JP5304934B2 - 真空ポンプの運転方法及び半導体装置の製造方法 - Google Patents

真空ポンプの運転方法及び半導体装置の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、真空ポンプの運転方法及び半導体装置の製造方法に関する。
半導体装置を製造する際には、例えば、CVD(Chemical Vapor Deposition、化学気相堆積)装置やエッチング装置等の様々な半導体製造装置が用いられる。
半導体製造装置の処理室(真空チャンバ)には、成膜やエッチング等の処理を行うための処理用ガスが導入される。半導体製造装置の処理室の排気口には、排気装置が接続される。半導体製造装置において成膜やエッチング等の処理が行われる際には、排気装置により半導体製造装置の処理室から排気が行われる。
特開2003−90287号公報 特開2000−87852号公報
しかしながら、従来の半導体製造装置においては、排気装置の真空ポンプの内部に反応生成物が付着してしまう場合があった。真空ポンプの内部に反応生成物が付着すると、真空ポンプの停止を招いてしまう虞がある。
本発明の目的は、反応生成物の付着を抑制し得る真空ポンプの運転方法及び半導体装置の製造方法を提供することにある。
実施形態の一観点によれば、吸気口と排気口とを有するケーシングと、前記吸気口と前記排気口との間の前記ケーシングの内部空間内に設けられたロータと、前記ロータを回転させるモータとを有する真空ポンプの運転方法であって、加熱されたパージガスを、前記内部空間に達する孔を介して前記内部空間内に導入しながら運転を行うことを特徴とする真空ポンプの運転方法が提供される。
実施形態の他の観点によれば、処理室内に半導体基板を配置する工程と、前記処理室内に処理用ガスを導入し、前記半導体基板の上方に形成された被処理膜を前記処理用ガスにより処理する工程と、前記被処理膜を処理する際に生じた前記処理室内の生成ガスを真空ポンプにより排気する工程とを含み、前記生成ガスを排気する工程では、前記真空ポンプのケーシングの内部空間に、前記ケーシングに形成された孔を介して、前記処理用ガスの固化温度より高温に加熱されたパージガスが導入されることを特徴とする半導体装置の製造方法が提供される。
開示の真空ポンプの運転方法及び半導体装置の製造方法によれば、ケーシングの内部空間内が過度に冷却されるのを防止することができ、真空ポンプのケーシングの内部空間内に反応生成物が付着するのを防止することができる。
[一実施形態]
一実施形態による真空ポンプの運転方法及び半導体装置の製造方法を図1及び図2を用いて説明する。図1は、本実施形態による半導体製造システムを示す概略図である。
図1に示すように、本実施形態による半導体製造システムは、半導体製造装置10と、半導体製造装置10に接続された排気装置12と、排気装置12に接続されたガス除害装置14とを有している。
半導体製造装置10の処理室(真空チャンバ)16内には、半導体基板(図示せず)が配置される。半導体基板の上方に形成された被処理膜等を処理する際等には、半導体製造装置10の処理室16内に、処理用ガスが導入される。例えば、成膜処理を行う場合には、処理用ガスである原料ガス等が処理室16内に導入される。また、エッチング処理を行う場合には、処理用ガスであるエッチングガス等が処理室16内に導入される。半導体基板上に形成されたアルミニウム膜等をエッチングする際には、例えば塩素等を含むエッチングガスが処理用ガスとして処理室16内に導入される。被処理膜等を処理する際等に生じた処理室16内のガス(生成ガス、排出ガス)は、排気装置12により排気される。例えば、塩素を含むエッチングを用いてアルミニウム膜をエッチングした場合には、アルミニウムや塩素等を含むガスが処理室16の排気口18から排出される。
排気装置12は、半導体製造装置10の処理室16の排気を行うためのものである。排気装置12は、例えばブースターポンプ20とメインポンプ(真空ポンプ)22とを有している。ブースターポンプ20の吸気口23は、配管24を介して処理室16の排気口18に接続されている。ブースターポンプ20の排気口26は、配管28を介してメインポンプ22の吸気口30に接続されている。
メインポンプ22としては、例えば多段ルーツ式のメインポンプが用いられている。
メインポンプ22のケーシング32には、吸気口30と排気口34とが形成されている。吸気口30と排気口34との間のケーシング32の内部空間36内には、ロータ38が設けられている。かかる内部空間36は、吸気口30から導入され排気口34から排出されるガスの流路でもある。
ロータ38は、複数段に亘って設けられている。ロータ38は、シャフト40により支持されている。シャフト40は、軸受42a、42bにより支持されている。シャフト40は、モータ44に取り付けられている。モータ44は、シャフト40を回転させることにより、ロータ38を駆動する。
ケーシング32には、吸気口30と排気口34との間の内部空間36に達する孔46が形成されている。かかる孔46は、ケーシング32の内部空間36内にパージガス(希釈ガス)を直接導入するためのものである。パージガスとしては、例えば不活性ガスが用いられる。かかる不活性ガスとしては、例えば窒素ガスが用いられる。ケーシング32には、孔46が例えば複数形成されている。孔46には、配管48が接続されている。配管48は、パージガスを加熱する加熱器(加熱手段)50に接続されている。ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入されるパージガスは、ケーシング32の吸気口30から導入されるガスを希釈し、ケーシング32の内部が腐食するのを防止するためのものである。パージガスは、加熱器50により加熱される。加熱器50により加熱されたパージガスは、配管48及び孔46を介してケーシング32の内部空間36内に導入される。
ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入されるパージガスの温度は、ケーシング32の吸気口30から導入されるガスの固化温度より高く設定することが好ましい。即ち、ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入されるパージガスの温度は、半導体製造装置10の処理室16の排気口18から排出されるガス(処理用ガス)の固化温度より高く設定することが好ましい。ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入されるパージガスの温度を、ケーシング32の吸気口30から導入されるガス(処理用ガス)の固化温度より高く設定するのは、以下のような理由によるものである。
ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入されるパージガスの温度が、ケーシング32の吸気口30から導入されるガス(処理用ガス)の固化温度より低い場合には、吸気口30から導入されるガスの温度が孔46の近傍において固化温度より低くなる虞がある。吸気口30から導入されるガスの温度が孔46の近傍において固化温度より低くなった場合には、ケーシング32の内部空間36内に反応生成物が付着してしまう虞がある。ケーシング32の内部空間36内に反応生成物が付着すると、メインポンプ22が停止してしまう要因となる。
ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入されるパージガスの温度を、吸気口30から導入されるガス(処理用ガス)の固化温度より高く設定すれば、吸気口30から導入されるガスの温度がケーシング32の内部空間36内において固化温度より低くなるのを防止することが可能となる。これにより、ケーシング32の内部空間36内に反応生成物が付着するのを防止することができ、ひいてはメインポンプ22が停止してしまうのを防止することが可能となる。
このような理由により、本実施形態では、ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入されるパージガスの温度を、ケーシング32の吸気口30を介して導入されるガス(処理用ガス)の固化温度より高く設定している。
図2は、昇華曲線を示すグラフである。図2において、横軸は温度を示しており、縦軸は圧力を示している。■はNHClの昇華曲線を示しており、●はAlClの昇華曲線を示しており、▲は(NHSiFの昇華曲線を示しており、▼はTEOS(Tetra Ethyl Ortho Silicate)の昇華曲線を示している。
図2から分かるように、物質の昇華温度は、物質の種類及び圧力によって異なっている。従って、処理室16から排出されるガスの種類及び内部空間36内の圧力に応じて、孔46を介して内部空間36内に導入するパージガスの温度を適宜設定すればよい。
図2から分かるように、反応生成物が例えばAlClの場合には、ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入するパージガスの温度は例えば100〜180℃程度とする。
なお、ここでは、ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入するパージガスの温度を、吸気口30から導入されるガスの固化温度より高く設定する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。例えば、ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入するパージガスの温度を、吸気口30から導入されるガスの固化温度より高く設定しなくてもよい。後述するように、メインポンプ22の排気口34側の圧力、即ち、メインポンプ22の背圧を比較的高く設定すれば、ケーシング32内でガスが圧縮される際に生じる圧縮熱により、ケーシング32内の温度が上昇する。かかる圧縮熱によりケーシング32内の温度が上昇すれば、吸気口30から導入されるガスの固化温度より低い温度のパージガスを、孔46を介して内部空間36内に導入した場合であっても、反応生成物の生成を防止し得る。従って、ケーシング32の内部空間36の温度が吸気口30から導入されるガスの固化温度より高い温度になるように、孔46を介して内部空間36内に導入するパージガスの温度やメインポンプ22の排気口34側の圧力(背圧)を適宜設定すればよい。
ガス除害装置14は、排気装置12から排出されるガスを無害化するためのものである。ガス除害装置14のポンプ52の吸気口54は、配管56を介して排気装置12のメインポンプ22の排気口34に接続されている。ポンプ52としては、例えば水封式のポンプが用いられている。
配管56には、配管56内に希釈ガス(パージガス)を供給するための配管58が接続されている。希釈ガスとしては、例えば不活性ガスが用いられる。かかる不活性ガスとしては、例えば窒素ガスが用いられる。配管56内に配管58を介して導入される希釈ガスは、排気装置12から排出されるガス(排出ガス)を希釈し、排気装置12から排出されるガスにより配管58やガス除害装置14の内部が腐食するのを防止するためのものである。
ポンプ52には、ポンプ52の回転数を制御する回転制御手段64が接続されている。回転制御手段64としては、例えばインバータが用いられる。インバータ64は、ポンプ52に供給される電源の周波数を制御する。ポンプ52の回転数は、ポンプ52に供給される電源の周波数に応じて変化する。ポンプ52に供給する電源の周波数を定常周波数より低く設定すれば、ポンプ52の回転数は定常回転数より低くなる。一方、ポンプ52に供給する電源の周波数を定常周波数より高く設定すれば、ポンプ52の回転数は定常周波数より高くなる。ポンプ52の回転数を定常回転数より小さく設定すれば、メインポンプ22の排気口34側の圧力、即ち、メインポンプ22の背圧は比較的高くなる。一方、ポンプ52の回転数を定常回転数より大きく設定すれば、メインポンプ22の排気口34側の圧力、即ち、メインポンプ22の背圧は比較的低くなる。このように、ポンプ52の回転数を制御することにより、メインポンプ22の背圧を制御することが可能である。
メインポンプ22の背圧を比較的大きく設定すると、ケーシング32内においてガスが圧縮される際に生じる圧縮熱が比較的大きくなる。一方、メインポンプ22の背圧を比較的小さく設定すると、ケーシング32内においてガスが圧縮される際に生じる圧縮熱が比較的小さくなる。
上述したように、ガスが圧縮される際に生じる圧縮熱によりケーシング32内の温度が上昇すれば、吸気口30から導入されるガスの固化温度より低い温度のパージガスを内部空間36内に導入した場合であっても、反応生成物の生成を防止し得る。従って、ケーシング32の内部空間36内に孔46を介して導入するパージガスの温度は、上述したように、吸気口30から導入されるガスの固化温度より必ずしも高く設定しなくてもよい。ケーシング32の内部空間36の温度が吸気口30から導入されるガスの固化温度より高い温度になるように、孔46を介して内部空間36内に導入するパージガスの温度とメインポンプ22の排気口34側の圧力(背圧)とを適宜設定すればよい。
なお、ここでは、メインポンプ22の背圧を制御する場合を例に説明したが、必ずしもメインポンプ22の背圧を制御しなくてもよい。孔46を介してケーシング32の内部空間36内に導入されるパージガスの温度を十分に高く設定すれば、メインポンプ22の背圧を高めに設定しなくても、ケーシング32の内部空間36の温度を吸気口30から導入されるガスの固化温度より高くし得る。従って、孔46を介してケーシング32の内部空間36内に導入されるパージガスの温度を十分に高く設定すれば、メインポンプ22の背圧を制御しなくても、ケーシング32内に反応生成物が生じるのを抑制することが可能である。
ガス除害装置14のポンプ52の排気口60は、配管62を介して例えば工場の排気設備に接続されている。
(評価結果)
次に、本実施形態による真空ポンプの運転方法の評価結果について説明する。
まず、ガス除害装置14のポンプ52の回転数を定常回転数である1800rpmに設定したところ、メインポンプ22の排気口34の圧力は13kPa程度であった。この際、ケーシング32の中央部の温度は、70℃程度であった。
これに対し、ガス除害装置14のポンプ52の回転数を定常回転数より低い1200rpmに設定したところ、メインポンプ22の排気口34の圧力は26kPa程度であった。この際、ケーシング32の中央部の温度は、120℃程度であった。
このことから、メインポンプ22の排気口34の圧力、即ち、メインポンプ22の背圧を制御することにより、ケーシング32の温度を制御し得ることが分かる。
このように、本実施形態によれば、真空ポンプ22のケーシング32の内部空間36内に加熱したパージガスを導入するため、ケーシング32の内部空間36内が過度に冷却されるのを防止することができる。また、本実施形態によれば、真空ポンプ22の背圧を制御することにより、真空ポンプ22内においてガスが圧縮される際に生じる圧縮熱を制御することができる。このため、本実施形態によれば、真空ポンプ22のケーシング32の内部空間36内の温度が処理室16から排出されるガスの固化温度より低くなるのを防止することができる。従って、本実施形態によれば、真空ポンプ22のケーシング32の内部空間36内に反応生成物が付着するのを防止することができ、真空ポンプ22が停止してしまうのを防止することができる。
(変形例)
次に、本実施形態の変形例による真空ポンプの運転方法について図3を用いて説明する。図3は、本変形例による半導体製造システムを示す概略図である。
本変形例による真空ポンプの運転方法は、排気装置12aのメインポンプ22aとしてスクリュー式のメインポンプが用いられていることに特徴がある。
図3に示すように、本変形例では、排気装置12aのメインポンプ(真空ポンプ)22aとして、スクリュー式のメインポンプが用いられている。
メインポンプ22aのケーシング32aには、吸気口30aと排気口34aとが形成されている。メインポンプ22aの吸気口30aは、配管28を介してブースターポンプ20の排気口26に接続されている。吸気口30aと排気口34aとの間のケーシング32aの内部空間36a内には、スクリュー型のロータ38aが設けられている。かかる内部空間36aは、吸気口30aから導入され排気口34aから排出されるガスの流路でもある。ロータ38aは、シャフト40aにより支持されている。シャフト40aは、軸受42c、42cにより支持されている。シャフト40aは、モータ44aに取り付けられている。モータ44aは、シャフト40aを回転させることにより、ロータ38aを駆動する。
ケーシング32aには、吸気口30aと排気口34aとの間の内部空間36aに達する孔46aが形成されている。かかる孔46aは、ケーシング32aの内部空間36a内にパージガス(希釈ガス)を導入するためのものである。孔46aには、配管48が接続されている。配管48は、パージガスを加熱する加熱器(加熱手段)50に接続されている。パージガスとしては、例えば不活性ガスが用いられる。かかる不活性ガスとしては、例えば窒素ガスが用いられる。ケーシング32aの内部空間36a内に孔46aを介して導入されるパージガスは、処理室16から排出されるガス(排出ガス)を希釈し、処理室16から排出されるガスによりケーシング32aの内部が腐食するのを防止するためのものである。パージガスは、加熱器50により加熱される。加熱器50により加熱されたパージガスは、配管48及び孔46aを介してケーシング32aの内部空間36a内に導入される。
ガス除害装置14のポンプ52の吸気口54は、配管56を介して排気装置12aのメインポンプ22aの排気口34aに接続されている。
このように、メインポンプ22aはスクリュー式のメインポンプであってもよい。本実施形態においても、真空ポンプ22aの内部空間36a内に反応生成物が付着するのを防止することができ、真空ポンプ22aが停止しるのを防止することができる。
[変形実施形態]
上記実施形態に限らず種々の変形が可能である。
例えば、上記実施形態では、メインポンプ22、22aが多段ルーツ式又はスクリュー式のメインポンプである場合を例に説明したが、メインポンプ22、22aは他の方式のメインポンプでもよい。
また、上記実施形態では、メインポンプ22、22aの排気口34、34aの圧力をガス除害装置14のポンプ52により制御する場合を例に説明したが、排気口34、34aの圧力を制御する手段は、ガス除害装置14のポンプ52に限定されるものではない。メインポンプ22、22aの排気口34、34aの圧力は、他のあらゆる装置のポンプ等により適宜制御することが可能である。
また、上記実施形態では、回転制御手段64としてインバータを用いる場合を例に説明したが、回転制御手段64はインバータに限定されるものではない。また、上記実施形態では、ポンプ52に供給する電源の周波数を制御することによりポンプ52の回転数を制御する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。他のあらゆる手法によりポンプ52の回転数を制御してもよい。
また、上記実施形態では、ポンプ52の回転数を制御することにより排気装置12、12aの排気口34、34a側の圧力を制御する場合を例に説明したが、これに限定されるものではない。他のあらゆる手法により、排気装置12、12aの排気口34、34a側の圧力を適宜制御してもよい。
一実施形態による半導体製造システムを示す概略図である。 昇華曲線を示すグラフである。 一実施形態の変形例による半導体製造システムを示す概略図である。
10…半導体製造装置
12、12a…排気装置
14…ガス除害装置
16…処理室、真空チャンバ
18…排気口
20…ブースターポンプ
22、22a…メインポンプ、真空ポンプ
23…吸気口
24…配管
26…排気口
28…配管
30、30a…吸気口
32、32a…ケーシング
34…排気口
36、36a…内部空間、流路
38、38a…ロータ
40、40a…シャフト
42a〜42c…軸受
44、44a…モータ
46、46a…孔
48…配管
50…加熱器
52…ポンプ
54…吸気口
56…配管
58…配管
60…排気口
62…配管
64…回転制御手段

Claims (4)

  1. 吸気口と排気口とを有するケーシングと、前記吸気口と前記排気口との間の前記ケーシングの内部空間内に設けられたロータと、前記ロータを回転させるモータとを有する真空ポンプの運転方法であって、
    前記吸気口から前記ケーシング内に導入されるガスの固化温度より前記内部空間内の温度が高くなるように、前記内部空間に達する孔を介して前記内部空間内に導入するパージガスの温度及び前記排気口側の圧力を制御しながら運転を行う
    ことを特徴とする真空ポンプの運転方法。
  2. 請求項1記載の真空ポンプの運転方法において、
    前記排気口に接続された他のポンプの回転数を制御することにより、前記排気口側の圧
    力を制御する
    ことを有することを特徴とする真空ポンプの運転方法。
  3. 吸気口と排気口とを有するケーシングと、前記吸気口と前記排気口との間の前記ケーシングの内部空間内に設けられたロータと、前記ロータを回転させるモータとを有する真空ポンプと、
    前記真空ポンプに接続し、半導体基板を処理する処理室と、
    を用いた半導体装置の製造方法であって、
    前記処理室内に前記半導体基板を配置する工程と、
    前記処理室内に処理用ガスを導入し、前記半導体基板の上方に形成された被処理膜を前記処理用ガスにより処理する工程と、
    前記被処理膜を処理する際に生じた前記処理室内の生成ガスを前記真空ポンプにより排気する工程とを含み、
    前記生成ガスを排気する工程では、前記処理用ガスの固化温度より前記内部空間内の温度が高くなるように、前記内部空間に達する孔を介して前記内部空間内に導入するパージガスの温度及び前記排気口側の圧力を制御することを有する
    ことを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 請求項3記載の半導体装置の製造方法において、
    前記排気口に接続された他のポンプの回転数を制御することにより、前記排気口側の圧
    力を制御する
    ことを有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
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