JP5305325B2 - 異常検出保護回路及び方法、プログラム - Google Patents
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Description
前述したように、動作開始時には、制御出力端子106から制御信号が与えられ、スイッチ素子としてのMOS−FET102がオンされる。このとき、負荷の性質により、MOS−FET102がオンしたときのスパイク電流により、保護トランジスタ103が誤動作してしまうことがある。
動作開始時に、制御出力端子106から制御信号が与えられたとき、MOS−FET102のオンスピードがトランジスタ103のオンスピードより遅いと、保護トランジスタ103が先にオンしてしまう。この場合、MOS−FET102のゲートがトランジスタ103を通じて接地に落ちてしまい、MOS−FET102がオンできなくなってしまう。
前述したように、定常時では、トランジスタ103がオフするように、抵抗109と抵抗110の抵抗比を設定している。しかしながら、トランジスタ103の作動電圧と、MOS−FET102の作動電圧との違いによる管理、調整が難しい。
前述したように、制御出力端子106からの制御信号は、動作開始時に供給され、動作終了時には、止められる。ところが、この構成では、短絡時には、保護トランジスタ103がオンになり、MOS−FET102がオフするが、制御信号は止められていない。
(1)本発明は、負荷と接地間に配設されたスイッチ素子と、スイッチ素子に制御信号を供給する制御出力端子と、スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、負荷とスイッチ素子との接続点に接続されたダイオードと、ダイオードと制御出力端子との間に接続された第1の抵抗と、スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に配設され、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフされる保護トランジスタと、負荷とスイッチ素子との接続点の出力を検出値として出力するフィードバック端子と、フィードバック端子の検出値に応じて、制御出力端子からの制御信号の出力を制御する制御手段と、を備え、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、前記保護トランジスタのベース又はゲートに供給することを特徴とする異常検出保護回路を提案している。
また、本発明によれば、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、保護トランジスタのベース又はゲートに供給することで、スイッチ素子がオンしたときのスパイク電流による保護トランジスタの誤動作を防止でき、また、電源投入時に、保護トランジスタがスイッチ素子より先にオンしてしまうことが防止でき、また、スイッチ素子の作動電圧と、保護トランジスタの作動電圧の違いにより、オン時間の管理が容易に行える。
また、本発明によれば、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、保護トランジスタのベース又はゲートに供給することで、スイッチ素子がオンしたときのスパイク電流による保護トランジスタの誤動作を防止でき、また、電源投入時に、保護トランジスタがスイッチ素子より先にオンしてしまうことが防止でき、また、スイッチ素子の作動電圧と、保護トランジスタの作動電圧の違いにより、オン時間の管理が容易に行える。
また、本発明によれば、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、保護トランジスタのベース又はゲートに供給することで、スイッチ素子がオンしたときのスパイク電流による保護トランジスタの誤動作を防止でき、また、電源投入時に、保護トランジスタがスイッチ素子より先にオンしてしまうことが防止でき、また、スイッチ素子の作動電圧と、保護トランジスタの作動電圧の違いにより、オン時間の管理が容易に行える。
また、本発明によれば、ダイオードと第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、保護トランジスタのベース又はゲートに供給することで、スイッチ素子がオンしたときのスパイク電流による保護トランジスタの誤動作を防止でき、また、電源投入時に、保護トランジスタがスイッチ素子より先にオンしてしまうことが防止でき、また、スイッチ素子の作動電圧と、保護トランジスタの作動電圧の違いにより、オン時間の管理が容易に行える。
2:スイッチ素子としてのMOS−FET
3:保護トランジスタ
5:抵抗
6:制御出力端子
7:ダイオード
8〜11:抵抗
15:コンデンサ
16:ダイオード
17:抵抗
18:フィードバック端子
21:コンデンサ
25:制御回路
Claims (6)
- 負荷と接地間に配設されたスイッチ素子と、
前記スイッチ素子に制御信号を供給する制御出力端子と、
前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点に接続されたダイオードと、
前記ダイオードと前記制御出力端子との間に接続された第1の抵抗と、
前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に配設され、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフされる保護トランジスタと、
前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値として出力するフィードバック端子と、
前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する制御手段と
を備え、
前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、前記保護トランジスタのベース又はゲートに供給することを特徴とする異常検出保護回路。 - 前記制御手段は、前記フィードバック端子からの検出値により短絡又は断線の発生が検出されると、前記制御出力端子からの制御信号を止めることを特徴とする請求項1に記載の異常検出保護回路。
- 前記時定数回路は、少なくともコンデンサ及び抵抗を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の異常検出保護回路。
- 負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御出力端子から制御信号を供給し、
前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、
前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、
前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、
前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御し、
前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、前記保護トランジスタのベース又はゲートに供給することを特徴とする異常検出保護方法。 - 負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御出力端子から制御信号を供給し、前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以上であるかどうかを判断するステップと、
前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以上であるときに、短絡の発生を検出するステップと、
前記短絡の発生が検出されたときに、前記制御出力端子からの制御信号を止めるステップと、
を含み、
前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、前記保護トランジスタのベース又はゲートに供給することを特徴とする異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラム。 - 負荷と接地間にスイッチ素子を配設し、前記スイッチ素子に制御出力端子から制御信号を供給し、前記スイッチ素子がオンのときに順バイアスとなるように、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点にダイオードを接続し、前記ダイオードと前記制御出力端子との間に第1の抵抗を接続し、前記スイッチ素子のゲート又はベースと接地間に保護トランジスタを配設し、前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力に応じてオン/オフさせ、前記負荷と前記スイッチ素子との接続点の出力を検出値としてフィードバック端子から出力させ、前記フィードバック端子の検出値に応じて、前記制御出力端子からの制御信号の出力を制御する異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、
前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以下であるかどうかを判断するステップと、
前記フィードバック端子の検出値が所定電圧以下であるときに、断線の発生を検出するステップと、
前記断線の発生が検出されたときに、前記制御出力端子からの制御信号を止めるステップと、
を含み、
前記ダイオードと前記第1の抵抗との接続点の検出出力を、時定数回路を介して、前記保護トランジスタのベース又はゲートに供給することを特徴とする異常検出保護回路の制御をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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JP2008088911A JP5305325B2 (ja) | 2008-03-29 | 2008-03-29 | 異常検出保護回路及び方法、プログラム |
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JP2008088911A JP5305325B2 (ja) | 2008-03-29 | 2008-03-29 | 異常検出保護回路及び方法、プログラム |
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JP5305325B2 true JP5305325B2 (ja) | 2013-10-02 |
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ID=41308384
Family Applications (1)
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JP2008088911A Active JP5305325B2 (ja) | 2008-03-29 | 2008-03-29 | 異常検出保護回路及び方法、プログラム |
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2008
- 2008-03-29 JP JP2008088911A patent/JP5305325B2/ja active Active
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