JP5315461B2 - 水中通話装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ダイバーが水中で通話するために用いられる水中通話装置に関する。
従来より、水中で会話をする水中通話装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。このような水中通話装置の中には、フルフェイスマスクやハーフマスクなどのマスクを用いて口等を覆い、鼻や口、唇を自由に動かせる構造になっているものがある。この種の水中通話装置を用いれば、陸上と同じように明瞭な発音で音声を発することが可能である。
しかしながら、口等を覆うマスクは、容易に脱着できない構造になっており、適切な使い方がなされなければ、エア切れや、嘔吐での窒息を招くおそれがある。このため、この種の水中通話装置は、軍用、消防、水中レポーターなど、業務上水中で話す必要のあるダイバーのみによって用いられ、レジャーダイバーには用いられていないのが実情である。
特開2006−111207号公報
レジャーダイビングでは、ダイバーは、水中マスクをつけ、マウスピースをつけたレギュレータを咥え潜水するのが一般的である。レギュレータやマスクは容易に脱着できるうえ、レギュレータが故障した場合の代替えのオクトパスも装備されている。このことから、レギュレータやマスクは、安全面も強化されている信頼性の高い器材であるといえる。
しかしながら、これらの器材を装着すると、鼻は塞がれ、口唇はその動きが規制されてしまうため、明瞭な発音が困難になる。特に、口唇を使って発音する鼻音、破裂音のパ行、バ行、マ行は、その傾向が顕著である。その結果、例え咽喉マイクや骨導マイクなどで音声を採取できたとしても、その音声は甚だ不明瞭なものとなる。
また、水中では、自らの排気音により、スピーカからの声を聞き取るのも困難になる。
このような背景から、レジャーダイビングにおいては、隣のダイバーとさえも話すこともままならないのが実情である。この状態では、他の人に指示を伝達したり、危険を通知したりするのも困難になる。
本発明は、上記実情に鑑みてなされたものであり、水中マスク、レギュレータというダイビング器材を装着したままで、水中で他の人と容易に通話できる水中通話装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明に係る水中通話装置は、
ダイバーが装着する水中通話装置であって、
外部から送信される音声データを受信する受信部と、
前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
前記骨導スピーカ部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーが装着するレギュレータ及びマスクと干渉しないように前記ダイバーに装着される装着部と、
を備え、
前記受信部と、前記骨導スピーカ部とが単体として、前記装着部の一部に取り付けられている。
本発明によれば、受信した音声データに基づく音声に相当する振動を、ダイバーに当接する骨導スピーカ部から出力する。このようにすれば、ダイバーが、外部から送信された音声をより確実に聞き取ることができるようになる。この水中通話装置は、骨導スピーカ部をダイバーに当接させた状態で装着されていればよいので、水中マスク、レギュレータという一般のレジャーダイバーの器材を装着したままでも、ダイバーに装着可能な形態とすることが可能である。また、受信部と、骨導スピーカ部と、装着部とが一体となっているので、装置全体をコンパクトに設計し、ダイバーが装着しても邪魔にならないようにすることができる。
本発明の実施形態1に係る水中通話装置の外観を示す図(その1)である。 本発明の実施形態1に係る水中通話装置の外観を示す図(その2)である。 本発明の実施形態1に係る水中通話装置を装着した様子を示す図である。 図1Aの水中通話装置の概略的な回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態2に係る水中通話装置の概略的な回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る水中通話装置の概略的な回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態4に係る水中通話装置の外観を示す図である。 本発明の実施形態4に係る水中通話装置の概略的な回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態5に係る水中通話装置の概略的な回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態6に係る水中通話装置の概略的な回路構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態7に係る水中通話装置の概略的な回路構成を示すブロック図である。 水中通話装置を額に装着した様子を示す図である。 スーツに取り付けられた水中通話装置の一例を示す図である。 フードに取り付けられた水中通話装置の一例を示す図である。 マスクに取り付けられた水中通話装置の一例を示す図(その1)である。 マスクに取り付けられた水中通話装置の一例を示す図(その2)である。
本発明に係る実施形態について図面を参照して説明する。なお、本発明は下記の実施形態及び図面によって限定されるものではない。下記の実施形態及び図面に変更(構成要素の削除も含む)を加えることができるのはもちろんである。また、以下の説明では、本発明の理解を容易にするために、重要でない公知の技術的事項の説明を適宜省略する。
(実施形態1)
まず、本発明の実施形態1について説明する。
図1A及び図1Bには、本実施形態に係る水中通話装置100の外観が示されている。図1Aに示すように、水中通話装置100は、本体部1と、紐部2と、連結部3と、を備える。本体部1と、紐部2と、連結部3とで、装着部が構成されている。
本体部1は、その大部分が、長細い柔軟性のある部材で構成されている。これにより、本体部1は、図1Cに示すように、ダイバーの首部に密着しやすくなっている。
本体部1には、音声インターフェイス4が内蔵されている。音声インターフェイス4には、後述する骨導スピーカ部11(図2参照)が組み込まれている。骨導スピーカ部11は、本体部1表面に露出している。なお、本体部1を構成する部材は、防音、防振効果を有しており、骨導スピーカ部11から発せられる振動が、一方向にしか伝達されないようになっている。
紐部2は、弾性部材である2本の紐から成り、各紐は、本体部1の両端にそれぞれ連結されている。各紐の他端には、一対の連結部3を構成する各連結部が接続されている。一対の連結部3の連結により、水中通話装置100は、図1Cに示すように、ダイバーの首部に装着される。紐部2の弾性力により、水中通話装置100は、ダイバーの首部に密着した状態となる。
ダイバーの首部に装着された状態で、音声インターフェイス4は、ダイバーの首の後ろに当接するようになっている。これにより、骨導スピーカ部11から発せられた振動が、ダイバーの骨を介してダイバーの耳(蝸牛管)に伝達され、音として認識できるようになる。なお、音声インターフェイス4をダイバーの首の後ろに配置するのは、首の前に配置するよりも、ダイバー自身の排気音の影響を小さくすることできるうえ、骨導スピーカ部11からの音声が聞き取りやすくなるためである。
このように、本実施形態では、本体部1等が首に巻き付けられる構造となっているので、本体部1が、ダイバーの口や目の周辺を塞ぐことはない。このため、水中マスクやレギュレータを装着した状態でも、水中通話装置100を装着することが可能である。
図1Bは、水中通話装置100を正面から見た(図1Aの矢印Aの方向から)見た図である。図1Bに示すように、本体部1の正面には、送受信部5が内蔵されている。送受信部5は、音声データが含まれる超音波を受信する。水中では電磁波の到達距離は短いため、超音波が採用されている。
図2には、本実施形態に係る水中通話装置100の概略的な回路構成が示されている。図2に示すように、水中通話装置100は、上述のように、送受信部5と音声インターフェイス4とを備える。
送受信部5には、受信部10が組み込まれている。受信部10は、外部から送信される超音波を受信する受信アンテナと、受信回路と(いずれも不図示)を備える。受信アンテナは、音声データ、もしくは、音声に変復調できるデジタルデータを含む超音波を受信して、電気信号に変換する。受信回路は、受信アンテナから出力された電気信号を音声データに復調して出力する。なお、通信方式は、アナログ方式でもデジタル方式でもかまわない。デジタル方式の場合、音声に変復調できるデジタルデータには、例えばLPCやケプストラム値を圧縮したデータ等がある。
音声インターフェイス4には、骨導スピーカ部11が組み込まれている。骨導スピーカ部11は、受信部10の受信回路から出力された音声データに基づく音声に相当する振動を外部に出力する。
本実施形態に係る水中通話装置100をツアー客が装着し、明瞭な発声が可能で、その音声を超音波で送信可能な他の水中通話装置をツアーガイドが装着している場合について考える。この場合、ツアーガイドはツアー客に対して、水中にあっても明瞭な指示を伝えることができる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、受信した音声データに基づく音声に相当する振動を、ダイバーに当接する骨導スピーカ部11から出力する。骨導スピーカ部11の出力は、頭の骨を介して蝸牛管に伝達される。このようにすれば、ダイバーが、外部から送信された音声をより確実に聞き取ることができるようになる。
また、本実施形態に係る水中通話装置100は、ダイバーの首に巻きつけられた状態で使用されるので、水中マスク、レギュレータという一般のレジャーダイバーの器材を装着したままでも、装着することができる。
また、本実施形態では、受信部10と、骨導スピーカ部11とが、本体部1に一体に取り付けられている。このようにすれば、外部に配線等を露出させることなく、装置全体をコンパクトに設計することができるので、ホース類が多いダイビング用具をつけていても、水中通話装置100を容易に装着し、操作できるようになる。
また、本実施形態に係る水中通話装置100は、続く実施形態に係るものと比べ、構成が簡単であるため、コスト面で有利である。
(実施形態2)
次に、本発明の実施形態2について説明する。
本実施形態に係る水中通話装置100の全体構成は、図1A及び図1Bに示すものと同じである。本実施形態に係る水中通話装置100は、内部の回路構成が、上記実施形態1に係る水中通話装置100と異なる。
図3には、本実施形態に係る水中通話装置100の概略的な回路構成が示されている。図3に示すように、水中通話装置100は、音声インターフェイス4及び送受信部5の構成が上記実施形態1と異なっている。
音声インターフェイス4は、骨導スピーカ部11に加え、骨導/咽喉マイクロホン部12をさらに備える。骨導/咽喉マイクロホン部12は、ダイバーの声帯振動を、例えば頭骨を介して感知し、その振動を音声データを含む電気信号(音声信号)に変換して出力する。なお、骨導/咽喉マイクロホン部12は、骨導マイクロホンであってもよいし、咽喉マイクロホンであってもよい。
送受信部5は、受信部10に加え、送信部13をさらに備える。送信部13は、送信回路と、送信アンテナと(いずれも不図示)を備える。送信回路は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号を変調する。送信アンテナは、変調された音声信号を超音波に変換して外部に出力する。
図3には、2台の水中通話装置100で音声データが送受信される様子が示されている。水中通話装置100は、それぞれダイバーの首部に装着されている。図3に示すように、水中通話装置100の間で、超音波による音声データの送受信が行われることにより、ダイバー同士の水中での通話が可能となる。
この場合、口唇を用いて発話される音素は不明瞭なまま伝達される。しかしながら、聞き慣れてくることによって、例えば「はい」、「いいえ」などは聞き取れるようになり、簡単な意思疎通はできるようになる。
本実施形態に係る水中通話装置100をツアー客とツアーガイドとが装着した場合、ツアーガイドはツアー客に対して、水中でも、明瞭な指示を伝えることができるうえ、ツアー客からの応答を確認することができる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、骨導/咽喉マイクロホン部12が音声信号を声帯振動から変換して取得し、送信部13がその音声データを含む超音波に変換して外部に送信する。外部から受信した音声データに基づく音声を骨導スピーカ部11から出力する。骨導スピーカ部11の出力は、頭骨を介して蝸牛管に伝達される。これにより、ダイバー同士が、水中で簡単な会話をすることができるようになる。
なお、送信部13は、外部に超音波を送信し続けてもよいし、別途備える操作用のPTT(Push To Talk)ボタンに対する操作に基づいて外部に超音波を送信するようにしてもよい。また、送信部13は、VOX(Voice Operation Transmission)機能を備え、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声データを検出したことを契機に、外部に超音波を自動的に送信するようにしてもよい。
なお、上記実施形態では、受信部10及び送信部13は、それぞれ受信アンテナ及び送信アンテナを備えるようにした。このため、受信及び送信の特性に合わせた最適なアンテナを採用することができる。一方、送受信部5は、受信アンテナ及び送信アンテナの機能を有する送受信アンテナを備えるようにしてもよい。こうすることで、水中通話装置100を小型化でき、コスト面でも有利である。
また、本実施形態に係る水中通話装置100は、ダイバーの首に巻きつけられた状態で使用されるので、水中マスク、レギュレータという一般のレジャーダイビングの器材を装着したままでも、装着することができる。
また、本実施形態では、受信部10と、骨導スピーカ部11と、送信部13と、骨導/咽喉マイクロホン部12とが、本体部1に一体に取り付けられている。このようにすれば、装置全体をコンパクトに設計し、ダイバーが装着しても邪魔にならないようにすることができる。
なお、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13との少なくとも1つを、本体部1から外し分離した状態で(本体部1から離隔した状態で)、使用できるようにしてもよい。この場合、本体部1から離隔した部分は、音声信号を伝送するケーブル(不図示)で本体部1内の対応する部分(骨導スピーカ部11と受信部10又は骨導/咽喉マイクロホン部12と送信部13)と接続されることになる。
このようにすれば、例えば、受信部10、骨導スピーカ部11、骨導/咽喉マイクロホン部12、送信部13の装着位置の自由度を高めることができる。例えば、本体部1をダイバーの首に装着し、骨導スピーカ部11や骨導/咽喉マイクロホン部12をマスクストラップに装着することも可能となる。また、各部を分離可能とすれば、装置のメンテナンス等も容易になる。
また、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、の少なくとも1つは、元々本体部1に組み込まれていなくてもよい。このようにすれば、本体部1をさらに小型化することもでき、装着し易くなる。
また、本実施形態に係る水中通話装置100は、続く実施形態に係るものと比べ、構成が簡単であるため、コスト面で有利である。
(実施形態3)
次に、本発明の実施形態3について説明する。
本実施形態に係る水中通話装置100の全体構成は、図1A及び図1Bに示すものと同じである。本実施形態に係る水中通話装置100は、内部の回路構成が、上記実施形態1、2に係る水中通話装置100と異なる。
図4に示すように、本実施形態に係る水中通話装置100は、声質変換部14をさらに備える点が、上記実施形態2と異なる。
声質変換部14は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号を入力する。声質変換部14は、例えば、音素解析処理や音声認識処理を行って、入力した音声信号に基づく音声を、より明瞭な音声に変換し、変換された音声に対応する音声信号を送信部13に出力する。
声質変換部14では、不明瞭な音声を明瞭な音声に、音素単位で変換するようにしてもよいし、不明瞭な音声を認識して明瞭な人口音声に変換するようにしてもよい。この場合、不明瞭な音声データと明瞭な音声データとを結びつけるデータベースを用いた声質変換を行ってもよい。また、音声特徴の抽出には、ケプストラムや線形予測法(LPC)を用いることができるし、音声認識には、隠れマルコフモデル(HMM)を用いることができる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、水中では不明瞭となる音声を明瞭なものとして、超音波で送信するので、水中においても、明瞭な会話が可能となる。
また、本実施形態では、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、声質変換部14とが、本体部1に一体に取り付けられている。このようにすれば、装置全体をコンパクトに設計し、ダイバーが装着しても邪魔にならないようにすることができる。
なお、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、声質変換部14との少なくとも1つを、本体部1から外し分離した状態で(本体部1から離隔した状態で)、使用できるようにしてもよい。この場合、本体部1から離隔した部分は、音声信号を伝送するケーブル(不図示)で本体部1内の対応する部分(骨導スピーカ部11と受信部10又は骨導/咽喉マイクロホン部12と送信部13)と接続されることになる。
このようにすれば、上記実施形態2で述べたように、受信部10、骨導スピーカ部11、骨導/咽喉マイクロホン部12、送信部13、声質変換部14の装着位置の自由度を高めることができる。
また、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、声質変換部14との少なくとも1つは、元々本体部1に組み込まれていなくてもよい。このようにすれば、本体部1をさらに小型化することもできる。
なお、水中通話装置100は、受信部10及び送信部13における受信アンテナ及び送信アンテナの指向性が、前記ダイバーの前方を向くように取り付けられていてもよい。通常、水中での通話は、相手の方向に向かって行われるため、ダイバーの前方から超音波を受信し、ダイバーの前方に超音波を出力することによって、受信感度が高まる。また、こうすることで、ダイバーの体によって超音波の伝播が妨げられないため、受信感度が高まる。
(実施形態4)
次に、本発明の実施形態4について説明する。
図5には、本実施形態に係る水中通話装置100の外観が示されている。本実施形態に係る水中通話装置100は、図5に示すように、図1Aに示す水中通話装置100の各構成要素に加え、ケーブル6をさらに備える。ケーブル6は、本体部1に接続されている。ケーブル6には、例えば、光ファイバ等が組み込まれている。本体部1から発せられた光は、ケーブル6に入射して、ケーブル6内(例えば光ファイバ内)を通って、本体部1に接続されていない方の先端から外部に出射する。ケーブル6は、自由に折り曲げられるようになっており、例えば、マスクを装着するダイバーの視野内(好ましくは視野の隅)にケーブル6の先端を導くことができる。これにより、ダイバーは、ケーブル6の先端の発光を確認することができる。
本実施形態に係る水中通話装置100は、内部の回路構成が、上記実施形態2に係る水中通話装置100と異なる。図6に示すように、本実施形態に係る水中通話装置100は、振動検出部15と、スイッチ16と、表示部17と、制御部18とをさらに備える点が上記実施形態2と異なる。
受信部10は、骨導スピーカ部11ではなく、制御部18に音声データを出力する。振動検出部15は、水中通話装置100の振動を検出する。例えば、振動検出部15は、加速度センサを備え、ダイバーが本体部1を叩いたことによる振動を検出する。振動検出部15は、振動を検出すると、検出信号を制御部18に出力する。なお、振動検出部15は、加速度センサに限らず、ジャイロスコープ等で振動を検出するようにしてもよい。
スイッチ16は、骨導/咽喉マイクロホン部12から送信部13への音声信号の出力のオンオフを、制御部18の制御の下で切り替える。骨導/咽喉マイクロホン部12は、送信部13に音声信号を出力するが、その音声信号が送信部13に入力されるのはスイッチ16がオンのときに限られる。すなわち、スイッチ16がオンの場合、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号は、送信部13に入力される。スイッチ16がオフの場合、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号は、送信部13に入力されない。
表示部17は、ケーブル6と、LED(Light Emitting Diode、不図示)とを備える。表示部17は、制御部18の制御の下、LEDを発光させる。LED光は、光ファイバを介してケーブル6の先端に導かれる。なお、表示部17は、赤色、白色、青色等の複数の種類の光を発したり、光を点滅させたり、文字列の表示に対応する光を発したりしてもよい。例えば、ケーブル6の先端から発せられた光がダイバーの装着するマスクのレンズに表示されるようにケーブル6を配設することによって、表示部17による発光がダイバーによって視認されやすくなる。
制御部18は、振動検出部15によって検出された振動に基づいて、送信部13及び骨導スピーカ部11の動作を制御する。より詳細には、制御部18は、送信制御部19と、出力制御部20とを備える。送信制御部19は、振動検出部15によって検出された振動に基づいて、送信部13に音声信号の送信を開始又は終了させる。例えば、送信制御部19は、スイッチ16に切り替え信号を出力することによって、スイッチ16のオンオフを切り替える。振動検出部15から検出信号が出力されると、送信制御部19は、切り替え信号をスイッチ16に出力する。スイッチ16は、オンの状態で切り替え信号を入力するとオフになる。一方、スイッチ16は、オフの状態で切り替え信号を入力するとオンになる。
出力制御部20は、振動検出部15によって検出された振動に基づいて、骨導スピーカ部11からの出力を制御する。出力制御部20による制御は、振動検出部15から出力される検出信号に従って行われる。例えば、振動検出部15から1秒以内の間隔で2回検出信号が出力されると、出力制御部20は、骨導スピーカ部11に出力する振動を大きくする。また、振動検出部15から1秒以内の間隔で3回検出信号が出力されると、出力制御部20は、骨導スピーカ部11に出力する振動を小さくする。こうすることで、出力制御部20は、ダイバーに認識される音量を調節できる。
制御部18は、表示部17を制御する。制御部18による制御によって、表示部17は、送信部13及び骨導スピーカ部11の動作状態を、ダイバーの視野内に表示する。例えば、制御部18は、送信制御部19による音声信号の送信の開始又は終了と、出力制御部20による骨導スピーカ部11からの出力の制御の状態とを、表示部17に表示させる。制御部18は、スイッチ16がオンの場合に限って表示部17にLEDを発光させる。こうすることで、ケーブル6の先端が発光し、ダイバーは、音声信号が外部に送信されることを確認できる。また、制御部18は、出力制御部20が骨導スピーカ部11に出力する振動を大きくした場合に、表示部17に青色のLEDを発光させる。こうすることで、ケーブル6の先端から青色光が発光し、ダイバーは、音量が大きくなっていることを確認できる。一方、制御部18は、出力制御部20が骨導スピーカ部11に出力する振動を小さくした場合に、青色と異なる色、例えば、白色のLEDを表示部17に発光させる。こうすることで、ケーブル6の先端から白色光が発光し、ダイバーは、音量が小さくなっていることを確認できる。
以下、本実施形態に係る水中通話装置100における通話の開始及び終了の動作を説明する。初期状態では、スイッチ16はオフであって、表示部17は発光してないものとする。
通話を始める場合、ダイバーが本体部1を1回叩くと、振動検出部15は、振動を検出する。振動検出部15は、検出信号を制御部18に出力する。送信制御部19は、切り替え信号をスイッチ16に出力する。これによって、スイッチ16がオフからオンになるため、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号は送信部13に入力される。送信部13は、音声信号を超音波に変換して外部に出力する。送信制御部19が切り替え信号をスイッチ16に出力したとき、制御部18は、表示部17にLEDを発光させる。そうすると、ケーブル6の先端が発光し、ダイバーは、自身の声が外部に送信されることを認識できる。
通話を終了する場合、ダイバーが本体部1を1回叩くと、振動検出部15は、振動を検出する。振動検出部15は、検出信号を制御部18に出力する。送信制御部19は、切り替え信号をスイッチ16に出力する。これによって、スイッチ16がオンからオフになるため、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号は送信部13に入力されなくなる。送信制御部19が切り替え信号をスイッチ16に出力したとき、制御部18は、表示部17にLEDの発光を終了させる。そうすると、ケーブル6の先端が発光しなくなり、ダイバーは、自身の声が外部に送信されないことを認識できる。
次に、本実施形態に係る水中通話装置100における通話の音量を調節する動作を、音量を大きくする場合を例に説明する。
通話の音量を大きくするために、ダイバーが本体部1を0.5秒の間隔で2回連続して叩くと、振動検出部15は、2つの振動を検出する。振動検出部15は、検出信号を制御部18に連続して出力する。振動検出部15から1秒以内の間隔で2回検出信号が出力されたため、出力制御部20は、骨導スピーカ部11に出力する振動を大きくする。このとき、制御部18は、表示部17に青色のLEDを発光させる。こうすることで、ダイバーは、ケーブル6の先端から発光する青色光を視認できるので、音量が大きくなったことを確認できる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、水中通話装置100を叩くといった簡単な動作で、音声信号の外部への送信開始又は終了の切り替え及び骨導スピーカ部11からの出力を制御できるので、操作性が向上する。
特に水中では、ダイバーはグローブを装着していたり、機材等で両手がふさがっていたりするため、上記操作用のPTTボタンを押すなどの複雑な操作が困難な場合がある。また、上述のVOX機能を用いた場合、排気音に反応して誤って音声信号が外部に出力されたり、ダイバーの音声が小さいために音声信号が外部に出力されなかったりして、操作や調整が難しいことがある。本実施形態では、水中通話装置100を叩くといった簡単な動作で水中通話装置100を操作できるので、動作が不自由な水中での使用に好適である。
また、一部の無線機器において、信号の送信開始時や送信終了時に1KHzサイン波等の信号音をスピーカから出力することで送信中であることを知らせる機能がある。しかし、この機能では、信号音を絶えず意識しないと、送信中か否かを認識できないので、ダイバーの負担となる。本実施形態に係る水中通話装置100は、表示部17を備えているため、ダイバーは、自身の声が外部に送信されるか否か、及び骨導スピーカ部11からの出力の制御状態を容易に確認できる。このため、利便性がさらに高まる。
なお、本実施形態では、表示部17は、ケーブル6を備えることとしたが、表示部17は、ケーブル6を備えていなくてもよい。この場合、表示部17が備えるLEDがダイバーの視野内に配置されるようにすればよい。
なお、本実施形態では、出力制御部20による音量の調節について説明したが、出力制御部20による制御は、音量の調節に限らず、ミュート、音色や音の高低の調節等であってもよい。
なお、本実施形態において、振動検出部15を用いた通話の終了について説明した。しかし、骨導/咽喉マイクロホン部12が、制御部18に音声信号を出力するようにし、送信制御部19が、骨導/咽喉マイクロホン部12から一定時間、音声信号が出力されなかった場合に、すなわち無音の場合に、切り替え信号をスイッチ16に出力するようにしてもよい。このようにすることで、音声信号は送信部13に入力されなくなり、通話を終了させることができる。また、このとき、制御部18が表示部17にLEDの発光を終了させるため、ケーブル6の先端が発光しなくなり、ダイバーは、自身の声が外部に送信されないことを認識できる。
また、本実施形態では、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、振動検出部15と、送信制御部19と、出力制御部20と、表示部17とが、本体部1に一体に取り付けられている。このようにすれば、装置全体をコンパクトに設計し、ダイバーが装着しても邪魔にならないようにすることができる。
なお、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、振動検出部15と、送信制御部19と、出力制御部20と、表示部17との少なくとも1つを、本体部1から外し分離した状態で(本体部1から離隔した状態で)、使用できるようにしてもよい。この場合、本体部1から離隔した部分は、音声信号を伝送するケーブル(不図示)で本体部1内の対応する部分(骨導スピーカ部11と受信部10又は骨導/咽喉マイクロホン部12と送信部13)と接続されることになる。
このようにすれば、受信部10、骨導スピーカ部11、骨導/咽喉マイクロホン部12、送信部13、振動検出部15、送信制御部19、出力制御部20、表示部17の装着位置の自由度を高めることができる。
なお、本実施形態に係る水中通話装置100は、上記実施形態3における声質変換部14を備えていてもよい。この場合、スイッチ16は、骨導/咽喉マイクロホン部12から声質変換部14への音声信号の出力のオンオフを切り替えるようにしてもよいし、声質変換部14で変換された音声に対応する音声信号の送信部13への出力のオンオフを切り替えるようにしてもよい。この場合、制御部18は、声質変換部14による音声の変換のオンオフを表示部17に表示させてもよい。
なお、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、声質変換部14と、振動検出部15と、送信制御部19と、出力制御部20と、表示部17とが、本体部1に一体に取り付けられてもよい。このようにすれば、装置全体をコンパクトに設計し、ダイバーが装着しても邪魔にならないようにすることができる。
また、受信部10と、骨導スピーカ部11と、骨導/咽喉マイクロホン部12と、送信部13と、声質変換部14と、振動検出部15と、送信制御部19と、出力制御部20と、表示部17との少なくとも1つを、本体部1から外し分離した状態で(本体部1から離隔した状態で)、使用できるようにしてもよい。この場合、本体部1から離隔した部分は、音声信号を伝送するケーブル(不図示)で本体部1内の対応する部分(骨導スピーカ部11と受信部10又は骨導/咽喉マイクロホン部12と送信部13)と接続されることになる。
このようにすれば受信部10、骨導スピーカ部11、骨導/咽喉マイクロホン部12、送信部13、声質変換部14、振動検出部15、送信制御部19、出力制御部20、表示部17の装着位置の自由度を高めることができる。
なお、上記実施形態1乃至3においても、水中通話装置100は、振動検出部15及び制御部18を備えることによって、振動検出部15によって検出された振動に基づいて、送信部13からの音声信号の送信及び骨導スピーカ部11からの出力の他、声質変換部14による音声信号の変換を制御するようにしてもよい。また、水中通話装置100は、表示部17を備えることによって、送信部13及び骨導スピーカ部11の動作状態の他、声質変換部14による音声信号の変換のオンオフ等を表示するようにしてもよい。
(実施形態5)
次に、本発明の実施形態5について説明する。
本実施形態に係る水中通話装置100の全体構成は、図1A及び図1Bに示すものと同じである。本実施形態に係る水中通話装置100は、内部の回路構成が、上記実施形態2に係る水中通話装置100と異なる。
図7に示すように、本実施形態に係る水中通話装置100は、スイッチ16と、制御部18と、記憶部21と、入出力インターフェイス22とをさらに備える点が、上記実施形態2と異なる。
本実施形態では、骨導/咽喉マイクロホン部12は、制御部18に音声信号を出力する。スイッチ16は、上記実施形態4と同様に、骨導/咽喉マイクロホン部12から送信部13への音声信号の出力のオンオフを、制御部18の制御の下で切り替える。
記憶部21は、例えば、RAM(Random Access Memory)等のメモリである。記憶部21は、音声データを記憶する。
入出力インターフェイス22は、外部から入力された音声データ等を受け付ける。入出力インターフェイス22は、受け付けた音声データ等を制御部18に入力する。また、入出力インターフェイス22は、制御部18から出力された音声データ等を外部に出力する。
制御部18は、録音部23と、録音制御部24とを備える。録音部23は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号を音声データに変換し、音声データを記憶部21に記憶する。
録音制御部24は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号に含まれるダイバーからの音声コマンドを認識する。音声コマンドとは、所定の動作に対応付けられた音声である。録音制御部24は、音素解析処理や音声認識処理を行って、音声信号に含まれる音声コマンドを認識する。
録音制御部24は、認識した音声コマンドに基づいて、録音部23に音声データの記憶を開始又は終了させる。例えば、録音制御部24は、記憶部21に記憶された音声コマンドと所定の動作とが対応付けられた音声コマンドテーブルを参照することで、音声コマンドに対応する動作を実行する。
以下、音声コマンドテーブルにおいて、例えば、音声コマンド「録音スタート」に動作「記憶の開始」が対応付けられており、音声コマンド「記憶ストップ」に動作「記憶の終了」が対応付けられている場合を説明する。なお、前提として、スイッチ16は、オンの状態であるとする。
録音制御部24は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号に含まれる「録音スタート」を認識する。続いて、録音制御部24は、録音部23に音声データの記憶を開始させる。これに応じて、録音部23は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号を音声データに変換し、この音声データを記憶部21に記憶する。録音制御部24によって、「録音スタート」が認識された際、制御部18は、切り替え信号をスイッチ16に出力する。これに応じて、スイッチ16はオフに切り替わる。こうすることで、録音部23による音声データの記憶の開始後は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号は、送信部13から外部に送信されない。
そして、録音部23が音声データを記憶部21に記憶している状態で、録音制御部24が、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号に含まれる「録音ストップ」を認識する。すると、録音制御部24は、録音部23による音声データの記憶を終了させる。録音制御部24によって、「録音ストップ」が認識された際、制御部18は、切り替え信号をスイッチ16に出力してもよい。これに応じて、スイッチ16はオンに切り替わる。こうすることで、録音部23による音声データの記憶の終了後は、送信部13からの外部への音声信号の送信が可能になる。
制御部18は、記憶部21に記憶された音声データを入出力インターフェイス22に出力する。こうすることで、例えば、ダイビングが終わった後に、記憶部21に記憶された音声データを、入出力インターフェイス22を介してUSB(Universal Serial Bus)メモリ等に取り込むことができる。USBメモリに取り込んだ音声データは、PC(Personal Computer)等に移して、様々な用途に用いることができる。
その用途は、例えば、ボイスメモである。水中では、ダイバーは、酸素ボンベを背負い、ホース類や水中カメラ、ライト等の機材を多く身につけているうえ、保護スーツやグローブを装着しているため、観察したもの等をメモ帳に書き込むことは困難である。このため、ダイビング後に記憶を頼りに水中で観察したもの等を記録しなければならなかった。そこで、水中通話装置100を用いることによって、水中でメモ帳に書き込みたかったことを正確に記録できる。
また、その他の用途として、水中で撮影した動画にダイバーが水中で発声した音声やその音声を書き起こしたテロップを付け加えることができる。水中撮影機は陸上での使用を前提に設計されているため、陸上用のマイクがついており、水中での音声を明瞭に録音することができなかった。これに対し、水中通話装置100を用いることによって、水中での音声が正確に記録できるので、水中で撮影した動画に臨場感あふれる会話やナレーションを加えることができる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号が変換された音声データを記憶することができるため、フルフェイスマスクなどの特殊な器具を使用しなくても水中での音声を録音することができる。
また、本実施形態によれば、音声コマンドによって音声データの記憶を開始させたり、終了させたりできる。水中では、手の動きが制限されるところ、ダイバーは発声するだけで、録音開始及び終了の操作ができるため、利便性が高まる。
なお、上記実施形態2乃至4においても、水中通話装置100は、制御部18を備えることによって、音声コマンドに基づいて、送信部13からの音声信号の送信及び骨導スピーカ部11からの出力、声質変換部14による音声信号の変換、表示部17による表示等を制御するようにしてもよい。
なお、水中通話装置100は、操作用のPTTボタンを別途備えるようにしてもよい。この場合、録音制御部24は、例えば、PTTボタンに対する特定の操作(長押し、素早い3回押し等)に基づいて録音部23に音声データの記憶を開始又は終了させるようにしてもよい。
本実施形態では、音声コマンドによって音声データの記憶を開始させたり、終了させたりするようにしたが、上記実施形態4と同様に、水中通話装置100は、振動検出部15を備えてもよい。この場合、制御部18は、振動検出部15によって検出された振動に基づいて、録音部23による音声データの記憶の開始又は終了を制御するようにしてもよい。また、水中通話装置100は、表示部17を備えてもよい。この場合、制御部18は、録音部23による音声データの記憶の開始又は終了等を表示部17に表示させるようにしてもよい。
なお、本実施形態では、録音部23は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号を音声データに変換するようにした。ここで、録音部23は、上記実施形態3における音質変換部14によってより明瞭な音声に変換された音声に対応する音声信号を音声データに変換するようにしてもよい。
また、記憶部21は、読み書き可能なその他のメモリであってもよいし、USBメモリ等の外部記憶装置であってもよい。
(実施形態6)
次に、本発明の実施形態6について説明する。
本実施形態に係る水中通話装置100の全体構成は、図1A及び図1Bに示すものと同じである。本実施形態に係る水中通話装置100は、内部の回路構成が、上記実施形態5に係る水中通話装置100と異なる。
図8に示すように、本実施形態に係る水中通話装置100は、スイッチ16を備えておらず、制御部18は、録音部23及び録音制御部24の代わりに再生部25と、再生制御部26とを備える。
記憶部21は、外部から入力された音声データを記憶する。音声データは、例えば、音楽やダイビングスポットの観光ガイドに対応するものである。このような音声データは、例えば、USBメモリ等を用いて、入出力インターフェイス22を介して転送することで記憶部21に記憶させることができる。
再生部25は、記憶部21に記憶された音声データを再生する。より詳細には、再生部25は、記憶部21に記憶された音声データを読み込んで、当該音声データを骨導スピーカ部11に出力する。骨導スピーカ部11は、再生部25によって出力された音声データに相当する振動を出力する。
上記実施形態5と同様に、再生制御部26は、音声コマンドに基づいて、再生部25による音声データの再生を開始又は終了させる。なお、音声コマンドには、再生の開始や終了の他に、音量、音色等の調節、再生の一時停止、早送り及び戻り、ミュート等に対応するものがあってもよい。
例えば、上記音声コマンドテーブルにおいて、音声コマンド「再生スタート」に動作「再生の開始」が対応付けられており、音声コマンド「再生ストップ」に動作「再生の終了」が対応付けられている場合を説明する。なお、記憶部21は、あらかじめ音楽等の音声データを記憶しているものとする。
再生制御部26は、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号に含まれる「再生スタート」を認識する。続いて、再生制御部26は、再生部25に音声データの再生を開始させる。これに応じて、再生部25は、記憶部21に記憶された音声データを読み込んで、当該音声データを骨導スピーカ部11に出力する。この結果、骨導スピーカ部11から発せられた振動がダイバーによって音として認識される。そして、再生部25が音声データを再生している状態で、再生制御部26が、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号に含まれる「再生ストップ」を認識する。すると、再生制御部26は、再生部25による音声データの再生を終了させる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、音声データが再生されるため、音楽、観光ガイド等を聞きながらダイビングを行うことができる。こうすることで、ダイビングをより楽しむことができる。
また、水中では、ダイバーは、酸素ボンベを背負い、ホース類や水中カメラ、ライト等の機材を多く身につけているうえ、保護スーツやグローブを装着しているため、手の動きが制限される。本実施形態によれば、音声コマンドによって音声データの再生を開始したり、終了したりできるため、ダイバーは発声するだけで再生開始及び終了の操作ができる。これにより、利便性がさらに高まる。
また、本実施形態によれば、他のダイバーとの通話機能及び音声データの再生機能が1つの装置にまとまっているため、持ち運びが容易であり、コスト面でも有利である。
なお、受信部10は、外部から超音波を受信した際に、受信信号を制御部18に出力するようにしてもよい。こうすることで、再生制御部26は、記憶部21に記憶された音声データの再生中に、受信部10が外部から送信される音声データを受信した場合、記憶部21に記憶された音声データよりも優先して受信部10が受信した音声データに相当する振動を、骨導スピーカ部11が出力するように、再生部25を制御できる。
具体的には、再生制御部26は、再生部25を制御することによって、記憶部21に記憶された音声データの再生を一時停止させたり、骨導スピーカ部11による音声データに相当する振動を小さくさせたりする。こうすることで、例えば、音楽の再生中であっても、他のダイバーの発呼に応じて再生中の音楽が停止したり、音楽の音量が小さくなったりするので、他のダイバーの音声を聞き取りやすくなる。
また、再生部25は、記憶部21に記憶された音声データを読み込んで、当該音声データを送信部13に出力してもよい。この場合、送信部13は、再生部25によって再生された音声データに相当する音声信号を外部に送信する。こうすることで、記憶部21に記憶された音声データを他のダイバーが受信して、聞くことができる。これにより、例えば、ツアーガイドが安全のための注意事項やダイビングスポットの案内等の決められた内容を、必要に応じてツアー客に聞かせることができる。
また、水中通話装置100は、操作用のPTTボタンを別途備えるようにしてもよい。この場合、再生制御部26は、例えば、PTTボタンに対する特定の操作(長押し、素早い3回押し等)に基づいて再生部25に音声データの再生を開始又は終了させるようにしてもよい。
本実施形態では、音声コマンドによって音声データの記憶を開始させたり、終了させたりするようにしたが、上記実施形態4と同様に、水中通話装置100は、振動検出部15を備えてもよい。この場合、制御部18は、振動検出部15によって検出された振動に基づいて、再生部25による音声データの再生の開始又は終了を制御するようにしてもよい。また、水中通話装置100は、表示部17を備えてもよい。この場合、制御部18は、再生部25による音声データの再生の開始又は終了等を表示部17に表示させるようにしてもよい。
(実施形態7)
次に、本発明の実施形態7について説明する。
本実施形態に係る水中通話装置100の全体構成は、図1A及び図1Bに示すものと同じである。本実施形態に係る水中通話装置100は、図9に示すように、内部の回路構成が、スイッチ16を備えない点で上記実施形態5に係る水中通話装置100と異なる。また、録音部23に新たな機能が加わる。
受信部10は、外部から送信される音声データを、骨導スピーカ部11に加えて録音部23にも出力する。録音部23は、受信部10によって受信された音声データを記憶部21に記憶する。もちろん、録音部23は、上記実施形態5で説明したように、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号を変換した音声データを記憶部21に記憶することもできる。
例えば、録音部23は、受信部10から出力された音声データと、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号とを、ステレオ録音として記憶部21に記憶する。具体的には、録音部23は、受信部10から出力された音声データをLチャンネルデータとし、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号を変換した音声データをRチャンネルデータとして記憶部21に記憶する。これにより、記憶部21に記憶された音声データを再生した際に、臨場感のある音声が再生される。
また、本実施形態では、スイッチ16がないため、骨導/咽喉マイクロホン部12から出力された音声信号は、常時、送信部13に入力される。
例えば、ダイバーA及びダイバーBが、どちらも水中通話装置100を備えてレジャーダイビングをしている場合を想定して、本実施形態に係る水中通話装置100の動作を説明する。以下では、ダイバーAが備える水中通話装置100の動作を主に説明する。受信部10がダイバーBによって送信された音声データを受信すると、受信部10は、録音部23にその音声データを出力する。これを受けて、録音部23は、その音声データを記憶部21に記憶する。このとき、受信部10は、ダイバーBによって送信された音声データを骨導スピーカ部11にも出力するため、骨導スピーカ部11から発せられた振動がダイバーAによって音として認識される。
これに対し、ダイバーAが発声すると、骨導/咽喉マイクロホン部12は、ダイバーAの声帯振動を感知し、その振動を音声信号に変換して、送信部13及び制御部18に出力する。すると、録音部23は、出力された音声信号を変換した音声データを記憶部21に記憶する。こうすることで、ダイバーAの音声データが録音される。また、送信部13は、骨導/咽喉マイクロホン部12によって出力された音声信号を超音波に変換して外部に出力する。これにより、この超音波を受信したダイバーBは、ダイバーAの発声した音声を認識できる。
以上詳細に説明したように、本実施形態によれば、外部から送信される音声データ及び自身の音声に基づく音声データを記憶させることができる。こうすることで、他のダイバーとの通話における自身の音声と相手の音声とを録音できるので、水中での会話のログを残すことができる。
なお、本実施形態においても、録音制御部24は、音声コマンドに基づいて、受信部10によって受信された音声データ及び骨導/咽喉マイクロホン部12から出力される音声信号が変換された音声データの記憶を、録音部23に開始又は終了させるようにしてもよい。こうすることで、ダイバーは発声するだけで他のダイバーとの通話のうち必要な部分のみを録音することができる。
また、水中通話装置100は、上記実施形態5におけるスイッチ16を備えるようにしてもよい。この場合、例えば、制御部18は、骨導/咽喉マイクロホン部12から音声信号が出力されたのを契機にスイッチ16に切り替え信号を出力し、骨導/咽喉マイクロホン部12から音声信号が、所定時間出力されない場合に、スイッチ16に切り替え信号を出力するようにしてもよい。また、スイッチ16のオンオフの切り替えは、PTTボタン等に対する特定の操作(長押し、素早い3回押し等)に基づいて行うようにしてもよい。
なお、上記実施形態4と同様に、本実施形態においても水中通話装置100は、振動検出部15を備えてもよい。ここで、制御部18は、振動検出部15によって検出された振動に基づいて、録音部23による音声データの記憶の開始又は終了を制御するようにしてもよい。また、水中通話装置100は、表示部17を備えてもよい。ここで、制御部18は、録音部23による音声データの記憶の開始又は終了等を表示部17に表示させるようにしてもよい。
なお、上記各実施形態では、水中通話装置100をダイバーの首に巻き付けるタイプのものとした。しかしながら、本発明はこれには限られない。
具体的には、例えば、図10に示すように、水中通話装置100は、弾性部材で形成された伸縮するバンド7でダイバーの頭に巻き付けられ、その額に装着されるようになっていてもよい。この場合、送受信部5は、受信アンテナ及び送信アンテナの指向性がダイバーの前方を向くように取り付けられ、音声インターフェイス4は、ダイバーの額に当接するように取り付けられるのが好ましい。こうすることで、高い受信感度が得られるうえ、骨導スピーカ部11の振動が蝸牛管に伝達され、骨導/咽喉マイクロホン部12が声帯の振動を拾える。
例えば、図11に示すように、水中通話装置100は、ダイバーが装着するダイビングスーツ50に取り付けられていてもよい。また、図12に示すように、水中通話装置100は、ダイバーが装着するダイビング用のフード60に取り付けられていてもよい。また、図13に示すように、水中通話装置100は、ダイバーが装着するダイビング用のマスクストラップ70に取り付けられていてもよい。この場合、図14に示すように、水中通話装置100は、ダイバーのこめかみに当接するようにマスクストラップ70に取り付けられていてもよい。このとき、ダイバーの前方である図14の矢印Bの方向に受信部10の受信アンテナ及び送信部13の送信アンテナの指向性を合わせることで、水中通話装置100は、高い受信感度を得ることができる。
この他、水中通話装置100は、ダイバーが装着するマスクに取り付けられていてもよい。例えば、水中通話装置100は、アタッチメント等でマスクに取り付けるようにしてもよい。要は、水中通話装置100は、骨導スピーカ部11の振動が蝸牛管に伝達されるように、骨導/咽喉マイクロホン部12が、声帯の振動を拾えるように、ダイバーの体の一部に当接した状態で、装着されていれば、その機能を果たすことができる。さらに、受信部10の受信アンテナ及び送信部13の送信アンテナの指向性がダイバーの前方を向くように装着されていれば、受信感度を高めることができる。
このように、上記各実施形態に係る水中通話装置100を用いて、ダイバー間での通話が可能になれば、他のダイバーに指示を伝達したり、危険を通知したりすることができるので、各ダイバーの安全性を高めることができる。
これまで、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、本発明には、請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲が含まれる。以下に、本願出願の当初の請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
ダイバーが装着する水中通話装置であって、
外部から送信される音声データを受信する受信部と、
前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
前記骨導スピーカ部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーに装着される装着部と、
を備え、
前記受信部と、前記骨導スピーカ部とが、前記装着部に一体に取り付けられている、
水中通話装置。
(付記2)
前記受信部は、
アンテナを備え、
指向性が前記ダイバーの前方を向くように前記アンテナが取り付けられている、
ことを特徴とする付記1に記載の水中通話装置。
(付記3)
ダイバーが装着する水中通話装置であって、
外部から送信される音声データを受信する受信部と、
前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
前記ダイバーの声帯振動を音声信号に変換する骨導/咽喉マイクロホン部と、
前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号を外部に送信する送信部と、
前記骨導スピーカ部及び前記骨導/咽喉マイクロホン部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーに装着される装着部と、
を備える水中通話装置。
(付記4)
前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力された前記音声信号を、より明瞭な音声に基づく音声信号に変換して、前記送信部に送信する声質変換部をさらに備える、
ことを特徴とする付記3に記載の水中通話装置。
(付記5)
前記受信部及び前記送信部は、
アンテナを備え、
指向性が前記ダイバーの前方を向くように前記アンテナが取り付けられている、
ことを特徴とする付記3又は4に記載の水中通話装置。
(付記6)
音声データを記憶する記憶部と、
前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号を音声データに変換し、前記音声データを前記記憶部に記憶する録音部と、
をさらに備える、
ことを特徴とする付記3乃至5のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記7)
前記録音部は、
前記受信部によって受信された前記音声データを前記記憶部に記憶する、
ことを特徴とする付記6に記載の水中通話装置。
(付記8)
外部から入力された音声データを記憶する記憶部と、
前記記憶部に記憶された前記音声データを再生する再生部と、
をさらに備え、
前記骨導スピーカ部は、
前記再生部によって再生された前記音声データに相当する振動を出力する、
ことを特徴とする付記3乃至5のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記9)
前記記憶部に記憶された前記音声データの再生中に、前記受信部が外部から送信される前記音声データを受信した場合、前記記憶部に記憶された前記音声データよりも優先して前記受信部が受信した前記音声データに相当する振動を、前記骨導スピーカ部が出力するように、前記再生部を制御する再生制御部をさらに備える、
ことを特徴とする付記8に記載の水中通話装置。
(付記10)
前記送信部は、
前記再生部によって再生された前記音声データに相当する音声信号を外部に送信する、
ことを特徴とする付記8に記載の水中通話装置。
(付記11)
自機の振動を検出する振動検出部と、
前記振動検出部によって検出された前記振動に基づいて、前記各部の少なくとも1つの動作を制御する制御部と、
をさらに備える付記1乃至10のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記12)
前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号に含まれる前記ダイバーからの音声コマンドを認識し、前記音声コマンドに基づいて、前記各部の少なくとも1つの動作を制御する制御部と、
をさらに備える付記3乃至10のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記13)
前記各部の少なくとも1つの動作状態を、前記ダイバーの視野内に表示する表示部をさらに備える、
ことを特徴とする付記1乃至12のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記14)
前記各部が前記装着部に一体に取り付けられている、
ことを特徴とする付記3乃至13のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記15)
前記各部の少なくとも1つが、前記装着部から離隔した状態で使用可能である、
ことを特徴とする付記3乃至13のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記16)
前記ダイバーの首に巻き付ける構造となっている、
ことを特徴とする付記1乃至15のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記17)
前記ダイバーの額に装着される構造となっている、
ことを特徴とする付記1乃至15のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記18)
前記ダイバーが装着するマスクストラップに取り付けられている、
ことを特徴とする付記1乃至15のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記19)
前記ダイバーが装着するマスクに取り付けられている、
ことを特徴とする付記1乃至15のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記20)
前記ダイバーが装着するフードに取り付けられている、
ことを特徴とする付記1乃至15のいずれかに記載の水中通話装置。
(付記21)
前記ダイバーが装着するダイビングスーツに取り付けられている、
ことを特徴とする付記1乃至15のいずれかに記載の水中通話装置。
本出願は、2011年1月21日に出願された日本国特許出願2011−011340号に基づく。本明細書中に日本国特許出願2011−011340号の明細書、特許請求の範囲、図面全体を参照として取り込むものとする。
本発明は、水中での通話に好適である。
1…本体部、2…紐部、3…連結部、4…音声インターフェイス、5…送受信部、6…ケーブル、7…バンド、10…受信部、11…骨導スピーカ部、12…骨導/咽喉マイクロホン部、13…送信部、14…声質変換部、15…振動検出部、16…スイッチ、17…表示部、18…制御部、19…送信制御部、20…出力制御部、21…記憶部、22…入出力インターフェイス、23…録音部、24…録音制御部、25…再生部、26…再生制御部、50…ダイビングスーツ、60…フード、70…マスクストラップ、100…水中通話装置

Claims (21)

  1. ダイバーが装着する水中通話装置であって、
    外部から送信される音声データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
    前記骨導スピーカ部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーが装着するレギュレータ及びマスクと干渉しないように前記ダイバーに装着される装着部と、
    を備え、
    前記受信部と、前記骨導スピーカ部とが単体として、前記装着部の一部に取り付けられている、
    水中通話装置。
  2. 前記受信部は、
    アンテナを備え、
    指向性が前記ダイバーの前方を向くように前記アンテナが取り付けられている、
    とを特徴とする請求項1に記載の水中通話装置。
  3. ダイバーが装着する水中通話装置であって、
    外部から送信される音声データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
    前記ダイバーの声帯振動を音声信号に変換する骨導/咽喉マイクロホン部と、
    前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号を外部に送信する送信部と、
    前記骨導スピーカ部及び前記骨導/咽喉マイクロホン部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーが装着するレギュレータ及びマスクと干渉しないように前記ダイバーに装着される装着部と、
    を備え、
    前記各部が単体として、前記装着部の一部に取り付けられている、
    水中通話装置。
  4. 前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力された前記音声信号を、より明瞭な音声に基づく音声信号に変換して、前記送信部に送信する声質変換部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項3に記載の水中通話装置。
  5. 前記受信部及び前記送信部は、
    アンテナを備え、
    指向性が前記ダイバーの前方を向くように前記アンテナが取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の水中通話装置。
  6. ダイバーが装着する水中通話装置であって、
    外部から送信される音声データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
    前記ダイバーの声帯振動を音声信号に変換する骨導/咽喉マイクロホン部と、
    前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号を外部に送信する送信部と、
    前記骨導スピーカ部及び前記骨導/咽喉マイクロホン部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーに装着される装着部と、
    音声データを記憶する記憶部と、
    前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号を音声データに変換し、前記音声データを前記記憶部に記憶する録音部と、
    を備える水中通話装置。
  7. 前記録音部は、
    前記受信部によって受信された前記音声データを前記記憶部に記憶する、
    ことを特徴とする請求項6に記載の水中通話装置。
  8. ダイバーが装着する水中通話装置であって、
    外部から送信される音声データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
    前記ダイバーの声帯振動を音声信号に変換する骨導/咽喉マイクロホン部と、
    前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号を外部に送信する送信部と、
    前記骨導スピーカ部及び前記骨導/咽喉マイクロホン部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーに装着される装着部と、
    外部から入力された音声データを記憶する記憶部と、
    前記記憶部に記憶された前記音声データを再生する再生部と、
    を備え、
    前記骨導スピーカ部は、
    前記再生部によって再生された前記音声データに相当する振動を出力する、
    水中通話装置。
  9. 前記記憶部に記憶された前記音声データの再生中に、前記受信部が外部から送信される前記音声データを受信した場合、前記記憶部に記憶された前記音声データよりも優先して前記受信部が受信した前記音声データに相当する振動を、前記骨導スピーカ部が出力するように、前記再生部を制御する再生制御部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項8に記載の水中通話装置。
  10. 前記送信部は、
    前記再生部によって再生された前記音声データに相当する音声信号を外部に送信する、
    ことを特徴とする請求項8に記載の水中通話装置。
  11. ダイバーが装着する水中通話装置であって、
    外部から送信される音声データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
    前記骨導スピーカ部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーに装着される装着部と、
    自機の振動を検出する振動検出部と、
    前記振動検出部によって検出された前記振動に基づいて、前記各部の少なくとも1つの動作を制御する制御部と、
    を備え、
    前記受信部と、前記骨導スピーカ部とが、前記装着部に一体に取り付けられている、
    水中通話装置。
  12. ダイバーが装着する水中通話装置であって、
    外部から送信される音声データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
    前記ダイバーの声帯振動を音声信号に変換する骨導/咽喉マイクロホン部と、
    前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号を外部に送信する送信部と、
    前記骨導スピーカ部及び前記骨導/咽喉マイクロホン部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーに装着される装着部と、
    前記骨導/咽喉マイクロホン部から出力される前記音声信号に含まれる前記ダイバーからの音声コマンドを認識し、前記音声コマンドに基づいて、前記各部の少なくとも1つの動作を制御する制御部と、
    を備える水中通話装置。
  13. 前記各部の少なくとも1つの動作状態を、前記ダイバーの視野内に表示する表示部をさらに備える、
    ことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の水中通話装置。
  14. 前記各部が単体として、前記装着部の一部に取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項4乃至13のいずれか一項に記載の水中通話装置。
  15. 前記各部の少なくとも1つが、前記装着部から離隔した状態で使用可能である、
    ことを特徴とする請求項3乃至13のいずれか一項に記載の水中通話装置。
  16. ダイバーが装着する水中通話装置であって、
    外部から送信される音声データを受信する受信部と、
    前記受信部で受信された前記音声データに相当する振動を出力する骨導スピーカ部と、
    前記骨導スピーカ部を前記ダイバーに当接させた状態で、前記ダイバーに装着される装着部と、
    を備え、
    前記受信部と、前記骨導スピーカ部とが、前記装着部に一体に取り付けられており、
    前記ダイバーの首に巻き付ける構造となっている、
    水中通話装置。
  17. 前記ダイバーの額に装着される構造となっている、
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の水中通話装置。
  18. 前記ダイバーが装着するマスクストラップに取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の水中通話装置。
  19. 前記ダイバーが装着するマスクに取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項乃至1のいずれか一項に記載の水中通話装置。
  20. 前記ダイバーが装着するフードに取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の水中通話装置。
  21. 前記ダイバーが装着するダイビングスーツに取り付けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至15のいずれか一項に記載の水中通話装置。
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