JP2010127676A - ナビゲーション装置 - Google Patents

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聖展 山崎
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Abstract

【課題】ユーザが目的地を設定した際に、適切なタイミングで他の目的地を提案することが可能となるナビゲーション装置を提供する。
【解決手段】CPU41は、ユーザが目的地の名称を入力する各操作の入力までの時間をデータ(N+1)として操作履歴テーブル52に記憶する。そして、CPU41は、データ(N+1)の各入力までの時間と、操作履歴テーブル52又は標準操作テーブル51の「平均入力時間」と「標準偏差」とから「迷い度M」を算出する。続いて、CPU41は、この「迷い度M」に基づいてナビ地図情報26から同一ジャンルの他の目的地を抽出して、液晶ディスプレイ15にユーザが入力した当該目的地と共に、この抽出した各目的地を表示し、選択された目的地を行き先として設定する。
【選択図】図4

Description

本発明は、ユーザに対して他の目的地を提案することが可能なナビゲーション装置に関するものである。
従来より、目的地を設定した場合に、ユーザに対して他の目的地を提案する技術に関して種々提案されている。
例えば、交通情報等に基づいて第1の目的地に到着予定時刻までに到着できないと判断した場合には、当該目的地と同じジャンルに属し、且つ、同一目的を行うことができ、到着予定時刻までに到着できる他の目的地をディスプレイに表示する目的地提案システムがある(例えば、特許文献1参照。)。
特開2003−329457号公報(段落(0017)〜(0082)、図1〜図9)
しかしながら、前記した特許文献1に記載された目的地提案システムでは、ユーザが第1の目的地を決定する際に迷っているか否かを検出することができないため、第1の目的地を決定した際に、常に他の目的地を提案した場合には、煩わしく感じることがあるという問題がある。
そこで、本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、ユーザが目的地を設定した際に、適切なタイミングで他の目的地を提案することが可能となるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
前記目的を達成するため請求項1に係るナビゲーション装置は、地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、目的地を入力する目的地入力手段と、ユーザが前記目的地入力手段を操作して目的地を入力する操作状態を検出する操作状態検出手段と、前記操作状態検出手段の検出結果に基づいてユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定する迷い度推定手段と、前記迷い度推定手段を介して推定した前記迷っていた度合いに基づいて前記地図情報から前記目的地と同一ジャンルの他の目的地を抽出して提案する提案手段と、を備えたことを特徴とする。
また、請求項2に係るナビゲーション装置は、請求項1に記載のナビゲーション装置において、前記操作状態検出手段による検出結果を過去の操作履歴として目的地設定毎に順次記憶する操作履歴記憶手段を備え、前記迷い度推定手段は、前記目的地を入力する操作状態の検出結果と前記過去の操作履歴とに基づいてユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定することを特徴とする。
また、請求項3に係るナビゲーション装置は、請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置において、前記操作状態検出手段は、前記目的地の名称を入力する際の各文字を入力するまでの時間を検出することを特徴とする。
更に、請求項4に係るナビゲーション装置は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のナビゲーション装置において、前記提案手段は、前記迷っていた度合いが高くなるに従って前記他の目的地を抽出する件数を増やすことを特徴とする。
前記構成を有する請求項1に係るナビゲーション装置では、ユーザが目的地を入力する操作状態から目的地を決定する迷い度合いを推定して、この推定した迷い度合いに基づいて他の目的地を抽出して提案するため、ユーザが目的地を設定した際に、適切なタイミングで他の目的地を提案することが可能となる。
また、請求項2に係るナビゲーション装置では、目的地を入力する操作状態の検出結果と過去の操作履歴とに基づいて、ユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定するため、ユーザの目的地を入力する操作特性を考慮して推定することが可能となり、迷っていた度合いを更に正確に推定することが可能となる。
また、請求項3に係るナビゲーション装置では、目的地の名称を入力する際の各文字を入力するまでの時間を検出するため、各文字の入力時間からユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定することが可能となる。
更に、請求項4に係るナビゲーション装置では、迷っていた度合いが高くなるに従って他の目的地を抽出する件数を増やすため、迷っていた度合いに合わせて他の目的地の提案件数を増やして選択範囲をより広くすることが可能となる。
以下、本発明に係るナビゲーション装置を具体化した一実施例に基づき図面を参照しつつ詳細に説明する。
[ナビゲーション装置の概略構成]
先ず、本実施例に係るナビゲーション装置の概略構成について図1に基づいて説明する。図1は本実施例に係るナビゲーション装置1を示したブロック図である。
図1に示すように、本実施例に係るナビゲーション装置1は、自車の現在位置を検出する現在地検出処理部11と、各種のデータが記録されたデータ記録部12と、入力された情報に基づいて、各種の演算処理を行うナビゲーション制御部13と、操作者からの操作を受け付ける操作部14と、操作者に対して地図等の情報を表示する液晶ディスプレイ15と、経路案内等に関する音声ガイダンスを出力するスピーカ16と、不図示の道路交通情報センタや地図情報配信センタ等との間で携帯電話網等を介して通信を行う通信装置17と、液晶ディスプレイ15の表面に装着されたタッチパネル18とから構成されている。また、ナビゲーション制御部13には自車の走行速度を検出する車速センサ21が接続されている。
以下に、ナビゲーション装置1を構成する各構成要素について説明すると、現在地検出処理部11は、GPS31、方位センサ32、距離センサ33等からなり、現在の自車の位置、方位、走行距離等を検出することが可能となっている。
また、データ記録部12は、外部記憶装置及び記録媒体としてのハードディスク(図示せず)と、ハードディスクに記憶された地図情報データベース(地図情報DB)25、走行履歴データベース27(走行履歴DB)27、標準操作データベース(標準操作DB)28、操作履歴データベース(操作履歴DB)29及び所定のプログラム等を読み出すとともにハードディスクに所定のデータを書き込む為のドライバである記録ヘッド(図示せず)とを備えている。
また、地図情報DB25には、ナビゲーション装置1の走行案内や経路探索に使用されるナビ地図情報26が格納されている。ここで、ナビ地図情報26には、経路案内及び地図表示に必要な各種情報から構成されており、例えば、各新設道路を特定するための新設道路情報、地図を表示するための地図表示データ、各交差点に関する交差点データ、ノード点に関するノードデータ、道路(リンク)に関するリンクデータ、経路を探索するための探索データ、施設の一種である店舗等のPOI(Pointof Interest)に関する店舗データ、地点を検索するための検索データ等から構成されている。
また、店舗データとしては、各地域のホテル、病院、ガソリンスタンド、駐車場、駅、空港、フェリー乗り場等のPOIに関するデータ(例えば、ジャンル、電話番号、座標位置(例えば、緯度と経度である。)、名称等である。)がPOIを特定するIDとともに記憶されている。また、地図情報DB25の内容は、不図示の地図情報配信センタから通信装置17を介して配信された更新情報をダウンロードすることによって更新される。
また、走行履歴DB27には、過去に走行した経路に関する日時、出発地、目的地に関する店舗データ、走行経路のリンク列データ、出発地から目的地までの旅行時間等の過去の走行履歴に関する情報が時系列的に記憶されている。
また、標準操作DB28には、操作部14を介して目的地の名称等を入力する際の各文字を入力するまでの標準的な入力時間等の情報が格納された後述の標準操作テーブル51(図2参照)が記憶されている。この標準操作テーブル51は、不図示の地図情報配信センタから通信装置17を介して配信された更新情報をダウンロードすることによって更新される。
また、操作履歴DB29には、操作部14を介して過去に目的地の名称等を入力した際の各文字を入力するまでの入力時間等の過去の操作履歴に関する情報が、時系列的に格納された後述の操作履歴テーブル52(図3参照)が記憶されている。
また、図1に示すように、ナビゲーション装置1を構成するナビゲーション制御部13は、ナビゲーション装置1の全体の制御を行う演算装置及び制御装置としてのCPU41、並びにCPU41が各種の演算処理を行うに当たってワーキングメモリとして使用されるとともに、経路が探索されたときの経路データ等が記憶されるRAM42、制御用のプログラムのほか、後述の目的地入力時におけるユーザの迷い度合いを検出して、行き先提案を行う行き先提案処理のプログラム(図4参照)等が記憶されたROM43、ROM43から読み出したプログラムを記憶するフラッシュメモリ44等の内部記憶装置や、時間を計測するタイマ45等を備えている。
更に、前記ナビゲーション制御部13には、操作部14、液晶ディスプレイ15、スピーカ16、通信装置17、タッチパネル18の各周辺装置(アクチュエータ)が電気的に接続されている。
この操作部14は、走行開始時の現在地を修正し、案内開始地点としての出発地及び案内終了地点としての目的地を入力する際や施設に関する情報の検索を行う場合等に操作され、各種のキーや複数の操作スイッチから構成される。そして、ナビゲーション制御部13は、各スイッチの押下等により出力されるスイッチ信号に基づき、対応する各種の動作を実行すべく制御を行う。
また、液晶ディスプレイ15には、現在走行中の地図情報、操作案内、操作メニュー、キーの案内、現在地から目的地までの推奨経路、推奨経路に沿った案内情報、交通情報、ニュース、天気予報、時刻、メール、テレビ番組等が表示される。
また、スピーカ16は、ナビゲーション制御部13からの指示に基づいて、推奨経路に沿った走行を案内する音声ガイダンス等を出力する。ここで、案内される音声ガイダンスとしては、例えば、「200m先、○○交差点を右方向です。」等がある。
また、通信装置17は、地図情報配信センタと通信を行う携帯電話網等による通信手段であり、地図情報配信センタとの間で最もバージョンの新しい更新地図情報等の送受信を行う。また、通信装置17は地図情報配信センタに加えて、道路交通情報センタ等から送信された渋滞情報やサービスエリアの混雑状況等の各情報から成る交通情報を受信する。
また、タッチパネル18は、液晶ディスプレイ15の表面部に装着された透明なパネル状のタッチスイッチであり、液晶ディスプレイ15の画面に表示されたボタンや地図上を押下することによって各種指示コマンドを入力することが可能に構成されている。
次に、標準操作DB28に記憶されて、各文字を入力するまでの標準的な入力時間等の情報が格納された標準操作テーブル51の一例について図2に基づいて説明する。図2は標準操作DB28に記憶される標準操作テーブル51の一例を示す図である。
図2に示すように、一般的なユーザが、各文字を入力するまでの標準的な入力時間等で構成される「標準データ」が格納された標準操作テーブル51は、一般的なユーザが、目的地の名称等を入力する際の各文字を入力するまでの平均入力時間を表す「平均入力時間」と、一般的なユーザが、各文字を入力するまでの入力時間の平均入力時間に対するバラツキ具合を表す「標準偏差」とから構成されている。
また、「平均入力時間」には、1文字目を入力するまでの平均時間を表す「1文字目入力までの平均時間」、2文字目を入力するまでの平均時間を表す「2文字目入力までの平均時間」、3文字目を入力するまでの平均時間を表す「3文字目入力までの平均時間」、・・・、液晶ディスプレイ15に表示されたOKボタン等の決定ボタンを押下するまでの平均時間を表す「決定ボタン入力までの平均時間」から構成されている。
また、「標準偏差」には、1文字目入力時間の当該1文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「1文字目入力までの時間の標準偏差」、2文字目入力時間の当該2文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「2文字目入力までの時間の標準偏差」、3文字目入力時間の当該3文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「3文字目入力までの時間の標準偏差」、・・・、液晶ディスプレイ15に表示されたOKボタン等の決定ボタンを押下するまでの時間の当該決定ボタンを押下するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「決定ボタン入力までの時間の標準偏差」から構成されている。
次に、操作履歴DB29に記憶されて、操作部14を介して過去に目的地の名称等を入力した際の各文字を入力するまでの入力時間等の過去の操作履歴に関する情報が、時系列的に格納された操作履歴テーブル52の一例について図3に基づいて説明する。図3は操作履歴DB29に記憶される操作履歴テーブル52の一例を示す図である。
図3に示すように、過去に目的地の名称等を入力した際の操作履歴に関する操作履歴データが記憶された操作履歴テーブル52は、過去にユーザが操作部14を介して各文字を入力した入力時間の履歴データから算出された「平均入力時間」と、ユーザが操作部14を介して各文字を入力した入力時間の平均入力時間に対するバラツキ具合を表す「標準偏差」と、当該操作履歴テーブル52に記憶された履歴データの個数Nを表す「データ数」と、時系列的に記憶された過去にユーザが目的地の名称等を入力した際の操作データである「データ1」、「データ2」、・・・「データN」とから構成されている。
また、「データ1」、「データ2」、・・・「データN」から算出された「平均入力時間」には、1文字目を入力するまでの平均時間を表す「1文字目入力までの平均時間」、2文字目を入力するまでの平均時間を表す「2文字目入力までの平均時間」、3文字目を入力するまでの平均時間を表す「3文字目入力までの平均時間」、・・・、液晶ディスプレイ15に表示されたOKボタン等の決定ボタンを押下するまでの平均時間を表す「決定ボタン入力までの平均時間」が記憶されている。
また、「データ1」、「データ2」、・・・「データN」から算出された「標準偏差」には、1文字目入力時間の当該1文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「1文字目入力までの時間の標準偏差」、2文字目入力時間の当該2文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「2文字目入力までの時間の標準偏差」、3文字目入力時間の当該3文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「3文字目入力までの時間の標準偏差」、・・・、液晶ディスプレイ15に表示されたOKボタン等の決定ボタンを押下するまでの時間の当該決定ボタンを押下するまでの平均時間に対する標準偏差σを表す「決定ボタン入力までの時間の標準偏差」が記憶されている。
また、「データ1」、「データ2」、・・・、「データN」には、ユーザが操作部14を介して入力した1文字目を入力するまでの時間を表す「1文字目入力までの時間」、2文字目を入力するまでの時間を表す「2文字目入力までの時間」、3文字目を入力するまでの時間を表す「3文字目入力までの時間」、・・・、液晶ディスプレイ15に表示されたOKボタン等の決定ボタンを押下するまでの時間を表す「決定ボタン入力までの時間」が、それぞれ記憶されている。
尚、「データ数」の個数Nが所定値(例えば、100個である。)を超えた場合には、「データ1」、「データ2」、・・・、「データN」のうちの最も古い「データ1」を削除して、「データ2」〜「データN」を1個ずつ繰り上げて記憶し、最新のユーザが操作部14を介して各文字を入力した入力時間を「データN」として記憶するようにしてもよい。これにより、操作履歴DB29の記憶容量の小型化を図ることが可能となる。
[行き先提案処理]
次に、上記のように構成されたナビゲーション装置1のCPU41が実行する処理であって、目的地の入力時におけるユーザの迷い度合いを検出して、行き先提案を行う行き先提案処理について図4及び図5に基づいて説明する。
図4は本実施例に係るナビゲーション装置1のCPU41が実行する処理であって、目的地を入力された際に、行き先提案を行う行き先提案処理を示すメインフローチャートである。図5は図4の「迷い度算出処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
尚、図4にフローチャートで示されるプログラムはナビゲーション装置1のナビゲーション制御部13が備えているROM43に記憶されており、操作部14を介して目的地の名称等の入力が開始された際に、CPU41により実行される。
図4に示すように、先ず、ステップ(以下、Sと略記する)11において、CPU41は、目的地の名称等の入力が開始された時刻をタイマ45を介して取得し、RAM42に記憶する。そして、CPU41は、ユーザによる操作部14の目的地の名称等を入力する50音キーや英数字キーの押下や、目的地の名称等の決定指示コマンドを入力する液晶ディスプレイ15の画面に表示された決定ボタンの押下等の入力操作の内容と、その入力時刻をタイマ45を介して取得し、RAM42に記憶する。
続いて、S12において、CPU41は、タッチパネル18を介して液晶ディスプレイ15の画面に表示された決定ボタンが押下されたか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、タッチパネル18を介して液晶ディスプレイ15の画面に表示された決定ボタンが押下されていないと判定した場合には(S12:NO)、CPU41は、再度S11以降の処理を実行する。
一方、タッチパネル18を介して液晶ディスプレイ15の画面に表示された決定ボタンが押下されたと判定した場合には(S12:YES)、CPU41は、S13の処理に移行する。S13において、操作部14の50音キーや英数字キーの押下や、液晶ディスプレイ15の画面に表示された決定ボタンの押下等の各入力操作毎の入力内容と、その入力時刻の記録を終了する。また、CPU41は、操作部14を介して入力された当該目的地のジャンルや目的等の店舗データをRAM42に記憶する。
そして、S14において、CPU41は、操作履歴テーブル52の「データ数」から「N」を読み出すと共に、目的地の名称等の入力が開始されてから決定ボタンが押下されるまでの各入力操作毎の入力時間をRAM42から読み出し、各操作毎の所要時間を算出して、操作履歴テーブル52にデータ(N+1)として記憶する。その後、CPU41は、この操作履歴テーブル52の「データ数」、「平均入力時間」、「標準偏差」の各データを更新する。
具体的には、CPU41は、目的地の名称等の1文字目入力までの時間(例えば、0.9秒である。)、2文字目入力までの時間(例えば、0.7秒である。)、3文字目入力までの時間(例えば、0.8秒である。)、・・・、決定ボタン入力までの時間(例えば、0.8秒である。)をRAM42から読み出し、これらのデータを(N+1)番目のデータ、つまり、データ(N+1)として操作履歴テーブル52に記憶する。
また、CPU41は、操作履歴テーブル52から「データ数」を読み出し、「1」加算して再度操作履歴テーブル52に記憶する。
また、CPU41は、操作履歴テーブル52に記憶された「データ1」、「データ2」、・・・「データN」、「データN+1」から1文字目を入力するまでの平均時間、2文字目を入力するまでの平均時間、3文字目を入力するまでの平均時間、・・・、決定ボタンを押下するまでの平均時間を順次算出し、操作履歴テーブル52の「平均入力時間」の対応する各データと置き換えて記憶し、更新する。
更に、CPU41は、操作履歴テーブル52に記憶された「データ1」、「データ2」、・・・「データN」、「データN+1」から1文字目入力時間の当該1文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σ、2文字目入力時間の当該2文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σ、3文字目入力時間の当該3文字目を入力するまでの平均時間に対する標準偏差σ、・・・、決定ボタンを押下するまでの時間の当該決定ボタンを押下するまでの平均時間に対する標準偏差σを順次算出し、操作履歴テーブル52の「標準偏差」の対応する各データと置き換えて記憶し、更新する。
続いて、S15において、CPU41は、操作履歴テーブル52の「データ数」を読み出し、所定個数以上(例えば、100個以上である。)であるか否か、つまり、ユーザの目的地を入力する際の迷い度合いを検出するために必要な個数の操作データが、操作履歴テーブル52に記憶されているか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、操作履歴テーブル52の「データ数」を読み出し、所定個数以上である場合には(S15:YES)、CPU41は、S16の処理に移行する。S16において、CPU41は、操作履歴テーブル52から「平均入力時間」と「標準偏差」の各データを読み出し、RAM42に記憶後、S18の処理に移行する。
一方、操作履歴テーブル52の「データ数」を読み出し、所定個数未満の場合には(S15:NO)、CPU41は、S17の処理に移行する。S17において、CPU41は、標準操作テーブル51から「平均入力時間」と「標準偏差」の各データを読み出し、RAM42に記憶後、S18の処理に移行する。
続いて、S18において、CPU41は、後述の「迷い度算出処理」のサブ処理(図5参照)を実行後、S19の処理に移行する。
S19において、CPU41は、「迷い度算出処理」のサブ処理で算出したユーザの目的地を入力する際の迷い度合いを表す「迷い度M」をRAM42から読み出し、この「迷い度M」が「0」か否か、つまり、ユーザが迷っていないか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、迷い度Mが「0」の場合、つまり、ユーザが迷っていないと判定した場合には(S19:YES)、CPU41は、S20の処理に移行する。S20において、CPU41は、操作部14を介して入力された目的地を行き先としてRAM42に記憶後、当該処理を終了する。
一方、迷い度Mが「1」以上の場合、つまり、ユーザが迷っていると判定した場合には(S19:NO)、CPU41は、S21の処理に移行する。S21において、CPU41は、「迷い度M」をRAM42から再度読み出し、この「迷い度M」が増加するに従って行き先の提案数が増えるように、当該行き先の提案数を表す「行き先提案数V」を設定してRAM42に記憶する。
例えば、CPU41は、「迷い度M」の2倍の数値を「行き先提案数V」としてRAM42に記憶する。従って、迷い度Mが「1」の場合には、CPU41は、「行き先提案数V」に「2」を代入してRAM42に記憶する。また、「迷い度M」が「2」の場合には、CPU41は、「行き先提案数V」に「4」を代入してRAM42に記憶する。
そして、S22において、CPU41は、RAM42から「行き先提案数V」を読み出し、当該「行き先提案数V」を提案する目的地の提案件数とする。そして、CPU41は、上記S13において記憶した当該目的地のジャンルと同じジャンルであり、且つ、到着時刻がほぼ同じになる過去に走行した目的地を走行履歴DB27に記憶される過去の走行履歴から新しい順に当該提案件数分抽出する。その後、CPU41は、液晶ディスプレイ15にユーザが入力した当該目的地と共に、この抽出した各目的地を表示する。
尚、ユーザが入力した当該目的地のジャンルと同じジャンルであり、且つ、到着時刻がほぼ同じになる過去に走行した目的地を走行履歴DB27に記憶される過去の走行履歴から当該提案件数分抽出できない場合には、CPU41は、ナビ地図情報26から当該目的地のジャンルと同じジャンルであり、且つ、到着時刻がほぼ同じになる施設を当該提案件数分になるまで抽出する。
続いて、S23において、CPU41は、液晶ディスプレイ15に表示した複数の目的地からタッチパネル18を介して押下されて選択された目的地を行き先としてRAM42に記憶後、当該処理を終了する。
次に、上記S18で、CPU41が実行する「迷い度算出処理」のサブ処理について図5に基づいて説明する。
図5に示すように、先ず、S111において、CPU41は、RAM42から「迷い合計値」を読み出し、「0」を代入して、再度RAM42に記憶する。
そして、S112において、CPU41は、操作履歴テーブル52に記憶したデータ(N+1)の全ての入力の各入力時間から、一番目の入力までの入力時間を読み出してRAM42に記憶する。つまり、CPU41は、データ(N+1)の「1文字目入力までの時間」を読み出し、この時間を「入力までの時間」としてRAM42に記憶する。
続いて、S113において、CPU41は、上記S16又はS17で記憶した「平均入力時間」から一番目の入力までの平均入力時間を読み出してRAM42に記憶する。つまり、CPU41は、「平均入力時間」の「1文字目入力までの平均時間」を読み出し、この時間を「入力までの平均時間」としてRAM42に記憶する。
その後、S114において、CPU41は、上記S16又はS17で記憶した「標準偏差」から一番目の入力までの時間の標準偏差を読み出してRAM42に記憶する。つまり、CPU41は、「標準偏差」の「1文字目入力までの時間の標準偏差」を読み出し、この時間を「入力までの時間の標準偏差」としてRAM42に記憶する。
そして、S115において、CPU41は、「入力までの時間」から「入力までの平均時間」を引き算し、この引き算した値を「入力までの時間の標準偏差」で割り算して、絶対値をとる。続いて、CPU41は、RAM42から「迷い合計値」を読み出し、「迷い合計値」にこの絶対値を加算して、再度RAM42に記憶する。
続いて、上記S115の処理を実行後、CPU41は、データ(N+1)に迷い合計値を算出していない入力の入力時間があるか否かを判定する判定処理を実行する。つまり、CPU41は、データ(N+1)の「決定ボタン入力までの時間」について迷い合計値を算出したか否かを判定する判定処理を実行する。
そして、データ(N+1)の「決定ボタン入力までの時間」について迷い合計値を算出していないと判定した場合には、CPU41は、データ(N+1)の次の入力までの入力時間、上記S16又はS17で記憶した「平均入力時間」の次の入力までの平均入力時間、及び、上記S16又はS17で記憶した「標準偏差」の次の入力までの時間の標準偏差についてS112移行のループを実行する。
尚、データ(N+1)の次の入力までの入力時間が「決定ボタン入力までの時間」の場合には、S113において、CPU41は、「平均入力時間」の「決定ボタン入力までの平気時間」を読み出し、この時間を「入力までの平均時間」としてRAM42に記憶する。また、S114において、CPU41は、「標準偏差」の「決定ボタン入力までの時間の標準偏差」を読み出し、この時間を「入力までの時間の標準偏差」としてRAM42に記憶する。
一方、データ(N+1)の「決定ボタン入力までの時間」について迷い合計値を算出したと判定した場合には、CPU41は、当該ループを終了して、S116の処理に移行する。
S116において、CPU41は、「迷い合計値」をRAM42から読み出し、この「迷い合計値」を当該データ(N+1)の「1文字目までの入力時間」から「決定ボタン入力まで時間」までのデータ数で割り算し、つまり、この「迷い合計値」を当該データ(N+1)の入力回数で割り算した後、この割り算した値を超えない整数値を算出して「迷い度M」としてRAM42に記憶後、当該サブ処理を終了して、メインフローチャートに戻り、S19の処理に移行する。
[上記実施例の効果]
以上詳細に説明した通り、本実施例に係るナビゲーション装置1では、CPU41は、ユーザが目的地の名称を入力する各操作の入力までの時間をデータ(N+1)として操作履歴テーブル52に記憶する。そして、CPU41は、データ(N+1)の各入力までの時間と、操作履歴テーブル52の「平均入力時間」と「標準偏差」、又は、標準操作テーブル51の「平均入力時間」と「標準偏差」とから「迷い度M」を算出する。続いて、「迷い度M」が「0」の場合には、CPU41は、ユーザは目的地を迷っていないと判定して、当該目的地を行き先として設定する。
一方、「迷い度M」が「1」以上の場合には、CPU41は、ユーザは目的地を迷っていると判定して、この「迷い度M」が増加するに従って行き先の提案件数を多くなるように設定する。そして、CPU41は、走行履歴DB27に記憶される過去の走行履歴や、ナビ地図情報26から当該目的地のジャンルと同じジャンルであり、且つ、到着時刻がほぼ同じになる施設を当該提案件数分になるまで抽出して、液晶ディスプレイ15に表示する。続いて、この液晶ディスプレイ15に表示した複数の目的地から選択された目的地を行き先として設定する。
これにより、CPU41は、ユーザが目的地の名称を入力する各操作状態から「迷い度M」を算出して、この「迷い度M」の数値からユーザの目的地を決定する迷い度合いを推定することが可能となる。そして、CPU41は、この推定した迷い度合いに基づいて走行履歴DB27に記憶される過去の走行履歴や、ナビ地図情報26から他の目的地を抽出して提案するため、ユーザが目的地を設定した際に、適切なタイミングで他の目的地を提案することが可能となる。
また、CPU41は、操作履歴テーブル52の「データ数」が所定個数以上(例えば、100個以上である。)の場合には、操作履歴テーブル52から「平均入力時間」と「標準偏差」の各データを読み出して、「迷い度M」を算出して、ユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定する。これにより、CPU41は、ユーザの目的地を入力する操作特性を考慮して、ユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定することが可能となり、迷っていた度合いを更に正確に推定することが可能となる。
また、CPU41は、「迷い度M」が増加するに従って行き先の提案数を増やす、つまり、ユーザの迷っていた度合いが高くなるに従って他の目的地を抽出する件数を増やすため、ユーザの迷っていた度合いに合わせて他の目的地の提案件数を増やして選択範囲をより広くすることが可能となる。
尚、本発明は前記実施例に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内で種々の改良、変形が可能であることは勿論である。
本実施例に係るナビゲーション装置を示したブロック図である。 標準操作DBに記憶される標準操作テーブルの一例を示す図である。 操作履歴DBに記憶される操作履歴テーブルの一例を示す図である。 本実施例に係るナビゲーション装置のCPUが実行する処理であって、目的地を入力された際に、行き先提案を行う行き先提案処理を示すメインフローチャートである。 図4の「迷い度算出処理」のサブ処理を示すサブフローチャートである。
符号の説明
1 ナビゲーション装置
11 現在地検出処理部
12 データ記録部
13 ナビゲーション制御部
14 操作部
15 液晶ディスプレイ
18 タッチパネル
25 地図情報DB
27 走行履歴DB
28 標準操作DB
29 操作履歴DB
41 CPU
42 RAM
43 ROM
51 標準操作テーブル
52 操作履歴テーブル

Claims (4)

  1. 地図情報を記憶する地図情報記憶手段と、
    目的地を入力する目的地入力手段と、
    ユーザが前記目的地入力手段を操作して目的地を入力する操作状態を検出する操作状態検出手段と、
    前記操作状態検出手段の検出結果に基づいてユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定する迷い度推定手段と、
    前記迷い度推定手段を介して推定した前記迷っていた度合いに基づいて前記地図情報から前記目的地と同一ジャンルの他の目的地を抽出して提案する提案手段と、
    を備えたことを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記操作状態検出手段による検出結果を過去の操作履歴として目的地設定毎に順次記憶する操作履歴記憶手段を備え、
    前記迷い度推定手段は、前記目的地を入力する操作状態の検出結果と前記過去の操作履歴とに基づいてユーザが目的地を決定することを迷っていた度合いを推定することを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記操作状態検出手段は、前記目的地の名称を入力する際の各文字を入力するまでの時間を検出することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のナビゲーション装置。
  4. 前記提案手段は、前記迷っていた度合いが高くなるに従って前記他の目的地を抽出する件数を増やすことを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011203244A (ja) * 2010-03-03 2011-10-13 Denso Corp ナビゲーション装置およびナビゲーション装置用のプログラム
JP2016176747A (ja) * 2015-03-19 2016-10-06 カシオ計算機株式会社 ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びプログラム

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