JP2022043560A - ツインステッキ - Google Patents

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Akira Konosu
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Abstract

Figure 2022043560000001
【課題】立ち止まった際などに体を安定的に支えることができる新規なツインステッキの提供。
【解決手段】第1杖10のシャフト11をパイプ体から形成すると共に、そのシャフト11の屈曲部に差込口13を形成してその差込口13に第2杖20のシャフト21を差込み可能とし、その差込口13に、第2杖20のシャフト21を差し込んだ際にその屈曲部と係合するガイド14を形成すると共に、そのガイド14は、第1杖10のシャフト11の差込口13に第2杖20のシャフト21を差し込んだ際の屈曲部先端12,22同士がT字状になる位置に形成する。これにより、立ち止まった際などにこのT字状になった屈曲部先端12,22上に体重を委ねれば体を安定的に支えることができる。
【選択図】図2

Description

本発明は、通常は1本の杖を必要に応じて2本の杖(ツインステッキ)として使用できるようにした杖に関する。
歩行を助けるための杖は、地面から腰のあたりまでの長さの棒体の頂部に、これと直交するようにT字型またはL字型に取っ手を取り付けた構造のものが殆どである。一方、2本の杖を合体させて通常は1本の杖として使用し、必要に応じてそれらを分離して2本の杖として使用できるようにしたものも提案されている。
例えば、以下の特許文献1には、第1の杖の筒内に第2の杖を内蔵させ、必要に応じて第2の杖を取り出しツインステッキとして、歩行用の補助杖として使用し得るようにした杖が提案されている。また、以下の特許文献2には、第1杖及び第2杖を合体させて1本の杖として使用でき、また第1杖及び第2杖を分離させて2本の杖としても使用できる杖が提案されている。
特開2012-75745号公報 特開2020-22609号公報
ところで、杖の通常の使用態様としては主に歩行時において体のバランスを保つために片手で杖の取っ手を持ってその棒体の先端を地面に押しつけて順次前方に移動させながら使用する他に、立ち止まった際に体を支えるといった使用態様がある。すなわち、杖の取っ手部分を腰や腹部にあてがい、その取っ手部分に体重の一部を預けて寄りかかるようにすることで立った状態での腰や脚部の負担を軽減するような使用態様である。
しかしながら、前記したような従来の杖は、棒体と取っ手とがL字形になっているため、そのL字形の取っ手部分を片手で持ってそのまま腰や腹部にあてがって寄りかかると不安定になってしまい、バランスを崩して倒れてしまう可能性が高い。
そこで、本発明の目的は、これらの課題を解決するために案出されたものであり、その主な目的は、立ち止まった際などに体を安定的に支えることができる新規なツインステッキを提供することにある。
前記課題を解決するために第1の発明は、シャフトの上端側がそれぞれL字状に屈曲した第1および第2の杖を有するツインステッキであって、前記第1杖のシャフトを内部中空のパイプ体から形成すると共に、前記第1杖のシャフトの屈曲部に差込口を形成して当該差込口に前記第2杖のシャフトを差込み可能とし、前記差込口に、前記第2杖のシャフトを差し込んだ際にその屈曲部と係合するガイドを形成すると共に、前記ガイドは、前記第1杖のシャフトの差込口に前記第2杖のシャフトを差し込んだ際のシャフトの屈曲部先端同士がT字状になる位置に形成したことを特徴とするツインステッキである。
このような構成によれば、第1杖のシャフトの屈曲部に形成された差込口に第2杖のシャフト部分を差し込めば、両者が合体されて1本の杖(シングルステッキ)として用いることができると共に、この第1杖のシャフトから第2杖を抜き出して分離すれば、ツインステックとして用いることができる。また、両者を合体したときに、前記差込口に形成されたガイドによって第1杖および第2杖の合体部分がT字状になるため、立ち止まった際などにこの第1杖および第2杖の屈曲部先端上に体重を委ねれば体を安定的に支えることができる。
第2の発明は、第1の発明において、前記第1杖および第2杖のいずれかに位置情報発信器または万歩計を備えたことを特徴とするツインステッキである。このような構成によれば、その位置情報発信器に基づいてそのツインステッキの位置を正確に把握できるため、ツインステッキを紛失した場合は、その使用者が迷子などになった場合に、その位置を正確に把握することができる。また、万歩計を備えることにより、そのツインステッキを用いた歩数や歩行距離などを正確に把握することができる。
第3の発明は、第1または第2の発明において、前記第1杖および第2杖の屈曲部先端に照明用のライトまたは反射板のいずれかを備えたことを特徴とするツインステッキである。このような構成によれば、夜間などの歩行時にその存在を周囲に知らしめることができると共に、照明により周囲を照らし出すことで安全に歩行することができる。
本発明によれば、1本の杖を2本の杖(ツインステッキ)として用いることができるだけでなく、両者を合体したときに、差込口に形成されたガイドによって第1杖および第2杖の屈曲部先端同士が端部が前記差込口上方からみてT字状になるため、立ち止まった際などにこの第1杖および第2杖の屈曲部先端上に体重を委ねれば体を安定的に支えることができる。
本発明に係るツインステッキ100の実施の一形態を示す側面図である。 (A)は第1杖10に第2杖20を差し込んだ状態を示す側面図、(B)は第1杖10と第2杖20を分離した状態を示す側面図である。 図1中S部を示す部分拡大図である。 図3の裏面図である。 (A)は図3の平面図、(B)は第1杖10を外して第2杖20のみを示した平面図である。 本発明に係るツインステッキ100の使用例を示す説明図である。 本発明に係るツインステッキ100の他の実施の形態を示す部分拡大図である。 本発明に係るツインステッキ100の他の実施の形態を示す部分拡大図である。 本発明に係るツインステッキ100の使用例を示す部分拡大図である。
以下、本発明の実施の形態を添付図面を参照しながら説明する。図1乃至図5は、本発明に係るツインステッキ100の実施の一形態を示したものである。まず、図2(B)に示すようにこのツインステッキ100は、シャフトの上端側がそれぞれL字状に屈曲した第1杖10および第2杖20との2つの杖から構成されている。
第1杖10は、長さが80~90cm程度の内部中空のパイプ体からなるシャフト11の上端を90°屈曲してなるものであり、その屈曲部先端12を取っ手として片手で把持して用いられる。一方、第2杖20もほぼ同じ長さの中空のパイプ体からなるシャフト21の上端を90°屈曲してなるものであり、その屈曲部先端22をもう一方の片手で把持して用いられる。
そして、この第1杖10の屈曲部には、図5(B)に示すようにそのシャフト11内部と連通する差込口13が形成されており、図2(A)に示すようにこの差込口13から一方の第2杖20のシャフト21を差し込むことで両者が1本の杖の如く合体・分離可能となっている。また、これら第1杖10のシャフト11および第2杖20のシャフト21の下端には、滑り止め用のゴム15,23がそれぞれ貼り付けてある。また、図3および図4に示すようにこれら第1杖10および第2杖20の屈曲部先端12および22の端部には、それぞれグリップエンド12a、22aが設けられている。
また、この第1杖10の差込口13には、図3乃至図5に示すようにパイプを斜めに切断したような断面U字状のガイド14が設けられており、このガイド14によってその差込口13に第2杖のシャフト21を差し込んだ際にその屈曲部先端22の位置を規制して、それら屈曲部先端12、22と第1杖10のシャフト11によってT字状に組み合わされるようになっている。すなわち、図3に示すように、第1杖10の差込口13に第2杖のシャフト21を奥(下部)まで差し込むと、その屈曲部先端22の両側がガイド14に嵌まってそのシャフト21を軸として横方向の回転が規制されるようになっている。
また、図3および図4に示すように第1杖10の屈曲部近傍には機器ボックス30が設けられており、その機器ボックス30の正面には万歩計31が設けられていると共に、その内部には位置情報発信器32が内蔵されている。さらに、図7に示すように、屈曲部先端12および22の端部のグリップエンド12a、22aには、ぞれぞれ照明用のライト40または反射板が取り付けられている。
本発明のツインステッキ100はこのような構成をしたことから、図2に示すように第1杖10のシャフト11の屈曲部に形成された差込口13に第2杖20のシャフト21部分を差し込めば、両者が合体されて1本の杖(シングルステッキ)として用いることができると共に、この第1杖10のシャフト11から第2杖20を抜き出して分離すれば、ツインステックとして用いることができる。
また、両者を合体したときには、図3乃至図5に示すようにその差込口13に形成されたガイド14によって第1杖10および第2杖20の屈曲部先端12、22同士がT字状に組み合わさるため、図6に示すように使用者が立ち止まった際などにこの第1杖10および第2杖20の屈曲部先端12,22上に体重を委ねれば体を安定的に支えることができる。すなわち、例えば図示するように右手で第1杖10の屈曲部先端12を把持すると共に、左手で第2杖20の屈曲部先端22を把持した状態でそのまま下腹部付近にあてがって体重の一部をその部分に委ねることで立った状態で安定的に体を休めることができる。
また、第1杖10に機器ボックス30を設け、この機器ボックス30内に位置情報発信器32、例えばGPS発信器を備えたことから、その位置情報発信器32から発信される位置情報に基づいてそのツインステッキ100の位置を正確に把握できる。これにより、そのツインステッキ100を置き忘れたり、紛失した場合やその使用者が迷子などになった場合に、そのツインステッキ100の位置を正確に検出することができる。また、さらにこの機器ボックス30に万歩計31を備えることにより、そのツインステッキ100を用いた歩数や歩行距離などを正確に把握することができる。
さらに、第1杖10および第2杖20の屈曲部先端12,22に照明用のライト40または反射板を備えたことにより、夜間などの歩行時にその存在を周囲に知らしめることができると共に、照明により周囲を照らし出すことで安全に歩行することができる。なお、第1杖10のシャフト11内に挿入される第2杖20のシャフト21は、体を支えるための十分な強度を有するものであれば、特に限定されないが、軽量化のために内部中空のパイプ体や繊維強化ガラスなどの軽量な材料で構成するのが望ましい。
また、図8に示すように第1杖10および第2杖20の屈曲部先端12,22にそれぞれゴムバンド50、50を取り付けてもよい。そして、このゴムバンド50、50の各先端部に面ファスナーのフック51を取り付けると共に、第1杖10の上端に面ファスナーのループ52を取り付ければ、図9に示すように屈曲部先端12,22を片手で持ったときに、そのゴムバンド50を手の甲側に回してその手を抑えると共に、その先端のフック51をループ52に貼り付けることで、片手でしっかりと第1杖10または第2杖20を把持することができる。
なお、図9に示すように片方のゴムバンド50のみを使用する場合、他方のゴムバンド50は、そのままループ52側に伸ばしてこれに貼り付ければ、それが垂れ下がって邪魔になることはない。
100…ツインステッキ
10…第1杖
11…シャフト
12…屈曲部先端
13…差込口
14…ガイド
20…第2杖
21…シャフト
22…屈曲部先端
30…機器ボックス
31…万歩計
32…位置情報発信器
40…ライト
50…ゴムバンド

Claims (4)

  1. シャフトの上端側がそれぞれL字状に屈曲した第1および第2の杖を有するツインステッキであって、
    前記第1杖のシャフトをパイプ体から形成すると共に、前記第1杖のシャフトの屈曲部に差込口を形成して当該差込口に前記第2杖のシャフトを差込み可能とし、
    前記差込口に、前記第2杖のシャフトを差し込んだ際にその屈曲部と係合するガイドを形成すると共に、前記ガイドは、前記第1杖のシャフトの差込口に前記第2杖のシャフトを差し込んだ際のシャフトの屈曲部先端同士がT字状になる位置に形成したことを特徴とするツインステッキ。
  2. 請求項1に記載のツインステッキにおいて、
    前記第1杖および第2杖のいずれかに位置情報発信器または万歩計を備えたことを特徴とするツインステッキ。
  3. 請求項1または2に記載のツインステッキにおいて、
    前記第1杖および第2杖の屈曲部先端に照明用のライトまたは反射板のいずれかを備えたことを特徴とするツインステッキ。
  4. 請求項1または2に記載のツインステッキにおいて、
    前記第1杖および第2杖の屈曲部先端にゴムバンドを備えたことを特徴とするツインステッキ。
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