JP5304078B2 - シート空調装置の搭載構造およびシート - Google Patents
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Description
プレート(17)および送風ダクト(22)は、シートの背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にてパッド(12)に沿うように配置され、
プレート(17)には、パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)と、凹み部(17a)の下方側で、かつ、凹み部(17a)よりもパッド(12)側に位置して乗員の腰部を支える板面部とが形成され、
凹み部(17a)の形成範囲はプレート(17)の上端部に至っており、
送風ダクト(22)は、プレート(17)の上端部側から、凹み部(17a)とパッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって下方へ延びて配置され、
送風ダクト(22)の下方部位は、その出口端部がパッド(12)側に向かって開口するように屈曲形成されていることを特徴とする。
さらに、送風ダクト(22)をパッド(12)の背面とプレート(17)の凹み部(17a)との間に挟まれた位置に配置するので、プレート(17)の凹み部(17a)が、パッド(12)に対する送風ダクト(22)の抜け止めとしての役割を果たすことができる。
また、プレート(17)が送風ダクト(22)の出口端部をパッド(12)と反対側から覆うこととなるので、プレート(17)が送風ダクト(22)の出口端部からの送風音を遮音することができ、騒音面で有利である。
プレート(17)および送風ダクト(22)は、シートの背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にてパッド(12)に沿うように配置され、
プレート(17)には、パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)が形成され、
凹み部(17a)の形成範囲はプレート(17)の一端部に至っており、
送風ダクト(22)は、プレート(17)の一端部側から、凹み部(17a)とパッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって延びて配置され、
送風ダクト(22)は上下方向に延びており、
凹み部(17a)は、プレート(17)の左右方向中間部に形成されており、
ランバーサポート(16)は、プレート(17)の上下方向両端部間の寸法を変化させてプレート(17)の板面をパッド(12)側に膨らむように湾曲変形させる変形手段(18、19)を有しており、
プレート(17)のうち凹み部(17a)の外側に位置する部位には、切り込み(17b)およびスリット(17e、17f)のうち少なくとも一方が形成されていることを特徴とする。
プレート(17)および送風ダクト(22)は、シートの背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にてパッド(12)に沿うように配置され、
プレート(17)には、パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)が形成され、
凹み部(17a)の形成範囲はプレート(17)の一端部に至っており、
送風ダクト(22)は、プレート(17)の一端部側から、凹み部(17a)とパッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって延びて配置され、
パッド(12)の背面には、パッド(12)の前面側に向かって凹むことで送風ダクト(22)を逃がすダクト逃がし部(12c)が形成されていることを特徴とする。
着座した人体の背中へ向けて送風される空気が流れる送風ダクト(22)を有するシート空調装置(20)とを備え、
プレート(17)および送風ダクト(22)は、背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にてパッド(12)に沿うように配置され、
プレート(17)には、パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)と、凹み部(17a)の下方側で、かつ、凹み部(17a)よりもパッド(12)側に位置して乗員の腰部を支える板面部とが形成され、
凹み部(17a)の形成範囲はプレート(17)の上端部に至っており、
送風ダクト(22)は、プレート(17)の上端部側から、凹み部(17a)とパッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって下方へ延びて配置され、
送風ダクト(22)の下方部位は、その出口端部がパッド(12)側に向かって開口するように屈曲形成されているシートを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態を図1〜図4に基づいて説明する。図1は、本実施形態における車両用シートの背もたれ部10の内部構造の概要を示す図で、背もたれ部10の背面側から見たものである。図2は、本実施形態における車両用シートの背もたれ部10の要部を示す断面図である。図中、上下方向の矢印は、車両搭載状態における上下方向を示している。
上記第1実施形態では、プレート17に切り込み17bを形成しているが、本第2実施形態では、図5に示すように、切り込み17bの代わりにスリット17e、17fを形成している。
本第3実施形態は、上記第1実施形態に対して、送風ダクト22の通路面積を拡大させるものである。具体的には、図6に示すように、パッド12の背面であって送風ダクト22の屈曲内側に位置する部位に、パッド12の前面側に向かって凹むことで送風ダクト22を逃がすダクト逃がし部12cを形成している。
なお、上記各実施形態では、シート空調装置20が、車室内空気を吸入して乗員の背中に向けて送風する送風機で構成されているが、車室内空気および車室外空気を吸入して熱交換器等で所望温度の空調風(冷風、温風)にした後に乗員の背中に向けて送風する空調装置で構成されていてもよい。
12 パッド
16 ランバーサポート
17 プレート
17a 凹み部
18 ワイヤーケーブル(変形手段)
20 シート空調装置
22 送風ダクト
22a 蛇腹部(変形部)
Claims (6)
- プレート(17)によって人体の腰部を支えるランバーサポート(16)を有するシートに対して、前記シートに着座した人体の背中へ向けて送風される空気が流れる送風ダクト(22)を有するシート空調装置(20)を搭載するシート空調装置の搭載構造であって、
前記プレート(17)および前記送風ダクト(22)は、前記シートの背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にて前記パッド(12)に沿うように配置され、
前記プレート(17)には、前記パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)と、前記凹み部(17a)の下方側で、かつ、前記凹み部(17a)よりも前記パッド(12)側に位置して乗員の腰部を支える板面部とが形成され、
前記凹み部(17a)の形成範囲は前記プレート(17)の上端部に至っており、
前記送風ダクト(22)は、前記プレート(17)の前記上端部側から、前記凹み部(17a)と前記パッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって下方へ延びて配置され、
前記送風ダクト(22)の下方部位は、その出口端部が前記パッド(12)側に向かって開口するように屈曲形成されていることを特徴とするシート空調装置の搭載構造。 - プレート(17)によって人体の腰部を支えるランバーサポート(16)を有するシートに対して、前記シートに着座した人体の背中へ向けて送風される空気が流れる送風ダクト(22)を有するシート空調装置(20)を搭載するシート空調装置の搭載構造であって、
前記プレート(17)および前記送風ダクト(22)は、前記シートの背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にて前記パッド(12)に沿うように配置され、
前記プレート(17)には、前記パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)が形成され、
前記凹み部(17a)の形成範囲は前記プレート(17)の一端部に至っており、
前記送風ダクト(22)は、前記プレート(17)の前記一端部側から、前記凹み部(17a)と前記パッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって延びて配置され、
前記送風ダクト(22)は上下方向に延びており、
前記凹み部(17a)は、前記プレート(17)の左右方向中間部に形成されており、
前記ランバーサポート(16)は、前記プレート(17)の上下方向両端部間の寸法を変化させて前記プレート(17)の板面を前記パッド(12)側に膨らむように湾曲変形させる変形手段(18、19)を有しており、
前記プレート(17)のうち前記凹み部(17a)の外側に位置する部位には、切り込み(17b)およびスリット(17e、17f)のうち少なくとも一方が形成されていることを特徴とするシート空調装置の搭載構造。 - 前記送風ダクト(22)は、前記プレート(17)の湾曲変形に伴って曲げ変形する変形部(22a)を有していることを特徴とする請求項2に記載のシート空調装置の搭載構造。
- 前記プレート(17)および前記送風ダクト(22)は、前記背もたれ部(10)の左右方向中央部に配置されていることを特徴とする請求項2または3に記載のシート空調装置の搭載構造。
- プレート(17)によって人体の腰部を支えるランバーサポート(16)を有するシートに対して、前記シートに着座した人体の背中へ向けて送風される空気が流れる送風ダクト(22)を有するシート空調装置(20)を搭載するシート空調装置の搭載構造であって、
前記プレート(17)および前記送風ダクト(22)は、前記シートの背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にて前記パッド(12)に沿うように配置され、
前記プレート(17)には、前記パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)が形成され、
前記凹み部(17a)の形成範囲は前記プレート(17)の一端部に至っており、
前記送風ダクト(22)は、前記プレート(17)の前記一端部側から、前記凹み部(17a)と前記パッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって延びて配置され、
前記パッド(12)の背面には、前記パッド(12)の前面側に向かって凹むことで前記送風ダクト(22)を逃がすダクト逃がし部(12c)が形成されていることを特徴とするシート空調装置の搭載構造。 - 背もたれ部(10)に配置されたプレート(17)によって人体の腰部を支えるランバーサポート(16)と、
着座した人体の背中へ向けて送風される空気が流れる送風ダクト(22)を有するシート空調装置(20)とを備え、
前記プレート(17)および前記送風ダクト(22)は、前記背もたれ部(10)のクッションを構成するパッド(12)の背面側にて前記パッド(12)に沿うように配置され、
前記プレート(17)には、前記パッド(12)と反対側に向かって凹んだ凹み部(17a)と、前記凹み部(17a)の下方側で、かつ、前記凹み部(17a)よりも前記パッド(12)側に位置して乗員の腰部を支える板面部とが形成され、
前記凹み部(17a)の形成範囲は前記プレート(17)の上端部に至っており、
前記送風ダクト(22)は、前記プレート(17)の前記上端部側から、前記凹み部(17a)と前記パッド(12)の背面との間に形成される空間に向かって下方へ延びて配置され、
前記送風ダクト(22)の下方部位は、その出口端部が前記パッド(12)側に向かって開口するように屈曲形成されていることを特徴とするシート。
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