JP5311432B1 - 塗装廃液処理方法及び塗装廃液処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】オゾン処理された処理液の浄化の進捗度に従って処理液中に供給するオゾンガス量を制御し、余剰オゾンガスを大気中に放出させることがなく、環境にやさしいオゾン処理を実行することができる塗装廃液処理方法及び塗装廃液処理装置を提供する。
【解決手段】廃液槽の塗装廃液を吸引する廃液回収ポンプ14と、前記廃液回収ポンプ14を介して供給される塗装廃液にオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行なうオゾン処理槽13と、オゾン処理槽13にオゾンガスを供給するオゾン発生器17と、オゾン処理槽13の上部からオーバーフローする気泡を導入して消泡処理を行なう消泡処理槽18と、消泡処理槽中のオゾン濃度を検知するオゾンセンサー22と、オゾンセンサー22の測定値に基づいてオゾン発生器17からのオゾン供給量を制御するコントローラ19とを備えることを特徴とする塗装廃液処理装置。
【選択図】図1

Description

本発明は、ワークに塗料をスプレー塗装する塗装ブースなどにおいて飛散した余剰塗料を洗浄水によって塗装廃液として回収するとともに、当該塗装廃液をオゾンガスにより浄化し再利用する塗装廃液処理方法及び塗装廃液処理装置に関する。
従来、塗装ブースなどにおける塗装作業で発生する余剰分の塗料(スプレーガンからの飛散塗料。本明細書において飛散塗料という)の処理は、洗浄水循環ポンプによって廃液槽の上層の水(本明細書にいて貯水という)を吸引して、ワークの後部に設置された飛散塗料受けの上部から滝のように落下させる洗浄水とともに回収するようにしている。このとき、廃液槽の中においては、塗料粒子同士がくっつきスラッジ状やヘドロ状になっていて、定期的に除去しなければならず、作業員には相当の負担になっている。
そして、使用する洗浄水は循環使用しているため、廃液槽の貯水は汚れたり、腐敗したりして異臭を放ち、作業環境を悪化させる要因となっている。
また、廃液槽から水も蒸発するため塗装廃液は濃くなっていき、作業環境を悪化させている。
さらに、廃液槽には腐敗菌が繁殖するため薬剤を入れてそれを防いでいるが、薬剤費など維持管理費がかかっている。
このような洗浄水を循環使用するには洗浄水中の有機物を分解処理する必要があり、洗浄水中にオゾンガスを吹き込み溶解させ、溶解したオゾンによって有機物を酸化分解させ、殺菌浄化する種々の技術が提案されている。
本願発明と関連するものとして、例えば、特許文献1記載の「廃液の処理装置」や特許文献2記載の「流体浄化装置」がある。
特許文献1記載の「廃液の処理装置」は、オゾン発生装置で生成されたオゾンガスと、処理槽内からポンプで抜き出された廃液とをマイクロバブル発生装置へ供給して生成されたオゾンマイクロバブルを、当該処理槽内に配置されたガス吹き出しパイプの開口部から廃液中へ通気することによって廃液中の有機物を酸化分解するものである。
また、特許文献2記載の「流体浄化装置」は、反応容器を構成する外筒と内筒との間の密閉空間に酸素を供給するとともに、外筒と内筒との間で放電することによって発生させたオゾンを内筒に流入する流体に混合させるものである。
特開2004−321959号公報 特開2004−223345号公報
しかしながら、前記従来技術による廃液の処理方法では、オゾン処理によって発生する気泡が処理槽中に充満して、処理槽から処理液が溢れることがあった。
また、オゾン処理後に残ったオゾンガス(余剰オゾンガス)は最終的に大気中に放出されるので、塗装ブース周辺に溜まり、作業環境に悪影響を与えるという課題があった。
特許文献1の廃液の処理装置は、微細なマイクロバブルとなったオゾンガスが処理槽に吹き込まれるので、突発的な気泡発生による吹き出しが避けられず工程管理上のトラブルが発生しやすいという問題があった。
また、特許文献2に記載の流体浄化装置では、外筒と内筒との間で放電によって発生させたオゾンを反応ガスとして用いるので、処理システム自体の安全性が懸念されるとともにシステムの構成が複雑化してメンテナンスコストが増大しがちになるという課題もあった。
本発明は、上記従来の技術の問題点に鑑みてなされたもので、オゾン処理された処理液の浄化の進捗度に従って処理液中に供給するオゾンガス量を制御し、余剰オゾンガスを大気中に放出させることがなく、環境にやさしいオゾン処理を実行することができる塗装廃液処理方法及び塗装廃液処理装置を提供することを目的とする。
(1)前記課題を解決するためになされた本発明の塗装廃液処理方法は、
オゾン発生器によって発生させたオゾンガスをオゾン処理槽に供給してオゾン処理を行なって浄化した処理液を廃液槽に循環させる塗装廃液処理方法であって、
廃液槽の塗装廃液を廃液回収ポンプによってオゾン処理槽に吸引し、
前記オゾン処理槽の塗装廃液にオゾン発生器によって発生させたオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行ない、
前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を消泡処理槽に導入して消泡処理を行ない、
前記消泡処理槽中のオゾン濃度をオゾンセンサーによって検知して、
前記オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器からのオゾン供給量をコントローラによって制御するとともに、
前記消泡処理槽の下部に貯留した液体成分を前記廃液槽に戻して塗装ブースにおける飛散塗料の処理水として再利用するようにしたことを特徴とする。
(2)本発明の塗装廃液処理装置は、前記(1)のオゾン発生器によって発生させたオゾンガスをオゾン処理槽に供給してオゾン処理を行なって浄化した処理液を廃液槽に循環させる塗装廃液処理方法に用いる装置であって、
廃液槽の塗装廃液を吸引する廃液回収ポンプと、
前記廃液回収ポンプを介して供給される塗装廃液にオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行なうオゾン処理槽と、
前記オゾン処理槽にオゾンガスを供給するオゾン発生器と、
前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して消泡処理を行なう消泡処理槽と、
前記消泡処理槽中のオゾン濃度を検知するオゾンセンサーと、
前記オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器からのオゾン供給量を制御するコントローラと、を備え、
前記消泡処理槽の下部に貯留した液体成分を前記廃液槽に戻して塗装ブースにおける飛散塗料の処理水として再利用するようにしたことを特徴とする。
(3)本発明の塗装廃液処理装置は、前記(1)のオゾン発生器によって発生させたオゾンガスをオゾン処理槽に供給してオゾン処理を行なって浄化した処理液を廃液槽に循環させる塗装廃液処理方法に用いる装置であって、
廃液槽の塗装廃液を吸引する廃液回収ポンプと、
前記廃液回収ポンプを介して供給される塗装廃液にオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行なうオゾン処理槽と、
前記オゾン処理槽にオゾンガスを供給するオゾン発生器と、
前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して消泡処理を行なう消泡処理槽と、
前記消泡処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して貯留する気泡貯留槽と、
前記気泡貯留槽中のオゾン濃度を検知するオゾンセンサーと、
前記オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器からのオゾン供給量を制御するコントローラと、を備え、
前記消泡処理槽の下部に貯留した液体成分を前記廃液槽に戻して塗装ブースにおける飛散塗料の処理水として再利用するようにしたことを特徴とする。
(4)本発明の塗装廃液処理装置は、前記(2)または(3)において、前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を消泡処理槽に導入する気泡導入パイプの途中に、その前部分の内径よりも細い小径部を設けるように構成されている。
(5)本発明の塗装廃液処理装置は、前記(2)〜(4)のいずれかにおいて、前記消泡処理槽に気泡センサーを設け、消泡処理槽における気泡の上昇を検知して、消泡処理槽の下部に蓄積した処理液を排出する作動弁を設けている。
(6)本発明の塗装廃液処理装置は、前記(2)〜(5)のいずれかにおいて、前記オゾン処理槽中の液面レベルを検知するレベルセンサーを設け、前記廃液回収ポンプを制御するように構成されている。
本発明の塗装廃液処理方法によれば、オゾン処理された処理液の浄化の進捗度に従って処理液中に供給するオゾンガス量を制御し、余剰オゾンガスを大気中に放出させることがないので、環境にやさしいオゾン処理を実行することができる。
また、本発明の塗装廃液処理装置によれば、廃液回収ポンプを介して供給される塗装廃液にオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行なうオゾン処理槽と、前記オゾン処理槽にオゾンガスを供給するオゾン発生器と、前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して消泡処理を行なう消泡処理槽と、オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器からの供給量を制御するコントローラとを備えるので、
廃液浄化処理の初期段階においては、オゾンガスを多量に供給して浄化速度を促進し、廃液浄化処理の進んだ段階においては、供給するオゾンガスの量を順次減少させて、大気中に排出するオゾンガスを極力抑えて環境に優しい処理システムを提供することができる。
また、塗装ブースで再利用する洗浄水の脱臭、除菌、スラッジの減容等を効果的に行なうことができるとともに、作業環境の改善、作業効率の向上、健康の維持、環境保護の増進等に寄与することができる。
実施例1に係る塗装廃液処理装置の概略構成図である。 実施例2に係る塗装廃液処理装置の概略構成図である。
本発明の実施形態に係る塗装廃液処理方法は、オゾン発生器によって発生させたオゾンガスをオゾン処理槽に供給してオゾン処理を行なって浄化した処理液を廃液槽に循環させる塗装廃液処理方法であって、前記オゾン処理槽で塗装廃液を処理した後のオゾンガスのオゾン濃度をオゾンセンサーで測定して、この測定値に基づいて前記オゾン発生器からのオゾン供給量を制御するようにしている。
これによって、廃液浄化の初期段階においては、多量のオゾンガスを供給して浄化を促進し、廃液浄化の進んだ段階においては、供給するオゾンガスの量を少なくして、大気中に放出するオゾンガスの量を極力抑えることによって、環境に優しい塗装廃液処理システムを提供することができる。
ワークにスプレー塗装を行なう塗装ブースでは、飛散塗料の処理は、洗浄水循環ポンプによって廃液槽の貯水を吸引して、ワークの後部に設置された飛散塗料受けの上部から滝のように落下させる洗浄水とともに回収する。
オゾン処理は、解離して酸素分子と発生期の酸素になるオゾンの酸化力を用いて消毒、脱臭、脱色等を目的として行なう廃液処理である。
オゾン処理においては、無機塩濃度の増加や汚泥の発生がないことや、有機塩素化合物類等の有害生成物も生じないこと、難分解性有機物の分解除去も可能である等の利点がある。一般的には紫外線照射や高電圧による低温放電によってオゾンを発生させるオゾン発生器などによって製造される。
低温放電装置は二枚の電極板によって構成され、電極表面に高い誘電率をもつ雲母のような絶縁体で覆う。交流高電圧を電極にかけると無声放電が起こり、平板間に流した酸素分子が解離し、他の酸素分子と再結合することによってオゾンを発生させるようになっている。
オゾン濃度を測定するためのオゾンセンサー(オゾンモニター)としては、例えば、オゾン濃度を連続的に計測する紫外線吸光式のオゾン濃度計や、半導体センサーによるオゾン濃度計測器、定電位電解法による測定装置などを適用することができる。
本実施形態に係る塗装廃液処理装置は、塗装ブースの廃液槽に貯留された塗装廃液を吸引する廃液回収ポンプと、前記廃液回収ポンプを介して供給される塗装廃液にオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行なうオゾン処理槽と、前記オゾン処理槽にオゾンガスを供給するためのオゾン発生器と、前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して消泡処理を行なう消泡処理槽と、前記消泡処理槽中のオゾン濃度を検知するオゾンセンサーと、前記オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器のオゾン発生量を制御するコントローラとを備えるように構成される。
これによって、処理中に発生する気泡による障害を回避して塗装ブースで使用する浄化用水の脱臭、除菌、スラッジの減容処理などを効果的に行なうことができる。
オゾン処理槽は、廃液回収ポンプを介して供給される塗装廃液中に、オゾン発生器で生成した規定濃度のオゾンガスを接触反応させるための円筒形状や方形状のタンクである。
オゾン処理槽の上部から塗装廃液が供給されるとともに、オゾン処理槽下部からはオゾン処理された処理液を排出するための処理液排出バルブなどが設けられている。
なお、オゾン処理槽内の塗装廃液を撹拌してオゾン処理を効率化させるための廃液撹拌羽根やエアバブリングノズルなどを必要に応じて設けることもできる。
オゾン発生器としては、放電法や、紫外線ランプ法によりオゾンを発生させる装置などが適用できる。
放電法によるオゾンの生産コストは最も安価であり、紫外線ランプ法ではオゾン濃度は低いものの簡易にオゾンが発生できる。
また、発生オゾンの原料源となるガスとしては大気の他、PSA酸素濃縮器を用いて大気を濃縮して得られる高濃度の酸素を利用することもできる。
消泡処理槽は、オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を気泡導入パイプを介して導入して消泡処理を行なう密閉されたタンクである。
オゾン処理槽と消泡処理槽のそれぞれの上部は、オゾン処理槽で発生する気泡サイズより小さい内径の小径部を有した気泡導入パイプを介して連結した構造を有している。
これによって、気泡部導入パイプを通過した塗装廃液中の気泡が潰れて除去されるようにしている。
なお、気泡導入パイプは、部分的に小さい内径の小径部を有したものであってもよいが、全体として小径のものであってもよい。
また、消泡処理槽の下部に貯留した液体成分は、コントローラを介して制御される作動弁を備えた排出パイプを介して塗装ブースの廃液槽に戻されるようになっている。なお、作動弁としては、電磁弁や電動弁などが適用できる(以下の作動弁においても同じ)。
コントローラは、オゾンセンサーやレベルセンサーなどからの測定値に基づいてオゾン発生器のオゾン発生量や廃液回収ポンプなどを制御するためのシーケンサーやコンピュータなどであって、塗装廃液処理装置の消泡処理槽や、その他の付帯装置に配置したオゾンセンサー、各槽内における処理液の液面レベルや気泡の位置を検知するためのレベルセンサーからの検知信号を取得するための入力インターフェースなどを備えている。
また、本実施形態の塗装廃液処理装置においては、消泡処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して貯留するための気泡貯留槽を設けるとともに、前記気泡貯留槽中のオゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器から供給するオゾンガス量をコントローラを介して制御することができる。
これによって、大気中に放出する余剰オゾンガスの量を極力抑えることができ、環境に優しい塗装廃液処理システムを提供することができる。
また、オゾン処理中における気泡の発生状況をさらに適正に制御することができ、廃液の殺菌・浄化処理を効果的かつ安価に施すことができる。
気泡貯留槽は、槽内オゾン濃度を検知するためのオゾンセンサーを有した所定容量の密閉タンクであって、残留オゾンガスはオゾン分解器を介して無害化された後に大気中に放出されるようになっている。
本実施形態に係る塗装廃液処理装置においては、前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気液を消泡処理槽に導入する気泡導入パイプの途中に、その内径を細く形成した小径部を設けることができる。
これによって、オゾン処理槽から消泡処理槽に導入する塗装廃液中から気泡成分を除去または抑制して、消泡処理槽における消泡処理をさらに効率的に行なうことができる。
小径部は、例えばその内径がオゾン処理槽上部に滞留する気泡径より小さい約4〜10mm、好ましくは6〜8mmとなる気泡を導入する連結パイプなどの絞り部分などであって、処理液中から気泡を潰す消泡機能を有している。なお、小径部に加えて編み目状やフィルター状のものを連結パイプに付与して用いることもできる。
本実施形態に係る塗装廃液処理装置では、前記消泡処理槽に気泡センサーを設け、消泡処理槽における気泡部分の上昇を検知して、消泡処理槽の下部に蓄積した塗装廃液を排出する作動弁を設けることもできる。
これによって、消泡処理槽内の水面レベルを所定位置に維持して、塗装廃液のオゾン処理を円滑に行なうことを可能としている。
なお、ここで、気泡センサーとは、2枚の電極を対向して設置し、この電極間に気泡が接触したときの導通状態を検知するものである。
(実施例1)
以下、本発明に係る塗装廃液処理方法が適用される塗装廃液処理装置について図面を参照して説明する。ここで、後述する実施例2と同一又は類似の部分には共通の符号を付すことにより重複説明を省略する。
図1は本発明の実施例1に係る塗装廃液処理装置の概略を示す構成図である。
実施例1の塗装廃液処理装置10は、塗装ブース11の廃液槽12に貯留された塗装廃液をオゾン処理槽13内で規定濃度のオゾンガスと接触させ、このオゾン処理によって浄化された処理液を塗装ブース11に循環させることを目的とした廃液処理システムである。
塗装廃液処理装置10の主要部は、図示するように、廃液槽12に貯留される塗装廃液を吸引するための廃液回収ポンプ14と、廃液中のスラッジなどの固形分を回収するためのスラッジ回収器15と、スラッジが除去された塗装廃液が上部から供給されるオゾン処理槽13と、その下部から排出されるオゾン処理液から気泡部分を除去して廃液槽12に戻すための気液分離槽16とから構成されている。
オゾン処理槽13内において、塗装廃液にオゾン発生器17を介して規定濃度のオゾンガスが供給され、塗装廃液を浄化して処理液としている。
また、オゾン処理槽13内に供給されるオゾンガスは、オゾンセンサー22からの信号に基づきコントローラ19を介してその供給量を適正に制御されている。
さらに、オゾン処理槽13の上部には、気泡導入パイプ18aが接続されており、オゾン処理槽13中に供給されたオゾンガスが、消泡処理槽18に導入されるようになっている。
なお、オゾン発生器17へは、PSA装置20によって生成した濃縮酸素ガス(オゾンガスの原料)が供給されるようになっている。本実施例ではオゾン発生器17は、立方メートル当たり約6g濃度のオゾン含有大気を毎分約5リットルの流量で供給する能力を有している。
気液分離槽16には、オゾン処理槽13でオゾン処理され浄化された処理液が作動弁16aを有した供給パイプ16bを介して供給される。
気液分離槽16には、処理液中に含まれているオゾンガスの気泡を廃液槽12へ戻さないために、気泡を分離する仕切り板16cがその上部に設けられており、この仕切り板16cによって気液分離槽16内の処理液上部にある気泡を除去して、廃液槽12に戻す処理液を一時的に貯留するバッファタンクとしての機能とを有している。
なお、気液分離槽16内の液面レベルを検知するためのレベルセンサー16d〜16fが配置されており、これらレベルセンサー16d〜16fの測定値信号を受けて、コントローラ19がポンプ16gの作動を制御して処理液を廃液槽12に戻すように構成されている。
次に消泡処理槽18について説明する。
消泡処理槽18は、オゾン処理槽13上部から気泡を主とするオーバーフロー液が、気泡導入パイプ18aを介して流入される密閉タンクであって、オゾン処理槽13で生成された気泡を消滅させる役割を有する。
また、消泡処理槽18には、槽内における気泡の上部到達位置を検知するための気泡センサー21が備えられており、消泡処理槽18内の気泡がオーバーフローするおそれがある場合は、この気泡センサー21からコントローラ19に信号を送り、消泡処理槽18の底部に設けられた作動弁24を開放し、処理液還流パイプ25を介して、消泡された処理液を廃液槽12に還流させるようになっている。
また、レベルセンサー23も気泡センサー21と同様の役割をし、消泡処理槽18内の処理液が所定レベル以上になった場合に、コントローラ19を介して作動弁24を開放して、消泡処理槽18の処理液を廃液槽12に還流させる。
さらに、消泡処理槽18の上部にはオゾンセンサー22が備えられており、オゾン処理によって使用されて残ったオゾンガス(剰余オゾンガス)の濃度を検知してそのデータをコントローラ19に送信するようにしている。
また、消泡処理槽18の上部には、オゾン分解器26が設けられており、この処理槽から排出される余剰オゾンガス(廃液処理に用いられた後のオゾンガス=オゾンガス濃度は下がっている)中の残留オゾンを分解して、大気中に放出している。
なお、オゾン処理槽13上部から気泡を主とするオーバーフロー液を消泡処理槽18へ導入する気泡導入パイプ18aは、オゾン処理槽で発生した気泡サイズより小さい内径の小径部をその一部に備えており、小径部を通過した塗装廃液中の気泡を潰して消泡処理槽18へは液体として導入するようにしている。
塗装ブース11には、ワークWに塗料液を散布するためのスプレーガン11aと、塗装ブース11の下部に配置された廃液槽12と、洗浄水循環ポンプ11bと、が備えられている。
次に、以上のように構成された塗装廃液処理装置10を用いた塗装廃液処理方法について具体的に説明する。
塗装ブース11では、洗浄水循環ポンプ11bによって廃液槽12の上部水を吸引して、ワークWの後部に設置された飛散塗料受けUの上部からシャワー水のように落下させ、スプレーガン11aから飛散して飛散塗料受けUに蓄積した塗料(廃塗料、廃塗料中には顔料や溶剤を含む)を廃液槽12に回収するようになっている。
廃液槽12は、例えば、その深さが約50cm、容量は約700〜1000リットルのものが適用できる。飛散塗料受けUの上部から落下させる洗浄水は循環使用している。
まず、塗装ブース11の廃液槽12に廃液回収ポンプ14を入れて廃液槽12の上部の貯水を吸引し、これをスラッジ回収器15を経てオゾン処理槽13に上部より流入させる。
オゾン処理槽13上部にはレベルセンサー13aであるフロートスイッチが設置してあり、このスイッチ作動によって廃液回収ポンプ14を停止させ、オゾン処理槽13が満水にならないように上部に空間を設けている。
オゾン処理槽13下部には排水孔が設けてあり、供給パイプ16bを介して流入した処理液を、その下部に配置した気液分離槽16に抜くようになっている。
なお、 オゾン処理槽13内でオゾンガスは下から上へ抜けるが、塗料廃液の流入があるのでオゾンガスの滞留時間が長くなり、反応時間を多くとることができる。
オゾン処理槽13の上部よりオーバーフローした気泡の中にはオゾンガスが含まれているため、オゾン処理槽13から直接大気中に放出すると未反応オゾンガスがそのまま大気に放出されオゾンガスによって環境を悪化させるので、一旦、バッファタンクとなる消泡処理槽18に受けて、オーバーフローした気泡を液体化する(ガス抜き)ようにしている。
消泡処理槽18で液体化した処理水は消泡処理槽18の下部に蓄積し、作動弁24を備えた処理液還流パイプ25を介して、廃液槽12に戻される。
すなわち、オゾン処理槽13内では塗装廃液がオゾンガスと反応して気泡となり上部に溜まるので、細いチューブ状の小径部を備えた気泡導入パイプ18aを通して消泡処理槽18へ導いている。
これによって、大きい気泡は潰れて液体となるとともに、小さい気泡は小径部を通って消泡処理槽18へ供給される。
消泡処理槽18内では、上部からの高圧大気を噴射させて気泡をつぶして液体とする。消泡処理槽18内に溜まっている処理液があるレベルに達成した時点で作動弁24を開き、処理液を塗装ブース11の廃液槽12へ戻す。
なお、消泡処理槽18の上部に気泡センサーやオゾンセンサーを設け、これらのセンサーからの検知信号に基づいて大気や水を噴射する噴射ノズル18bを作動させて、これによって気泡を消滅させてもよい。
また、消泡処理槽18に溜まったオゾンガスは、オゾン分解器26によりオゾンを酸素に分解して大気放出を行っている。
この時、オゾン分解器26へ流入するガスは最初はオゾンが汚水の処理で使用されるため、ほとんど検出されないが、廃液槽12の浄化が進むとオゾン処理槽13で使用されずに残ったオゾン(余剰オゾン)が検出される。そのため、消泡処理槽18とオゾン分解器26の間にオゾンセンサー22を設置して、オゾン発生器17のオゾンガス供給量を調整するようにしている。
また、消泡処理槽18から排出されるガスは水分を多く含んでいるため、オゾン分解器26は水分により劣化が速くなるので、水分を除去するため、オゾン分解器26の手前に除湿器や冷却器を設けるようにしてもよい。
気液分離槽16には、気液分離槽16に貯留される処理液のレベルを感知するレベルセンサー16d〜16fを設けており、上部側に配置されたレベルセンサー16fで液面レベルが検出されたときにポンプ16gを作動させ、下部側に配置されたレベルセンサー16eで液面レベルが検出されたときにポンプ16gを停止する。
また、気液分離槽16の満水を防ぐため最上部にレベルセンサー16dを設け、
このレベルセンサー16dが作動すると、廃液槽12より塗装廃液を引き込む廃液回収ポンプ14を停止させる。
なお、気液分離槽16内の処理液にも気泡が混じっているので気液分離槽16内に仕切り板16cを設けるとともに、気液分離槽16の下部を開放して気液分離槽16から供給するようにして、廃液槽12に戻す処理液には気泡を含まないようにしている。
また、気液分離槽16内に溜まった気泡は、ガス抜きチューブ16hを経て消泡処理槽18に導入され、消泡処理槽18で処理するようにしている。
なお、気液分離槽16から廃液槽12に戻される処理液循環パイプに分岐接続された洗浄廃液タンク27を配置しており、余剰の処理液が循環系外に排出するようにしている。
以上の実施例1の効果として、従来の廃液処理装置では、廃液槽12に落ちたワークや部品などを拾うのに、塗装廃液の臭いが手につくため直接手は入れられず工具を用いて取り出していたが、本発明の塗装廃液処理装置を用いた塗装廃液処理方法の実施により、廃液槽中の塗装廃液が浄化されているので、直接手を入れて取り出すことができるようになった。
(実施例2)
実施例2の塗装廃液処理装置30は、実施例1の塗装廃液処理装置と同様の装置であるが、図2に示すように、消泡処理槽18で多量に発生してオーバーフローした気泡を貯留するための気泡貯留槽31を付設した構成を有する点で異なる。
また、実施例1の塗装廃液処理装置ではオゾンセンサーを消泡処理槽に配設していたが、実施例2の塗装廃液処理装置では、オゾンセンサー32を気泡貯留槽31に配設し、気泡貯留槽31中のオゾン濃度の測定値に基づいてオゾン発生器17から供給するオゾンガス量を制御するようにした点で異なる。
図2に示すように、消泡処理槽18と気泡貯留槽31の上部を気泡導入パイプ33で連結しており、消泡処理槽18で処理しきれなかった大量の気泡をバッファ機能を有した気泡貯留槽31に蓄積するようにしている。
このように気泡貯留槽31のオゾン濃度をオゾンセンサー32により取得し、オゾン発生器17から供給するオゾンガス量をコントローラ19によって制御するようにしている。
こうして、実施例2の塗装廃液処理装置30においては、気泡貯留槽31に設置したオゾンセンサー32で測定されるオゾン濃度に基づいてオゾン発生器17を制御することで、廃液槽12に循環供給される処理液の状態を衛生的に維持させることができるとともに、塗装ブース11で使用する洗浄水の脱臭、除菌、スラッジの減容をより効果的に行なうことを可能として、作業環境の改善、産業廃棄物の減量による環境保護の増進、作業効率の向上、健康の維持に貢献することができる。
なお、塗装ブース11で使用する洗浄水の臭いがなくなっただけでも精神的な安心感が得られるという効果も得られている。
10 実施例1の塗装廃液処理装置
11 塗装ブース
11a スプレーガン
11b 洗浄水循環ポンプ
12 廃液槽
13 オゾン処理槽
13a レベルセンサー
14 廃液回収ポンプ
15 スラッジ回収器
16 気液分離槽
16a 作動弁
16b 供給パイプ
16c 仕切り板
16d〜16f レベルセンサー
16g ポンプ
16h ガス抜きチューブ
17 オゾン発生器
18 消泡処理槽
18a 気泡導入パイプ
18b 噴射ノズル
19 コントローラ
20 PSA装置
21 気泡センサー
22 オゾンセンサー
23 レベルセンサー
24 作動弁
25 処理液還流パイプ
26 オゾン分解器
27 洗浄廃液タンク
30 実施例2の塗装廃液処理装置
31 気泡貯留槽
32 オゾンセンサー
33 気泡導入パイプ
W ワーク
U 飛散塗料受け

Claims (6)

  1. オゾン発生器によって発生させたオゾンガスをオゾン処理槽に供給してオゾン処理を行なって浄化した処理液を廃液槽に循環させる塗装廃液処理方法であって、
    廃液槽の塗装廃液を廃液回収ポンプによってオゾン処理槽に吸引し、
    前記オゾン処理槽の塗装廃液にオゾン発生器によって発生させたオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行ない、
    前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を消泡処理槽に導入して消泡処理を行ない、
    前記消泡処理槽中のオゾン濃度をオゾンセンサーによって検知して、
    前記オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器からのオゾン供給量をコントローラによって制御するとともに、
    前記消泡処理槽の下部に貯留した液体成分を前記廃液槽に戻して塗装ブースにおける飛散塗料の処理水として再利用するようにしたことを特徴とする塗装廃液処理方法。
  2. 請求項1のオゾン発生器によって発生させたオゾンガスをオゾン処理槽に供給してオゾン処理を行なって浄化した処理液を廃液槽に循環させる塗装廃液処理方法に用いる装置であって、
    廃液槽の塗装廃液を吸引する廃液回収ポンプと、
    前記廃液回収ポンプを介して供給される塗装廃液にオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行なうオゾン処理槽と、
    前記オゾン処理槽にオゾンガスを供給するオゾン発生器と、
    前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して消泡処理を行なう消泡処理槽と、
    前記消泡処理槽中のオゾン濃度を検知するオゾンセンサーと、
    前記オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器からのオゾン供給量を制御するコントローラと、を備え、
    前記消泡処理槽の下部に貯留した液体成分を前記廃液槽に戻して塗装ブースにおける飛散塗料の処理水として再利用するようにしたことを特徴とする塗装廃液処理装置。
  3. 請求項1のオゾン発生器によって発生させたオゾンガスをオゾン処理槽に供給してオゾン処理を行なって浄化した処理液を廃液槽に循環させる塗装廃液処理方法に用いる装置であって、
    廃液槽の塗装廃液を吸引する廃液回収ポンプと、
    前記廃液回収ポンプを介して供給される塗装廃液にオゾンガスを吹き込んでオゾン処理を行なうオゾン処理槽と、
    前記オゾン処理槽にオゾンガスを供給するオゾン発生器と、
    前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して消泡処理を行なう消泡処理槽と、
    前記消泡処理槽の上部からオーバーフローする気泡を導入して貯留する気泡貯留槽と、
    前記気泡貯留槽中のオゾン濃度を検知するオゾンセンサーと、
    前記オゾンセンサーの測定値に基づいて前記オゾン発生器からのオゾン供給量を制御するコントローラと、を備え、
    前記消泡処理槽の下部に貯留した液体成分を前記廃液槽に戻して塗装ブースにおける飛散塗料の処理水として再利用するようにしたことを特徴とする塗装廃液処理装置。
  4. 前記オゾン処理槽の上部からオーバーフローする気泡を消泡処理槽に導入する気泡導入パイプの途中に、その前部分の内径よりも細い小径部を設けるようにしたことを特徴とす請求項2または3に記載の塗装廃液処理装置。
  5. 前記消泡処理槽に気泡センサーを設け、消泡処理槽における気泡の上昇を検知して、消泡処理槽の下部に蓄積した処理液を排出する作動弁を設けていることを特徴とす請求項2〜4のいずれかに記載の塗装廃液処理装置。
  6. 前記オゾン処理槽中の液面レベルを検知するレベルセンサーを設け、前記廃液回収ポンプを制御するようにしたことを特徴とす請求項2〜5のいずれかに記載の塗装廃液処理装置。
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