JP5309958B2 - カメラ - Google Patents
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Description
請求項2の発明は、請求項1に記載のカメラであって、前記調整画像に対して画像処理を行う画像処理手段を更に備え、前記調整情報は、前記画像サイズ調整手段により前記撮影画像のサイズが調整されたか否かを示すフラグを少なくとも含み、前記画像処理手段は、前記調整画像に対して画像処理を行う場合、前記フラグがオンであり前記撮影画像のサイズが調整されていたことを示すとき、形成された縁部分を除いた前記調整画像に対して画像処理を行うこと、を特徴とするカメラである。
請求項3の発明は、請求項1または請求項2に記載のカメラであって、前記撮影画像が前記第2の領域と縦横比において異なり、前記第2の領域と比べて縦または横のいずれか一方の幅が長い画像である場合、前記撮影画像における、縦又は横のいずれか短い他方の幅を前記第2の領域の他方の幅と一致させ、前記撮影画像の前記一方の端部をカットし、前記撮影画像の縦横比を前記第2の領域の縦横比に一致させ、全周において一定幅の縁を生成するか、又は、前記撮影画像の前記一方の幅を前記第2の領域の一方の幅と一致させ、前記他方の側に前記プリントサイズ入力手段により入力された縁幅より大きな縁を形成し、撮影画像の縦横比を保持するか、を選択可能な選択手段をさらに備えること、を特徴とするカメラである。
請求項4の発明は、請求項3に記載のカメラであって、全周において一定幅の縁を生成する場合、前記撮影画像の前記一方の側の端部を両側より均等にカットすること、を特徴とするカメラである。
請求項5の発明は、請求項3に記載のカメラであって、前記撮影画像の縦横比を保持する場合、前記他方の側に形成される前記プリントサイズ入力手段により入力された縁幅より大きな縁を、前記他方の側の一方に形成すること、を特徴とするカメラである。
A(チェックボックス25A):プリント用紙の縦横比に合わせるように、元画像の上下または左右のいずれかの両辺を均等にカットして、設定された一定幅で画像の周囲を巡る縁を形成するための縁付画像を生成する。以下、これを「定幅縁生成」という。図3に示す白縁自動生成画面では、「プリンタ縦横比に合わせ込む」と表示される。
B(チェックボックス25B):元画像をカットすることなく、その縦横比を保持して画像の周囲に縁を形成するための縁付画像を形成する。この形態では、プリントの少なくとも一辺の縁幅が設定された幅より広くなる。以下、これを「縦横比優先縁生成」という。図3に示す白縁自動生成画面では、「元画像の縦横比を保持する」と表示される。
はじめに、定幅縁生成について説明する。ここでは、サイズ:2Lプリント=177(mm)×126(mm)、カット率:98%、白縁幅:t=3(mm)とする。また、処理前の元画像は、2048×1536(pixel)(縦横比1.33)とする。なお、これらの数値は一例であって、これに限定されるものではない。
仕上がりプリント(プリント用紙)の外形は、
Wp×Hp=177(mm)×126(mm)
Wo=Wp−2t=177−2×3=171(mm)
Ho=Hp−2t=126−2×3=120(mm)
従って、プリント外形から白縁分を減じた画像領域は、
Wo×Ho=171(mm)×120(mm)。
Wo÷Ho=171÷120=1.425
となる。
次に、WiとHiを求めるには、カット率を考慮する。カット率=98%であるため、
Wi=Wp÷0.98=180.61(mm)
Hi=Hp÷Hi=128.57(mm)
まず、画像の縦横比を1.425に調整する。
拡大縁部の追加は、
横方向は、画像領域幅:Wo=171(mm)に対して、拡大縁部をつけた幅が
Wi=180.61(mm)
であるため、画像に対して
Wi÷Wo=1.056倍
となるように左右均等に拡大縁部を追加すればよい。
Hi=128.57(mm)
であるため、画像に対して
Hi÷Ho=1.071倍
となるように上下均等に拡大縁部を追加すればよい。
図6に示すように、まず、縦横比を調整し、縦横比整合画像(B)を生成する。
すなわち、2048×1536(pixel)(縦横比1.33)である元画像(A)を、縦横比1.425の横長の画像領域に合致させるために、横方向を基準として(横方向は変化させずに)上下をカットして2048×1437(pixel)の縦横比整合画像(B)を生成する。
拡大縁部Fiの追加は、
横方向は、
2048×1.056=2162(pixel)
となるように左右均等に拡大縁部Fiを追加する。
縦方向は、
1437×1.071=1539(pixel)
となるように上下均等に拡大縁部Fiを追加する。
このようにして拡大縁部Fiを追加した縁付画像(C)をラボで2Lサイズにプリントすることで、周囲に所望の幅(3mm)の白縁が形成されたプリントを得ることができる。
縦横比優先縁生成では、元画像(A)に余白画像Fbを追加して先のWo/Ho=1.425と等しい縦横比の中間画像(B)を生成し、この中間画像(B)に対してさらに白縁を形成するための白画像を追加して縦横比優先縁付画像(C)を得る。
1536×1.425=2189(pixel)
であり、画面右側端部に白色の余白画像Fbを追加して2189×1536(pixel)の中間画像(B)を生成する。
その結果、縦横比優先縁付画像(C)の右側端縁には、余白画像Fbに拡大縁部Fiを加えた幅の縁が生成される。
まず、使用者によって、表示部13の液晶パネル13Aに操作画面のメニューが呼び出され、画像編集メニュー画面から白縁自動生成が選択される(S01)と、白縁自動生成画面20が表示される。
使用者により白縁自動生成画面20のダイアログボックス21からプリントサイズが入力され、カット率の入力ボックス24にカット率が入力される(S02)。
次いで、使用者により、縁幅設定のダイアログボックス22から縁幅が入力される(S05)と共に、縁生成形態の選択チェックボックス25(25A,25B)から縁生成形態が選択され(S06)、実行ボタン26がクリックされる(S07)。
これを受けて縁付画像生成部16は、縁生成形態の選択が、定幅縁生成と縦横比優先生成のいずれであるかを判断する(S08)。
ステップ(S09)の判断の結果、等しい場合には、画像周囲に白部分を追加する(S13)。等しくない場合には、元画像の上下または左右を等しくなるように均等にカットし(S10)、画像周囲に拡大縁部を生成する(S13)。
ステップ(S11)の判断の結果、等しい場合には、画像周囲に拡大縁部を追加する(S13)。等しくない場合には、等しくなるように元画像の上または右に余白を追加した中間画像を生成し、(S12)、さらに中間画像の周囲に拡大縁部を追加生成する(S13)。
まず、使用者が、画像処理を行う画像編集メニュー画面を表示部13に表示させて、そこからレベル補正を選択する(S21)。
ステップ(S22)で白縁自動生成履歴がある場合には、座標設定された拡大縁部の内側の画像部分のみを選択する(S23)。
その後、使用者は、レベル補正の各設定を行い(S24)、実行を指示する(S25)。
画像処理部15は、設定に基づいてレベル補正を行う(S26)。レベル補正終了後、白縁自動生成履歴がある場合の画像部分の選択を解除する(S27)。
(1)面倒な計算や操作を要することなく、そのままプリントすることで所望の幅の縁のあるプリントを作成することのできる縁付画像を生成することができる。
(2)白縁自動生成装を電子カメラに実装してカメラ内画像処理の一つとして行なわせる構成であるため、パソコン等によって画像処理することなしに直接ラボに依頼するのみで、所望の幅の白縁のついたプリントを得ることができる。
(3)元画像の上下または左右を適切にカットすることで画像の縦横比をプリントに合わせこんでプリントサイズ全体を使うか、または、元画像をカットすることなく右または下に余白を付ける、のいずれかを選択できるので、元画像を希望する形でプリントすることができる。
(4)白縁自動生成の後で、レベル補正・明るさ/コントラスト調整・色補正などの画像処理を行なっても、これらを適切に行なえるだけでなく、白縁は白のままで保持される。
(5)通常一般のラボの縁なしプリントでは、元画像の周囲が僅かにカットされる(実際にプリントされるのは96〜98%程度)が、白縁を付けることで、ラボでのプリントの際に元画像の周囲が不所望にカットされることなく、元画像全体をプリントすることができる。
以上、説明した実施形態に限定されることなく、以下に示すような種々の変形や変更が可能であり、それらも本発明の範囲内である。
(1)本実施形態では、元画像の縦横比をプリント縦横比に合わせ込むために、実施例では画像の上下または左右の一部をカットするようにしたが、主要被写体が含まれる画像の中心部以外の周辺部を、倍率を変化させながら拡大あるいは縮小を行って、元画像の縦横比をプリント縦横比に合わせ込むように構成しても良い。
(2)また、本実施形態は、画像の周囲に白縁を形成した。しかし、縁部分は、白色に限らず、希望の色やパターンをつけるようにしても良い。
なお、実施形態および変形形態は、適宜組み合わせて用いることもできるが、詳細な説明は省略する。また、本発明は以上説明した実施形態によって限定されることはない。
Claims (5)
- 任意のプリントサイズを入力可能なプリントサイズ入力手段と、
プリント完成状態において撮影画像の周囲に形成する縁幅を入力可能な縁幅入力手段と、
前記入力されたプリントサイズで規定される第1の領域から前記縁幅入力手段により入力された前記縁幅を縦横の4辺よりカットして形成される第2の領域内に、前記撮影画像が収まるように、該撮影画像のサイズを調整する画像サイズ調整手段と、
前記画像サイズ調整手段により調整された前記撮影画像の周囲に縁が形成された調整画像と、前記画像サイズ調整手段による該調整画像のサイズの調整に用いた調整情報とを保存する保存手段と、
を備えること、を特徴とするカメラ。 - 請求項1に記載のカメラであって、
前記調整画像に対して画像処理を行う画像処理手段を更に備え、
前記調整情報は、前記画像サイズ調整手段により前記撮影画像のサイズが調整されたか否かを示すフラグを少なくとも含み、
前記画像処理手段は、前記調整画像に対して画像処理を行う場合、前記フラグがオンであり前記撮影画像のサイズが調整されていたことを示すとき、形成された縁部分を除いた前記調整画像に対して画像処理を行うこと、
を特徴とするカメラ。 - 請求項1または請求項2に記載のカメラであって、
前記撮影画像が前記第2の領域と縦横比において異なり、前記第2の領域と比べて縦または横のいずれか一方の幅が長い画像である場合、
前記撮影画像における、縦又は横のいずれか短い他方の幅を前記第2の領域の他方の幅と一致させ、前記撮影画像の前記一方の端部をカットし、前記撮影画像の縦横比を前記第2の領域の縦横比に一致させ、全周において一定幅の縁を生成するか、又は、
前記撮影画像の前記一方の幅を前記第2の領域の一方の幅と一致させ、前記他方の側に前記プリントサイズ入力手段により入力された縁幅より大きな縁を形成し、撮影画像の縦横比を保持するか、を選択可能な選択手段をさらに備えること、
を特徴とするカメラ。 - 請求項3に記載のカメラであって、
全周において一定幅の縁を生成する場合、前記撮影画像の前記一方の側の端部を両側より均等にカットすること、
を特徴とするカメラ。 - 請求項3に記載のカメラであって、
前記撮影画像の縦横比を保持する場合、前記他方の側に形成される前記プリントサイズ入力手段により入力された縁幅より大きな縁を、前記他方の側の一方に形成すること、
を特徴とするカメラ。
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