JP5305168B2 - ナビゲーションシステム及びプログラム - Google Patents
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Description
本発明は、上述の課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、出発地の気候に応じて、目的地の気候に関する情報を通知可能なナビゲーションシステム及びプログラムを提供することにある。
これにより、出発地の気候が設定出発地の気候に合致する履歴情報に関連付けられている評価情報に基づいて設定目的地の気候に関する通知を行うので、設定出発地の気候に応じて適切に設定目的地の気候に関する案内を行うことができ、ユーザの利便性が向上する。
出発地の気候を示す出発地気候情報、到着地を示す到着地情報、および、到着地の気候に対する評価を示す評価情報が関連づけられた履歴情報を取得する履歴情報取得手段、新たに設定された設定出発地の気候を示す設定出発地気候情報、および、新たに設定された設定目的地を示す設定目的地情報を含む走行情報を取得する走行情報取得手段、到着地情報の示す到着地が設定目的地情報の示す設定目的地に合致し、かつ、出発地気候情報の示す出発地の気候が設定出発地気候情報の示す設定出発地の気候に合致する履歴情報があるか否かを判断する合致判断手段、合致判断手段により合致する履歴情報があると判断された場合、当該合致する履歴情報に関連付けられている評価情報に基づいて、設定目的地の気候に関する通知情報を通知する通知手段、としてコンピュータを機能させるプログラムである。このようなプログラムを実行することで、上記と同様の効果が奏される。
(一実施形態)
図1に示すように、本発明の一実施形態によるナビゲーションシステムは、車両に搭載された車載器1と通信可能な情報センタ90によって具現化される。
まず、車載器1について説明する。車載器1は、制御部10を中心に構成されており、制御部10に接続される位置検出器20、地図データ記憶部30、操作スイッチ群40、通信部50、描画部60、音声出力部70、及び情報記憶部80等を備えている。
位置検出器20は、いずれも周知の地磁気センサ21、ジャイロスコープ22、距離センサ23、および、衛星からの電波を受信するGPS(Global Positioning System)受信機24等を有している。これらのセンサ等21〜24は、各々が性質の異なる誤差を持っているため、相互に補完しながら使用される。
ためのいわゆるマップマッチング用データおよび経路を探索するための地図データを記憶している。
通信部50は、情報センタ90と通信を行うための構成である。
音声出力部70にはスピーカ71が接続されており、このスピーカ71を介して音声による案内が行われる。
温度センサ86は、車外の温度を検出するものであり、車両ECU85を介して車載器1の制御部10と接続されている。
制御部91は、通常のコンピュータとして構成されており、内部にはCPU、ROM、I/O、および、これらの構成を接続するバスライン等が備えられている。
通信部92は、車載器1と通信を行うための構成である。なお、情報センタ90の通信部92は、複数の車両に搭載された車載器と通信可能であるが、図1においては1つの車載器1のみを図示した。
ここで、車載器1において目的地が設定されると、目的地が設定されたときの車両2の現在位置が出発地として設定されるものとする。そして、設定された出発地である設定出発地を示す設定出発地情報、設定出発地の気候を示す設定出発地気候情報、および、設定された目的地である設定目的地を示す設定目的地情報が走行情報として情報記憶部80に記憶される。設定出発地情報には、設定された出発地点の座標が含まれる所定のエリアを特定する情報が含まれる。また、設定目的地情報には、設定された目的地点の座標が含まれる所定のエリアを特定する情報が含まれる。本実施形態における所定のエリアを特定する情報は、「長野市」、「名古屋市」、「町田市」といった市区町村を示す情報である。また、出発地気候情報には、車両2が設定出発地に位置するときに温度センサ86によって検出される気温が含まれる。
車両2が目的地に到着すると(S11:YES、以下、到着した目的地を含む所定のエリアを「到着地」という。)、当該到着地に至る走行における出発地を示す出発地情報、出発地の気候を示す出発地気候情報、到着地を示す到着地情報、到着地の気候を示す到着地気候情報、および、S12にてユーザにより入力された体感情報が、関連づけられて履歴情報として情報記憶部80に記憶される。出発地情報および到着地情報には、上記設定出発地情報および設定目的地情報と同様、所定のエリアを特定する情報が含まれ、本実施形態においては市区町村を示す情報によって構成される。また、出発地気候情報には、車両2が出発地に位置したときに温度センサ86によって検出された気温が含まれ、到着地気候情報には、車両2が到着地に位置するときに温度センサ86によって検出された気温が含まれる。体感情報は、「寒い」、「普通」、「暑い」の3段階によって構成され、操作スイッチ群40を介してユーザにより選択されることによって取得される。
例えば、車両ID「P」の車両(以下、「車両P」といい、他のIDの車両も同様とする。)が、長野市内にある「Z寺」を目的地として設定し、名古屋市から走行したものとする。車両Pが名古屋市を出発したときの気温が25℃であったものとする。また、車両PがZ寺に到着したときの気温が10℃であり、ユーザにより入力された体感情報が「寒い」であったものとする。このとき、「名古屋市」を示す出発地情報、「25℃」を示す出発地気候情報、「長野市」を示す到着地情報、「10℃」を示す到着地気候情報、および、「寒い」を示す体感情報が関連づけられ、履歴情報として情報センタ90に送信される。そして図3に示すように、情報センタ90の履歴情報データベース94には、取得された履歴情報が、到着地情報の示す到着地毎に格納される。
車両R、車両S等の他の車両から取得された履歴情報についても同様に履歴情報データベース94に格納される。
最初のS101では、目的地が設定されたか否かを判断する。目的地が設定されていないと判断された場合(S101:NO)、このステップを繰り返す。目的地が設定されたと判断された場合(S101:YES)、S102へ移行する。
また、設定出発地を示す設定出発地情報が特定される。本実施形態では、目的地が設定されたときの車両2の現在位置を設定出発地とする。例えば、目的地が設定されたときの車両2の現在地が「名古屋市名駅1−1」である場合、該当する市区町村である「名古屋市」を示す情報が設定出発地情報として特定される。さらに、車両2が設定出発地に位置しているとき、温度センサ86によって気温が取得される。ここで取得された気温が設定出発地気候情報として特定される。そして、車両ID、設定出発地情報、設定出発地気候情報、および、設定目的地情報が関連づけられた走行情報が情報記憶部80に記憶されるとともに、情報センサ90に送信される。また、走行情報を情報センタ90に送信してからの待機時間の計時を開始する。
S104では、走行情報を情報センタ90に送信してからの待機時間が所定時間を経過したか否かを判断する。本実施形態では、所定時間は10分とする。待機時間が所定時間を経過していない場合(S104:NO)、S103に戻る。待機時間が所定時間を経過した場合(S104:YES)、S106に移行する。
走行情報を情報センタ90に送信してからの待機時間が所定時間を経過した場合(S104:YES)に移行するS106では、情報センタ90からの通知情報がない旨の案内を行う。
最初のS201では、S102にて車載器1から送信される走行情報を受信したか否かを判断する。走行情報を受信していないと判断された場合(S201:NO)、S202以降の処理を行わない。走行情報を受信したと判断された場合(S201:YES)、S202へ移行する。
S208では、S207で特定された案内フラグを車載器1に送信する。なお、本実施形態では、S207で特定される案内フラグが「通知情報」に対応している。
さらにまた、特定履歴情報の体感情報が「暑い」である場合であって、気温差分が5℃未満である場合、案内フレーズ「目的地は暑い可能性があります」に対応する「温暖フラグ」が特定される。特定履歴情報の体感情報が「暑い」である場合であって、気温差分が5℃以上である場合、案内フレーズ「目的地は非常に暑い可能性があります」に対応する強温暖フラグが特定される。
一方、受信した案内フラグが普通フラグであった場合、気候に関する案内を行う方がユーザにとって紛らわしい可能性があるため、S105において目的地の気候に関する案内は行わない。
(ア)出発地の地域性
例えば、設定出発地が九州地方である場合と関東地方である場合とでは、設定出発地の気温が同じであり、また、同じ設定目的地(例えば長野)へ向かったとしても、ユーザが感じる体感は異なる可能性が考えられる。すなわち、設定出発地が普段は暖かい九州地方である場合、設定出発地が関東地方である場合と比較して、より寒く感じられる可能性が考えられる。同様に、設定出発地が東北地方である場合と関東地方である場合とでは、設定出発地の気温が同じであり、また、同じ設定目的地(例えば長野)へ向かったとしても、ユーザが感じる体感は異なる可能性が考えられる。すなわち、設定出発地が普段から寒い東北地方である場合、設定出発地が関東地方である場合と比較して、あまり寒いと感じない可能性が考えられる。
上記実施形態では、到着地合致フラグおよび気温合致フラグの両方がセットされた履歴情報が複数ある場合(S204:YES)、S205において、以下の処理で用いる特定履歴情報を特定した。これに替えて、到着地合致フラグおよび気温合致フラグの両方がセットされた複数の履歴情報の体感情報についての統計処理を行い、例えば最も多かった体感情報を以下の処理で用いるように構成してもよい。また、到着地合致フラグおよび気温合致フラグの両方がセットされた複数の履歴情報における到着地気候情報の示す到着地気温の平均値を算出し、当該平均値を用いて気温差分を算出し、案内フラグを変更するように構成してもよい。
上記実施形態では、案内フレーズに対応するフラグを情報センタから車載器に通知するように構成していたが、案内フレーズそのものを通知するように構成してもよい。また、案内フレーズは、上記実施形態の例に限らず、例えば「非常に寒いので防寒具を用意してください」、「非常に暑いので熱中症に気をつけてください」というようなフレーズとすることも勿論可能である。
Claims (3)
- 出発地の気候を示す出発地気候情報、到着地を示す到着地情報、および、前記到着地の気候に対する評価を示す評価情報が関連づけられた履歴情報を記憶しているナビゲーションシステムにおいて、
新たに設定された設定出発地の気候を示す設定出発地気候情報、および、新たに設定された設定目的地を示す設定目的地情報を含む走行情報を取得する走行情報取得手段と、
前記到着地情報の示す前記到着地が前記設定目的地情報の示す前記設定目的地に合致し、かつ、前記出発地気候情報の示す前記出発地の気候が前記設定出発地気候情報の示す前記設定出発地の気候に合致する前記履歴情報があるか否かを判断する合致判断手段と、
前記合致判断手段により合致する前記履歴情報があると判断された場合、当該合致する履歴情報に関連付けられている前記評価情報に基づいて、前記設定目的地の気候に関する通知情報を通知する通知手段と、
を備えることを特徴とするナビゲーションシステム。 - 前記履歴情報には前記到着地の気候を示す到着地気候情報がさらに含まれ、
前記気候は温度であって、
前記設定目的地に到着する到着予定時間における到着時予測気温を予測する気温予測手段を備え、
前記通知手段は、前記合致する履歴情報における前記到着地気候情報の示す前記到着地の気温と前記到着時予測気温との差分に基づいて、前記通知情報を変更することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーションシステム。 - 出発地の気候を示す出発地気候情報、到着地を示す到着地情報、および、前記到着地の気候に対する評価を示す評価情報が関連づけられた履歴情報を取得する履歴情報取得手段、
新たに設定された設定出発地の気候を示す設定出発地気候情報、および、新たに設定された設定目的地を示す設定目的地情報を含む走行情報を取得する走行情報取得手段、
前記到着地情報の示す前記到着地が前記設定目的地情報の示す前記設定目的地に合致し、かつ、前記出発地気候情報の示す前記出発地の気候が前記設定出発地気候情報の示す前記設定出発地の気候に合致する前記履歴情報があるか否かを判断する合致判断手段、
前記合致判断手段により合致する前記履歴情報があると判断された場合、当該合致する履歴情報に関連付けられている前記評価情報に基づいて、前記設定目的地の気候に関する通知情報を通知する通知手段、
としてコンピュータを機能させるプログラム。
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