JP5308561B2 - ブランケット又は刷版の固定装置 - Google Patents

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本発明は、輪転機において胴に巻き付けたブランケット又は刷版を固定するブランケット又は刷版の固定装置に関する。
新聞などを印刷する輪転機においては、ブランケット胴に巻き付けたブランケットが、回転しながら版胴に巻き付けた刷版から転写されたインキを走行紙に転写することによって印刷を行っている。
従来、ブランケットや刷版をブランケット胴や版胴に巻き付けて固定する方式として、ブランケット胴や版胴に拘束溝を形成し、その拘束溝にブランケットや刷版のくわえ側を引っ掛けるとともに、くわえ尻側を固定する方式が知られている。そして、その固定を確実にするための固定装置が特許文献1に開示されている。この特許文献1の固定装置は、ブランケットのくわえ側(先行端)及びくわえ尻側(後行端)を挿入した拘束溝(挿入溝)に圧入体を圧入することで、ブランケットのくわえ側及びくわえ尻側を拘束溝の壁面に押し付けて固定するものである。
しかし、圧入体を圧入するだけでは、ブランケットや刷版の固定は不十分であり、とくにブランケット胴や版胴をより高速で回転させる印刷条件では、ブランケットや刷版が緩んで印刷不良が発生することがあった。
特開2002−326341号公報
本発明が解決しようとする課題は、機構を簡素化するとともに胴の剛性を低下させることなく、ブランケット又は刷版をより確実に固定できる固定装置を提供することにある。
本発明の固定装置は、輪転機において胴に巻き付けたブランケット又は刷版を固定するブランケット又は刷版の固定装置であって、前記胴に形成され、ブランケット又は刷版のくわえ側が引っ掛けられるとともに、くわえ尻側が挿入される拘束溝と、前記拘束溝の胴軸方向全長にわたり、かつ長手方向の少なくとも一端が前記拘束溝の長手方向の端部から突出するように挿入される板バネと、前記拘束溝の長手方向の端部から突出した板バネの少なくとも一端を長手方向中央部に向けて押圧し、前記板バネを長手方向と直交する方向に撓ませる押圧部材とを備えたものである。
なお、本発明において、「胴」とはブランケット胴及び版胴を総称するものである。
本発明によれば、押圧部材によって板バネを長手方向と直交する方向に撓ませることで、この板バネによって、ブランケット又は刷版のくわえ側及びくわえ尻側が強固に拘束されるので、機構を簡素化するとともに胴の剛性を低下させることなく、ブランケット又は刷版をより確実に固定できる。
本発明の実施例を示す側面図である。 図1の実施例において押圧部材を外した状態を示す斜視図である。 図1の実施例において拘束溝と板バネの長さの関係を示す説明図である。 図1の実施例において使用する押圧部材を示す斜視図である。 本発明において使用する板バネの形状例を示す斜視図である。
以下、図面に示す実施例に基づき本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の実施例を示す側面図である。この実施例の固定装置はブランケット10をブランケット胴20に固定するものである。このブランケット胴20には、2頁幅のブランケット10が1枚だけ巻き付けられる。
ブランケット10は、金属板11の一面に、その両端部(くわえ側11a及びくわえ尻側11b)を除いてゴム状のブランケットシート12を被覆した、いわゆるメタルブランケットであり、そのくわえ側11aをブランケット胴20に形成した拘束溝21の壁面に引っ掛け、くわえ尻側11bを拘束溝21内に挿入することで、ブランケット胴20に巻き付けられる。
拘束溝21内には、くわえ側11aとくわえ尻側11bとの間で、その胴軸方向全長にわたって板バネ30が挿入されている。また、板バネ30は、図2及び図3に示すように、その長手方向の両端が拘束溝21の端部から長さaだけ突出するように拘束溝21内に挿入されている。
図1に戻って、板バネ30の端部が拘束溝21の端部から突出した部分には、突出した板バネ30の端部を長手方向中央部に向けて押圧する押圧部材40が装着されている。押圧部材40には、図4に示すように、板バネ30の端部を嵌め込む嵌合溝41が形成されている。この嵌合溝41は、その長さbが上述した板バネ30の突出長さaより短くなるように形成されているが、巾及び高さについては余裕をもたせて大きくしている。そして、図1に示すように、嵌合溝41に板バネ30の端部を嵌め込んだ状態で、押圧部材40を固定部材(ボルト)42によってブランケット胴20の両端部にそれぞれ固定する。そうすると、上述のとおり長さa>長さbの関係にあるから、両端部の押圧部材40によって、板バネ30が長手方向に押圧される。
嵌合溝41の上部(ブランケット胴20の半径方向外方側)は、本実施例のように閉じておくことが好ましい。これによって、板バネ30の抜けを防止できる。なお、嵌合溝41の下部(ブランケット胴20の半径方向内方側)は、本実施例のように閉じていてもよいが、開放していても問題はない。
板バネ30は、単純には図5(a)に示すように平板形状とすることができる。このような平板形状の板バネ30の両端部を上述した押圧部材40で長手方向に押圧すると、板バネ30は、図5(a)に破線で誇張して示すように長手方向と直交する方向に撓む。その結果、板バネ30の長手方向中央部が突出するようになり、この板バネ30の長手方向中央部と両端部の3箇所が、ブランケット11のくわえ側11aあるいはくわえ尻側11bに突き当たり、ブランケット10が確実に固定される。
板バネ30は、図5(b)に示すように長手方向に波打つ波形形状とすることもできる。この波形形状の板バネ30を使用して、その両端部を押圧部材40で長手方向に押圧すれば、板バネ30が長手方向と直交する方向に撓むことにより、波形の各頂点31と両端部がブランケット10のくわえ側11aあるいはくわえ尻側11bに突き当たり、平板形状の板バネ30を使用した場合よりもくわえ側11aあるいはくわえ尻側11bに突き当たる点の数が増えるので、ブランケット10がより確実に固定される。
以上の実施例では、板バネ30の両端部を拘束溝21の端部から突出させて、その両端部に押圧部材40を装着したが、板バネ30の一方の端部は拘束溝21の端部に固定し、板バネ30の一方の端部のみを拘束溝21の端部から突出させ、その突出した端部側にのみ押圧部材40を装着するようにしてもよい。
また、以上の実施例では、2頁幅のブランケットをブランケット胴に1枚だけ巻き付ける例を示したが、本発明は、2頁幅のブランケットをブランケット胴の軸方向に沿って2枚巻き付ける場合にも適用可能である。この場合、各々の拘束溝は180°位相をずらして形成されていることから、2枚のブランケットのブランケット胴の端部側に位置する端部をそれぞれ突出させて押圧部材を装着し、ブランケット胴の中央側に位置する端部はその中央側に固定する。
さらに、以上の実施例では、ブランケットを固定する場合について説明したが、刷版も同様に固定できることは自明である。
10 ブランケット
11 金属板
11a くわえ側
11b くわえ尻側
12 ブランケットシート
20 ブランケット胴
21 拘束溝
30 板バネ
31 頂点
40 押圧部材
41 嵌合溝
42 固定部材(ボルト)

Claims (3)

  1. 輪転機において胴に巻き付けたブランケット又は刷版を固定するブランケット又は刷版の固定装置であって、
    前記胴に形成され、ブランケット又は刷版のくわえ側が引っ掛けられるとともに、くわえ尻側が挿入される拘束溝と、
    前記拘束溝の胴軸方向全長にわたり、かつ長手方向の少なくとも一端が前記拘束溝の長手方向の端部から突出するように挿入される板バネと、
    前記拘束溝の長手方向の端部から突出した板バネの少なくとも一端を長手方向中央部に向けて押圧し、前記板バネを長手方向と直交する方向に撓ませる押圧部材とを備えたブランケット又は刷版の固定装置。
  2. 板バネが、長手方向に沿って波打つ波形形状を有する請求項1に記載のブランケット又は刷版の固定装置。
  3. 押圧部材が、板バネを嵌め込む嵌合溝を有する請求項1又は2に記載のブランケット又は刷版の固定装置。
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