JP5303671B1 - 入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】被検出体の位置および押圧操作を検出する入力装置において、内部の回路構成を簡略化できる入力装置を提供する。
【解決手段】基板1と、スイッチ素子2と、スイッチ素子2における静電容量の変化を検出する検出部とを備えた入力装置10。スイッチ素子2は、固定電極部11と、固定電極部11に対して接近および離間する方向に弾性的に変位可能な可動電極部12と、を有する。検出部は、被検出体の可動電極部12への接近および離間による静電容量の変化、および押圧による可動電極部12の変位による固定電極部11との間の静電容量の変化を検出可能である。固定電極部11には、可動電極部12が固定電極部11に電気的に接続されるのを阻止する絶縁層13が形成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、携帯電話機、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistantなど)、パーソナルコンピュータなどの電子機器に用いられる入力装置に関する。
携帯電話機などには、1または複数のスイッチ素子を備えた入力装置が用いられる(例えば、特許文献1を参照)。
特許文献1には、接点電極と、操作者による押圧により前記接点電極に接触する反転部材と、操作者の指等(被検出体)が接近したときの静電容量の変化を検出する位置検出手段とを備えた入力装置が開示されている。
特許第4049703号公報
前記入力装置では、静電容量の変化の検出と、反転部材と接点電極との電気的な接続の検出とが必要であるため、静電容量の変化を検出する回路と、電気的な接続を検出する回路との両方を備えるか、またはそれぞれの機能を有する2つの集積回路を使用する必要があり、内部構造が複雑となることから、コスト面、製造の容易さ、装置の小型化などの点で問題があった。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、被検出体の位置および押圧操作を検出する入力装置において、内部の回路構成を簡略化できる入力装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明では以下の構成を提供する。
本発明は、絶縁性の基板と、前記基板に設けられたスイッチ素子と、前記スイッチ素子における静電容量の変化を検出する検出部とを備え、前記スイッチ素子は、前記基板の主面側に設けられた固定電極部と、前記基板の主面側に設けられ、少なくとも一部が前記固定電極部に対して接近および離間する方向に弾性的に変位可能な可動電極部と、を有し、前記可動電極部は、導電体である被検出体による押圧によって前記固定電極部に接近する方向の変位が可能であり、前記検出部は、前記被検出体の前記可動電極部への接近および離間により生じる第1の静電容量の変化、および前記押圧による前記可動電極部の変位で生じる前記可動電極部と前記固定電極部との間の第2の静電容量の変化をいずれも検出可能であり、少なくとも前記固定電極部の前記可動電極部側の面には、前記可動電極部が前記固定電極部に接近する方向に変位したときに前記固定電極部に電気的に接続されるのを阻止する絶縁部が形成され、前記固定電極部は、グランドに接続され、記可動電極部は、前記基板の主面側に設けられた外電極部に電気的に接続され、前記外電極部は、平面視において前記固定電極部の周囲に形成され、前記固定電極部に対する離間距離が、前記可動電極部の前記固定電極部に接近および離間する方向の最大変位距離より大きい入力装置を提供する。
本発明は、前記被検出体が前記スイッチ素子に電気的な影響を与えない状態における前記静電容量である通常値と、前記被検出体が前記状態に比べて前記スイッチ素子に接近した状態における前記静電容量である接近値と、の間に第1基準値を設定し、前記接近値と、前記被検出体による押圧によって前記可動電極部が変位した状態における前記静電容量である押圧値と、の間に第2基準値を設定したときに、前記検出部による前記第1の静電容量の変化の検出は、検出値を前記第1基準値と比較することにより行われ、かつ、前記第2の静電容量の変化の検出は、検出値を前記第2基準値と比較することにより行われることが好ましい。
前記検出部は、前記静電容量の検出値が前記第1基準値を超えたときに第1検出信号を出力し、かつ前記検出値が前記第2基準値を超えたときに第2検出信号を出力することが好ましい。
前記絶縁部は、前記固定電極部の全体を覆う形状であることが好ましい。
前記可動電極部は、前記基板から離れる方向に突出したドーム形状またはアーチ形状とされ、略中央部が前記固定電極部に接近および離間する方向に弾性的に変位可能であることが好ましい。
前記絶縁部は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリイミド系樹脂、およびエポキシ系樹脂からなる群から選択される1または2以上からなることが好ましい。
前記絶縁部の比誘電率は、1.5〜10とされていることが好ましい。
前記絶縁部の厚さは、5μm以上とされていることが好ましい。
本発明によれば、単一の検出部によって、被検出体が接近および離間する際の位置変化による静電容量変化だけでなく、スイッチ素子の押圧操作による可動電極部の変位の際の静電容量変化も検出可能である。つまり、2段階の静電容量変化を単一の検出部で検出することができる。その結果、被検出体の位置を検出する回路と、可動電極部の押圧動作を検出する回路とを共通化でき、内部の回路構造を簡略化できる。このため、コスト面、製造の容易さ、装置の小型化などの点で有利である。
また、可動電極部の押圧動作を静電容量の変化により検出するため、押圧動作を電極部の電気的接続により検出する構造に比べて、検出時に回路に流れる電流が急増することはなく、これを原因とする不具合は生じない。
また、本発明では、押圧動作を電極部の電気的接続により検出する構造とは異なり、異物混入や電極部の腐食等を原因とする接触不良によって検出感度が低下することがない。
本発明では、固定電極部および可動電極部がいずれも基板の主面に設けられているため、安価な片面基板を利用でき、コスト抑制が可能である。
本発明の一実施形態の入力装置を示す断面図である。 図1の入力装置を示す平面図である。 図1の入力装置を模式的に示す構成図である。 図1の入力装置において被検出体が可動電極部に接近した状態を模式的に示す構成図である。 図1の入力装置において被検出体が可動電極部を押圧した状態を模式的に示す構成図である。 図1の入力装置において被検出体が可動電極部に接近した状態を示す断面図である。 図1の入力装置において被検出体が可動電極部を押圧した状態を示す断面図である。 図1の入力装置を用いた電子機器の例を示す斜視図である。 図1の入力装置における静電容量の変化を示す図である。 図1の入力装置における被検出体の位置検出に関する説明図である。 可動電極部の他の例を有する入力装置を示す平面図である。 突起部を有する外装シートを用いた入力装置の一例を示す断面図である。 押圧力伝達部材を用いた入力装置の一例を示す断面図である。
図1は、本発明の一実施形態である入力装置10(入力装置モジュール)を示す断面図である。図2は、入力装置10を示す平面図である。図3は、入力装置10を模式的に示す構成図である。図4は、被検出体20が可動電極部12に接近した状態を模式的に示す構成図である。図5は、被検出体20が可動電極部12を押圧した状態を模式的に示す構成図である。図6は、被検出体20が可動電極部12に接近した状態を示す断面図である。図7は、被検出体20が可動電極部12を押圧した状態を示す断面図である。図8は、入力装置10を用いた電子機器の例を示す斜視図である。
以下の説明において、高さ方向とは、図1における上方(基板1に垂直であって基板1から離れる方向)という。
図8は、入力装置10を用いた電子機器の一例である携帯電話機を示す。入力装置10は、携帯電話機30の本体部31に設けられる。
図1〜図3に示すように、入力装置10は、基板1と、基板1の主面1aに設けられたスイッチ素子2と、スイッチ素子2における静電容量の変化を検出する検出部3と、スイッチ素子2を覆う押えシート4と、押えシート4を覆う外装シート5とを備えている。
基板1としては、ポリイミド、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエステル樹脂、アラミド樹脂、液晶ポリマー、ガラスなどの絶縁性の材料が使用でき、例えばFPC(Flexible Printed Circuit)、PCB(Printed Circuit Board)などのプリント配線基板を利用できる。
主面1aには、銀、銅などの導電体からなる配線層(図示略)を形成することができ、この配線層により各電極部と検出部3とを電気的に接続できる。
スイッチ素子2は、主面1aに設けられた固定電極部11と、少なくとも一部が平面視において固定電極部11に重なる位置に設けられた可動電極部12と、固定電極部11の少なくとも一部を覆って形成された絶縁層13(絶縁部)と、主面1aに設けられた外電極部14と、を有する。
固定電極部11は、銀、銅などの導電体からなる導電部であり、平面視形状は略円形とすることができる(図2参照)。
固定電極部11は、電位が一定となるように構成するのが好ましい。図示例の固定電極部11はグランドに接続されているため電位は一定である。
可動電極部12は、金属などの導電体からなる板状体(メタルプレート)であり、上方(基板1から離れる方向)に凸状となるように突出したドーム形状とすることができる。
可動電極部12は、例えば湾曲した断面形状を有し、図1に示す例では断面略楕円弧形である。なお、可動電極部12は、湾曲形状に限らず、平板状であってもよいし、屈曲形状であってもよい。
可動電極部12の平面視形状は、略円形とすることができる(図2参照)。可動電極部12の基端部12a(可動電極部12の周縁部)は、外電極部14の上面に固定され、外電極部14と電気的に接続されている。
図示例の可動電極部12は固定電極部11より大きい外径を有し、可動電極部12を覆うように設けられている。
可動電極部12は、ステンレス鋼などの金属材料によって形成することができる。
可動電極部12は、操作者による押圧によって中央部12bが固定電極部11に対して接近および離間する方向に弾性的に変位可能な可撓性を有し、図6に示す変形していない状態と、図7に示すように中央部分が下方に凸状となって中央部12bが固定電極部11に接近した状態(押圧状態)とを切り替え可能である。
外電極部14は、主面1a側に形成され、平面視において固定電極部11を概略囲むように固定電極部11から径方向に離間した位置に形成された略C形または略環状としてよい。図示例の外電極部14は平面視C形とされている(図2参照)。
図1に示すように、平面視における外電極部14と固定電極部11との径方向の距離L1は、可動電極部12のストローク(上下方向の可動電極部12の最大変位距離。例えば図6および図7に示す「h1−h2」)より大きいことが好ましい。
これによって、固定電極部11と外電極部14との間に生じる寄生容量が小さくなるため、被検出体20の近接や可動電極12が固定電極部11に接近したことによる静電容量値の変化量が相対的に大きくなり、検出が容易になる。
ここで、寄生容量とは、被検出体20が、スイッチ素子2に近接していない状態で生じる静電容量値である。
平面視における外電極部14と固定電極部11との径方向の離間距離L1は、0.15〜3.5mmであることが好ましい。L1をこの範囲にすることによって、寄生容量を小さくしつつも、入力装置10の大型化を防止することができる。
また、可動電極部12のストローク「h1−h2」は、0.1〜0.4mmであることが好ましい。これにより、静電容量値の変化量を大きくしつつ、入力装置10の大型化を防止することができる。
また、L1と「h1−h2」との差は、0.05〜3.1mmであることが好ましい。これにより、被検出体20の近接や可動電極12が固定電極部11に接近したことによる静電容量値の変化量が相対的により大きくなり、検出が容易になる。
また、外電極部14の径方向の寸法(図1に示す幅W1)は、0.5mm以上が好ましい。幅W1をこの範囲とすることによって、検出感度を高めることができる。
押えシート4は、可撓性のシート体であって、PETなどの樹脂材料等からなる。押えシート4は厚さ方向に撓み変形可能である。
押えシート4の下面4a(基板1側の面)には樹脂層7が形成されている。
絶縁層13は、少なくとも固定電極部11の上面11a(可動電極部12側の面)に形成されている。
絶縁層13の構成材料としては、例えばアクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリイミド系樹脂、およびエポキシ系樹脂からなる群から選択される1または2以上を使用できる。絶縁層13には、汎用のソルダレジストを使用してもよい。絶縁層13は、印刷により形成してもよいし、シート状の絶縁材料を固定電極11に接着して形成してもよい。
絶縁層13の比誘電率は、例えば1.5〜10とすることができる。比誘電率をこの範囲とすることで、固定電極部11と可動電極部12との間の静電容量を高め、検出感度を良好にすることができる。
絶縁層13の厚さ(基板1の厚さ方向の寸法)は、例えば5μm以上とすることができる。好ましくは、5〜150μmとすることができる。絶縁層13の厚さをこの範囲とすることで、絶縁を確実にするとともに、固定電極部11と可動電極部12との間の静電容量を高め、検出感度を良好にすることができる。
絶縁層13は、可動電極部12が固定電極部11に接近する方向に変位したときに固定電極部11に接触して固定電極部11に電気的に接続されるのを阻止することができる。
図1等に示す絶縁層13は、略一定厚さであって固定電極部11の端面を含めた全体を覆う形状であるが、固定電極部11の上面11aのみに形成されていてもよい。
絶縁層13は、上面11aの全域に形成されていてもよいが、可動電極部12と固定電極部11の電気的な接続を阻止できれば、上面11aの一部領域のみに形成されていてもよい。
絶縁層13(絶縁部)の形状は、可動電極部12と固定電極部11との電気的な接続を阻止できる形状であれば、層状に限らず、他の形状であってもよい。例えば固定電極部11の上面11aに形成された1または複数のブロック状であってもよい。
絶縁層13は、樹脂層7とは別体であってもよいが、樹脂層7と一体に形成されていてもよい。図示例では、樹脂層7に、外電極部14より一回り大きい平面視C形の開口部7aが形成され(図2参照)、この開口部7aの内側の略円形部分が絶縁層13となっている。
外装シート5は、可撓性のシート体であって、PETなどの樹脂材料等からなる。外装シート5は厚さ方向に撓み変形可能である。
図8に示すように、外装シート5には、文字、記号、図形などが表示された表示部5a(操作キー部)を形成することができる。表示部5a(操作キー部)は、平面視において可動電極部12の少なくとも一部と重なる位置に形成されていることが好ましい。
次いで、入力装置10の動作について説明する。
図1および図3に示すように、被検出体20がスイッチ素子2に近接していない状態で、検出部3(パルス生成部および容量検出部)により、可動電極部12に電圧を加えることで検出される静電容量(寄生容量)は、固定電極部11と可動電極部12との間に形成される静電容量γ1と、これ以外の寄生容量αとの和(α+γ1)である。
γ1は、ε(S/h1)で表される。ただし、εは固定電極部11と可動電極部12との間の誘電率である。実際には、固定電極部11と可動電極部12との間には、空気層と絶縁層13が介在しており、それぞれの誘電率は異なるが、ここでは、説明を簡略化するため、一様の誘電率の物が固定電極部11と可動電極部12の間に挟まれていると考え、誘電率をεとする。Sは、可動電極部12に対面する固定電極部11の面積である。h1は、固定電極部11と、これに対面する部分の可動電極部12との距離、例えば固定電極部11の上面11aと、中央部12bの下面との高低差である。
可動電極部12に対面する固定電極部11の面積であるSは、0.5〜20.0mmであることが好ましい。これにより、可動電極部12と固定電極部11に生じる静電容量値を大きくすることができ、後述する可動電極部12が押圧された際の静電容量値の変化量を大きくすることができる。
静電容量γ1は、固定電極部11と可動電極部12との間の距離や、検出部3の構成によって大幅に異なってくるが、おおよそ、0.01〜20(pF)になる。
検出部3における静電容量検出は、静電容量が変化した際の、静電容量の変化量を検出することによって行われる。静電容量の検出には、特開2007−18839号公報、特開2005−353565号公報などに記載された回路の一部を利用できる。
図1および図3に示すように、被検出体20がスイッチ素子2に近接していない状態を「通常状態」という。
図4および図6に示すように、被検出体20がスイッチ素子2に接近すると、検出部3で検出される静電容量は次のように変化する。
被検出体20は、例えば操作者の手指、タッチペン等であり、少なくとも一部は導電体からなり、可動電極部12は被検出体20を介して接地との間に静電容量βを形成する。
図示例では、被検出体20は可動電極部12に平面視において重なる位置の外装シート5の上面に当接しており、可動電極部12に近接した位置にある。この状態では、可動電極部12は押圧されておらず、可動電極部12は変形していないため、中央部12bの高さ位置は、図1および図3に示す通常状態と同じである。
図4および図6に示す状態を「接近状態」という。
この接近状態では、接地と可動電極部12との間に静電容量βが形成されるため、検出部3により検出される静電容量は、通常状態での静電容量(α+γ1)に静電容量βを加えた値(α+β+γ1)となる。すなわち、検出値は通常状態に比べ「β」だけ増加する。
静電容量βは、可動電極部12の大きさや検出部3の構成によって、大幅に異なってくるが、おおよそ、1〜100(pF)になる。
図5および図7に示すように、被検出体20が外装シート5を介して可動電極部12の中央部12bを下方(基板1に近づく方向)に押圧すると、可動電極部12は弾性的に変形し、中央部12bを含む部分(中央部分)は下方に凸状となる湾曲形状となる。
これによって、中央部12bは下方に変位する。図示例では中央部12bは絶縁層13の上面に当接する位置まで変位している。この変形の際に、可動電極部12は操作者にクリック感を与える。
図5および図7に示す状態を「押圧状態」という。
固定電極部11の上面11aには絶縁層13が形成されているため、可動電極部12が図5および図7に示す最下降位置(絶縁層13に当接する位置)に達しても、可動電極部12は固定電極部11に当接せず、可動電極部12と固定電極部11とが電気的に接続されることはない。
可動電極部12と固定電極部11とが電気的に接続されると、静電容量の検出ができなくなることが考えられるが、この入力装置10では、絶縁層13によって電極部11、12の接続が阻止されるため、そのような事態は起こらない。
この押圧状態では、固定電極部11と可動電極部12との間に形成される静電容量γ2は「ε(S/h2)」となる。εは押圧状態における固定電極部11と可動電極部12との間の誘電率である。
固定電極部11と可動電極部12の距離(図5および図7に示すh2)が「接近状態」の距離(h1)に比べ小さくなるため、静電容量γ2は、図4および図6に示す「接近状態」での静電容量γ1に比べて大きくなる。
このため、検出部3により検出される静電容量(α+β+γ2)は、接近状態(図4および図6参照)の静電容量(α+β+γ1)より大きくなる。
この際、絶縁層13の比誘電率を上述したように高くすることで、「接近状態」から「押圧状態」にした際の静電容量の変化量を大きくすることができる。
静電容量γ2は、絶縁層13の比誘電率やh2の長さによって、大幅に異なってくるが、おおよそ、0.04〜350(pF)になる。
接近状態と押圧状態の静電容量の差はγ2−γ1である。この差はおおよそ、0.03〜330(pF)になる。
操作者が押圧を停止すると、可動電極部12の弾性復元力によって可動電極部12はもとの形状(図4および図6に示す形状)となり、中央部12bは上方に変位する。静電容量の検出値は(α+β+γ1)となる。
被検出体20がスイッチ素子2から離れると、図1および図3に示す通常状態に戻り、静電容量の検出値は再び(α+γ1)となる。
図9は、一連の操作における静電容量の変化を示す図である。以下、この図を参照して入力装置10における検出動作の一例について説明する。
予め、通常状態の静電容量(α+γ1)と接近状態の静電容量(α+β+γ1)との間に基準値1(第1基準値)を設定するとともに、接近状態の静電容量(α+β+γ1)と押圧状態の静電容量(α+β+γ2)との間に基準値2(第2基準値)を設定しておく。
通常状態(図3)から接近状態(図4)になると、検出部3により検出される静電容量は(α+γ1)から基準値1を越えて(α+β+γ1)まで増加する。
検出部3は、基準値1を越える静電容量を検出すると、被検出体20が接近したことを認識して第1検出信号を出力し、この第1検出信号によって、何らかの動作(例えば表示部(図示略)の画面への表示)を行わせることができる。
接近状態(図4)から押圧状態(図5)になると、検出部3により検出される静電容量は(α+β+γ1)から基準値2を越えて(α+β+γ2)まで増加する。
検出部3は、基準値2を越える静電容量を検出すると、押圧動作がなされたことを認識して第2検出信号を出力し、この第2検出信号によって、何らかの動作(例えば表示部(図示略)の画面への表示)を行わせることができる。
検出部3は、同様に、押圧状態から接近状態への移行に伴って静電容量が基準値2を下回ったとき、および接近状態から通常状態への移行に伴って静電容量が基準値1を下回ったときにも、それぞれ検出信号を出力させ、何らかの動作を行うことができる。
この例では、予め2つの基準値を設定することで、検出部3は、被検出体20の接近および離間、およびスイッチ素子2の押圧動作を別々に認識して、2段階のスイッチング機能を発揮する。
なお、この例では基準値を2つ設定したが、基準値は3以上でもよい。例えば(α+γ1)と(α+β+γ1)との間、および(α+β+γ1)と(α+β+γ2)との間に、それぞれ2以上の基準値を設定してもよい。
また、基準値はヒステリシスを設けてもよい。
図10に示すように、入力装置10は、被検出体20の平面位置(基板1に沿う面内の位置)を検出することもできる。
被検出体20が第1スイッチ素子2(2A)に近接した第1位置(図10(A))から、第2スイッチ素子2(2B)に近接した第2位置(図10(B))を経て、第3スイッチ素子2(2C)に近接した第3位置(図10(C))に至るまで移動する場合を想定する。
第1位置(図10(A))では、被検出体20は第1スイッチ素子2Aに近接しているため、第1スイッチ素子2Aでは静電容量の検出値は高い値となる一方、通常状態にある第2および第3スイッチ素子2B、2Cでは、静電容量の検出値は比較的低い値となる。
第2位置(図10(B))では、被検出体20は第2スイッチ素子2Bに近接しているため、第2スイッチ素子2Bでは静電容量の検出値は高い値となり、第1および第3スイッチ素子2A、2Cでは低い値となる。
第3位置(図10(C))では、被検出体20は第3スイッチ素子2Cに近接しているため、第3スイッチ素子2Cでは静電容量の検出値は高い値となり、第1および第2スイッチ素子2A、2Bでは低い値となる。
このように、被検出体20の位置によって各スイッチ素子2の静電容量の検出値が変化するため、検出値に基づいて被検出体20の位置の特定や、表示画面を横に移動(スライド)させることが可能となる。
入力装置10を作製するには、固定電極部11、外電極部14および可動電極部12を設けた基板1の主面1aに樹脂層7を設けるとともに、固定電極部11上に絶縁層13を形成し、その上に押えシート4を設け、さらにその上に外装シート5を設ける。
これによって、図1等に示す入力装置10が得られる。
入力装置10では、単一の検出部3によって、被検出体20が接近および離間する際の位置変化による静電容量変化だけでなく、押圧操作による可動電極部12の変位の際の静電容量変化も検出可能である。つまり、2段階の静電容量変化を単一の検出部3で検出することができる。その結果、被検出体20の位置を検出する回路と、可動電極部12の押圧動作を検出する回路とを同じ回路とでき、内部の回路構造を簡略化できる。このため、コスト面、製造の容易さ、装置の小型化などの点で有利である。
入力装置10では、可動電極部12の押圧動作を静電容量の変化により検出するため、押圧動作を電極部の電気的接続により検出する構造に比べて、検出時に回路に流れる電流が急増することはなく、これを原因とする不具合は生じない。
また、押圧動作を電極部の電気的接続により検出する構造とは異なり、異物混入や電極部の腐食等を原因とする接触不良によって検出感度が低下することがない。
入力装置10では、固定電極部11、可動電極部12、外電極部14がいずれも基板1の主面1aに設けられているため、安価な片面基板を利用でき、コスト抑制が可能である。
ただし、両面基板を用い、固定電極部11や外電極部14において、基板に主面1aから裏面まで導通するスルーホールを形成し、裏面側に配線層を形成してもよい。
本発明の技術的範囲は上記実施形態に限られず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
可動電極部12の形状は図示例に限らない。可動電極部12は、例えば図11に示すように、平面視において左右に延在する一定幅の長板からなり、両基端部12Aaが外電極部14上に形成されたアーチ形状であってもよい。この例では、樹脂層7の開口部7a’は、図2の平面視C形の開口部7aを長さ方向の中央で2つに分割した形状に相当する扇形である。
また、図示例では、入力装置10は複数のスイッチ素子2を有するが、スイッチ素子2は1つのみでもよい。
また、図示例では、外電極部14は固定電極部11を概略囲むように平面視C形となっているが、固定電極部11の周囲に形成されていればよく、例えば、固定電極部11を介して対向する2箇所のみに形成されているだけでもよい。
図12に示すように、外装シート5の下面5bには、突起部15(押圧力伝達部)を設けることもできる。
突起部15は、円形、多角形等の平面視形状を有する厚肉部分であり、下面5bから下方に突出して形成されている。突起部15の形成位置は、平面視において可動電極部12の中央部12bに重なる位置を含むことが好ましい。
この入力装置では、操作者が外装シート5を押圧すると、突起部15は下方に変位し、押えシート4を介して可動電極部12の中央部12bを押圧する。押圧力は突起部15を介して集中して可動電極部12に作用するため、この押圧力を効率よく可動電極部12に作用させ、操作の確実性を高めるとともに、良好なクリック感を得ることができる。
また、操作者による押圧の平面視位置が可動電極部12の中央から外れた位置であっても、押圧力は突起部15を介して可動電極部12の適正な位置に伝達されるため、誤操作を防ぐことができる。
図13は、押圧力伝達部材を用いた入力装置の一例を示す断面図であって、この入力装置では、押えシート4は、上方に突出した突出部16を有する。図示例の突出部16は上板16aとその周縁から垂下する側板16bとを有する。突出部16の平面視形状は円形、多角形等としてよい。
突出部16の内面側(下面側)は収容凹部16cであり、収容凹部16c内には押圧力伝達部材17が収容されている。押圧力伝達部材17は、押えシート4の収容凹部16cに収容されるため、側方への位置ずれが生じにくい。
押圧力伝達部材17は、収容凹部16cの内面形状に沿う形状、例えば円柱状、直方体状などのブロック状とすることができ、その設置位置は、平面視において可動電極部12の中央部12bに重なる位置を含むことが好ましい。
この入力装置では、押圧力伝達部材17が、可動電極部12の上面と押えシート4との間に設置されるため、操作者の押圧力は、押圧力伝達部材17を介して集中して可動電極部12に作用する。このため、この押圧力を効率よく可動電極部12に作用させ、操作の確実性を高めるとともに、良好なクリック感を得ることができる。
また、操作者による押圧の平面視位置が可動電極部12の中央から外れた位置であっても、押圧力は押圧力伝達部材17を介して可動電極部12の適正な位置に伝達されるため、誤操作を防ぐことができる。
外装シート5の上面5cには、操作凸部18を形成することができる。操作凸部18は、円形、多角形等の平面視形状を有する厚肉部分であり、その形成位置は、平面視において可動電極部12の中央部12bに重なる位置を含むことが好ましい。
操作凸部18によって、操作者の押圧力は、より確実に可動電極部12に伝えられる。
本発明の入力装置は、携帯電話機に限らず、携帯情報端末(PDA:Personal Digital Assistantなど)、パーソナルコンピュータなどに使用できる。
1・・・基板、1a・・・主面、2・・・スイッチ素子、3・・・検出部、11・・・固定電極部、11a・・・上面(可動電極部側の面)、12・・・可動電極部、12b・・・中央部、13・・・絶縁層(絶縁部)、14・・・外電極部。

Claims (8)

  1. 絶縁性の基板と、前記基板に設けられたスイッチ素子と、前記スイッチ素子における静電容量の変化を検出する検出部とを備え、
    前記スイッチ素子は、前記基板の主面側に設けられた固定電極部と、前記基板の主面側に設けられ、少なくとも一部が前記固定電極部に対して接近および離間する方向に弾性的に変位可能な可動電極部と、を有し、
    前記可動電極部は、導電体である被検出体による押圧によって前記固定電極部に接近する方向の変位が可能であり、
    前記検出部は、前記被検出体の前記可動電極部への接近および離間により生じる第1の静電容量の変化、および前記押圧による前記可動電極部の変位で生じる前記可動電極部と前記固定電極部との間の第2の静電容量の変化をいずれも検出可能であり、
    少なくとも前記固定電極部の前記可動電極部側の面には、前記可動電極部が前記固定電極部に接近する方向に変位したときに前記固定電極部に電気的に接続されるのを阻止する絶縁部が形成され
    前記固定電極部は、グランドに接続され、
    前記可動電極部は、前記基板の主面側に設けられた外電極部に電気的に接続され、
    前記外電極部は、平面視において前記固定電極部の周囲に形成され、前記固定電極部に対する離間距離が、前記可動電極部の前記固定電極部に接近および離間する方向の最大変位距離より大きいことを特徴とする入力装置。
  2. 前記被検出体が前記スイッチ素子に電気的な影響を与えない状態における前記静電容量である通常値と、前記被検出体が前記状態に比べて前記スイッチ素子に接近した状態における前記静電容量である接近値と、の間に第1基準値を設定し、
    前記接近値と、前記被検出体による押圧によって前記可動電極部が変位した状態における前記静電容量である押圧値と、の間に第2基準値を設定したときに、
    前記検出部による前記第1の静電容量の変化の検出は、検出値を前記第1基準値と比較することにより行われ、かつ、前記第2の静電容量の変化の検出は、検出値を前記第2基準値と比較することにより行われることを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記検出部は、前記静電容量の検出値が前記第1基準値を超えたときに第1検出信号を出力し、かつ前記検出値が前記第2基準値を超えたときに第2検出信号を出力することを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記絶縁部は、前記固定電極部の全体を覆う形状であることを特徴とする請求項1〜3のうちいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 前記可動電極部は、前記基板から離れる方向に突出したドーム形状またはアーチ形状とされ、略中央部が前記固定電極部に接近および離間する方向に弾性的に変位可能であることを特徴とする請求項1〜4のうちいずれか1項に記載の入力装置。
  6. 前記絶縁部は、アクリル系樹脂、ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、ポリイミド系樹脂、およびエポキシ系樹脂からなる群から選択される1または2以上からなることを特徴とする請求項1〜5うちいずれか1項に記載の入力装置。
  7. 前記絶縁部の比誘電率は、1.5〜10とされていることを特徴とする請求項1〜6うちいずれか1項に記載の入力装置。
  8. 前記絶縁部の厚さは、5μm以上とされていることを特徴とする請求項1〜7うちいずれか1項に記載の入力装置。
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