JP5307571B2 - 電球形照明用光源 - Google Patents
電球形照明用光源 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5307571B2 JP5307571B2 JP2009024842A JP2009024842A JP5307571B2 JP 5307571 B2 JP5307571 B2 JP 5307571B2 JP 2009024842 A JP2009024842 A JP 2009024842A JP 2009024842 A JP2009024842 A JP 2009024842A JP 5307571 B2 JP5307571 B2 JP 5307571B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- information display
- display layer
- temperature information
- region
- temperature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Arrangement Of Elements, Cooling, Sealing, Or The Like Of Lighting Devices (AREA)
- Non-Portable Lighting Devices Or Systems Thereof (AREA)
Description
また、筐体の異常な高温状態が点灯ユニットの発熱によるものである場合は、ユーザが不用意に筐体に触る可能性が高いため特に危険である。例えば、発光モジュール・点灯ユニット間の配線がショートして点灯ユニットに過電流が流れた場合等には、発光モジュールが点灯していないにもかかわらず点灯ユニットが発熱している可能性があるが、発光モジュールが点灯していなければ筐体が高温状態になっているはずがないと思い込んだユーザが不用意に筐体に触ってしまう可能性が高い。
以下、本実施の形態に係る電球形照明用光源について、図面を参照しながら説明する。
<概略構成>
図1は、本実施の形態に係る電球形照明用光源の構成を示す断面図である。図2は、本実施の形態に係る電球形照明用光源を示す平面図であり、図2(a)は変色前の第1の温度情報表示層が状態を示す図、図2(b)は変色後の第1の温度情報表示層の状態を示す図である。図3は、本実施の形態に係る電球形照明用光源を示す側面図であり、図3(a)は変色前の第2の温度情報表示層の状態を示す図、図3(b)は変色後の第2の温度情報表示層の状態を示す図である。
ケース110は、略円筒状であって、一端側には口金140(例えばE型口金)が取り付けられ、他端側にはその開口を塞ぐようにしてヒートシンク120が取り付けられ、内部には点灯ユニット130が収納されている。ヒートシンク120は、高さ寸法の短い略円柱状であって、点灯ユニット130とは反対側の円形面121(外側主面121)に発光モジュール150が搭載されている。ケース110とヒートシンク120とで照明用光源100の筐体101が構成されており、ケース110の外周面111、並びに、ヒートシンク120の外側主面121及び側周面122で筐体101の外表面102が構成されている。
<詳細構成>
次に、要部である第1の温度情報表示層170及び第2温度情報表示層180を中心に照明用光源100を詳細に説明する。
第1の領域123は、ヒートシンク120の外側主面121に位置しているため発光モジュール150の熱が伝わりやすく、第1の領域123に伝わった熱は第1の温度情報表示層170にも伝わる。第1の温度情報表示層170は、その温度が第1の閾値未満から以上になると、変色して図2(a)に示す状態から図2(b)に示す状態になる。
第2の温度情報表示層180は、示温塗料を第2の領域114上に塗布し、それを乾燥させることで形成されている。このように示温塗料を用いることで比較的簡単且つ安価に第2の温度情報表示層180を形成することができる。
第1の領域123は、第2の領域114よりも発光モジュール150の熱が伝わりやすい位置にある。発光モジュール150の熱はヒートシンク120を介してケース110に伝わるため、ケース110の外周面111の一部である第2の領域114よりも、ヒートシンク120の外側主面121の一部である第1の領域123に発光モジュール150の熱が伝わりやすい。
しかしながら、照明用光源100では、ヒートシンク120が触って安全な温度(例えば85℃未満)である場合は第1の温度情報表示層170が薄いピンク色であるが、ヒートシンク120が触ると危険な温度(例えば85℃以上)になると明るい紫色に変色する。また、ケース110が触って安全な温度(例えば85℃未満)である場合は第2の温度情報表示層180が薄いピンク色であるが、ケース110が触ると危険な温度(例えば85℃以上)になると明るい紫色に変色する。すなわち、筐体101の外表面102が触ると危険な温度になると、第1の温度情報表示層170又は第2の温度情報表示層180のうちの少なくとも一方が、薄いピンク色から明るい紫色に変色する。
[変形例]
以上、本発明に係る照明用光源を実施の形態に基づいて具体的に説明してきたが、本発明の内容は、上記の実施の形態に限定されない。例えば、以下のような変形例が考えられる。
<第1の温度情報表示層及び第2の温度情報表示層>
第1の温度情報表示層及び第2の温度情報表示層は、それぞれ上記実施の形態に限定されない。例えば、以下の変形例1〜変形例3で説明するような構成としても良い。なお、変形例1〜変形例3に係る照明用光源において上記実施の形態と共通する構成部分には、上記実施の形態と同じ符号を付してその構成部分の説明を省略する。また、変形例1〜変形例3に係る照明用光源を示した図4〜図6には、点灯ユニット及び発光モジュールが図示されていないが、それらの構成は上記実施の形態と同様である。
このように、第1の温度情報表示層270をヒートシンク220の側周面221に形成すれば、第1の温度情報表示層270をより広範囲から視認できる。また、第1の温度情報表示層270が複数の表示部271からなる構成とすれば、視認性を維持しながら第1の温度情報表示層270を形成するための示温塗料の使用量を削減することができる。さらに、照明用光源200のデザイン性を向上させることもできる。
ケース310は、内部に点灯ユニットが格納された円筒状の本体部311と、その本体部311の外周面312における点灯ユニットを固定するための固定部(不図示)の裏側に相当する領域(上記実施の形態に係る第2の領域114)に等間隔をあけながら周方向に沿うようにして設けられた複数(例えば8つ、図5ではそのうちの4つが図示されている)の突出部313とからなる。各突出部313は、略三角柱状であってその三角柱の3つの側面のうちの一側面314が被照明側に向き、別の一側面315が被照明側と反対側に向き、残りの一側面が本体部311の外周面312と重なるように配置されている。
第1の温度情報表示層370は、複数(例えば8つ、図5ではそのうちの5つが図示されている)の表示部371からなり、各表示部371は、各突出部323の被照明側の一側面324上にそれぞれ形成されている。それら表示部371が形成された領域が変形例2に係る第1の領域である。このように、第1の温度情報表示層370を突出部323の表面(特に被照明側の一側面324)に形成すれば、第1の温度情報表示層370を被照明側から視認しやすくすることができる。
第2の温度情報表示層380は、複数(例えば8つ、図5ではそのうちの4つが図示されている)の表示部381からなり、各表示部381は、各突出部313の被照明側の一側面314上にそれぞれ形成されている。それら表示部381が形成された領域が変形例2に係る第2の領域である。このように、第2の温度情報表示層380を突出部313の表面(特に被照明側の一側面314)に形成すれば、第2の温度情報表示層380を被照明側から視認しやすくすることができる。また、ケース310の突出部313をヒートシンク320の突出部323と千鳥配置とすることで、第2の温度情報表示層380の表示部381がヒートシンク320の突出部323の陰に隠れて被照明側から視認し難くなることを防止することができる。
なお、照明用光源300を被照明側から平面視した場合に、突出部323の被照明側の一側面324の少なくとも一部や、突出部313の被照明側の一側面314の少なくとも一部が、ヒートシンク320の本体部321の外縁よりも外側に露出している構成であれば、第1の温度情報表示層370や第2の温度情報表示層380を被照明側からより視認しやすくすることができる。
ケース410は、本体部411と、その本体部411の外周面412に設けられた複数の突出部413とからなる。変形例2に係るケース310と異なる点は、突出部413が略三角柱状ではなく略三角形の板状である点と、その数が8つではなく例えば4つ(図6ではそのうちの2つが図示されている)である点である。各突出部413は、三角形の一辺を構成する端面414が被照明側に向き、別の一辺を構成する端面がケース410の筒軸方向に沿いながら本体部411の外周面412と重なる状態で、その外周面412から法線方向に(被照明側から平面視した場合に放射状に)突出するよう配置されている。
第1の温度情報表示層470は、複数(例えば4つ、図6ではそのうちの3つが図示されている)の表示部471からなり、各表示部471は、ヒートシンク420の各突出部423の表面(被照明側の端面424だけではなく、三角形の両主面425を含めた表面全体)上にそれぞれ形成されている。それら表示部471が形成された領域が変形例3に係る第1の領域である。このように、突出部413を表面積の大きい板状にすることで、第1の温度情報表示層470をより視認しやすくすることができる。
第2の温度情報表示層480は、複数(例えば4つ、図6ではそのうちの2つが図示されている)の表示部481からなり、各表示部481は、各突出部413の表面(被照明側の端面414だけではなく、三角形の両主面415を含めた表面全体)上にそれぞれ形成されている。それら表示部481が形成された領域が変形例3に係る第2の領域である。突出部423を表面積の大きい板状にし、また、ケース410の突出部413をヒートシンク420の突出部423と千鳥配置とすることで、第2の温度情報表示層480を被照明側からより視認しやすくすることができる。
<その他>
照明用光源は、必ずしも白熱電球と同じ外観形状を有する必要はなく、白熱電球代替を目的とした照明用光源であって、白熱電球用の灯具に適用できるように点灯回路と口金とを備えた照明用光源であれば良い。
一般に、LEDモジュールは発熱が少ない光源として広く知られているため、高温になることはないだろうと誤解したユーザが不用意に筐体に触ってしまう可能性が高い。しかしながら、実際のところは、従来の光源と比べて近赤外線を放出しない分だけ発熱量が少ないだけであって、筐体が高温になるおそれが全く無いというわけではない。このようなことから、発光モジュールがLEDモジュールの場合は本発明の構成がより有効である。しかも、近年は、大電流を入力可能な耐熱性の高いLEDモジュールが開発されており、そのようなLEDモジュールを適用した照明用光源ではLEDモジュールがより高温になるよう設計されるため、本発明の構成がより有効である。
グローブは、必ずしも必要ではなくグローブを備えない構成であっても良い。
101 筐体
102 外表面
110,310,410 ケース
111 外周面
114 第2の領域
120,220,320,420 ヒートシンク
121 側周面
123 第1の領域
130 点灯ユニット
140 口金
150 発光モジュール
170,270,370,470 第1の温度情報表示層
180,280,380,480 第2の温度情報表示層
311,411 ケースの本体部
313,413 ケースの突出部
321,421 ヒートシンクの本体部
323,423 ヒートシンクの突出部
Claims (5)
- 発光モジュールと、
前記発光モジュールを点灯させる点灯ユニットと、
前記発光モジュール及び点灯ユニットが取り付けられた筐体と、
前記筐体の外表面における第1の領域上に形成され、前記第1の領域の温度が第1の閾値未満から以上になると変色する第1の温度情報表示層と、
前記筐体の外表面における前記第1の領域から離れた第2の領域上に形成され、前記第2の領域の温度が第2の閾値未満から以上になると変色する第2の温度情報表示層とを備え、
前記第1の領域は前記第2の領域よりも前記発光モジュールの熱が伝わりやすい位置にあり、前記第2の領域は前記第1の領域よりも前記点灯ユニットの熱が伝わりやすい位置にあり、
前記筐体は、内部に前記点灯ユニットが収納され、一端側に口金が取り付けられ、他端側に開口を有する筒状のケースと、前記ケースの前記開口を塞ぐように配置され前記点灯ユニットとは反対側に前記発光モジュールが搭載されたヒートシンクとを備え、
前記第1の温度情報表示層は、前記ヒートシンクにおける前記筐体の外表面を構成する領域に形成されており、
前記第2の温度情報表示層は、前記ケースにおける前記筐体の外表面を構成する領域に形成されていることを特徴とする電球形照明用光源。 - 前記第1の温度情報表示層は、前記第1の領域の温度が前記第1の閾値以上から未満に戻ると変色前の色に戻り、
前記第2の温度情報表示層は、前記第2の領域の温度が前記第2の閾値以上から未満に戻ると変色前の色に戻ることを特徴とする請求項1記載の電球形照明用光源。 - 前記第1の温度情報表示層及び第2の温度情報表示層は、前記筐体の外表面に示温塗料を塗布して形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の電球形照明用光源。
- 前記第1の温度情報表示層は、前記ヒートシンクの側周面に間隔を空けながら周方向に沿って形成された複数の表示部からなり、
前記第2の温度情報表示層は、前記ケースの外周面に間隔を空けながら周方向に沿って形成された複数の表示部からなることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電球形照明用光源。 - 前記ヒートシンクは、略円柱状の本体部と当該本体部の側周面に間隔をあけながら周方向に沿って設けられた複数の突出部とからなり、当該突出部の表面上に前記第1の温度情報表示層が形成されており、
前記ケースは、略円筒状の本体部と当該本体部の外周面に間隔をあけながら周方向に沿って、且つ、前記ヒートシンクの突出部に対して千鳥配置で設けられた突出部とからなり、当該突出部の表面に前記第2の温度情報表示層が形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の電球形照明用光源。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009024842A JP5307571B2 (ja) | 2009-02-05 | 2009-02-05 | 電球形照明用光源 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009024842A JP5307571B2 (ja) | 2009-02-05 | 2009-02-05 | 電球形照明用光源 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010182529A JP2010182529A (ja) | 2010-08-19 |
JP5307571B2 true JP5307571B2 (ja) | 2013-10-02 |
Family
ID=42763959
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009024842A Expired - Fee Related JP5307571B2 (ja) | 2009-02-05 | 2009-02-05 | 電球形照明用光源 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5307571B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN113932162B (zh) * | 2021-11-12 | 2023-09-22 | 欧普照明股份有限公司 | 隐藏式灯具 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61124912U (ja) * | 1985-01-24 | 1986-08-06 | ||
JP2002231026A (ja) * | 2001-01-29 | 2002-08-16 | Matsushita Electric Works Ltd | 照明装置 |
JP4840185B2 (ja) * | 2007-02-17 | 2011-12-21 | 日亜化学工業株式会社 | 照明装置 |
-
2009
- 2009-02-05 JP JP2009024842A patent/JP5307571B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010182529A (ja) | 2010-08-19 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4520910B2 (ja) | Led式照明装置 | |
US8684557B2 (en) | LED lamp | |
US8264155B2 (en) | Solid state lighting devices providing visible alert signals in general illumination applications and related methods of operation | |
JP5438105B2 (ja) | 照明装置および照明システム | |
JP5877575B2 (ja) | 照明器具 | |
JP5801048B2 (ja) | Ledモジュール及びled電灯 | |
WO2009051128A1 (ja) | 発光素子ランプ及び照明器具 | |
JP2018174135A (ja) | 熱放散効果を備えたledランプ | |
JP2014186838A (ja) | ランプ装置および照明装置 | |
JP2010061852A (ja) | ランプ、回路ユニット及び光源ユニット | |
JP6109284B2 (ja) | 光源装置 | |
TWM463420U (zh) | 動態隨機存取記憶體模組之發光顯示裝置 | |
JP2011003398A (ja) | 口金付ランプおよび照明器具 | |
JP2011129323A (ja) | 蛍光灯型ledランプ | |
JP5307571B2 (ja) | 電球形照明用光源 | |
JP5686200B2 (ja) | ランプ装置および照明装置 | |
JP6094746B2 (ja) | ランプ装置および照明装置 | |
JP2010218959A (ja) | 照明装置 | |
JP2013229138A (ja) | Ledランプ専用灯具 | |
JP3201365U (ja) | 電球形ledランプ | |
JP2013229171A (ja) | 発光装置及び照明装置 | |
US8928224B2 (en) | Lamp | |
JP2014220184A (ja) | ランプおよび照明器具 | |
JP2010176902A (ja) | 電球形照明用光源 | |
JP5988844B2 (ja) | 照明装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120201 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130306 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130326 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130402 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20130604 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20130627 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |