JP5722335B2 - 無線通信システムにおけるランダム・アクセス・シグナリングのための装置および方法 - Google Patents

無線通信システムにおけるランダム・アクセス・シグナリングのための装置および方法 Download PDF

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Description

関連出願に対する相互参照
本願は、全体が参照によって本明細書に組み込まれている2009年11月2日出願の米国仮特許出願61/257,411号および2010年5月5日出願の米国仮特許出願61/331,792号の優先権を主張する。
本願は、一般に、多元接続無線通信に関する。さらに詳しくは、限定されないが、本願は、多元接続無線通信システムにおけるランダム・アクセス・シグナリングをサポートするための技術に関する。
無線通信システムは、例えば、音声、データ等のようなさまざまなタイプのコンテンツを提供するために広く開発されてきた。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(“CDMA”)システム、時分割多元接続(“TDMA”)システム、周波数分割多元接続(“FDMA”)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(“LTE”)システム、および直交周波数分割多元接続(“OFDMA”)システム等を含む。
一般に、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。この通信リンクは、単数入力単数出力システム、複数入力単数出力システム、あるいは複数入力複数出力(“MIMO”)システムによって確立されうる。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(“N”個)の送信アンテナと複数(“N”個)の受信アンテナとを適用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(“TDD”)システムと周波数分割デュプレクス(“FDD”)システムとの両方をサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
一般に、無線セルラ通信ネットワークは、多くのモバイル・ユーザ機器(“UE”)および多くの基地局(“ノードB”)を組み込む。ノードBは一般に固定局であり、基地トランシーバ・システム(“BTS”)、アクセス・ポイント(“AP”)、基地局(“BS”)、あるいは他のいくつかの同等な専門用語でも称されうる。ネットワークに対する改良がなされると、ノードB機能も進展し、ノードBはしばしば、イボルブド・ノードB(“eNB”)とも称される。一般に、ノードBハードウェアは、適用される場合、固定され据え置かれる一方、UEハードウェアは、ポータブルである。
ノードBとは対照的に、モバイルUEは、ポータブル・ハードウェアを備えうる。端末または移動局とも一般に称されるUEは、固定式またはモバイル式のデバイスであり、無線デバイス、セルラ電話、携帯情報端末(“PDA”)、無線モデム・カード等とも称される。アップリンク通信(“UL”)は、モバイルUEからノードBへの通信を称する一方、ダウンリンク(“DL”)は、ノードBからモバイルUEへの通信を称する。
おのおののノードBは、自由に移動するモバイルUEと直接的に通信するために使用されるラジオ周波数送信機(単数または複数)および受信機(単数または複数)を含んでいる。同様に、おのおののモバイルUEは、ノードBと直接的に通信するために使用されるラジオ周波数送信機(単数または複数)および受信機(単数または複数)を含んでいる。セルラ・ネットワークでは、モバイルUEは、互いに直接的に通信することはできないが、ノードBと通信せねばならない。
従来、UEからノードBへのアップリンク送信のために、1つの送信アンテナしかサポートされていない。いくつかの従来の通信システムは、アンテナ切換を可能にする機能を提供しているが、一般には、例えば、ランダムおよび初期アクセス機能のために使用される競合ベースの物理ランダム・アクセス・チャネル(“PRACH”)のような物理アップリンク・チャネルに関するものを含む、アップリンク送信のために、SIMOしかサポートされていない。
しかしながら、複数の送信アンテナによってMIMO送信を可能にすることによって、例えばビームフォーミング、MU−MIMO、SU−MIMO等のようなさまざまな動作が実行され、通信システムの全体的なスループットを高められることが認識される。したがって、必要とされるものは、UEがビームフォーミング、送信ダイバーシティ、および/または、スループットを高めるためのその他任意の適切な措置を利用できるように、競合ベースのチャネルのために複数のアンテナを使用することをサポートする方式である。本願は、これらの問題に対処する。
本開示は、一般に、MIMO無線通信システムにおいてランダム・アクセス・シグナリングを提供するための装置および方法に関する。MIMO通信システムのために使用されるべきランダム・アクセス送信スキームは、このシステムにおける送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて決定される。ランダム・アクセス信号は、ランダム・アクセス送信スキームを用いて、ランダム・アクセス・チャネル(例えば、PRACH)で送信される。ランダム・アクセス・チャネルにおける電力制御は、ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて実行される。
1つの態様では、この開示は、無線通信システムにおけるMIMO通信を容易にする方法に関する。MIMO通信のために使用されるべきランダム・アクセス送信スキームは、MIMO通信のために利用されるべき送信アンテナの数に、少なくとも部分的に基づいて決定される。その後、ランダム・アクセス信号は、ランダム・アクセス送信スキームを用いて送信される。
態様では、本開示は、無線通信のための装置に関する。この装置は、MIMO通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、複数入力複数出力(MIMO)通信のためのランダム・アクセス送信を決定する手段と、ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信する手段とを含む。
別の態様では、本開示は、無線通信システムにおいてMIMO通信を容易にする方法に関する。MIMO通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームが決定される。その後、複数のユーザ・デバイスのうちの1つによって送信されたランダム・アクセス要求が、ランダム・アクセス送信スキームにしたがって受信される。
態様では、本開示は、無線通信のための装置に関する。この装置は、複数入力複数出力(MIMO)通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定する手段と、ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信する手段とを含む。
さらに別の態様では、本開示は、無線通信システムにおいてMIMO通信を容易にする方法に関する。MIMO通信のために利用されるべきランダム・アクセス送信スキームが、MIMO通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて決定される。その後、送信スキームに応じて、物理ランダム・アクセス・チャネル(“PRACH”)で、送信電力制御が実行される。
さらなる態様では、本開示は、無線通信システムにおいてMIMO通信を容易にする装置に関する。この装置は、MIMO通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、MIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定し、ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信するように構成されたプロセッサを含む。
別の態様では、本開示は、無線通信システムにおいてMIMO通信を容易にする装置に関する。この装置は、MIMO通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定し、ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、複数のユーザ・デバイスのうちの1つによって送信されたランダム・アクセス要求を受信するように構成されたプロセッサを含む。
また別の態様では、本開示は、無線通信システムにおいてMIMO通信を容易にし、コンピュータ読取可能な記憶媒体を含む、コンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能な記憶媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、MIMO通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、MIMO通信のために使用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定させる
ための命令群と、少なくとも1つのコンピュータに対して、ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信させるための命令群とを含む。
また別の態様では、本開示は、無線通信システムにおいてMIMO通信を容易にし、コンピュータ読取可能な記憶媒体を含む、コンピュータ・プログラム製品に関する。このコンピュータ読取可能な記憶媒体は、少なくとも1つのコンピュータに対して、MIMO通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定させるための命令群と、少なくとも1つのコンピュータに対して、ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信させるための命令群とを含む。
本開示はさらに、上述された方法のみならず、本明細書に記載された他のものを実現するためのコンピュータ・プログラム製品、デバイス、装置およびシステムに関する。追加のさまざまな態様が、添付図面とともに以下にさらに説明される。
本願は、同一の参照符号が全体を通じて同一部位を示す添付図面と連携して採用された以下の詳細記述に関連してより十分に理解されうる。
図1は、典型的な実施形態が実現される多元接続無線通信システムを例示する。 図2は、MIMO通信システムの実施形態のブロック図を例示する。 図3は、無線通信システムにおいてPRACH通信をサポートするシステムのブロック図を例示する。 図4は、マルチ・アンテナ通信システムにおいてアップリンクPRACH送信を容易にするためのフローチャートを例示する。 図5は、無線通信システムにおいて可変レベルのPRACHサポートを容易にするシステムのブロック図を例示する。 図6は、関連付けられたユーザ・デバイスへの選択されたPRACH送信スキームのシグナリングを容易にするためのフローチャートを例示する。 図7は、MIMO通信システムにおいてPRACH電力制御を実行するためのフローチャートを例示する。
無線通信を容易にするためのシステムおよび方法が開示される。これらシステムおよび方法は、UEがビームフォーミング、送信ダイバーシティ、および/または、スループットを高めるためのその他任意の適切な措置を利用できるように、例えばMIMOシステムにおけるPRACHのように、競合ベースのチャネルのために複数のアンテナを使用することをサポートする。これらシステムおよび方法によって、UEは、選択されたPRACH送信スキームが通知され、選択された送信スキームに応じて、PRACH電力制御を実施することが可能となる。
さまざまな実施形態では、ビームフォーミングは、UEに、プリコーディング・ベクトルの予め定義されたセットから、プリコーディング・ベクトルを選択させることにより実施される。例えば、UEは、(例えば、ビーム・スイープによって)予め定義されたプリコーディング・ベクトルを循環するか、および/または、その他任意の適切な方式でプリコーディング・ベクトルを選択しうる。反復されるプリアンブルを備えるPRACHフォーマット(例えば、フォーマット2、フォーマット3等)の場合、プリコーディング・ベクトルの選択は、ダイバーシティを最大にするために、バースト毎に適用されうる。送信ダイバーシティは、例えば、アンテナ選択、時間切換送信ダイバーシティ(“TSTD”)等のように、さまざまな方式で提供されうる。そして、eノードBに透過的であることも、透過的ではないこともありうる。
その他の実施形態では、非透過的なPRACH送信スキームの場合、UEは、例えば、送信スキームを示すゼロ・パディング・ビットのうちの1または複数を再解釈することのように、送信スキームを示す1または複数のビットを再使用または追加することによって、あるいは、ダウンリンク・データ到着のためにPDCCHを用いることによって、例えばRAR許可によって、PRACH送信スキームの選択が通知されうる。あるいは、PRACHのために利用されるべき送信スキームは、予め指定されうるか、(例えば、関連付けられたネットワーク仕様において)ハード・コードされうるか、および/または、それ以外の場合には、演繹的に選択されうる。
さらに、PRACH電力制御が、選択された送信スキームに応じて実施されうる。したがって、例えば、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWERのようなパラメータが、選択された送信スキームを考慮しうる。さらに、または、その代わりに、初期PUSCH電力制御が、選択された送信スキームに応じうる。別の例では、再送信中の電力ランプ・ステップ・サイズが、利用されている送信スキームに応じうる。
さまざま実施形態では、本明細書に記載された技術は、例えば、符号分割多元接続(“CDMA”)ネットワーク、時分割多元接続(“TDMA”)ネットワーク、周波数分割多元接続(“FDMA”)ネットワーク、直交FDMA(“OFDMA”)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(“SC−FDMA”)ネットワークのみならず、その他の通信ネットワークのような無線通信ネットワークのために使用されうる。本明細書で説明されるように、「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。
CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(“UTRA”)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRAは、広帯域CDMA(“W−CDMA”)および低チップ・レート(“LCR”)を含む。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル移動体通信システム(“GSM(登録商標)”)のようなラジオ技術を実現しうる。
OFDMAネットワークは、例えば、イボルブドUTRA(“E−UTRA”)、IEEE802.11、IEEE802.16、IEEE802.20、フラッシュ−OFDM(登録商標)等のようなラジオ技術を実現する。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(“UMTS”)の一部である。特に、ロング・ターム・イボリューション(“LTE”)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(“3GPP”)と命名された組織からの文書に記載されており、cdma2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(“3GPP2”)と命名された組織からの文書に記載されている。
これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確化のために、これら装置および方法のある態様は、以下において、LTE実施のために記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。しかしながら、この説明は、LTEアプリケーションに限定されるようには意図されていない。したがって、本明細書で記載された装置および方法は、その他さまざまな通信システムおよびアプリケーションに適用されうることが、当業者によって認識される。
単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用するシングル・キャリア周波数分割多元接続(“SC−FDMA”)は、興味のある1つの通信技術である。SC−FDMAは、OFDMAと同様の性能および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。しかしながら、SC−FDMA信号は、固有のシングル・キャリア構造のために、OFDMA信号よりも低い平均ピーク対電力比(“PAPR”)を有する。その結果、SC−FDMAは、送信電力効率に関して、より低いPAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において特に、最近、大きな注目を集めた。SC−FDMAを用いることは、現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(“LTE”)またはE−UTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのための動作前提となっている。
無線通信システムにおける論理チャネルは、制御チャネルおよびトラフィック・チャネルに分類されうる。論理制御チャネルは、システム制御情報をブロードキャストするためのダウンリンク(“DL”)チャネルであるブロードキャスト制御チャネル(“BCCH”)と、ページング情報を転送するDLチャネルであるページング制御チャネル(“PCCH”)と、1またはいくつかのマルチキャスト・トラフィック・チャネル(単数または複数)(“MTCH”)のためのマルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(“MBMS”)スケジューリングおよび制御情報を送信するために使用されるポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるマルチキャスト制御チャネル(“MCCH”)と、を備えうる。一般に、ラジオ・リソース制御(“RRC”)接続を確立した後、このチャネルは、MBMSを受信するUEによってのみ使用される。さらに、専用制御チャネル(“DCCH”)は、専用制御情報を送信するポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルであり、RRC接続を有するUEによって使用される。
論理トラフィック・チャネルは、ユーザ情報の転送のために1つのUEに特化されたポイント・トゥ・ポイント双方向チャネルである専用トラフィック・チャネル(“DTCH”)と、トラフィック・データを送信するためのポイント・トゥ・マルチポイントDLチャネルであるMTCHと、を備える。
伝送チャネルは、ダウンリンク(“DL”)とアップリンク(“UL”)に分類される。DL伝送チャネルは、ブロードキャスト・チャネル(“BCH”)、ダウンリンク共有データ・チャネル(“DL−SDCH”)、およびページング・チャネル(“PCH”)を備えうる。PCHは、セル全体にわたってブロードキャストされることによって、および、他の制御/トラフィック・チャネルのために使用されうる物理レイヤ(“PHY”)リソースにマップされることによって、(例えば、DRXサイクルがネットワークによってUEへ示される場合、)UE節電をサポートするために使用されうる。UL伝送チャネルは、ランダム・アクセス・チャネル(“RACH”)、要求チャネル(“REQCH”)、アップリンク共有データ・チャネル(“UL−SDCH”)、および複数のPHYチャネルを備えうる。
PHYチャネルは、DLチャネルおよびULチャネルのセットを備えうる。
さらに、DL PHYチャネルは、以下のチャネルを備える。
共通パイロット・チャネル(“CPICH”)
同期チャネル(“SCH”)
共通制御チャネル(“CCCH”)
共有DL制御チャネル(“SDCCH”)
マルチキャスト制御チャネル(“MCCH”)
共有UL割当チャネル(“SUACH”)
アクノレッジメント・チャネル(“ACKCH”)
DL物理共有データ・チャネル(“DL−PSDCH”)
UL電力制御チャネル(“UPCCH”)
ページング・インジケータ・チャネル(“PICH”)
負荷インジケータ・チャネル(“LICH”)
一方、UL PHYチャネルは、以下のチャネルのセットを備える。
物理ランダム・アクセス・チャネル(“PRACH”)
チャネル品質インジケータ・チャネル(“CQICH”)
アクノレッジメント・チャネル(“ACKCH”)
アンテナ・サブセット・インジケータ・チャネル(“ASICH”)
共有要求チャネル(“SREQCH”)
UL物理共有データ・チャネル(“UL−PSDCH”)、
ブロードキャスト・パイロット・チャネル(“BPICH”)
さまざまな実施形態の説明の目的のために、次の用語および略語が本明細書で使用されうる。
AM:アクノレッジ・モード
AMD:アクノレッジ・モード・データ
ARQ:自動反復要求
BCCH:ブロードキャスト制御チャネル
BCH:ブロードキャスト・チャネル
C−:制御−
CCCH:共通制御チャネル
CCH:制御チャネル
CCTrCH:符号化された合成伝送チャネル
CP:サイクリック・プレフィクス
CRC:巡回冗長検査
CTCH:共通トラフィック・チャネル
DCCH:専用制御チャネル
DCH:専用チャネル
DL:ダウンリンク
DSCH:ダウンリンク共有チャネル
DTCH:専用トラフィック・チャネル
DCI:ダウンリンク制御情報
FACH:順方向リンク・アクセス・チャネル
FDD:周波数分割デュプレクス
L1:レイヤ1(物理レイヤ)
L2:レイヤ2(データ・リンク・レイヤ)
L3:レイヤ3(ネットワーク・レイヤ)
LI:長さインジケータ
LSB:最下位ビット
MAC:媒体アクセス制御
MBMS:マルチメディア・ブロードキャスト・マルチキャスト・サービス
MCCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント制御チャネル
MRW:動き受信ウィンドウ
MSB:最上位ビット
MSCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・スケジューリング・チャネル
MTCH:MBMSポイント・トゥ・マルチポイント・トラフィック・チャネル
PCCH:ページング制御チャネル
PCH:ページング・チャネル
PDU:プロトコル・データ・ユニット
PHY:物理レイヤ
PhyCH:物理チャネル
RACH:ランダム・アクセス・チャネル
RLC:ラジオ・リンク制御
RRC:ラジオ・リソース制御
SAP:サービス・アクセス・ポイント
SDU:サービス・データ・ユニット
SHCCH:共有チャネル制御チャネル
SN:シーケンス番号
SUFI:スーパ・フィールド
TCH:トラフィック・チャネル
TDD:時分割デュプレクス
TFI:伝送フォーマット・インジケータ
TM:透過モード
TMD:透過モード・データ
TTI:送信時間インタバル
U−:ユーザ−
UE:ユーザ機器
UL:アップリンク
UM:非アクノレッジ・モード
UMD:非アクノレッジ・モード・データ
UMTS:ユニバーサル・モバイル通信システム
UTRA:UMTS地上ラジオ・アクセス
UTRAN:UMTS地上ラジオ・アクセス・ネットワーク
MBSFN:マルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク
MCE:MBMS調整エンティティ
MCH:マルチキャスト・チャネル
DL−SCH:ダウンリンク共有チャネル
MSCH:MBMS制御チャネル
PDCCH:物理ダウンリンク制御チャネル
PDSCH:物理ダウンリンク共有チャネル
PCFICH:物理制御フォーマット・インジケータ・チャネル
本明細書において「典型的な」という用語は、「例、事例あるいは例示として役立つ」ことを意味するために使用されると認識される。本明細書で「典型的である」と記載されたあらゆる実施形態は、他の実施形態によりも好適であるとか有利であるとか解釈される必要は必ずしもない。
図1に示すように、1つの典型的な実施形態にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。さまざまな実施では、図1のAP100のようなアクセス・ポイント(“AP”)は、アクセス端末と通信するために使用される固定局でありうる。そして、アクセス・ポイント、ノードB、eノードB、ホームeノードB(“HeNB”)、またはその他の用語で称されうる。図1のAT116またはAT122のようなアクセス端末(“AT”)は、アクセス端末、ユーザ機器(“UE”)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、またはその他の用語で称されうる。AT116、AT122、およびUE100は、本明細書で記載されるような実施形態のさまざまな態様を実現するように構成されうる。
アクセス・ポイント100は、1つは104および106を含み、別の1つは108および110を含み、さらに別の1つは112および114を含む複数のアンテナ・グループを含む。図1では、2本のアンテナだけが各アンテナ・グループのために示されている。しかしながら、さまざまな実施形態では、2より多い、または、2より少ないアンテナも、おのおののグループのために利用されうる。
アクセス端末116はアンテナ112およびアンテナ114と通信している。アンテナ112およびアンテナ114は、順方向リンク120によってAT116へ情報を送信し、逆方向リンク118によってAT116から情報を受信しうる。アクセス端末122はアンテナ106およびアンテナ108と通信している。アンテナ106およびアンテナ108は、順方向リンク126によってAT122へ情報を送信し、逆方向リンク124によってAT122から情報を受信しうる。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、AP100とAT116、122との間の通信のために、異なる周波数を利用しうる。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用しうる。同様に、リンク124、126は、互いに異なる、および/または、リンク118、120とは異なる周波数を使用しうる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、アクセス・ポイントのセクタと称されうる。例示された典型的な実施形態では、アンテナ・グループはおのおの、アクセス・ポイント100によってカバーされたエリアの、設計されたセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。例えば、アンテナ112、114を含むアンテナ・グループは、図1のセクタ1として指定されるセクタに割り当てられる一方、アンテナ106、108を含むアンテナ・グループは、セクタ2として指定されたセクタに割り当てられる。
順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、その他のアクセス端末(図示せず)のみならず、別のアクセス端末116、122のための順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを用いるように構成されうる。さらに、典型的な実施では、有効通信範囲エリアにわたってランダムに分布しているアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、すべてのアクセス端末に対して単一のアンテナによって送信しているアクセス・ポイントよりも、近隣セル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。送信信号のプリコーディングが、ビームフォーミングを容易にするために使用されうることが認識される。
典型的なMIMOシステム200における送信機システム210(すなわち、アクセス・ポイント210)および受信機システム250(すなわち、アクセス端末250)の実施形態のブロック図を例示している図2に注目されたい。送信機システム210および受信機システム250は、図1のAP100およびAT116に相当しうることが認識される。
動作中、送信機システム210では、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(“TX”)データ・プロセッサ214に提供され、ここで処理され、1または複数の受信機システム250へ送信される。1つの実施形態では、各データ・ストリームは、処理され、それぞれの送信アンテナ(例えば、アンテナ224a−224t)によって送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データを受信し、フォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。パイロット・データは、図2に示されるようなTXデータ・プロセッサ214に提供され、符号化されたデータと共に多重化されうる。データ・ストリームのおのおのの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、変調シンボルを提供するために、このデータ・ストリームのために選択された特定の変調スキーム(例えば、BPSK、QSPK、M−PSK、M−QAM等)に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)されうる。各データ・ストリームのデータ・レート、符号化および変調は、メモリ232、または、その他のメモリ、あるいは、送信システム250の(図示しない)命令格納媒体に格納された命令群に基づいて、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、その後、TX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220は、この変調シンボルを(例えば、OFDMのために)さらに処理する。TX MIMOプロセッサ220はその後、Nt個の変調シンボル・ストリームを、Nt個の送信機(“TMTR”)222a乃至222tへ提供する。ある実施形態では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、このシンボルが送信されている1または複数のアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用しうる。
おのおのの送信機サブシステム222a乃至222tは、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのNt個の変調信号は、その後、Nt個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がNr個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(“RCVR”)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、Nr個の受信機254a乃至254rからNr個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、Nt個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、一般に、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定しうる。プロセッサ270は、その後、行列インデクス部およびランク値部を備える逆方向リンク・メッセージを定式化することができる。ある実施形態では、これら逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信データ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を含みうる。その後、逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。さらに、プロセッサ230は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング行列を使用するかを決定するために、この抽出されたメッセージを処理する。
シングル・キャリア波形の、低いPAPR(例えば、所与の時間において、チャネルは周波数において隣接しているか、一様に配置されている)特性を保つチャネル構造が使用されうることが認識される。さらに、以下により詳細に説明されるように、送信機システム210および受信機システム250は(例えば、PRACHおよび/またはその他の適切なチャネルを用いて、)ランダム・アクセス・シグナリングをサポートするように構成されうることも認識される。ある実施形態では、例えばビームフォーミング、送信ダイバーシティ、MU−MIMO、SU−MIMO等のようなさまざまな動作が実行されうる。これらは、システム200の全体的なスループットを増加させうる。
図3に示すように、無線通信システムにおけるPRACH通信をサポートするシステムのブロック図が例示される。システム300は、それぞれのアンテナ318および/またはアンテナ336を介してアップリンクおよび/またはダウンリンクで1または複数のeNB330と通信しうる1または複数のUE310を含みうる。1つの実施形態では、UE310は、データ、制御シグナリング、および/または、その他任意の適切な情報を、アップリンクでeNB330へ通信しうる。例えば、UE310は、eNB330に情報を送信するために、PRACHまたは類似のランダム・アクセス・チャネルを利用しうる。PRACHは、時間、周波数等(例えば、6PRB、または、180kHz PRBの場合にはおよそ1MHz)において、任意の適切な量のリソースを占有しうることが認識される。
非競合ベースの送信、および/または、その他の類似のタイプの制御送信またはデータ送信(例えば、PUSCH送信)は一般に、競合ベースのPRACH送信とは異なることが認識される。例えば、PUSCHのような非競合ベースの送信では、UEは、利用されるべき送信スキームに関する情報を、演繹的に通知され、これに基づいて、関連付けられたeNBは、UEに対して、指定された送信スキームを用いるように指示または命令しうる。しかしながら、例えばPRACHのような競合ベースの送信は、この方式では、プリ・コーディネーションを導入しないので、非競合ベースの送信のために従来利用されているMIMO送信スキームを、競合ベースの送信に適応するさまざまな技術が望まれることが認識される。
ある実施形態では、例えばPRACHのような競合ベースのチャネルのため、複数のアンテナ3181−318kを使用することをサポートするために、UE310は、ビームフォーミング、送信ダイバーシティ、および/または、その他任意の適切な措置(単数または複数)を利用しうる。例えば、1つの実施形態では、UE310は、ビームフォーミング・モジュール312を含みうる。ビームフォーミング・モジュール312は、マルチ・アンテナUE310におけるPRACHの使用を可能にするために、ビームフォーミングを適用することを容易にしうる。1つの実施形態では、ビームフォーミング・モジュール312は、例えば、UE310に関連付けられた送信アンテナ318−318の数に少なくとも部分的に基づいて、各プリコーディング・ベクトルを選択することによって、関連付けられたeNB330に透過的な方式で動作しうる。これら選択されたプリコーディング・ベクトルは、その後、プリコーディング・ベクトル・セット314に関連付けられうる。ビームフォーミング・モジュール312は、プリコーディング・ベクトル・セット314から、PRACH通信のために1または複数のベクトルを選択しうる。1つの実施形態では、ビームフォーミング・モジュール312は、さらに、プリコーディング・ベクトル・セット314におけるそれぞれのベクトルを循環またはビーム・スイープすることを容易にしうる。
UE310はまた、送信ダイバーシティ・モジュール316を含みうる。これは、UE310に関連付けられた複数の送信アンテナ318−318に基づいて、さまざまな形式の送信ダイバーシティの実施を容易にしうる。例えば、送信ダイバーシティ・モジュール316は、アンテナ選択、TSTD等によって、ダイバーシティを容易にしうる。1つの実施形態では、送信ダイバーシティは、例えば、UE310がeNB330からランダム・アクセス・シグナリングに対する応答を受信しない場合に生じうる、PRACH再送信の場合に適用されうる。
特に、送信ダイバーシティ・モジュール316は、eNB330への再送信の効率を最大にするために、例えば、アンテナ選択調節、送信ダイバーシティ調節、電力レベル調節等のような、連続的な再送信のためのさまざまな調節を容易にしうる。このような調節は、eNB330に透過的に、または、eNB330の支援の下で、の何れかによって実行されうる。
したがって、マルチ・アンテナ通信システムにおけるアップリンクPRACH送信を容易にするためのフローチャートが図4に例示される。まず、関連付けられた送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、ランダム・アクセス・チャネルによるMIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームが決定される(402)。その後、ランダム・アクセス信号が、ランダム・アクセス送信スキームを用いて送信される(404)。
さらなる例では、PRACHおよび/またはその他の適切なランダム・アクセス・チャネルの処理は、ランダム・アクセス・チャネル(単数または複数)に関連付けられたフォーマットに少なくとも部分的に基づいて実行されうる。例えば、図5におけるシステム500に示すように、関連付けられたランダム・アクセス・チャネルによって利用されているフォーマットを分析、および/または、さもなくば識別するために、ランダム・アクセス・チャネル・フォーマット・アナライザ510が利用されうる。一方、ランダム・アクセス・チャネル・フォーマット・アナライザ510によって識別されたランダム・アクセス・チャネル・フォーマットに基づいて、例えば、ビームフォーミング・モジュール312によるビームフォーミング、送信ダイバーシティ・モジュール316によるアンテナ選択動作および/またはその他の送信ダイバーシティ動作等のように、本明細書で記載されたようなランダム・アクセス・チャネル処理のうちの1または複数の態様を制御するために、ランダム・アクセス・チャネル処理マネジャ520および/またはその他の適切な手段が利用されうる。例えば、(PRACHフォーマット2、PRACHフォーマット3等のように)反復されたプリアンブルを有するランダム・アクセス・チャネル(例えば、PRACH)フォーマットの場合、ダイバーシティを最大にするために、プリコーディング・ベクトルおよび/またはアンテナの選択、および/または、システム500における1または複数のその他の適切な動作が、バースト毎に適用されうる。
図3に戻って、非透過的および/または非競合ベースのPRACH送信スキームの場合、eNB330が、ランダム・アクセス・シグナリングのためにUE310に対してさまざまなリソースを再割当できるように、UE310は、eNB330と同期するように構成されうる。したがって、例えば、eNB330は、所与のUE310によって利用されるべきPRACH送信スキームを選択するための送信スキーム・セレクタ332と、選択された送信スキームをUE310に示すための送信スキーム・インジケータ・モジュール334とを含みうる。
一例では、PRACH送信スキームが、PAR許可(例えば、従来のランダム・アクセス手順におけるメッセージ2。ここで、メッセージ1は、ランダム・アクセス要求であり、メッセージ2はPARであり、メッセージ3は、スケジュールされたUE送信であり、メッセージ4は、メッセージ3の確認である)を介して、eNB330によってUE310へ示されうる。1つの実施形態では、送信スキームは、例えば、送信スキームを示すRAR許可へ1または複数のビットを加えることによって、これと同じ方式で示されうる。
別の例では、(例えば、PDCCHによって、)データが、関連付けられたDLデータ・バッファに到着することを、eNB330が検出するイベントでは、eNB330は、PRACH手順を開始しうる。この場合、eNB330は、非競合ベースのPRACHを用いるようにUE310に指示し、関連する送信スキーム割当をUE310に提供しうる。このような例において、送信スキームは、送信スキームを示すために1または複数のゼロ・パディング・ビットを再解釈することにより、UE310へ示されうる。あるいは、送信スキームは、ハード・コードされうるか、および/または、さもなくば、(例えば、ネットワーク仕様等によって)システム300内の実質的にすべてのデバイスへ演繹的に指定されうることが認識される。
選択されたPRACH送信スキームの、関連付けられたユーザ・デバイスへのシグナリングを容易にするためのフローチャートが図6に例示される。まず、MIMO通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームが決定される(602)。ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、複数のユーザ・デバイスのうちの1つによって送信されたランダム・アクセス要求が受信される(604)。
1つの実施形態では、PRACH電力制御が、選択された送信スキームに応じて、システム300内で実行されうる。例えば、選択された送信スキームを考慮するように、PREAMBLE_RECEIVED_TARGET_POWER、および/または、その他の適切なパラメータのようなPRACHパラメータが設定されうる。一例において、(例えば、関連付けられたPRACH手順の完了後の)最初のPUSCH送信に関連付けられた電力制御がさらに、選択されたPRACH送信スキームに応じて実行されうる。別の例では、(例えば、前述したような)連続的なPRACH再送信のために利用される電力ランプ・ステップ・サイズが、利用されている送信スキームに応じうる。
したがって、MIMO通信システムにおいてPRACH電力制御を実行するためのフローチャートが、図7に例示される。まず、関連付けられた送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、ランダム・アクセス・チャネルによるMIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームが決定される(702)。その後、ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて(ランダム・アクセス送信スキームに応じて)PRACH電力制御が実行される(704)。
図3に戻って、ある実施形態では、UE310は、前述した機能のうちのいくつかまたはすべてを実行するために利用されうるプロセッサ320および/またはメモリ322を含みうる。さらに、または、その代わりに、eNB330は、前述した機能のうちのさまざまな態様を実施するためにプロセッサ320および/またはメモリ322を実装しうる。
開示された処理におけるステップの具体的な順序または階層は、典型的なアプローチの例であることが理解される。設計選択に基づいて、これら処理におけるステップの具体的な順序または階層は、本開示のスコープ内であることを保ちながら、再構成されうることが理解される。方法請求項は、さまざまなステップの要素を、サンプル順で示しており、示された具体的な順序または階層に限定されないことが意味される。
当業者であれば、情報および信号は、さまざまな異なる技術および技法のうちの何れかを用いて表されうることを理解するであろう。例えば、上記説明を通じて参照されうるデータ、命令群、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、およびチップは、電圧、電流、電磁波、磁場または磁性粒子、光学場または光学粒子、あるいはこれらの任意の組み合わせによって表現されうる。
当業者であればさらに、本明細書で開示された実施形態に関連して記載された例示的なさまざまな論理ブロック、モジュール、回路、およびアルゴリズム・ステップは、電子的なハードウェア、コンピュータ・ソフトウェア、あるいはこれら両方の組み合わせとして実現されることを認識するであろう。ハードウェアとソフトウェアとの相互置換性を明確に説明するために、さまざまな例示的な構成要素、ブロック、モジュール、回路、およびステップが、それらの機能の観点から一般的に記載された。それら機能がハードウェアとしてまたはソフトウェアとして実現されるかは、特定のアプリケーションおよびシステム全体に課せられている設計制約に依存する。当業者であれば、特定のアプリケーションのおのおのに応じて変化する方式で、上述した機能を実現することができる。しかしながら、この適用判断は、本発明の範囲からの逸脱をもたらすものと解釈されるべきではない。
本明細書で開示された実施形態に関連して記述されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(“DSP”)、特定用途向け集積回路(“ASIC”)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(“FPGA”)あるいはその他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリート・ゲートあるいはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または上述された機能を実現するために設計された上記何れかの組み合わせを用いて実現または実施されうる。汎用プロセッサは、マイクロ・プロセッサでありうるが、代わりに、従来技術によるプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、あるいは順序回路を用いることも可能である。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本明細書で開示された実施形態に関して記述された方法またはアルゴリズムのステップは、ハードウェアにおいて直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、あるいはこれら2つの組み合わせによって具体化されうる。ソフトウェア・モジュールは、RAMメモリ、フラッシュ・メモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハード・ディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROM、あるいは当該技術分野で知られているその他の型式の記憶媒体に収納されうる。典型的な記憶媒体は、この記憶媒体から情報を読み取ったり、この記憶媒体に情報を書き込むことができるプロセッサのようなプロセッサに接続される。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。このプロセッサと記憶媒体とは、ASIC内に存在しうる。ASICは、ユーザ端末内に存在しうる。あるいは、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末内のディスクリート部品として存在しうる。
開示された実施形態の上記記載は、当業者をして、本開示の製造または利用を可能とするように提供される。これら実施形態に対するさまざまな変形例もまた、当業者には明らかであって、本明細書で定義された一般的な原理は、本開示の主旨または範囲から逸脱することなく他の例にも適用されうる。このように、本開示は、本明細書で示された実施形態に限定されるものではなく、本明細書で開示された原理および新規な特徴に一致した最も広い範囲に相当することが意図されている。
以下に、出願当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1]
無線通信のための方法であって、
複数入力複数出力(MIMO)通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、前記MIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定することと、
前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信することと、を備える方法。
[C2]
前記送信することはさらに、前記ランダム・アクセス信号を、競合ベースのランダム・アクセス・チャネルで送信することを備える、C1に記載の方法。
[C3]
前記ランダム・アクセス送信スキームは、ビームフォーミングを適用する、C2に記載の方法。
[C4]
前記決定することは、プリコーディング・ベクトルのセットからプリコーディング・ベクトルを選択することと、
前記ランダム・アクセス信号を生成するために、前記プリコーディング・ベクトルを用いることと、を備えるC3に記載の方法。
[C5]
前記決定することはさらに、前記ランダム・アクセス・チャネルが、反復されたプリアンブルに関連付けられたフォーマットを用いる場合、前記ランダム・アクセス・チャネルによるバースト毎ベースでの通信のために、前記プリコーディング・ベクトルのうちの少なくとも1つを選択することを備える、C4に記載の方法。
[C6]
前記フォーマットは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)フォーマット2またはPRACHフォーマット3のうちの少なくとも1つを備える、C5に記載の方法。
[C7]
前記MIMO通信は、ランダム・アクセス再送信を含む、C2に記載の方法。
[C8]
前記決定することは、前記ランダム・アクセス・チャネルのフォーマットに少なくとも部分的に基づく、C2に記載の方法。
[C9]
前記ランダム・アクセス送信スキームは、送信ダイバーシティ・スキームを備える、C1に記載の方法。
[C10]
前記送信ダイバーシティ・スキームは、時間切換送信ダイバーシティ(TSTD)を備える、C9に記載の方法。
[C11]
前記決定することは、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを受信することを備える、C1に記載の方法。
[C12]
前記ランダム・アクセス送信スキームは、非競合ベースの送信スキームを備える、C11に記載の方法。
[C13]
前記決定することは、前記インジケーションを含むランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージを受信することを備える、C11に記載の方法。
[C14]
前記決定することは、前記インジケーションを伝送する制御チャネルを受信することを備える、C11に記載の方法。
[C15]
前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、C14に記載の方法。
[C16]
前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行すること、をさらに備えるC1に記載の方法。
[C17]
無線通信のための方法であって、
MIMO通信のために、複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定することと、
前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信することと、を備える方法。
[C18]
前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供することをさらに備える、C17に記載の方法。
[C19]
前記提供することは、前記インジケーションを含むランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージを送信することを備える、C18に記載の方法。
[C20]
前記インジケーションは、前記RAR許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、C19に記載の方法。
[C21]
前記提供することは、前記インジケーションを伝送する制御チャネルを送信することを備える、C18に記載の方法。
[C22]
前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、C21に記載の方法。
[C23]
前記提供することはさらに、前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスとのランダム・アクセス手順を開始することを備える、C18に記載の方法。
[C24]
前記ランダム・アクセス送信スキームは、非競合ベースのランダム・アクセス・シグナリングのために用いられる、C17に記載の方法。
[C25]
無線通信のための装置であって、
複数入力複数出力(MIMO)通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、前記MIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定する手段と、
前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信する手段と、を備える装置。
[C26]
前記送信する手段はさらに、前記ランダム・アクセス信号を、競合ベースのランダム・アクセス・チャネルで送信する手段を備える、C25に記載の装置。
[C27]
前記送信する手段は、ビームフォーミングのための手段、または送信ダイバーシティのための手段のうちの少なくとも1つを備える、C25に記載の装置。
[C28]
前記ビームフォーミングのための手段は、
プリコーディング・ベクトルのセットからプリコーディング・ベクトルを選択する手段と、
前記ランダム・アクセス信号を生成するために、前記プリコーディング・ベクトルを用いる手段と、を備えるC27に記載の装置。
[C29]
前記ビームフォーミングのための手段はさらに、ランダム・アクセス・チャネルが、反復されたプリアンブルに関連付けられたフォーマットを用いる場合、前記ランダム・アクセス・チャネルによるバースト毎ベースでの通信のために、前記プリコーディング・ベクトルのうちの少なくとも1つを選択する手段を備える、C28に記載の装置。
[C30]
前記送信ダイバーシティのための手段は、時間切換送信ダイバーシティ(TSTD)スキームを実施する手段を備える、C27に記載の装置。
[C31]
前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行する手段をさらに備える、C25に記載の装置。
[C32]
無線通信のための装置であって、
複数入力複数出力(MIMO)通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定する手段と、
前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信する手段と、を備える装置。
[C33]
前記MIMO通信は、競合ベースのランダム・アクセス・チャネルで実施される、C32に記載の装置。
[C34]
前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供する手段をさらに備える、C32に記載の装置。
[C35]
前記インジケーションは、ランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、C34に記載の装置。
[C36]
前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、C34に記載の装置。
[C37]
前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスとのランダム・アクセス手順を開始する手段をさらに備える、C32に記載の装置。
[C38]
無線通信のための装置であって、
複数入力複数出力(MIMO)通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、前記MIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定し、
前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信する、ように構成されたプロセッサを備える装置。
[C39]
前記プロセッサはさらに、前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行するように構成された、C38に記載の装置。
[C40]
無線通信のための装置であって、
複数入力複数出力(MIMO)通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定し、
前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信する、ように構成されたプロセッサを備える装置。
[C41]
前記プロセッサはさらに、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供するように構成された、C40に記載の装置。
[C42]
前記インジケーションは、ランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、C41に記載の装置。
[C43]
前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、C41に記載の装置。
[C44]
無線通信システムにおける複数入力複数出力(MIMO)通信を容易にするコンピュータ・プログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記MIMO通信のために利用されるべき送信アンテナの数に少なくとも部分的に基づいて、前記MIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定させるための命令群と、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信させるための命令群と、を備えるコンピュータ読取可能な記憶媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C45]
前記ランダム・アクセス送信スキームは、ビームフォーミングを適用する、C44に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C46]
前記ランダム・アクセス送信スキームは、送信ダイバーシティ・スキームを備える、C44に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C47]
前記コンピュータ読取可能な記憶媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行させるための命令群を備える、C44に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C48]
無線通信システムにおける複数入力複数出力(MIMO)通信を容易にするコンピュータ・プログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピュータに対して、前記MIMO通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定させるための命令群と、
前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信させるための命令群と、を備えるコンピュータ読取可能な記憶媒体を備える、コンピュータ・プログラム製品。
[C49]
前記コンピュータ読取可能な記憶媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供させるための命令群を備え、
前記インジケーションは、ランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、C48に記載のコンピュータ・プログラム製品。
[C50]
前記コンピュータ読取可能な記憶媒体はさらに、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供させるための命令群を備え、
前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、C48に記載のコンピュータ・プログラム製品。

Claims (44)

  1. 無線通信のための方法であって、
    ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、複数入力複数出力(MIMO)通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定することと、
    前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信することと、
    前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行することと、
    を備える方法。
  2. 前記送信することはさらに、前記ランダム・アクセス信号を、競合ベースのランダム・アクセス・チャネルで送信することを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ランダム・アクセス送信スキームは、ビームフォーミングを適用する、請求項2に記載の方法。
  4. 前記決定することは、
    プリコーディング・ベクトルのセットから前記プリコーディング・ベクトルを選択することと、
    前記ランダム・アクセス信号を生成するために、前記プリコーディング・ベクトルを用いることと、
    を備える請求項3に記載の方法。
  5. 前記決定することはさらに、前記ランダム・アクセス・チャネルが、反復されたプリアンブルに関連付けられたフォーマットを用いる場合、前記ランダム・アクセス・チャネルによるバースト毎ベースでの通信のために、前記プリコーディング・ベクトルのうちの少なくとも1つを選択することを備える、請求項4に記載の方法。
  6. 前記フォーマットは、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)フォーマット2またはPRACHフォーマット3のうちの少なくとも1つを備える、請求項5に記載の方法。
  7. 前記MIMO通信は、ランダム・アクセス再送信を含む、請求項2に記載の方法。
  8. 前記ランダム・アクセス送信スキームは、送信ダイバーシティ・スキームを備える、請求項1に記載の方法。
  9. 前記送信ダイバーシティ・スキームは、時間切換送信ダイバーシティ(TSTD)を備える、請求項に記載の方法。
  10. 前記ランダム・アクセス送信スキームは、非競合ベースの送信スキームを備える、請求項1に記載の方法。
  11. 前記決定することは、前記インジケーションを含むランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  12. 前記決定することは、前記インジケーションを伝送する制御チャネルを受信することを備える、請求項1に記載の方法。
  13. 前記決定することは、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを受信することを備え、
    前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、
    請求項1に記載の方法。
  14. 無線通信のための方法であって、
    ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、MIMO通信のために、複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定することと、
    前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供することと、
    前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信することと、
    前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行することと、
    を備える方法。
  15. 前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、請求項14に記載の方法。
  16. 前記提供することは、前記インジケーションを含むランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージを送信することを備える、請求項14に記載の方法。
  17. 前記インジケーションは、前記RAR許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、請求項16に記載の方法。
  18. 前記提供することは、前記インジケーションを伝送する制御チャネルを送信することを備える、請求項14に記載の方法。
  19. 前記提供することはさらに、前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスとのランダム・アクセス手順を開始することを備える、請求項14に記載の方法。
  20. 前記ランダム・アクセス送信スキームは、非競合ベースのランダム・アクセス・シグナリングのために用いられる、請求項14に記載の方法。
  21. 無線通信のための装置であって、
    ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、複数入力複数出力(MIMO)通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定する手段と、
    前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信する手段と、
    前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行する手段と、
    を備える装置。
  22. 前記送信する手段はさらに、前記ランダム・アクセス信号を、競合ベースのランダム・アクセス・チャネルで送信する手段を備える、請求項21に記載の装置。
  23. 前記送信する手段は、ビームフォーミングのための手段、または送信ダイバーシティのための手段のうちの少なくとも1つを備える、請求項21に記載の装置。
  24. 前記ビームフォーミングのための手段は、
    プリコーディング・ベクトルのセットから前記プリコーディング・ベクトルを選択する
    手段と、
    前記ランダム・アクセス信号を生成するために、前記プリコーディング・ベクトルを用いる手段と、
    を備える請求項23に記載の装置。
  25. 前記ビームフォーミングのための手段はさらに、ランダム・アクセス・チャネルが、反復されたプリアンブルに関連付けられたフォーマットを用いる場合、前記ランダム・アクセス・チャネルによるバースト毎ベースでの通信のために、前記プリコーディング・ベクトルのうちの少なくとも1つを選択する手段を備える、請求項24に記載の装置。
  26. 前記送信ダイバーシティのための手段は、時間切換送信ダイバーシティ(TSTD)スキームを実施する手段を備える、請求項23に記載の装置。
  27. 前記決定する手段は、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを受信する手段を備え、
    前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、請求項21に記載の装置。
  28. 無線通信のための装置であって、
    ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、複数入力複数出力(MIMO)通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定する手段と、
    前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供する手段と、
    前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信する手段と、
    前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行する手段と、
    を備える装置。
  29. 前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、請求項28に記載の装置。
  30. 前記MIMO通信は、競合ベースのランダム・アクセス・チャネルで実施される、請求項28に記載の装置。
  31. 前記インジケーションは、ランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、請求項28に記載の装置。
  32. 前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスとのランダム・アクセス手順を開始する手段をさらに備える、請求項28に記載の装置。
  33. 無線通信のための装置であって、
    ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、複数入力複数出力(MIMO)通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定し、
    前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信し、
    前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行する、
    ように構成された
    プロセッサを備える装置。
  34. 前記決定することは、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを受信することを備え、
    前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、請求項33に記載の装置。
  35. 無線通信のための装置であって、
    ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、複数入力複数出力(MIMO)通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定し、
    前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供し、
    前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信し、
    前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行する、
    ように構成されたプロセッサを備える装置。
  36. 前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、請求項35に記載の装置。
  37. 前記インジケーションは、ランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、請求項35に記載の装置。
  38. 無線通信システムにおける複数入力複数出力(MIMO)通信を容易にするためのコンピュータ・プログラムであって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、前記MIMO通信のためのランダム・アクセス送信スキームを決定させるための命令群と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームを用いてランダム・アクセス信号を送信させるための命令群と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行させるための命令群と、
    を備えるコンピュータ・プログラム。
  39. 前記ランダム・アクセス送信スキームは、ビームフォーミングを適用する、請求項38に記載のコンピュータ・プログラム。
  40. 前記ランダム・アクセス送信スキームは、送信ダイバーシティ・スキームを備える、請求項38に記載のコンピュータ・プログラム。
  41. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して決定させるための命令群は、前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを受信させるための命令群を備え、
    前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、請求項38に記載のコンピュータ・プログラム。
  42. 無線通信システムにおける複数入力複数出力(MIMO)通信を容易にするためのコンピュータ・プログラムであって、
    少なくとも1つのコンピュータに対して、ランダム・アクセス・チャネルによって利用される識別されたフォーマットと、送信アンテナの数に基づいて選択されたプリコーディング・ベクトルとに基づいて、前記MIMO通信のために複数のユーザ・デバイスによって利用されるべきランダム・アクセス送信スキームを決定させるための命令群と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供させるための命令群と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームにしたがって、前記複数のユーザ・デバイスのうちの1つからランダム・アクセス要求を受信させるための命令群と、
    前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームに少なくとも部分的に基づいて、物理ランダム・アクセス・チャネルのための送信電力制御を実行させるための命令群と、
    を備えるコンピュータ・プログラム。
  43. 前記インジケーションは、1または複数のゼロ・パディング・ビットを用いて伝送される、請求項42に記載のコンピュータ・プログラム。
  44. 前記少なくとも1つのコンピュータに対して、前記ランダム・アクセス送信スキームを示すインジケーションを、前記複数のユーザ・デバイスへ提供させるための命令群をさらに備え、
    前記インジケーションは、ランダム・アクセス応答(RAR)許可メッセージのうちの少なくとも1ビットを再使用することによって、または、前記PAR許可メッセージに少なくとも1ビットを追加することによって伝送される、請求項42に記載のコンピュータ・プログラム。
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