JP5313393B2 - ハンドオーバ・ロバスト化のために複数の近隣アクセス・ポイントを準備することを可能にする方法および装置 - Google Patents

ハンドオーバ・ロバスト化のために複数の近隣アクセス・ポイントを準備することを可能にする方法および装置 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、参照によって全体が本明細書に明示的に組み込まれている2009年4月1日出願の米国仮出願61/165,842号の35U.S.C.119(e)に準拠した利益を主張する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。
現在展開されているモバイル電話ネットワークに加えて、小規模な基地局からなる新たなクラスが出現している。これは、ユーザの住宅に搭載され、既存のブロードバンド・インターネット接続を用いて、モバイル・ユニットに屋内無線有効通信範囲を提供する。このような個人用の小規模な基地局は、一般に、アクセス・ポイント基地局、あるいは、ホーム・ノードB(HNB)またはフェムト・セルとして知られている。一般に、このような小規模の基地局は、DSLルータあるいはケーブル・モデムによって、インターネットおよびモバイル・オペレータのネットワークに接続される。
モバイル通信システムでは、ハンドオーバは、例えばモバイル・デバイスのようなユーザ機器(UE)のためにサービス提供セルまたはセクタが変更される処理である。別のセルの信号強度が現在のセルよりも強い場合、ハンドオーバが開始されうる。不運にも、サービス提供セルからの信号強度は急激に変化するので、ハンドオーバ・シグナリングが喪失されうる。
ハンドオーバのロバスト性を高める既知の1つの方法は、サービス提供セル信号を強いままに保ったまま、ハンドオーバのために複数のセルを準備することである。このような準備によって、ハンドオーバ時にシグナリング・メッセージが喪失された場合であっても、UEは、準備されたセルによって接続を再確立することができる。
あいにく、ハンドオーバのためにセルを準備することは、セルのために、アクセス・ポイント(AP)において、ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保することを含む。この結果、例えばトランシーバのようなAPのネットワーク要素に関連付けられるコストが比較的高価になる。複数のアクセス・ポイント(AP)がUEのために事前に準備されている場合、おのおののAPは、RNTIをUEへ割り当てなければならない。これは、システム内のUE毎に確保される平均RNTI数の増加をもたらす。これらのコストにより、ネットワークは、ロバストなハンドオーバのために要求されるセル数を準備することが困難であることを認識しうる。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物を特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記述からより明らかになるだろう。
図1は、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、通信システムのブロック図である。 図3は、多元接続無線通信システムを例示する。 図4は、ネットワーク環境内のアクセス・ポイント基地局の配置を可能にする典型的な通信システムを例示する。 図5Aは、ソースAPがハンドオーバ要求メッセージを生成する無線通信システムのための方法を例示する。 図5Bは、ラジオ・リンク障害(RLF)イベントが生じる別のシナリオを例示する。 図6は、ハンドオーバ確率値を持つハンドオーバ要求メッセージを示すブロック図である。 図7は、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを近隣APへ送信するための方法の例である。 図8は、UEコンテキスト変化または同期喪失の方法の例である。 図9は、近隣APに対するハンドオーバ・ロバスト化を可能にするためにソースAPによって実行される機能を例示するフローチャートである。 図10は、ハンドオーバ・ロバスト化を可能にするために近隣APによって実行される機能を例示するフローチャートである。
ハンドオーバ・ロバスト化のために、複数の近隣アクセス・ポイント(AP)を準備することを可能にするシステムおよび方法が提供される。これらシステムおよび方法は、UEが少なくとも1つの近隣APを検出すると、ソース・アクセス・ポイント(AP)において、ユーザ機器(UE)のためのハンドオーバ要求メッセージを生成することを含む。ハンドオーバ要求メッセージは、ハンドオーバ切迫フラグを含みうる。ハンドオーバ要求メッセージは、近隣APに送信される。ここでは、ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示すと、近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない。近隣APは、受信されたUEコンテキスト情報を格納しうる。しかしながら、ハンドオーバが切迫すると、ハンドオーバ要求メッセージが近隣APに送信される。ここでは、ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバは切迫していることを示し、近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保し、以前に格納されたUEコンテキスト情報を利用しうる。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のようなさまざまな無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000はIS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル・システム・フォー・モバイル通信(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現することができる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確にするために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同じ性能、および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、その固有の単一キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、大きな注目を集めた。それは現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提である。
図1に示すように、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つは104、106を含み、他のものは108、110を含み、さらに他のものは112、114を含む複数のアンテナ・グループを含んでいる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。実施形態では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。
順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116、124の順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
アクセス・ポイント(AP)は、端末との通信のために使用される固定局であり、基地局、ノードB、イボルブド・ノードB(eNB)、あるいはその他のある専門用語で称されうる。アクセス端末はまた、移動局、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、モバイル・デバイス、端末、あるいはその他の用語で称されうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイント(AP)としても知られている)および受信機システム250(アクセス端末、モバイル・デバイス、またはユーザ機器(UE)としても知られている)の実施形態のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームが、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、直交周波数分割多重化(OFDM)技術を用いて、パイロット・データとともに多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。各データ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、変調シンボルを提供するためにデータ・ストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、mアレイ・フェーズ・シフト・キーイング(M−PSK)、またはmアレイ直交振幅変調(m−QAM))に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、このシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、(以下に説明するように)どの事前符合化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調された信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージが抽出される。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定し、この抽出されたメッセージを処理する。
態様では、論理チャネルが、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャネルは、以下を備える。システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)。ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)。1またはいくつかのMTCHのためにマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジュールおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)。一般に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために、1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)と、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)とを備える。
態様では、伝送チャネルが、DLとULとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されるPHYリソースへマップされることによって、UEの節電をサポートする(例えば、DRXサイクルが、ネットワークによってUEへ示されうる等)。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。DL PHYチャネルは、以下を備える。共通パイロット・チャネル(CPICH)、同期チャネル(SCH)、共通制御チャネル(CCCH)、共有DL制御チャネル(SDCCH)、マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、共有UL割当チャネル(SUACH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、UL電力制御チャネル(UPCCH)、ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、および負荷インジケータ・チャネル(LICH)。UL PHYチャネルは、以下を備える。物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、共有要求チャネル(SREQCH)、UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、およびブロードバンド・パイロット・チャネル(BPICH)。
態様では、シングル・キャリア波形の低PAR(所与の時間において、チャネルは、周波数において隣接しているか、あるいは一定の間隔をもって配置されている)特性を維持するチャネル構造が提供される。
本書の目的のために、以下の略語を適用する。
AM:アクノレッジ・モード
AMD:アクノレッジ・モード・データ
AP:アクセス・ポイント
ARQ:自動反復要求
BCCH:ブロードキャスト制御チャネル
BCH:ブロードキャスト・チャネル
C−:制御−
CCCH:共通制御チャネル
CCH:制御チャネル
CCTrCH:符号化された合成伝送チャネル
CP:サイクリック・プレフィクス
CRC:巡回冗長検査
CTCH:共通トラフィック・チャネル
DCCH:専用制御チャネル
DCH:専用チャンネル
DL:ダウンリンク
DSCH:ダウンリンク共有チャネル
DTCH:専用トラフィック・チャネル
FACH:順方向リンク・アクセス・チャンネル
FDD:周波数分割デュプレクス
L1:レイヤ1(物理レイヤ)
L2:レイヤ2(データ・リンク・レイヤ)
L3:レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)
LI:長さインジケータ
LSB:最下位ビット
MAC:媒体アクセス制御
MBMS:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス
MCCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント制御チャネル
MRW:動き受信ウィンドウ
MSB:最上位ビット
MSCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・スケジューリング・チャネル
MTCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・トラフィック・チャネル
PCCH:ページング制御チャネル
PCH:ページング・チャネル
PDU:プロトコル・データ・ユニット
PHY:物理レイヤ
PhyCH:物理チャネル
QoS:サービス品質
RACH:ランダム・アクセス・チャネル
RLC:ラジオ・リンク制御
RLF:ラジオ・リンク障害
RNTI:ラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子
RRC:ラジオ・リソース制御
SAP:サービス・アクセス・ポイント
SDU:サービス・データ・ユニット
SHCCH:共有チャネル制御チャネル
SN:シーケンス番号
SUFI:スーパ・フィールド
TCH:トラフィック・チャネル
TDD:時分割デュプレクス
TFI:伝送フォーマット・インジケータ
TM:透過モード
TMD:透過モード・データ
TTI:送信時間インタバル
U−:ユーザ−
UE:ユーザ機器
UL:アップリンク
UM:非アクノレッジ・モード
UMD:非アクノレッジ・モード・データ
UMTS:ユニバーサル・モバイル通信システム
UTRA:UMTS地上ラジオ・アクセス
UTRAN:UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク
MBSFN:マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE:MBMS調整エンティティ
MCH:マルチキャスト・チャネル
DL−SCH:ダウンリンク共有チャネル
MSCH:MBMS制御チャネル
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル
図3に示すように、多元接続無線通信システム300が例示される。多元接続無線通信システム300は、セル302、304および306を含む複数のセルを含んでいる。態様ではシステム300、セル302、304、306は、複数のセクタを含む[これらは、相互置換可能に称される]ノードB、イボルブド・ノードB(eNB)、またはアクセス・ポイント(AP)を含みうる。これら複数のセクタは、セルの一部内のUEとの通信を担当するアンテナをおのおの備えたアンテナのグループによって形成されうる。例えば、セル302では、アンテナ・グループ312、314および316は、おのおの異なるセクタに対応する。セル304では、アンテナ・グループ318、320および322は、おのおの異なるセクタに対応する。セル306では、アンテナ・グループ324、326および328は、おのおの異なるセクタに対応する。セル302、304および306は、例えばユーザ機器すなわちUEであるいくつかの無線通信デバイスを含みうる。これらは、おのおののセル302、304、および306の1または複数のセクタと通信しうる。例えば、UE330および332は、ノードB342と通信し、UE334および336は、ノードB344と通信し、UE338および340は、ノードB346と通信しうる。
図4は、ネットワーク環境内のアクセス・ポイント基地局の配置を可能にする典型的な通信システムを例示する。図4に示すように、システム400は、複数のアクセス・ポイント基地局を含むか、あるいは、その代わりに、例えばHNB410のようなフェムト・セル、ホーム・ノードBユニット(HNB)、またはホーム・イボルブド・ノードBユニット(HeNB)を含む。これらおのおのは、例えば、1または複数のユーザ住居430のような対応する小規模なネットワーク環境に搭載され、外部のもののみならず、関連付けられたユーザ機器(UE)または移動局420にサービス提供するように構成されうる。おのおののHNB410はさらに、(図示しない)DSLルータや、あるいは(図示しない)ケーブル・モデムや、マクロ・セル・アクセス460によって、インターネット440およびモバイル・オペレータ・コア・ネットワーク450に接続される。
ハンドオーバ・ロバスト化のために、複数の近隣アクセス・ポイント(AP)を準備することを可能にするシステムおよび方法が提供される。このシステムおよび方法は、UEが少なくとも1つの近隣APを検出すると、ソース・アクセス・ポイント(AP)において、ユーザ機器(UE)のためのハンドオーバ要求メッセージを生成することを含む。ハンドオーバ要求メッセージは、ハンドオーバ切迫フラグを含みうる。ハンドオーバ要求メッセージは、近隣APに送信され、ここでは、ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示すと、近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない。近隣APは、受信されたUEコンテキスト情報を格納しうる。しかしながら、ハンドオーバが切迫するようになると、ハンドオーバ要求メッセージが、近隣APに送信される。ここでは、ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバは切迫していることを示し、近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保し、以前に格納されたUEコンテキスト情報を利用しうる。
図2で既に説明したように、AP210とUE250との両方は、さまざまなAPとUEとの間の識別および無線通信を可能にする命令群を実行するプロセッサと、これら命令群を保持するメモリとを含む。
図5Aを参照して、無線通信システムの方法500が例示される。1つの実施形態では、UEが少なくとも1つの近隣APを検出する(円510)と、ソースAP504は、ユーザ機器(UE)502のためのハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nを生成しうる。ハンドオーバ要求メッセージは、UEによって検出される近隣APに送信されうるか、あるいは、前のハンドオーバの認識または設定によって、ソースAP504において既知である近隣のセットに送信されうる。ハンドオーバ要求メッセージ520は、ハンドオーバ切迫フラグ522を含みうる。ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nは、近隣AP507に送信されうる。ハンドオーバが切迫していないことをハンドオーバ切迫フラグ522が示す場合、近隣AP507は、UE502のためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない。近隣APの信号強度が、ハンドオーバを要求するほど十分に強くない場合、ソースAP504は、このフラグを、「切迫していない」状態に設定しうる。
1つの実施形態では、近隣AP507は、受信されたUEコンテキスト情報526を格納しうる。ここでは、UEコンテキスト情報524が、ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nに含まれる。しかしながら、ハンドオーバが切迫してきた(例えば、近隣APの信号の信号強度が強いとUEがレポートした)場合、ハンドオーバ要求メッセージ540が、受信する近隣AP506に送信されうる。ここでは、ハンドオーバ切迫フラグ542が、ハンドオーバが切迫していることを示し、受信する近隣AP506が、UE502のためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保し、以前に格納されたUEコンテキスト情報526を利用しうる。
図2を参照して既に詳細に説明したように、UE250およびAP210は、これら機能のみならず、以下に説明するその他の機能をも実行するプロセッサ(例えば、プロセッサ270、230)およびメモリ(例えば、メモリ272、232)を含みうることが認識されるべきである。例えば、1つの実施形態では、ソースAP504は、UEが近隣AP507を検出することに基づいて、UE502のためのハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nを生成するための命令群を保持するメモリを含む。ここで、ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nは、ハンドオーバ切迫フラグ522を含む。さらに、ソースAP504のメモリは、近隣AP507にハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nを送信するための命令群を保持する。ここでは、ハンドオーバ切迫フラグ522が、ハンドオーバが切迫していないことを示すと、近隣AP507は、UE502のためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない。ソースAP504のプロセッサは、これら命令群を実行する。同様に、UEおよびAPの以前に説明されたプロセッサおよびメモリは、以下に記載される機能を実行するための命令群を実行するために利用されうる。
図5Aに示すように、無線通信システムのための方法500が例示される。ここでは、UE502が少なくとも1つの近隣AP507を検出する(円510)と、ソースAP504が、ユーザ機器(UE)502のためのハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nを生成する。ハンドオーバ要求メッセージ520は、ハンドオーバ切迫フラグ522を含む。
1つの実施形態では、近隣AP507が、UEによって検出され(円510)、ラジオ・リソース制御(RRG)測定レポート512が、ソースAP504へ送信される。このRRC測定レポートは、当該技術分野によって良く知られた近隣APのプロトコル測定値である。これに基づいて、ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nは、識別された近隣AP507へ送信される。ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nはおのおの、ハンドオーバ切迫フラグ522およびUEコンテキスト情報524をその他のデータとともに含みうる。UEコンテキスト524は一般に、セキュリティ鍵およびサービス品質(QoS)設定をその他のデータとともに含む。
ハンドオーバ切迫フラグ524が、ハンドオーバが切迫していないことを示すと、近隣AP507は、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない。しかしながら、受信する近隣AP507は、UEコンテキスト情報526を格納しうる。さらに、近隣AP507は、ソースAP504に、ハンドオーバ要求アクノレッジメント528A−528Nを送り返す。
1つの実施形態では、ハンドオーバ切迫フラグ522は、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータでありうる。例えば、フラグが「0」に設定されている場合、受信する近隣AP507は、このUE502のために、RNTIまたはその他のリソースを確保する必要がないと伝えられる。しかしながら、説明されるように、ハンドオーバ切迫フラグが、ソースAP504によって「1」に設定されている場合、特定の近隣AP506は、ハンドオーバが切迫していることが伝えられ、特定の近隣AP506が、UE502のためのRNTIを確保する。
したがって、1つの実施形態では、ハンドオーバ切迫フラグ522が、ソースAP504によって「0」に設定されている場合、受信する近隣AP507は、このUE502のために、RNTIまたはその他のリソースを確保する必要がないと伝えられる。受信する近隣AP507は、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージ528A−528Nを返すことによって、ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nの受信をアクノレッジし、UEコンテキスト526を格納しうる。さらに、近隣AP507は、例えばバックホール帯域幅、ラジオ帯域幅、ハードウェア処理構成要素等のようなその他のリソースを確保しない。
UEコンテキスト526を格納することは、近隣AP507にとって低コストの動作であり、(例えば、セキュリティ鍵、QoS設定のような)UEコンテキスト・データに関連する情報を格納するために最小のメモリ・リソースしか利用しない。説明されるように、UE502が、準備された特定の近隣AP506との通信の再確立を試みる場合、準備された近隣AP506は、UE502のアイデンティティの迅速な検証(例えば、認証)のため、および、UE502を迅速に接続状態にするために、この格納されたUEコンテキスト526を用いる。
例えば、信号条件が変化し、ハンドオーバが切迫すると、ハンドオーバ切迫フラグ=0からの変化を伴うハンドオーバ要求メッセージの後に、ハンドオーバ切迫フラグ=1の別のメッセージが続く。これによって、ターゲットとされた近隣AP506は、RNTIをUE502に割り当てることによって、第2のメッセージに応答する。
図5Aを参照することに続いて、円530では、近隣AP506のうちの1つの信号強度が、ソースAP504のものよりも強くなり、RRC測定レポート550が、ソースAP504に送信される。この時点において、ハンドオーバが切迫していることを示すように設定されたハンドオーバ切迫フラグ542(例えば、ハンドオーバ切迫フラグ=1)を含む新たなハンドオーバ要求メッセージ540が、ターゲットとされた近隣AP506に送信される。また、ユーザ・データのような追加のUEコンテキスト情報542もまた送信される。これに基づいて、近隣AP506は、UE502のためのRNTIを割り当て、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージ546をソースAP504へ送り返す。その後、ソースAP504は、ハンドオーバ・コマンド560をUE502へ送信しうる。格納されたUEコンテキスト526は、UE502のアイデンティティを迅速に検証するため、および、UE502を迅速に接続状態にするために、ハンドオーバ要求のためのターゲットとされた近隣AP506によって使用されることが認識されるべきである。
UE502は、再設定完了メッセージ564をソースAP504へ送信する。これらの送信に基づいて、UE502は、近隣AP506へハンドオーバされ、これによって、近隣AP506は、無線通信においてUE502を支援できるようになる。
図5Bを参照して、図5Bは、ラジオ・リンク障害(RLF)イベントが生じる別のシナリオを例示する。図5Aにおけるように、UE502は、近隣AP507を検出し(円510)、RRC測定レポート512をソースAP504へ送信する。ソースAP504は、ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nを、近隣AP507に送信する。ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nには、他のデータともに、「0」に設定されたハンドオーバ切迫フラグ522と、UEコンテキスト情報524とが含まれる。近隣AP507は、UEコンテキスト情報526を格納し、さらに、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージ528A−528NをソースAP504へ送り返す。
円530では、UE502が、ソースAP504よりも強い信号ソースを持つ特定の近隣AP506を発見し、UE502が、RRC測定レポート550を送信することを試みる。しかしながら、RRC測定レポート550の送信が失敗し、RLFイベント(円555)が生じる。RLFの後、UE502は、接続を再確立するのに適切なAPを探索し、RRC接続再確立要求556を、ターゲットとされた近隣AP506へ送信する。UE502は、メッセージ556に、アイデンティティを含める。これに応じて、近隣AP506は、このアイデンティティが、ハンドオーバ要求メッセージ520A−520Nの一部として、コンテキストで受信された1つと同じであることを認識する。AP506は、これを認識すると、RNTIをUE502に割り当て、確認されたRRC接続558をUE502へ送り返す。近隣AP506は、その後、ソースAP504にUEデータ要求560を送信する。これに応じて、ソースAP504は、要求されたUEバッファ・データ562を、近隣AP506に送信する。
その後、UE502は、RRC接続再確立完了564を近隣AP506へ送信し、近隣AP506は、UE502にRRC接続再設定566を送信する。最後に、UE502は、RRC接続設定完了メッセージ570を近隣AP506へ送信し、UE502が、近隣AP506を介した無線通信のために設定されたことを示す。この実施形態では、図5Aの実施形態のように、格納されたUEコンテキスト526は、UE502のアイデンティティを迅速に検証するため、および、UE502を迅速に接続状態にするために、近隣AP506によって使用されることが認識されるべきである。さらに、RNTIは、ハンドオーバ要求メッセージ520の時にではなく、再確立手順の後にのみUE502に割り当てられるので、RNTIの全体的な使用を低減することが認識されるべきである。
図6に手短に示すように、図6は、ハンドオーバ確率値610を持つハンドオーバ要求メッセージ600を示すブロック図である。1つの実施形態では、ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示すハンドオーバ確率値610でありうる。図5を参照して既に説明したように、ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すために使用されるバイナリ値である。バイナリ・データの例では、0に設定されたハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫していないことを意味いる一方、1に設定されたハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫していることを意味する。
1つの実施形態では、ハンドオーバ要求メッセージ600は、その他のデータ630に加えて、ハンドオーバ確率値610およびUEコンテキスト情報620を含む。この実施形態では、ソースAP504は、UE502が近隣AP507にハンドオーバされる可能性を示す確率値を設定しうる。例えば、ターゲットとされた近隣AP506は、RNTIおよびその他のリソースをUE502に割り当てるかを決定するために、この確率値を、他のファクタとともに負荷レベルに加えて使用しうる。リソースが割り当てられると、リソースに関する情報が、ソースAP504へ送り返される。リソースが割り当てられていない場合、アクノレッジメントのみがソースAP504へ送り返される。
さらに、1つの実施形態では、信号条件が変化し、ハンドオーバがさほど切迫しなくなると、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが、ソースAP504から、ターゲットとされた近隣AP506へ送信されうる。ターゲットとされた近隣AP506は、このメッセージによって、メモリからUEコンテキスト526を削除する。したがって、ハンドオーバ変化が、さほど切迫しなくなった場合、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが近隣AP506へ送信され、近隣AP506に格納されたUEコンテキスト526が消去されうる。これは、近隣AP507が検出されたときに、0に設定されたハンドオーバ切迫フラグを持つハンドオーバ要求が送信され、近隣AP507が、ある予め定められた基準よりも弱くなった場合であるか、あるいは、1に設定されたハンドオーバ切迫フラグを持つハンドオーバ要求が実際に送信され、ターゲットとされた近隣AP506が、ソースAP506よりも弱くなった場合に生じうる。さらに、これは、同様に、ハンドオーバ確率値における変化によって引き起こされうる。
図7に示すように、図7は、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを近隣APへ送信するための方法700の例である。UE702は、近隣AP707を検出し(円710)、RRC測定レポート712をソースAP704へ送信する。ソースAP704は、ハンドオーバ要求メッセージ720A−720Nを送信する。ハンドオーバ要求メッセージ720A−720Nはおのおの、ハンドオーバ切迫フラグ722およびUEコンテキスト721を、その他のデータとともに含みうる。この例において、ハンドオーバ切迫フラグ722は、0に設定されている。近隣AP707は、UEコンテキスト726を格納する。さらに、近隣AP707が、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージ728A−728Nを、ソースAP704に送り返す。
円730では、UE702は、近隣AP707からの信号が、いくつかの予め定めた基準よりも弱くなったこと(例えば、ソースAP704よりも弱くなったこと)を認識する。UE702は、その後、ソースAP704へRRC測定レポート750を送信しうる。その後、ソースAP704は、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージ762を近隣AP707へ送信しうる。その後、近隣AP707は、UEコンテキストを消去する(円764)。
既に記載したように、近隣AP707が検出されたときに、0に設定されたハンドオーバ切迫フラグを持つハンドオーバ要求メッセージが送信され、近隣AP707が、ソースAP704よりも弱くなった場合であるか、あるいは、1に設定されたハンドオーバ切迫フラグを持つハンドオーバ要求が送信され、ターゲットとされた近隣AP706からの信号が、ソースAP704よりも弱くなった場合に、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージ762が、近隣AP707および/またはターゲットとされた近隣AP706に送信され、近隣AP707において格納されたUEコンテキスト764が消去されうる。これもまた同様に、ハンドオーバ確率値の変化により生じうる。
1つの実施形態では、UEに関するUEコンテキスト(例えば、セキュリティ鍵またはQoS設定)が変化した場合、ソースAPは、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを送信しうる。その後、更新されたUEコンテキストを持つ新たなハンドオーバ要求メッセージが送信される。さらに、準備したセルにわたるUEコンテキストの同期の喪失を阻止するために、UEは、再確立中に、ターゲット・セルへシグニチャ/カウンタを送信し、最新のUEコンテキストを示す。これは、後でより詳しく説明される。
図8を参照して、図8は、UEコンテキスト変化または同期の喪失のための方法800の例である。UE802は、近隣APを検出し(円810)、RRC測定レポート・メッセージ812をソースAP804へ送信する。ソースAP804は、切迫していないと設定されたハンドオーバ切迫フラグ822およびUEコンテキスト情報821をその他の情報とともに含むハンドオーバ要求メッセージ820A−820Nを、近隣AP807に送信しうる。近隣AP807は、このUEコンテキスト情報826を格納しうる。近隣AP807はその後、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージ828A−828NをソースAP804へ送信しうる。
しかしながら、円830では、UE802は、UEコンテキスト変化、または、同期の喪失を有しており、このことを、UE変化メッセージ832を送信することによって、ソースAP804へレポートする。その後、ソースAP804は、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージ862を近隣AP807へ送信しうる。UEコンテキスト変化は、UE802またはソースAP804のいずれかで検出されうることが認識されるべきである。例えば、UEコンテキスト変化がソースAP804で検出されると、UE変化メッセージ832は必要とされない。
その後、ソースAP804は、更新されたUEコンテキスト821を含む新たなハンドオーバ要求メッセージ820A−820Nを、近隣AP807へ送信しうる。近隣AP807はその後、この更新されたUEコンテキストを格納し(格納されたUEコンテキスト826)、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージ828A−828Nを送信し、このハンドオーバ処理技術が続けられる。
したがって、1つの実施形態では、UE802に関するUEコンテキスト(例えば、セキュリティ鍵またはQoS設定)が変化した場合、ソースAP804は、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージ862を送信しうる。その後、更新されたUEコンテキスト821を持つ新たなハンドオーバ要求メッセージ820A−820Nが送信される。あるいは、更新メッセージが、ソースAP804から、ターゲットとされた近隣AP806へ送信され、ターゲットとされた近隣AP806に対して、UEコンテキストにおける変化を通知する。
さらに、UE802と近隣AP807との間のQoS状態の同期の喪失が、追跡またはデバックが困難な予測不能の誤りを引き起こす場合がある。1つの実施形態では、UE802は、再確立中に、ターゲットとされた近隣AP806にシグニチャ/カウンタを送信し、最新のUEコンテキストを示す。例として、シグニチャ・カウンタは、(図5Bに示すように)RRC接続再確立要求メッセージ556、または、RRC接続再確立完了メッセージ564で送信されうる。したがって、準備されたセルにわたってUEコンテキストの同期が喪失されることを阻止するために、UE802は、再確立中に、ターゲットとされた近隣AP806にシグニチャ/カウンタを送信し、最新のUEコンテキストを示しうる。ターゲットとされた近隣AP806が、異なるバージョンのコンテキストを有している場合、ターゲットとされた近隣AP806にハンドオーバ・キャンセル・メッセージ862を送信しているソースAP804によって、再確立が拒否されうる。
図9を参照して、図9は、近隣APに対するハンドオーバ・ロバスト化のための前述した方法を可能にするためにソースAPによって実行される機能900を例示するフローチャートである。ブロック905では、ソースAPが、ハンドオーバ切迫フラグを含むハンドオーバ要求メッセージを生成する。例えば、UEが少なくとも1つの近隣APを検出した場合、ソースAPは、UEのためのハンドオーバ要求メッセージを生成しうる。ソースAPは、このハンドオーバ要求メッセージを近隣APへ送信する(ブロック910)。前述したように、ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示すと、近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない。近隣APの信号強度が、ハンドオーバを要求するほど十分に強くない場合、ソースAPは、このフラグを、「切迫していない」状態に設定しうる。ブロック915では、ソースAPが、近隣APから、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージを受信する。
判定ブロック920では、処理900は、ハンドオーバが切迫しているかを判定する。ハンドオーバが切迫している(例えば、近隣APの信号強度が強いことをUEがレポートした)場合、ソース・ノードによって、ハンドオーバ要求メッセージが、受信する近隣APへ送信される。ここでは、ハンドオーバが切迫していることをハンドオーバ切迫フラグが示し(例えば、ハンドオーバ切迫フラグ=1)、受信する近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保し、以前に格納されたUEコンテキスト情報を利用しうる(ブロック925)(例えば、図5A)。ソースAPは、近隣APからハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージを受信し(ブロック930)、ハンドオーバ・コマンドをUEへ送り(ブロック935)、UEデータを近隣APに送信する(ブロック940)。格納されたUEコンテキストは、UEのアイデンティティを迅速に検証するため、および、UEを迅速に接続状態にするために、ハンドオーバ要求のためのターゲットとされた近隣APによって使用されうることが認識されるべきである。ソースAPは、UEから再設定完了メッセージを受信し(ブロック945)、これによって、UEは、近隣APに接続される(ブロック950)。
一方、ハンドオーバが切迫していないと処理900が判定した場合(判定ブロック920)、別の処理機能が生じうる。例えば、ハンドオーバが切迫していない場合、RNTIは確保されない(ブロック960)。さらに、処理900は、UEが近隣APとの再確立を試みているかを判定しうる(判定ブロック965)。試みているのであれば、ソース・ノードは、UEが、近隣APとの再確立を試みていることに基づいて、UEデータを近隣APに送信する(ブロック970)。図5Bに関して既に説明したように、近隣APの信号が、ソースAPのものよりも強くなり、RLFイベントが生じた後、近隣APは、UE、ソースAP、および近隣AP間のさまざまな通信によって、RNTIをUEに割り当て、ソースAPは、要求されたUEデータを近隣APへ送信し、UEは、近隣APに接続されうる(円975)。
しかしながら、ハンドオーバが切迫しておらず、再確立が生じていない場合、ソースAPは、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを送信しうる(ブロック980)。例えば、図7を参照して示すように、近隣APからの信号強度が、ソースAPからの信号強度よりも弱くなることによって、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが、ソースAPから近隣APへ送信されうる。さらに、図8を参照して示すように、UEに関するUEコンテキスト(例えば、セキュリティ鍵、またはQoS設定)が変化した場合、ソースAPは、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを送信しうる(ブロック980)。その後、更新されたUEコンテキストを持つ新たなハンドオーバ要求メッセージが送信される。しかしながら、更新されたUEコンテキストを持つ新たなハンドオーバ要求メッセージの場合、その後UEが近隣APに接続されるようにハンドオーバ処理が再実行されうることが認識されるべきである。
図10をさらに参照して、図10は、ハンドオーバ・ロバスト化のために、前述した方法を可能にするために近隣APによって実行される機能1000を例示するフローチャートである。全体的なUE、ソースAP、および近隣APシステムの相互作用は、既に詳細に説明されているので、簡略のために、近隣APに関連する特定の機能のみが後述されることが認識されるべきである。
ブロック1005では、近隣APが、ハンドオーバ切迫フラグおよびUEコンテキスト情報を含むハンドオーバ要求メッセージを受信する。近隣APは、UEコンテキスト情報を格納する(ブロック1015)。次に、近隣APは、ソースAPによって設定されたハンドオーバ切迫フラグの設定に基づいて、ハンドオーバが切迫しているかを判定する(判定ブロック1020)。ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示すと、近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない(ブロック1035)。前述したように、近隣APの信号強度が、ハンドオーバを要求するほど十分に強くない場合、ソースAPは、このフラグを、「切迫していない」状態に設定しうる。ブロック1030では、近隣APが、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージをソースAPへ送る。
一方、判定ブロック1020において、近隣APが、ソースAPからのハンドオーバ切迫フラグ設定(例えば、ハンドオーバ切迫フラグ=1)に基づいて、ハンドオーバが切迫していると判定した場合、受信する近隣APは、UEのためのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保し、以前に格納されたUEコンテキスト情報を利用しうる(ブロック1025)(例えば、図5A)。ブロック1030では、近隣APが、ハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージをソースAPへ送る。
図5Aを参照して前述したように、ソースAPは、近隣APからハンドオーバ要求アクノレッジ・メッセージを受信し、UEにハンドオーバ・コマンドを送信し、近隣APにUEデータを送信し、UEから再設定完了メッセージを受信し、これによって、UEは、近隣に接続される。あるいは、図5Bを参照して前述したように、ハンドオーバが切迫していない場合、RNTIは確保されず、近隣APの信号が、ソースAPのものよりも強くなり、RLFイベントが生じた後、近隣APは、UE、ソースAP、および近隣AP間のさまざまな通信によって、RNTIをUEに割り当て、ソースAPは、要求されたUEデータを近隣APへ送信し、UEは、近隣APに接続されうる。
しかしながら、ハンドオーバが切迫しておらず、再確立が生じていない場合、近隣APは、ソースAPからハンドオーバ・キャンセル・メッセージを受信し(ブロック1040)、処理1000は終了する(ブロック1045)。例えば、図7を参照して説明するように、近隣APからの信号強度が、ソースAPからの信号強度よりも弱くなることによって、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが、ソースAPから近隣APへ送信されうる。一方、図8を参照して説明したように、UEに関するUEコンテキスト(例えば、セキュリティ鍵、またはQoS設定)が変化した場合、近隣APによってハンドオーバ・キャンセル・メッセージが受信され(ブロック1040)、更新されたUEコンテキストを持つ新たなハンドオーバ要求メッセージが近隣APによって受信され(ブロック1047)、その後、UEが近隣APに接続される(ブロック1050)ように、ハンドオーバ処理が再実行されうる。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方法で上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成である計算デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在することができる。ASICは、ユーザ端末内に存在することもできる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在することができる。
1または複数の典型的な実施形態では、記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいはこれらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体上に格納されるか、あるいは、コンピュータ読取可能媒体上の1または複数の命令群またはコードとして符号化されうる。コンピュータ読取可能媒体は、コンピュータ記憶媒体を含む。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)、レーザ・ディスク、光ディスク、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、およびブルー・レイ・ディスクを含む。これらdiscは、レーザを用いてデータを光学的に再生する。それに対して、diskは、通常、データを磁気的に再生する。上記の組み合わせもまた、コンピュータ読取可能媒体の範囲内に含まれるべきである。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対するさまざまな変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[発明1]
無線通信方法であって、
ユーザ機器(UE)が少なくとも1つの近隣基地局(BS)を検出すると、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを、ソース基地局(BS)において生成することと、
前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することとを備え、
前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、方法。
[発明2]
前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納することと、
前記ソースBSにハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信することと
をさらに備える発明1に記載の方法。
[発明3]
前記ハンドオーバが切迫するようになった場合、
前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することと、ここで、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していることを示し、
前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保することと
をさらに備える発明2に記載の方法。
[発明4]
前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、前記ソースBSに対して、UEデータを送信するように要求することと、
前記近隣BSにUEデータを送信することと
をさらに備える発明2に記載の方法。
[発明5]
前記ハンドオーバ要求のために、前記格納されたUEコンテキスト情報を用いることをさらに備える発明2に記載の方法。
[発明6]
前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、
ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信することと、
前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去することと
をさらに備える発明2に記載の方法。
[発明7]
前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、発明6に記載の方法。
[発明8]
前記UEコンテキストが変化すると、
ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを、前記近隣BSに送信することと、
更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信することと
をさらに備える発明2に記載の方法。
[発明9]
前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含めることをさらに備え、
前記ハンドオーバ要求メッセージのシグニチャ・カウンタが、前記近隣BSにおいて、前記UEに関連付けられたシグニチャ・カウンタと一致しない場合、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが、前記近隣BSに送信される、発明2に記載の方法。
[発明10]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである発明1に記載の方法。
[発明11]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である発明1に記載の方法。
[発明12]
前記確率値および負荷レベルに基づいて、前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保することをさらに備える発明11に記載の方法。
[発明13]
前記近隣BSが、バックホール帯域幅、ラジオ帯域幅、およびハードウェア処理構成要素のうちの少なくとも1つを確保しないことをさらに備える発明1に記載の方法。
[発明14]
通信装置であって、
命令群を格納するメモリと、
前記メモリに接続され、前記命令群を実行するプロセッサとを備え、
前記プロセッサはさらに、
ユーザ機器(UE)が、少なくとも1つの近隣基地局(BS)を検出することに基づいて、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを生成し、前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信するように構成され、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、通信装置。
[発明15]
前記近隣BSは、前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納し、前記通信装置にハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信する、発明14に記載の通信装置。
[発明16]
ハンドオーバが切迫するようになると、前記プロセッサはさらに、ハンドオーバが切迫していることを示すハンドオーバ切迫フラグを備えたハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSへ送信するように構成され、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保する、発明15に記載の通信装置。
[発明17]
前記プロセッサはさらに、前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、UEデータを前記近隣BSへ送信するように構成される発明15に記載の通信装置。
[発明18]
前記近隣BSは、前記ハンドオーバ要求のために、前記格納されたUEコンテキスト情報を用いる発明15に記載の通信装置。
[発明19]
前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、前記プロセッサはさらに、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信するように構成され、前記近隣BSは、前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去する、発明15に記載の通信装置。
[発明20]
前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、発明19に記載の通信装置。
[発明21]
前記UEコンテキストが変化した場合、前記プロセッサはさらに、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信し、更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信するように構成された発明15に記載の通信装置。
[発明22]
前記プロセッサはさらに、前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含めるように構成された発明15に記載の通信装置。
[発明23]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである発明14に記載の通信装置。
[発明24]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である発明14に記載の通信装置。
[発明25]
前記近隣BSは、前記確率値および負荷レベルに基づいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保する発明24に記載の通信装置。
[発明26]
前記近隣BSは、バックホール帯域幅、ラジオ帯域幅、およびハードウェア処理構成要素のうちの少なくとも1つを確保しない発明14に記載の通信装置。
[発明27]
無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、
ユーザ機器(UE)が少なくとも1つの近隣ソース基地局(BS)を検出すると、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを、ソース基地局(BS)において生成する手段と、
前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信する手段とを備え、
前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、装置。
[発明28]
前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納する手段と、
前記ソースBSにハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信する手段と
をさらに備える発明27に記載の装置。
[発明29]
ハンドオーバが切迫するようになると、
前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信する手段と、ここでは、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していることを示し、
前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保する手段と
をさらに備える発明28に記載の装置。
[発明30]
前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、前記ソースBSに対して、UEデータを送信するように要求する手段と、
前記近隣BSにUEデータを送信する手段と
をさらに備える発明26に記載の装置。
[発明31]
前記ハンドオーバ要求において、格納されたUEコンテキスト情報を用いる手段をさらに備える発明26に記載の装置。
[発明32]
前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、
ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信する手段と、
前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去する手段と
をさらに備える発明28に記載の装置。
[発明33]
前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、発明32に記載の装置。
[発明34]
前記UEコンテキストが変化した場合、
ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信する手段と、
更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信する手段と
をさらに備える発明28に記載の装置。
[発明35]
前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含める手段をさらに備え、前記ハンドオーバ要求メッセージのシグニチャ・カウンタが、前記近隣BSにおいて、前記UEに関連付けられたシグニチャ・カウンタと一致しない場合、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、発明28に記載の装置。
[発明36]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである、発明27に記載の装置。
[発明37]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である、発明27に記載の装置。
[発明38]
前記近隣BSが、バックホール帯域幅、ラジオ帯域幅、およびハードウェア処理構成要素のうちの少なくとも1つを確保しない、発明27に記載の装置。
[発明39]
コンピュータ読取可能媒体を備えるコンピュータ・プログラム製品であって、
前記コンピュータ読取可能媒体はさらに、少なくとも1つのコンピュータに対して、
ユーザ機器(UE)が少なくとも1つの近隣のソース基地局(BS)を検出すると、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを、ソース基地局(BS)において生成することと、
前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することと、ここで、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、
を実行させるためのコードを備えるコンピュータ・プログラム製品。
[発明40]
少なくとも1つのコンピュータに対して、
前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納することと、
前記ソースBSにハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信することと、
を実行させるためのコードをさらに備える発明39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明41]
ハンドオーバが切迫するようになると、
少なくとも1つのコンピュータに対して、
前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することと、ここでは、ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していることを示し、
近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保することと、
を実行させるためのコードをさらに備える発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明42]
少なくとも1つのコンピュータに対して、
前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、前記ソースBSに対して、UEデータを送信するように要求することと、
前記近隣BSにUEデータを送信することと、
を実行させるためのコードをさらに備える発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明43]
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ハンドオーバ要求のために、前記格納されたUEコンテキスト情報を用いること、を実行させるためのコードをさらに備える発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明44]
前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、
少なくとも1つのコンピュータに対して、
ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信することと、
前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去することと
を実行させるためのコードをさらに備える発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明45]
前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、発明44に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明46]
前記UEコンテキストが変化した場合、少なくとも1つのコンピュータに対して、
ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信することと、
更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信することと、
を実行させるためのコードをさらに備える発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明47]
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含めることを実行させるためのコードをさらに備え、
前記ハンドオーバ要求メッセージのシグニチャ・カウンタが、前記近隣BSにおいて、前記UEに関連付けられたシグニチャ・カウンタと一致しない場合、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、発明40に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明48]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである、発明39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明49]
前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である、発明39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[発明50]
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記確率値および負荷レベルに基づいて、前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保すること、を実行させるためのコードをさらに備える発明49に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (50)

  1. 無線通信方法であって、
    ユーザ機器(UE)が少なくとも1つの近隣基地局(BS)を検出すると、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを、ソース基地局(BS)において生成することと、
    前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することとを備え、
    前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、方法。
  2. 前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納することと、
    前記ソースBSにハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信することと
    をさらに備える請求項1に記載の方法。
  3. 前記ハンドオーバが切迫するようになった場合、
    前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することと、ここで、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していることを示し、
    前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保することと
    をさらに備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、前記ソースBSに対して、UEデータを送信するように要求することと、
    前記近隣BSにUEデータを送信することと
    をさらに備える請求項2に記載の方法。
  5. 前記ハンドオーバ要求のために、前記格納されたUEコンテキスト情報を用いることをさらに備える請求項2に記載の方法。
  6. 前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、
    ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信することと、
    前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去することと
    をさらに備える請求項2に記載の方法。
  7. 前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、請求項6に記載の方法。
  8. 前記UEコンテキストが変化すると、
    ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを、前記近隣BSに送信することと、
    更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信することと
    をさらに備える請求項2に記載の方法。
  9. 前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含めることをさらに備え、
    前記ハンドオーバ要求メッセージのシグニチャ・カウンタが、前記近隣BSにおいて、前記UEに関連付けられたシグニチャ・カウンタと一致しない場合、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが、前記近隣BSに送信される、請求項2に記載の方法。
  10. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである請求項1に記載の方法。
  11. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である請求項1に記載の方法。
  12. 前記確率値および負荷レベルに基づいて、前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保することをさらに備える請求項11に記載の方法。
  13. 前記近隣BSが、バックホール帯域幅、ラジオ帯域幅、およびハードウェア処理構成要素のうちの少なくとも1つを確保しないことをさらに備える請求項1に記載の方法。
  14. 通信装置であって、
    命令群を格納するメモリと、
    前記メモリに接続され、前記命令群を実行するプロセッサとを備え、
    前記プロセッサはさらに、
    ユーザ機器(UE)が、少なくとも1つの近隣基地局(BS)を検出することに基づいて、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを生成し、前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信するように構成され、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、通信装置。
  15. 前記近隣BSは、前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納し、前記通信装置にハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信する、請求項14に記載の通信装置。
  16. ハンドオーバが切迫するようになると、前記プロセッサはさらに、ハンドオーバが切迫していることを示すハンドオーバ切迫フラグを備えたハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSへ送信するように構成され、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保する、請求項15に記載の通信装置。
  17. 前記プロセッサはさらに、前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、UEデータを前記近隣BSへ送信するように構成される請求項15に記載の通信装置。
  18. 前記近隣BSは、前記ハンドオーバ要求のために、前記格納されたUEコンテキスト情報を用いる請求項15に記載の通信装置。
  19. 前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、前記プロセッサはさらに、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信するように構成され、前記近隣BSは、前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去する、請求項15に記載の通信装置。
  20. 前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、請求項19に記載の通信装置。
  21. 前記UEコンテキストが変化した場合、前記プロセッサはさらに、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信し、更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信するように構成された請求項15に記載の通信装置。
  22. 前記プロセッサはさらに、前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含めるように構成された請求項15に記載の通信装置。
  23. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである請求項14に記載の通信装置。
  24. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である請求項14に記載の通信装置。
  25. 前記近隣BSは、前記確率値および負荷レベルに基づいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保する請求項24に記載の通信装置。
  26. 前記近隣BSは、バックホール帯域幅、ラジオ帯域幅、およびハードウェア処理構成要素のうちの少なくとも1つを確保しない請求項14に記載の通信装置。
  27. 無線通信システムにおいて動作可能な装置であって、
    ユーザ機器(UE)が少なくとも1つの近隣ソース基地局(BS)を検出すると、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを、ソース基地局(BS)において生成する手段と、
    前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信する手段とを備え、
    前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、装置。
  28. 前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納する手段と、
    前記ソースBSにハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信する手段と
    をさらに備える請求項27に記載の装置。
  29. ハンドオーバが切迫するようになると、
    前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信する手段と、ここでは、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していることを示し、
    前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保する手段と
    をさらに備える請求項28に記載の装置。
  30. 前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、前記ソースBSに対して、UEデータを送信するように要求する手段と、
    前記近隣BSにUEデータを送信する手段と
    をさらに備える請求項26に記載の装置。
  31. 前記ハンドオーバ要求において、格納されたUEコンテキスト情報を用いる手段をさらに備える請求項26に記載の装置。
  32. 前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、
    ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信する手段と、
    前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去する手段と
    をさらに備える請求項28に記載の装置。
  33. 前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、請求項32に記載の装置。
  34. 前記UEコンテキストが変化した場合、
    ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信する手段と、
    更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信する手段と
    をさらに備える請求項28に記載の装置。
  35. 前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含める手段をさらに備え、前記ハンドオーバ要求メッセージのシグニチャ・カウンタが、前記近隣BSにおいて、前記UEに関連付けられたシグニチャ・カウンタと一致しない場合、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、請求項28に記載の装置。
  36. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである、請求項27に記載の装置。
  37. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である、請求項27に記載の装置。
  38. 前記近隣BSが、バックホール帯域幅、ラジオ帯域幅、およびハードウェア処理構成要素のうちの少なくとも1つを確保しない、請求項27に記載の装置。
  39. コンピュータ読取可能な記録媒体であって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、
    ユーザ機器(UE)が少なくとも1つの近隣のソース基地局(BS)を検出すると、ハンドオーバ切迫フラグを含む、前記UEに関するハンドオーバ要求メッセージを、ソース基地局(BS)において生成することと、
    前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することと、ここで、前記ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していないことを示す場合、前記近隣BSは、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保しない、
    を実行させるためのコードを記録したコンピュータ読取可能な記録媒体
  40. 少なくとも1つのコンピュータに対して、
    前記近隣BSにおいてUEコンテキスト情報を格納することと、
    前記ソースBSにハンドオーバ要求アクノレッジメントを送信することと、
    を実行させるためのコードをさらに記録した請求項39に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  41. ハンドオーバが切迫するようになると、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、
    前記ハンドオーバ要求メッセージを、前記近隣BSに送信することと、ここでは、ハンドオーバ切迫フラグが、ハンドオーバが切迫していることを示し、
    近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保することと、
    を実行させるためのコードをさらに記録した請求項40に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  42. 少なくとも1つのコンピュータに対して、
    前記UEが、前記近隣BSとの再確立を試みることに基づいて、前記ソースBSに対して、UEデータを送信するように要求することと、
    前記近隣BSにUEデータを送信することと、
    を実行させるためのコードをさらに記録した請求項40に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  43. 少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ハンドオーバ要求のために、前記格納されたUEコンテキスト情報を用いること、を実行させるためのコードをさらに記録した請求項40に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  44. 前記ハンドオーバが、切迫していない状態に戻った場合、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、
    ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信することと、
    前記近隣BSにおいて格納されたUEコンテキストを消去することと
    を実行させるためのコードをさらに記録した請求項40に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  45. 前記近隣BSから前記UEへの信号強度が、前記ソースBSから前記UEへの信号強度よりも弱くなることによって、前記ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、請求項44に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  46. 前記UEコンテキストが変化した場合、少なくとも1つのコンピュータに対して、
    ハンドオーバ・キャンセル・メッセージを前記近隣BSへ送信することと、
    更新されたUEコンテキスト・データを持つ新たなハンドオーバ要求を送信することと、
    を実行させるためのコードをさらに記録した請求項40に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  47. 少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ハンドオーバ要求メッセージにシグニチャ・カウンタを含めることを実行させるためのコードをさらに記録し
    前記ハンドオーバ要求メッセージのシグニチャ・カウンタが、前記近隣BSにおいて、前記UEに関連付けられたシグニチャ・カウンタと一致しない場合、ハンドオーバ・キャンセル・メッセージが前記近隣BSへ送信される、請求項40に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  48. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かを示すバイナリ・インジケータである、請求項39に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  49. 前記ハンドオーバ切迫フラグは、ハンドオーバが切迫しているか否かの確率を示す確率値である、請求項39に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
  50. 少なくとも1つのコンピュータに対して、前記確率値および負荷レベルに基づいて、前記近隣BSにおいて、前記UEのラジオ・ネットワーク・テンポラリ識別子(RNTI)を確保すること、を実行させるためのコードをさらに記録した請求項49に記載のコンピュータ読取可能な記録媒体
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