JP5307241B2 - 双方向伝送用コイルおよびこれを用いた双方向伝送装置 - Google Patents

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Description

本発明は双方向伝送用コイルおよびこれを用いた双方向伝送装置に係り、例えば、リモートシステムに搭載して好適する双方向伝送用コイルおよび双方向伝送装置の改良に関する。
リモートシステムとしては、例えば、製造ライン(図示せず)の固定部側に配置されたベース部から、移動する組立部側に配置されたリモート部に対して電力を電磁結合による非接触で供給するとともに、ベース部とリモート部との間で、同様に電磁結合による非接触で制御データ信号を双方向伝送する構成を有している。
従来、この種のリモートシステムにおいては、例えば図7に示すように、コイルを中心とした双方向伝送装置を用いることが知られている。
この双方向伝送装置は、ベース部Aに、ループ状の送信コイルL1を配置するとともに、この外側に受信コイルL2を同心円状に配置する一方、ベース部Aの近傍に配置したリモート部Bには、ループ状の送信コイルl1を配置するとともに、この内側に受信コイルl2を同心円状に配置し、ベース部Aの送受信コイルL1、L2とリモート部Bの送受信コイルl1、l2とを面対向させた構成を有している。
このような双方向伝送装置では、双方向伝送を実現するために、例えば、ベース部Aの送信コイルL1から伝送周波数6MHzの高周波信号にデータ信号を乗せてリモート部Bの受信コイルl2へ電磁的に伝送する一方、リモート部Bの送信コイルl1から伝送周波数3.58MHzの高周波信号にデータ信号を乗せてベース部Aの受信コイルL2へ電磁的に伝送している。
ところが、上述した双方向伝送装置では、ベース部A側およびリモート部B側の受信コイルL2およびl2には、リモート部B側およびベース部A側の送信コイルl1、L1からの磁束に基づく誘起信号のみならず、自身のベース部A側およびリモート部B側において隣接する送信コイルL1、l1からの磁束によっても信号が誘起する。
しかも、送受信コイルL1、L2どうし、送受信コイルl1、l2どうしの間隔の方が狭いから、より近い送信コイルL1、l1からの磁束による信号誘起の方が大きくなり、ベース部A又はリモート部Bからの受信信号と自身が出している信号の受信信号との相互干渉が生じ易く、誤動作が発生する可能性がある。
そこで、双方向通信の相互干渉を低減するため、ベース部Aおよびリモート部Bにおいて、送信コイルL1、l1と受信コイルL2、l2との形状差を可能な限り大きくしている。
例えば、送信コイルL1、l1に印加する高周波信号の伝送パルス幅を10μsecとした場合、6MHzの送信コイルL1は直径20φで7ターン(約2.8μH)、3.58MHzの送信コイルl1は直径70φで5ターン(約5.8μH)にしている。
ところで、双方向伝送装置に係る一般的な従来構成を挙げるとすれば、特開2002−176427号公報(特許文献1)がある。
特開2002−176427号公報
しかしながら、上述した双方向伝送装置において、より高速伝送を目的として伝送パルス幅を0.5μsec程度にする場合には、上述した従来のパルス幅を1/20程度に小さくする必要があるので、71.6MHzおよび120MHzの伝送周波数を選択することになる。
そのため、送受信コイルL1、L2、l1、l2としては30φで1ターン(0.1μH)程度にせざるを得ず、一般的なコイルの製造範囲を超えて製品に組み込むことが困難である。
従って、送受信コイルL1、L2、l1、l2のインダクタンスが大きくならないよう、小さなコイル例えば20φ以下のコイルを用いる必要があるが、小さなコイルを用いた場合、上述したように双方向通信の相互干渉が発生し易く、データ信号の正確な伝送を確保する観点から改善が望まれていた。
もっとも、受信コイルL2、l2の後段に接続した受信回路(図示せず。)に、送信コイルL1、l1からの磁束に起因する誘起信号を減衰させるフィルタを配置する構成も提案されている。
しかし、ベース部A側やリモート部B側の送信コイルL1、l1からの磁束で発生する誘起電圧を、無視可能な程度に減衰させるには、フィルタの段数を増やす必要があり、信号の遅延時間の増大に繋がるので好ましくない。
本発明はそのような課題を解決するためになされたもので、構成の小型化およびデータ信号の確実な伝送を可能にした双方向伝送用コイルおよびこれを用いた双方向伝送装置の提供を目的とする。
そのような課題を解決するために本発明の請求項1に係る双方向伝送用コイルは、印加された高周波信号によって伝送信号の磁束を発生させるループ状の送信コイルと、この送信コイルと中心軸が同心位置に位置するよう配置され外部からの磁束によって受信信号を誘起するループ状の受信コイルと、その送信コイルの途中から導出されるとともに当該導出部に導入されるよう送信コイルに直列接続され、その送信コイルとの間で受信コイルを挟むように配置され、その受信コイルにおいて送信コイルからの磁束と逆方向の磁束となる磁束を、発生するループ状の第1のキャンセルコイルとを具備している。
本発明の請求項2に係る双方向伝送用コイルは、上記送信コイルの別の位置から導出されるとともに当該導出部に導入されるよう送信コイルに直列接続され、その送信コイルとの間で受信コイルを挟むように配置され、その受信コイルにおいて送信コイルからの磁束と逆方向の磁束となる磁束を、発生するループ状の第2のキャンセルコイルを有している。
本発明の請求項3に係る双方向伝送用コイルは、それら送信コイルおよび受信コイルが同心円状に配置された構成を有している。
本発明の請求項4に係る双方向伝送用コイルは、それら第1および第2のキャンセルコイルが、その送信コイルの対角位置にて導出および導入された構成を有している。
本発明の請求項5に係る双方向伝送用コイルは、上記送信コイルがその受信コイルの内側に配置され、それら第1および第2のキャンセルコイルがその受信コイルの外側に位置する構成を有している。
本発明の請求項6に係る双方向伝送用コイルは、それら第1および第2のキャンセルコイルにあって、送信コイルとの導出および導入近傍のループ部が直線部を形成し、その受信コイルにあって、その直線部に近接するループ部が直線状かつ平行に形成された構成を有している。
本発明の請求項7に係る双方向伝送用コイルは、上記第1および第2のキャンセルコイルが、同一平面に形成されたそれら送信コイルおよび受信コイルの面に対する角度を可変可能に形成された構成を有している。
本発明の請求項8に係る双方向伝送用コイルは、上記第1および第2のキャンセルコイルが、その受信コイルにおいて送信コイルからの磁束数に相当する逆方向の磁束数となる磁束数を、発生する構成を有している。
本発明の請求項9に係る双方向伝送装置は、対をなす上記双方向伝送用コイルが対面するように配置され、一方のその双方向伝送用コイルからの磁束に基づき他方の双方向伝送用コイルにて受信信号を誘起させ、双方の双方向伝送用コイルにて送受信信号を双方向伝送させる構成を有している。
本発明の請求項10に係る双方向伝送装置は、同一形状の双方向伝送用コイルが対面するように配置された構成を有している。
このような本発明の請求項1に係る双方向伝送用コイルでは、送信コイルの途中に直列接続され、その受信コイルにおいて送信コイルからの磁束と逆方向の磁束となる磁束を発生するループ状の第1のキャンセルコイルが、送信コイルとの間で受信コイルを挟むように配置されているから、送信コイルに流れる電流が途中で第1のキャンセルコイルを流れ、その送信コイルおよび第1のキャンセルコイルから発生する磁束が受信コイルにおいて逆方向になってキャンセルされ易く、近接する送信コイルからの磁束に起因して受信コイルに誘起する誘起信号を抑えることが可能で、その送信コイル以外の外部からの磁束に基づく誘起信号との間で干渉が抑えられ、構成の小型化およびデータ信号の確実な伝送が可能になる。
本発明の請求項2に係る双方向伝送用コイルでは、上記送信コイルの別の位置から、その受信コイルにおいて送信コイルからの磁束と逆方向の磁束となる磁束を発生する別の第2のキャンセルコイルを直列接続した構成を有するから、近接する送信コイルからの磁束に起因する誘起信号が受信コイルに一層誘起し難く、更なる構成の小型化およびデータ信号の確実な伝送が可能になる。
本発明の請求項3に係る双方向伝送用コイルでは、それら送信コイルおよび受信コイルが同心円状に配置された構成を有しているので、上述した効果に加えて、設計や製造が簡単である。
本発明の請求項4に係る双方向伝送用コイルでは、それら第1および第2のキャンセルコイルが、その送信コイルの対角位置にて導出および導入された構成を有しているので、上述した効果に加えて、設計や製造がより簡単である。
本発明の請求項5に係る双方向伝送用コイルでは、上記送信コイルがその受信コイルの内側に配置され、それら第1および第2のキャンセルコイルがその受信コイルの外側に位置する構成を有しているので、上述した効果に加えて、製造がより簡単である。
本発明の請求項6に係る双方向伝送用コイルでは、それら第1および第2のキャンセルコイルに直線部を形成し、その受信コイルにも、その直線部に近接するループ部を直線状かつ平行にしたから、近接する送信コイルからの磁束に起因する誘起信号を受信コイルに誘起させ難く、構成の小型化およびデータ信号の確実な伝送が可能になる。
本発明の請求項7に係る双方向伝送用コイルでは、上記第1および第2のキャンセルコイルが、それら送信コイルおよび受信コイルの面に対する角度を可変可能に構成されているから、上述した効果に加えて、調整が一層簡単である。
本発明の請求項8に係る双方向伝送用コイルでは、上記第1および第2のキャンセルコイルが、その受信コイルにおいて送信コイルからの磁束数となる磁束数に相当する逆方向の磁束数を発生するよう構成されているから、近接する送信コイルからの磁束に起因する誘起信号が受信コイルにより一層誘起し難い。
本発明の請求項9に係る双方向伝送装置では、上記双方向伝送用コイルが対面するように配置され、互いの双方向伝送用コイルからの磁束に基づく送受信信号を双方向伝送させる構成を有しているから、構成の小型化およびデータ信号の確実な双方向伝送が可能になる。
本発明の請求項10に係る双方向伝送装置では、同一形状の双方向伝送用コイルが対面するように配置されているから、構造および製造が簡素化される。
本発明に係る双方向伝送用コイルの実施の形態を示す平面図である。 本発明に係る双方向伝送用コイルの動作を説明する概略斜視図である。 本発明に係る双方向伝送用コイルの動作を説明する概略斜視図である。 本発明に係る双方向伝送装置の他の実施の形態を説明するための図である。 本発明に係る双方向伝送装置の実施の形態を説明するための概略斜視図である。 図5の双方向伝送装置の動作を説明するための概略斜視図である。 従来の双方向伝送装置を示す概略斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。なお、従来例と共通する部分には可能な限り同一の符号を付す。
図1は本発明に係る双方向伝送用コイルの実施の形態を示す平面図である。
図1において、基板1は、例えばポリイミド樹脂から長方形に成形された薄いフレキシブルシートであり、横置きした右端部から支持部1aが延びており、図示しない製造装置等の固定されたベース部Aの所定位置に支持される。
基板1の中央部には、ほぼ180°の半円弧状コイルL1aとL1bから円ループ状に形成された送信コイルL1が、従来公知の手法(例えばプリント)によって形成されている。
各半円弧状コイルL1aとL1bにおける一方(図1中右側)の端部からは、各々接続リードLa1、Lb1が僅かな間隔で平行に外部へ延び、それらの先端が直角に拡開されて角丸長方形ループ状の第1のキャンセルコイルLacが形成されている。
なお、第1のキャンセルコイルLacにおいて、接続リードLa1、Lb1との対向辺側には入力リードLa3、La4が接続されており、これらが支持部1a上を延びている。
半円弧状コイルL1aとL1bにおける他方(図1中左側)の端部からは、各々接続リードLa2、Lb2が僅かな間隔で平行して接続リードLa1、Lb2とは対角方向の外部へ延び、それらの先端が直角に拡開されて角丸長方形ループ状の第2のキャンセルコイルLbcが形成されている。
すなわち、送信コイルL1に関しては、入力リードLa3から第1のキャンセルコイルLac、接続リードLa1を経て半円弧状コイルL1aの一端に至り、半円弧状コイルL1aの他端から接続リードLa2を経て第2のキャンセルコイルLbcに至り、第2のキャンセルコイルLbcから接続リードLb2を経て半円弧状コイルL1bに至り、円弧状コイルL1bから接続リードLb1を経て第1のキャンセルコイルLacに至り、第1のキャンセルコイルLacから入力リードLa4に至る直列回路が形成されている。
換言すれば、第1のキャンセルコイルLacが、送信コイルL1の途中から導出されるとともに当該導出部に導入されるよう当該送信コイルL1に直列接続され、第2のキャンセルコイルLbcが、送信コイルL1の対角位置から導出されるとともに当該導出部に導入されるようその送信コイルL1に直列接続され、第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcが送信コイルL1に直列接続されている。
第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcは、これらが角丸長方形になっていることから、送信コイルL1に対する接線方向の対応辺が直線状の直線部Lac1、Lac2、Lbc1、Lbc2を形成している。
基板1上にあって、送信コイルL1の外周には、円ループ状の受信コイルL2が、送信コイルL1と中心軸を同心位置にした同心円状で、第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcが従来公知の手法(例えばプリント)で形成されている。送信コイルL1と受信コイルL2は電気的に絶縁された状態で形成されている。
受信コイルL2は、送信コイルL1と第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcとで挟まれるようにして内側直線部Lac1、Lbc1に寄せて形成されるとともに、それら内側直線部Lac1、Lbc1と平行な直線部L2a、L2bを有している。第1のキャンセルコイルLac側の直線部L2aから出力リードL2c、L2dが支持部1a上を延びている。
次に、上述した本発明に係る双方向伝送用コイルの動作を、図2および図3を参照して説明する。
図2および図3は、図示を簡略化するめに、図1の双方向伝送用コイルにおける第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcを含む送信コイルL1と、受信コイルL2とを抜き出して示す概略斜視図であり、入力リードLa3、La4および出力リードL2c、L2dを省略している。図2および図3中の矢印は、送信コイルL1および第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcを流れる駆動電流である。
特に、図3では、送信コイルL1と第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcとが独立して図示されているが、実際は、図1に示したように接続リードLa1〜Lb2によって互いに直列接続されている。
送信コイルL1の入力リードLa3に印加された高周波信号(伝送信号)は、第1のキャンセルコイルLac、接続リードLa1、半円弧状コイルL1a、接続リードLa2、第2のキャンセルコイルLbc、接続リードLb2、半円弧状コイルL1b、接続リードLb1および第1のキャンセルコイルLacから入力リードLa4を流れ、図3に示すように、それによって送信コイルL1および第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcに磁束が発生する。
図3において、大きい矢印が第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcのない部分での送信コイルL1に発生する(Y方向)磁束を示し、小さな矢印が第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcに発生する(X方向)磁束を示している。
しかも、一般に、周囲空間の磁界の強さ(磁束の密度)は、導線から垂直方向の距離に反比例し電流に比例する(ビオ・サバールの法則)から、図3において、受信コイルL2に誘起される電圧は、送信コイルL1である半円弧状コイルL1a、L1bおよび第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcからの磁束密度に起因することになる。
そして、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcについては、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcにおける直線部Lac1、Lbc1が受信コイルL2に近接配置されているから、直線部Lac1、Lbc1からの磁束受信コイルL2に大きく影響し、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcの他の部分は受信コイルL2からある程度離れているので、この部分からの磁束が受信コイルL2に多少影響する。
しかも、受信コイルL2において、半円弧状コイルL1a、L1bからの磁束と第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcからの磁束は、互いに逆向きである。すなわち、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcは、受信コイルにおいて半円弧状コイルL1a、L1bからの磁束と逆方向の磁束を発生する機能を有する。
さらに、受信コイルL2では、半円弧状コイルL1a、L1bとの間でその全周で対向して磁束の影響を受けるが、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcとの間では、部分的に受信コイルL2と対向して磁束の影響を受けるものの、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcが直線部Lac1、Lbc1において半円弧状コイルL1a、L1bより接近してより強い磁束の影響を与え、半円弧状コイルL1a、L1bからの磁束と第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcからの磁束がキャンセルされる。
そのため、受信コイルL2に対し、半円弧状コイルL1a、L1bよりも第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcをより接近配置することにより、送信コイルL1からの磁束を第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcからの磁束でキャンセルすることが容易となり、自身の送信コイルL1から受信コイルL2への電圧発生を抑えることが可能となる。
以上、説明した本発明の双方向伝送用コイルは、印加された高周波信号によって伝送信号の磁束を発生させるループ状の送信コイルL1と、この送信コイルL1と同心円状に位置するよう配置され外部からの磁束によって受信信号を誘起するループ状の受信コイルL2と、その送信コイルL1の途中から導出されるとともに当該導出部に導入されるよう送信コイルL1に直列接続され、その送信コイルL1との間で受信コイルL2を挟むように配置されたループ状の第1のキャンセルコイルLacと、その送信コイルにあって第1のキャンセルコイルと対角位置から導出されるとともに当該導出部に導入されるようその送信コイルに直列接続され、その送信コイルL1との間で受信コイルを挟むように配置されたループ状の第2のキャンセルコイルLbcとを有し、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcが受信コイルL2において送信コイルL1からの磁束と逆方向の磁束を発生する機能を有している。
そのため、送信コイルL1、受信コイルL2、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcを適当なサイズと位置で配置すれば、自身の送信コイルL1からの磁束の影響を受信コイルL2で受け難くなって受信コイルL2への電圧発生を抑えることが可能となる。
そのため、送信コイルL1および受信コイルL2を小型化したり、間隔を狭めても、自身の送信コイルL1以外の外部からの磁束によるデータ信号の正確な受信が可能となる。
発明者の実験によれば、自身の送信コイルL1からの磁束に起因する受信コイルL2への電圧発生を40dB程度減衰させることが可能であった。
しかも、それら第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcにあって、その送信コイルL1との導出および導入近傍のループ部が直線部Lac1、Lbc1を形成するとともに、受信コイルL2にあって直線部Lac1、Lbc1に近接するループ部が直線状かつ平行に形成されているから、第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcの製造が簡単になるし、送信コイルL1からの磁束の影響を抑える調整も容易である。
ところで、本発明の双方向伝送用コイルにおける第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcは、受信コイルL2において送信コイルL1からの磁束の総数に相当する逆方向の磁束数を発生する構成にすれば、本発明の目的達成が確実になる。
次に、本発明の双方向伝送用コイルの他の実施の形態を説明する。
図4は、本発明に係る双方向伝送コイルの他の実施の形態を説明する概略図である。
図4Aは図3の双方向伝送コイルを平面的に図示したものであり、同図中の符号a、a’、b、b’、c、c’は、図3中の符号a、a’、b、b’、c、c’と同じ場所を示している。
図4A中の符号b、b’の部分において、送信コイルL1および受信コイルL2の平面に対し、第1のキャンセルコイルLacの平面および第2のキャンセルコイルLbcの平面が角度をもって折り曲げ変位可能になっており、この折り曲げ角度によって送信コイルL1からの磁束をキャンセルするキャンセル量がコントロール可能になっている。
ここで、送信コイルL1と第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcとの間のキャンセルの量の関係を考察すると、図4B〜Dで示されるように符号b、b’のある平行隣接部分では、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcを折り曲げても送信コイルL1および第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcとの間の距離に変化がないため、キャンセルの量は変化しない。
他方、図4の符号d、d’、e、e’、f、f’、g、g’の位置では、受信コイルL2と第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcとが離れた位置関係になっているため、符号b、b’の位置で折り曲げられると、同図E〜Gで示されるように、符号d、f間および符号d’、f’間の間隔が変化するから、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbcにおいて、直線部Lac1、Lbc1以外からの磁束が受信コイルL2に与える影響の度合いが変化し、これによって受信コイルL2に与える磁束の影響を変化させ、キャンセルの量も変化する。
このように、本発明の双方向伝送コイルにおいて、第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcの平面と、送信コイルL1および受信コイルL2の平面との角度を可変可能に構成すれば、キャンセル量をコントロール可能となる。
一般に、本発明の双方向伝送用コイルは、フェライトコア等に支持させて製品化することが良く行われている。
その場合、フェライトコアの影響で、構成要素のサイズ配置を一義的に決めることが困難であり、上述したように、送信コイルL1や受信コイルL2の面に対する第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcの面角度を可変可能に構成すれば、キャンセル効果のコントロールが容易となり、特性調整に有用である。
ところで、本発明の双方向伝送コイルは、上述した構成に限定されない。例えば、キャンセルコイルは第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcの2個に限定されずに1個以上任意であるし、第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcの導出位置も対角位置に限らず任意であるが、対角位置に2個配置すれば、送信コイルL1からの磁束に起因する誘導信号が受信コイルL2に一層影響し難くなり、更なる小型化およびデータ信号の確実な伝送が可能であるうえ、設計や調整も簡単となる。
また、送信コイルL1と受信コイルL2とは、同一平面上に配置する構成や、中心を同心円位置に揃える構成に限定されず、中心軸が同心位置に揃うようにしても良いが、送信コイルL1および受信コイルL2を同一平面上で同心円位置に揃えて構成する方が、設計、調整、製造も容易となり易く、小型化も容易である。
さらに、受信コイルL2を送信コイルL1の外側に形成するとともに、送信コイルL1から延びる第1および第2のキャンセルコイルLac、Lbcは、受信コイルL2を挟んでこれに近接配置する構成にすれば、製造も容易で、更なる小型化およびデータ信号の確実な伝送が可能であるうえ、設計や調整も簡単となる。
次に、上述した本発明の双方向伝送用コイルを用いた本発明に係る双方向伝送装置の実施の形態を説明する。
図5および図6は本発明に係る双方向伝送装置の実施の形態を説明する概略斜視図である。
図5において、送信コイルL1、半円弧状コイルL1a、L1b、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbc、接続リードLa1、Lb1、La2、Lb2、入力リードLa3、La4、受信コイルL2等は、ベース部A側に配置された双方向伝送用コイルであり、上述した図1〜図4と同様である。
他方、図5において、リモート部B側に配置された双方向伝送用コイルは、送信コイルl1、半円弧状コイルl1a、l1b、第1、第2のキャンセルコイルlac、lbc、接続リードla1、lb1、la2、lb2、入力リードla3、la3、受信コイルl2等からなり、ベース部A側に配置された双方向伝送用コイルに対して対面するように配置されている。
リモート部B側に配置された双方向伝送用コイルは、個々のコイル等の形状、配置および機能がベース部A側の双方向伝送用コイルとほぼ同様であるから、詳細な説明は省略する。
なお、第1、第2のキャンセルコイルLac、Lbc、lac、lbcは、送信コイルL1、l1および受信コイルL2、l2の面に対してほぼ直角になっている。
そして、本発明に係る双方向伝送装置では、ベース部A側の双方向伝送用コイルからの磁束に基づきリモート部B側の双方向伝送用コイルにて受信信号を誘起させたり、リモート部B側の双方向伝送用コイルからの磁束に基づきベース部A側の双方向伝送用コイルにて受信信号を誘起させ、双方の双方向伝送用コイルにて送受信信号を双方向伝送させることが可能である。
1 基板
1a 支持部
A ベース部
B リモート部
L1、l1 送信コイル
L1a、L1b、l1a、l1b 半円弧状コイル
La1、La2、Lb1、Lb2、la1、la2、lb1、lb2 接続リード
Lac、lac 第1のキャンセルコイル(キャンセルコイル)
La3、La4 入力リード
Lbc、lbc 第2のキャンセルコイル(キャンセルコイル)
L2、l2 受信コイル
Lac1、Lac2、Lbc1、Lbc2、L2a、L2b、lac1、lac2、lbc1、lbc2、l2a、l2b 直線部
L2c、L2d 出力リード

Claims (10)

  1. 印加された高周波信号によって伝送信号の磁束を発生させるループ状の送信コイルと、
    この送信コイルと中心軸が同心位置に位置するよう配置され外部からの磁束によって受信信号を誘起するループ状の受信コイルと、
    前記送信コイルの途中から導出されるとともに当該導出部に導入されるよう前記送信コイルに直列接続され、前記送信コイルとの間で前記受信コイルを挟むように配置され、前記受信コイルにおいて前記送信コイルからの磁束と逆方向の磁束となる磁束を、発生するループ状の第1のキャンセルコイルと、
    を具備することを特徴とする双方向伝送用コイル。
  2. 前記送信コイルの別の位置から導出されるとともに当該導出部に導入されるよう前記送信コイルに直列接続され、前記送信コイルとの間で前記受信コイルを挟むように配置され、前記受信コイルにおいて前記送信コイルからの磁束と逆方向の磁束となる磁束を、発生するループ状の第2のキャンセルコイルを有する請求項1記載の双方向伝送用コイル。
  3. 前記送信コイルおよび受信コイルは、同心円状に配置された請求項1又は2記載の双方向伝送用コイル。
  4. 前記第1および第2のキャンセルコイルは、前記送信コイルの対角位置にて導出および導入された請求項2又は3記載の双方向伝送用コイル。
  5. 前記送信コイルは前記受信コイルの内側に配置され、前記第1および第2のキャンセルコイルは前記受信コイルの外側に位置する請求項1〜4いずれか1記載の双方向伝送用コイル。
  6. 前記第1および第2のキャンセルコイルにあって、前記送信コイルとの導出および導入近傍のループ部が直線部を形成し、前記受信コイルにあって、前記直線部に近接するループ部が直線状かつ平行に形成された請求項1〜5いずれか1記載の双方向伝送用コイル。
  7. 前記第1および第2のキャンセルコイルは、同一平面に形成された前記送信コイルおよび前記受信コイルの当該面に対する角度を可変可能に形成された請求項1〜6いずれか1記載の双方向伝送用コイル。
  8. 前記第1および第2のキャンセルコイルは、前記受信コイルにおいて前記送信コイルからの磁束数に相当する逆方向の磁束数となる磁束数を、発生する請求項1〜7いずれか1記載の双方向伝送用コイル。
  9. 前記請求項1〜8いずれか1記載の対をなす双方向伝送用コイルが対面するように配置され、一方の前記双方向伝送用コイルからの前記磁束に基づき他方の前記双方向伝送用コイルにて受信信号を誘起させ、双方の前記双方向伝送用コイルにて送受信信号を双方向伝送させることを特徴とする双方向伝送装置。
  10. 同一形状の前記双方向伝送用コイルが対面するように配置された請求項9記載の双方向伝送装置。
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