JP5314808B1 - 仕込み杖 - Google Patents

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【課題】 靴べらが備わっていない場所で靴を履く場合の困難や不便を解消することでき、また杖としての見た目も損なわれず、歩行時の安全性も十分に確保することができる仕込み杖を提供することを目的とする。
【解決手段】 この発明の仕込み杖1は、杖本体3と、その杖本体3の上端に着脱自在に取り付けられた持ち手部2と、その杖本体3の上端から下端に向けて形成された筒状軸部32に収納される靴べら4と、からなることを特徴としている。
【選択図】 図3

Description

この発明は、靴べらを収納できるようにした仕込み杖に関するものである。
靴べらは、外出するために靴を履く場合や、知人宅等で一旦靴を脱ぎ再度靴を履くなどの場合に必要となる。ところが、靴べらは、必ずしも、常備されているわけではなく、高齢者や足が不自由な人たちにとっては、靴を履くことに困難や不便を覚えることがたびたび発生していた。
一方、高齢者や足が不自由な人たち等にとっっては、外出時の杖は必需品である。
そこで、常に持ち歩く杖に、靴べらの機能を持たせ、上記の靴を履く際の困難や不便を解消しようとした杖が、下記の特許文献1において公知となっている。
特開2001−286383号公報
しかし、上記特許文献1に開示されている杖では、靴べらが杖の下部に突出して設けられており、杖としての見た目が悪く、また杖を使用して歩く際にその突出部分が、石等の異物に当たり、その衝撃のために、歩行時の姿勢がくずれることもあり、歩行しにくくなるだけでなく、歩行時の安全性にも問題が生じていた。
この発明は上記に鑑み提案されたもので、靴べらが備わっていない場所で靴を履く場合の困難や不便を解消することでき、また杖としての見た目も損なわれず、歩行時の安全性も十分に確保することができる仕込み杖を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、仕込み杖であって、杖本体と、上記杖本体の上端側に着脱自在に取り付けられた持ち手部と、上記杖本体に収納される靴べらと、からなり、上記靴べらは、細長い軸部と、上記軸部に対して幅広く形成されたかかと受け部と、上記軸部からかかと受け部に移行する箇所に形成された湾曲部と、を有し、上記杖本体は、上端から下端に向けて形成された筒状軸部と、上端側の外径を拡張させて椀状に形成され、上記靴べらの湾曲部に対応する靴べら受け部と、を有し、上記靴べらのかかと受け部を上方にして靴べらが杖本体の筒状軸部に挿入されると、靴べらの湾曲部が、杖本体の靴べら受け部に受け止められた状態となり、靴べらが杖本体に収納される、ことを特徴としている。
この発明では、杖の軸部を筒状にし、その筒状軸部に靴べらを収納するようにしたので、靴べらをいつでも杖から取り出すことができる。したがって、靴べらが備わっていない場所で靴を履く場合の困難や不便を容易に解消することでき、また杖に突出部を設ける必要もないので、杖としての見た目も損なわれず、歩行時の安全性も十分に確保することができる。
本発明の第1の実施形態の仕込み杖及び靴べらの外観を示す正面図で、図1(a)は杖を、図1(b)は靴べらを示している。 仕込み杖の持ち手部を取り外して杖本体側に靴べらを収納した状態を示す図である。 仕込み杖に靴べらを収納した状態を示す図である。 本発明の第2の実施形態の仕込み杖及び靴べらを示す図で、図4(a)は仕込み杖の持ち手部を外した状態を示す正面図、図4(b)は靴べらの外観を示す正面図である。 仕込み杖に靴べらを収納した状態を示す図である。
この発明の第1の実施形態を図1〜図3を用いて詳細に説明する。
図1は本発明の第1の実施形態の仕込み杖及び靴べらの外観を示す正面図で、図1(a)は仕込み杖を、図1(b)は靴べらを示している。図2は仕込み杖の持ち手部を外して杖本体側に靴べらを収納した状態を示す図である。図3は仕込み杖に靴べらを収納した状態を示す図である。
仕込み杖1は、図1(a)に示すように、持ち手部2と杖本体3とからなり、杖本体3の下端部分31は、仕込み杖の使用時の衝撃に十分に耐えることができる材質で構成されている。
靴べら4は、図1(b)に示すように、身体を屈めなくとも靴を履けるように細長いタイプのものであり、下端側のかかと受け部41は足のかかとに合わせて多少幅広く形成されている。
仕込み杖1の杖本体3には、図2に示すように、上端から所定長さにわたって、筒状軸部32が形成されている。この筒状軸部32は、正面視で、靴べら4のかかと受け部41に合わせて幅の広い縦長の長方形形状となり、側面視で、靴べら4の側面視略平坦な形状に合わせて、幅の狭い細長い形状となっており、靴べら4を筒状軸部32内に収納したとき、靴べら4が筒状軸部32内で回動することなく安定して収納できるようになっている。杖本体3の外周上部には雄ねじ33が螺設されている。
仕込み杖1の持ち手部2は、図2に示すように、握り手21と、下方に向けて開口する凹部22とを有している。凹部22の外周下部には、雌ねじ23が螺設されている。凹部22の内部上端には、スポンジ等の緩衝材からなる緩衝部221が形成され、靴べら4を収納したときに靴べら4の上端部42が緩衝部221に当接して靴べら4が固定され揺動しないようになっている。
上記構成において、靴べら4は、図2に示すように、かかと受け部41を下方にして杖本体3の筒状軸部32に収納される。この筒状軸部32は、平べったい靴べら4の形状に合わせて形成されているため、靴べら4を筒状軸部32内に収納したとき、靴べら4を筒状軸部32内で回動することなく安定して収納することができる。
靴べら4の収納後、持ち手部2が上方から杖本体3に装着される。この装着に際しては、持ち手部2の雌ねじ23を、杖本体3の雄ねじ33に螺入させて装着させる。この装着時に、靴べら4の上端部42は、凹部22の内部に誘導され、上記したように、持ち手部2の凹部22の緩衝部221に当接するため、靴べら4は全体的に筒状軸部32の内部で固定され揺動しない(図3)。
仕込み杖1から靴べら4を取り出すときには、持ち手部2を回転させて杖本体3から取り外し、杖本体3から突出している靴べら4の上端部42を手で掴み、抜き出せばよい。
以上述べたように、この発明の第1の実施形態では、仕込み杖1の軸部を筒状にし、その筒状軸部32に靴べら4を収納するようにしたので、靴べら4をいつでも仕込み杖1から取り出すことができる。したがって、靴べらが備わっていない場所で靴を履く場合の困難や不便を容易に解消することでき、また杖に突出部を設ける必要もないので、杖としての見た目も損なわれず、歩行時の安全性も十分に確保することができる。
次に、この発明の第2の実施形態を図4、図5を用いて説明する。
図4は本発明の第2の実施形態の仕込み杖と靴べらとを示す図で、図4(a)は仕込み杖の持ち手部を外した状態を示す正面図、図4(b)は靴べらの外観を示す正面図である。図5は仕込み杖に靴べらを収納した状態を示す図である。
靴べら14は、図4(b)に示すように、身体を屈めなくとも靴を履けるように細長いタイプのものであり、下端側のかかと受け部141と軸部143とからなっている。全長は65cm〜70cm程度である。かかと受け部141は足のかかとに合わせて多少幅広く形成され、横幅が2cm〜2.5cm程度である。また軸部143の横幅は1cm前後で、厚みは6mm〜7mmである。軸部143からかかと受け部141に移行する箇所は、徐々に外径が拡張されて湾曲部144が形成されている。
仕込み杖11は、図4(a)に示すように、持ち手部12と杖本体13とからなり、杖本体13の下端部分131は、仕込み杖の使用時の衝撃に十分に耐えることができる材質で構成されている。
杖本体13には、上端から下端に向けて、筒状軸部132が形成されている。この筒状軸部32は、アルミ製の筒であり、外径が2cmで上記の靴べら14の軸部143を収納できるようになっており、筒状軸部32のうち、下端寄りの部分は外径が1.6cm程度とさらに細い形状になっている。
杖本体13の上端側には、外径を拡張させてなる靴べら受け部135が形成されている。この靴べら受け部135は、全体的にお椀状に膨らんだ形状を有し、下半側は、靴べら14の湾曲部144に対応させて筒状軸部132から徐々に外径が拡張されて湾曲し、靴べら14のかかと受け部141を収納できるようになっている。靴べら受け部135の上半側外周には、雄ねじ133が螺設されている。
仕込み杖11の持ち手部12は、握り手121と、下方に向けて開口する凹部122とを有している。凹部122の内部上方は、靴べら14のかかと受け部141の下端形状に対応させて湾曲した形状となっている。凹部122の下半側には、雌ねじ123が螺設されてる。
上記構成において、靴べら14の靴べら受け部135を手に取り、上端部142を下方にして靴べら14が杖本体13の筒状軸部132に挿入されると、図5に示すように、靴べら14の湾曲部144の下端が、杖本体13の靴べら受け部135の内部下端部分136に受け止められ、それ以上挿入されるのがストップされ固定される。このとき、かかと受け部141の下半側は杖本体13の靴べら受け部135の内部に収納され、かかと受け部141の上半側は杖本体13から外側に突出した状態となる。
靴べら14の収納後、持ち手部12が上方から杖本体13に装着される。この装着に際しては、持ち手部12の雌ねじ123を、杖本体13の雄ねじ133に螺入させて、持ち手部12を杖本体13に装着する。この装着により、靴べら4のかかと受け部141の全体は、持ち手部12の凹部122の内部に収納される。
仕込み杖11から靴べら14を取り出すときには、持ち手部12を回転させて杖本体3から取り外し、杖本体13から突出している靴べら14のかかと受け部141を手で掴み、抜き出せばよい。
以上述べたように、この発明の第2の実施形態では、仕込み杖11の軸部を筒状にし、その筒状軸部132に靴べら14を収納するようにしたので、靴べら14をいつでも仕込み杖11から取り出すことができる。したがって、靴べらが備わっていない場所で靴を履く場合の困難や不便を容易に解消することでき、また杖に突出部を設ける必要もないので、杖としての見た目も損なわれず、歩行時の安全性も十分に確保することができる。
また、靴べら14を仕込み杖11に収納したとき、かかと受け部141が杖本体13から突き出るようにしたので、靴べら14を取り出すときは、かかと受け部141を掴めばよく、容易に靴べら14を取り出すことができる。
また、靴べら4を仕込み杖11に仕舞うときは、かかと受け部141を持って杖本体13の靴べら受け部135から筒状軸部132に落とし込めばよいので、靴べら14を仕舞う作業を極めて簡単に行うことができる。
なお、上記の説明では、仕込み杖1の持ち手部2と杖本体3とをねじ機構で着脱するように構成したが、着脱機構はねじ機構だけによるのではなく、例えば、蝶つがいを用いる機構等、他の機構を採用するようにしてもよい。
また、上記の説明では、靴べら4を細長い形状としたが、この形状に限らず、もっと長さの短い靴べらでもよく、杖本体3の筒状軸部32は、その靴べらの形状に合わせて形成すればよい。
1 仕込み杖
2 持ち手部
21 握り手
22 凹部
221 緩衝部
23 雌ねじ
3 杖本体
31 下端部分
32 筒状軸部
33 雄ねじ
4 靴べら
41 かかと受け部
42 上端部
11 仕込み杖
12 持ち手部
121 握り手
122 凹部
13 杖本体
131 下端部分
132 筒状軸部
135 靴べら受け部
136 内部下端部分
14 靴べら
141 かかと受け部
142 上端部
143 軸部
144 湾曲部

Claims (1)

  1. 杖本体と、
    上記杖本体の上端側に着脱自在に取り付けられた持ち手部と、
    上記杖本体に収納される靴べらと、
    からなり、
    上記靴べらは、
    細長い軸部と、
    上記軸部に対して幅広く形成されたかかと受け部と、
    上記軸部からかかと受け部に移行する箇所に形成された湾曲部と、を有し、
    上記杖本体は、
    上端から下端に向けて形成された筒状軸部と、
    上端側の外径を拡張させて椀状に形成され、上記靴べらの湾曲部に対応する靴べら受け部と、を有し、
    上記靴べらのかかと受け部を上方にして靴べらが杖本体の筒状軸部に挿入されると、靴べらの湾曲部が、杖本体の靴べら受け部に受け止められた状態となり、靴べらが杖本体に収納される、
    ことを特徴とする仕込み杖。

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