JP5305717B2 - マルチポイント接続信号伝送回路 - Google Patents

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Description

この発明は、伝送線路を複数のユニットで共有するマルチポイント接続信号伝送回路に関する。
伝送線路を複数のユニットで共有し、少ない配線で複数のユニット間の信号伝送を可能とするマルチポイント接続(バス接続)伝送に対する高速化の要求が高まっているが、データ伝送速度の高速化に伴って、伝送線路のインピーダンスの不整合や分岐線路によって生じる信号の反射が伝送信号の品質に与える影響が顕著となり、確実なデータ伝送と高速化の両立が困難になってきている。
信号の反射を低減するために、主伝送線路の両端で主伝送線路のインピーダンスと整合する抵抗により終端を行う対策が従来一般的に行われている。また主伝送線路から各ユニットへの分岐線路(スタブ)はなるべく短くすることで分岐による反射の影響が小さくなるようにしていた。しかしながら伝送速度がより高速になると分岐線路で許容できる長さが数cm〜数mm以下となり、実際にこのような分岐線路長での接続を実現することができなくなってきている。このため分岐点の近傍で分岐線路に直列抵抗を設け、分岐線路から主伝送線路に信号を出力する際のインピーダンスを整合させて反射を抑制するSSTL(Stub Series Terminated Logic)という方法が用いられることがある。
このため、さらに分岐線路からの送信の際には直列抵抗を介し、分岐線路からの送信と、受信とで異なる直列抵抗を介して主伝送線路と接続するためのスイッチを設けたもの(例えば特許文献1)や、受信の際には直列抵抗を介さないようにスイッチを設けて主伝送線路と接続するもの(例えば特許文献2)がある。
特開平9−238164号公報 第7頁〜第8頁、第15図 特開2001−7742号公報 第8頁、第13図
上記のようなSSLTのように分岐線路からの送信に対しインピーダンス整合をとる直列抵抗を分岐線路に設ける装置は、主伝送線路から分岐線路に向かう信号にはインピーダンスが整合せず効果が得られないという問題がある。
上記特許文献1に示された装置では、SSTLと同様に分岐線路からの送信に対しインピーダンスが整合するように直列抵抗を介して主伝送線路に接続し、送信信号の立上り/立下りを早くするために、送信信号の変化タイミングのみより小さな抵抗値となるようにしているが、主伝送線路から分岐線路に向かう信号にはSSTLと同様に効果が得られない。
また上記特許文献2に示された装置では、主伝送線路から分岐線路に向かう信号には分岐線路に直列抵抗がないため多くの電力が流れ込み、受信バッファの入力インピーダンスは通常数kΩ以上と高いため受信端で反射を生じ、一部は分岐点から再び主伝送線路へ反射波として流れ込み、残りは再度分岐点から受信バッファに反射し、徐々に減衰しながら主伝送線路へ反射波を流し続けてしまうという問題がある。
以上のように従来技術では主伝送線路から分岐線路に向かう信号に対しては反射を抑制する効果がなく、分岐線路長を極力短くするなどの対策しかとれず回路部品の配置や分岐線路の配線に大きな制約となるという問題がある。
さらに上記のいずれの装置も送信信号を直列抵抗を介して主伝送線路に伝送するため、信号の振幅が減少してしまう。振幅の減少は伝送による距離減衰やノイズに対するマージンの低下を意味し、確実なデータ伝送を行う上で問題となる。
この発明は以上のような問題を解消するためになされたもので、分岐線路から信号を送信する場合、及び受信する場合のいずれの場合にも主伝送線路との分岐点における信号の反射を低減し、分岐線路に関する部品配置や線路配線の自由度を高め、かつ信号振幅の減少を伴わずに伝送を行えるマルチポイント接続信号伝送回路を提供することを目的とする。
この発明は、信号を伝送する主伝送線路に、送受信バッファ部を含む複数の分岐部が前記主伝送線路上のそれぞれの分岐点から分岐して接続されているマルチポイント接続信号伝送回路であって、前記各分岐部が、送受信を行う端子を有する前記送受信バッファ部と、前記主伝送線路のインピーダンスより低いインピーダンスを有する送信用分岐線路と、前記主伝送線路のインピーダンスより高いインピーダンスを有する受信用分岐線路と、前記送受信バッファ部の端子の直近に接続された、前記送受信バッファ部の端子における受信信号の反射を抑制するための前記受信用分岐線路の終端抵抗と、送信時に少なくとも前記送信用分岐線路を、受信時に少なくとも前記受信用分岐線路を前記主伝送線路の分岐点と前記送受信バッファ部の端子間に接続された状態にするスイッチ手段と、を備えたことを特徴とするマルチポイント接続信号伝送回路にある。
この発明では、分岐線路からの信号を送信、受信のいずれの場合にも主伝送線路との分岐点における信号の反射を低減し、分岐線路に関する部品配置や線路配線の自由度を高め、かつ信号振幅の減少を伴わずに伝送を行える。
実施の形態1.
図1はこの発明の一実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。図1において、11、12は複数の送受信バッファIC間の信号を相互に伝送する主伝送線路(例えば11から12までで一続きの主伝送線路)、21及び22は主伝送線路のインピーダンスと同一又はその近傍の値(抵抗値)を有し、主伝送線路の両端で信号を終端する終端抵抗、111、121、131は線路に信号を出力する送信バッファ、112、122、132は線路からの信号を受信する受信バッファ、113、123、133は送信バッファと受信バッファを内蔵し、送受信共通の送受信バッファ端子を有する送受信バッファIC(送受信バッファ部)である。
31、32、33は主伝送線路11、12と各送受信バッファIC113、123、133との分岐点、115、125、135は主伝送線路11、12からの信号を各送受信バッファIC113、123、133に伝送するための受信用分岐線路、118、128、138は主伝送線路11、12からの信号の各送受信バッファIC113、123、133(端子)での反射を抑制するための受信用分岐線路の終端抵抗、114、124、134は各送受信バッファIC113、123、133からの信号を主伝送線路11、12に伝送するための送信用分岐線路、116と117、126と127、136と137は各送信バッファ111、121、131からの送信の際にON(閉)し、各送信用分岐線路114、124、134を各送受信バッファIC113、123、133の送受信バッファ端子と各分岐点31、32、33の間に接続するためのスイッチ(スイッチ手段)である。受信用分岐線路115、125、135は主伝送線路11、12の各分岐点31、32、33と各送受信バッファIC113、123、133の送受信バッファ端子の間に常時接続されている。
なお、例えば送受信バッファIC113、送信用分岐線路114、受信用分岐線路115、スイッチ116、117、終端抵抗118からなる部分が、分岐点31に接続された分岐部を構成する。
すなわち例えば、送受信バッファ部113が送受信バッファ端子を有し、受信用分岐線路115が常時分岐点31と送受信バッファ端子との間に接続され、スイッチ116、117が、送信時に送信用分岐線路114を分岐点31と送受信バッファ端子の間に接続する。
次に動作について説明する。各送受信バッファIC113、123、133が受信待ち及び受信中の場合(送信時以外)、図1に示すように各スイッチ116と117、126と127、136と137はそれぞれOFF(開)状態であり、各送受信バッファIC113、123、133は各受信用分岐線路115、125、135のみを介して各分岐点31、32、33に接続している。いずれかの送信バッファが送信を行う場合、例えば送信バッファ121から送信信号を出力する場合には図2に示すようにスイッチ126と127のみがON(閉)となり送信用分岐線路124が送受信バッファIC123と分岐点32の間で接続される。
ここで、送信用分岐線路124は電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブル等の線材などであり、送信時に分岐点32における信号の反射が抑制されるようなインピーダンスを持つようにする。例えば、送信用分岐線路124のインピーダンスをZt、主伝送線路11、12のインピーダンスをZ0としたとき、
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。又は、受信用分岐線路125のインピーダンスをZrとして、
Zt=(Z0×Zr)/(2×Zr−Z0)
と同一又はその近傍値としても良い。
これにより分岐線路のインピーダンスと、分岐点32から両方向に伸びる主伝送線路の分岐線路から見た合成インピーダンスが整合し、分岐点32では信号反射を生じることなく主伝送線路11、12へそれぞれ伝送されて行く。他の送信用分岐線路114、134についても同様である。
主伝送線路11を通ってきた信号は分岐点31に到達する。受信用分岐線路115も電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブルなどの線材であり、受信時の分岐線路による信号の反射が抑制されるようなインピーダンスをもつようにする。
例えば、受信用分岐線路のインピーダンスをZr、主伝送線路11のインピーダンスをZ0としたとき、
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路に流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図2の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
さらに、分岐点31から受信用分岐線路115を通ってきた信号は、受信バッファ112に到達する。受信バッファ112の入力インピーダンスは通常数kΩと高くこのままでは反射を生じるので、受信用分岐線路の終端抵抗118により終端し、信号の反射を抑制する。例えば受信用分岐線路のインピーダンスをZr、受信用分岐線路の終端抵抗の抵抗値をRrとしたとき、
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。主伝送線路12を通り受信バッファ132に到達する信号についても同様である。
なお、送信バッファ121から送信信号を出力する場合には送信用分岐線路124と受信用分岐線路125の双方に信号が流れ分岐点32で合流することになるので、スイッチ116と117及び送信用分岐線路114を通る経路の伝送遅延時間と、受信用分岐線路115の伝送遅延時間が同一又は互いに近傍値となるようにして信号の位相を合わせるようにするとより理想的である。
なお、信号線路のインピーダンスや伝送遅延時間は、単位区間のインダクタンスLと容量Cを用いて、信号線路の特性インピーダンスZ=√(L/C)、単位区間当たりの伝播遅延時間Td=√(L×C)で表される。単位区間のインダクタンスLと容量Cは周囲の誘電体の誘電率や線路の物理的な寸法によって決定されるものであり、誘電体や物理形状を適当に選択することで所望の特性インピーダンスや伝播遅延時間を持つ信号線路を得ることができる。
以上のように、受信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ受信用分岐線路と、受信バッファでの反射を抑制する受信用分岐線路の終端抵抗を備えることにより、受信における信号の反射を抑制し、送信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ送信用分岐線路と、送信の際に送信用分岐線路を送受信バッファと主伝送線路に接続するスイッチを備えることにより、送信における信号の反射を抑制するようにしているので、送信、受信のいずれの場合にも主伝送線路との分岐点における信号の反射を低減し、分岐線路に関する部品配置や線路配線の自由度が増し、かつ、信号振幅の減少を伴わずに伝送を行うことができる。
実施の形態2.
図3はこの発明の別の実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。実施の形態1の図1と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明は省略する。図3の構成では、スイッチ116と117、126と127、136と137を、それぞれ送信用分岐線路114、124、134と受信用分岐線路115、125、135とのいずれか一方のみを各送受信バッファIC113、123、133の送受信バッファ端子と主伝送線路11、12の分岐点31、32、33の間に接続することのできるスイッチとしている。また受信用分岐線路の終端抵抗118、128、138が受信用分岐線路115、125、135とともにスイッチ116と117、126と127、136と137の間に設けられている。
すなわち例えば、送受信バッファ部113が送受信バッファ端子を有し、スイッチ116、117が、送信時に送信用分岐線路114を分岐点31と送受信バッファ端子の間に接続し、送信時以外は受信用分岐線路115を分岐点31と送受信バッファ端子の間に接続する。
次に動作について説明する。各送受信バッファIC113、123、133が受信待ち及び受信中の場合(送信時以外)には各スイッチ116と117、126と127、136と137はそれぞれ各受信用分岐線路115、125、135の側に接続するようにして、各送受信バッファIC113、123、133は各受信用分岐線路115、125、135のみを介して各分岐点31、32、33に接続している。いずれかの送信バッファが送信を行う場合、例えば送信バッファ121から送信信号を出力する場合にはスイッチ126と127のみが送信用分岐線路124の側に接続するようにして、送受信バッファ123は送信用分岐線路124のみを介して分岐点32に接続される。
ここで、送信用分岐線路124は電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブル等の線材などであり、送信時に分岐点32における信号の反射が抑制されるようなインピーダンスを持つようにする。例えば、送信用分岐線路のインピーダンスをZt、主伝送線路11、12のインピーダンスをZ0としたとき、
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。
これにより送信用分岐線路124のインピーダンスと、分岐点32から両方向に伸びる主伝送線路11、12の送信用分岐線路124から見た合成インピーダンスが整合し、分岐点32における信号の反射が抑制され主伝送線路11、12に伝送される。他の送信用分岐線路114、134についても同様である。
主伝送線路11を通ってきた信号は分岐点31に到達する。スイッチ116と117は受信用分岐線路側に接続されているので、信号は受信用分岐線路115を通る。受信用分岐線路115も電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブルなどの線材であり、受信時の分岐線路による信号の反射が抑制されるようなインピーダンスをもつようにする。
例えば、受信用分岐線路のインピーダンスをZr、主伝送線路11のインピーダンスをZ0としたとき、
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路に流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図3の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
さらに、分岐点31から受信用分岐線路115を通ってきた信号は、受信バッファ112に到達する。受信バッファ112の入力インピーダンスは通常数kΩと高くこのままでは反射を生じるので、受信用分岐線路の終端抵抗118により終端し、信号の反射を抑制する。例えば受信用分岐線路のインピーダンスをZr、受信用分岐線路の終端抵抗の抵抗値をRrとしたとき、
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。主伝送線路12を通り受信バッファ132に到達する信号についても同様である。
以上のように受信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ受信用分岐線路と受信バッファでの反射を抑制する受信用分岐線路の終端抵抗と、送信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ送信用分岐線路を備え、送信時/受信時に応じてスイッチにより信号を伝送する分岐線路を切替えるようにしているので、送信、受信のいずれの場合にも主伝送線路との分岐点における信号の反射を低減し、分岐線路に関する部品配置や線路配線の自由度が増し、かつ、信号振幅の減少を伴わずに伝送を行うことができる。また、図1の構成に比べ送信時に同じ送受信バッファの受信用分岐線路側に無用な電力が分配されないのでより効率的に伝送が行える。
実施の形態3.
図4はこの発明の別の実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。上記実施の形態1の図1と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明は省略する。図4の構成では各送受信バッファIC113、123、133は各送信バッファ111、121、131の送信バッファ端子と、各受信バッファ112、122、132の受信バッファ端子がそれぞれ独立した端子となっており、送信用分岐線路114、124、134には、図1で示されていた送信バッファ側のスイッチ117、127、137はなく、分岐点側のスイッチ116、126、136の位置のみを備える点が図1と異なる。
すなわち例えば、送受信バッファ部113が送信バッファ端子及び受信バッファ端子を有し、受信用分岐線路115が常時分岐点31と受信バッファ端子との間に接続され、送信用分岐線路114の一端が常時送信バッファ端子又は分岐点31に接続され、スイッチ116が、送信時に送信用分岐線路116の他端を分岐点31又は送信バッファ端子に接続する。
次にスイッチ116、126、136を図4に示すように分岐点側に設けた場合に従って動作を説明する。各送受信バッファIC113、123、133が受信待ち及び受信中の場合(送信時以外)には各スイッチ116、126、136はそれぞれOFF状態であり、各受信バッファ112、122、132は各受信用分岐線路115、125、135を介して各分岐点31、32、33に接続している。いずれかの送信バッファが送信を行う場合、例えば送信バッファ121から送信信号を出力する場合にはスイッチ126のみがONとなり送信用分岐線路124が送受信バッファ123と分岐点32の間で接続される。
ここで、送信用分岐線路124は電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブル等の線材などであり、送信時に分岐点32における信号の反射が抑制されるようなインピーダンスを持つようにする。例えば、送信用分岐線路124のインピーダンスをZt、主伝送線路11、12のインピーダンスをZ0としたとき、
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。又は、受信用分岐線路125のインピーダンスをZrとして、
Zt=(Z0×Zr)/(2×Zr+Z0)
と同一又はその近傍値としても良い。
これにより分岐線路のインピーダンスと、分岐点32から両方向に伸びる主伝送線路の分岐線路から見た合成インピーダンスが整合し、分岐点32における信号の反射が抑制される。他の送信用分岐線路114、134についても同様である。
主伝送線路11を通ってきた信号は分岐点31に到達する。受信用分岐線路115も電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブルなどの線材であり、受信時の分岐線路による信号の反射が抑制されるようなインピーダンスをもつようにする。
例えば、受信用分岐線路のインピーダンスをZr、主伝送線路11のインピーダンスをZ0としたとき、
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路へ流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図4の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
さらに、受信バッファの112の入力インピーダンスは通常数kΩと高くこのままでは反射を生じるので、受信用分岐線路の終端抵抗118により終端し、信号の反射を抑制する。例えば受信用分岐線路のインピーダンスをZr、受信用分岐線路の終端抵抗の抵抗値をRrとしたとき、
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。
以上のように受信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ受信用分岐線路と受信バッファでの反射を抑制する受信用分岐線路の終端抵抗を備えることにより受信における信号の反射を抑制し、送信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ送信用分岐線路と送信の際に送信用分岐線路を送受信バッファと主伝送線路に接続するスイッチを備えることにより送信における信号の反射を抑制するようにしているので、送信、受信のいずれの場合にも主伝送線路との分岐点における信号の反射を低減し、かつ、信号振幅の減少を伴わずに伝送を行うことができる。また、図1の構成に比べ分岐点側の一箇所のみにスイッチがあればよいのでより簡素な構成となる。
実施の形態4.
図5はこの発明の別の実施の形態によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。実施の形態3の図4と同一もしくは相当部分は同一符号で示し説明は省略する。図5の構成ではスイッチ116と117、126と127、136と137を、それぞれ送信用分岐線路114、124、134及び受信用分岐線路115、125、135のいずれか一方のみを各送受信バッファIC113、123、133の受信バッファ端子又は受信バッファ端子と主伝送線路11、12の分岐点間で接続することのできるスイッチとしている。
すなわち例えば、送受信バッファ部113が送信バッファ端子及び受信バッファ端子を有し、受信用分岐線路115の一端が常時受信バッファ端子に接続され、送信用分岐線路114の一端が常時送信バッファ端子に接続され、スイッチ116が、送信時に送信用分岐線路114の他端を分岐点31に接続し、送信時以外は受信用分岐線路115の他端を分岐点31に接続する。
次に動作について説明する。各送受信バッファIC113、123、133が受信待ち及び受信中の場合(送信時以外)には各スイッチ116、126、136はそれぞれ各受信用分岐線路115、125、135側に接続するようにして、各受信バッファ112、122、132が各受信用分岐線路115、125、135のみを介して各分岐点31、32、33に接続している。いずれかの送信バッファが送信を行う場合、例えば送信バッファ121から送信信号を出力する場合にはスイッチ126のみが送信用分岐線路124の側に接続するようにして送信バッファ121が送信用分岐線路124のみを介して分岐点32に接続される。
ここで、送信用分岐線路124は電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブル等の線材などであり、送信時に分岐点32における信号の反射が抑制されるようなインピーダンスを持つようにする。例えば、送信用分岐線路124のインピーダンスをZt、主伝送線路11、12のインピーダンスをZ0としたとき、
Zt=Z0/2
と同一又はその近傍値とする。
これにより送信用分岐線路124のインピーダンスと、分岐点32から両方向に伸びる主伝送線路11、12の送信用分岐線路124から見た合成インピーダンスが整合し、分岐点32における信号の反射が抑制され主伝送線路11、12に伝送される。他の送信用分岐線路114、134についても同様である。
主伝送線路11を通ってきた信号は分岐点31に到達する。スイッチ116は受信用分岐線路115側に接続されているので、信号は受信用分岐線路115を通る。また、受信用分岐線路115も電子回路基板に作られたマイクロストリップライン又はストリップラインのようなプリント配線、又はケーブルなどの線材であり、受信時の分岐線路による信号の反射が抑制されるようなインピーダンスをもつようにする。
例えば、受信用分岐線路のインピーダンスをZr、主伝送線路11のインピーダンスをZ0としたとき、
Zr>Z0
とする。主伝送線路11から見て分岐点31にて反射を起こさないためにはZr=∞とする必要があるが、これでは分岐線路に全く信号が伝わらず受信が行えないことを意味するのでこのような値は取れない。しかしながらZr>Z0とすることで、主伝送線路11を伝送する信号は分岐点31において受信用分岐線路115に流れ込む電力より、分岐点より先の主伝送線路へ流れる電力の方が大きくなり、従来のように送信時のインピーダンス整合のみを考えたZ0/2に相当する直列抵抗を設ける場合よりも分岐点における信号の反射を低減することができる。図5の例では分岐点31の先には主伝送線路は続いておらず終端抵抗21により終端され信号の反射は抑制され消滅する。
さらに、受信バッファの112の入力インピーダンスは通常数kΩと高くこのままでは反射を生じるので、受信用分岐線路の終端抵抗118により終端し、信号の反射を抑制する。例えば受信用分岐線路のインピーダンスをZr、受信用分岐線路の終端抵抗の抵抗値をRrとしたとき、
Zr=Rr
と同一又はその近傍値とすることで信号の反射を抑制できる。
以上のように受信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ受信用分岐線路と受信バッファでの反射を抑制する受信用分岐線路の終端抵抗を備えることにより受信における信号の反射を抑制し、送信時に分岐点での反射を抑制するようなインピーダンスを持つ送信用分岐線路と送信の際に送信用分岐線路を送受信バッファと主伝送線路に接続するスイッチを備えることにより送信における信号の反射を抑制するようにしているので、送信、受信のいずれの場合にも主伝送線路との分岐点における信号の反射を低減し、かつ、信号振幅の減少を伴わずに伝送を行うことができる。また、図4の構成に比べ送信時に同じ送受信バッファの受信用分岐線路側に無用な電力が分配されないのでより効率的に伝送が行える。
以上で述べた実施の形態1〜4の構成図ではスイッチを制御する信号線及び制御回路は図示していないが、送信バッファの出力を制御する出力イネーブル信号や、通信を制御する上位プロトコル機能による送信タイミングに同期した信号を用いてスイッチを制御すればよい。
また、実施の形態1〜4の構成図では各分岐毎に送信バッファ、受信バッファを各1つずつ図示しているが、送信バッファのみ、又は受信バッファのみの場合はスイッチを備えず、送信用分岐線路のみ、又は受信用分岐線路と受信用分岐線路の終端抵抗のみを備えればよい。
さらに、実施の形態1〜4の構成図では簡単のため1本の伝送線路による通信について構成図を示したが、複数の伝送線路を持つパラレル伝送や、2本の差動信号を用いる差動伝送にも適用可能である。
なお、実施の形態1〜4の構成図に示された各スイッチの具体的構成例を図6の(a)〜(d)に示す。(a)は1つのFETで構成した例、(b)は直列接続された2つのFETで構成した例である。(c)はフォトFETで構成した例、(d)はトランスで構成した例であり、それぞれ伝送信号経路とスイッチの制御信号の間を絶縁した構成となっている。(d)の一次側のスイッチは例えば(a)又は(b)のスイッチを用いればよい。
この発明の実施の形態1によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。 図1のマルチポイント接続信号伝送回路の動作を説明するための図である。 この発明の実施の形態2によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態3によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。 この発明の実施の形態4によるマルチポイント接続信号伝送回路を示す構成図である。 この発明によるマルチポイント接続信号伝送回路で使用されるスイッチの具体的構成例を示す図である。
符号の説明
11、12 主伝送線路、21、22 主伝送線路の終端抵抗、31、32、33 分岐点、111、121、131 送信バッファ、112、122、132 受信バッファ、113、123、133 送受信バッファIC、114、124、134 送信用分岐線路、115、125、135 受信用分岐線路、116、117、126、127、136、137 スイッチ、118、128、138 受信用分岐線路の終端抵抗。

Claims (10)

  1. 信号を伝送する主伝送線路に、送受信バッファ部を含む複数の分岐部が前記主伝送線路上のそれぞれの分岐点から分岐して接続されているマルチポイント接続信号伝送回路であって、
    前記各分岐部が、
    送受信を行う端子を有する前記送受信バッファ部と、
    前記主伝送線路のインピーダンスより低いインピーダンスを有する送信用分岐線路と、
    前記主伝送線路のインピーダンスより高いインピーダンスを有する受信用分岐線路と、
    前記送受信バッファ部の端子の直近に接続された、前記送受信バッファ部の端子における受信信号の反射を抑制するための前記受信用分岐線路の終端抵抗と、
    送信時に少なくとも前記送信用分岐線路を、受信時に少なくとも前記受信用分岐線路を前記主伝送線路の分岐点と前記送受信バッファ部の端子間に接続された状態にするスイッチ手段と、
    を備えたことを特徴とするマルチポイント接続信号伝送回路。
  2. 前記送受信バッファ部が送受信バッファ端子を有し、前記受信用分岐線路が常時前記分岐点と前記送受信バッファ端子との間に接続され、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路を前記分岐点と前記送受信バッファ端子の間に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  3. 前記送受信バッファ部が送受信バッファ端子を有し、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路を前記分岐点と前記送受信バッファ端子の間に接続し、送信時以外は前記受信用分岐線路を前記分岐点と前記送受信バッファ端子の間に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  4. 前記送受信バッファ部が送信バッファ端子及び受信バッファ端子を有し、前記受信用分岐線路が常時前記分岐点と前記受信バッファ端子との間に接続され、前記送信用分岐線路の一端が常時前記送信バッファ端子に接続され、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路の他端を前記分岐点に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  5. 前記送受信バッファ部が送信バッファ端子及び受信バッファ端子を有し、前記受信用分岐線路の一端が常時前記受信バッファ端子に接続され、前記送信用分岐線路の一端が常時前記送信バッファ端子に接続され、前記スイッチ手段が、送信時に前記送信用分岐線路の他端を前記分岐点に接続し、送信時以外は前記受信用分岐線路の他端を前記分岐点に接続することを特徴とする請求項1に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  6. 前記送信用分岐線路及びスイッチ手段を介した経路の伝送遅延時間と、受信用分岐線路の伝送遅延時間を同一とすることを特徴とする請求項2に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  7. 前記受信用分岐線路の終端抵抗の抵抗値を受信用分岐線路のインピーダンスとすることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  8. 前記送信用分岐線路のインピーダンスを前記主伝送線路のインピーダンスの半分の値とすることを特徴とする請求項1から5までのいずれか1項に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  9. 前記主伝送線路のインピーダンスをZ0、前記送信用分岐線路のインピーダンスをZt、前記受信用分岐線路のインピーダンスをZrとしたとき、前記送信用分岐線路のインピーダンスZtをZt=(Z0×Zr)/(2×Zr−Z0)とすることを特徴とする請求項2に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
  10. 前記主伝送線路のインピーダンスをZ0、前記送信用分岐線路のインピーダンスをZt、前記受信用分岐線路のインピーダンスをZrとしたとき、前記送信用分岐線路のインピーダンスZtをZt=(Z0×Zr)/(2×Zr+Z0)とすることを特徴とする請求項4に記載のマルチポイント接続信号伝送回路。
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