JP5304752B2 - 情報処理装置及び情報処理プログラム - Google Patents
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Description
請求項1の発明は、記憶装置に記憶された組織内の人員の過去の行動の記録である行動情報に基づき、複数の組織内の人員を組織毎に該組織において平均的な行動を行う者の集合である第1集合と該第1集合には属していない者の集合である第2集合に分類する分類手段と、前記分類手段により分類された第1集合の人員の行動情報が互いに類似する複数の組織の第1集合を特定する特定手段と、前記特定手段により特定された互いに類似する複数の組織の第1集合の人員を集め、座席を示す座席情報とその座席を利用する利用者を示す利用者情報を対応させることによって座席を配置する配置手段を具備し、前記分類手段は、屋内にある位置センサによる検出の確率を連続した時間帯毎に求めたベクトルを行動情報とし、過去一定期間における該行動情報の変動量と予め定められた閾値とを比較することによって分類を行い、前記特定手段は、第1集合の人員の行動情報の代表値によってクラスタリングを行うことによって、複数の組織の第1集合を特定する、情報処理装置である。
図1は、本実施の形態の構成例についての概念的なモジュール構成図を示している。
なお、モジュールとは、一般的に論理的に分離可能なソフトウェア(コンピュータ・プログラム)、ハードウェア等の部品を指す。したがって、本実施の形態におけるモジュールはコンピュータ・プログラムにおけるモジュールのことだけでなく、ハードウェア構成におけるモジュールも指す。それゆえ、本実施の形態は、それらのモジュールとして機能させるためのコンピュータ・プログラム(コンピュータにそれぞれの手順を実行させるためのプログラム、コンピュータをそれぞれの手段として機能させるためのプログラム、コンピュータにそれぞれの機能を実現させるためのプログラム)、システム及び方法の説明をも兼ねている。ただし、説明の都合上、「記憶する」、「記憶させる」、これらと同等の文言を用いるが、これらの文言は、実施の形態がコンピュータ・プログラムの場合は、記憶装置に記憶させる、又は記憶装置に記憶させるように制御するの意である。また、モジュールは機能に一対一に対応していてもよいが、実装においては、1モジュールを1プログラムで構成してもよいし、複数モジュールを1プログラムで構成してもよく、逆に1モジュールを複数プログラムで構成してもよい。また、複数モジュールは1コンピュータによって実行されてもよいし、分散又は並列環境におけるコンピュータによって1モジュールが複数コンピュータで実行されてもよい。なお、1つのモジュールに他のモジュールが含まれていてもよい。また、以下、「接続」とは物理的な接続の他、論理的な接続(データの授受、指示、データ間の参照関係等)の場合にも用いる。「予め定められた」とは、対象としている処理の前に定まっていることをいい、本実施の形態による処理が始まる前はもちろんのこと、本実施の形態による処理が始まった後であっても、対象としている処理の前であれば、そのときの状況・状態に応じて、又はそれまでの状況・状態に応じて定まることの意を含めて用いる。
また、システム又は装置とは、複数のコンピュータ、ハードウェア、装置等がネットワーク(一対一対応の通信接続を含む)等の通信手段で接続されて構成されるほか、1つのコンピュータ、ハードウェア、装置等によって実現される場合も含まれる。「装置」と「システム」とは、互いに同義の用語として用いる。もちろんのことながら、「システム」には、人為的な取り決めである社会的な「仕組み」(社会システム)にすぎないものは含まない。
また、各モジュールによる処理毎に又はモジュール内で複数の処理を行う場合はその処理毎に、対象となる情報を記憶装置から読み込み、その処理を行った後に、処理結果を記憶装置に書き出すものである。したがって、処理前の記憶装置からの読み込み、処理後の記憶装置への書き出しについては、説明を省略する場合がある。なお、ここでの記憶装置としては、ハードディスク、RAM(Random Access Memory)、外部記憶媒体、通信回線を介した記憶装置、CPU(Central Processing Unit)内のレジスタ等を含んでいてもよい。
なお、行動パターン、個人別行動パターン判定/予測モジュール130の詳細な処理内容については後述する。
また、レイアウト決定モジュール140は、行動ログデータ記憶モジュール110に記憶されている行動ログデータとコミュニケーションログデータ記憶モジュール120に記憶されているコミュニケーションログデータを比較して、対象となっている人員が座席を利用しない日(例えば、外出している日)を算出し、その日におけるその人員を集合Bに分類するようにしてもよい。
行動パターンが類似している者を集めた座席は、照明機器又は空調機器を調整可能な領域内の座席としてもよい。これは、行動パターンが類似している者を集めた座席とすることによって、一括した電力制御を行いやすくし、環境負荷の低減を図るためである。「照明機器又は空調機器を調整可能な領域」とは、その領域に1個又は複数の照明機器又は空調機器が備え付けられており、その領域内の照明機器又は空調機器の電源の入断又は調整が他の領域内の照明機器又は空調機器と独立して(関係なく)可能であることをいう。また、照明機器の調整には、例えば明るさ、色合い等の調整があり、空調機器の調整には、例えば温度、風量等の調整がある。
なお、レイアウト決定モジュール140の詳細な処理内容については後述する。
出力モジュール180は、表示モジュール182、通知モジュール184を有している。出力モジュール180は、レイアウト決定モジュール140によって決定された座席のレイアウトを出力する。
表示モジュール182は、レイアウト決定モジュール140と接続されている。表示モジュール182は、レイアウト決定モジュール140が決定したレイアウトを表示する。例えば、情報処理装置100に備え付けられたディスプレイ等の表示装置にグラフィカルに表示してもよい。また、利用者の入退室を検知する入退出検知装置に備え付けられているパネルに、該当する利用者が入室する度にその人の座席を表示するようにしてもよい。また、該当する座席を音声で出力するようにしてもよい。
通知モジュール184は、レイアウト決定モジュール140と接続されている。通知モジュール184は、動的に席が変わり得るフリーアドレスの座席を利用する利用者に対して、どの時点でどの席に行くべきか等について電子メール等を用いて通知する。
ログDBサーバホスト230、レイアウトサーバホスト240、位置情報サーバホスト270、レイアウトクライアントホスト280が、通信回線299を介して接続されている。また、ログDBサーバホスト230には、行動ログDB210、コミュニケーションログDB220が接続されており、レイアウトサーバホスト240には、情報処理装置100が接続されており、情報処理装置100には、組織情報DB250、座席情報DB260が接続されており、位置情報サーバホスト270には、位置センサ271〜278が接続されている。図1に例示のモジュール構成と比較すると、行動ログDB210は行動ログデータ記憶モジュール110に該当し、コミュニケーションログDB220はコミュニケーションログデータ記憶モジュール120に該当し、組織情報DB250は組織情報記憶モジュール150に該当し、座席情報DB260は座席情報記憶モジュール160に該当する。また、情報処理装置100内の受付モジュール170、出力モジュール180は、利用者200によるレイアウトクライアントホスト280への指示操作等を受け付け、レイアウトクライアントホスト280への表示、通知の出力を行って、利用者200に座席を知らせる。
レイアウトクライアントホスト280は、利用者200による操作指示を受け付け、レイアウトサーバホスト240にその操作指示を渡し、情報処理装置100にレイアウトを決定させる。情報処理装置100は、行動ログDB210、コミュニケーションログDB220、組織情報記憶モジュール150、座席情報記憶モジュール160内のデータを用いて、レイアウトを決定し、レイアウトサーバホスト240を介してレイアウトクライアントホスト280にレイアウト結果を表示、通知し、利用者200に知らせる。
まず、判定処理について説明する。
屋内にある位置センサによる検出の確率を連続した時間帯毎に求めベクトルとする。このベクトルを「検出確率ベクトル」と呼ぶ。これは個人の行動パターンを表す。ここでの時間帯とは、A時からB時までの期間をいい、例えば、1時間毎の他に、2時間毎、30分毎であってもよいし、午前9時から午後5時までの間は、30分毎であり、それ以外は1時間毎であってもよい。以下、連続した時間帯として、午前0時から始めて1時間毎を例示する。
過去の予め定められた期間内の営業日における検出確率ベクトルの平均値を、各個人毎に算出して判定結果とする。判定結果は、例えば、判定結果テーブル800となる。図8は、判定結果テーブル800のデータ構造例を示す説明図である。判定結果テーブル800は、社員ID欄810、検出確率ベクトル欄820を有している。社員ID欄810は、社員を示す社員IDを記憶する。検出確率ベクトル欄820は、その社員の検出確率ベクトルを記憶する。
社員IDで示される社員の日付dにおける、屋内行動における検出実績に関して以下のように検出確率ベクトルP(ID,d)を定義し、これを個人別の行動パターンとする。
検出確率ベクトルP(ID,d)=[P(ID,d,0), P(ID,d,1), …, P(ID,d,23)]
ここでの行動パターンを判定するとは、検出確率ベクトルPを生成することになる。
また、この定義式における各要素P(ID,d,t)は、社員IDで示される社員の日付dにおける時刻t時台の検出確率を表す。ここでの時間帯は、1時間毎である。すなわち、社員IDで示される社員の日付dにおける時刻ts時からte時の間に屋内で検出された秒数をT(ID,d,ts,te)で表すとき、検出確率ベクトルの各要素Pは(1)式のように定義される。なお、teが24である場合は、日付dの次の日の0時を表す。また、3600は、1時間分の秒数である。
Tの検出範囲として屋内全域ではなく、会議室など特定のエリア種別に限定して、特定のエリア種別における検出確率ベクトルを定義するようにしてもよい。
コミュニケーションログテーブル400を用いて、顧客や他事業所との社員とのメール量の変化量を計測し、ピーク時期と、その後に現れる、「外出判定日」とのラグ(日数差)
の分布を予め計算しておく。なお、「外出判定日」は、検出確率ベクトルの予め定められた時間帯の値を予め定められた閾値と比較することによって抽出する。予め定められた時間帯とは、例えば就業時間帯が該当する。また、閾値との比較としては、検出確率ベクトルの値が閾値未満か否かの判断であり、閾値未満であれば外出判定日とする。
予測が成立する場合には予測結果を出力する。予測結果は、例えば、予測結果テーブル900となる。図9は、予測結果テーブル900のデータ構造例を示す説明図である。予測結果テーブル900は、社員ID欄910、検出確率ベクトル欄920、予測日欄930を有している。社員ID欄910は、社員を示す社員IDを記憶する。検出確率ベクトル欄920は、その社員の「過去そのラグで観測された検出確率ベクトルの平均」を記憶する。予測日欄930は、その社員の「外出が多くなりそうな日」を記憶する。
まず、過去のコミュニケーションログ(コミュニケーションログデータ記憶モジュール120内のコミュニケーションログテーブル400)と屋内における行動ログ(行動ログデータ記憶モジュール110内の行動ログテーブル300)をもとに、予測の根拠となる「実績データ」を作成する。
「実績データ」の作成は次のように行う。
社員IDで示される社員の、顧客ドメイン(組織情報テーブル500の顧客ドメイン欄540)への電子メール送信がピークを迎えた後に、「外出判定日」となる日とのラグ(日数差)の分布を求め、社員ID、最頻ラグδ*、最頻ラグにおける検出確率ベクトルの平均値P*からなる三項組〈ID,P*,δ*〉を実績データとする。
ステップS1002では、社員IDに対応する顧客ドメインの集合Dを組織情報から取得する。
ステップS1004では、集合Dのいずれかのドメインに対して単位期間内に送信するメールの量が極大となる単位期間を抽出し、各単位期間の中央の日付を集合Aに代入する。
ステップS1006では、検出確率ベクトルP(ID,d)の“昼間(就業時間内)の時間帯”の検出確率が予め定められた閾値を下回る日付dを抽出し、集合Bに代入する。
ステップS1008では、実績リストXを空にする。
ステップS1012では、集合Aから任意の日付dを取り出し、集合Aから削除する。
ステップS1014では、日付dより後の日付が集合Bに存在する場合、最も日付dに近い日付d’を集合Bから取り出し、二項組<d’−d,P(ID,d’)>を実績リストXに追加する。
ステップS1016では、実績リストXにおいて、二項組<δ,P>の件数をδの値毎に数え、最も件数の多いδ*について、Pの平均P*を求め、<ID,P*,δ*>を実績値とする。
将来、当該社員について、顧客ドメインへの電子メール送信がピークを迎えたことが検出された日dがあれば、実績データを参照し、その日dより最頻ラグδ*日後に、外出行動が最も起きやすいとして予測し、予測結果〈ID,P*,d+δ*〉(予測結果テーブル900)を出力する。
また、業務上普段は関係ないが時々関係する人へのメール量に基づいて、会議室の利用が多くなることを予測するようにしてもよい。「業務上普段は関係ない」者は、例えば、組織情報テーブル500の顧客ドメイン欄540以外のドメインへの電子メールの送信があった者、又は、コミュニケーションログテーブル400の受信メールアドレス集合欄440の頻度が予め定められた閾値よりも少ない者を抽出することによって定め、前述の予測処理を行えばよい。
(A1)レイアウト決定モジュール140は、個人別行動パターン判定/予測モジュール130から渡される個人毎の行動パターンに基づいて、個人別に行動パターンの変動量を保持している。具体的には、個人別に、予め定められた期間(3ヶ月から半年程度等)又は業務フェイズデータテーブル600にある直近の業務フェイズの期間(期間欄620)における検出確率ベクトルを保持しており、検出確率ベクトルの各要素の分散を算出することで、行動パターンの変動量としている。社員番号IDで示される社員の時刻tの時間帯における行動パターンの変動量Pv(ID,t)は(2)式のようになる。
・除外された人員の属性が「フリーアドレス不可」(組織情報テーブル500のフリーアドレス適用欄530)であれば、各組織内にレイアウトするが、組織間の境界付近に優先的に配置する。
・除外された人員の属性が「フリーアドレス可」(組織情報テーブル500のフリーアドレス適用欄530)であれば、フリーアドレスとして設定されているエリアに配置する。その場合、フリーアドレス配置対象者も行動パターンの類似性に基づいてクラスタリングを行い、近い行動パターンの人員を集めるようにしてもよい。
(A6)レイアウト決定モジュール140は、は、以上の手順を経て決定されたレイアウトを出力モジュール180を経由して利用者に出力する。
(B1)レイアウト決定モジュール140は、個人別行動パターン判定/予測モジュール130から渡される個人毎の行動パターンの変動量と予め定められた閾値を比較することによって(例えば、変動量が閾値を超える場合)、例外的な人員を検出した場合、当該人員に対して、通知モジュール184を経由して、通知を行う。
・当該人員の属性が「フリーアドレス不可」(組織情報テーブル500のフリーアドレス適用欄530)であれば、「環境に配慮しましょう」等のメッセージを通知し、当該人員は座席に対して相対的に環境負荷の高い働き方をしていることを意識付ける旨のメッセージを示す。
・当該人員の属性が「フリーアドレス可」(組織情報テーブル500のフリーアドレス適用欄530)であれば、前述のメッセージに加え、フリーアドレス席の案内を通知する。
・当該人員の属性が「フリーアドレス不可」(組織情報テーブル500のフリーアドレス適用欄530)であれば、「お出かけする際は電気機器の電源を切り忘れないようにしましょう」等のメッセージを通知し、当該人員が普段の行動パターンと異なるために忘れがちとなる環境負荷軽減のために必要な措置を意識付ける旨のメッセージを示す。
・当該人員の属性が「フリーアドレス可」(組織情報テーブル500のフリーアドレス適用欄530)であれば、予測される行動パターンにとって適切なフリーアドレスに移動するように案内する。例えば、外出が多い人を集めたフリーアドレス席に案内する。これにより、そうした座席は就業時間内は多くが空席となるので、一括して電力制御を行ったり、屋内残留者による打合せなど他の用途に転用しやすくなり、環境効率がよくなる。
まず、フリーアドレスレイアウトについて説明する。図11に例示するようなフリーアドレス用フロア1100においては、フリーアドレスの座席(フリーアドレス席1111〜1116等)の集合(ゾーン1110、1120、1130、1140、1150、照明機器又は空調機器を調整可能な領域に該当する)単位で細かく電力制御が可能な場合がある。フリーアドレスに割り当てられる人を適切にレイアウトするには、ゾーン内で行動パターンが類似し、利用されるゾーンの数×利用時間が最小になるような配置とすべきである。さらに、業務効率のために、同一ゾーン内に配置される各個人の組織がなるべく均質になるようにする必要もある。
(C1)直近の日付集合Termに対し、個人毎に行動パターンの典型値を算出する。典型値としては、検出確率ベクトルの各要素をTermの日付集合において平均する。社員IDが示す社員の時間帯tにおける典型値PT(ID,t)は、(7)式のように定義され、これを用いて定義されるベクトルPT(ID)=(PT(ID,0),PT(ID,1), …,PT(ID,23))を社員番号IDの典型値とする。
なお、図12に示すハードウェア構成は、1つの構成例を示すものであり、本実施の形態は、図12に示す構成に限らず、本実施の形態において説明したモジュールを実行可能な構成であればよい。例えば、一部のモジュールを専用のハードウェア(例えばASIC等)で構成してもよく、一部のモジュールは外部のシステム内にあり通信回線で接続しているような形態でもよく、さらに図12に示すシステムが複数互いに通信回線によって接続されていて互いに協調動作するようにしてもよい。また、特に、パーソナルコンピュータの他、情報家電、複写機、ファックス、スキャナ、プリンタ、複合機(スキャナ、プリンタ、複写機、ファックス等のいずれか2つ以上の機能を有している画像処理装置)などに組み込まれていてもよい。
「プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体」とは、プログラムのインストール、実行、プログラムの流通などのために用いられる、プログラムが記録されたコンピュータで読み取り可能な記録媒体をいう。
なお、記録媒体としては、例えば、デジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)であって、DVDフォーラムで策定された規格である「DVD−R、DVD−RW、DVD−RAM等」、DVD+RWで策定された規格である「DVD+R、DVD+RW等」、コンパクトディスク(CD)であって、読出し専用メモリ(CD−ROM)、CDレコーダブル(CD−R)、CDリライタブル(CD−RW)等、ブルーレイ・ディスク(Blu−ray Disc(登録商標))、光磁気ディスク(MO)、フレキシブルディスク(FD)、磁気テープ、ハードディスク、読出し専用メモリ(ROM)、電気的消去及び書換可能な読出し専用メモリ(EEPROM)、フラッシュ・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)等が含まれる。
そして、前記のプログラム又はその一部は、前記記録媒体に記録して保存や流通等させてもよい。また、通信によって、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)、メトロポリタン・エリア・ネットワーク(MAN)、ワイド・エリア・ネットワーク(WAN)、インターネット、イントラネット、エクストラネット等に用いられる有線ネットワーク、あるいは無線通信ネットワーク、さらにこれらの組み合わせ等の伝送媒体を用いて伝送させてもよく、また、搬送波に乗せて搬送させてもよい。
さらに、前記のプログラムは、他のプログラムの一部分であってもよく、あるいは別個のプログラムと共に記録媒体に記録されていてもよい。また、複数の記録媒体に分割して
記録されていてもよい。また、圧縮や暗号化など、復元可能であればどのような態様で記録されていてもよい。
110…行動ログデータ記憶モジュール
120…コミュニケーションログデータ記憶モジュール
130…個人別行動パターン判定/予測モジュール
140…レイアウト決定モジュール
150…組織情報記憶モジュール
160…座席情報記憶モジュール
170…受付モジュール
180…出力モジュール
182…表示モジュール
184…通知モジュール
Claims (5)
- 記憶装置に記憶された組織内の人員の過去の行動の記録である行動情報に基づき、複数の組織内の人員を組織毎に該組織において平均的な行動を行う者の集合である第1集合と該第1集合には属していない者の集合である第2集合に分類する分類手段と、
前記分類手段により分類された第1集合の人員の行動情報が互いに類似する複数の組織の第1集合を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された互いに類似する複数の組織の第1集合の人員を集め、座席を示す座席情報とその座席を利用する利用者を示す利用者情報を対応させることによって座席を配置する配置手段
を具備し、
前記分類手段は、屋内にある位置センサによる検出の確率を連続した時間帯毎に求めたベクトルを行動情報とし、過去一定期間における該行動情報の変動量と予め定められた閾値とを比較することによって分類を行い、
前記特定手段は、第1集合の人員の行動情報の代表値によってクラスタリングを行うことによって、複数の組織の第1集合を特定する、
情報処理装置。 - 前記配置手段は、各組織における第2集合の人員の座席は利用者が固定されていない座席又は組織間の境界に位置する座席に配置する
ことを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。 - 前記分類手段は、組織の人員の過去の行動の記録である行動情報と該人員の過去の情報伝達の記録である情報伝達情報を比較して、該人員が座席を利用しない日を算出し、該日における該人員を前記第2集合に分類する
ことを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記行動情報は、連続した時間帯毎における行動の記録である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の情報処理装置。 - コンピュータを、
記憶装置に記憶された組織内の人員の過去の行動の記録である行動情報に基づき、複数の組織内の人員を組織毎に該組織において平均的な行動を行う者の集合である第1集合と該第1集合には属していない者の集合である第2集合に分類する分類手段と、
前記分類手段により分類された第1集合の人員の行動情報が互いに類似する複数の組織の第1集合を特定する特定手段と、
前記特定手段により特定された互いに類似する複数の組織の第1集合の人員を集め、座席を示す座席情報とその座席を利用する利用者を示す利用者情報を対応させることによって座席を配置する配置手段
として機能させ、
前記分類手段は、屋内にある位置センサによる検出の確率を連続した時間帯毎に求めたベクトルを行動情報とし、過去一定期間における該行動情報の変動量と予め定められた閾値とを比較することによって分類を行い、
前記特定手段は、第1集合の人員の行動情報の代表値によってクラスタリングを行うことによって、複数の組織の第1集合を特定する、
情報処理プログラム。
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