JP4820456B1 - ベロつまみ引き上げフック付き靴ベラ - Google Patents

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Abstract

【課題】 従来の靴ベラは、紐靴等ベロのある靴の上部にベロつまみのある靴において、その靴を履く際。ベロが足の甲と靴紐の間に押し込まれたり、ずれたり、捩れたりして、うまく履けない場合があり、腰を屈めたり、しゃがんでベロ及びベロつまみを手でつまみ、引き上げて修正しなくてはならなかった。
【解決手段】 長尺の柄2を有する靴ベラにおいて、フック部4をグリップ1の下部及び柄2の途中から分離し、ヘラ部3先端の横方向まで伸ばし、ヘラ部3側面との間隔を空け、フック先端部5は外向けにすることにより、立ったまま、上下持ち替えることなく、フック先端部5を輪状のベロつまみ6に差し込みベロ7を正常な位置に引き上げて履ける、靴ベラにフックを付けたフック付き靴ベラである。
【選択図】 図1

Description

本発明は、靴紐等ベロの上部に輪状のベロつまみのある靴において、その靴を履く際、輪状のベロつまみにフックを差し込み、ベロを引き上げることの出来る、フック付き靴ベラに関するものである。
従来の靴ベラは、靴紐等ベロの上部にベロつまみのある靴において、その靴を履く際、踵と靴の踵の間に差し込んで靴を履く機能しかなく、その輪状のベロつまみにフックを差し込んで、ベロを引き上げる機能の付いたフック付き靴ベラは今まではなく、同じような機能を持つグリップの上先端部にフックを付けた靴ベラが提案されているが、上下持ち替える必要があった。
特許公開2009−261878
従来の靴ベラは、靴紐等ベロの上部にベロつまみのある靴を履く際、ベロが足の甲と靴紐の間に押し込まれたり、ずれたり、捩れたりしてうまく履けない場合があり、腰を屈めたり、しゃがんでベロ及び、ベロつまみを手でつまみ、引き上げて修正しなくてはならなく、高齢者や体の不自由な方、また、腰痛の方には負担が大きかった。
また、グリップ上先端にフックを付けた靴ベラは、上下持ち替える必要があった。
以上の課題を解決するために、紐靴等ベロのある靴のベロの上部にベロつまみのある靴において、その靴を履く際、まず、靴ベラとしての通常使用で靴を履き、ベロが正常でない場合、フックを輪状のベロつまみに差し込み、ベロを正常な位置に引き上げるこが出来る機能を持たせた、フック付き靴ベラである。
フックはグリップの下部及び柄の途中から分離し、フック先端部はヘラ部先端の横方向まで伸ばし、ヘラ部側面との間隔を空けフック先端部を外向けにすることにより、フック先端部を輪状のベロつまみに差し込みベロを引く上げることが出来る。このフック付き靴ベラの柄を長尺にすることにより、立ったまま、上下持ち替えることなく、ベロを正常な位置に引き上げて履くことが出来る、靴ベラにフックを付けたフック付き靴ベラである。
また、フック先端部を半楕円球形にすることにより、ベロつまみに差し込みやすく、引き上げる際に抜けにくくした、フック付き靴ベラである。
紐靴等ベロのある靴のベロ上部にベロつまみのある靴において、その靴を履く際、ベロ部分が足の甲と靴紐の間に押し込まれたり、ずれたり、捩れたりした時に、長尺の柄を有するこのフック付き靴ベラを使用することで、腰を屈めることなく、持ち替えることなく、立ったまま、輪状のベロつまみにフック先端部を差し込み、ベロ部を正常な位置に引き上げることが出来る、靴ベラにフックを付けたフック付き靴ベラである。
この発明の、形態を示す斜視図である。 この発明の、形態を示す正面図である。 この発明の、フック先端部の拡大図である。 この発明の、一実施形態を示す斜視図である。 この発明の、一実施形態を示す斜視図である。 この発明の、一実施形態を示す斜視図である
以下。この発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明の斜視図である。図2は正面図であり、グリップ1、柄2、ヘラ部3、フック部4、フック部先端をフック先端部5として符号を付けている。
フック部4はグリップ1の下部及び柄の途中から分離し、フック先端部5はヘラ部3の先端の横方向まで伸ばす。ヘラ部3側面と間隔を空け、フック先端部5は外向きで、独立したフック部4を設けた、フックと靴ベラを一体化した、フック付き靴ベラを構成する。
フック先端部5は、半楕円球形図3にすることにより、ベロつまみ6に差し込みやすく、引き上げる時は抜けにくくする。
この発明の実施例を紹介する、まず、ベロつまみ6にフック先端部5を差し込み、少し引き上げながら爪先を靴に挿入し図4、ベロつまみ6からフック先端部5を外し、ヘラ部3を通常使用により靴を履く図5(ヘラ部3とフック部4に間隔があるので、フック部4が邪魔になることはない)。その時、ベロ7が正常に履けない場合が多いので、ベロつまみ6にフック先端部5を再度差し込み、ベロ7を正常な位置に引き上げる図6。この靴ベラの柄を長尺にすることにより、腰を屈めることなく、また、持ち替えることなく、立ったまま靴のベロ7を正常な位置に引き上げて履くことが出来る。
また、ベロつまみ6のない靴においては、ベロ7の上部中央に孔を開けるか、その孔に紐等(結束バンド等)を通し輪状にすることにより、その孔や輪状の紐等にフック先端部を差し込みベロ7を正常な位置に引き上げることが出来、既成のベロつまみ6と同じ効果が得られる。
靴ベラは一般的に、強い力が加わったり、乱暴に扱ったり、また耐久性が必要であるので、このフック付き靴ベラの構造については、金属の柄に金属のフック部4を溶接するか、フック部4の上先端をグリップ1に差し込み柄と平行に下ろし、柄の途中からフック形状に曲げてもよい。また、金属の一本の柄をヘラ部3まで下ろしヘラ部3を結合し、ヘラ部3から折り返し柄2に平行に上げ柄2の途中で下方向にフック形状に曲げても良い、また、プラスチックでグリップからヘラ部まで一体成型し、柄の部分にフック部を差し入れる構造にしてもよく、いずれにしても強い構造にしなくてはならない。
紐靴等ベロのある靴のベロ上部にベロつまみのある靴において、その靴を履く際、ベロ部分が足の甲と靴紐の間に押し込まれたり、ずれたり、捩れたりした時に、長尺の柄を有するこのフック付き靴ベラを使用することで、腰を屈めることなく、上下持ち替えることなく、立ったまま、輪状のベロつまみにフック先端部5を差し込み、ベロ7を正常な位置に引き上げることが出来る。また、フック部4を利用し立ったまま遠くの靴を引き寄せたり、ベロつまみ6にフック先端部5を差し込み、靴の向きを変えたり揃えたり出来る、靴ベラにフックを付けたフック付き靴ベラを提供するものである。
1 グリップ
2 柄
3 へラ部
4 フック部
5 フック先端部
6 ベロつまみ
7 ベロ

Claims (2)

  1. 長尺の柄を有する靴ベラにおいて、ベロの上部に輪状のベロつまみのある靴の、その輪状のベロつまみに差し込み、ベロを引き上げるためのフック部が、靴ベラのグリップ下部及び柄の途中から分離し、靴ベラを正面に向けた時に、その片側横方向のヘラ先端部の横まで伸ばし、ヘラ部側面との間隔を空けフックの向きは外向きで、独立したフック部を有する、靴ベラとフックを一体化したフック付き靴ベラ。
  2. 請求項1のフック付き靴ベラにおいて、フック先端部を半楕円球形にした、靴ベラとフックを一体化したフック付き靴ベラ。
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