JP5303946B2 - 記録媒体に体積型ホログラム層を形成させる転写方法及びその装置 - Google Patents
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Description
レリーフ型ホログラムと別の原理を用いたホログラムとして、体積型ホログラムが挙げられる。体積型ホログラムは、特殊な感光材料にレーザーを用いて画像を形成するものであることから、レリーフ型ホログラムよりもセキュリティ性が高いとされ、近年、偽造防止手段としての用途が期待されている。
前記体積型ホログラム転写体が、基材と、該基材に、剥離性保護層と、体積型ホログラム層と、接着剤層とをこれらの順で備えてなり、かつ、前記保持材が前記記録媒体を保持するものであり、
前記記録媒体の被転写面と反対の面に保持材を付与し、
前記記録媒体の被転写面に、前記体積型ホログラム転写体を前記接着剤層の面で付着させ、
前記剥離性保護層と、前記体積型ホログラム層と、及び前記接着剤層を備えてなる転写部位を転写し、
前記基材のみを剥離することを含んでなるものである。
前記体積型ホログラム転写体が、基材と、該基材に、剥離性保護層と、体積型ホログラム層と、接着剤層とをこれらの順で備えてなり、
前記記録媒体の被転写面と反対の面に付与され、かつ、前記記録媒体を保持する保持材と、
前記記録媒体の被転写面に、前記体積型ホログラム転写体を接着剤層の面で付着させ、前記剥離性保護層と、前記体積型ホログラム層と、及び前記接着剤層を備えてなる転写部位を転写し、かつ、前記基材のみを剥離する転写部とを備えてなるものである。
「画像」とは、無彩色、有彩色等の様々な色により、全体又は部分的に形成された、パターン、線画、文字、図形、記号等の様々な態様のものをいう。
「保持材の粘着力又は吸着力」は、以下の方法により測定することが可能である。PETシートを貼り付けた後、引っ張り試験機(商品名:万能材料試験機:インストロン 社製)により、300mm/minの速さで180度引き剥がしを行った際の剥離力(N/25mm)として測定する。
特徴
本発明の特徴を従来の転写方法との比較において説明する。図1は従来の転写方法(装置)の概要を示し、図2は図1における従来の転写方法(装置)において記録媒体1(又はその構成部材)から基材5を剥離しようとした際の状態(図1のA矢印部分)の概略を示したものである。図1に示す通り、記録媒体1に、体積型ホログラム転写体3を用いて転写し、記録媒体1から体積型ホログラム転写体3の基材5を剥離しようとした場合、体積型ホログラム転写体3が記録媒体1に付着したままとなるか、体積型ホログラム転写体3における基材5が全く剥離しないことがあった。その結果、図2に示す通り、記録媒体1(又はその構成部材)が体積型ホログラム転写体3(又は基材5)に引っ張られて、記録媒体1及びその構成部材が破損したり、大きく折れ曲がったり、大きく湾曲する等の不具合が生じることがあった。そこで、本発明は、図3に概略するように、記録媒体1(又はその構成部材)の被転写面と反対の面に付与し、記録媒体1を保持する保持材7を採用することとしたのである。その結果、図4及び図5に示す通り、体積型ホログラム転写体3から基材5のみが素早く剥離され、記録媒体1には転写部位2(図4及び図5の上部から、剥離性保護層8と、体積型ホログラム層9と、接着剤層10の順で構成されている)が転写されることとなる。
その後、転写された記録媒体と保持材とは、必要に応じて排出装置(分離部)を用いて排出され、分離される。これにより、記録媒体中の部材に所望の体積型ホログラム層を含んだ転写部位が転写される。
保持材は、記録媒体を保持するものであり、特に、転写時に、体積型ホログラム転写体から転写部位を記録媒体に転写することを安定に行うことができる程度の保持能力を有するものであることが好ましい。また、本発明にあっては、保持材は、転写時に、記録媒体を保持でき、かつ、転写後に容易に記録媒体から分離されるものが好ましい。保持材はそれ自体が記録媒体を保持する能力を有するものであってもよく、また、保持材は、基本材(例えば、基本板)に記録媒体を保持する能力(粘着又は吸着能力)を有するものを備えたものであってもよい。保持材は記録媒体(又はその構成部材)の被転写面と反対の面に付与される。ここで、「付与」とは、例えば、付着、離形性固着、離形性固定、支持、設置、配置、符合、重ね合わせ等(これらに限定されない)の全ての行為を包含する意である。保持材が記録媒体(又はその構成部材)の被転写面と反対の面に付与されることにより、記録媒体又はその構成部材は保持材上で安定に保持され(好ましくは固定され)、その後の転写において、記録媒体又はその構成部材に所望の体積型ホログラム層(転写部位)を適切かつ強固に形成させることが可能となる。
保持材が、基本材の上に、記録媒体を保持する能力を有するものを備えたものである場合、その基本材としては、例えば、紙、木材、プラスチック、金属、ガラス、セラミックス等のものが挙げられる。保持材は、記録媒体を保持する必要性から剛性であることが好ましい。「剛性」の程度は、20mm×25mm程度の範囲の端部(25mm幅の部分)を5mm変形させて持ち上げるのに必要な力として表現することができ、具体的には、10N以上、より好ましくは30N以上である。
マイクロ吸盤層の代表的なものとしては、例えば、アクリル樹脂又はウレタン樹脂等に空気泡が導入された樹脂発泡層が挙げられる。この内容は、特開昭62−280281、特開平6−98803、特開2001−356724、特開2004−38119及び特開2006−276280に開示されており、これら特許公報に開示された内容は、本明細書の一部を成す。また、このような材料が表面に形成された吸着シート又は吸着テープのようなものであってもよい。
本発明は、被転写体として記録媒体が用いられる。記録媒体は単体又は複数の部材を備えたものであってよい。本発明の方法(装置)は、好ましくは、複数の部材を備えた記録媒体においてその効果を発揮する。記録媒体及び部材は、繊維、木材、プラスチック、ガラス、布、金属等の何れのものであっても良い。複数の部材を備えた記録媒体は、転写されるものであればいずれのものであってもよいが、冊子状体のものが好ましくは使用され、例えば、通帳、パスポート、身分証明書、手帳、書籍、雑誌、パンフレット等を挙げることができ、セキュリティ性が望まれる冊子状体のものが好ましくは使用される。部材は、記録媒体が冊子状体のものの場合、薄いものが好ましくは使用され、例えば、紙、プラスチックフィルム、薄い木板、薄いプラスチック板、金属箔が用いられる。本発明においては、転写対象は記録媒体であるが、「記録媒体」には、それを構成する部材も当然に包含する意である。したがって、本発明においては、記録媒体を構成する部材もまた、転写対象となる。
体積型ホログラム転写体は、偽造防止性の高い体積型ホログラム画像を、記録媒体に転写するものである。体積型ホログラム転写体は、基材と、剥離性保護層と、体積型ホログラム層と、接着剤層とを少なくとも備えてなり、必要に応じて、他の機能層を備えてなるもので構成されてよい。体積型ホログラム転写体の形態は、薄膜、箔、テープ、板、フィルム、シート等であってよい。
基材は、剥離性保護層と、体積型ホログラム層と、接着剤層と、他の機能層を支持するものであり、このような機能を発揮するものであれば、いずれのものを使用することができ、好ましくは樹脂フィルムである。樹脂フィルムの具体例としては、ポリエチレンテレフタレートフィルム等のポリエステルフィルム、ポリエチレンフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリフッ化エチレン系フィルム、ポリフッ化ビニリデンフィルム、ポリ塩化ビニルフィルム、ポリ塩化ビニリデンフィルム、エチレン−ビニルアルコール共重合体フィルム、ポリビニルアルコールフィルム、ポリメチルメタクリレートフィルム、ポリエーテルスルホンフィルム、ポリエーテルエーテルケトンフィルム、ポリアミドフィルム、テトラフルオロエチレン−パーフルオロアルキルビニルエーテル共重合体フィルム、ポリイミドフィルム等を挙げることができ、ポリエチレンテレフタレートフィルム等のポリエステルフィルムが好ましい。
剥離性保護層は、基材の上に形成される。剥離性保護層は、基材と体積型ホログラム層との接着力を任意の範囲に調整することができる為、体積型ホログラム転写体から基材のみを容易に剥離させることが可能となる。また、この転写部位が転写された後、剥離性保護層は体積型ホログラム層を覆うことになる為、その画像情報を保護することが可能となる。
体積型ホログラム層は、偽造防止性の高い体積型ホログラム画像を形成する層である。
本発明に用いられる体積型ホログラム層の厚みは、適宜調整することができるが、1μm以上50μm以下程度の範囲であり、好ましく下限が3μm以上であり、上限が25μm以下である。
構成材料は、体積型ホログラムを記録することができるものであれば特に限定されるものではなく、一般的に体積型ホログラムに用いられる材料を任意に用いることができる。
このような材料としては、例えば、銀塩材料、重クロム酸ゼラチン乳剤、光重合性樹脂、光架橋性樹脂等の公知の体積型ホログラム記録材料が挙げることできるが、なかでも本発明においては、(i)バインダー樹脂、光重合可能な化合物、光重合開始剤および増感色素を含有する第1の感光材料、または、(ii)カチオン重合性化合物、ラジカル重合性化合物、光ラジカル重合開始剤系および光カチオン重合開始剤系を含有するからなる第2の感光材料を好適に用いることができる。
バインダー樹脂としては、例えば、ポリ(メタ)アクリル酸エステルまたはその部分加水分解物、ポリ酢酸ビニルまたはその加水分解物、アクリル酸、アクリル酸エステル等の共重合可能なモノマー群の少なくとも1つを重合成分とする共重合体、またはそれらの混合物;ポリイソプレン、ポリブタジエン、ポリクロロプレン、ポリビニルアルコールの部分アセタール化物であるポリビニルアセタール、ポリビニルブチラール、ポリ酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体等、またはそれらの混合物等を挙げることができる。
ここで、体積型ホログラム層を形成する際には、記録された体積型ホログラムを安定化するために、加熱してモノマーを移動させる工程が実施される場合がある。このため、本発明に用いられるバインダー樹脂はガラス転移温度が比較的低く、モノマー移動が容易に移動できるものであることが好ましい。
第2感光材料が用いられる場合、体積型ホログラム層に体積型ホログラムを記録する方法としては、光ラジカル重合開始剤系が感光するレーザー光等の光を照射し、次いで、光カチオン重合開始剤系が感光する上記レーザー光とは別の波長の光を照射する方法が用いることができる。
第2の感光材料には、必要に応じてバインダー樹脂、熱重合防止剤、シランカップリング剤、可塑剤、着色料等を併用してもよい。バインダー樹脂は、ホログラム形成前の組成物の成膜性、膜厚の均一性を改善する場合や、レーザー光等の光の照射による重合で形成された干渉縞を後露光までの間、安定に存在させるために使用される。バインダー樹脂は、カチオン重合性化合物やラジカル重合性化合物と相溶性のよいものであればよく、例えば塩素化ポリエチレン、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリレートと他の(メタ)アクリル酸アルキルエステルとの共重合体、塩化ビニルとアクリロニトリルの共重合体、ポリ酢酸ビニル等が挙げられる。バインダー樹脂は、その側鎖又は主鎖にカチオン重合性基等の反応性を有していてもよい。
接着剤層は、体積型ホログラム層等を含んでなる転写部位を転写対象である記録媒体の表面に、接着させる機能を有するものである。接着剤層の厚みは特に限定されるものではなく、適宜設定することができるが、通常、0.3μm以上50μm以下程度の範囲であり、好ましくは、下限が0.5μm以上であり、上限が25μm以下である。厚みが上記範囲内にあることにより、接着性がよく、加熱時間を短縮することが可能となる。
体積型ホログラム転写体は、任意の層をさらに備えてもよい。任意の層としては、画像形成層、プライマー層、バリア層、紫外線防止層が挙げられる
1)画像形成層
本発明にあっては、セキュリティ向上をより図る為に、画像形成層を形成することができる。画像形成層は、好ましくは、体積型ホログラム層の上下層(好ましくは下層)に形成されてなるのが好ましい。画像形成層に形成される画像は、体積型ホログラム層の画像情報と合わせて、所望の画像とることができる。画像形成層の厚みは0.1μm以上50μm以下程度の範囲内であり、好ましくは下限が0.5μm以上であり、上限が20μm以下である。
光学可変画像形成層は、光学可変材料によって画像が形成されたものである。光学可変材料としては、所望の色を発現できるものであれば特に限定されるものではないが、なかでも所定の角度から観た際に、ホログラムの像と同一色の色を発現できるものであることが好ましい。このような光学可変材料が用いられることにより、所定の角度から視認した際に、画像形成層の画像と、ホログラム像とを同一色の画像にすることができるため、例えば、ホログラムと、光学可変画像形成層における画像とが重なるように形成することにより、特定の角度において体積型ホログラムが視認されないようにすることが可能になり、さらにセキュリティ性を向上させることができる。
蛍光画像形成層は、紫外線を吸収することにより、蛍光を発する蛍光材料によって画像が形成されたものである。蛍光材料としては、紫外線を吸収することにより所望の波長の蛍光を発することができるものであれば特に限定されるものではない。蛍光材料は少なくとも1種類が用いられるものであるが、本工程においては発光する蛍光の波長が異なる複数の蛍光材料が用いられることが好ましく、特に赤、緑、青の各色を発色する蛍光材料が用いられることが好ましい。これにより画像形成層に蛍光でフルカラーの画像を形成することが可能になるからである。
本発明の好ましい態様では、体積型ホログラム転写体を構成する複数の層の接着性を向上させる為に、プライマー層を備えることができる。プライマー層は、例えば、剥離性保護層と体積型ホログラム層との間に、体積型ホログラム層と接着剤層との間に、形成することができる。
本発明の好ましい態様では、バリア層を形成させることができる。体積型ホログラム層中の感光材料が、他の層へ低分子量成分の移行が起こり、体積型ホログラムの再生波長が青側(短波長側)に移行してしまうということが生じうる。バリア層はこのような問題を解消することができるものとして使用される。本発明にあっては、バリア層は、体積型ホログラム層と接着剤層の間に形成することが好ましい。
本発明の好ましい態様では、紫外線防止層を備えなることができ、好ましくは、画像形成層の上に形成されることが好ましい。紫外線防止層に用いられる材料としては、例えば、有機系紫外線吸収剤、反応性紫外線吸収剤、および無機系紫外線吸収剤を挙げることができる。有機系紫外線吸収剤としては、サリシレート系、ベンソフェノン系、ベンゾトリアゾール系、置換アクリロニトリル系、ニッケルキレート系、ヒンダートアミン系、フェニルトリアジン系、シュウ酸アニリド系、マロン酸エステル系、シアノアクリレート系、等の紫外線吸収剤が挙げられる。反応性紫外線吸収剤の例としては、上記した有機系紫外線吸収剤に、例えばビニル基、アクリロイル基、メタクロイル基等の付加重合性二重結合、或いはアルコール性水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、イソシアネート基等を導入したものを樹脂バインダーに反応固定して使用する。反応固定する方法として従来公知のモノマー、オリゴマー、または反応性重合体の樹脂成分と上記のような付加重合性二重結合を有する反応性紫外線吸収剤とをラジカル重合することにより共重合体とすることができる。また、反応性紫外線吸収剤が水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、イソシアネート基を有する場合には、上記の反応性基と反応性を有する熱可塑性樹脂を使用し、必要に応じて触媒を用いて、熱等によって反応性紫外線吸収剤を熱可塑性樹脂に反応固定することができる。また、無機系紫外線吸収剤としては、酸化亜鉛、酸化チタン、酸化セリウム、酸化鉄の微粒子が挙げられ、適時バインダーに分散して使用することができる。
保持材の作製
基本板Aとしてプラスチック製の下敷き(イカリボシ社製 M−13)を8.5cm×12cmに切り出す。さらに、粘着シート(コクヨ社製 ひっつきシート:タ−372T)を8.5cm×10cmの大きさに切ったものを、切り出したプラスチック製下敷きの端部に両面テープ(ニチバン社製 ナイスタック NWBB−10)で保持し、粘着層aを形成した保持材1を作製した。
1)第1積層体:PETフィルム/体積型ホログラム層/表面離型処理PETフィルム PETフィルム(ルミラーT60(50μm):東レ(株)製)を準備し、ホログラム形成材料として、下記組成からなる体積型ホログラム記録材料を、乾燥膜厚7μmとなるようにグラビアコートにて塗工し、塗工面に表面離型処理PETフィルム(「SP−PET」50μm、トーセロ(株)製)をラミネートし、第1積層体を作製した。
<体積型ホログラム記録材料の組成>
・バインダー樹脂(ポリメチルメタクリレート系樹脂(分子量200,000))
50重量部
・3,9−ジエチル−3’−カルボキシルメチル−2,2’−チアカルボシアニン沃素塩 0.5重量部
・ジフェニルヨードニウムヘキサフルオロアンチモネート 6重量部
・2,2−ビス(4−(アクリロキシジエトキシ)フェニル)プロパン
80重量部
・1,6−ヘキサンジオールジグリシジルエーテル 80重量部
・フッ素系微粒子 8重量部
・溶剤(メチルイソブチルケトン/n−ブタノール=1/1(重量比) 200重量部
2)第2積層体:PETフィルム/剥離性保護層
PETフィルム(ルミラーT60(50μm);東レ(株)製)を準備し、剥離性保護層として、下記組成からなる材料を、乾燥膜厚1μmとなるようにグラビアコートにて塗工し、第2積層体を作製した。
<保護層形成用材料の組成>
・ポリメチルメタクリレート樹脂(分子量;35000) 97重量部
・ポリエチレンワックス(分子量;10000、平均粒径;5μm) 3重量部
・溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1(重量比)) 400重量部
3)体積型ホログラムの記録
第1積層体に波長;532nmのレーザー光を用いてリップマンホログラムを撮影し記録した。記録後、この積層体を100℃の雰囲気中で10分間加熱し、加熱後、表面離型処理済PETフィルムを剥離して露出させた体積型ホログラム記録用材料の層に、第2積層体(PETフィルム/剥離性保護層)の剥離性保護層側が接するようにして重ね、ニップした80℃の熱ローラー対の間を通過させて、第1積層体と第2積層体とが重なった第3の積層体を得た後、高圧水銀灯を用いて、全面に照射線量;2500mJ/cm2の紫外線を照射して、体積型ホログラム記録用材料の層の定着を行った。
4)接着剤層の塗工
上記で作製した第3の積層体において、第1積層体のPETフィルムを剥離し体積型ホログラム層上に下記組成からなる材料を、乾燥膜厚4μmとなるようにグラビアコートにて塗工し、接着剤層を形成した。これにより、体積型ホログラム転写体を作製した。
<接着剤層形成用材料の組成>
・ポリエステル樹脂(ハ゛イロン550:TOYOBO製Tg−15℃:分子量28000) 20重量部
・溶剤(メチルエチルケトン/トルエン=1/1(重量比)) 80重量部
5)垂直切れ込み部の作製
上記によって作製した体積型ホログラム転写体のヒートシール面から抜き加工機(OPM−HL300−S 恩田製作所製)を用いフイルムの長尺方向に対して垂直方向全体に垂直切れ込みを入れた。垂直切れ込みの形態としてフィルムの長尺方向に対して垂直方向全体に0.8mm間隔で18本の切れ込みを入れたものを作製した。
厚み125μm、秤量102g/m2であり、サイズが17cm×12cmの偽造防止用紙を複数枚重ねて、中央部分を綴じた冊子体を用意した。その冊子体を広げた中の1頁の下に上記保持材1を挿入して、偽造防止用紙の最初に転写される部分の反対の面を保持材の粘着層部分に保持した。保持材で保持された偽造防止用紙を最表面にした状態で、市販の冊子用ロールラミネーターを用い、上記体積型ホログラム転写体を冊子体の中の偽造防止用紙に転写した。転写温度130℃、転写スピード1m/minであった。
粘着シートの大きさを8.5cm×1cmの大きさに切ったものを用いた以外は、実施例1と同様に保持材を作製し、粘着層aを持った保持材2とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材2を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
基本板Aの代りに厚み265μm、秤量270g/m2の合成紙(基本板B)を用いた。また、粘着シート(3M社製 ポストイット強粘着ノート 657SS−B)を8.5cm×7.5cmに切り出したものを基本板Bに保持した以外は実施例1と同様に保持材を作製し、粘着層bをもった保持材3とした。この場合は8.5cm×1.8cmの部分が粘着層であった。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材3を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
粘着層aの代わりにマイクロ吸盤層のある吸着両面テープ(日東化工製 7786)を8.5cm×12cmに切り出したものを基本板Bに保持した以外は実施例1と同様に保持材を作製し、吸盤層cを持った保持材4とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材4を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
マイクロ吸盤層のある吸着両面テープを8.5cm×0.5cmに切り出したものを用いた以外は、実施例4と同様に保持材を作製し、吸盤層cをもった保持材5とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材5を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
粘着層aの代わりにミクロ吸盤層のある吸着シート(株式会社アクト製 ミューフィットMQ−005)を8.5cm×12cmに切り出したものを基本板Bに保持した以外は実施例1と同様に保持材を作製し、吸盤層dをもつた保持材6とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材6を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
ミクロ吸盤層のある吸着シートの大きさを8.5cm×2cmに切り出したものを用いた以外は、実施例6と同様に保持材を作製し、吸盤層dをもった保持材7とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材7を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
粘着層として粘着シート(3M社製 ポストイット 再生紙ノート 657RP)を用いた以外は、実施例3と同様に保持材を作製し、粘着層eをもった保持材8とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材8を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
粘着層として粘着シート(リンテック社製 SRL−0753B(AS))を用いた以外は、実施例3と同様に保持材を作製し、粘着層fをもった保持材9とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材9を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
粘着層として粘着シート(リンテック社製 SRL−0502(SF))を用いた以外は、実施例3と同様に保持材を作製し、粘着層gをもった保持材10とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材10を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
基本板Aの代りに基本板Cとしてプラスチック製のソフト下敷き(イカリボシ社製 MS34H)を用いた他は、実施例2と同様に保持材を作製し、粘着層aをもった保持材11とした。実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材11を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
粘着層として、Scotch(登録商標)「はってはがせるテープ」(住友3M社製:667)を用いた以外は、実施例2と同様にして保持材を作製し、粘着層hをもった保持材12とした。垂直切れ込み部を作製しなかった以外は、実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1の代わりに保持材12を用いた以外は実施例1と同様に転写した。
実施例4と同様に基本板B、粘着層cから保持材を作製し保持材13とした。実施例1と同様の冊子体を用意し、その冊子体を広げた中の1頁の下に上記保持材13を挿入して、偽造防止用紙の全ての端部を保持材の粘着層部分に保持した。保持材で保持された偽造防止用紙を最表面にした状態で、市販の冊子用ロールラミネーターを用い、上記体積型ホログラム転写体を冊子体の中の偽造防止用紙に転写した。転写温度130℃、転写スピード1m/minであった。その際に偽造防止用紙の端部でない部分から基材を剥離した。
実施例3と同様に基本板B、粘着層bを持った保持材14を作製した。この場合は、実施例3と同様、8.5cm×1.8cmの部分が粘着層であった。実施例1と同様の冊子体を用意し、その冊子体を広げた中の1頁の下に上記保持材13を挿入して、偽造防止用紙の1端部を保持材の粘着層部分に保持した。保持材で保持された偽造防止用紙を最表面にした状態で、市販の冊子用ロールラミネーターを用い、上記体積型ホログラム転写体を冊子体の中の偽造防止用紙に転写した。転写温度130℃、転写スピード1m/minであった。その際に偽造防止用紙の端部でない部分から基材を剥離し始め、保持材で保持した偽造防止用紙の端部に位置する基材を最後に剥離した。
実施例4と同様に基本板B、粘着層cから保持材を作製し保持材15とした。実施例1と同様の偽造防止用紙を、冊子状に綴じずに単体で用意する。1枚の偽造防止用紙の全ての端部を保持材の粘着層部分に保持した。保持材で保持された偽造防止用紙を最表面にした状態で、市販の冊子用ロールラミネーターを用い、上記体積型ホログラム転写体を冊子体の中の偽造防止用紙に転写した。転写温度130℃、転写スピード1m/minであった。
実施例8と同様に基本板B、粘着層eから保持材を作製し保持材16とした。ただし、粘着層は保持材の全端部にのみ配置するようにし、中央部には設けなかった。保持材内の粘着層の割合は20%であった。実施例15と同様の単体の偽造防止用紙を用意し、1枚の偽造防止用紙の全ての端部を保持材の粘着層部分に保持した。保持材で保持された偽造防止用紙を最表面にした状態で、市販の冊子用ロールラミネーターを用い、上記体積型ホログラム転写体を冊子体の中の偽造防止用紙に転写した。転写温度130℃、転写スピード1m/minであった。
実施例1と同様の体積型ホログラム転写体を用い、保持材1を用いない以外は実施例1と同様に転写した。
実施例及び比較例について以下の評価試験を行った。
評価試験1:転写後の記録媒体の破損確認試験
転写結果について、下記の評価基準に従って評価し、その結果を表1に表した。
評価基準
評価◎:紙の破れ、破損、折れ曲がり、湾曲は一切存在しなかった。
評価○+:紙の一部に、高さ1mm未満程度の湾曲又は1mm未満程度の折れが、生じたが、印刷物として問題は無かった。
評価○−:紙の一部に、高さ1mm以上3mm以下程度の湾曲又は1mm以上3mm以下程度の折れが生じたが、実用上問題は無かった。
評価×:紙の破れ、破損、折れ曲がり、湾曲が存在し、印刷物として使用出来なかった。
実施例で用いた保持材を幅2.5cm、長さ10cmに切り出し、厚さ1mmのアクリル板の上に固定する。固定には、両面テープ(ニチバン社製 ナイスタック NWBB−10)を用いた。幅2.5cm、長さ25cmに切り出したPETフィルム(ルミラーT60(50μm):東レ(株)製)を前述の粘着・吸着表面に貼り付ける。インストロン社製の万能材料試験機5565を用い、アクリル板を垂直に固定してPETフィルムを180度引き剥がしを行った際の剥離力(N/25mm)を粘着力・吸着力とした。180度引き剥がしのスピードは、300mm/minであり、剥離範囲10mm〜30mmの間の平均荷重をとった。評価試験2の結果は、表2に表した通りであった。
実施例で用いた基本板の剛性(曲げに対する寸法変化)を測定するために、幅2.5cm、長さ5cmに切り出し、厚さ1mmのアクリル板の上に幅2.5cm、長さ3cmの範囲を固定する。固定には、両面テープ(ニチバン社製ナイスタック NWBB−10)を用いた。さらに、固定されていない幅2.5cm、長さ2cmの部分の先端に、幅2.5cm、長さ5cmに切り出したPETフィルム(ルミラーT60(50μm):東レ(株)製)を貼り付けた。固定には、両面テープ(ニチバン社製 ナイスタック NWBB−10)を用いた。インストロン社製の万能材料試験機5565を用い、アクリル板を水平に固定してPETフィルムを90度引っ張る試験を行った。固定していない基本板、柔軟性板が変形して先端が0mmから5mmまで持ち上がるのに必要な力(N)をとった。
引き上げスピードは、300mm/minであった。評価試験3の結果は、表3に表した通りであった。
Claims (5)
- 記録媒体に、体積型ホログラム層を形成させる転写方法であって、
前記記録媒体と、体積型ホログラム転写体と、保持材とを用意し、
前記体積型ホログラム転写体が、基材と、該基材に、剥離性保護層と、体積型ホログラム層と、接着剤層とをこれらの順で備えてなり、
前記保持材が前記記録媒体を保持するものであり、
前記保持材が0.05mm以上10mm以下の厚みを有し、
前記保持材を幅2.5cm、長さ5cmに切り出し、厚さ1mmのアクリル板の上に両面テープで前記保持材の幅2.5cm、長さ3cmの範囲を固定し、前記保持材における固定されていない幅2.5cm、長さ2cmの端部の先端に、幅2.5cm、長さ5cmのPETフィルムを両面テープで貼り付けた状態で、前記アクリル板を水平に固定して前記PETフィルムを引き上げスピード300mm/minで90度に引っ張る試験によって前記保持材の剛性評価を行った場合、前記保持材は、前記端部を変形させて5mm持ち上げるのに必要な力が10N以上となる剛性を有するものであり、
前記保持材が前記保持材の表面に粘着層または吸盤層を有し、
前記粘着層または吸盤層が、前記保持材の表面の全表面積の4%以上20%以下の面積で、かつ前記保持材の端部に形成されており、
前記記録媒体の被転写面と反対の面に保持材を付与し、
前記記録媒体の被転写面に、前記体積型ホログラム転写体を前記接着剤層の面で付着させ、
前記剥離性保護層と、前記体積型ホログラム層と、及び前記接着剤層を備えてなる転写部位を転写し、
前記基材のみを剥離することを含んでなる、転写方法。 - 前記記録媒体が、秤量80g/m2以上130g/m2以下の紙である、請求項1に記載の転写方法。
- 前記記録媒体から前記保持材を分離することをさらに含んでなる、請求項1または2に記載の転写方法。
- 記録媒体に、体積型ホログラム転写体を用いて、体積型ホログラム層を形成させる転写装置であって、
前記体積型ホログラム転写体が、基材と、該基材に、剥離性保護層と、体積型ホログラム層と、接着剤層とをこれらの順で備えてなり、
前記記録媒体の被転写面と反対の面に付与され、かつ、前記記録媒体を保持する保持材と、
前記記録媒体の被転写面に、前記体積型ホログラム転写体を接着剤層の面で付着させ、前記剥離性保護層と、前記体積型ホログラム層と、及び前記接着剤層を備えてなる転写部位を転写し、かつ、前記基材のみを剥離する転写部とを備えてなり、
前記保持材が0.05mm以上10mm以下の厚みを有し、
前記保持材を幅2.5cm、長さ5cmに切り出し、厚さ1mmのアクリル板の上に両面テープで前記保持材の幅2.5cm、長さ3cmの範囲を固定し、前記保持材における固定されていない幅2.5cm、長さ2cmの端部の先端に、幅2.5cm、長さ5cmのPETフィルムを両面テープで貼り付けた状態で、前記アクリル板を水平に固定して前記PETフィルムを引き上げスピード300mm/minで90度に引っ張る試験によって前記保持材の剛性評価を行った場合、前記保持材は、前記端部を変形させて5mm持ち上げるのに必要な力が10N以上となる剛性を有するものであり、
前記保持材が前記保持材の表面に粘着層または吸盤層を有し、
前記粘着層または吸盤層が、前記保持材の表面の全表面積の4%以上20%以下の面積で、かつ前記保持材の端部に形成されている、転写装置。 - 前記転写後に、前記記録媒体から前記保持材を分離する分離部をさらに備えてなる、請求項4に記載の転写装置。
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