JP5314459B2 - ゲート装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ゲート装置に関するものであり、特に、入退出権限を持つ人が入退出する際に、入退出権限を持たない人が同時に入退出する共連れ行為を防止するゲート装置に関するものである。
マンション等の集合住宅やオフィスの入口に設けるゲート装置として、予め登録した入退出権限を持つ人のみの通過を許可するゲート装置が広く知られている。かかるゲート装置が設けられた施設では、入退出権限を持つ人がゲートを開いた際に、入退出権限を持たない人が不正に入退出する所謂共連れ行為が行われることがある。
共連れ行為を防止するために、たとえば特許文献1には、ゲートが設けられている所定領域の床面に複数の感圧センサを設け、これらの感圧センサにより検知したセンサデータに基づいて足跡候補を選択し、足跡数から所定領域を通過する人数を計測して共連れ行為等の不正入退出を検出する技術が開示されている。
この技術では、感圧センサが荷重を検知した領域数を人の足跡と判定し、その足跡の位置関係と個数とから通行する人数を測定する。たとえば、2つの足跡を検出した場合には通過する人数を1人、3つ以上の足跡を検知した場合には、通過する人数が2人以上と判定する。
また、この技術では、2つの足跡の間隔が所定の間隔内であった場合、その2つの足跡が同一人物の足跡であると判定する。
このように、特許文献1に記載の技術では、感圧サンサの検知結果に基づいて、所定領域内の足跡数を計数して、通過する人数を判定するため、一度に複数の人が所定領域を通行しようとした場合に、その人数を判別することによって共連れ行為を防止することができる。
特開2006−285429号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、感圧センサが荷重を検知した領域数を人の足跡と判定していたため、3つ以上の領域で荷重が検出された場合に、通行する人が1人であるにも関わらず、通行する人が複数人であると誤判定するおそれがあった。
たとえば、車椅子に乗った人が所定領域を通過しようとした際、車椅子の車輪数が4個であれば、感圧センサが4つの領域で荷重を検知するため、足跡が4つと判定して通過する人が2人であると誤判定するおそれがある。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、3つ以上の領域で感圧センサが荷重を検知した場合に、入退出者が一人であるにも関わらず入退出者が複数人存在すると誤判定することを防止することができるゲート装置を提供することを目的とする。
上述して課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、入退出者が通過する通過領域の床面に敷設された複数の感圧センサと、前記感圧センサにより荷重が検知された閉領域数が1以上2以下であった場合に入退出者が一人であると判定する第1判定部と、前記閉領域数が2を超えていた場合に、入退出者が一人であるか否かの判定を行う第2判定部と、前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人であると判定された場合に、入退出者の入退出を許可する入退出規制部とを有するゲート装置を提供することとした。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記入退出規制部は、入退出者が通過する通過領域に設けられ、通過可能状態と通過禁止状態とに変位するゲートと、前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人であると判定された場合に、前記ゲートを通過禁止状態から通過可能状態へ変位させるゲート制御部とを有することを特徴とする。
また、本発明では、前記ゲート装置において、予め登録した入退出者の体重を含む個人識別情報を記憶した個人情報記憶部と、前記個人情報記憶部に記憶されている個人情報に基づいて、入退出者の本人認証を行う認証部とを備え、前記入退出規制部は、前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人と判定されたときに、前記感圧センサが全ての前記閉領域で検知した荷重の総重量と、前記認証部により認証された入退出者の前記個人情報記憶に記憶されている体重との差が所定範囲を超えていた場合、前記入退出者の入退出を禁止することを特徴とする。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記第2判定部は、一度の入退出者数判定に関して、前記閉領域の前記通過領域における各位置情報を複数回検出し、前記位置情報の検出履歴に基づいて算出した前記閉領域間の距離の変化量が所定範囲内であった場合に、前記通過領域内に車椅子が存在すると判定することを特徴とする。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記通過領域において、前記感圧センサにより検知された荷重の大きな順に複数の前記感圧センサを選択し、当該選択された感圧センサを中心点として、所定重量以上の荷重を検知した前記感圧センサ群からなる仮閉領域を検出し、前記仮閉領域の重心点間の距離が所定距離以内であった前記仮閉領域同士を結合した領域を前記閉領域として、前記閉領域数を判定する閉領域数判定部を有することを特徴とする。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記第2判定部が予め登録された入退出者毎の許容閉領域数に基づき、入退出者が1人であるか否かを判定することを特徴とする。
本発明に係るゲート装置は、入退出者が通過する通過領域の床面に敷設された複数の感圧センサと、前記感圧センサにより荷重が検知された閉領域数が1以上2以下であった場合に入退出者が一人であると判定する第1判定部と、前記閉領域数が2を超えていた場合に、入退出者が一人であるか否かの判定を行う第2判定部と、前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人であると判定された場合に、入退出者の入退出を許可する入退出規制部とを有するため、感圧センサが荷重を検知した閉領域を単純に入退出者の足跡と判定せずに、通過領域上にある何がしかの物体と判定し、荷重が検知された閉領域数が2を超えた場合に、入退出者が一人であるか否かを判定するので、3つ以上の閉領域で感圧センサが荷重を検知した場合に、入退出者が一人であるにも関わらず入退出者が複数人存在すると誤判定することを防止することができる。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記入退出規制部は、入退出者が通過する通過領域に設けられ、通過可能状態と通過禁止状態とに変位するゲートと、前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人であると判定された場合に、前記ゲートを通過禁止状態から通過可能状態へ変位させるゲート制御部とを有することを特徴とするため、複数人の入退出者が同時に入退出することを防止することができる。
また、本発明では、前記ゲート装置において、予め登録した入退出者の体重を含む個人識別情報を記憶した個人情報記憶部と、前記個人情報記憶部に記憶されている個人情報に基づいて、入退出者の本人認証を行う認証部とを備え、前記入退出規制部は、前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人と判定されたときに、前記感圧センサが全ての前記閉領域で検知した荷重の総重量と、前記認証部により認証された入退出者の前記個人情報記憶に記憶されている体重との差が所定範囲を超えていた場合、前記入退出者の入退出を禁止することを特徴とするため、入退出者が一人である場合であっても、その入出退出者が予め登録した入退出者でなければ、入退出を禁止することができるので、予め登録していない通過権限を持たない入退出者の入退出を防止することができる。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記第2判定部は、一度の入退出者数判定に関して、前記閉領域の前記通過領域における各位置情報を複数回検出し、前記位置情報の検出履歴に基づいて算出した前記閉領域間の距離の変化量が所定範囲内であった場合に、前記通過領域内に車椅子が存在すると判定することを特徴とするため、3つ以上の閉領域で感圧センサが荷重を検知しても車椅子が存在すると判定された場合には、入退出者が一人であると判定することができるので、複数の入退出者がいると誤判定されて車椅子の利用者の入退出が禁止されることを防止することができる。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記通過領域において、前記感圧センサにより検知された荷重の大きな順に複数の前記感圧センサを選択し、当該選択された感圧センサを中心点として、所定重量以上の荷重を検知した前記感圧センサ群からなる仮閉領域を検出し、前記仮閉領域の重心点間の距離が所定距離未満であった前記仮閉領域同士を結合した領域を前記閉領域として、前記閉領域数を判定する閉領域数判定部を有することを特徴とするため、ヒールのある靴等、1つの足に対して通過領域との接触面が複数ある場合に、その複数の接触面をそれぞれ別の閉領域と判定することによる入退出者数の誤判定を防止することができる。
また、本発明では、前記ゲート装置において、前記第2判定部が予め登録された入退出者毎の許容閉領域数に基づき、入退出者が1人であるか否かを判定することを特徴とするため、たとえば、杖を使用している入退出者が許容閉領域数として「3」を予め登録しておくことによって、杖の使用により3つの閉領域が検知された場合に、その入退出者が1人であると容易に判定することができる。
図1は、本実施形態に係るゲート装置の外観を示す説明図である。 図2は、本実施形態に係るゲート装置が入退出者の人数を判定する際の処理手順を示す説明図である。 図3は、本実施形態に係るゲート装置の構成を示す機能ブロック図である。 図4は、本実施形態に係るゲート装置の個人情報記憶部に記憶された個人情報テーブルの一例を示す説明図である。 図5は、本実施形態に係るゲート装置で実行される処理を示すフローチャートである。 図6は、本実施形態に係るゲート装置で実行される処理を示すフローチャートである。 図7は、本実施形態に係るゲート装置で実行される処理を示すフローチャートである。
以下、本発明に係るゲート装置の一実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1は、本実施形態に係るゲート装置の外観を示す説明図である。なお、図1(a)は、ゲート装置1の外観斜視図であり、図1(b)は、ゲート装置1の認証装置3を示す外観図であり、図1(c)は、ゲート装置1を上方から見た平面図である。
本実施形態に係るゲート装置1は、マンション等の集合住宅やオフィスの入口に設けられ、予め登録している入退出者が1人ずつ入退出することを許可する一方、登録していない入退出者が入退出すること、及び複数の入退出者が一度に入退出すること(共連れ行為)を禁止する装置である。
図1(a)に示すように、このゲート装置1は、入退出者が通過する所定の領域(以下、「通過領域」という。)の床面に敷設されたマットセンサ2と、ゲート装置1の入口に設けられ、入退出者の本人認証を行う認証装置3と、通過領域に設置され、通過可能状態と通過禁止状態とに変位するメインゲート4及びサブゲート5とを備えている。
なお、メインゲート4は、ゲート装置1の側部へ開動することにより、通過禁止状態から通過可能状態に変位し、サブゲート5は、ゲート装置1の側壁から通過領域へ向けて進退動作することにより、通過禁止状態と通過可能状態とに変位する(図1(c)参照。)。このサブゲート5は、開くと車椅子が通りやすい様に、通路規制をなくせる様にしている。
マットセンサ2は、その全面に敷設された複数の感圧センサを備えている。このマットセンサ2は、ゲート装置1内の通過領域からメインゲート4及びサブゲート5の外側へ向けて所定領域(たとえば、車椅子1台が納まる程度の領域)分伸延させて設けている。以下、通過領域におけるメインゲート4及びサブゲート5から外側へ向けて伸延している領域を外部領域2a、メインゲート4及びサブゲート5の内側の領域を内部領域2bという。つまり、本実施形態では、この外部領域2aと内部領域2bとにより通過領域が構成されている(図1(c)参照。)。
また、本実施形態では、例えば、幅約100cm×長さ約400cmの通過領域に、好ましくは1cm四方の感圧センサを複数敷設するのがよい。この時、約40000個の感圧センサを敷設することになる。なお、マットセンサ2上にはフロアマットを敷設している。なお、感圧センサの敷設態様は格子状に限定するものではない。
各感圧センサは、フロアマットを介して上方からの荷重を検知すると、その荷重に応じた値を後述の共連れ判定処理部100(図3参照。)へ出力する。共連れ判定処理部100は、各感圧センサの設置位置をX-Y座標の各点として管理しており、各感圧センサから入力される荷重に応じた値に基づいて、通過領域のどの位置にどれだけの荷重がかかっているかを判定する。
認証装置3は、図1(b)に示すように、照明部6と、顔認証部7と、カード認証部8と、通過表示部9とを備えている。照明部6は、赤外線センサなどの検知手段と照明とを備えている。そして、照明部6は、検知手段が外部領域2aに入退出者の存在を検知すると、検知した入退出者に対して照明を発光させる。
顔認証部7は、入退出者の顔を撮像するカメラを備えている。そして、この顔認証部7は、検知手段により検知された入退出者の顔を撮像し、その顔画像を後述の認証部11(図3参照。)へ出力する。認証部11では、撮像部から入力された顔画像と予め登録されている顔画像とを照合して入退出者の本人認証を行う。
また、通過表示部9は、前の人や逆方向からの入退出者が内部領域2bに入っていない場合、「進め」を示す表示を行い、片方の入口で認証が始まったら、他の入口側では「進入不可」を示す表示を行う。この場合、しばらくして入退出者がいなくなったときに、両方の入口で「進め」を示す表示を行い、進入可となる。また、エラーの発生した場合には、両方の通過表示部9が「進入不可」を示す表示を行う。
このゲート装置1では、顔認証部7により入退出者が予め登録した本人と認証された場合に、第1段階の入退出許可としてメインゲート4を開放状態とする。
カード認証部8は、予め登録した入退出者に発行した登録カードを受付け、その登録カードから入退出者の識別情報(以下、「ID」という。)を含む個人識別情報を読取るカードリーダを備えている。カードリーダは、読取ったIDを認証部11へ出力する。
認証部11は、予め登録されたIDを参照して、カードリーダから入力されたIDを用いた本人認証を行う。ゲート装置1では、この登録カードにより本人と認証された場合にも第1段階の入退出許可としてメインゲート4を開放状態とする。
また、このゲート装置1は、認証部11が入力されたIDに対応して記憶されている付属情報に基づき、その入退出者が車椅子利用者であると判定した場合に、メインゲート4に加えて、サブゲート5を開放状態にすることによって、広い通路幅を確保して車椅子での通過を容易にする。
また、このゲート装置1では、共連れ判定処理部100が外部領域2a又は内部領域2bに車椅子が存在すると判定した場合にも、メインゲート4に加えて、サブゲート5を開放状態にして、車椅子での通過を容易にする。なお、車椅子の存在判定については、後に詳述する。
通過表示部9は、前述のように、第1段階の入退出許可としてメインゲート4やサブゲート5を開放状態とする際に、ゲート装置1への進入許可を視覚的に表示する表示装置である。
また、このゲート装置1は、図1(c)に示すように、ゲート装置1を設置した施設の内側と外側の両側に、それぞれ前述の認証装置3と、メインゲート4及びサブゲート5と、外部領域2aとを備えている。
そして、このゲート装置1では、第1段階の入退出許可として一方のメインゲート4やサブゲート5が開放状態となり、入退出者が当該ゲート装置1内に進入しても、第2段階の入退出許可として、他方のメインゲート4やサブゲート5が開放状態とならなければ施設への進入、施設からの退出ができないように構成している。
特に、このゲート装置1は、入退出者が通過領域における外部領域2a、又は一方のメインゲート4より内側の内部領域2bへ進入したときに、マットセンサ2が所定以上の荷重を検知した領域に基づいて、入退出者の足や車椅子の車輪、入退出者の杖等、何がしかの物体が通過領域に存在すると判定する。
そして、ゲート装置1は、マットセンサ2が荷重を検知した後に詳述する閉領域の数及びその位置関係に基づいて、外部領域2a上や内部領域2b上の物体を推定して入退出者が1人であるか否かを判定する。
ここで、ゲート装置1が入退出者が1人であるか否かの判定を行う処理手順について、図2を参照して説明する。図2は、本実施形態に係るゲート装置1が入退出者の人数を判定する際の処理手順を示す説明図である。
ゲート装置1は、入退出者がマットセンサ2上に進入すると、マットセンサ2の各感圧センサから入力される荷重に応じた値に基づいて、感圧センサにより検知された荷重を大きい順に並べて、大きい方から複数の感圧センサの検知点を抽出する。
本実施形態のゲート装置1では、感圧センサの検知点を抽出するために、予め定めた一定の閾値を設けており、この閾値を超える荷重を検知した感圧センサの検知点を抽出するように構成している。
次に、ゲート装置1は、図2(a)に示すように、抽出した感圧センサの検知点で荷重の大きい点を中心点として、周辺で連続する所定重量以上の荷重を検出した感圧センサ群からなる領域を仮閉領域(ここでは、e1、e2、e3)として検出する。
ここで、ゲート装置1は、検出した各仮閉領域の重心点(ここでは、p1、p2、p3)の位置を算出した後、各重心点p1、p2、p3間の距離を算出する。次に、ゲート装置1は、算出した各重心点p1、p2、p3間の距離が、予め設定した所定の閾値未満であった場合、図2(b)に示すように、その仮閉領域e1、e2同士を結合して閉領域(以下、「エリア」という。)E1を生成する。
このとき、ゲート装置1は、重心点間の距離が所定の閾値以上であった重心点p3に対応する仮閉領域e3については、その仮閉領域e3をそのままエリアE2として取り扱う。その後、ゲート装置1は、生成したエリアE1、E2の各重心点P1、P2を算出する。
ここでも、ゲート装置1では、各重心点P1、P2間の距離を算出して、その距離が所定の閾値未満であった場合には、エリアE1とE2とを結合して新たなエリアを生成する。しかし、図2(b)に示す例では、重心点P1、P2間の距離が所定の閾値以上であったものとするので、E1とE2とは別々のものとなる。
そして、ゲート装置1は、こうして生成したエリアE1、E2の個数(ここでは、2つ。)に基づいて、入退出者が1人であるか否かの第1判定を行う。ここでは、図2(b)に示すように、エリア数が2であり、その数が1以上2以下であるため、ゲート装置1は、入退出者が1人であると判定する。このとき、重心P1、P2間の距離が所定の距離以下、例えば、一般的な成人の歩幅以下である必要がある。
なお、本実施形態では、ゲート装置1が仮閉領域同士を結合させるか否かの判定基準となる重心点間の距離(閾値)をヒールのある一般的な靴(片方)の接地部分間距離(たとえば、5cm程度。)としている。なお、この閾値は、任意に設定変更ができる。
このように、本実施形態のゲート装置1は、マットセンサ2により所定重量以上の荷重を検出した感圧センサ群からなる領域が3つ検出された場合に、これらの領域を単純に、入退出者の3つの足跡と判別して、入退出者を2人と判定するのではなく、各領域の重心点間の距離に基づいて、複数の領域が1つの足であると推定されれば、それらの領域を結合したエリアを1つの足と判断する。
そのため、このゲート装置1によれば、ヒールのある靴等、1つの足に対して通過領域との接触面が複数ある場合に、その複数の接触面をそれぞれ別のエリアと判定することによる入退出者数の誤判定を防止することができる。
さらに、このゲート装置1では、3つ以上のエリアが検出され、各エリアの重心点間の距離が所定の閾値以上であった場合に、入退出者が1人であるか否かの第2判定を行うように構成している。
この第2判定を行うために、ゲート装置1は、一度の入退出者数判定に関して、エリアの通過領域における各位置情報を複数回検出する。その後、ゲート装置1は、各エリアに関する位置情報の検出履歴に基づいて算出した各エリアの重心点間の距離の変化量が所定範囲内であるか否かを判定する。
そして、ゲート装置1は、重心点間の距離が所定範囲内の各エリアについては、それら各エリア上に車椅子の車輪が存在すると判定することにより、3つ以上のエリアが検出されても、それらのエリアに基づく第2判定では入退出者数を一人と判定する。
より具体的には、ゲート装置1は、たとえば、図2(c)に示すように、通過領域に4つのエリアE3、E4、E5、E6を検出した場合、各エリアE3、E4、E5、E6の重心点P3、P4、P5、P6の位置を算出する。
そして、ゲート装置1は、重心点P3、P4、P5、P6を検出する度に、通過方向に対して前側の重心点P5、P6と、後側の重心点P3、P4との距離を算出する。そして、ゲート装置1は、前側の重心点P5、P6と、後側の重心点P3、P4との距離が予め設定した所定範囲内であった場合(所定の最短距離よりも長く、所定の最長距離よりも短い場合)に、4つのエリアE3、E4、E5、E6上に車椅子の車輪が存在すると仮判定する。
ここでの所定範囲は、一般的な車椅子の前輪と後輪との間でとりうる距離としている。そして、ゲート装置1は、このエリアE3、E4、E5、E6の検出と、各エリアE3、E4、E5、E6の重心点P3、P4、P5、P6の位置の算出と、車椅子の車輪か否かの仮判定とを時系列で複数回(例えば、毎秒6回)繰り返し行う。
ゲート装置1は、検出した各重心点P3、P4、P5、P6の位置を、たとえばリングバッファ等の記憶手段(図示略。)に順次一時記憶させる。そして、ゲート装置1は、一時記憶手段に記憶させた検出結果の履歴に基づいて、車椅子の後輪による荷重が検知されていると推測されるエリアE3、E4の重心点P3、P4間の変化量を算出する。
つまり、ゲート装置1は、ある時刻において、図2(c)に示す位置に車椅子の後輪に対応すると推測される重心点P3、P4を検出した場合に、この重心点P3、P4の距離を算出する。そして、ゲート装置1は、その後のある時刻において、図2(d)に示す位置に車椅子の後輪に対応すると推測される重心点P3、P4を検出した場合、この重心点P3、P4の距離を算出する。
ゲート装置1は、これら2つの時刻で算出した重心点P3、P4間の距離に関する変化量が予め設定した所定の閾値以下であった場合に、これらの重心点P3、P4が一定の幅を保ちつつ通過方向と平行に進んでいると判定し、これらの重心点P3、P4に対応するエリアE3、E4上に車椅子の各後輪が存在すると本判定する。
なお、ここで重心点P3、P4間の距離の変化量と比較する閾値は、車椅子を前進させた際に変化する両後輪の各接地面間の距離を考慮した値(たとえば、2cm程度。)としている。
そして、ゲート装置1は、両後輪が存在すると本判定した2つのエリアE3、E4の通過方向に対して所定距離以内前方にある2つのエリアE5、E6上に車椅子の各前輪が存在すると本判定する。
こうして、ゲート装置1は、通過領域に4つのエリアE3、E4、E5、E6が検出された場合であっても、それらの各エリアエリアE3、E4、E5、E6上に車椅子の各車輪が存在すると判定した場合には、入退出者を1人と判定する。
このように、本実施形態のゲート装置1では、通過領域に3つ以上(たとえば、4つ)のエリアが検出された場合に、それら4つのエリアを単純に入退出者の足跡と判定して、入退出者数を2人と判定するのではなく、車椅子の車輪が載っているエリアであるか否かの第2判定を行う。
そして、ゲート装置1は、4つのエリア上に車椅子の車輪が存在すると判定した場合に、入退出者を1人と判定する。これにより、このゲート装置1によれば、3つ以上のエリアで感圧センサが荷重を検知しても通過領域に車椅子が存在すると判定された場合には、入退出者が一人であると判定することができるので、複数の入退出者がいると誤判定されて車椅子の利用者の入退出が禁止されることを防止することができる。
また、このゲート装置1では、車椅子の前輪が方向転換のために左又は右に回転してエリアの特定精度が低下することを考慮して、まず、車椅子の後輪が載っていると推測されるエリアを特定し、そのエリアとの位置関係に基づき車椅子の前輪が載っていると推測されるエリアを特定して車椅子の存在を判定することにより、判定結果の信頼性を向上させている。
次に、本実施形態に係るゲート装置1の構成について、図3を参照して説明する。図3は、本実施形態に係るゲート装置1の構成を示す機能ブロック図である。なお、図3には、本実施形態のゲート装置1における特徴的な構成要件のみを図示しており、その他一般的なゲート装置の構成要件については、図示を省略している。
図3に示すように、ゲート装置1は、マットセンサ2、認証装置3、メインゲート4、サブゲート5、個人情報記憶部10、認証部11、ゲート制御部12、共連れ判定処理部100を備えている。
認証装置3は、対象検知部31と、個人情報取得部32とを備えている。対象物検知部は、照明部6に設けられた赤外線センサなどの検知手段に相当する。また、個人情報取得部32は、図1(b)における顔認証部7及びカード認証部8に相当するものである。
対象検知部31は、入退出者を検知すると、その旨を示す情報を認証部11へ出力する。また、個人情報取得部32は、入退出者の個人識別情報として、顔認証部7により退出者の顔画像が撮像された場合に、その顔画像を認証部11へ出力する。
また、個人情報取得部32は、入退出者の個人識別情報として、カード認証部8によりIDが読取られた場合には、そのIDを認証部11へ出力する。なお、入退出者の顔画像による本人認証と登録ガードによる本人認証とは併用してもよいし、いずれか一方のみ単独で使用することにしてもよい。
認証部11は、認証装置3から入退出者の検知結果が入力されると、認証装置3から入退出者の個人識別情報を受付け、その個人識別情報と個人情報記憶部10に記憶されている個人情報テーブルとに基づいて、入退出者の本人認証を行う処理部である。
そして、認証部11は、入退出者の本人認証に成功すると、その認証結果を共連れ判定処理部100へ出力する。なお、本実施形態では、2箇所に設けらたれた認証装置3に対して、認証部11と個人情報記憶部10とを共有する構成としているが、各認証装置3にそれぞれ個人情報記憶部10と認証部11とを設ける構成としてもよい。
ここで、個人情報記憶部10に記憶されている個人情報テーブルについて、図4を参照して説明する。図4は、本実施形態に係るゲート装置1の個人情報記憶部10に記憶された個人情報テーブルの一例を示す説明図である。
図4に示すように、個人情報テーブルには、予め登録した入退出者に割当てた固有のIDと、そのIDを割当てた各入退出者の体重と、その入退出者の顔画像データと、エリア数と、付属情報とをそれぞれ対応付けて記憶されている。
この個人情報テーブルにおけるエリア数は、各入退出者がゲート装置1を通過する際に、マットセンサ2により検知されることが予測される許容エリア数である。たとえば、IDが001の入退出者が健常者であった場合、両足が接地する領域となるため検知が予測されるエリア数は2となる。
また、IDが002の入退出者が車椅子を利用する人であった場合、車椅子(四輪の場合)の各車輪が接地する領域となるため、予測される許容エリア数は4となる。この場合、この入退出者の体重として、体重と車椅子の重量との合計重量が記憶される。さらに、付属情報として、その入退出者が車椅子利用者である情報が記憶される。
また、IDが003の入退出者が杖を利用する人であった場合、両足と杖とが接地する領域となるため、予測されるエリア数は3となる。この場合、付属情報として、その入退出者が杖利用者である情報が記憶される。そして、認証部11は、この個人情報テーブルに記憶されている情報を用いて、認証装置3で検知された入退出者の本人認証を行う。
図3の説明に戻り、マットセンサ2は、前述のように、通過領域に格子状に敷設された約40000個の感圧センサを備え、各感圧センサが検知した荷重に応じた値を各感圧センサに割当てられた全アドレスに亘って順次共連れ判定処理部100へ出力する。
ゲート制御部12は、通過領域の一方に設けられたメインゲート4及びサブゲート5と、通過領域の他方に設けられたメインゲート4及びサブゲート5とのそれぞれに対応して設けられ、対応する各メインゲート4及びサブゲート5の開閉動作を制御する。
各ゲート制御部12は、共連れ判定処理部100により、入退出者数が1人であると判定された場合に、入退出者の直近のメインゲート4やサブゲート5を通過禁止状態から通過可能状態に変位させる。このように、これらゲート制御部12とメインゲート4とサブゲート5とは、入退出者が一人であると判定された場合に、入退出者の入退出を許可する入退出規制部として機能する。
共連れ判定処理部100は、マットセンサ2による荷重の検知結果に基づいて、入退出者数が複数(共連れ)なのか1人なのかを判定し、入退出者が1人であると判定した場合に、通過を許可する信号を対応するゲート制御部12へ出力することにより、メインゲート4やサブゲート5を開放させる処理部である。
この共連れ判定処理部100は、マットデータ取込部101と、前処理部102と、重心計算部103と、エリア数判定部104と、車椅子判定処理部105と、体重判定部106と、最終判定部107とを備えている。
マットデータ取込部101は、マットセンサ2の各感圧センサから荷重の検知結果を所定のタイミング(たとえば、毎秒6回)で繰り返し取込むことにより、通過領域における荷重の検知状態をスキャンし、取得した検知結果を各感圧センサの検知位置情報と共に前処理部102へ出力する処理部である。所定位置の感圧センサから荷重値が順番に出力し、所定数の感圧センサ分出力すると、1マット(マットセンサ2)分の出力が得られる様になっている。
また、このマットデータ取込部101は、スキャンした各感圧メモリの検知結果と各感圧センサの配設位置情報とをリングバッファ等の内部メモリ(図示略。)に一時的に記憶する。この内部メモリに記憶された情報は、ある時刻のエリアと、その後のある時刻におけるエリアとの位置関係を比較する際に用いられる。
前処理部102は、マッドデータ取込部101から入力される1回のスキャンにより取り込まれた検知結果を示すデータに所定の前処理を施して仮閉領域を検出し、各仮閉領域における各感圧センサでの荷重の検知結果と各感圧センサの位置情報とを重心計算部103へ出する処理部である。
この前処理部102は、まず、マッドデータ取込部101から入力される1回のスキャンにより取り込まれた検知結果を示すデータに対して、メジアンフィルタ等の平滑化フィルタを適用してデータの平滑化を行う。
このようにデータの平滑化を行うことによって、各感圧センサに荷重がかかっていない状態で検知される微小な荷重成分や、各感圧センサの個体差に起因した微小な加重成分等のノイズをスキャンされたデータから除去することができる。
その後、前処理部102は、1回のスキャンにより取り込まれた検知結果を示す各データとある所定の荷重に相当する閾値とを比較してデータの2値化を行い、その後、通過領域に対応するマット圧縮ヒストグラムを生成する。
そして、前処理部102は、生成したマット圧縮ヒストグラムに基づき、図2(a)、(b)に示した手順に従って仮閉領域を判定して切り出す処理を行い、その後、切り出した各仮閉領域における各感圧センサでの荷重の検知結果と各感圧センサの位置情報とを重心計算部103へ出力する。
重心計算部103は、前処理部102から入力された各仮閉領域について、それぞれの重心点を算出し、その重心点の位置情報をエリア数判定部104へ出力する処理部である。
エリア数判定部104は、重心計算部103から入力される各仮閉領域の重心点間の位置情報に基づき、図2(a)、(b)に示した手順に従ってエリアを生成し、そのエリア数を判定する処理部である。
このエリア数判定部104は、エリア数が1以上2以下であった場合、入退出者数が1人であると判定し、その旨を示す信号を体重判定部106へ出力する。このように、エリア数判定部104は、感圧センサにより荷重が検知されたエリア数が1以上2以下であった場合に入退出者が一人であると判定する第1判定部として機能する。
一方、エリア数判定部104は、エリア数が3以上であった場合、そのエリアにおける各感圧センサでの荷重の検知結果と各感圧センサの位置情報とを車椅子判定処理部105へ出力する。
そして、上記マッドデータ取込部101、前処理部102、重心計算部103、エリア数判定部104は、所定のタイミング(たとえば、毎秒6回)で各処理を繰り返し実行する。
車椅子判定処理部105は、エリア数判定部104から入力される3つ以上の各エリアおける各感圧センサでの荷重の検知結果と各感圧センサの位置情報とに基づき、図2(c)、(d)に示した手順に従って、車椅子の有無を判定する処理部である。
そして、この車椅子判定処理部105は、通過領域に車椅子が存在すると判定した場合に、入退出者数を1人と判定し、その旨を示す信号を体重判定部106へ出力する。一方、車椅子判定処理部105は、通過領域に車椅子が存在しないと判定した場合、複数の入退出者が存在して共連れであると判定し、その旨を示す信号を最終判定部107へ出力する。
このように、車椅子判定処理部105は、エリア数が2を超えていた場合に、入退出者が一人であるか否かの判定を行う第2判定部として機能する。
体重判定部106は、一人と判定された入退出者の体重(測定体重)と、個人情報取得部32で取得されたIDに対応して個人情報記憶部10に記憶されている体重(登録体重)とを比較し、測定体重が登録体重+α(たとえば、30Kg)よりも少なければ、共連れでないと判定し、その旨を示す信号を最終判定部107へ出力する処理部である。
一方、体重判定部106は、測定体重と登録体重とを比較して、共連れであると判定した場合には、その旨を示す信号を最終判定部107へ出力する。なお、測定体重と比較する登録体重に+αを加えているのは、たとえば、予め登録している入退出者が不正入退出の対象にならない乳児や幼児を抱いて入退出することを許可するためである。
また、予め登録している入退出者の体重減少を考慮して、前述の+αを−αに変更してもよい。さらに、体重判定部106により入退出者の測定体重が登録体重よりも所定値以上軽い場合に、入退出者が登録体重に対応する入退出者と別人であると判定して、不正入退出であることを示す信号を最終判定部107へ出力し、その入退出者の入退出を禁止するように構成してもよい。
なお、体重判定部106は、このゲート装置1における必須構成要件ではなく、省略することもできる。その場合、エリア数判定部104による第1判定、又は車椅子判定処理部105による第2判定により、入退出者数が一人と判定された場合に、入退出を許可し、入退出者数が複数人であると判定された場合に、入退出を禁止する。
最終判定部107は、体重判定部106又は車椅子判定処理部105から、共連れでないことを示す信号が入力された場合に、対応するゲート制御部12へメインゲート4を開放させる制御信号を出力する。
なお、このとき、最終判定部107は、通過領域内に車椅子が存在していると判定されていた場合、対応するゲート制御部12へサブゲート5を開放させる制御信号を出力する。ゲート制御部12の制御により通過可能状態に変位したメインゲート4及びサブゲート5は、所定時間が経過した後に、通過禁止状態に戻る。
このように、本実施形態に係るゲート装置1では、エリア数判定部104による第1判定の結果、又は車椅子判定処理部105による第2判定の結果、入退出者数が1人と判定された場合であっても、入退出者の測定体重と登録体重との差が所定範囲を超えていた場合には、入退出を禁止するため、予め登録している入退出者が入退出権限を持たない人を抱えて(または負ぶって)共連れ行為を行うことや、予め登録していない通過権限を持たない入退出者の入退出を防止することができる。
この共連れ判定処理部100や前述の認証部11は、物理的には、CPU(Central Processing Unit)とROM(Read Only Memory)とRAM(Random Access Memory)とを有する情報処理装置により構成しており、このゲート装置1では、CPUがROMから所定の情報処理プログラムを読出し、RAMを作業領域として使用して実行することにより、認証部11、マットデータ取込部101、前処理部102、重心計算部103、エリア数判定部104、車椅子判定処理部105、体重判定部106、最終判定部107等として機能する。
次に、ゲート装置1のCPUが所定の情報処理プログラムを実行することによって、ゲート装置1で実行される処理について、図5〜図7を参照して説明する。図5〜図7は、本実施形態に係るゲート装置1で実行される処理を示すフローチャートである。
ゲート装置1のCPU(以下、単に「CPU」という。)は、ゲート装置1に電源が投入されると、図5に示すように、まず、通過対象を検知したか否かの判定を行う(ステップS101)。
そして、CPUは、通過対象を検知したと判定した場合(ステップS101:Yes)、処理をステップS102へ移す。一方、CPUは、通過対象を検知していないと判定した場合(ステップS101:No)、処理を終了して再度ステップS101から処理を開始する。
ステップS102において、CPUは、認証部11による本人認証に成功したか否かの判定を行い、本人認証に成功したと判定した場合に(ステップS102:Yes)、処理をステップS103へ移す。一方、CPUは、本人認証に失敗したと判定した場合(ステップS102:No)、処理を終了して再度ステップS101から処理を開始する。
ステップS103において、CPUは、入退出者数が1人であるか否かを判定する共連れ判定処理を行い、その後、処理をステップS104へ移す。この共連れ判定処理については、後に図6を参照して詳述する。
続いて、CPUは、共連れ判定処理(ステップS103)の結果、入退出者数が複数人存在した(共連れ)か否かを確認し(ステップS104)、共連れであることを確認した場合に(ステップS104:Yes)、通過表示部9によりゲート装置1の通過を禁止する通過禁止報知を行い(ステップS113)、その後、処理を終了して再度ステップS101から処理を開始する。
一方、CPUは、共連れでないことを確認した場合(ステップS104:No)、ステップS101で検知した通過対象が、ステップS103の共連れ判定処理の結果、車椅子であったか否かの判定を行う(ステップS105)。
そして、CPUは、車椅子であったと判定した場合に(ステップS105:Yes)、メインゲート4とサブゲート5とを開放(通過可能状態に変位)させ(ステップS106)、その後、処理をステップS108へ移す。一方、CPUは、車椅子でなかったと判定した場合に(ステップS105:No)、メインゲート4のみを開放(通過可能状態に変位)させ(ステップS107)、その後、処理をステップS108へ移す。
なお、ステップS106及びステップS107で開放するゲート(メインゲート4・サブゲート5)は、ゲート装置1の外部からゲート装置1内部への進入を規制する側のゲートである。開放された各ゲート(メインゲート4・サブゲート5)は、開放から所定時間経過後に閉塞(通過禁止状態に変位)される。
ステップS108において、CPUは、入退出者数が1人であるか否かを判定する共連れ判定処理を行い、その後、処理をステップS109へ移す。この共連れ判定処理については、後に図6を参照して詳述する。
続いて、CPUは、共連れ判定処理(ステップS108)の結果、入退出者数が複数人存在した(共連れ)か否かを確認し(ステップS109)、共連れであることを確認した場合に(ステップS109:Yes)、通過表示部9によりゲート装置1の通過を禁止する通過禁止報知を行い(ステップS113)、その後、処理を終了して再度ステップS101から処理を開始する。この時、「一人ずつ入って下さい。」とのアナウンスを行う様にしてもよい。
一方、CPUは、共連れでないことを確認した場合(ステップS109:No)、ステップS101で検知した通過対象が、ステップS108の共連れ判定処理の結果、車椅子であったか否かの判定を行う(ステップS110)。
そして、CPUは、車椅子であったと判定した場合に(ステップS110:Yes)、メインゲート4とサブゲート5とを開放(通過可能状態に変位)させる(ステップS111)。一方、CPUは、車椅子でなかったと判定した場合に(ステップS110:No)、メインゲート4のみを開放(通過可能状態に変位)させる(ステップS112)。
その後、CPUは、処理を終了して再度ステップS101から処理を開始する。なお、ステップS111及びステップS112で開放するゲート(メインゲート4・サブゲート5)は、ゲート装置1の内部からゲート装置1外部への退出を規制する側のゲートである。開放された各ゲート(メインゲート4・サブゲート5)は、開放から所定時間経過後に閉塞(通過禁止状態に変位)される。
次に、ステップS103及びステップS108で実行される共連れ判定処理について、図6を参照して、具体的に説明する。図6に示すように、共連れ判定処理が開始されると、CPUは、まず、マットセンサ2から各感圧センサにより検知された荷重を示すマットデータを取込む(ステップS201)。
続いて、CPUは、取込んだマットデータに対してメジアンフィルタ等の平滑化フィルタを適用して、マットデータに含まれるノイズを除去し(ステップS202)、その後、所定以上の荷重を検知している感圧センサを「1」とし、所定の荷重よりも小さな荷重を検知している感圧センサを「0」としてマットデータを2値化する(ステップS203)。
次に、CPUは、多値データ(2値化する前のデータ)で示されたマットデータからヒストグラムを作成するためにマット圧縮ヒストグラムを作成し(ステップS204)、その後、生成したマット圧縮ヒストグラムに基づき、各感圧センサにより検知された荷重の値を大きい順に並べかえるソート処理を行った後、荷重の大きい順にエリア(ここでは、仮閉領域)を切出し(ステップS205)、各エリア毎に重心(重心点の位置)を計算して(ステップS206)、処理をステップS207へ移す。
ステップS207において、CPUは、計算した重心間の距離が所定の閾値未満であるか否かの判定を行い、重心間距離が閾値未満であると判定した場合に(ステップS207:Yes)、その重心に対応するエリア(仮閉領域)同士を結合してエリア(閉領域)を生成し(ステップS211)、その後、処理をステップS208へ移す。
一方、CPUは、重心点間距離が閾値以上であると判定した場合(ステップS207:No)、処理をステップS208へ移す。
ステップS208において、エリア数が2よりも多いか否かの判定を行い、エリア数が2以下であると判定した場合に(ステップS208:No)、入退出者が1人であると判断して処理をステップS209へ移す。一方、CPUは、エリア数が2よりも多いと判定した場合(ステップS208:Yes)、処理をステップS212へ移す。この時、図4に示す個人情報テーブル内の許容エリア数が参照される。例えば、許容エリア数が「3」で、入退出者が杖を使っていると判断した場合は、処理をステップS209へ進めるとよい。
ステップS212において、CPUは、通過領域に車椅子が存在するか否かを判定する車椅子判定処理を行い、その後、処理をステップS213へ移す。この車椅子判定処理(ステップS212)については、後に図7を参照して、具体的に説明する。
ステップS213において、CPUは、車椅子判定処理(ステップS212)の結果、車椅子が存在していると判定されたか否かの確認を行い、車椅子が存在していると判定されたことを確認した場合(ステップS213:Yes)、処理をステップS209へ移す。
一方、CPUは、車椅子判定処理(ステップS212)の結果、車椅子が存在していないと判定されたことを確認した場合(ステップS213:No)、処理をステップS214へ移す。
ステップS209において、CPUは、ステップS101で検知された通過対象の測定体重(重量)が、図4の個人情報テーブルに示される様に、ステップS102の本人認証で用いられたIDに対応付けて記憶されている体重(登録体重)+α(たとえば、30Kg)よりも軽いか否かを判定する。
そして、CPUは、測定体重が登録体重+αよりも軽いと判定した場合に(ステップS209:Yes)、入退出者数が1人で共連れでないと判断して通過許可判定を行い(ステップS210)、その後、処理を終了する。
一方、CPUは、測定体重が登録体重+α以上であると判定した場合(ステップS2009:No)、入退出者数が複数人であり共連れであると判定し(ステップS214)、その後、処理を終了する。なお、この共連れ判定処理は、所定のタイミング(例えば、毎秒6回)で繰り返し実行される。
次に、ステップS212で実行される車椅子判定処理について、図7を参照して、具体的に説明する。図7に示すように、車椅子判定処理が開始されると、CPUは、まず、求めた重心座標のソートを行う(ステップS301)。
ここで、CPUは、求めた重心位置をX座標(入退出者の通過方向)に合わせて並べるかえることにより重心座標のソート処理を行い、その後、処理をステップS302へ移す。
ステップS302において、CPUは、通過方向から車椅子の各車輪が載っていると推測されるエリアの重心点の位置を検出し、前後エリアの重心間距離を計算した後、その重心間距離が所定範囲内であるか否かの判定を行う(ステップS303)。
そして、CPUは、重心間距離が所定範囲内であると判定した場合に(ステップS303:Yes)、処理をステップS304へ移す。一方、CPUは、重心間距離が所定範囲外であると判定した場合(ステップS303:No)、処理をステップS307へ移す。
ステップS304において、CPUは、車椅子の両後輪が載っていると推測される各後エリアの重心間の距離を算出した後、後エリア重心間距離の変化量が所定の閾値以下であるか否かの判定を行う(ステップS305)。このとき、CPUは、ある時刻における後エリア重心間距離と、その後のある時刻における後エリア重心間距離との変化量と、所定の閾値とを比較する。
そして、CPUは、後エリア重心間距離の変化量が閾値以下であると判定した場合に(ステップS305:Yes)、通過領域に車椅子が存在すると判定(車椅子判定)して(ステップS306)、処理を終了する。
一方、CPUは、後エリア重心間距離の変化量が閾値よりも長いと判定した場合(ステップS305:No)、通過領域に車椅子が存在しないと判定(非車椅子判定)して(ステップS307)、処理を終了する。
以上説明したように、本実施形態に係るゲート装置1は、入退出者の通過領域に設けたマットセンサ2が3つ以上のエリアで荷重を検知した場合に、その各エリアを単純に入退出者の足(靴の接地面)と判定するのではなく、車椅子の車輪等といった他の物体か否かを判定することができるので、入退出者が車椅子利用者等の場合に、入退出者が一人であるにも関わらず入退出者が複数人存在すると誤判定することを防止することができる。
また、図5に示すフローチャートでは、通過領域における外部領域2aに入退出者が進入したところで、1回目の共連れ判定処理(ステップS103)を行い、その後、入退出者がゲート装置1(メインゲート4又はサブゲート5)より内部の内部領域2bに進入したところで、2回目の共連れ判定処理(ステップS108)を行う場合について説明したが、1回目の共連れ判定処理(ステップS103)は省略してもよい。このとき、図4に示す許容エリア数が「4」で車椅子と判ったときに、サブゲート5も同時に開くようにするとよい。
その場合、1回目の共連れ判定処理(ステップS103)に変えて、マットセンサ2により入退出者の体重測定を行い、認証装置3により取得したIDに基づいて、測定体重と登録体重との差が所定範囲内であった場合に、メインゲート4を開放するように処理を変更する。
また、このとき、認証装置3により取得したIDに対応する付属情報から、入退出者が車椅子利用者であるか否かを判定し、車椅子利用者であると判定した場合に、サブゲート5を開放する。
また、本実施形態では、共連れ判定処理を所定のタイミング(毎秒6回)で周期的に実行する場合を例に説明したが、共連れ判定処理、特にマットデータ取込み処理(ステップS201)を実行するタイミングは、周期的以外の他のタイミングで実行してもよい。
たとえば、感圧センサが検知した荷重が変化したタイミングや、感圧センサが荷重を検知していない非検知状態から荷重を検知している検知状態に変わったタイミング、逆に検知状態から非検知状態に変わったタイミング、また、これらのタイミングを複合的に組み合わせたタイミング等、任意のタイミングでマットデータ取込み処理(ステップS201)を実行してもよい。
また、本実施形態では、認証装置3により入退出者の個人識別情報として、顔画像や登カードに記録されているIDを取得する場合を例に挙げて説明したが、本人認証に用いる個人識別情報は、顔画像やIDに限定するものではなく、入退出者の指紋や掌紋等といった他の生体情報を用いてもよい。
また、認証装置3等に同時に入退出を希望する人数を入力可能な操作入力部を設け、操作入力部により入力された人数を上限に、同時に入退出を可能とするようにゲート装置1を構成してもよい。
かかる構成とすれば、通常車椅子を利用しない人が車椅子を利用した場合や、その車椅子を押す介助人がいる場合、通常杖をつかない人が怪我等により松葉杖を利用した場合等に、車椅子や介助人、松葉杖等を考慮して入退出する人数を規制することができる。
かかる構成とする場合、操作入力部により入力された人数を超える人が入退出したことを検知したときに、不正入退出が発生したことを音声により通知するようにゲート装置1に音声通知手段を設ける。
また、ゲート装置1と施設内部又は施設外部の警備システムとを通信可能に構成し、不正入退出が発生した場合に、その旨を内部や外部の警備システムに通報するように構成してもよい。
また、本実施形態のゲート装置1では、外部領域2aに進入した入退出者に対して通過の許可と禁止とを表示する通過表示部9を設ける場合を例に挙げて説明したが、この通過表示部9に加えて、内部領域2bに進入した入退出者に対して通過の許可と禁止とを表示する通過表示を設けてもよい。
内部領域2bに通過表示部を設ける場合、床面にLED(Light Emitting Diode)等により構成した発光装置を設け、この発光装置を発光させて、入退出者に対して通過の許可と禁止とを報知することとしてもよい。また、この発光装置による報知に加え、内部領域2bでも音声により、通過の許可と禁止とを報知させてもよい。
1 ゲート装置
2 マットセンサ
2a 外部領域
2b 内部領域
3 認証装置
31 対象検知部
32 個人情報取得部
4 メインゲート
5 サブゲート
6 照明部
7 顔認証部
8 カード認証部
9 通過表示部
10 個人情報記憶部
11 認証部
12 ゲート制御部
100 共連れ判定処理部
101 マットデータ取込部
102 前処理部
103 重心計算部
104 エリア数判定部
105 車椅子判定処理部
106 体重判定部
107 最終判定部

Claims (6)

  1. 入退出者が通過する通過領域の床面に敷設された複数の感圧センサと、
    前記感圧センサにより荷重が検知された閉領域数が1以上2以下であった場合に入退出者が一人であると判定する第1判定部と、
    前記閉領域数が2を超えていた場合に、入退出者が一人であるか否かの判定を行う第2判定部と、
    前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人であると判定された場合に、入退出者の入退出を許可する入退出規制部と
    を有することを特徴とするゲート装置。
  2. 前記入退出規制部は、
    入退出者が通過する通過領域に設けられ、通過可能状態と通過禁止状態とに変位するゲートと、
    前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人であると判定された場合に、前記ゲートを通過禁止状態から通過可能状態へ変位させるゲート制御部と
    を有することを特徴とする請求項1に記載のゲート装置。
  3. 予め登録した入退出者の体重を含む個人識別情報を記憶した個人情報記憶部と、
    前記個人情報記憶部に記憶されている個人情報に基づいて、入退出者の本人認証を行う認証部と
    を備え、
    前記入退出規制部は、前記第1判定部又は前記第2判定部による判定結果に基づいて、入退出者が一人と判定されたときに、前記感圧センサが全ての前記閉領域で検知した荷重の総重量と、前記認証部により認証された入退出者の前記個人情報記憶に記憶されている体重との差が所定範囲を超えていた場合、前記入退出者の入退出を禁止することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のゲート装置。
  4. 前記第2判定部は、一度の入退出者数判定に関して、前記閉領域の前記通過領域における各位置情報を複数回検出し、前記位置情報の検出履歴に基づいて算出した前記閉領域間の距離の変化量が所定範囲内であった場合に、前記通過領域内に車椅子が存在すると判定することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のゲート装置。
  5. 前記通過領域において、前記感圧センサにより検知された荷重の大きな順に複数の前記感圧センサを選択し、当該選択された感圧センサを中心点として、所定重量以上の荷重を検知した前記感圧センサ群からなる仮閉領域を検出し、前記仮閉領域の重心点間の距離が所定距離未満であった前記仮閉領域同士を結合した領域を前記閉領域として、前記閉領域数を判定する閉領域数判定部
    を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のゲート装置。
  6. 前記第2判定部が予め登録された入退出者毎の許容閉領域数に基づき、入退出者が1人であるか否かを判定することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載のゲート装置。
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