JP5312689B2 - 電力増幅を調整するための方法および機器 - Google Patents

電力増幅を調整するための方法および機器 Download PDF

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Description

本発明は、通信ネットワークの分野に、具体的には、光通信ネットワークに関する。
そのようなネットワークでは、図1に概略的に示されるように、信号は、所与のチャネルに関するコネクション1に沿って、イングレスノード3からエグレスノード5に、複数のリンク7およびスイッチングノード8を介して伝送され、各リンクは、少なくとも1つの増幅器9を備える。さらに、リンクでは、図2で概略的に表されるように、複数のチャネル15が、一体で伝送かつ増幅され、各チャネル15は、1つの波長に対応する。
リンクでの増幅電力は、リンクに関係するコネクションに関して、宛先での信号品質を最適化するために調整されなければならない。現況技術では、リンクのすべてのチャネルが同量の電力を受け取るように、異なるチャネルに関して平準化が実現されている。
それでも、電力レベルを調整するための知られている方法は、最適化されていない。
「Closed form solutions for water−filling problems in optimization and game frameworks」Eitan Altmanら、GameComm2007、2007年10月22日、Nantes、France
現況技術に関して電力の調整を改善し、光リンクでのチャネルの電力レベルの調整を最適化するための方法を提供することが、本発明の目的である。
本発明は、少なくとも1つの光増幅器を備える、光ネットワークの光リンクでのチャネルの電力レベルを調整するための方法であって、光リンクのチャネル間での電力分配が:
− 対応するコネクション、および、リンクの物理的特徴の特徴に基づく目標電力レベル、
− 前記少なくとも1つの増幅器での利用可能な全電力、
− 電力分配を行う制御手段の特徴
の関数として実現され、
より高い脆弱性特徴パラメータ(vulnerability characterizing parameter)を有するコネクションに対応するチャネルに対しては、実際のチャネル電力レベルと目標電力レベルとの間の許容差が、より低い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルに対してよりも小さい、電力レベルを調整するための方法に関する。
一実施形態によれば、調整は、光リンクのチャネル間での電力分配が、より高い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルの、実際のチャネル電力レベルと目標電力レベルとの間の許容差を最小化する結果となるように実現される。
さらなる態様によれば、脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクションの長さパラメータを含み、それによって、より長いコネクションが、より高い脆弱性特徴パラメータを有する。
さらなる態様によれば、脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクションのビットレートパラメータを含み、それによって、より高いビットレートを有するコネクションが、より高い脆弱性特徴パラメータを有する。
別の態様によれば、脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクションの誤り訂正符号のフォーマットパラメータを含み、それによって、脆弱性特徴パラメータが、コネクションの誤り訂正符号のフォーマットの関数として変動する。
さらなる態様によれば、脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクションの変調フォーマットパラメータを含み、それによって、脆弱性特徴パラメータが、コネクションの変調フォーマットの関数として変動する。
さらなる態様によれば、電力レベルの調整が、前記チャネルの目標電力レベル、および前記チャネルに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータを考慮するコスト関数の最小化を含み、前記コスト関数が、利用可能な全電力の条件に左右される。
別の実施形態によれば、最小化するコスト関数が、
Figure 0005312689
のような関数f(P)に対応し、ただし、iは、チャネルのインデックスであり、Lは、チャネル数であり、Pは、チャネルiでの実際の電力レベルであり、mは、チャネルiに対する目標電力レベルであり(両電力は対数スケールで表される)、1/(σは、チャネルiに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータであり、利用可能な全電力の条件
Figure 0005312689
に左右され、ただし、Cは、リニアスケールで表される利用可能な全電力であり、aは、定数である。
さらなる態様によれば、コスト関数が、チャネルの電力の調整に対する制限範囲の条件:
β minus≦P≦β plus
にさらに左右され、ただし、β plusおよびβ minusは、それぞれ、チャネルiの電力範囲の上側および下側のしきい値である。
さらなる態様によれば、前記チャネルの電力レベルの調整が、収束反復法(converging iterative method)により実現される。
別の態様によれば、実際の電力値が、対応するコネクションの他のリンクの状態の関数として変化する。
さらなる態様によれば、実際の電力値の修正が、対応するコネクションの他のリンクでの電力の不足または過剰を補正するために利用される。
本発明は、さらに、光リンクであって:
− 少なくとも1つの光増幅器と、
− チャネルに対応するコネクションに関する情報を受信するための受信手段と、
− 前記光リンクでのチャネル電力レベルを:
− 対応するコネクション、および、リンクの物理的特徴の特徴に基づく目標電力レベル、
− 前記少なくとも1つの増幅器での利用可能な全電力、
− 電力分配を行う制御手段の特徴
の関数として、
および、より高い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルに対しては、実際のチャネル電力レベルと目標電力レベルとの間の許容差が、より低い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルに対してよりも小さいということにより、決定するように構成される処理手段と、
− 処理手段により決定される電力レベル値により電力レベルを調整するための制御手段と
を備える光リンクに関する。
別の態様によれば、処理手段が、目標電力レベル、およびチャネルに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータを考慮するコスト関数の最小化を含む、電力レベルの調整を実行するように構成され、前記コスト関数が、利用可能な全電力の条件に左右される。
さらなる実施形態によれば、処理手段が、
Figure 0005312689
のような関数f(P)に対応するコスト関数の最小化を実行するように構成され、ただし、iは、チャネルのインデックスであり、Lは、チャネル数であり、Pは、チャネルiでの電力レベルであり、mは、チャネルiに対する目標電力レベルであり(両電力は対数スケールで表される)、1/(σは、チャネルiに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータであり、前記コスト関数が、利用可能な全電力の条件
Figure 0005312689
に左右され、ただし、Cは、リニアスケールで表される利用可能な全電力である。
さらなる態様によれば、処理手段が、チャネル電力レベルの調整に対する制限範囲の条件:
β minus≦P≦β plus
を考慮しながら、前記コスト関数f(p)を最小化するようにさらに構成され、ただし、β plusおよびβ minusは、それぞれ、チャネルiの電力範囲の上側および下側のしきい値である。
別の態様によれば、処理手段が、収束反復法に基づく前記チャネル電力レベルの決定として、調整を実行するように構成される。
光ネットワークでのコネクションの概略図である。 光リンクの概略図である。 入力電力の関数としての、リンクの出力でのビット誤り率を表すグラフである。 「注水(water filling)」解法を示す概略図である。 サイフォンを用いる「注水」解法を示す概略図である。 光リンクの電力分配手段の図である。
本明細書では、コネクションの「脆弱性特徴パラメータ」という用語は、コネクションに沿って信号が受ける劣化(degradation)または障害(impairment)に関するコネクションのロバスト性の不足を指す。例えば、
− コネクションの長さ、
− コネクションに沿った変調フォーマット、
− コネクションのビットレート、
− コネクションに沿った誤り訂正符号のフォーマット、
− 光ファイバのタイプのようなリンクの物理的特徴
のような様々なパラメータが、前記脆弱性特徴パラメータに影響を及ぼす場合がある。
本発明の実施形態の目的は、リンク7の異なるチャネル15の電力レベルを、対応するコネクション1の特徴の関数として、個別に調整することである。
調整は、リンクの各チャネルに対して、当該チャネルに関して最小の信号劣化をもたらす電力レベルに対応する目標電力レベルを決定することにより実現される。
劣化は、当該チャネルに対応するコネクション1に沿って、当該電力レベル調整から次の電力レベル調整まで、リンク7の物理的特徴の関数として評価される。
実際に、図3は、光リンク7のチャネル15に関する電力レベル(Pl,n)の関数として、ビット誤り率(BER)を表す曲線を示し、BERおよび電力レベルは両方とも、デシベル(dB)で表されている。この曲線では、3つの部分を識別することができる。
第1に、線形の部分S1が存在する。電力レベルが低すぎる、すなわちP1より低いとき、ノイズが障害をもたらし、ビット誤り率は、電力レベルの低下とともに線形で増大する。
電力レベルP1とP2との間の第2の部分S2は、放物線の形状である。この部分S2は、誤りビット率が容認可能な限度内にとどまる部分である。
ビット誤り率は、目標電力レベルに対応する電力値P3で最小値をとることが留意され得る。
電力レベルP3からの第3の部分S3は、増大する電力レベルとともに、指数関数的に増大する。これは、電力レベルが高すぎるとき、光学非線形効果が、信号において、信号の劣化、したがってビット誤り率の増大を招く障害をもたらすということに起因する。
線形のS1、放物線のS2および指数関数的なS3を有する曲線の全体的な形状は、すべてのチャネルおよびリンクに関して同じである。しかしながら、ビット誤り率の総計値、具体的には、P3での最小のBERおよび部分S2の幅は、劣化に影響を及ぼす、上記で引用されたパラメータの関数として変動する。
例えば、より幅の大きなS2部分を有するリンクでのチャネルは、とがった特徴のS2部分を有するチャネルより、障害により影響を受ける可能性がより小さいということもまた理解することができる。これは、第1の場合では、第2の場合でよりも、障害の危険を冒すことなく、電力レベルを調整する多くの自由が存在することを意味する。
したがって、理想的な場合では、すべてのチャネル15が、宛先で最高の信号品質を得るために、その目標電力レベルに設定されるべきである。これは、再生の必要性が最も低い最適なコネクションが実現され得るので、光ネットワークの最適なトランスペアレント性を達成することもまた意味することになる。
しかしながら、さらなる制約が、そのような調整を妨げる場合がある。実際には、リンクで利用可能な全電力は制限され、リンク7の電力分配手段もまた技術的な制限を有し、それによって、トレードオフが全体的に必要とされる。
各チャネルに対して設定される実際の電力レベルは、技術的な制約に応じて、目標電力レベルとは異なる場合がある。さらには、一部のコネクションは、他のものよりも、電力レベルの修正のあおりをより受ける場合がある。
実際に、低い脆弱性特徴パラメータを有するコネクション1に関しては、コネクションのリンクでの電力レベルの修正は、より高い劣化パラメータを有するコネクション1に関してよりも、与える影響がより小さいことになる。
本発明の態様によれば、高い劣化パラメータを有するコネクション1に対応するチャネル15に対して、電力レベルの変動の容認可能な範囲は、低い劣化パラメータを有するチャネルに対して低減される。
例えば、1つは高い脆弱性特徴パラメータを有し、1つは低い脆弱性特徴パラメータを有する、リンク7の2つのチャネル15に対しては、1dBだけの調整範囲が、高い脆弱性特徴パラメータを有するチャネル15に関して許容されることになり、一方で、5dBの調整範囲が、低い脆弱性特徴パラメータを有するチャネル7に関して許容されることになる。
脆弱性特徴パラメータは、コネクション1に沿って信号の劣化または障害をもたらす、コネクション1の特徴、および、コネクション1に沿って組み合わされるリンク7の特徴によって決まる。例えば、より長いコネクション1は、より短いコネクション1よりも、多くの劣化を受ける可能性があるであろう。
コネクション1の長さは、(例えばkm単位の)その物理的な長さではなく、コネクション1に沿ったリンク7もしくはスパンの数、または、リンク7もしくはスパンの数とその物理的な長さとの組み合わせもまた指す場合があることに留意されたい。変調フォーマット、ビットレートおよび誤り符号のフォーマットもまた、コネクション1に沿う信号に対して容認可能な劣化の量に影響を及ぼす可能性があり、したがって、脆弱性特徴パラメータとして考慮され得る。
このように、脆弱性特徴パラメータにより、リンクの異なるチャネルの電力レベルの調整において、対応するコネクション1の脆弱性を考慮し、より「脆弱性が高い」コネクション1に対応するチャネル15、すなわち、宛先での信号がかえって劣化されている可能性があるものを優遇することが可能になる。
リンク7で伝送される異なるチャネル15の電力レベルの調整でのトレードオフを最適化するために、本発明の実施形態は、異なるチャネル15に対する異なる制約を考慮するコスト関数の最小化に関するものである。
コスト関数は、関数
Figure 0005312689
により記述され得るものであり、ただし、iは、チャネルのインデックスであり、Lは、チャネル数であり、Pは、チャネルiでの実際の電力レベルであり、mは、チャネルiに対する目標電力レベルであり、両電力は対数スケールで表されており、1/(σは、チャネルiに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータである。
前記コスト関数は、利用可能な全電力の条件
Figure 0005312689
に左右され、ただし、Cは、リニアスケールで表されるリンクでの利用可能な全電力であり、aは、定数である。
さらに、コスト関数が、チャネルの電力の調整に対する制限範囲の条件:
β minus≦P≦β plus
にさらに左右され、ただし、β plusおよびβ minusは、それぞれ、チャネルiの電力範囲の上側および下側のしきい値である。
前記コスト関数の最小化を実現するための解法は、次式の対応するラグランジアンの停留点を決定することである:
Figure 0005312689
ただし、λ、μおよびνは変数である。
ラグランジアンの停留点は、次の方程式により与えられる:
Figure 0005312689
Figure 0005312689
問題は、それが、1組の非線形方程式に相当することである。
すべてのコネクションが同一である場合:m=mおよびσ=σ
すべてのPがその境界内にあるとすると(λ=μ=0)
方程式は、すべてのPに対して同じである:
Figure 0005312689
解法は、図4に示される、古典的な「注水」問題として数学で知られている解法であり、そこでは、B+およびB−が、異なるチャネルに対する電力レベルの範囲境界に対応する。(一般的な「注水問題」およびその解法に関しては、論文「Closed form solutions for water−filling problems in optimization and game frameworks」Eitan Altmanら、GameComm2007、2007年10月22日、Nantes、Franceが参照可能である)。
図4では、上側の水平な点線が、リンクでの電力の不足により到達可能でない目標レベルを表し、下側の水平な点線が、利用可能な電力バジェットCを表し、チャネルに対して到達可能である電力レベルに対応する。したがって、電力レベルは、このレベルに設定される。その境界に到達するチャネルの場合では、問題は、図5で説明されるような、サイフォンを用いる注水問題として残されている。
目標電力レベルおよび脆弱性特徴パラメータが異なる場合で、すべてのPがその境界内にあるとすると(λ=μ=0)、求解すべき非線形システムは次式となる。
Figure 0005312689
したがって、νは消去され得る:
Figure 0005312689
Figure 0005312689
固定されたSに対しては、各Pに対して求解することができる(セカント法)。
次いで、Sが更新され、この方法が反復される。さらに、前記方法は、最適解に向かって収束してゆく。
したがって、本発明の実施形態によれば、チャネルの電力レベルの調整が、収束反復法により実現される。
さらに、この方法は、リンクでのコネクションの追加または抑制のような、リンクで発生する任意の修正を考慮するために、動的である。
その上、リンク7でのチャネル15の電力レベルの調整は、他のリンクでの前記電力レベルの調整により影響を受ける場合がある。実際に、コネクション1(図1)のリンク7で、実際の電力レベルが、技術的な制限による許容範囲を逸脱しているならば、コネクション1の他のリンク7で、補正が実現され得る。したがって、チャネル15の実際の電力レベルは、対応するコネクション1の別のリンク7での電力の不足または過剰を補正するために修正され得る。
実際には、光リンク7は、少なくとも1つの光増幅器9と、各個別のチャネルの電力レベルの設定を可能にする制御手段とを備える。実際には、リンク7は、それぞれ光増幅器9を備える複数のスパンを備える場合があり、それによって、リンク7は、複数の光増幅器9を備える。図6で説明されるように、制御手段は、波長選択スイッチ(WSS)または波長ブロッカ(WB)のような任意の個別の波長減衰システム12であってよく、前記システム12は、多くは、逆多重化システム11、個別の減衰を異なるチャネル15に設定することを可能にする、ある範囲の光減衰器13(例えば1組の可変光減衰器(VOA))、および多重化システム17を備える。実際には、異なるチャネル15は、リンク7を介して伝送される前に多重化される。したがって、デマルチプレクサ11は、異なる波長に対応する異なるチャネル15を分離することを可能にする。次いで、各チャネル15の電力レベルが調整される。異なるチャネル15は、最終的に、後続のリンク7を介して伝送されるために、マルチプレクサ17で再多重化される。一実施形態では、波長減衰システム12は、光スイッチングノード8内に統合される。
さらに、リンク7の異なるチャネル15に対応するコネクション1に関する情報が、リンク7に伝送される。したがって、この情報に基づいて、リンク7の処理手段は、すべての制約を考慮することを可能にする、異なるチャネル15の電力レベルの調整を決定するために、上述の最適化に対応する計算を実現することができる。その結果、処理手段により決定される値は、次いで、少なくとも1つの光増幅器9および制御手段により適用される。
このように、本発明の実施形態は、リンク7の異なるチャネル15の電力レベルを個別に調整し、高い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネル15の調整範囲が、低い脆弱性特徴パラメータを有するコネクション1に対応するチャネル15に対して低減されるように、前記調整を最適化することを可能にする。光ネットワークでのそのような調整の適用は、より良好な電力分配の、したがって、エグレスノード5での信号品質を要求される電力量で割った比の最適化の一助となる。
さらに、本発明の実施形態は、再生の必要性を低減し、ネットワークのトランスペアレント性を増大することを可能にする。

Claims (17)

  1. 少なくとも1つの光増幅器(9)を備える、光ネットワークの光リンク(7)でのチャネル(15)の電力レベルを調整するための方法であって、光リンク(7)のチャネル(15)間での電力分配が、
    − 対応するコネクション(1)、および、リンク(7)の物理的特徴の特徴に基づく目標電力レベル、
    − 前記少なくとも1つの増幅器(9)での利用可能な全電力、
    − 電力分配を行う制御手段の特徴
    の関数として実現され、
    コネクションに沿って信号が受ける劣化または障害に関する、より高い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルに対しては、実際のチャネル電力レベルと目標電力レベルとの間の許容差が、コネクションに沿って信号が受ける劣化または障害に関する、より低い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルに対してよりも小さい、電力レベルを調整するための方法。
  2. 光リンク(7)のチャネル間での電力分配が、より高い脆弱性特徴パラメータを有するコネクション(1)に対応するチャネルの、実際のチャネル電力レベルと目標電力レベルとの間の許容差を最小化する結果となる、請求項1に記載の電力レベルを調整するための方法。
  3. 脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクション(1)の長さパラメータを含み、それによって、より長いコネクション(1)が、より高い脆弱性特徴パラメータを有する、請求項1または2に記載の電力レベルを調整するための方法。
  4. 脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクション(1)のビットレートパラメータを含み、それによって、より高いビットレートを有するコネクション(1)が、より高い脆弱性特徴パラメータを有する、請求項1から3のいずれか一項に記載の電力レベルを調整するための方法。
  5. 脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクションの誤り訂正符号のフォーマットパラメータを含み、それによって、脆弱性特徴パラメータが、コネクション(1)の誤り訂正符号のフォーマットの関数として変動する、請求項1から4のいずれか一項に記載の電力レベルを調整するための方法。
  6. 脆弱性特徴パラメータが、対応するコネクション(1)の変調フォーマットパラメータを含み、それによって、脆弱性特徴パラメータが、コネクション(1)の変調フォーマットの関数として変動する、請求項1から5のいずれか一項に記載の電力レベルを調整するための方法。
  7. 電力レベルの調整が、前記チャネル(15)の目標電力レベル、および前記チャネル(15)に対応するコネクション(1)の脆弱性特徴パラメータを考慮するコスト関数の最小化を含み、前記コスト関数が、利用可能な全電力の条件に左右される、請求項1から6のいずれか一項に記載の電力レベルを調整するための方法。
  8. 最小化するコスト関数が、
    Figure 0005312689
    のような関数f(P)に対応し、ただし、iは、チャネルのインデックスであり、Lは、チャネル数であり、Pは、チャネルiでの実際の電力レベルであり、mは、チャネルiに対する目標電力レベルであり、1/(σは、チャネルiに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータであり、利用可能な全電力の条件
    Figure 0005312689
    に左右され、ただし、Cは、利用可能な全電力であり、aは、定数である、請求項7に記載の電力レベルを調整するための方法。
  9. コスト関数が、チャネルの電力の調整に対する制限範囲の条件、
    β minus≦P≦β plus
    にさらに左右され、ただし、β plusおよびβ minusは、それぞれ、チャネルiの電力範囲の上側および下側のしきい値である、請求項8に記載の電力レベルを調整するための方法。
  10. 前記チャネル(15)の電力レベルの調整が、収束反復法により実現される、請求項1から9のいずれか一項に記載の電力レベルを調整するための方法。
  11. 実際の電力値が、対応するコネクション(1)の他のリンク(7)の状態の関数として変化する、請求項1から10のいずれか一項に記載の電力レベルを調整するための方法。
  12. 実際の電力値の修正が、対応するコネクション(1)の他のリンク(7)での電力の不足または過剰を補正するために利用される、請求項11に記載の電力レベルを調整するための方法。
  13. 光リンク(7)であって、
    − 少なくとも1つの光増幅器(9)と、
    − チャネル(15)に対応するコネクション(1)に関する情報を受信するための受信手段と、
    − 前記光リンク(7)でのチャネル(15)電力レベルを、
    − 対応するコネクション(1)、および、リンク(7)の物理的特徴の特徴に基づく目標電力レベル、
    − 前記少なくとも1つの増幅器(9)での利用可能な全電力、
    − 電力分配を行う制御手段の特徴
    の関数として、
    および、コネクションに沿って信号が受ける劣化または障害に関する、より高い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルに対しては、実際のチャネル電力レベルと目標電力レベルとの間の許容差が、コネクションに沿って信号が受ける劣化または障害に関する、より低い脆弱性特徴パラメータを有するコネクションに対応するチャネルに対してよりも小さいということにより、決定するように構成される処理手段と、
    − 処理手段により決定される電力レベル値により電力レベルを調整するための制御手段と
    を備える、光リンク(7)。
  14. 処理手段が、目標電力レベル、およびチャネルに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータを考慮するコスト関数の最小化を含む、電力レベルの調整を実行するように構成され、前記コスト関数が、利用可能な全電力の条件に左右される、請求項13に記載の光リンク。
  15. 処理手段が、
    Figure 0005312689
    のような関数f(P)に対応するコスト関数の最小化を実行するように構成され、ただし、iは、チャネルのインデックスであり、Lは、チャネル数であり、Pは、チャネルiでの電力レベルであり、mは、チャネルiに対する目標電力レベルであり、1/(σは、チャネルiに対応するコネクションの脆弱性特徴パラメータであり、前記コスト関数が、利用可能な全電力の条件
    Figure 0005312689
    に左右され、ただし、Cは、利用可能な全電力である、請求項14に記載の光リンク。
  16. 処理手段が、チャネル電力レベルの調整に対する制限範囲の条件、
    β minus≦P≦β plus
    を考慮しながら、前記コスト関数f(p)を最小化するようにさらに構成され、ただし、β plusおよびβ minusは、それぞれ、チャネルiの電力範囲の上側および下側のしきい値である、請求項15に記載の光リンク。
  17. 処理手段が、収束反復法に基づく前記チャネル電力レベルの決定として、調整を実行するように構成される、請求項15に記載の光リンク。
JP2012513528A 2009-06-02 2010-05-06 電力増幅を調整するための方法および機器 Active JP5312689B2 (ja)

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