JP5307563B2 - 鉄道車両構体の荷重試験方法 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道車両構体の荷重試験方法に関し、特に、鉄道車両の構体における強度又は剛性を確認するための荷重試験方法に関する。
従来の鉄道車両構体の荷重試験方法としては、例えば特許文献1に記載されたものが知られている。この鉄道車両構体の荷重試験方法では、車両全長より短い構体を巧みに支持して荷重を負荷することで、車両全長の構体に荷重を負荷したときと同等のたわみ又は応力を把握することが図られており、荷重試験のコスト軽減が可能とされている。
特開昭59−7238号公報
ところで、上述したような鉄道車両構体の荷重試験方法としては、例えば「JIS E7105」に規定されているように、鉄道車両の構体における強度又は剛性を確認するためのものが知られている。このJISによる荷重試験方法では、メンテナンス時に一般的に行われている車体のリフティング作業を想定し、構体を3点支持(又は2点支持)した状態で荷重試験を行うことが義務付けられている。
具体的には、構体を4つの支持具で4点支持すると共に、これら支持具の支持点が同じ水平面上に位置するような4点水平支持状態とし、構体に試験荷重を負荷する。その後、4点水平支持状態の4つの支持具うち何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具を鉛直方向に沿って移動させ、そのときの構体の応力を測定する。
ここで、近年の鉄道車両構体の荷重試験方法では、前述したように、支持具が構体から離れるまで一の支持具を鉛直方向に沿って移動させる際、例えば構体に生じる応力が降伏応力よりも小さいか否かを予め確認することが要求されており、かかる構体の応力を精度よく予測することが強く望まれている。
そこで、本発明は、構体を支持する4つの支持具のうち何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具を鉛直方向に沿って移動させる場合において、構体に生じる応力を精度よく予測することができる鉄道車両構体の荷重試験方法を提供することを課題とする。
上記課題を解決するため、本発明者らは鋭意検討を重ねた結果、鉄道車両構体の荷重試験方法に関して次の知見を得た。すなわち、通常、構体は前後左右対称構造であることから、4点水平支持状態の4つの支持具うち何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具を鉛直方向に沿って移動させたときと、他の支持具を鉛直方向に沿って移動させたときとで、支持具の移動量は互いに同程度のものとなると考えられる。しかし、実際には、これらの移動量が互いに大きく相違する場合があるという知見を得た。
そして、かかる相違は、例えば構体において一の支持具側の高さと他の支持具側の高さとにバラツキ(非対称性)が存在する等のように4つの支持点が同じ水平面上に完全に位置しないのにもかかわらず、支持点が同じ水平面上に位置するような4点水平支持状態(以下、単に「4点水平支持状態」という)で構体を支持することに起因するということを見出した。つまり、4点水平支持状態で支持された構体においては、その自重等で支持具に押さえ付けられることから、かかるバラツキが存在すると構体変形(ねじれ等)が生じるため、その構体変形に起因した初期応力が発生していることを見出した。
そこで、構体を支持する4つの支持具のうち何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具を鉛直方向に沿って移動させる場合において構体に生じる応力を予測するに当たり、4点水平支持状態で支持されたことによる構体変形の影響が含まれないよう応力を補正することができれば、この補正した応力に基づき予測応力を予め精度よく求め得ることに想到し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明に係る鉄道車両構体の荷重試験方法は、鉄道車両の構体における強度又は剛性を確認するための荷重試験方法であって、構体を4つの支持具で支持すると共に、当該4つの支持具の支持点が同じ水平面上に位置するような4点水平支持状態とする4点支持工程と、4点支持工程の後、構体に試験荷重を負荷し、4点水平支持状態で構体の応力を試験応力として測定する荷重負荷工程と、荷重負荷工程の後に4点水平支持状態から一の支持具を鉛直方向に沿って移動させる場合であって、何れかの支持具が構体から離れたときの構体の応力を第1予測応力として予測する応力予測工程と、を備え、応力予測工程は、荷重負荷工程の前に、4点水平支持状態から4つの支持具うち何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具を鉛直方向に沿って移動させ、その移動量を第1基準移動量として測定すると共に構体の応力を第1基準応力として測定する第1工程と、荷重負荷工程の前に、4点水平支持状態から4つの支持具うち何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具に対して構体の長手方向又は幅方向に隣接する他の支持具を鉛直方向に沿って移動させ、その移動量を第2基準移動量として測定する第2工程と、下記式(1)により、第1及び第2基準移動量に基づいて、4点支持工程による構体変形の影響が含まれないように第1基準応力が補正されてなる第1補正応力を求める第3工程と、下記式(2)により、試験応力と第1補正応力と試験荷重を負荷する前後において構体に負荷されている総荷重の荷重比とに基づいて、第1予測応力を求める第4工程と、を含むことを特徴とする。
σ’=(σ/δ)・(δ+δ)/2 …(1)
σ’’=σ+λ・σ’ …(2)
σ’ :第1補正応力
σ:第1基準応力
δ:第1基準移動量
δ:第2基準移動量
σ:試験応力
σ’’:第1予測応力
λ :試験荷重を負荷する前後の総荷重の荷重比
この鉄道車両構体の荷重試験方法では、上記式(1)によって、4点支持工程による構体変形の影響が含まれないように第1基準応力が補正される。よって、上記式(2)によって試験応力と第1補正応力と荷重比とに基づくことで、構体に試験荷重を負荷し何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具を移動させたときの構体の応力を、第1予測応力として予め精度よく求めることができる。
また、応力予測工程は、荷重負荷工程の後に4点水平支持状態から4つの支持具うち他の支持具を鉛直方向に沿って移動させる場合であって、何れかの支持具が構体から離れたときの構体の応力を第2予測応力としてさらに予測するものであり、第2工程においては、荷重負荷工程の前に、4点水平支持状態から4つの支持具うち何れかの支持具が構体から離れるまで他の支持具を鉛直方向に沿って移動させ、構体の応力を第2基準応力として測定し、第3工程においては、下記式(3)により、第1及び第2基準移動量に基づいて、4点支持工程による構体変形の影響が含まれないように第2基準応力が補正されてなる第2補正応力を求め、第4工程においては、下記式(4)により、試験応力と第2補正応力と荷重比とに基づいて、第2予測応力を求めることが好ましい。この場合、構体に試験荷重を負荷し何れかの支持具が構体から離れるまで他の支持具を移動させたときの構体の応力も、第2予測応力として予め精度よく求められることになる。
σ’=(σ/δ)・(δ+δ)/2 …(3)
σ’’=σ+λ・σ’ …(4)
σ’ :第2補正応力
σ:第2基準応力
σ’’:第2予測応力
また、試験荷重は、4点水平支持状態での4つの支持具における支持荷重の合計が空車状態の車体質量となる荷重であることが好ましい。この場合、JISに規定された荷重試験方法に準拠するように荷重試験が実施されることになる。なお、「空車状態」とは、乗客、乗務員及び荷物を積載せず、水,油,砂,工具類等の運転上必要な器具及び物資を搭載した車両の状態を意味する。
また、応力予測工程の前記第1及び第2工程においては、総荷重が、構体の自重に関する荷重と構体に試験荷重を負荷するための治具の自重に関する荷重との合計とされていることが好ましい。この場合、特段の荷重を構体に別途負荷することなく応力予測工程を実施でき、よって、荷重試験方法を好適に実施することが可能となる。
本発明によれば、構体を支持する4つの支持具のうち何れかの支持具が構体から離れるまで一の支持具を鉛直方向に沿って移動させる場合において、構体に生じる応力を精度よく予測することが可能となる。
本発明の一実施形態に係る鉄道車両構体の荷重試験方法の対象となる構体を示す斜視図である。 本実施形態の手順を示すフローチャートである。 (a)は本実施形態の予測前工程の手順を示すフローチャートであり、(b)は本実施形態の予測本工程の手順を示すフローチャートである。 (a)は図1の構体の支持方法を説明するための正面図、(b)は図1の構体の支持方法を説明するための背面図である。 (a)は図1の構体の4点水平支持状態を示す上面図、(b)は(a)の4点水平支持状態から1位側支持具が沈下し離れたときの支持状態を示す上面図、(c)は(a)の4点水平支持状態から2位側支持具が沈下し離れたときの支持状態を示す上面図である。 本実施形態において1位側支持具を沈下させる場合の説明図である。 本実施形態において2位側支持具を沈下させる場合の説明図である。 本実施形態の確認試験の結果を示す図である。 (a)は他の例に係る構体の4点水平支持状態を示す上面図、(b)は(a)の4点水平支持状態から1位側支持具が離れたときの支持状態を示す上面図、(c)は(a)の4点水平支持状態から2位側支持具が沈下し離れたときの支持状態を示す上面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。なお、図面において、同一又は相当要素には同一符号を付し、重複する説明は省略する。
まず、本発明の一実施形態に係る鉄道車両構体の荷重試験方法(以下、単に「荷重試験方法」という)の対象となる構体について説明する。図1は荷重試験方法の対象となる構体を示す斜視図である。図1に示すように、構体1は、電車等の鉄道車両の構造体であって、内装や艤装が行われる前のものとして車体の主構造部分を構成する。
この構体1は、ステンレス等の合金鋼で形成されており、その内部に乗客を収容する空間を有する略箱型の形状をなしている。構体1は、車両の底部に位置する台枠8と、車両の両側に位置し窓部及びドアを有する側構体2と、車両の前後に位置する妻構体4と、車両の上部に位置する屋根構体6とから構成されている。
具体的には、台枠8は略矩形状を有し、構体1の底部に配置されている。台枠8の周縁には、両側に位置する側構体2と、車両の前側及び後側に位置する妻構体4とが台枠8を囲むように立設されている。構体1の上部には、屋根構体6が側構体2と妻構体4とから構成された空間に蓋をするように配置されている。側構体2及び妻構体4は、車両の外側に配置された外板とその外板の内側に配置された柱や骨材等とから構成されている。
この構体1には、後述する荷重試験方法にて応力を測定するためのものとして、歪ゲージが貼付されて装着されており、よって、以下の説明における構体1の応力は、具体的には、歪ゲージ貼付箇所の応力値を意味している。
次に、本実施形態の荷重試験方法について、図2に示すフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。なお、本実施形態は、「JIS E7105」に規定された荷重試験方法に準ずるものである。また、以下の荷重試験方法は、説明の便宜上、一の歪ゲージの応力値を構体1の応力として予測し測定するものとする。
まず、図4(a),(b)に示すように、構体1に鉛直方向下方の荷重を負荷するものとして、構体1の台枠8上にエアバッグ治具11を取り付ける。ここでは、台枠8上に床板(不図示)を配置し、この床板上にエアバック治具11を取り付けている。これと共に、例えば構体1において台枠8のまくらばり(空気バネ位置)付近に設けられた4箇所のジャッキ受部を、支持具12が有するロードセル13の頂点に当接させて載置し、構体1を支持具12で4点支持する。
このエアバッグ治具11は、その膨張力を利用して台枠8上に荷重を負荷するものである。支持具12のロードセル13の下方には、ジャッキ14が設置されている。このジャッキ14によって、支持具12が鉛直方向に沿って移動可能にされ、支持点Mの高さ位置が調整可能とされている。
なお、本実施形態では、構体1の前方右側に配置された支持具を1位側支持具(一の支持具)12と称し、その支持点を1位側支持点Mと称すると共に、前方左側に配置された支持具を2位側支持具(他の支持具)12と称し、その支持点を2位側支持点Mと称する。また、構体1の後方右側に配置された支持具を3位側支持具12と称し、その支持点を3位側支持点Mと称すると共に、後方左側に配置された支持具を4位側支持具12と称し、その支持点を4位側支持点Mと称する。
続いて、ジャッキ14を作動させ、4つの支持具12〜12の支持点M〜Mが同じ水平面H(図6参照)上に位置するような4点水平支持状態(以下、単に「4点水平支持状態」という)とする(S1)。つまり、各ジャッキ14の頭部を互いに水平にする。ここでは、例えば水盛法によって4点水平支持状態を実現している。
続いて、応力の絶対基準を画定すべく、4点水平支持状態での構体1の応力を0とする(S2)。換言すると、このときの構体1に負荷されている総荷重(すなわち、構体1の自重とエアバッグ治具11の自重との合計)による構体1の応力が0として測定されるように初期化する。
続いて、後段のS9,S12にて測定される構体1の応力を予測するため、予め1位側及び2位側支持具121,12をそれぞれ沈下させ、そのときの構体1の応力を第1及び第2基準応力として測定する。そして、4点水平支持状態としたことによる構体初期ねじれ(構体変形)の影響が含まれないように第1及び第2基準応力が補正されてなる第1及び第2補正応力をそれぞれ求める(予測前工程:S3)。
続いて、エアバッグ治具11を膨張させ、4点水平支持状態においてロードセル13の総和力(支持具12の支持荷重の合計)が空車状態の車体質量となるように、構体1に空車荷重(試験荷重)Tを負荷する(S4)。具体的には、各支持具12〜12の各ロードセル13で検出された荷重の合計が空車荷重Tになるようにエアバッグ治具11の膨張圧力を調整する。ここでの空車荷重Tは、上記S2で応力が初期化されていることから、下記式(ア)で示されるものとされる。
空車荷重T=[営業運転可能な空の車両質量から台車を2つ取り除いた質量(=空車
状態の荷重)]−[構体自重C+エアバッグ治具自重A] …(ア)
続いて、この4点水平支持状態での構体1の応力を空車応力(試験応力)として測定する(S5)。そして、上記S3にて求められた第1及び第2補正応力、及び上記S5にて測定された空車応力に基づいて、後段のS9,12にて測定される構体1の応力をそれぞれ予測する(予測本工程:S6)。
続いて、構体1の応力を再度0とする(S7)。換言すると、このときの総荷重(すなわち、空車荷重Tと構体自重Cとエアバッグ治具自重Aとの合計)による応力が0として測定されるように再び初期化する。
続いて、ジャッキ14を作動させ、1位側支持具12(つまり、1位側支持点M)を徐々に沈下させる(S8)。これと共に、1位側支持具12が所定量沈下したごとに、構体1の応力を測定する。そして、1位側支持具12(つまり、1位側支持点M)が構体1から離れたとき、当該1位側支持具12の沈下量を第1沈下量として測定すると共に、構体1の応力を第1沈下応力として測定する(S9)。ここでは、図5(a)に示すように、上方視において構体1の重心位置Pが中心にあることから、図5(b)に示すように、このS7においては1位側支持具12だけでなく4位側支持具12が構体1から離間し、構体1が2点で支持される(やじろべー状態)。
続いて、応力が0となるようにジャッキ14を作動させて1位側支持具12を上昇させることで、4点水平支持状態で構体1を再び支持する(S10)。続いて、ジャッキ14を作動させ、2位側支持具12(つまり、2位側支持点M)を徐々に沈下させる(S11)と共に、2位側支持具12が所定量沈下したごとに、構体1の応力を測定する。そして、2位側支持具12(つまり、2位側支持点M)が構体1から離れたとき、当該2位側支持具12の沈下量を第2沈下量として測定すると共に、構体1の応力を第2沈下応力として測定する(S12)。ここでは、2位側支持具12だけでなく3位側支持具12が構体1から離間し、構体1が2点で支持される。
次に、上述した予測前工程(上記S3)及び予測本工程(上記S6)について、図3に示すフローチャートを参照しつつ詳細に説明する。
予測前工程(上記S3)においては、構体1に空車荷重Tを負荷する前、すなわち、総荷重が構体自重Cとエアバッグ治具自重Aとの合計の状態(試験荷重を何も負荷しない状態)において、4点水平支持状態でジャッキ14を作動させ、1位側支持具12が構体1から離れるまで1位側支持具12を沈下させる(S21)。そして、そのときの構体1の応力を第1基準応力として測定すると共に、その沈下量を第1基準沈下量(第1基準移動量)として測定する(S22)。その後、応力が0となるようにジャッキ14を作動させて1位側支持具12を上昇させることで、4点水平支持状態で構体1を再び支持する。
続いて、4点水平支持状態でジャッキ14を作動させ、2位側支持具12が構体1から離れるまで2位側支持具12を沈下させる(S23)。そして、その移動量を第2基準沈下量(第2基準移動量)として測定する(S23)。その後、応力が0となるようにジャッキ14を作動させて2位側支持具12を上昇させ、4点水平支持状態で構体1を再び支持する
ここで、構体1にあっては、概略には、前後左右対称な構造であるものの、厳密には、例えば組上げ時のずれ等の影響のために1位側と2位側との間に構体高さ誤差Yを有している場合がある。そのため、図6(a)及び図7(a)に示す一例のように、上記S1において構体1を4点水平支持状態とすると、構体自重Cやエアバッグ治具自重A等で構体1が支持具12に押さえ付けられることから、構体1にねじれが生じる。つまり、構体1に存在する非対称性により、上記S1の構体1は、初期ねじれを有している。
よって、図6(b)に示すように、上記S21にて1位側支持具12を沈下させると、4点水平支持状態の水平面Hが破壊されるような状態となり、ねじれが解放されて構体高さ誤差Yが解放され、自然体としての構体1’となる。これと同時に、総荷重によって沈下し、基準沈下量δのときに1位側支持具12が構体1から離れる。よって、総荷重による沈下量成分Yは、
=Y+δ …(A)
となる。
一方、図7(b)に示すように、上記S24にて2位側支持具12を沈下させると、同様に、水平面が破壊されるような状態となり、ねじれが解放されて構体高さ誤差Yが解放され、自然体としての構体1’となる。これと同時に、総荷重によって沈下し、基準沈下量δのときに1位側支持具12が構体1から離れる。よって、総荷重による沈下量成分Yは、
=δ−Y …(B)
となる。
そこで、上記式(A),(B)から下記式(C)が導かれる。つまり、下記式(C)により、第1及び第2基準沈下量δ,δが、総荷重に依存しない第1沈下量成分Y(構体高さ誤差Yに相当)と、総荷重に依存する第2沈下量成分Yとに分類されて求められる(S26)。
Y=(δ−δ)/2, Y=(δ+δ)/2 …(C)
Y :第1沈下量成分
:第2沈下量成分
δ:第1基準沈下量
δ:第2基準沈下量
そして、この分類した第2沈下量成分Yと第1及び第2基準応力σ,σのそれぞれとの比例関係に基づく下記式(1),(3)によって、4点支持工程による構体変形の影響が含まれないように第1及び第2基準応力σ,σがそれぞれ補正されてなる第1及び第2補正応力σ’,σ’がそれぞれ求められる。
σ:δ= σ’:Y(=(δ+δ)/2)
σ’ =(σ/δ)・(δ+δ)/2 …(1)
σ:δ= σ’:Y(=(δ+δ)/2)
σ’ =(σ/δ)・(δ+δ)/2 …(3)
σ:第1基準応力
δ:第1基準移動量
σ’ :第1補正応力
σ:第2基準応力
δ:第2基準移動量
σ’ :第2補正応力
次に、予測本工程(上記S6)においては、上記S2における応力の初期化に応じて空車応力を修正するための荷重比(すなわち、荷重倍数)γを、下記式(D)によって求める。これは、上記S5の4点水平支持状態では、実際には、空車荷重Tの他に、初期化された構体自重C及びエアバッグ治具自重Aも構体1に負荷されていることから、測定された空車応力を真応力として扱うために、かかる空車応力を荷重比γ倍する必要があるためである。
荷重比γ=(構体自重C+エアバッグ治具A+空車荷重T)/空車荷重T …(D)
これと共に、空車荷重Tを負荷する前後の総荷重の荷重比(すなわち、荷重倍数)λを、下記式(E)によって求める(S31)。
荷重比λ=(構体自重C+エアバッグ治具A+空車荷重T)/
(構体自重C+エアバッグ治具自重A) …(E)
そして、この荷重比γ,λと、上述した予測前工程で求めた第1及び第2補正応力σ’,σ’と、空車応力σとに基づくことで、下記式(2),(4)が導かれる。その結果、下記式(2),(4)により、上記S9にて測定する第1沈下応力の予測値として第1予測応力σ’’が算出され求められると共に、上記S12にて測定する第2沈下応力の予測値として第2予測応力σ’’が算出され求められる(S32)。
σ’’=γ・σ+λ・σ’ …(2)
σ’’=γ・σ+λ・σ’ …(4)
σ’’:第1予測応力
σ’’:第2予測応力
σ:空車応力
なお、上記式(2),(4)の右辺は、4点水平支持状態における構体1の応力と、支持具12が構体1から離れるまで支持具12を沈下させた状態における構体1の応力とに分類し合成した処理を意味している。また、これら第1及び第2予測応力σ’’,σ’’は、使用材料に応力が発生していない状態を基準(応力が0)とした値(つまり、真応力)であって、使用材料の降伏応力と同じ基準で比較できるものである。
以上、本実施形態では、上記式(1)によって、4点水平支持工程による構体変形の影響が含まれないように第1基準応力σが補正されて第1補正応力σ’が求められる。よって、上記式(2)において、比例関係に基づいて第1補正応力σ’を荷重比λ倍したものに、4点水平支持状態の空車応力σを荷重比γ倍してなる真応力を合成することで、第1予測応力σ’’を精度よく求めることができる。また、同様にして、上記式(3),(4)によって、第2予測応力σ’’を精度よく求めることができる。すなわち、本実施形態によれば、第1及び第2沈下応力を精度よく予測することが可能となる。
従って、本実施形態にあっては、空車荷重Tを負荷した際の第1及び第2沈下応力が降伏応力よりも小さいか否かを、予測計算するだけで事前に把握できるものといえる。また、予測前工程では、構体1に負荷される荷重が空車荷重Tよりも小さいことから、第1及び第2基準応力が降伏応力を超えることは少ないため、本実施形態は、構体1の永久変形及び座屈が生じる可能性を抑制しつつ、第1及び第2沈下応力を予測できるものともいえる。
また、上述したように、予測前工程(上記S3)においては、総荷重が構体自重Cとエアバッグ治具自重Aとの合計とされている。そのため、特段の荷重を構体1に別途負荷することなく、4点水平支持状態とした上記S1の後そのまま予測前工程を実施でき、よって、荷重試験方法を好適且つ簡便に実施することができる。
また、本実施形態では、上述したように、上記S5にて応力を初期化することから、その後、支持具12を沈下させることによる応力のみを測定することができるため、例えば上記S9,12において第1及び第2沈下応力を容易に測定することが可能となる。
ちなみに、本実施形態では、上述したように一の歪ゲージの第1及び第2予測応力σ’’,σ’’を求めたが、全歪ゲージの第1及び第2予測応力σ’’,σ’’を求めることも勿論できる。全歪ゲージの第1及び第2予測応力σ’’,σ’’が材料の降伏応力又は座屈応力よりも小さければ、構体1の強度には問題がないと評価することが可能となる。
ここで、説明した本実施形態に係る鉄道車両構体の荷重試験方法に関し、予測した第1及び第2予測応力σ’’,σ’’と、実測した第1及び第2沈下応力と、をそれぞれ比較し、第1及び第2予測応力σ’’,σ’’の予測精度を確認する確認試験を行った。ここでの試験では、構体質量を68kNとし、エアバッグ治具質量を32kNとし、空車荷重を95kNとした。その結果を図8に示す。
図8(a)は第1予測応力σ’’と第1沈下応力とを示す線図であり、図8(b)は第2予測応力σ’’と第2沈下応力とを示す線図である。図中において、横軸は歪ゲージ番号を示し、縦軸はその歪ゲージ箇所の応力値を示している。この確認試験によれば、図8に示すように、第1及び第2沈下応力を精度よく予測するという上記効果を確認することができた。
また、第1及び第2予測応力σ’’,σ’’と第1及び第2沈下応力とが互いに略一致している場合、第1及び第2予測応力σ’’,σ’’は荷重比の線形性から求められているため、その歪ゲージ箇所の挙動は線形的なものであると評価することができる。一方、第1及び第2予測応力σ’’,σ’’と第1及び第2沈下応力とに所定値以上の差が生じている場合、その歪ゲージ箇所の挙動は非線形的なもの(例えば、板が重なっていることによる接触に起因した挙動)であると評価することができる。なお、これらに所定値以上の差が生じていても、空車荷重Tを除去した後に構体1が元の形状に戻れば、「最大荷重を除去した後に著しい永久変形を生じていないことを確認する」というJISに規定された試験項目を満足するため、問題はない。
なお、本実施形態では、上述したように、上方視において構体1の重心位置Pが中心にあることから、1位側支持具12を沈下させて1位側支持具12が構体1から離れたとき、4位側支持具12も構体1から離れて2点支持されるが、構体1の重心位置Pによってはこれに限定されるものではない。
例えば、図9(a)に示すように、上方視において構体1の重心位置Pが、中心に対してほぼ左側(2位側支持点M寄り)にある場合、図9(b)に示すように、1位側支持具12を沈下させると、1位側支持具12のみが構体1から離れて3点支持される。また、この場合、図9(c)に示すように、2位側支持具12を沈下させると、2位側支持具12の対角に位置する3位側支持具12のみが構体1から離れて3点支持される。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、上記実施形態では、エアバッグ治具11を用いて構体1に試験荷重を負荷したが、油圧、水タンク、砂袋、若しくは鉄塊(鋳物用なまこ)を用いて構体1に試験荷重を負荷してもよい。
また、上記実施形態では、支持具12を沈下させてその沈下量を測定しているが、上昇させてその上昇量を測定してもよく、鉛直方向に沿って移動させてその移動量を測定すればよい。
また、上記実施形態では、2位側支持具12を他の支持具としたが、3側支持具12を他の支持具としてもよい。また、上記実施形態では、1位側支持具12を一の支持具としたが、2〜4位側支持具12〜12の何れかを一の支持具としてもよい。この場合、一の支持具とされた2〜4位側支持具12〜12の対角に位置しない支持具が他の支持具とされる。
1…構体、11…エアバッグ治具(治具)、12…支持具、12…1位側支持具(一の支持具)、12…2位側支持具(他の支持具)、H…水平面、M,M〜M…支持点、T…空車荷重(試験荷重)、δ…第1基準沈下量(第1基準移動量)、δ…第2基準沈下量(第2基準移動量)、σ…第1基準応力、σ…第2基準応力、σ’…第1補正応力、σ’…第2補正応力、σ’’…第1予測応力、σ’’…第2予測応力、σ…空車応力(試験応力)、λ…荷重比。


Claims (4)

  1. 鉄道車両の構体における強度又は剛性を確認するための荷重試験方法であって、
    前記構体を4つの支持具で支持すると共に、当該4つの支持具の支持点が同じ水平面上に位置するような4点水平支持状態とする4点支持工程と、
    前記4点支持工程の後、前記構体に試験荷重を負荷し、前記4点水平支持状態で前記構体の応力を試験応力として測定する荷重負荷工程と、
    前記荷重負荷工程の後に前記4点水平支持状態から一の支持具を鉛直方向に沿って移動させる場合であって、何れかの支持具が前記構体から離れたときの前記構体の応力を第1予測応力として予測する応力予測工程と、を備え、
    前記応力予測工程は、
    前記荷重負荷工程の前に、前記4点水平支持状態から前記4つの支持具うち何れかの支持具が前記構体から離れるまで前記一の支持具を鉛直方向に沿って移動させ、その移動量を第1基準移動量として測定すると共に前記構体の応力を第1基準応力として測定する第1工程と、
    前記荷重負荷工程の前に、前記4点水平支持状態から前記4つの支持具うち何れかの支持具が前記構体から離れるまで前記一の支持具に対して前記構体の長手方向又は幅方向に隣接する他の支持具を鉛直方向に沿って移動させ、その移動量を第2基準移動量として測定する第2工程と、
    下記式(1)により、前記第1及び第2基準移動量に基づいて、前記4点支持工程による構体変形の影響が含まれないように前記第1基準応力が補正されてなる第1補正応力を求める第3工程と、
    下記式(2)により、前記試験応力と前記第1補正応力と前記試験荷重を負荷する前後において前記構体に負荷されている総荷重の荷重比とに基づいて、前記第1予測応力を求める第4工程と、を含むことを特徴とする鉄道車両構体の荷重試験方法。
    σ’=(σ/δ)・(δ+δ)/2 …(1)
    σ’’=σ+λ・σ’ …(2)
    σ’ :第1補正応力
    σ:第1基準応力
    δ:第1基準移動量
    δ:第2基準移動量
    σ:試験応力
    σ’’:第1予測応力
    λ :試験荷重を負荷する前後の総荷重の荷重比
  2. 前記応力予測工程は、前記荷重負荷工程の後に前記4点水平支持状態から前記4つの支持具うち前記他の支持具を鉛直方向に沿って移動させる場合であって、何れかの支持具が前記構体から離れたときの前記構体の応力を第2予測応力としてさらに予測するものであり、
    前記第2工程においては、前記荷重負荷工程の前に、前記4点水平支持状態から前記4つの支持具うち何れかの支持具が前記構体から離れるまで前記他の支持具を鉛直方向に沿って移動させ、前記構体の応力を第2基準応力として測定し、
    前記第3工程においては、下記式(3)により、前記第1及び第2基準移動量に基づいて、前記4点支持工程による構体変形の影響が含まれないように前記第2基準応力が補正されてなる第2補正応力を求め、
    前記第4工程においては、下記式(4)により、前記試験応力と前記第2補正応力と前記荷重比とに基づいて、前記第2予測応力を求めることを特徴とする請求項1記載の鉄道車両構体の荷重試験方法。
    σ’=(σ/δ)・(δ+δ)/2 …(3)
    σ’’=σ+λ・σ’ …(4)
    σ’ :第2補正応力
    σ:第2基準応力
    σ’’:第2予測応力
  3. 前記試験荷重は、前記4点水平支持状態での前記4つの支持具における支持荷重の合計が空車状態の車体質量となる荷重であることを特徴とする請求1又は2記載の鉄道車両の荷重試験方法。
  4. 前記応力予測工程の前記第1及び第2工程においては、前記総荷重が、前記構体の自重に関する荷重と前記構体に前記試験荷重を負荷するための治具の自重に関する荷重との合計とされていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項記載の鉄道車両構体の荷重試験方法。



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