JP2013501424A - CoMP送信のロバストな復号 - Google Patents

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Abstract

データ信号およびリソース信号(RS)を送信するための技術が提供される。ある態様によれば、アクセス・ポイントは、共通基準信号(CRS)を送信するCoMPセット内の1または複数のアクセス・ポイントに関連するRSリソース位置を決定し、先ず、このRSリソース位置に関連するものとは異なるリソースにデータ送信をマップし、RSリソース位置に関連するリソースに残りのデータ送信をマップしうる。ある態様によれば、無線デバイスは、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セットにおけるアクセス・ポイントから信号を受信し、このCRSに対応する信号におけるCRS位置を決定し、決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、信号からのデータを復号しうる。

Description

優先権主張
本特許出願は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれている2009年7月30日出願の「CoMP送信のロバストな復号」(Robust Decoding of CoMP Transmissions)と題された仮特許出願61/230,068号の利益を要求する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単一入力単一出力システム、複数入力単一出力システム、あるいは複数入力複数出力(MIMO)システム等によって確立されうる。
MIMOシステムはデータ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと複数(N個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
さらに、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)構成において、複数の基地局が、所与のモバイル端末への送信、および/または、所与のモバイル端末からの受信を行い、モバイル端末と通信におけるスループットおよび/または信号品質を高めることを容易にする。1つの例では、CoMPを用いて動作する基地局は、実質的に同じ期間中、実質的に同じデータを所与のモバイル端末へ送信しうる。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信することと、ここで、信号は、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える、CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定することと、決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、この信号からのデータを復号することとを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セット内の1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定することと、先ず、決定されたRSリソース位置に対応しない第1のリソースのセットに、データ送信をマップすることと、決定されたRSリソース位置に対応する第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップすることと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信し、ここで、信号は、データに重ねられた共通基準信号(CRS)を備える、CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定し、決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、信号からのデータを復号する、ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セットにおける1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定し、決定されたRSリソース位置に対応しない、第1のリソースのセットに、最初に、データ送信をマップし、決定されたRSリソース位置に対応する、第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップするように構成された少なくとも1つのプロセッサと、少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、を含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信する手段と、ここで、信号は、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える、CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定する手段と、決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、信号からのデータを復号する手段とを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セットにおける1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定する手段と、先ず、決定されたRSリソース位置に対応しない第1のリソースのセットに、データ送信をマップする手段と、決定されたRSリソース位置に対応する第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップする手段と、を含む。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信するための命令群と、ここで、信号は、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える、CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定するための命令群と、決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、信号からのデータを復号するための命令群とを含む。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セット内の1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定するための命令群と、先ず、決定されたRSリソース位置に対応しない第1のリソースのセットに、データ送信をマップするための命令群と、決定されたRSリソース位置に対応する第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップするための命令群と、を含む。
本開示の特徴、特性、および利点は、同一の参照符号が全体を通じて同一物に特定している図面とともに考慮された場合、以下に記載する詳細な記載からより明らかになるだろう。
図1は、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、通信システムのブロック図を例示する。 図3は、共通基準信号(CRS)送信に関するデータのマップおよび復号を容易にするシステムの例を例示する。 図4は、データ送信およびCRS送信のために割り当てられたリソース・ブロック部分の例を例示する。 図5は、CRS送信のために追加で使用されるリソースでデータを復号することを容易にする方法の例を例示する。 図6は、CRS送信のために使用されないリソースに最初にデータをマップすることを容易にする方法の例を例示する。 図7は、CRS送信のために使用されないリソースに最初にデータをマップすることを容易にする方法の例を例示する。 図8は、先ず、CRS送信のために使用されるリソース・ブロックを回避する、データ送信のために割り当てられたリソース・ブロック部分の例を例示する。 図9は、CRS送信のために使用されるリソース・ブロックを利用する、データ送信のために割り当てられたリソース・ブロック部分の例を例示する。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、cdma2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。cdma2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル・システム・フォー・モバイル通信(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実施することができる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確にするために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同じ性能、および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、固有の単一キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低PAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めた。それは現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提である。
図1に示すように、1つの実施形態にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つは104、106を含み、他のものは108、110を含み、さらに他のものは112、114を含む複数のアンテナ・グループを含んでいる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)はアンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために、異なる周波数を使用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。実施形態では、アンテナ・グループはおのおの、アクセス・ポイント100によってカバーされている領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計されている。
順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116、124の順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
アクセス・ポイントは、端末と通信するために使用される固定局であり、アクセス・ポイント、ノードB、あるいはその他幾つかの専門用語でも称されうる。アクセス端末はまた、アクセス端末、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、あるいはその他いくつかの専門用語で称されうる。さらに、アクセス・ポイントは、マクロセル・アクセス・ポイント、フェムトセル・アクセス・ポイント、ピコセル・アクセス・ポイント等でありうる。
図示するように、1つの例において、アクセス端末122は同様に、アクセス・ポイント128および/またはアクセス・ポイント130と通信しうる。1つの例において、アクセス・ポイント128は、マクロセル・アクセス・ポイントでありうる。そして、アクセス・ポイント130は、例えばフェムトセル・アクセス・ポイントのようなより小規模なアクセス・ポイントでありうる。しかしながら、これらのアクセス・ポイント128、130はまた、実質的には一種のアクセス・ポイントでありうることが認識されるべきである。アクセス・ポイント100、128、および/または130は、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)モードでアクセス端末122と通信しうる。これによって、アクセス・ポイント100、128、および/または130は、同じデータを、実質的に同時にアクセス端末122へ送信できるようになる。同様に、アクセス・ポイント100、128、および/または130は、アクセス端末122から送信を受信しうる。アクセス・ポイント100、128、および/または130はまた、CoMP通信を容易にするために、(例えば、コア無線ネットワークまたはその他を介した)バックホール・リンクによって、無線あるいはその他によって、互いに通信しうることが認識されるべきである。
さらに、アクセス・ポイント100、128、および130は、専用基準信号(DRS)をアクセス端末122へ送信しうる。これは、CoMP通信におけるものと実質的に同じDRSでありうる。アクセス・ポイント100、128、および130はまた、共通基準信号(CRS)をも送信しうる。これは、所与のアクセス・ポイントによって提供されたセルの識別子に基づいて選択されるリソースにマップされうる。アクセス・ポイント100、128、および130、および/または、アクセス端末122は、CRS送信によって引き起こされる可能な干渉を緩和しうる。一例では、アクセス・ポイント100、128、および130はまず、CRSを送信するために使用されないリソース要素によって、データ送信をマップしうる。別の例では、アクセス・ポイント100、128、および/または130は、セルのCoMPセットを、アクセス端末122へ示しうる。そして、アクセス端末122は、CRSがいつ送信されるのかを、セルの識別子に基づいて判定し、この情報を、復号時に使用しうる。また別の例において、アクセス・ポイント100、128、および130は、他のセルからのデータ送信に重ね合わされたCRSを送信しうる。そして、アクセス端末122は、データ送信を復号するために、統合検出、干渉除去等を利用しうる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末としても知られている)の実施形態のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
実施形態では、おのおののデータ・ストリームは、それぞれの送信アンテナを通して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。おのおののデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、このデータ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QPSK、M−PSK、またはM−QAM)に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)され、変調シンボルが提供される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのための)変調シンボルを処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、このシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、さらに、検出された各シンボル・ストリームを復調、デインタリーブ、および復号し、データ・ストリームのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、どの事前符号化行列を使用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどの事前符号化行列を使用するかを決定し、この抽出されたメッセージを処理する。
態様では、論理チャネルが、制御チャネルとトラフィック・チャネルとに分類される。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのDLチャネルであるブロードキャスト制御チャネル(BCCH)を備える。ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(PCCH)。1またはいくつかのMTCHのためにマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)スケジュールおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(MCCH)。一般に、RRC接続を確立した後、このチャネルは、MBMS(注:旧MCCH+MSCH)を受信するUEによってのみ使用される。専用制御チャネル(DCCH)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。態様では、論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために、1つのUEに専用のポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(DTCH)と、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルのためのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(MTCH)を備える。
態様では、伝送チャネルが、DLとULとに分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(BCH)、ダウンリンク共有データ・チャネル(DL−SDCH)、およびページング・チャネル(PCH)を備える。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされ、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されるPHYリソースへマップされることによって、UEの節電をサポートする(例えば、DRXサイクルが、ネットワークによってUEへ示されうる等)。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(RACH)、要求チャネル(REQCH)、アップリンク共有データ・チャネル(UL−SDCH)、および複数のPHYチャネルを備える。PHYチャネルは、DLチャネルとULチャネルとのセットを備える。
DL PHYチャネルは以下を備える。
共通パイロット・チャネル(CPICH)、
同期チャネル(SCH)、
共通制御チャネル(CCCH)、
共有DL制御チャネル(SDCCH)、
マルチキャスト制御チャネル(MCCH)、
共有UL割当チャネル(SUACH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
DL物理共有データ・チャネル(DL−PSDCH)、
UL電力制御チャネル(UPCCH)、
ページング・インジケータ・チャネル(PICH)、
負荷インジケータ・チャネル(LICH)。
UL PHYチャネルは以下を備える。
物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、
チャネル品質インジケータ・チャネル(CQICH)、
アクノレッジメント・チャネル(ACKCH)、
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(ASICH)、
共有要求チャネル(SREQCH)、
UL物理共有データ・チャネル(UL−PSDCH)、
ブロードキャスト・パイロット・チャネル(BPICH)。
態様では、シングル・キャリア波形の低PAR(所与の時間において、チャネルは、周波数において隣接しているか、あるいは一定の間隔をもって配置されている)特性を維持するチャネル構造が提供される。
本書の目的のために、以下の略語を適用する。
AM:アクノレッジ・モード、
AMD:アクノレッジ・モード・データ、
ARQ:自動反復要求、
BCCH:ブロードキャスト制御チャネル、
BCH:ブロードキャスト・チャネル、
C−:制御−、
CCE:制御チャンネル要素、
CCCH:共通制御チャネル、
CCH:制御チャネル、
CCTrCH:符号化された合成伝送チャネル、
CP:サイクリック・プレフィクス、
CQI:チャネル品質インジケータ、
CRC:巡回冗長検査、
CRS:共通基準信号、
CTCH:共通トラフィック・チャネル、
DCCH:専用制御チャネル、
DCH:専用チャネル、
DCI:ダウンリンク制御情報、
DL:ダウンリンク、
DRS:専用基準信号、
DSCH:ダウンリンク共有チャネル、
DTCH:専用トラフィック・チャネル、
E−CID:エンハンスト・セル識別情報、
FACH:順方向リンク・アクセス・チャネル、
FDD:周波数分割デュプレクス、
FSTD:周波数切換送信ダイバーシティ、
L1:レイヤ1(物理レイヤ)、
L2:レイヤ2(データ・リンク・レイヤ)、
L3:レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)、
LI:長さインジケータ。
LLR:ログ尤度比、
LSB:最下位ビット、
MAC:媒体アクセス制御、
MBMS:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス。
MCCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント制御チャネル、
MRW:動き受信ウィンドウ、
MSB:最上位ビット、
MSCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・スケジューリング・チャネル、
MTCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・トラフィック・チャネル、
PCCH:ページング制御チャネル、
PCH:ページング・チャネル、
PDU:プロトコル・データ・ユニット、
PHY:物理レイヤ、
PhyCH:物理チャネル、
PMI:事前符号化行列インジケータ、
PRACH:物理ランダム・アクセス・チャネル、
RACH:ランダム・アクセス・チャネル、
RLC:ラジオ・リンク制御、
RRC:ラジオ・リソース制御、
RE:リソース要素、
RS:基準信号、
RTT:往復時間、
Rx:受信、
SAP:サービス・アクセス・ポイント、
SDU:サービス・データ・ユニット、
SFBC:空間周波数ブロック符号化、
SHCCH:共有チャネル制御チャネル、
SN:シーケンス番号、
SUFI:スーパ・フィールド、
TA:タイミング先行、
TCH:トラフィック・チャネル、
TDD:時分割デュプレクス、
TFI:伝送フォーマット・インジケータ、
TM:透過モード、
TMD:透過モード・データ、
TTI:送信時間インタバル、
Tx:送信、
U−:ユーザ−、
UE:ユーザ機器、
UL:アップリンク、
UM:非アクノレッジ・モード、
UMD:非アクノレッジ・モード・データ、
UMTS:ユニバーサル・モバイル通信システム、
UTRA:UMTS地上ラジオ・アクセス、
UTRAN:UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク、
MBSFN:マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク、
MCE:MBMS調整エンティティ、
MCH:マルチキャスト・チャネル、
DL−SCH:ダウンリンク共有チャネル、
MSCH:MBMS制御チャネル、
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル、
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル。
図3は、本開示のある態様にしたがってデータとCRSとをともに送信しうるシステム300を例示する。以下により詳しく説明するように、データは、先ず、CoMPセット内の任意の基地局のためのCRSを含まないリソース要素(RE)(単数または複数)にマップされうる。この最初のマップ後(例えば、CRSのために使用されないREを使い果たした後)、データは、CRSのために使用されるREにマップされうる。このようなマッピングは、CRSの送信にも関わらず、CoMP設定でデータを有効に通信することを容易にしうる。
例示するように、システム300は、例えば、無線ネットワークにアクセスを提供するピア・トゥ・ピア通信モード等において動作するモバイル・デバイス、モバイル基地局、中継ノード、ピコセル・アクセス・ポイント、フェムトセル・アクセス・ポイント、および基地局でありうるアクセス・ポイント302、304を含みうる。
アクセス・ポイント302、304は、無線デバイス306へCoMPネットワーク・アクセスを提供しうる。1つの例において、アクセス・ポイント302、304は、CoMPを用いて所与の無線デバイスへ送信するアクセス・ポイントの集合を称するCoMPセット内にありる。無線デバイス306は、モバイル・デバイスやその一部、あるいは、無線ネットワークへのアクセスを受信しうる実質的に任意のデバイスでありうる。さらに、アクセス・ポイント302、304は、(例えば、無線ネットワークを介したバックホールや、無線等によって)CoMPアクセスを提供するために互いに通信しうる。一例では、アクセス・ポイント304は、同様の機能を提供するために、アクセス・ポイント302と関連して記載される構成要素を備えうることが認識されるべきである。
アクセス・ポイント302は、CoMPセット内のアクセス・ポイントのためのRSのリソース位置を(例えば、他のアクセス・ポイントとのバックホール接続によって)受信あるいは決定するRS位置決定構成要素308を含みうる。アクセス・ポイント302はまた、データ送信をマップするリソース要素(RE)(単数または複数)を選択するように構成されうるデータ・マッピング構成要素310を含みうる。AP302はまた、CoMPセット内のアクセス・ポイントに関する情報を、無線デバイス306を含む1または複数の無線デバイスへ提供するように構成されうるCoMPセット指示構成要素312を含みうる。
無線デバイス306は、AP302のこれら構成要素に対する補足的な動作を実行するように構成された構成要素を含みうる。例として、無線デバイス306は、アクセス・ポイントのCoMPセットに関する情報を受信するように構成されたCoMPセット受信構成要素314を含みうる。無線デバイス306はまた、CoMPアクセス・ポイントによって、リソースのセットを介して送信されたデータを復号するように構成された復号構成要素316を含みうる。
例によれば、RS位置決定構成要素308は、例えばアクセス・ポイント304のような、他のアクセス・ポイント、または、CoMPセット内の関連するセルのためのRS位置に関する情報を受信しうる。RS位置決定構成要素308は、この情報を、例えば、アクセス・ポイントから、コア無線ネットワークから、アクセス・ポイント304等と以前に通信していた無線デバイスから、受信しうる。別の例において、RS位置決定構成要素308は、この識別子、および/または、関連するセルの識別子に基づいて、アクセス・ポイントのためのRS位置を計算しうる。
何れの場合であれ、データ・マッピング構成要素310は、先ず、(CoMPセット内の何れかのアクセス・ポイントの)RS位置に対応しない、選択されたRE(単数または複数)にデータをマップしうる。この最初のマッピング後に、送信すべきデータが未だに存在するのであれば、この残りのデータは、RS位置に対応するRE(単数または複数)にマップされうる。この点に関し、データのほとんどは、CoMPセット内のアクセス・ポイントによって送信されたRS(単数または複数)からの干渉無く送信されうる。
ある態様によれば、CoMPセット指示構成要素312は、CoMPセットのアクセス・ポイントに関する情報を、無線デバイス306(例えば、アクセス・ポイントおよび/または関連するセルの識別子)へ提供しうる。
CoMPセット受信構成要素314は、CoMPセット情報を取得し、CoMPセット内のアクセス・ポイントに関連する1または複数のRS位置を決定しうる。例えば、CoMPセット受信構成要素314は、(例えば、RSをいつ送信すべきかを決定するために、アクセス・ポイントによって使用されるものと同じアルゴリズムを適用することによって、RSを送信するためにリソースを割り当てるコア・ネットワーク構成要素に識別子を提供すること等によって、)アクセス・ポイントまたは関連するセル識別子に少なくとも部分的に基づいて、RS位置を決定しうる。
復号構成要素316は、RSリソース位置を認識することに少なくとも部分的に基づいて、データを復号しうる。これによって、復号構成要素316は、例えば、RSリソース位置上のRSおよびデータを復号できるようになる。ある態様によれば、復号構成要素316は、CRSトーンを備えるシンボル内に位置するトーンのためのレート・マッチング・スキームを導出し、CRSトーンを決定することに基づいてデータを復号しうる。
さらに別の例によれば、アクセス・ポイント302、304は、CRS送信に関わらず、データを送信しうる。これによって、CRSが送信された場合、データ・リソースが、CRSと重ね合わされる。(例えば、参加しているアクセス・ポイントに基づいて決定された)CRS位置の知見をもって、無線デバイス306は、CoMPデータ送信に参加している他のセルからのCRSトーンとオーバラップするデータ・トーンを復号するために、統合検出または干渉除去(またはその他の技術)を適用しうる。
図4は、通信フレーム内のリソース・ブロック400部分の例を例示する。説明するように、CoMPセット内のアクセス・ポイントは、セル識別子に応じて選択されたリソースによってCRSを送信しうる。この例において、CoMPセット内のアクセス・ポイントは、リソース・ブロック402、404、408、416でRSを送信しうる。一例に記載されるように、アクセス・ポイントは、CoMPセット内のアクセス・ポイントのためのRS位置に関する情報を受信しうる。
以下にさらに詳しく説明されるように、アクセス・ポイントは、先ず、CRS送信中のマッピングを回避するために、リソース・ブロック406、410、412、414、418によってデータを送信しうる。この例において、デバイスは、リソース・ブロック406、410、412、414、418内のCRS干渉の無いリソース要素でデータ送信を受信しうる。追加のリソース・ブロックが必要とされる場合、アクセス・ポイントは、RS位置に対応するリソース・ブロック上にマップしうることが認識されるべきである。
図5は、CoMPアクセス・ポイントから受信した信号からのデータを復号する方法500を例示する。この動作は、例えば、無線デバイス306の受信構成要素314および復号構成要素316によって実行されうる。
502では、データ上に重ね合わされたCRSを備えるCoMP信号が受信されうる。説明するように、CoMP信号は、さまざまなCoMPアクセス・ポイントから受信されうる。504では、CRSに対応する信号におけるトーンが判定される。
前述したように、これらトーンは、統合検出、干渉除去等を用いて判定されうる。別の例では、これらトーンは、説明するように、受信されたアクセス・ポイント識別子または関連するセル識別子に基づいて、CRSのリソース位置を計算することに少なくとも部分的に基づいて判定されうる。さらに、例えば、CRSトーンに関連するレート・マッチング・スキームは、決定されたCRSリソース位置に基づいて導出または復号されうる。506では、CRSトーンを判定することに少なくとも部分的に基づいて、信号からデータが復号されうる。
図6は、CRSを送信するために使用されるものとは異なるリソースによる送信のために、データをマップすることを容易にする方法600を例示する。この動作は、例えば、アクセス・ポイント302のRS位置決定構成要素310およびデータ・マッピング構成要素312によって実行されうる。
602では、CRSを送信する1または複数のCoMPアクセス・ポイントに関連するRS位置が受信されうる。説明するように、RS位置は、CoMPアクセス・ポイント、無線ネットワーク等から受信されうるか、および/または、CoMPセット内のアクセス・ポイントの識別子に基づいて計算されうる。604では、データ送信が先ず、CRSのリソース位置に関連しないリソースにマップされうる。したがって、例えば、データは、先ず、CoMPセット内のアクセス・ポイントのCRSからの干渉を緩和するために、このようなリソースを回避しうる。
図7は、CRSと重ね合わされたデータを送信するために、例えば、アクセス・ポイント302によって実行されうる動作700の例を例示する。これら動作は、図8および図9を参照して記載される。
これら動作は、702において、先ず、データ送信を、CRSのリソース位置に関連しないリソースにマップすることによって始まる。例えば、図8に例示するように、(ラベル「D」および斜線を用いて例示された)データは、先ず、CRSのためのREに関連しないRE406、410にマップされうる。
ブロック704において、マップすべきさらなるデータがないと判定されると、データは、CRSのためのRE(単数または複数)に関連するリソースを用いることなく送信されうる(708)。一方、データが存在する場合、706において、残りのデータ送信が、CRSのリソース位置に関連するリソースにマップされうる。
例えば、図9に例示するように、さらなるデータが、CRSのためのREに関連するRE402、404にマップされうる。ある態様によれば、干渉を緩和するために、サービス提供アクセス・ポイントは先ず、CoMPセット内の他のアクセス・ポイントのためのCRSに関連するRE位置にデータをマップしうる。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記記載を通じて参照されたデータ、命令群、指示、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁気粒子、光場または光粒子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとのこの相互置換性を明確に例示するために、例示的なさまざまな構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、これらの機能の観点から一般に上述された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションおのおのに応じて変化する方式で、上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示される実施形態に関連して記載されるさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向けIC(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートまたはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、あるいは、本明細書に記載の機能を実行するために設計されたこれら任意の組み合わせによって実装または実行される。汎用プロセッサはマイクロプロセッサでありうるが、代替例では、このプロセッサは、従来の任意のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路でありうる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術で周知のその他任意の形態の記憶媒体に存在しうる。
典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在しうる。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対するさまざまな変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。

Claims (44)

  1. 無線通信のための方法であって、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信することと、ここで、前記信号は、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える、
    前記CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定することと、
    前記決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、前記信号からのデータを復号することと、
    を備える方法。
  2. 前記復号することは、前記CRSに関連するトーンを抽出するために、前記決定されたCRS位置の知見に基づいて、前記信号に統合検出を利用することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. CoMPに参加するアクセス・ポイントを示すインジケーションを受信することと、
    前記インジケーションに基づいて前記CRS位置を決定することと、
    をさらに備える請求項2に記載の方法。
  4. 前記CoMPセット内の非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置のためのレート・マッチング・スキームを、サービス提供セルCRS送信に基づいて導出することと、
    前記非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置に重ね合わされたデータを復号することと、
    をさらに備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記復号することは、前記CRSに関連するトーンを除去するために、前記信号に干渉除去を利用することを備える、請求項1に記載の方法。
  6. 無線通信のための方法であって、
    共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セット内の1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定することと、
    前記決定されたRSリソース位置に対応しない第1のリソースのセットに、先ず、データ送信をマップすることと、
    前記決定されたRSリソース位置に対応する第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップすることと、
    を備える方法。
  7. 前記残りのデータ送信をマップすることは、前記決定されたRSリソース位置に対応しないリソース位置を使い果たした後のにみ、前記決定されたRSリソース位置に対応するリソースに、残りのデータ送信をマップすることを備える、請求項6に記載の方法。
  8. 前記残りのデータ送信をマップすることは、前記残りのデータ送信を、先ず、前記CoMPセット内の、サービス提供アクセス・ポイント以外のアクセス・ポイントによって使用される、決定されたRSリソース位置に対応するリソース要素にマップすることを備える、請求項6に記載の方法。
  9. 前記RSリソース位置を決定することは、前記1または複数のアクセス・ポイントまたは関連するセルの識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記RSリソース位置を計算することを備える、請求項6に記載の方法。
  10. 前記調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信に参加するアクセス・ポイントのうちの1または複数のアクセス・ポイントに、インジケーションを提供することをさらに備える、請求項6に記載の方法。
  11. 前記インジケーションは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって提供される、請求項10に記載の方法。
  12. 無線通信のための装置であって、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信し、ここで、前記信号は、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える、
    前記CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定し、
    前記決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、前記信号からのデータを復号する、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  13. 前記復号するように構成された少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記CRSに関連するトーンを抽出するために、前記決定されたCRS位置の知見に基づいて、前記信号に統合検出を利用する、
    ように構成された請求項12に記載の装置。
  14. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    CoMPに参加するアクセス・ポイントを示すインジケーションを受信し、
    前記インジケーションに基づいて前記CRS位置を決定する、
    ように構成された請求項13に記載の装置。
  15. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記CoMPセット内の非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置のためのレート・マッチング・スキームを、サービス提供セルCRS送信に基づいて導出し、
    前記非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置に重ね合わされたデータを復号する、
    ように構成された請求項14に記載の装置。
  16. 前記復号するように構成された少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記CRSに関連するトーンを除去するために、前記信号に干渉除去を利用する、
    ように構成された請求項12に記載の装置。
  17. 無線通信のための装置であって、
    共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セットにおける1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定し、
    前記決定されたRSリソース位置に対応しない、第1のリソースのセットに、最初に、データ送信をマップし、
    前記決定されたRSリソース位置に対応する、第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップする、
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサと、
    前記少なくとも1つのプロセッサに接続されたメモリと、
    を備える装置。
  18. 前記残りのデータ送信をマップするように構成された少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記決定されたRSリソース位置に対応しないリソース位置を使い果たした後のにみ、前記決定されたRSリソース位置に対応するリソースに、残りのデータ送信をマップする、ように構成された請求項17に記載の装置。
  19. 前記残りのデータ送信をマップするように構成された少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記残りのデータ送信を、先ず、前記CoMPセット内の、サービス提供アクセス・ポイント以外のアクセス・ポイントによって使用される、決定されたRSリソース位置に対応するリソース要素にマップする、
    ように構成された請求項17に記載の装置。
  20. 前記RSリソース位置を決定するように構成された少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    前記1または複数のアクセス・ポイントまたは関連するセルの識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記RSリソース位置を計算する、
    ように構成された請求項17に記載の装置。
  21. 前記少なくとも1つのプロセッサはさらに、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信に参加するアクセス・ポイントのうちの1または複数のアクセス・ポイントに、インジケーションを提供する、
    ように構成された請求項17に記載の装置。
  22. 前記インジケーションは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって提供される、請求項21に記載の装置。
  23. 無線通信のための装置であって、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信する手段と、ここで、前記信号は、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える、
    前記CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定する手段と、
    前記決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、前記信号からのデータを復号する手段と、
    を備える装置。
  24. 前記復号する手段は、前記CRSに関連するトーンを抽出するために、前記決定されたCRS位置の知見に基づいて、前記信号に統合検出を利用する手段を備える、請求項23に記載の装置。
  25. CoMPに参加するアクセス・ポイントを示すインジケーションを受信する手段と、
    前記インジケーションに基づいて前記CRS位置を決定する手段と、
    をさらに備える請求項24に記載の装置。
  26. 前記CoMPセット内の非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置のためのレート・マッチング・スキームを、サービス提供セルCRS送信に基づいて導出する手段と、
    前記非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置に重ね合わされたデータを復号する手段と、
    さらに備える請求項25に記載の装置。
  27. 前記復号する手段は、前記CRSに関連するトーンを除去するために、前記信号に干渉除去を利用する手段を備える、請求項23に記載の装置。
  28. 無線通信のための装置であって、
    共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セット内の1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定する手段と、
    前記決定されたRSリソース位置に対応しない第1のリソースのセットに、先ず、データ送信をマップする手段と、
    前記決定されたRSリソース位置に対応する第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップする手段と、
    を備える装置。
  29. 前記残りのデータ送信をマップする手段は、前記決定されたRSリソース位置に対応しないリソース位置を使い果たした後のにみ、前記決定されたRSリソース位置に対応するリソースに、残りのデータ送信をマップする手段を備える、請求項28に記載の装置。
  30. 前記残りのデータ送信をマップする手段は、前記残りのデータ送信を、先ず、前記CoMPセット内の、サービス提供アクセス・ポイント以外のアクセス・ポイントによって使用される、前記決定されたRSリソース位置に対応するリソース要素にマップする手段を備える、請求項28に記載の装置。
  31. 前記RSリソース位置を決定する手段は、前記1または複数のアクセス・ポイントまたは関連するセルの識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記RSリソース位置を計算する手段を備える、請求項28に記載の装置。
  32. 調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信に参加するアクセス・ポイントのうちの1または複数のアクセス・ポイントに、インジケーションを提供する手段をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  33. 前記インジケーションは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって提供される、請求項32に記載の装置。
  34. 1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記命令群は、
    調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信セット内のアクセス・ポイントから信号を受信するための命令群と、ここで、前記信号は、データに重ね合わされた共通基準信号(CRS)を備える、
    前記CRSに対応する信号におけるCRS位置を決定するための命令群と、
    前記決定されたCRS位置に少なくとも部分的に基づいて、前記信号からのデータを復号するための命令群と、
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  35. 前記復号するための命令群は、前記CRSに関連するトーンを抽出するために、前記決定されたCRS位置の知見に基づいて、前記信号に統合検出を利用するための命令群を備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  36. CoMPに参加するアクセス・ポイントを示すインジケーションを受信するための命令群と、
    前記インジケーションに基づいて前記CRS位置を決定するための命令群と、
    をさらに備える請求項35に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  37. 前記CoMPセット内の非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置のためのレート・マッチング・スキームを、サービス提供セルCRS送信に基づいて導出するための命令群と、
    前記非サービス提供アクセス・ポイントのCRSトーン位置に重ね合わされたデータを復号するための命令群と、
    をさらに備える請求項36に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  38. 前記復号するための命令群は、前記CRSに関連するトーンを除去するために、前記信号に干渉除去を利用するための命令群を備える、請求項34に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  39. 1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記命令群は、
    共通基準信号(CRS)を送信する、調整されたマルチ・ポイント(CoMP)セット内の1または複数のアクセス・ポイントに関連する基準信号(RS)リソース位置を決定するための命令群と、
    前記決定されたRSリソース位置に対応しない第1のリソースのセットに、先ず、データ送信をマップするための命令群と、
    前記決定されたRSリソース位置に対応する第2のリソースのセットに、残りのデータ送信をマップするための命令群と、
    を備えるコンピュータ・プログラム製品。
  40. 前記残りのデータ送信をマップするための命令群は、前記決定されたRSリソース位置に対応しないリソース位置を使い果たした後のにみ、前記決定されたRSリソース位置に対応するリソースに、残りのデータ送信をマップするための命令群を備える、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  41. 前記残りのデータ送信をマップするための命令群は、前記残りのデータ送信を、先ず、前記CoMPセット内の、サービス提供アクセス・ポイント以外のアクセス・ポイントによって使用される、前記決定されたRSリソース位置に対応するリソース要素にマップするための命令群を備える、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  42. 前記RSリソース位置を決定するための命令群は、前記1または複数のアクセス・ポイントまたは関連するセルの識別子に少なくとも部分的に基づいて、前記RSリソース位置を計算するための命令群を備える、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  43. 調整されたマルチ・ポイント(CoMP)通信に参加するアクセス・ポイントのうちの1または複数のアクセス・ポイントに、インジケーションを提供するための命令群をさらに備える、請求項39に記載のコンピュータ・プログラム製品。
  44. 前記インジケーションは、物理ダウンリンク制御チャネル(PDCCH)によって提供される、請求項43に記載のコンピュータ・プログラム製品。
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