JP5305717B2 - マルチポイント接続信号伝送回路 - Google Patents
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Description
図1はこの発明の一実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。図1において、11、12は複数の送受信バッファIC間の信号を相互に伝送する主伝送線路(例えば11から12までで一続きの主伝送線路)、21及び22は主伝送線路のインピーダンスと同一又はその近傍の値(抵抗値)を有し、主伝送線路の両端で信号を終端する終端抵抗、111、121、131は線路に信号を出力する送信バッファ、112、122、132は線路からの信号を受信する受信バッファ、113、123、133は送信バッファと受信バッファを内蔵し、送受信共通の送受信バッファ端子を有する送受信バッファIC(送受信バッファ部)である。
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。又は、受信用分岐線路125のインピーダンスをZrとして、
Zt=(Z0×Zr)/(2×Zr−Z0)
と同一又はその近傍値としても良い。
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路に流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図2の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。主伝送線路12を通り受信バッファ132に到達する信号についても同様である。
図3はこの発明の別の実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。実施の形態1の図1と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明は省略する。図3の構成では、スイッチ116と117、126と127、136と137を、それぞれ送信用分岐線路114、124、134と受信用分岐線路115、125、135とのいずれか一方のみを各送受信バッファIC113、123、133の送受信バッファ端子と主伝送線路11、12の分岐点31、32、33の間に接続することのできるスイッチとしている。また受信用分岐線路の終端抵抗118、128、138が受信用分岐線路115、125、135とともにスイッチ116と117、126と127、136と137の間に設けられている。
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路に流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図3の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。主伝送線路12を通り受信バッファ132に到達する信号についても同様である。
図4はこの発明の別の実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。上記実施の形態1の図1と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明は省略する。図4の構成では各送受信バッファIC113、123、133は各送信バッファ111、121、131の送信バッファ端子と、各受信バッファ112、122、132の受信バッファ端子がそれぞれ独立した端子となっており、送信用分岐線路114、124、134には、図1で示されていた送信バッファ側のスイッチ117、127、137はなく、分岐点側のスイッチ116、126、136の位置のみを備える点が図1と異なる。
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。又は、受信用分岐線路125のインピーダンスをZrとして、
Zt=(Z0×Zr)/(2×Zr+Z0)
と同一又はその近傍値としても良い。
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路へ流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図4の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。
図5はこの発明の別の実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。実施の形態3の図4と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明は省略する。図5の構成ではスイッチ116と117、126と127、136と137を、それぞれ送信用分岐線路114、124、134及び受信用分岐線路115、125、135のいずれか一方のみを各送受信バッファIC113、123、133の受信バッファ端子又は受信バッファ端子と主伝送線路11、12の分岐点間で接続することのできるスイッチとしている。
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路へ流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図5の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。
Claims (10)
- 信号を伝送する主伝送線路に、送受信バッファ部を含む複数の分岐部が前記主伝送線路上のそれぞれの分岐点から分岐して接続されているマルチポイント接続信号伝送回路であって、
前記各分岐部が、
送受信を行う端子を有する前記送受信バッファ部と、
前記主伝送線路のインピーダンスより低いインピーダンスを有する送信用分岐線路と、
前記主伝送線路のインピーダンスより高いインピーダンスを有する受信用分岐線路と、
前記送受信バッファ部の端子の直近に接続された、前記送受信バッファ部の端子における受信信号の反射を抑制するための前記受信用分岐線路の終端抵抗と、
送信時に少なくとも前記送信用分岐線路を、受信時に少なくとも前記受信用分岐線路を前記主伝送線路の分岐点と前記送受信バッファ部の端子間に接続された状態にするスイッチ手段と、
を備えたことを特徴とするマルチポイント接続信号伝送回路。 - 前記送受信バッファ部が送受信バッファ端子を有し、前記受信用分岐線路が常時前記分岐点と前記送受信バッファ端子との間に接続され、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路を前記分岐点と前記送受信バッファ端子の間に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記送受信バッファ部が送受信バッファ端子を有し、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路を前記分岐点と前記送受信バッファ端子の間に接続し、送信時以外は前記受信用分岐線路を前記分岐点と前記送受信バッファ端子の間に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記送受信バッファ部が送信バッファ端子及び受信バッファ端子を有し、前記受信用分岐線路が常時前記分岐点と前記受信バッファ端子との間に接続され、前記送信用分岐線路の一端が常時前記送信バッファ端子に接続され、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路の他端を前記分岐点に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記送受信バッファ部が送信バッファ端子及び受信バッファ端子を有し、前記受信用分岐線路の一端が常時前記受信バッファ端子に接続され、前記送信用分岐線路の一端が常時前記送信バッファ端子に接続され、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路の他端を前記分岐点に接続し、送信時以外は前記受信用分岐線路の他端を前記分岐点に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記送信用分岐線路及びスイッチ手段を介した経路の伝送遅延時間と、受信用分岐線路の伝送遅延時間を同一とすることを特徴とする請求項2に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記受信用分岐線路の終端抵抗の抵抗値を受信用分岐線路のインピーダンスとすることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記送信用分岐線路のインピーダンスを前記主伝送線路のインピーダンスの半分の値とすることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記主伝送線路のインピーダンスをZ0、前記送信用分岐線路のインピーダンスをZt、前記受信用分岐線路のインピーダンスをZrとしたとき、前記送信用分岐線路のインピーダンスZtをZt=(Z0×Zr)/(2×Zr−Z0)とすることを特徴とする請求項2に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
- 前記主伝送線路のインピーダンスをZ0、前記送信用分岐線路のインピーダンスをZt、前記受信用分岐線路のインピーダンスをZrとしたとき、前記送信用分岐線路のインピーダンスZtをZt=(Z0×Zr)/(2×Zr+Z0)とすることを特徴とする請求項4に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
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