。
〔((1つのジョブ当たりのページ数/面数)の商)+1)×面数〕−(1つのジョブ当たりのページ数)
例えば、ステップ401にて取得した1ページ当たりの面数情報が4であり、また、1つのジョブ当たりのページ数が9であった場合、印刷管理部110は、挿入する白紙のページ数を3と算出する。なお、両面印刷の場合は、上記の式における「面数」が2とされて、挿入する白紙のページ数が算出される。
次いで、印刷管理部110は、オーバーレイ画像を抑制する信号(情報)を付した白紙ページの印刷データを生成する(ステップ403)。次いで、ステップ403にて生成した白紙ページの印刷データを、ステップ402にて算出した枚数分だけ蓄積部120へ出力する(ステップ404)。これにより、先行する「部」において生じる上記空白領域に対し、白紙のページが追加されるようになる。付言すると、一つのジョブ(一つのジョブにまとめられる前の個々のジョブ(単位印刷データ))と、この一つのジョブの次に印刷が行われるジョブとの間に、白紙のページが追加されるようになる。
ここで、本実施形態では、後述するように、画像形成装置200にて、オーバーレイ画像の登録処理が行われるが、白紙ページの部分については、上記のように、オーバーレイ画像を抑制する信号が付されている。このため、白紙ページの部分に対しては、オーバーレイ画像が形成されることは抑制される。
ところで、上記では説明を省略したが、本実施形態では、オーバーレイ画像を印刷物に形成する際、1ページ目の印刷データと「オーバーレイ画像」の名称とを対応付けたうえでこの1ページ目の印刷データと「オーバーレイ画像」の名称とを、画像形成装置200(蓄積部120を介して画像形成装置200)に出力する。以後、2ページ目以降の印刷データについては、「オーバーレイ画像」が異なるものに切り替わっているかを示す情報とともに画像形成装置200に出力する。なお、各ページに形成するオーバーレイ画像の名称等は、例えば端末装置320にてユーザにより入力され、端末装置320から印刷サーバ100へ送信される。
一方、画像形成装置200は、不図示の記憶部に、数種の「オーバーレイ画像」を保持しており、1ページ目の画像データおよび「オーバーレイ画像」の名称が送信されてきたときには、この名称に応じた「オーバーレイ画像」を記憶部から読み出し、メモリに登録(展開)する。一方で、2ページ目以降の「オーバーレイ画像」については、上記切り替わっているかを示す情報に基づき、各ページのオーバーレイ画像が切り替わっているか否かを判断する。
そして、切り替わっている場合には、新たなオーバーレイ画像をメモリに展開し、異なっていない場合にはこの展開を行わない。なお、上記にて説明したように、追加された白紙のページにはオーバーレイ画像を抑制する信号が付されており、画像形成装置200では、この抑制する信号が認識され、白紙ページの部分に対してオーバーレイ画像が形成されることは抑制される。
図12(オーバーレイ画像の登録を説明する図)を参照してより具体的に説明すると、同図(A)の(A1)に示すように、各ページに対して同じオーバーレイ画像(以下、「オーバーレイ画像A」と称する)が形成される場合は、同図(A2)に示すように、画像形成装置200では、まず、最初に、オーバーレイ画像Aの登録が行われる。その後、この例では、オーバーレイ画像の切り替わりが行われないため、オーバーレイ画像Aが登録されたままの状態で、2ページ目以降にも、このオーバーレイ画像Aが形成される。
一方で、同図(B)の(B1)に示すように、形成されるオーバーレイ画像が表裏で切り替わる場合は、同図(B2)に示すように、画像形成装置200では、まず、最初に、オーバーレイ画像Aの登録が行われる。次いで、この例では、オーバーレイ画像の切り替わりが行われるようになり、オーバーレイ画像Bの登録が行われる。その後、オーバーレイ画像Aの登録、および、オーバーレイ画像Bの登録が交互に行われるようになる。
ところで、上記の処理では、各ジョブの先頭において、必ず、オーバーレイ画像の登録が行われることとなる。付言すると、同じジョブに基づき複数部の印刷を行う場合も、各ジョブの先頭において、オーバーレイ画像の登録が行われることとなる。ところで、オーバーレイ画像のデータ量が多いときなどには、オーバーレイ画像の登録に時間を要するようになり、ジョブの切り替わり時に、画像形成装置200が急に停止してしまうなどの不具合が生じるおそれがある。ここで、このような画像形成装置200の急な停止は画像形成装置200の短寿命化を招くおそれがある。
このため、本実施形態では、図13(オーバーレイ画像の登録を説明する図)に示すように、同じジョブに基づき複数部の印刷を行うときには一つのジョブにまとめるとともに、一つにまとめた後の印刷データの先頭において、オーバーレイ画像の登録処理を行う。この場合、オーバーレイの変更がなければ、最後の「部」の最終ページまで、オーバーレイの登録処理が行われないようになり、画像形成装置200の停止が起きにくくなる。
なお、オーバーレイ画像の登録処理では、2ページ目以降については、判断対象となっているページの1ページ前のページに形成されるオーバーレイ画像についての情報を保持しておき、保持しておいたオーバーレイ画像の情報と、判断対象となっているページに形成されるオーバーレイ画像の情報とを比較する。そして、「オーバーレイ画像」が異なるものに切り替わっているかを判断するとともに、切り替わっているか否かを示す情報を画像形成装置200に送信する。そして、画像形成装置200では、切り替わっていることを示す情報を受信した場合に、異なるオーバーレイ画像の登録処理を行う。
ところで上記のように、複数の「部」を一つにまとめる場合は、先行する「部」の最終ページに形成されるオーバーレイ画像と、後続する「部」の先頭ページに形成されるオーバーレイ画像とが切り替わるか否かの判断を行う必要が生じるようになる。ところで、上記にて説明した処理は、1つのジョブ内において、先行するページのオーバーレイ画像と後続するページのオーバーレイ画像との比較を行うことを前提している。このため、この場合、「部」の最終ページのオーバーレイ画像については、次のページが存在しないことから保持が行われない。
この結果、複数の「部」を一つにまとめる場合、先行する「部」の最終ページに形成されるオーバーレイ画像についての情報が保持されていない状態となり、この先行する「部」に後続する「部」の先頭ページに形成されるオーバーレイ画像が切り替わるか否かの判断ができなくなってしまう。このため、本実施形態では、次のような処理を行うようにし、「部」の先頭ページのオーバーレイ画像が切り替わるか否かの判断もできるようにしている。
図14〜図17は、オーバーレイの登録処理に関し印刷管理部110により実行される処理を示した図である。
図14に示すように、オーバーレイ画像の登録処理に際し、印刷管理部110は、まず、図8と同様、ホストサーバ300から送信されてきた1ジョブ分の印刷データを取得する(ステップ501)。その後、印刷データに含まれる各ページの印刷データを順次、蓄積部120に出力するとともに、この出力をユーザにより指定されている部数分行う(ステップ502)。
ここで、図15を参照し、ステップ502の処理を詳細に説明する。ステップ502の処理では、図9にて説明した処理と同様、まず、処理を行う対象のジョブが最初の「部」の印刷ジョブ(1部目の印刷ジョブ)であるか否かを判断する(ステップ601)。そして、ステップ601にて、最初の「部」の印刷ジョブであると判断した場合、印刷初期化処理(イニシャライズ処理)を実行し(ステップ602)、ステップ601にて、最初の「部」の印刷ジョブであると判断しなかった場合、この印刷初期化処理を省略する。
次いで、1ページ目の印刷データの読み込みを行う(ステップ603)。次に、1ページ目に形成されるオーバーレイ画像の名前であるオーバーレイ名を取得する(ステップ604)。次に、このステップ604にて取得したオーバーレイ名と保持されているオーバーレイ名(1ページ前のオーバーレイ名)との比較を行う(ステップ605)。なお、最初の「部」の1ページ名のオーバーレイ名については、1ページ前のオーバーレイ名が存在しないことから、ステップ605の処理は行われず、ステップ606の処理(2ページ目のデータ読み込み)が行われる。
ステップ606の処理(2ページ目のデータ読み込み)後、本実施形態では、処理を行うべき残りページが1ページであるか否か(最終ページであるか否か)を判断し(ステップ607)、最終ページではないと判断した場合、対象となっているページの印刷データを出力する(ステップ608)。その後、ステップ606により読み込んだデータを、1ページ目のデータに置き換えたうえで、ステップ604以降の処理を再度実行する。ここで、このステップ604の処理(2ページ目以降のページに対する処理)では、再び、オーバーレイ名が取得される。
そして、ステップ604にて取得したオーバーレイ名(2ページ目以降のページのオーバーレイ名)と、このページの一つ前のページのオーバーレイ名とを比較し、一致していないか否かを判断する(ステップ605)。そして、このステップ605にて、一致していないと判断した場合、オーバーレイ画像が切り替わっていることを示すオーバーレイ切替フラグをセットする(ステップ610)。一方で、このステップ605にて、一致していると判断した場合、オーバーレイ切替フラグをリセットする(ステップ611)。次いで、次のページの印刷データの読み込みを行う(ステップ606)。
そして、ステップ607にて、処理を行うべき残りページが1ページであるか否か(最終ページであるか否か)が再び判断され、残りページが1ページである場合には、最終ページであることを示す最終ページフラグがセットされる(ステップ612)。次いで、印刷管理部110は、最終ページについての情報である最終ページ情報を取得する(ステップ613)。その後、この最終ページに形成されるオーバーレイ画像のオーバーレイ名を取得する(ステップ614)。次いで、最後の「部」(最終部)であるか否かを判断し、最終部である場合は、最終部であることを示す最終部フラグをセットしたうえで(ステップ616)、ステップ608の処理を実行し、最終部でない場合は、最終部フラグをセットせずにステップ608の処理を実行する。
なお、ステップ608の処理では、印刷管理部110は、各ページの印刷データを順次出力することとなるが、印刷データを順次出力していく際、オーバーレイ切替フラグを参照する。そして、印刷管理部110は、オーバーレイ切替フラグがセットされていない場合は、1ページ分の画像を出力する際に、併せて、オーバーレイの切り替えを行わないことを示す信号(情報)を出力する。その一方で、オーバーレイ切替フラグがセットされている場合は、1ページ分の画像を出力する際に、併せて、オーバーレイの切り替えを行うことを示す信号(情報)を出力する。
そしてこの場合、画像形成装置200には、送信手段として機能する印刷制御部130から、オーバーレイの切り替えを行うことを示す信号が送信されてくるが、この場合、画像形成装置200は、オーバーレイの切り替え処理を行う。具体的には、上記のように、他のオーバーレイ画像の登録を行う。一方で、オーバーレイの切り替えを行わないことを示す信号が送信されてきた場合には、オーバーレイの登録処理はおこなわず、既に登録されているオーバーレイ画像に基づくオーバーレイ画像を形成する。
ここで、本実施形態では、上記ステップ614のように、保持手段として機能する印刷管理部110によって、ある特定の「部」の最終ページに印刷されるオーバーレイ画像のオーバーレイ名が取得され保持される。その後、把握手段としても機能する印刷管理部110によって、この特定の部に後続する「部」に含まれる1ページ目(最初のページ)に形成されるオーバーレイ画像のオーバーレイ名が把握される。そして、ステップ605において、取得(保持)されたこのオーバーレイ名(先行する「部」のオーバーレイ名)と、把握されたオーバーレイ名(後続する「部」のオーバーレイ名)とが比較される。これにより、本実施形態では、先行する「部」に後続する「部」の先頭ページのオーバーレイ画像が切り替わるか否かの判断がなされなくなる、という不具合の発生が抑制される。
なお、複数の部のうちの何れかの「部」について、ステップ601〜ステップ616の処理(図15にて示した一連の処理)が終了すると、印刷管理部110は、図16に示す処理を実行する。なお、この図16に示す処理は、図10にて説明した処理と同様である。簡単に説明すると、まず、最終ページフラグがオンであるか否かを判断する(ステップ701)。そして、最終ページフラグがオンである場合、最終部フラグがオンであるか否かを判断する(ステップ702)。
そして、最終部フラグがオンではない場合、白紙ページの挿入処理を行う(ステップ703)。最終ページフラグがオンであり、最終部フラグがオンではない場合、上記にて説明したように、先行する「部」において生じる空白領域に、後続する「部」の先頭ページの画像が入り込んでくるため、白紙の挿入処理を行う。一方で、最終ページフラグがオンであり、最終部フラグがオンである場合は、白紙ページの挿入処理は省略される。
その後、本実施形態では、最終部フラグがオンであるか否かを判断し(ステップ704)、オンである場合は、印刷終了処理(ジョブエンドイニシャライズ処理)を実行し(ステップ705)、処理を終了する。一方、ステップ704にて、最終部フラグがオンではないと判断された場合は、図15のステップ603以降の処理が再び実行される。
次に、図17を参照し、ステップ703に実行される白紙ページの挿入処理について説明する。なお、この処理は、図11にて説明した処理と同様である。まず、印刷管理部110は、1ページ当たりの面数情報を取得する(ステップ801)。言い換えると、1ページに集約する面(ページ)の数についての情報を取得する。
次に、ステップ801にて取得した、1ページ当たりの面数情報、および、印刷データの一部あたりのページ数に基づき、挿入する白紙ページの枚数を算出する(ステップ802)。次に、オーバーレイ画像を抑制する信号(情報)を付した白紙ページの印刷データを生成する(ステップ803)。次いで、ステップ803にて生成した白紙ページの印刷データを、ステップ802にて算出した枚数分だけ蓄積部120に出力する(ステップ804)。
ところで、上記では説明を省略したが、本実施形態では、印刷の進捗状況についての情報が、印刷制御部130(図2参照)から表示情報生成部150に出力され、進捗状況がモニタ140に表示される。例えば、モニタ140には、図18(モニタ140における表示例を示した図)に示すように、出力済み部数、出力済みページ数が表示される。
なお、本実施形態では、上記のように、複数のジョブを一つにまとめる処理を行うが、この場合は、印刷済み情報把握手段として機能する表示情報生成部150が、出力済みの総ページ数(画像形成装置200による印刷が終了した終了ページの数)を一部当たりのページ数(単位印刷データ)で割り、この割り算の商を把握する。そして、この商を、出力済みの部数とする。また、表示情報生成部150は、この割り算の余りを、出力済みのページ数(印刷済みの「部」の次に印刷されている「部」における印刷済みのページ数)とする。
ところで、画像形成装置200では、印刷の停止を伴う障害が発生することがあり、かかる場合、障害から復旧した後のモニタ140における表示が不正確なものとなるおそれがある。具体的に説明すると、例えば、上記障害から復旧した後、障害が発生するまでに完了していたページの次のページからの印刷再開がユーザによりなされることがあるが、この場合に、モニタ140における表示が不正確なものとなることが起こりうる。
例えば、図19(画像形成装置200における印刷の状況を示した図)の(A)で示すように、1部目の4ページ目の印刷が完了した時点で障害が発生した後、同図の(B)に示すように、5ページ目が開始ページとして指定され、印刷再開がなされることがある。ところで、この場合、印刷制御部130は、この5ページ目を、1ページ目として認識するようになり、モニタ140における表示が不正確なものとなってしまう。付言すると、印刷対象の総ページ数が、障害が発生する前よりも減るようになり、モニタ140における表示が不正確なものとなってしまう。
より具体的に説明すると、本実施形態では、上記のとおり、出力済みの総ページ数を一部当たりのページ数で割る割り算を行うことにより、出力済みの部数や出力済みのページ数を把握しているが、障害が復旧した後は、障害が復旧した後に開始される最初のページが1ページ目として認識されるため、出力済みの総ページ数が減るようになる。そしてこの場合に、単に上記割り算を行うと、出力済みの部数や出力済みのページ数が正確に把握されなくなる。そしてこの場合、図20(モニタ140における表示例を示した図)に示すような表示がなされようになる。
このような不具合の発生を抑制するため、本実施形態では、図21(印刷枚数等の状況を示した図)にも示すように、障害が発生するまでになされた印刷枚数を保持しておき、障害から復旧した後に行われる印刷の枚数に対して、保持したおいた枚数を加算し、加算後の数を、出力済みの総ページ数とする。
付言すると、本実施形態では、画像形成装置200が停止した場合、完了頁数把握手段の一例としての表示情報生成部150によって、障害が発生するまでになされた印刷枚数(完了頁数)が把握され、保持される。そして、画像形成装置200の復旧がなされると、復旧した後に行われる印刷の枚数に対して、保持されていた枚数が加算され、加算後の数が出力済みの総ページ数とされる。これにより、図22(モニタ140における表示例を示した図)に示すように、障害から復帰後も、正確に表示が行われるようになる。
なお、上記のように白紙ページの挿入が行われ且つ上記障害が発生するまでにこの白紙ページの印刷が行われている場合は、印刷された白紙ページの印刷枚数も含めた数を印刷枚数として保持する(印刷完了頁数として保持する)。また、障害から復旧した後も、印刷枚数が数えられるが、障害から復旧した後に白紙ページが印刷された場合は、白紙ページの印刷枚数も印刷枚数としてカウントする(印刷が終了した終了頁数としてカウントする)。
さらに、本実施形態では、上記のとおり、印刷済みページ数を一部当たりのページ数(単位印刷データ)で割る処理を行うが、白紙ページの挿入が行われる場合は、この一部当たりのページ数(単位印刷データ)に対して、挿入された白紙ページの数を加算したものを、新たな一部当たりのページ数(単位印刷データ)とする。例えば、4ページ分の画像を1枚に集約したうえで印刷を行う場合、且つ、一部当たりのページ数が9ページである場合、3ページ分の白紙ページが追加されるが、この場合は、元の9ページに対してこの3ページを追加したページ数である12を、一部当たりのページ数(単位印刷データ)とする。
図23(印刷サーバ100にて実行される処理を示した図)は、表示制御に関し印刷サーバ100が実行する処理を示した図である。
表示制御に際しては、まず、印刷管理部110が、処理対象となる印刷ジョブが存在する否か判断し(ステップ901)、印刷ジョブが存在しないと判断された場合は、モニタ制御部160によって、モニタ140における表示がクリアされる(ステップ902)。一方で、ステップ901にて、印刷ジョブが存在すると判断された場合、表示情報生成部150が、印刷開始ページ、印刷終了ページ、印刷部数、面数情報(1ページに複数ページ分の画像を集約する際の集約数)、両面印刷の有無などを記した印刷情報テーブルを、印刷管理部110から取得する(ステップ903)。
次いで、表示情報生成部150は、印刷が複数部行われるか否かを判断し(ステップ904)、複数部の印刷が行われない場合は、印刷制御部130から送信されてくる進捗情報をそのまま使用し、モニタ140における表示に用いる表示情報を生成する(ステップ905)。付言すると、複数のジョブを一つにまとめないため、出力済みの総ページ数を一部当たりのページ数で割る割り算などを行わずに、表示情報を生成する。
一方、ステップ904にて、印刷が複数部行われると判断した場合、表示情報生成部150は、表示情報の補正処理(複数部数指定時の進捗ページ数作成処理)を行い(ステップ906)、印刷部数、印刷枚数に関する情報を生成する。その後、表示情報生成部150にて生成された情報が、モニタ140上に表示される(ステップ907)。
ここで、図24(表示情報の補正処理の流れを示したフローチャート)を参照し、ステップ906にて行われる処理について詳細に説明する。
まず、N面指定(1ページへのNページ分の画像の集約)が行われるか否かを判断する(ステップ1001)。そして、N面指定が行われる場合は、1面当たりの面数(1ページに集約するページのページ数)を把握する(ステップ1002)。一方、N面指定が行われない場合は、ステップ1002の処理は省略され、ステップ1003の処理が実行される。
ステップ1003では、一つのジョブのページ数を算出する。より具体的には、〔1ジョブの出力ページ数=印刷終了ページ−(出力開始ページ−1)〕という算出式を用い、一つのジョブのページ数を把握する。付言すると、白紙ページの挿入がない状態でのページ数を把握する。次いで、N面指定が行われる場合には、出力ページ数の補正を行う(ステップ1004)。付言すると、挿入される白紙ページも含めて1ジョブとして扱い、この1ジョブにおけるページ数を把握する。
具体的には、〔((1つのジョブ当たりのページ数/面数)の商)+1)×面数〕という計算式を用いて、白紙ページも含めた状態でのページ数を把握する。
なお、両面印刷の場合は、面数=2として、ページ数が把握される。
そして、印刷の途中で障害が発生した場合は、ユーザからの再印刷指示があるか否かを判断する(ステップ1005)。そして、再印刷指示があった場合には、補正値の作成を行う(ステップ1006)。具体的には、障害が発生するまでに行われた印刷のページ数を把握する。さらに説明すると、本実施形態では、上記のとおり、障害が発生するまでになされた印刷枚数が保持されており、保持されていたこの印刷枚数を把握する。なお、上記では、このように印刷枚数を保持しておく構成を説明したが、次の(式)を用いることで、障害発生時までになされた印刷の枚数を把握するようにしてもよい。
(式)〔(再印刷時の印刷開始ページ)−(本来の印刷開始ページ)〕
次いで、出力済みのページ数を算出する(ステップ1007)。
具体的には、次の(式)を用いて、出力済みのページ数を算出する。
(式)(印刷再開後の印刷枚数 + 補正値(障害発生時までの印刷枚数))/(1ジョブのページ数)の余り
なお、印刷再開後に白紙ページの印刷があった場合は、上記「印刷再開後の印刷枚数」に、白紙ページの印刷枚数も含める。また、障害発生時までに白紙ページの印刷があった場合は、上記「補正値」に、白紙ページの印刷枚数も含める。さらに、白紙ページの挿入がある場合は、上記「1ジョブのページ数」に、挿入された白紙のページ数も含める。
次いで、出力済みの部数を算出する(ステップ1008)。
具体的には、次の(式)を用いて、出力済みの部数を算出する。
(式)(印刷再開後の印刷枚数 + 補正値(障害発生時までの印刷枚数))/(1ジョブのページ数)の商
なお、上記と同様、印刷再開後に白紙ページの印刷があった場合は、上記「印刷再開後の印刷枚数」に、白紙ページの印刷枚数も含める。また、障害発生時までに白紙ページの印刷があった場合は、上記「補正値」に、白紙ページの印刷枚数も含める。さらに、白紙ページの挿入がある場合は、上記「1ジョブのページ数」に、挿入された白紙のページ数も含める。
その後、本実施形態では、ステップ907(図23参照)の表示処理が実行され、モニタ140上に、出力ページ数、出力部数が表示される。
100…印刷サーバ、110…印刷管理部、130…印刷制御部、150…表示情報生成部、200…画像形成装置

Claims (4)

  1. 少なくとも1頁以上の頁データを含む単位印刷データが複製されることにより生成され複数の当該単位印刷データを含み且つ一つの単位印刷データとして扱われる生成印刷データを印刷機構に出力する出力手段と、
    前記印刷機構による印刷が終了した終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、印刷済みの部の数を把握するとともに、当該印刷済みの部の次に印刷されている部における印刷済みの頁の数を把握する印刷済み情報把握手段と、
    前記印刷機構による印刷が停止した場合に、当該停止までに印刷が完了している頁の数である完了頁数を把握する完了頁数把握手段と、
    を備え、
    前記印刷済み情報把握手段は、前記印刷機構による印刷が再開された場合、前記完了頁数把握手段により把握された前記完了頁数と、当該再開後に当該印刷機構が印刷を行った終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、前記印刷済みの部の数および前記印刷済みの頁の数を把握することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 前記単位印刷データと、当該単位印刷データの次に前記印刷機構による印刷が行われる単位印刷データとの間に、予め定められた数の白紙の頁データを追加する追加手段を更に備え、
    前記印刷済み情報把握手段は、前記追加手段による白紙の頁データの追加が行われる場合、当該白紙の頁データに基づき印刷が行われた頁の数も含めた数を前記終了頁の数とし、前記単位印刷データに含まれる頁の数に前記予め定められた数を加算したものを、前記単位印刷データに含まれる頁の数とし、
    前記完了頁数把握手段は、前記追加手段による白紙の頁データの追加が行われる場合、当該白紙の頁データに基づき印刷が行われた頁の数も含めた数を前記完了頁数として把握することを特徴とする請求項1記載の印刷制御装置。
  3. 媒体上に画像を形成する画像形成機構と、当該画像形成機構における印刷を制御する印刷制御装置と、を備え、当該印刷制御装置が請求項1又は2に記載された印刷制御装置を含んで構成されている画像形成装置。
  4. 少なくとも1頁以上の頁データを含む単位印刷データが複製されることにより生成され複数の当該単位印刷データを含み且つ一つの単位印刷データとして扱われる生成印刷データを印刷機構に出力する出力手段と、
    前記印刷機構による印刷が終了した終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、印刷済みの部の数を把握するとともに、当該印刷済みの部の次に印刷されている部における印刷済みの頁の数を把握する印刷済み情報把握手段と、
    前記印刷機構による印刷が停止した場合に、当該停止までに印刷が完了している頁の数である完了頁数を把握する完了頁数把握手段と、
    してコンピュータを機能させるプログラムであり、
    前記印刷済み情報把握手段は、前記印刷機構による印刷が再開された場合、前記完了頁数把握手段により把握された前記完了頁数と、当該再開後に当該印刷機構が印刷を行った終了頁の数と、前記単位印刷データに含まれる頁の数とに基づき、前記印刷済みの部の数および前記印刷済みの頁の数を把握することを特徴とするプログラム。
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