JP2010074583A - 終端回路 - Google Patents
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Abstract
【課題】 1個の終端抵抗を用いて、伝送路の不整合を起こすことなく、上位デバイスと下位デバイスを1:2接続することを可能とする終端回路を実現する。
【解決手段】 所定の特性インピーダンスを有する第1デバイスの出力より第1リードを介して接続される、前記特性インピーダンスと同値の終端抵抗と、前記特性インピーダンスと同値の特性インピーダンスを有する第2デバイス及び第3デバイスの各入力と前記終端抵抗間を接続する、等長の第2リード及び第3リードと、を備える。
【選択図】 図1
【解決手段】 所定の特性インピーダンスを有する第1デバイスの出力より第1リードを介して接続される、前記特性インピーダンスと同値の終端抵抗と、前記特性インピーダンスと同値の特性インピーダンスを有する第2デバイス及び第3デバイスの各入力と前記終端抵抗間を接続する、等長の第2リード及び第3リードと、を備える。
【選択図】 図1
Description
本発明は、上位デバイスと下位デバイスを1:2接続する場合の終端回路の改善に関するものである。
コンピュータを備える機器では、記憶容量を拡大させるためには、DRAM,DDR2−SDRAMの使用は必須である。近年、基板の高密度実装化、また信号の高速化に伴い、基板上での部品実装・レイアウトは難しくなってきている。
これらのデバイスの制御はFPGA(Field Programmable Gate Array)で行うことが多く、上位デバイスの同一出力信号で複数個の下位デバイスに接続する場合には、終端回路のインピーダン整合を維持するために、上位デバイスから分岐して複数の下位デバイスに接続せずに、上位デバイスと下位デバイスを1:1で接続することが多い。
図6は、従来の終端回路の構成例を示す回路図である。この構成例は、一般的な高速信号のレイアウトである。FPGAよりなる上位の第1デバイス1に、2個のDDR2−SDRAMよりなる下位の第2デバイス2及び第3デバイス3を1:1接続する例を示している。この構成例では、伝送する信号としてはXCS信号を示している。
第1デバイス1には、第2デバイス2及び第3デバイス3に対応して2個の出力ピン11及び12を設け、これら出力ピンと第2デバイス2及び第3デバイス3の入力とを、夫々リード4及び5で接続すると共に、第2デバイス2及び第3デバイス3の入力点と基準電位間に、夫々終端抵抗6及び7を接続している。
第1デバイス1,第2デバイス2,第3デバイス3の特性インピーダンスをZ0とする時に、終端抵抗6,7の抵抗Rを、R=Z0(=50Ω)とし、これら終端抵抗を受信デバイスである第2デバイス2,第3デバイス3の直近に配置することにより反射をなくし、信号の品質を維持している。
上位デバイスと下位デバイスを1:1接続する構成のため、下位デバイスの数が増加する場合には、増加する分の上位デバイスピンと終端抵抗数を必要とし、基板上での部品実装・レイアウトの障害要因となっている。
本発明は上述した問題点を解決するためになされたものであり、1個の終端抵抗を用いて、伝送路の不整合を起こすことなく、上位デバイスと下位デバイスを1:2接続することを可能とする終端回路の実現を目的としている。
このような課題を達成するために、本発明は次の通りの構成になっている。
(1)所定の特性インピーダンスを有する第1デバイスの出力より第1リードを介して接続される、前記特性インピーダンスと同値の終端抵抗と、
前記特性インピーダンスと同値の特性インピーダンスを有する第2デバイス及び第3デバイスの各入力と前記終端抵抗間を接続する、等長の第2リード及び第3リードと、
を備えることを特徴とする終端回路。
(1)所定の特性インピーダンスを有する第1デバイスの出力より第1リードを介して接続される、前記特性インピーダンスと同値の終端抵抗と、
前記特性インピーダンスと同値の特性インピーダンスを有する第2デバイス及び第3デバイスの各入力と前記終端抵抗間を接続する、等長の第2リード及び第3リードと、
を備えることを特徴とする終端回路。
(2)前記第1リードは任意長であり、前記第1デバイス側より前記第2及び第3デバイス側に信号が伝達されることを特徴とする(1)に記載の終端回路。
(3)前記第1リードは、前記第2及び第3リードと等長であり、前記第1デバイス側と前記第2及び第3デバイス側間は双方向に信号が伝達されることを特徴とする(1)に記載の終端回路。
(4)前記第1デバイスはFPGAであり、前記第2及び第3デバイスはDRAMであることを特徴とする(1)乃至(3)のいずれかに記載の終端回路。
本発明の構成によれば、次のような効果を期待することができる。
(1)1個の終端抵抗を用いて、伝送路の不整合を起こすことなく、上位デバイスと下位デバイスを1:2接続することが可能となる。
(1)1個の終端抵抗を用いて、伝送路の不整合を起こすことなく、上位デバイスと下位デバイスを1:2接続することが可能となる。
(2)部品配置・レイアウト設計が容易となり、実装面積の削減を行うことができる。
(3)部品点数を減らすことができ、コスト削減に貢献できる。
以下、本発明を図面により詳細に説明する。図1は、本発明を適用した終端回路の一実施形態を示す回路図である。第1デバイス100,第2デバイス200,第3デバイス300は、図6で説明した従来構成の第1デバイス1,第2デバイス2,第3デバイス3に対応し、同一機能を備える。
第1デバイスの出力ピン101をA点、第2デバイス200,第3デバイス300の入力ピンを夫々B点,C点と表記する。第1デバイス100,第2デバイス200,第3デバイス300の特性インピーダンスZ0は同一値(50Ω)である。
A点より任意長の第1リード400を介したD点と基準電位間に、抵抗値R(=Z0=50Ω)の終端抵抗500を接続する。このD点と第2デバイス200,第3デバイス300の入力ピンのB点及びC点間を互いに等長の配線長を持つ第2リード600及び第3リード700で接続する。
図2は、本発明の動作を説明する、第1デバイス側の等価回路である。図2(イ)はD点から第1デバイスの出力ピン101を見た等価回路である。AD間の回路は、交流的に見たとき、Z0=50Ω、R=50Ωより、テブナンの定理から第1デバイスの出力ピン101の電圧をVとするとき、図2(ロ)に示すように、D点の電圧=0.5V、出力抵抗=25Ωと見ることができる。
図3は、本発明の動作を説明する、第2,第3デバイス側の等価回路図である。図3(イ)はD点から第2デバイス200及び第3デバイス300を見た等価回路である。D点以降の回路は、交流的に見たときZ0=50Ωであるため、その線路の合成インピーダンスは、図3(ロ)に示すように25Ωと見ることができる。
従って、図2(ロ)と図3(ロ)に示すように、A点からの出力から見たB点及びC点の特性インピーダンスに不整合はない。また、BD間及びCD間の配線長も等長であるため、B点、C点へのスキューも同じと見ることができるため、1:1接続で終端接続を施した図4に示す回路と等価と見ることができる。すなわち、B点、C点より反射した信号は、同一タイミングで戻ってくるため、信号の流れとしては、1:1接続された不整合のない25Ωのインピーダンスコントロールの伝送路に25Ωのバッファマッチ終端された回路と同じである。
図5は、本発明を適用した終端回路の他の実施形態を示す回路図である。図1の実施形態では、Y分岐の場合で単方向出力の場合を示したが、図5の実施形態では、同じ条件を双方向で適用した場合を示す。
第1デバイス100は、出力ピン101及び入力ピン102を備える。第2デバイス200は、入力ピン201及び出力ピン202を備える。同様に、第3デバイス300は、入力ピン301及び出力ピン302を備える。なお、物理的には、出力ピン101と入力ピン102とは同一のピン(入出力ピン)でもよい。同様に、入力ピン201と出力ピン202とは同一のピンで、入力ピン301と出力ピン302とは同一のピンでもよい。
D点と第2デバイス200,第3デバイス300の入力点のB点及びC点間を互いに等長の配線長を持つ第2リード600及び第3リード700で接続する構成は、図1の実施形態と同一構成である。
図1の実施形態では、AD間の配線長は任意であるが、双方向でのインピーダンス整合を目的とする図5では、AD間の配線長を、BD及びCD間の配線長と一致させ、AD=BD=CDとする。このような配線長の選択により、Y分岐の構成で双方向に反射のない信号伝送が可能となる。
以上説明した実施形態では、デバイスとしてFPGA,DRAMを例示したがこれに限定されるものではなく、本発明はデバイス一般の終端回路に汎用的に適用することが可能である。
100 第1デバイス
101 出力ピン
200 第2デバイス
300 第3デバイス
400 第1リード
500 終端抵抗
600 第2リード
700 第3リード
101 出力ピン
200 第2デバイス
300 第3デバイス
400 第1リード
500 終端抵抗
600 第2リード
700 第3リード
Claims (4)
- 所定の特性インピーダンスを有する第1デバイスの出力より第1リードを介して接続される、前記特性インピーダンスと同値の終端抵抗と、
前記特性インピーダンスと同値の特性インピーダンスを有する第2デバイス及び第3デバイスの各入力と前記終端抵抗間を接続する、等長の第2リード及び第3リードと、
を備えることを特徴とする終端回路。 - 前記第1リードは任意長であり、前記第1デバイス側より前記第2及び第3デバイス側に信号が伝達されることを特徴とする請求項1に記載の終端回路。
- 前記第1リードは、前記第2及び第3リードと等長であり、前記第1デバイス側と前記第2及び第3デバイス側間は双方向に信号が伝達されることを特徴とする請求項1に記載の終端回路。
- 前記第1デバイスはFPGAであり、前記第2及び第3デバイスはDRAMであることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の終端回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008240310A JP2010074583A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 終端回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2008240310A JP2010074583A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 終端回路 |
Publications (1)
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JP2010074583A true JP2010074583A (ja) | 2010-04-02 |
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ID=42205941
Family Applications (1)
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JP2008240310A Pending JP2010074583A (ja) | 2008-09-19 | 2008-09-19 | 終端回路 |
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2008
- 2008-09-19 JP JP2008240310A patent/JP2010074583A/ja active Pending
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