JP5313777B2 - カテーテル装置 - Google Patents

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Description

本発明はカテーテル装置に係り、特に血管などの被挿入管内に挿入される医療用のカテーテル装置に関する。
例えば、病院等の医療機関において、血管内の動脈瘤を治療する際には、血管内に細い管からなるカテーテル及びカテーテルに挿通された線材(ガイドワイヤ)を挿入することにより患部の治療が行なわれている。しかし、血管などの被挿入管は、管内壁が薄くて軟らかいため、カテーテルの線材を強く挿入してしまうと、線材の先端が血管内壁を損傷させてしまうおそれがある。
従って、カテーテルの挿入操作は、慎重に行なうと共に、挿入したカテーテルの先端が血管の内壁に接触したと思われるときは、一旦挿入操作を止めて、カテーテルの先端を湾曲させて挿入方向を切替えるといった操作を行なう。また、カテーテルの先端が血管の内壁に接触したか否かは、操作を行なう操作者(医師)の手に伝わる感触によって操作者自身が判断することになる。このようなカテーテルの挿入操作における微妙な感触の変化を判断するには、多くの経験(訓練)を必要とする。
また、カテーテルの挿入操作を補助する装置としては、血管内に挿入される挿入先端部に圧力センサを設け、圧力センサが検出する血管の圧力をモニタしながらカテーテルの挿入操作を行なうものがある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開平11−128180号公報 特開平9−122085号公報
しかしながら、従来の圧力センサを有するカテーテル装置では、挿入先端部の圧力センサからの検出信号によって血管内の血栓や内壁に接触したことが検出されても、さらにカテーテルを挿入するのか、あるいは挿入方向を切替えたり、あるいは挿入操作の中止を判断しなければならない場合がある。このような血管内での状況は、カテーテルを挿入する際の微妙な感触を感じ取ることで操作者自身が判断することになるので、血管に挿入された先端部分がどのような状況なのか分かりにくく判断することが難しいという問題があった。
そこで、本発明は上記事情に鑑み、上記課題を解決したカテーテル装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下のような手段を有する。
(1)本発明は、筒状に形成された細管の内部にさらに細い線材が挿通されたカテーテル装置において、
前記線材の先端に設けられ、前記線材が挿入される被挿入管の内壁または患部に接触したことを検出する検出部と、
前記線材を前記被挿入管に挿入する際の挿入操作に抗する抵抗力を前記線材の先端が前記被挿入部の内壁に接触したときの感触として前記線材に伝達する感触伝達部と、
前記検出部からの信号を所定の増幅率で増幅した検出信号を生成し、前記検出信号に基づき前記感触伝達部に入力する制御信号を生成する制御部と、
を備えたことを特徴とするものである。
(2)本発明は、(1)に記載のカテーテル装置であって、
前記感触伝達部は、前記制御部により生成された制御信号に応じた大きさまたは回数の抵抗力を前記線材に付与することを特徴とするものである。
(3)本発明は、(1)または(2)に記載のカテーテル装置であって、
前記感触伝達部は、
前記制御部の制御信号により駆動される駆動部と、
該駆動部の駆動力を前記線材に伝達する伝達機構と、
を有することを特徴とするものである。
(4)本発明は、(1)乃至(3)の何れかに記載のカテーテル装置であって、
前記線材の先端は、前記被挿入部の内壁に接触した際に撓みやすい括れ形状に形成されたことを特徴とするものである。
(5)本発明は、(4)に記載のカテーテル装置であって、
前記検出部は、前記括れ形状の内部に挿通された電線であり、前記電線の電気的抵抗値の変化から前記線材の先端の接触状態を検出することを特徴とするものである。
(6)本発明は、(3)に記載のカテーテル装置であって、
前記伝達機構は、前記線材の外周に接触するように配された抵抗力付与部材を有し、
前記駆動部は、前記抵抗力付与部材を前記線材の挿入方向と逆の方向に駆動することを特徴とするものである。
(7)本発明は、(3)に記載のカテーテル装置であって、
前記伝達機構は、前記線材の外周に接触するように配された回転体を有し、
前記駆動部は、前記回転体を前記線材の挿入方向と逆の引き抜き方向に回転させるモータであり、
前記制御部は、前記線材の外周に接触する前記回転体の回転角度に応じた大きさの抵抗力を前記線材に付与するように前記モータを制御することを特徴とするものである。
(8)本発明は、(3)に記載のカテーテル装置であって、
前記伝達機構は、前記線材に接触するように配され、前記線材に接触する抵抗力付与部材を有し、
前記駆動部は、前記線材の外周に対する前記抵抗力付与部材の接触角度を変更することを特徴とするものである。
(9)本発明は、(8)に記載のカテーテル装置であって、
前記抵抗力付与部材は、前記線材の延在方向に所定間隔毎に複数個配置されており、
前記駆動部は、駆動力を伝達する前記伝達機構を介して前記線材の外周に対する前記複数の抵抗力付与部材の接触角度を変更することを特徴とするものである。
本発明によれば、線材を被挿入管に挿入する際の挿入操作に抗する抵抗力を線材の先端が被挿入部の内壁または患部に接触したときの感触として線材に伝達することにより、線材挿入時の感触の変化を分かりやすく操作者に伝達することが可能になり、経験の少ない操作者でも線材の先端の接触状態を感触の変化によって推測することが可能になる。また、カテーテルを用いた治療の訓練を行なう際にも、線材の先端が被挿入管の内壁または患部に接触したときの微妙な感触の変化を分かりやすく体験させることが可能になり、初心者でもカテーテル挿入操作に伴う接触状況を手の感触の変化として感知することができる。
本発明によるカテーテル装置の一実施例を模式的に示す概略構成図である。 カテーテルの先端形状を拡大して示す図である。 カテーテルの先端が血管内の異物に接触した状態を拡大して示す図である。 カテーテルの先端が血管の内壁に接触した状態を拡大して示す図である。 制御部が実行する制御処理を説明するためのフローチャートである。 カテーテルの先端が血管の内壁に接触したことが検出されたときの動作を模式的に示す概略構成図である。 カテーテル装置の変形例1を模式的に示す概略構成図である。 カテーテル装置の変形例2を模式的に示す概略構成図である。 カテーテル装置の変形例3を拡大して模式的に示す概略構成図である。 カテーテル装置の変形例3のカテーテルの先端が血管の内壁に接触したときの動作を模式的に示す概略構成図である。
以下、図面を参照して本発明を実施するための形態について説明する。
図1は本発明によるカテーテル装置の一実施例を模式的に示す概略構成図である。図1に示されるように、カテーテル装置10は、カテーテル30を手動操作により血管20などの被挿入管に挿入する医療用器具であり、主に血管内の動脈瘤や血栓などの治療に使用される。また、カテーテル装置10は、カテーテル30と、検出部40と、制御部50と、感触伝達部60とを有する。
カテーテル30は、筒状に形成された樹脂材からなる細管であり、内部にさらに細い線材(ガイドワイヤ)70が挿通されている。線材70の先端には、括れ形状に形成された検出部40が設けられており、外力に対して撓みやすい形状に形成されている。線材70は、カテーテル30と共に、例えば、血管(被挿入管)に挿入されるため、挿入操作を行なう操作者(医師)の操作によって先端部分の形状を血管の形状に合わせて湾曲させるように動作させることができる。
また、操作者は線材70の基端70aを把持して挿入方向(X1方向)に押圧することで、線材70の先端に設けられた検出部40を血管20内に挿入する。その際、操作者は、線材70の基端70aを把持する指先に伝わる感触で検出部40が血管の内壁に接したか、あるいは患部に達したかどうかを確認している。
尚、カテーテル30の先端部分を動作させる手段としては、線材70の外周に形状記憶コイルを巻き付けて駆動する方式、あるいは線材70の中空部に液体を注入し、液圧を調整することで駆動する方式などが用いられる。
また、線材70は、熱可塑性エラストマにより成形され、内部には検出部40を構成する電線80がインサート成形されている。また、電線80は、例えば、Ni−Ti等の超弾性合金からなり、線材70の先端に外力が作用して検出部40が変形した場合に、その応力の大きさに応じて電気抵抗値が変化する特性を有する。そのため、電線80の抵抗値の変化を監視することにより検出部40の変形量に応じた検出信号を生成することが可能になる。
制御部50は、電流供給部52と、抵抗値検出部54と、増幅部56と、モータ駆動部58とを有する。電流供給部52は、電線80に一定の電流を通電する定電流回路を有する。また、抵抗値検出部54は、電線80を流れる電流変化から抵抗値の変動率を演算し、変動率が予め設定された閾値より高い場合に検出された抵抗値に応じた検出信号を生成する。
増幅部56は、抵抗値検出部54から出力された検出信号を所定の増幅率で増幅し、増幅された検出信号を出力する。モータ駆動部58は、増幅部56から出力された検出信号に基づいてモータ制御信号を生成し、感触伝達部60に出力する。
感触伝達部60は、線材70を血管に挿入する際の挿入操作に抗する抵抗力を線材70の先端が血管の内壁に接触したときの感触として線材70に伝達するように構成されている。本実施例においては、感触伝達部60は、カテーテル30の端部に固定された円筒形状の筐体62に抵抗力付与部材64と、一対のステッピングモータ66と、駆動力伝達部67とを有する。筐体62は、一方の側壁62aにカテーテル30の外周に固定される取付孔62bが設けられ、他方の側壁62cには線材70を内部に挿通するための挿入孔62dが設けられている。挿入孔62dは、線材70との間に隙間が生じないように寸法管理されており、外部から塵埃が浸入しないように形成されている。
抵抗力付与部材64は、例えば、金属製の円盤64aの内周に比較的摩擦係数の大きいゴム材からなる摺動部64bが一体的に設けられている。摺動部64bは、中心部分に線材70が摺動可能に挿通される摺動孔64cを有する。摺動部64bは、線材70の外周との接触面積を増大するように線材70の挿入方向(X1方向)に曲げられており、摺動孔64cの内壁がリップシール部材のように線材70の外周に接触する。
また、抵抗力付与部材64の摺動部64bは、線材70の挿入方向(X1方向)に湾曲するため、線材70を挿入操作する際の摺動抵抗は小さくなるように形成されている。
さらに、筐体62の側壁62aの内側には、一対のステッピングモータ66が固定されており、各ステッピングモータ66の回転軸66aに形成された雄ネジが抵抗力付与部材64の円盤64aのネジ孔(雌ネジ)に螺入されている。駆動力伝達部67は、回転軸66aを円盤64aに螺入させるネジ機構からなる。従って、一対のステッピングモータ66は、モータ駆動部58からのパルス波による制御信号により同方向に間欠的に回転駆動されると、抵抗力付与部材64を間欠的にX1方向またはX2方向に移動させる。
また、筐体62の側壁62aの内側には、カテーテル30の基端が嵌合固定される筒状保持部62eが一体に設けられている。さらに、筐体62の側壁62cの外側には、摺動抵抗の解除スイッチ69が設けられている。解除スイッチ69は、線材70の挿入操作を行なう指先に対向する位置に設けられているため、操作者が線材70の基端70aを挿入方向に押し込む際に感触伝達部60による摺動抵抗が必要ない場合に線材70に抵抗力が付与される状態を解除することができる。
抵抗力付与部材64は、ステッピングモータ66の駆動力によりX2方向に駆動されると、線材70を挿入方向と逆方向に摺動抵抗を付与する。操作者は、抵抗力付与部材64が線材70の外周に沿ってX2方向に移動する際の摺動部64bの摩擦が線材70に伝達されて、挿入方向(X1方向)に対する抵抗力を指先で感じ取ることができる。
尚、駆動力伝達部67としては、上記ネジ機構に限らず、その他の機構を用いてステッピングモータ66の駆動力を抵抗力付与部材64に伝達する構成としても良いのは勿論である。
また、本実施例では、2台のステッピングモータ66を設けた構成を一例として挙げているが、ステッピングモータ66の数は、線材70に伝達される抵抗力の目標値に応じて、例えば1台あるいは3台と適宜配置しても良いのは勿論である。また、ステッピングモータ66の代わりに他の駆動方式のモータを用いて抵抗力付与部材64を間欠的に駆動させるようにしても良い。
ここで、図2A〜図2Cを参照して検出部40の構成について説明する。図2Aはカテーテルの先端形状を拡大して示す図である。図2Bはカテーテルの先端が血管内の異物に接触した状態を拡大して示す図である。図2Cはカテーテルの先端が血管の内壁に接触した状態を拡大して示す図である。
図2Aに示されるように、線材70の先端には、小径部分を有する括れ部71により揺動可能に支持された可動部72が形成されている。また、可動部72の先端形状は、血管の内壁を損傷させないように球状に形成されているので、可動部72が血管の内壁や患部に接触した場合には接触圧を半径方向への応力に変換して括れ部71を支点として半径方向に撓みやすい構成になっている。
また、線材70の外周には、周方向に延在する複数の環状溝74が所定間隔毎に設けられている。この複数の環状溝74は、線材70の先端部分を血管や患部のある進行方向への湾曲を容易に行えるように設けられており、カテーテルの進行方向を変更する際の切替え動作を容易に行える。
電線80は、線材70の内部にインサート成型され、且つ、可動部72の内部でU字状に曲げられており、1本のスネアワイヤで往路と復路とを形成している。
図2Bに示されるように、線材70の先端に設けられた可動部72が血管20内の血栓またはコレステロールなどの堆積物22に接触した場合、可動部72が堆積物22に乗り上げるような形に変形される。これにより、可動部72の内部に設けられた電線80が変形方向Cに撓むことになる。すなわち、電線80は、変形部分の内側が小さい曲率半径で屈曲し、且つ変形部分の外側が内側より緩やかな曲率半径で湾曲する。そして、電線80の抵抗値は、直線状のときの抵抗値に上記内側変形部分と外側変形部分の変形量の大きさに応じた各抵抗値とを加算した値に変化する。
図2Cに示されるように、線材70の先端に設けられた可動部72がT字路のように形成された血管20の内壁24に接触した場合、可動部72が大きく揺動して括れ部71が変形される。これにより、可動部72の内部に設けられた電線80が図2Bの場合よりも大きくC方向に撓む。すなわち、電線80は、変形部分の内側が図2Bの場合よりも鋭角に屈曲し、且つ変形部分の外側も図2Bの場合よりも大きく湾曲する。
このように、検出部40は、可動部72が接触した状況によって電線80の変形量が異なり、電気抵抗値も変形量に比例して変化する。そのため、制御部50の抵抗値検出部54により電線80の抵抗値の変化(変動率)を監視することで検出部40が血管20内の堆積物22や血管20の内壁24に接触したか否かを判定することが可能になる。
ここで、図3に示すフローチャートを参照して制御部50が実行する制御処理について説明する。図3に示されるように、制御部50は、S11において、検出部40で検出した検出信号(電線80の抵抗値)を取得する。次のS12では、検出部40が変形しないときの電線80の抵抗値と比較して検出信号(抵抗値)に変化があるか否かをチェックする。S12において、検出信号(抵抗値)に変化がある場合(YESの場合)は、血管20内に挿入された線材70の可動部72が何らかの障害物に接触して変形しているので、S13に進み、検出信号を予め設定された所定の増幅率で増幅する。尚、増幅率は、任意の値に変更することが可能である。
S14では、増幅された検出信号に基づいてパルス波からなるモータ制御信号Vを生成する。続いて、S15では、モータ制御信号VがNパルス出力されたか否かをチェックする。Nパルスは、任意のパルス数であり、本実施例においては、例えば、1回のモータ駆動で1〜3パルスが出力される。
従って、感触伝達部60では、制御部50により生成されたモータ制御信号Vが入力される回数分だけステッピングモータ66が抵抗力付与部材64をX2方向に断続的に駆動する。図4に示されるように、可動部72が血管20の内壁24に接触した場合には、ステッピングモータ66が抵抗力付与部材64をX2方向に駆動するため、線材70が抵抗力付与部材64の摺動部64bとの摩擦によりX2方向に押される。
これにより、抵抗力付与部材64の摺動部64bが線材70をX2方向に押すため、カテーテル挿入操作を行なっている操作者は、指先に挿入方向とは逆方向の抵抗力を感じることができる。よって、操作者は、血管20内に挿入された線材70の可動部72が何らかの障害物に接触していることを感覚的に認知することができる。
また、線材70に対して1〜3パルスのモータ駆動力が間欠的に伝達されることにより、操作者は、指先がトン、トン、トンと押されたようなデジタル的感覚を感じるため、通常のカテーテル挿入時のようなアナログ的感触(連続して変化する微妙な感触)とは異なり、可動部72の変形状態であることを明確に感じ取ることができる。
尚、ステッピングモータ66は、入力されたパルス数分の角度だけ間欠的に駆動されるので、例えば、可動部72の変形量(変形角度)の大きさに応じてパルス数を増減させることも可能である。このように、パルス数を可変させる方式によれば、操作者は、パルス数の増減によってカテーテル挿入状態を感覚的に判別することが可能になり、パルス数が異常に多い場合には、緊急事態であることを認識することも可能になる。
S15において、モータ制御信号VがNパルス出力された場合(YESの場合)は、S16に進み、解除信号が入力されたか否かをチェックする。S16において、操作者が解除スイッチ69をオンに操作して解除信号が入力された場合(YESの場合)は、S17に進み、モータ制御信号Vをゼロにしてステッピングモータ66の駆動を停止させる。そして、S18では、所定時間t(例えば、t=1〜3秒)が経過するまで待機しており、操作者が次の挿入操作に入るまでの待機時間とする。この後は、上記S11の処理に戻り、S11〜S18の処理を繰り返す。
また、操作者は、ステッピングモータ66の駆動により抵抗力が線材70に付与されたことを感じたときは、線材70の挿入操作を止めて、カテーテル先端位置を確認して先端の向きを切替えるなどの回避操作を行なう。それから、線材70の挿入操作を再開する。
また、S16において、解除信号が入力されなかった場合(NOの場合)は、S19に進み、検出部40で検出した検出信号(電線80の抵抗値)を取得する。続いて、S20において、検出部40で検出した検出値(抵抗値)が予め設定された閾値以上か否かをチェックする。
S20において、検出部40で検出した検出値(抵抗値)が閾値未満の場合(NOの場合)は、可動部72が血管20内の障害物または血管内壁を無事に通過したものと判断して上記S11の処理に戻り、S11〜S20の処理を繰り返す。また、S20において、検出部40で検出した検出値(抵抗値)が閾値以上の場合(YESの場合)は、可動部72が血管20内の障害物または血管内壁に当接している可能性が高いと判断してS21に進む。
S21では、増幅された検出信号に基づいてパルス波からなるモータ制御信号Vを生成する。続いて、S22では、モータ制御信号Vのパルス波を連続して出力する。
次のS23において、解除信号が入力されたか否かをチェックする。S23において、操作者が解除スイッチ69をオンに操作して解除信号が入力された場合(YESの場合)は、S24に進み、モータ制御信号Vをゼロにしてステッピングモータ66の駆動を停止させる。そして、S25では、所定時間t(例えば、t=1〜3秒)が経過するまで待機しており、操作者が次の挿入操作に入るまでの待機時間とする。この後は、上記S11の処理に戻り、S11〜S25の処理を繰り返す。
S23において、解除信号が入力されなかった場合(NOの場合)は、S21に戻り、S21〜S23の処理を繰り返すことにより、モータ制御信号Vの出力数に応じてステッピングモータ66による間欠駆動を継続するため、線材70をX2方向に摺動する抵抗力付与部材64の摺動部64bの間欠駆動が継続する。これにより、操作者は、線材70を挿入方向に押しても線材70が逆方向に押し戻されるような間欠的な抵抗力を継続して感じるため、可動部72の変形状態が大きいことを感じ取ることができる。そのため、操作者は、解除スイッチ69をオンに操作して解除信号を入力した後、線材70の挿入操作を中止してカテーテル先端部分の状態を確認する作業を行なう。そして、カテーテル挿入方向を変更する等の回避操作が可能かを検討し、回避操作可能と判断された場合に、挿入操作を再開する。
また、ステッピングモータ66の駆動により抵抗力付与部材64の摺動部64bのX2方向への間欠動作が継続した場合、操作者が挿入操作力を弱めると、線材70がX2方向に戻される。そのため、最先端の可動部72は、障害物から僅かに離間する位置に戻され、障害物に対する圧力を緩和することができる。特に、可動部72が動脈瘤などの患部に接触している場合には、可動部72を患部から離間させることで動脈瘤に対する力を除去して加圧しない状態を保持することが可能になる。
尚、抵抗力付与部材64の移動範囲には、限りがあるので、カテーテル挿入操作が終了した時点、あるいは操作者がモータ復帰スイッチを操作することによりステッピングモータ66が逆回転方向に駆動されて抵抗力付与部材64を動作前の位置に復帰させる。
次に、変形例について説明する。
(変形例1)
図5はカテーテル装置の変形例1を模式的に示す概略構成図である。図5において、図1と同一部分には、同一符合を付してその説明を省略する。
変形例1のカテーテル装置10Aの感触伝達部60Aは、筐体62内に抵抗力付与機構64Aと、一対のステッピングモータ66と、駆動力伝達部67Aとを有する。
抵抗力付与機構64Aは、摺動部材90と、抵抗力付与部材92とを組み合わせてなる。摺動部材90は、ステッピングモータ66の回転軸66aに螺合された鍔部90aを有し、回転軸66aの回転角に応じてX1、X2方向に駆動される。また、摺動部材90の内周側には、軸方向に対して傾斜角を有するテーパ面90bを有する。
抵抗力付与部材92は、筐体62の側壁62cに固定されたコレットチャック構造である。また、抵抗力付与部材92は、内周側に線材70の外周に摺接する摺接部92aと、テーパ面90bに当接するテーパ面92bとを有する。テーパ面90bには、軸方向に延在するスリット(すり割り)が周方向に90度または120度角度間隔(3箇所または4箇所)で設けられている。また、抵抗力付与部材92は、線材70に対する抵抗力を考慮して金属、樹脂、セラミックなどの材料を適宜選択する。
摺動部材90と抵抗力付与部材92とは、互いにテーパ面90bとテーパ面92bが同じ傾斜角(テーパ角)であるので、摺動部材90がステッピングモータ66に駆動されてX1方向に摺動すると、抵抗力付与部材92に対する締付け力が緩和されて摺接部92aが拡径されるため、線材70に対して遊嵌状態なる。また、摺動部材90がステッピングモータ66に駆動されてX2方向に摺動すると、抵抗力付与部材92に対する締付け力が増大されて摺接部92aが縮径されるため、摺接部92aが線材70に接触して線材70に対する抵抗力を発生する。
従って、抵抗力付与機構64Aは、抵抗力付与部材92に対する摺動部材90の摺動位置を相対変位することにより、線材70への抵抗力を調整することが可能となる。また、カテーテル挿入操作時に可動部72が障害物に接触したときは、ステッピングモータ66が駆動されて摺動部材90をX2方向に摺動させる。そのため、操作者は、線材70を挿入方向に押しても線材70が抵抗力付与部材92の摺接部92aによって抵抗力を付与されて重くなるような抵抗力を感じるため、それ以上挿入方向に押圧することができず、可動部72の接触状態を感じ取ることができる。
また、制御部50Aの制御処理は、図3に示す制御処理と同じであるので、実施例1の場合と同様な効果が得られる。尚、本変形例1の場合、図3のS15、S22において、ステッピングモータ66を間欠的に駆動することにより、抵抗力付与部材92による線材70に対する締付け力が徐々に強まる。そのため、線材70の挿入操作を行なう操作者は、線材70の抵抗力が段階的に強まることで可動部72の接触状態を感じ取ることができる。
また、操作者が解除スイッチ69をオンに操作して解除信号が入力されたときは、ステッピングモータ66の回転軸66aが逆方向に回転駆動されて摺動部材90がX1方向に摺動し、抵抗力付与部材92から離間するため、抵抗力付与部材92による線材70に対する抵抗力が除去される。
(変形例2)
図6はカテーテル装置の変形例2を模式的に示す概略構成図である。図6において、図1と同一部分には、同一符合を付してその説明を省略する。
変形例2のカテーテル装置10Bの感触伝達部60Bは、筐体62内に抵抗力付与機構64Bと、一対のステッピングモータ66と、駆動力伝達部67Bとを有する。
抵抗力付与機構64Bは、一対の抵抗ローラ(回転体)100を線材70の上下方向から摺接させる構成である。抵抗ローラ100は、筐体62の内壁に固定された支柱102の先端に回転自在に支持されている。線材70を血管20に挿入する際は、可動部72が障害物に接触するまで抵抗ローラ100に対する拘束力が作用していないので、抵抗ローラ100は線材70の挿入距離に拘わらず挿入方向(E方向)に無負荷回転する。
駆動力伝達部67Bは、ステッピングモータ66の回転軸66aに固定された駆動ローラ110を有する。駆動ローラ110は、外周が抵抗ローラ100の外周に接触している。抵抗ローラ100及び駆動ローラ110は、夫々ゴム製の回転体であり、互いの摩擦によって回転力を伝達する構成になっている。
尚、抵抗ローラ100の外周は、線材70の外周との接触面積を大きくするため、断面が半円形の凹部(溝)が形成されている。また、駆動ローラ110の外周は、抵抗ローラ100の凹部に対応する半円形の凸形状に形成されている。
抵抗力付与機構64Bは、ステッピングモータ66の回転力が駆動ローラ110を介して抵抗ローラ100に伝達されると、抵抗ローラ100が挿入方向とは逆のF方向に駆動される。これにより、抵抗ローラ100は、F方向に間欠的に駆動されるため、線材70に対して抵抗力を付与することが可能となる。
従って、カテーテル挿入操作時に可動部72が障害物に接触したときは、ステッピングモータ66が間欠的に駆動されて抵抗ローラ100をF方向に駆動させるため、線材70の挿入操作が規制される。すなわち、操作者は、線材70を挿入方向に押そうとした場合、線材70が抵抗ローラ100によって間欠的に制動されると共に、挿入方向と逆方向(X2方向)に間欠的に押し戻されるため、可動部72の接触状態を感じ取ることができる。
また、制御部50Bの制御処理は、図3に示す制御処理と同じであるので、実施例1の場合と同様な効果が得られる。
(変形例3)
図7はカテーテル装置の変形例3を模式的に示す概略構成図である。図7において、図1と同一部分には、同一符合を付してその説明を省略する。
変形例3のカテーテル装置10Cの感触伝達部60Cは、筐体62内に抵抗力付与機構64Cと、一対のステッピングモータ66と、駆動力伝達部67Cとを有する。
抵抗力付与機構64Cは、複数の抵抗力付与部材120a〜120eと、支持部材130とを有する。複数の抵抗力付与部材120a〜120eは、例えば、ゴム材あるいは樹脂材などの弾性部材により板状に成型されている。支持部材130は、筐体62内に固定された筒状体140と、筒状体140の挿入方向に延在形成されたスリット150とを有する。各抵抗力付与部材120a〜120eは、支持部材130のスリット150内に保持された支持ピン132により回動可能に支持されている。
各抵抗力付与部材120a〜120eは、挿入方向と逆向きに傾斜した状態に支持されており、且つ内側端部に形成された線材70に接触する摺接部122は円弧状に湾曲している。抵抗力付与部材120a〜120eの線材70との接触部分が円弧状の一部で接触するため、線材70をX1方向に挿入操作する際は、抵抗力付与部材120a〜120eによる抵抗力が比較的小さくなっており、線材70を容易に挿入することが可能になる。
さらに、駆動力伝達部67Cは、ステッピングモータ66の回転軸66aに嵌合された歯車160と、支持部材130の外側に配された駆動ロッド170とを有する。駆動ロッド170は、基端部(図7中、右端側)に歯車160が噛合するラック172を有する。また、駆動ロッド170は、線材70の延在方向X1、X2方向と平行に配されており、且つ連結ピン174を介して各抵抗力付与部材120a〜120eの外側端部に連結されている。
そのため、複数の抵抗力付与部材120a〜120eは、駆動ロッド170がX2方向に摺動することにより、スリット150内の支持ピン132を軸としてG方向に回動し、線材70に対して垂直に近い角度に起立した状態に駆動される。また、駆動ロッド170がX1方向に摺動した場合は、複数の抵抗力付与部材120a〜120eは、支持ピン132を軸としてH方向に回動し、線材70に対して傾斜した状態に駆動される。従って、各抵抗力付与部材120a〜120eは、駆動ロッド170の摺動位置によって線材70に対する接触角度が変更されるため、線材70に摺接する摺接部122の接触角度によって線材70に対する抵抗力を調整することが可能になる。
図8に示されるように、カテーテル挿入操作時に可動部72が障害物に接触したときは、ステッピングモータ66が間欠的に駆動されて駆動ロッド170がX2方向に摺動する。
そのため、各抵抗力付与部材120a〜120eは、駆動ロッド170に連結された連結ピン174に駆動されて線材70に対する接触角度を鈍角(垂直に近い傾斜角)に変更される。これにより、各抵抗力付与部材120a〜120eの摺接部122は、線材70をより強くする押圧するように回動変位して、線材70の挿入操作を規制する。すなわち、操作者は、線材70を挿入方向に押そうとした場合、線材70が各抵抗力付与部材120a〜120eの摺接部122によって間欠的に制動されるため、可動部72の接触状態を感じ取ることができる。
従って、各抵抗力付与部材120a〜120eは、線材70の延在方向に対する接触角度をステッピングモータ66の駆動角度によって調整されることにより、線材70に対する抵抗力の大きさが調整される。
カテーテル挿入操作時に可動部72が障害物に接触したときは、ステッピングモータ66が駆動されて駆動ロッド170をX1方向に摺動させる。さらに、ステッピングモータ66が間欠的に駆動されて複数の抵抗力付与部材120a〜120eをG方向に回動させるため、線材70の挿入操作が規制される。すなわち、操作者は、線材70を挿入方向に押そうとした場合、線材70が複数の抵抗力付与部材120a〜120eの摺接部122によって間欠的に制動されるため、可動部72の接触状態を感じ取ることができる。
また、制御部50Cの制御処理は、図3に示す制御処理と同じであるので、実施例1の場合と同様な効果が得られる。尚、本変形例3の場合、図3のS15、S22において、ステッピングモータ66を間欠的に駆動されることにより、線材70の延在方向に対する抵抗力付与部材120a〜120eの傾斜角度が徐々に垂直方向に変化して線材70に対する抵抗力が徐々に強まる。そのため、線材70の挿入操作を行なう操作者は、線材70の抵抗力が段階的に強まることで可動部72の接触状態を感じ取ることができる。
尚、図7、図8においては、複数の抵抗力付与部材120a〜120eは、線材70の上側と下側に2列に配されているが、1列のみでも良いし、あるいは周方向の角度をずらして3〜4列を配する構成としても良い。
また、複数の抵抗力付与部材120a〜120eの配置数は、線材70に対する摩擦係数と線材70を挿入方向に押し込むときの操作力との相対関係より適宜選択される。例えば、抵抗力付与部材120a〜120eが比較的摩擦係数の大きいゴム材あるいはブレーキ用材料により形成された場合には、抵抗力付与部材120は2〜3個あれば良い、あるいは抵抗力付与部材120a〜120eが比較的摩擦係数の小さい樹脂材により形成された場合には、抵抗力付与部材120a〜120eは5〜6個あれば良い。
上記実施例では、血管内にカテーテルを挿入させる場合を例に挙げて説明したが、これに限らず、例えば、血管以外の体内に挿入する場合にも適用できるのは勿論である。
上記実施例では、実際の治療に使用するカテーテル装置として説明したが、例えば、経験の少ない医師がカテーテルの挿入操作を訓練するのにも使用することができる。例えば、患者の代用人形に設けられた擬似血管内にカテーテルを挿入してカテーテル装置の練習をする場合にも本発明を適用できるのは勿論である。
10、10A〜10C カテーテル装置
20 血管
30 カテーテル
40 検出部
50、50A〜50C 制御部
52 電流供給部
54 抵抗値検出部
56 増幅部
58 モータ駆動部
60、60A〜60C 感触伝達部
64 抵抗力付与部材
64b 摺動部
64A〜64C 抵抗力付与機構
66 ステッピングモータ
66a 回転軸
67、67A〜67C 駆動力伝達部
70 線材
71 括れ部
72 可動部
74 環状溝
80 電線
90 摺動部材
90b、92b テーパ面
92 抵抗力付与部材
92a 摺接部
100 抵抗ローラ
102 支柱
110 駆動ローラ
120a〜120e 抵抗力付与部材
122 摺接部
130 支持部材
140 筒状体
150 スリット
160 歯車
170 駆動ロッド
174 連結ピン

Claims (9)

  1. 筒状に形成された細管の内部にさらに細い線材が挿通されたカテーテル装置において、
    前記線材の先端に設けられ、前記線材が挿入される被挿入管の内壁または患部に接触したことを検出する検出部と、
    前記線材を前記被挿入管に挿入する際の挿入操作に抗する抵抗力を前記線材の先端が前記被挿入部の内壁に接触したときの感触として前記線材に伝達する感触伝達部と、
    前記検出部から出力された信号を所定の増幅率で増幅した検出信号を生成し、前記検出信号に基づき前記感触伝達部に入力する制御信号を生成する制御部と、
    を備えたことを特徴とするカテーテル装置。
  2. 請求項1に記載のカテーテル装置であって、
    前記感触伝達部は、前記制御部により生成された制御信号に応じた大きさまたは回数の抵抗力を前記線材に付与することを特徴とするカテーテル装置。
  3. 請求項1または2に記載のカテーテル装置であって、
    前記感触伝達部は、
    前記制御部の制御信号により駆動される駆動部と、
    該駆動部の駆動力を前記線材に伝達する伝達機構と、
    を有することを特徴とするカテーテル装置。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載のカテーテル装置であって、
    前記線材の先端は、前記被挿入部の内壁に接触した際に撓みやすい括れ形状に形成されたことを特徴とするカテーテル装置。
  5. 請求項4に記載のカテーテル装置であって、
    前記検出部は、前記括れ形状の内部に挿通された電線であり、前記電線の電気的抵抗値の変化から前記線材の先端の接触状態を検出することを特徴とするカテーテル装置。
  6. 請求項3に記載のカテーテル装置であって、
    前記伝達機構は、前記線材の外周に接触するように配された抵抗力付与部材を有し、
    前記駆動部は、前記抵抗力付与部材を前記線材の挿入方向と逆の方向に駆動することを特徴とするカテーテル装置。
  7. 請求項3に記載のカテーテル装置であって、
    前記伝達機構は、前記線材の外周に接触するように配された回転体を有し、
    前記駆動部は、前記回転体を前記線材の挿入方向と逆の引き抜き方向に回転させるモータであり、
    前記制御部は、前記線材の外周に接触する前記回転体の回転角度に応じた大きさの抵抗力を前記線材に付与するように前記モータを制御することを特徴とするカテーテル装置。
  8. 請求項3に記載のカテーテル装置であって、
    前記伝達機構は、前記線材に接触するように配された抵抗力付与部材を有し、
    前記駆動部は、前記線材の外周に対する前記抵抗力付与部材の接触角度を変更することを特徴とするカテーテル装置。
  9. 請求項8に記載のカテーテル装置であって、
    前記抵抗力付与部材は、前記線材の延在方向に所定間隔毎に複数個配置されており、
    前記駆動部は、駆動力を伝達する前記伝達機構を介して前記線材の外周に対する前記複数の抵抗力付与部材の接触角度を変更することを特徴とするカテーテル装置。
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