JP5312590B2 - 流動媒体のパラメータを決定するためのセンサ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、主流れ方向に流れる流動媒体、特に内燃機関のインテークパイプを通って流れる吸気エアマスの少なくとも1つのパラメータを決定するための、様々な分野において公知のセンサ装置に関する。従って多くのプロセス、例えばプロセス工学、化学又は機械工学の分野において、所定の特性(例えば温度、圧力、流動特性、質量流量、体積流量その他)を有する流動媒体特にガス量(例えばエアマス)を供給する必要がある。これには、調整された条件下で実行される特別な燃焼プロセスも含まれる。
重要な使用分野は、触媒による排ガス浄化装置が後置接続されている、自動車の内燃機関における燃料の燃焼である。触媒による排ガス浄化装置において、特に時間単位当たり所定のエアマス(空気質量流)を調整供給する必要がある、この場合、エアマス流量を測定するために、種々異なる形式のセンサが使用される。従来技術により公知のセンサは、例えばドイツ連邦共和国特許公開第19601791号明細書に1実施例として記載されているいわゆるホットフィルムエアマスセンサ(HFM)である。このような形式のホットフィルムエアマスセンサにおいては、一般的な形式のセンサチップが使用されており、このセンサチップは、例えばシリコンセンサチップである薄膜センサを有している。薄膜センサ上に加熱抵抗が配置されており、この加熱抵抗は、2つ又は複数の温度抵抗(温度センサ)によって包囲されている。薄膜を介して供給されるエアフロー内で温度分布が変化し、この温度分布の変化が温度測定抵抗によって検出され、制御及び評価回路によって評価される。従って、例えば複数の温度抵抗の抵抗差から空気質量流が規定される。このような形式のセンサの種々異なる変化実施例が従来技術により公知である。しかしながら本発明は、前記形式のホットフィルムエアマスセンサだけに限定されるものではなく、基本的に、定置に設置されたセンサ又は差込形センサとして流動媒体内に挿入される一般的な形式のセンサに使用することができる。
従来技術により公知の差込形センサにおいては、このような差込形センサが多くの場合、吸入行程中に、フロー抵抗に基づく圧力低下に関連した問題を引き起こす、という構造的な欠点がある。このとはつまり、特にこのようなセンサの信号の信号再生性が最適ではない、ということである。
多くのセンサ特にホットフィルムエアマスセンサは、格子又は組合せ格子を備えている。このような格子は、例えば流体管路内に組み込まれ、一般的な形式で流体の流れ方向で差込形センサ若しくはセンサから数センチメートル上流側に配置されていて、流体管路内の速度プロフィールを均一化するという課題を有している。さらにこのような形式の格子は、流体の流れから、本来存在する回転流を取り除くという課題を有している。格子の均一化作用は、流れの制動作用によって得られる。それと同時に、微小の乱流が生ぜしめられ、この微小の乱流が、低速及び高速の流体と混合され、それによって管の全横断面に亘って速度の均一化が得られるようになっている。センサの特性曲線(例えばエアマスと出力周波数又は出力電圧との関係)は、流入するエアの速度プロフィールとはほぼ無関係である。
格子を備えたセンサ装置の例は、ドイツ連邦共和国特許公開第19942502号明細書に開示されている。この公知のセンサ装置においては、管路又は管体内で、媒体流を変向させかつ流体粒子をそらす保護格子の下流側に、センサエレメントが配置されている。保護格子の下流側に、長手方向リブ又は乱流発生手段が設けられており、該長手方向リブ又は乱流発生手段は、制御できない渦流剥離を減少させる。
多くのセンサ装置、特に従来の格子(例えば4〜7mmの格子の目の幅、及び5〜10mmの格子奥行きを有するプラスチック格子)と組み合わされたエアマスセンサの問題点は、多くのエアマス領域において、特性曲線の再生可能性の質が低いという点にある。このような問題の原因は、特に層−乱流の流れが各格子ステーにおいて転換(遷移)することにある。遷移過程は、周辺条件例えば温度、幾何学形状、流れ速度等の周辺条件の最小変化に著しく過剰に反応し、このパラメータは一般的に流体管路の横断面に亘って完全に一定に保たれないので、流れはあらゆる箇所で正確に同時に乱れることはない。このことによって、流動媒体の流れ状態(層流又は乱流)が格子の下流側で正確に規定されておらず、かつ再生可能性の質が低いエアマス領域が存在することになる。このような不確実性は、センサエレメントの特性曲線再生可能性に現れる。
発明の開示
そこで本発明の課題は、公知のセンサ装置における欠点を十分に取り除くことができるような、主流れ方向に流れる流動媒体の少なくとも1つのパラメータを決定するためのセンサ装置を提供することである。さらに、このようなセンサ装置に使用される格子を提供することである。
本発明の考え方は、流動媒体の流れにおいてできるだけ早期に、つまり非常に低い流れ速度で、乱流を発生させるようにし、それによって明確な流れ状態を形成するという点にある。これは、流れを比較的早く、つまり低い流れ速度で既に乱流が生ぜしめられるように配慮する、改善されたプロフィールを有する格子ステーを使用することによって得られる。これによって、常に明確で、良好に再生可能な流れ状態が得られ、速度プロフィールは、流れ方向に対して直交する方向の高められたパルス交換(Impulsaustausch)によって、効果的に均一化される。これによって、例えばセンサ装置に前置接続された吸込み管内におけるフィルタエレメントの汚れ等の外部の影響による、速度プロフィールの変化に対する流れの感度は低下する。
全体的に、本発明のセンサ装置によって、より安定した流れ及びセンサ信号の高い再生可能性が得られる。流れを安定させるためのその他の手段、例えば追加的なワイヤ格子を設ける必要はないので、本発明によって提案されたセンサ装置のための製造コストは従来のセンサ装置に対して低下される。勿論、流れ安定化させるその他の手段を付加的に設けてもよい。全体的に、本発明によるセンサ装置は、従来のセンサ装置と比較して高品質の信号を発信することができ、特に改善された信号ノイズが得られる。
センサ装置は基本的に、冒頭に述べた多くのセンサ及び測定原理、並びに多くの流動媒体例えばガス及び液体のために適している。このセンサ装置は、可能な物理的及び/又は化学的なパラメータ(例えば圧力、温度、密度、質量流量、体積流量等)を測定することができる。センサ装置は少なくとも1つのセンサを有しており、このセンサ装置は、測定しようとする1つ又は複数のパラメータの形式に適合されている。以下では、本発明のその他の可能な実施態様に限定することなしに、センサが、冒頭に述べたドイツ連邦共和国特許公開第19601791号明細書又は従来技術に記載された形式のホットフィルムエアマスセンサを有していることを前提とする。
基本的に流動媒体は、主流れ方向で少なくとも十分に自由に流れる。主流れ方向とは、センサ装置の領域内における局所的な媒体の流れ方向のことである。しかしながら、局所的な不規則性例えば渦流は考慮されないので、主流れ方向とは、流動媒体がセンサ装置の範囲内で搬送される主搬送方向とみなすべきである。有利な形式で、流動媒体は流体管路を流れ、センサ装置は例えば流体管路セグメントと、少なくとも1つのハウジングとを有しており、該ハウジング内に(例えば少なくとも1つの収容部によって)少なくとも1つのセンサが収容されている。
センサ装置はさらに、主流れ方向に対して横方向に配置された、少なくとも1つのステーを備えた格子を有している。有利には、このような形式の複数のステーが設けられており、これらのステーは、例えば互いに平行に及び/又は互いに0゜とは異なる角度で方向付けられていてよい。例えば従来技術と同様の、互いに交差し合うステーより形成される格子も考えられる。有利には、格子は、前記流体管路セグメントの部分、例えば流体管路セグメントの取り出し可能な部分として構成された部分である。従って本発明によれば、さらに、センサ装置の他に、このような形式のセンサ装置に使用するための格子(この格子のために、以下に記載された格子に該当する構成が同様に当てはめられる)が提案されている。
「主流れ方向に対して横方向」とは、図示の実施例では、有利には、ステーと主流れ方向とが90゜の角度を成している、ということであるが、この角度は90゜からずれていてもよい。例えば20゜を越えない角度であってもよい。特に、格子は例えば全体的に又は部分的に、従来技術(例えばドイツ連邦共和国特許公開第19942502号明細書)により公知の格子に相当する。
本発明の枠内で、有利には格子のステーは、例えば媒体によって流過されるその表面が、主流れ方向に対して平行に整列されている。しかしながらこのような平行性からのずれ、例えば50゜を越えないずれ、特に有利には20゜を越えないずれ、特に有利には5゜を越えないずれも考えられる。基本的に、別の角度のずれも可能である。
例えば格子は、プラスチック格子を含む。格子は、例えば網目格子として構成されていてよく、格子の目の幅が4〜8mmである網目格子として構成されていてよい。格子は、例えばセンサの手前(上流側)に10〜50mmの間隔を保って配置されている。
従来技術により公知の格子とは異なり、上記本発明の考え方を実現するための本発明の格子は、改善された横断面を有する少なくとも1つの格子ステーを有している。この改善は特に、流動媒体によって流過される、ステーの少なくとも1つの表面に、少なくとも1つのせん断エレメントが設けられている。このせん断エレメントは、流れ方向でせん断エレメントの下流側に、乱流を伴う領域を生ぜしめるために設けられている。このような特に主流れ方向に対して横方向の、高い速度勾配を有する層は、追加的に、著しく不安定なせん断層を形成する。これによって生ぜしめられた流れの変動によって、格子ステーの後ろに伴流が生ぜしめられる。つまり振動が生ぜしめられ、非常に早期に、つまり非常に低速の流れ速度において既に高周波の乱流が生ぜしめられる。これによって、低い流れ速度において広範囲に亘って、層流から乱流への流れの転換が得られる。センサにおける流れは、ほぼ全運動範囲に亘って乱流を伴う流れである。
少なくとも1つのせん断エレメントはその表面において、特に主流れ方向に対して横方向つまりステーの長手方向に対して平行に配置された少なくとも1つの段部を有している。この段部は、特に角のとがった縁部として構成されている。せん断エレメントは特に、ステーの互いに逆向きの2つの表面に設けられており、この場合、ステーは例えば、ほぼ対称的な横断面を有している。
ステーは、せん断エレメントの下流側、例えば段状に構成された段部の下流に、狭められた延長部を有している。つまり、少なくとも段部の領域よりも横断面が狭く、有利には格子ステーのその他の領域におけるよりも狭い、ステーの領域を有している。この延長部は、例えば主流れ方向に先細りしている。従って、延長部は、ステーの対称軸線に対して相対的な傾斜面を有している。例えば先細り角度α、つまり傾斜面と対称軸線との間の角度は、0゜よりも大きく10゜以下の間の角度が使用される。せん断エレメントの上流、つまり例えば段部の上流において、ステーは、横断面で見て丸味の付けられた流入側セクションを有している。この流入側セクションは、例えばほぼ楔状の形状を有しており、楔の先端は主流れ方向とは逆方向に向いている。楔状の楔面は、平らであっても湾曲していてもよい。楔状の代わりに、別の形状、例えばU字形、翼形状又はその他の丸味を付けられた若しくは湾曲された形状であってもよい。
上述のように、格子は特に交差格子として構成されていて、少なくとも1つの交差箇所において互いに交差する、少なくとも2つ有利には複数のステーを有していてよい。複数のステーは、互いに直角な角度又は直角とは異なる角度で交差し合っていてもよい。
有利な実施態様によれば、ステーは交差箇所の領域に、下流側に配置されたそれぞれ少なくとも1つの切欠を有しており、該切欠内でステーの深さつまり奥行きが、ステーの対称軸線に沿って減少されている。この本発明による切欠は、交差箇所の領域において、基本的に2つの作用を有している。ステー壁部の影響が局所的に減少されたことによって速度プロフィールは均一に、かつ安定化される。格子ステーの後ろにおける剥離領域は縮小される。さらに、提案された切欠内において長手方向の渦流が形成され、この長手方向の渦流によって、ステーの後ろにおける、(剥離ゾーン内の)低速の流動媒体と、(剥離ゾーンの外の)高速の流動媒体との間の、強いパルス交換が生ぜしめられる。これによっても剥離領域が縮小され、かつ安定化され、速度プロフィールは、全体的に均一に形成される。本発明によればさらに、流れの均一化及びセンサ装置の高い信号再生性が得られる。
以下に図面に示した本発明の実施例を具体的に説明する。
センサ装置の可能な実施例の断面図である。 センサ装置の別の実施例を前方から見た正面図である。 本発明による格子の実施例を示す斜視図である。 格子ストラット(格子の支柱)の周囲を流れる流動媒体の流動特性を示す、図2に示した格子ストラットの横断面図である。 有利な寸法規定を有する、図3に示した格子ストラットの横断面図である。 格子ストラットの交差箇所に切欠を備えた、本発明の実施例による格子の概略的な部分断面図である。
図1A及び図1Bは、従来技術によるセンサ装置110を示しており、該センサ装置110は市販のものであり(例えば、"in Form eines Heissfilmluftmassenmessers vom Typ HFM7 der Robert Bosch GmbH"「ロベルトボッシュ社のHFM7型のホットフィルムエアマスセンサとして」、本発明の枠内で改良できるものである。図1Aは、センサ装置110の断面図であり、図1Bは、流動する流動媒体の主流れ方向112に沿って、センサ装置110を前方から見た正面図である。
センサ装置110の構造的な実施例のために、従来技術のものが参照される。センサ装置110は、図示の実施例ではホットフィルムエアマスセンサとしてとして構成されていてホットフィルムエアマスセンサ114を有している。しかしながら、上述のように、選択的に又は付加的にその他の形式のセンサを設けてもよい。
センサ装置110は、ハウジング118を備えた流体管路セグメント116を有している。ハウジング118は収容部120を有していて、該収容部120内にホットフィルムエアマスセンサ114の測定フィンガ122が差し込まれている。この場合、収容部120は、この収容部120が測定フィンガ122の流入側で流入縁部124(この流入縁部124の構成については従来技術のものが参照される)を有するように、構成されている。この流入縁部124に、開口として構成されたインレット126が設けられている。測定フィンガ122内のインレット126に続いて流れ通路128が設けられており、該流路128内にセンサエレメント130が配置されている。ホットフィルムエアマスセンサ114の機能性を規定する、流路128及びセンサエレメント130の構成のために、例えば従来技術が参照される。図1A及び図1Bにおいてすべての部材は概略的に示されている。
特に図1Bにより分かるように、センサ装置110の流体管路セグメント116はさらに、測定フィンガ122の上流側に配置された格子132を有している。この格子132は、有利な実施例では、図示の実施例では互いにほぼ直角に交差し合う多数のステー(支柱)134を有する網目格子として構成されている。これらのステー134は、多数の交差箇所136で交差し合っている。格子は、例えば、流体管路セグメントから取り出し可能な円形の個別部品として構成されており、このために例えば流体管路セグメント116内のインレット側に、格子132を収容するための溝が設けられている。格子132並びに流体管路セグメント116、及び測定フィンガ122の部分は、例えば全体的に又は部分的にプラスチック構成部分として構成することができ、材料として、例えば30%のガラス繊維充填物を含有する例えばポリアミド及び/又はポリブチレンテレフタレートを有していてよい。
図1A及び図1Bには、格子132のステー134は概略的に示されているだけである。図2〜図5に、格子132及びステー134が本発明に従ってどのように改良され得るかについての、種々異なる実施例が示されている。
図2〜図4は、本発明による格子132の第1実施例を示す。格子132は交差格子として構成されていて、例えば互いに直角に交差し合う複数のステー134を有している。図2に示した斜視図では、水平に延在するステー134が示されており、このステー134は、少なくともほぼ最適化された横断面を有するプロフィール(輪郭形状)を備えている。この横断面の詳細は図3及び図4に示されており、図3は、格子のステー134の周囲を流れる流体の流れ状態を示し、図4はステー134の有利な寸法を示す。図2に示した実施例では、水平方向にも垂直方向にも延在するステー134が、本発明による横断面を有している。しかしながら選択的に、個別のステー134だけがこのような本発明による横断面を有していてもよい。例えば水平方向に延在するステー又は垂直方向に延在するステー又はこれらのステー134の幾つか、例えばそれぞれ1つおきのステー134だけが、本発明による横断面を有していてもよい。
ステー134は、図3に示されているように、例えば主流れ方向112に対して平行に方向付けられている。つまりステー134の左右対称軸線138が主流れ方向112に対して少なくともほぼ平行に方向付けられている。しかしながら上述のように、ステー134の異なる配向、例えば所定の傾斜角で傾斜させた配向することも可能である。さらに、ステーは図面では対称軸線138を中心にして左右対称的なプロフィールを有している。これは必ずしも必要ではないので、非対称的なプロフィールを有していてもよい。
ステー134は、流動する流動媒体が流過する2つの表面140,142を有している。これらの表面140,142上に、段部146として構成されたそれぞれ1つの剪断エレメント144が設けられており、この剪断エレメント144は、図示の実施例ではほぼ同じに構成されているが、このような構成は必ずしも必要なものではない。この場合、段部146は角のとがった縁部として構成されていて、下流側に横断面148を有しており、この横断面148は例えば垂直に配置されているか、又は主流れ方向112若しくは対象軸線138に対して80°の角度、例えば70°〜110°の間の角度で配置されている。横断面148は例えば平らに構成されていてよい。
剪断エレメント144は、ステー134の輪郭形状を、剪断エレメント144の上流側に位置する流入側セクション150と、剪断エレメント144の下流側に位置する延長部152とに分割する。流入側セクション150は、図3に示した実施例では、主流れ方向とは逆向きの、丸味付けされた先端部を有する楔形状を有している。これに対して延長部152は斜面を有し、残りのステー134よりもやや狭く、例えば剪断エレメント144における最も幅の広いステー134の領域よりもやや狭く構成されている。
図4には、図3に示したステー134の実施例の有利な実施例が示されている。流入側セクション150の長さlは、例えば3mm〜7mmである。延長部152の長さlは、例えば2mm〜5mmである。各段部146の高さ、つまり図4では符号lで示された、横断面148の幅は、例えば0.05mm〜0.2mmである。剪断エレメント144の最も幅の広い箇所におけるステー134の幅(図4で符号dで示されている)は、例えば0.5mm〜1.5mmである。さらに図4には、先細り角度α、つまり例えば対称軸線138に対する、延長部152の平らに形成された面の角度が示されている。この先細り角度αは、例えば0°〜10°である。
図3には、ステー134の前後の流れ状態が概略的に示されている。図3によれば、剪断エレメント144の後ろに剪断層154が形成されていて、この剪断層154内では、主流れ方向112及び/又は対称軸線138に対して垂直方向の高い速度勾配が存在する。剪断層154は、著しく不安定であって、流れの変動を引き起こし、この流れの変動によって、ステー134の後ろに伴流が生ぜしめられ、非常に早期につまり低い流れ速度で既に高周波の乱流が発生する。
図2に示した実施例の格子は、ステー134を有しており、該ステー134は、全長に亘って一定な奥行き(深さ)、つまり対称軸線138に対して平行な方向のステー寸法を有している。これに対して、図5には、本発明によるセンサ装置110の一部の破断した斜視図が示されており、この斜視図において、格子132は複数のステー134を有しており、これらのステー134は、その長さ方向に沿って、可変なステー奥行きを有している。従って、格子132のステー134は、それぞれ下流側の交差箇所136において切欠158を備えており、これらの切欠158内で、ステー134のステー奥行きが局所的に減少されている。例えば、これらのステー134は、切欠158の領域内でそれぞれその延長部152だけ減少されていて、1つの流入側セクション150だけを有している。切欠158の奥行き(深さ)、つまり切欠内におけるステー奥行きの最大減少部は、有利にはステー奥行きの約50%の範囲内にある。しかしながら切欠のその他の奥行き寸法、例えばステー奥行きの10%〜80%の範囲内の奥行き寸法も可能である。
上述のように、このような複数の切欠158によって、流動媒体の流れの速度プロフィールは均質化され、ひいては安定化される。格子のステー134の後ろにおける剥離ゾーンは小さい。さらに、ステーに設けられた切欠内に長手方向渦流が生ぜしめられ、この長手方向渦流によって、ステー134の後ろの剥離ゾーンの内側若しくは外側における低速の流動媒体と高速の流動媒体との間のパルス交換が高められる。これによっても、剥離ゾーンの減少及び安定化が得られ、速度プロフィールは均一化される。
110 センサ装置、 112 主流れ方向、 114 ホットフィルムエアマスセンサ、 116 流体管路セグメント、 118 ハウジング、 120 収容部、 122 測定フィンガ、 124 流入縁部、 126 インレット、 128 流路、 130 センサエレメント、 134 ステー(支柱)、 136 交差箇所、 138 対称軸線、 140,142 表面、 144 剪断エレメント、 146 段部、 148 横断面、 150 流入側セクション、 152 延長部、 154 剪断層、 156 伴流、 158 切欠

Claims (9)

  1. 流れ方向(112)に流れる流動媒体の少なくとも1つのパラメータを決定するためのセンサ装置(110)において、
    前記センサ装置(110)が、流動媒体のパラメータを決定するための、流動媒体内に配置された少なくとも1つのセンサ(115)を有しており、前記センサ装置(110)がさらに、主流れ方向(112)に対して横方向に配置された少なくとも1つの格子(132)を有していて、該格子(132)が少なくとも1つのステー(134)を有しており、該ステー(134)が、流動媒体によって流過される少なくとも1つの表面(140,142)を備え、かつ該表面(140,142)上に少なくとも1つの剪断エレメント(144)を有しており、該剪断エレメント(144)は、この剪断エレメント(144)の下流側の流動媒体流の中に乱流を有する領域(154)が生ぜしめられるように構成されており、前記剪断エレメント(144)が、ステー(134)の表面(140,142)において、主流れ方向(112)に対して横方向に配置された、角のとがった少なくとも1つの段部(146)を有していて、前記ステー(134)が、剪断エレメント(144)の下流に狭められた延長部(152)を有していることを特徴とする、流動媒体のパラメータを決定するためのセンサ装置(110)。
  2. 前記ステー(134)が、互いに逆向きの表面(140,142)に配置された少なくとも2つの剪断エレメント(144)を有している、請求項記載のセンサ装置(110)。
  3. 前記ステー(134)が、ほぼ対称的な横断面を有している、請求項1又は2記載のセンサ装置(110)。
  4. 前記延長部(152)が主流れ方向(112)に先細りしている、請求項1からまでのいずれか1項記載のセンサ装置(110)。
  5. 前記延長部(152)が0°より大きく10°以下の先細り角度αを有している、請求項記載のセンサ装置(110)。
  6. 前記ステー(134)が前記剪断エレメント(144)の上流側に流入側セクション(150)を有している、請求項1からまでのいずれか1項記載のセンサ装置(110)。
  7. 前記流入側セクション(150)がほぼ楔状に構成されている、請求項記載のセンサ装置(110)。
  8. 前記格子(132)が交差格子として構成されていて、2つのステー(134)が交差する箇所に少なくとも1つの交差箇所(136)を有しており、該交差箇所(136)の領域内で前記ステー(134)がそれぞれ少なくとも1つの下流側の切欠(158)を有していて、該切欠(158)内で前記ステー(134)のステー奥行きが減少されている、請求項1からまでのいずれか1項記載のセンサ装置(110)。
  9. 請求項1からまでのいずれか1項記載のセンサ装置(110)内に挿入するための格子(132)であって、少なくとも1つのステー(134)を有しており、該ステー(134)が、流動媒体によって流過される少なくとも1つの表面(140,142)を備え、かつ該表面(140,142)上に少なくとも1つの剪断エレメント(144)を有しており、該剪断エレメント(144)は、この剪断エレメント(144)の下流側の流動媒体流の中に高い速度勾配を有する領域(154)が生ぜしめられるように構成されており、前記剪断エレメント(144)が、ステー(134)の表面(140,142)において、主流れ方向(112)に対して横方向に配置された、角のとがった少なくとも1つの段部(146)を有していて、前記ステー(134)が、剪断エレメント(144)の下流に狭められた延長部(152)を有していることを特徴とする、センサ装置(110)内に挿入するための格子(132)。
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