JP2010066947A - 小型電子機器 - Google Patents

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均 安藤
Yoshio Takahashi
良雄 高橋
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Abstract

【課題】小型化および薄型化に優れると共に、操作性が良く、しかも表示部を大きくできる小型電子機器を提供する。
【解決手段】表示部2と、センサー部および当該センサー部に対向して配置され、押圧されるとそのセンサー部に接触する導電性弾性体からなる押圧部材を有するタッチキー入力部3と、を備え、タッチキー入力部3は、少なくとも表示部2とその表示部2の側面との稜線部6に沿って設けられている小型電子機器1とする。
【選択図】図1

Description

本発明は、小型電子機器に関する。
近年、携帯電話や携帯情報端末装置(PDA)等の小型電子機器においては、さらなる小型化および薄型化が要求されている。一方、小型電子機器の表示部は、大画面化が求められている。
小型電子機器の一種である携帯電話等の携帯電子機器は、各種の入力情報を表示する表示部と、情報の選択または/および文字入力用の各種キーを設けた操作部とを備えているものが一般的である。携帯電子機器の小型化を実現するために、操作部のキーの個数を少なくすることが求められている。このような要請を満足するものとして特許文献1の技術が挙げられる。この特許文献1の携帯電子機器は、モード切り替えキーが1つのキーによって構成されているから、各モード切り替え用のキーを個別に設ける場合に比べて、キーの数を少なくできる。このため、ある程度、携帯電子機器の小型化を向上させることができる。
さらに、電子機器の小型化への妨げとなるような大型の各種キーを設けた操作部に代わって、入力装置として棒状体(以下、ペンという。)を用い、液晶ディスプレイをタッチして入力を行う技術も提案されている。具体的には、ペンを用いて、液晶ディスプレイに直接に文字の書き込みを行い、またはディスプレイに表示される情報をタッチのみで選択するような技術である。
特開2001−331253号公報(特許請求の範囲)
しかしながら、上述の特許文献1に開示されるキー入力部には、次のような問題がある。すなわち、小型電子機器にとって、キー入力部は、表示部と共にスペースを大きく占有するため、機器の小型化および表示部の大画面化の阻害要因となる。また、キー入力部は、一般的にキートップ部材と外カバー部材とベース部材とから構成されているため、携帯電子機器の薄型化が難しいという問題がある。
また、ペン等を使うタッチ式の携帯電子機器の場合には、キー入力部を配置する必要がないため、小型電子機器の小型化および薄型化を実現できる。しかし、小型で多機能な小型電子機器であればあるほど多くの操作項目が必要とされ、ペンによるタッチでは操作しにくく、また、誤操作も起こりやすいという問題がある。さらに、長期間、操作を繰り返すうちに、表示部のタッチに起因して、表示部の表面に微細な傷が生じる問題もある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであって、その目的とするところは、小型化および薄型化に優れると共に、操作性が良く、しかも表示部を大きくできる小型電子機器を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の小型電子機器は、表示部と、センサー部およびそのセンサー部に対向して配置され、押圧されると当該センサー部に接触する導電性弾性体からなる押圧部材を有するタッチキー入力部と、を備え、タッチキー入力部は、少なくとも表示部とその表示部の側面との稜線部に沿って設けられている。
このような構成の小型電子機器とすると、小型化および薄型化に優れると共に、操作性が良く、しかも表示部を大きくできるものとなる。すなわち、タッチキー入力部は、表示部とその表示部の側面との稜線部に配置されることによって、入力部がそのまま厚みとならず、限界と考えられていた薄さよりもさらに薄くすることができる。同時に、平面部にタッチキー入力部を配置するものに比べ、表示部を大きくすることができる。また、側面部にタッチキー入力部を配置するものに比べ、見やすいため操作しやすいものとなる。さらに、押圧部材が導電性弾性体から形成されているため、良好な電気特性を確保できると同時に、タッチキー入力部の製造が容易となる。
また、別の本発明は、先の発明に加え、センサー部には1つの導電パターンが設けられ、押圧部材のセンサー部と対向した表面に導電パターンと対応するように導電性の押圧部が設けられている。このため、タッチキー入力部は、効率良く所定の操作機能を有する操作入力手段として使用することができる。
また、別の本発明は、先の発明に加え、センサー部には、導電パターンの両端にそれぞれ間隔を空けて固定接点部が設けられている。このため、効率良く所定の操作機能を有する操作入力手段として使用することができる。
また、別の本発明は、先の発明に加え、センサー部に設けられている導電パターンは、2極の離間した導電パターンである。このため、効率良く所定の操作機能を有する操作入力手段として使用することができる。
また、別の本発明は、先の発明に加え、センサー部には複数の導電パターンが設けられ、押圧部材のセンサー部と対向した表面に導電パターンと対応するように導電性の押圧部が設けられている。このため、押圧部とセンサー部とを組み合わせることによって効率良く所定の操作機能を有する操作入力手段として使用することができる。
また、別の本発明は、先の発明に加え、タッチキー入力部がその表示部の両横の稜線部に配置されている。
このように左右の両稜線にタッチキー入力部が配置されているので、さらに小型化、薄型化に有利となると共に表示部を大きくすることができる。
また、別の本発明は、先の発明に加え、タッチキー入力部が表示部の側面の稜線部から、表示部と同一平面上に配置される他の入力部の稜線まで延びて配置されている。
この発明では、他の入力部に近い所にタッチキー入力部が配置されるので、片手で小型電子機器を持って扱う際、その片手で他の入力部の操作とタッチキー入力部の操作が必要となった時でも両入力部に対する操作がしやすいものとなる。
本発明によれば、小型化および薄型化に優れると共に、操作性が良く、しかも表示部を大きくできる小型電子機器を提供することができる。
以下に、本発明に係る小型電子機器の好適な各実施の形態について、図面を参照しながら詳しく説明する。ただし、本発明は、以下に説明する好適な各実施の形態に何ら限定されるものではない。
(第1の実施の形態)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る小型電子機器1の斜視図である。図2は、図1に示す小型電子機器1のタッチキー入力部3のA−A線断面図である。図3は、図2に示すタッチキー入力部3のB−B線断面図である。図4は、図3に示すタッチキー入力部3を構成するセンサー部20であり、(A)はセンサー部20を示す部分平面図で、(B)は別の形態を有するセンサー部20を示す部分平面図である。図5は、図3に示すタッチキー入力部3の押圧部材10が押圧された状態を示す図である。
図1および図2に示すように、小型電子機器1は、表示部2と、タッチキー入力部3と、他の入力部となる操作釦4と、内部の電子部材を囲む本体5とを備えている。当該タッチキー入力部3は、表示部2とその表示部2の右側面との稜線部6に沿って設けられている。なお、CPU、メモリ等からなる表示入力制御部(図示せず)と、電源供給部としてのバッテリ(図示せず)を本体5に内蔵する。
また、図2および図3に示すように、タッチキー入力部3は、押圧部材10とセンサー部20とを有する。押圧部材10は、センサー部20に対向して配置され、押圧されると変形し、センサー部20と電気的に接続するものとされている。当該押圧部材10は、両端にセンサー部20と当接する当接部11,12を有する。センサー部20は、1個のセンサーとして機能する。
本実施の形態では、図4(A)に示すように、センサー部20の本体は絶縁性基板から構成され、一面側のその中央には導電材料からなる被接触部となる1個の長方形状の導電パターン21が配置されている。この導電パターン21には、電圧を検出するためのA/D変換部が接続されている。また、センサー部20の一端部側に固定接点部22が設けられ、電圧(VCC)、例えば、5Vが加えられ、他端部側に他の固定接点部23が設けられ、アース(GND)されている。また、押圧部材10は、導電性弾性体から形成され、導電性シートとなるものである。押圧部材10の一端の当接部11は、センサー部20の固定接点部22と接触し、押圧部材10の他端の当接部12は、センサー部20の固定接点部23と接触している。この両固定接点部22、23は、導電パターン21に対して間隔を空けてそれぞれの端部側に配置されている。
また、図4(B)に示すように、センサー部20は、そのX、Y両方向のそれぞれ一端側の固定接点部22、22aに電圧(VCC)が加えられ、他端部側の固定接点部23、23aがそれぞれアース(GND)されるように構成しても良い。これによって、押圧された位置のX、Y両方向を検出することで、表示入力制御部(図示せず)を介して使用者が操作した部位をさらに詳細に特定できる。
本発明の第1の実施の形態に係る小型電子機器1を構成するタッチキー入力部3の押圧部材10に用いられる導電性弾性体としては、押圧部材10の表面に指が触れることにより容易に変形するような弾性体であって、例えば、導電性フィラーであるカーボンブラック等を分散させたゴム状弾性体を好適に用いることができる。そのようなゴム状弾性体は、熱硬化性エラストマー又は熱可塑性エラストマーにて形成される。熱硬化性エラストマーとしては、例えば、シリコーンゴムの他、イソプレンゴム、エチレンプロピレンゴム、ブタジエンゴム、クロロプレンゴム、天然ゴム等が挙げられる。また、熱可塑性エラストマーとしては、スチレン系、エステル系、ウレタン系、オレフィン系、アミド系、ブタジエン系、エチレン−酢酸ビニル系、フッ素系、イソプレン系、塩素化ポリエチレン系等のものが採用できる。この中でも、耐環境性および加工性等を考慮すると、特にシリコーンゴムが好ましい。ただし、上述のゴム状弾性体は一例に過ぎず、他のゴム状弾性体を採用しても良い。なお、二種類以上のゴム状弾性体の混合物を採用しても良い。押圧部材10はゴム成型品等の成型品として形成されており、センサー部20との間に空間24を保持できる。
次に、上述のように構成されたタッチキー入力部3で行われる入力操作を図5に基づき説明する。
通常では、図3に示すように、押圧部材10の両端の当接部11,12は、センサー部20の固定接点部22、23としてのVCC部分とGND部分にそれぞれ接している。図5に示すように、目的とする押圧部材10の押圧位置Cに指先によって圧力を加えると、押圧部材10を構成する導電性シートの材質は充分に柔軟であるため、導電性シートとなる押圧部材10をセンサー部20に向かって撓ませ、その押圧された所で押圧部材10とセンサー部20の導電パターン21とが接触して導通する。すると、下記のような導電パターン21に接続されているA/D変換部を介して押圧部材10の分割された電圧が測定される。
例えば、当接部11から押圧位置Cまでの電圧が2Vであるとすると、VCCが5Vの場合、押圧位置Cは、図5のように、押圧できる領域長L1に対し、当接部11から押圧位置Cまでの距離L2は40%(=2V/5V)となる。すなわち、導通した位置に対応する電圧または抵抗値が測定される。また、当該電圧または抵抗値は、押圧部材10の押圧される位置の移動に伴い、移動方向および移動量に応じて変化する。したがって、それぞれの電圧または抵抗値を測定することで、押圧される押圧部材10の領域長L1内の位置を検出することができる。
上述の方法によって押圧された位置を検出することで、表示入力制御部(図示せず)を介して使用者が操作した部位を特定できる。タッチ入力部3は、表示部2と組み合わせることにより希望の操作に応じて機能を果たすことができる。
本発明の第1の実施の形態に係る小型電子機器1は、タッチキー入力部3が表示部2とその表示部2の側面との稜線部6に配置されることによって、小型電子機器1の機能を果たしながら、平面部にタッチキー入力部3を配置する従来の電子機器よりさらに薄くすることができると共に、表示部2を大きくすることができる。
(第2の実施の形態)
次に、本発明の第2の実施の形態に係る小型電子機器30について説明する。
第2の実施の形態に係る小型電子機器30は、先に説明した第1の実施の形態に係る小型電子機器1と同種の機能を持つ部分を有している。このため、第2の実施の形態以降の実施の形態の説明において、同種の機能を有する部分については、第1の実施の形態と同じ符号にて示すと共に、重複する説明を省略する。
図6は、本発明の第2の実施の形態に係る小型電子機器30の斜視図である。図7は、図2に示すB−B線と同様の線にて切断したタッチキー入力部3の断面図である。図8は、図7に示すタッチキー入力部3を構成するセンサー部20を示す部分平面図である。図9は、図7に示すタッチキー入力部3の押圧部材10が押圧された状態を示す図である。
第2の実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、図6に示すように、小型電子機器30のタッチキー入力部3は、表示部2の両横の稜線部6に沿って設けられている。また、他の入力部となる操作釦4は存在しない。
また、図7および図8に示すように、タッチキー入力部3は、一面側にセンサー部20を有する絶縁体からなるプリント基板31と、センサー部20に対向して配置され、押圧されるとセンサー部20を電気的に導通する押圧部材10とから構成されている。本実施の形態では、センサー部20には複数個のくし歯状の導電パターン26が設けられ、また、押圧部材10のセンサー部20と対向した面側に複数個の導電パターン26と各々対応するように導電弾性部材からなる半球形の複数個の導電体突出部15が導電パターン26側に突出形成されている。当接部11,12は、導電パターン26とに接触することがなく、プリント基板31の両端部に当接するように配置される。本実施の形態において、センサー部20を構成する導電パターン26は、くし歯状の電極パターンを有するものとしているが、そのような形状に限らない。2極の離間した電極パターンであれば、他の形状でも良い。
本発明の第2の実施の形態に係る小型電子機器30を構成するタッチキー入力部3の押圧部材10の本体部分に用いられる材料としては、撓み、その後元の形状に戻る導電性弾性体であれば、特に限定せず、例えば、ゴム状弾性体等を採用することができる。導電体突出部15としては、例えば、導電性カーボンブラックを分散させるゴム状弾性体等の公知のものを好適に用いることができる。また、導電体突出部15は、押圧部材10の本体部分と共にインサートモールドやアウトサートモールド等で一体成形したものが好ましいが、別々に製造し、両者を接着等で一体化しても良い。なお、導電体突出部15の形状は半球形に限られず、半球形以外の形状であっても良い。
本発明の第2の実施の形態では、センサー部20の各導電パターン26は、プリント基板31上に形成された導電部分であり、各導電体突出部15の直径と同じかそれ以下の直径の大きさとされている。導電パターン26は、くし歯状の一対の電極26a、26hが互いに接触することなく、噛み合うような形状に形成されている。電極26aには電圧(VCC)が印加され、電極26hは電圧を検出するためのA/D変換部へ接続されている。各導電パターン26は、導電体突出部15に対向して設けられている。
次に、タッチキー入力部3で行われる入力操作を図9に基づき説明する。
本実施の形態では、図9に示すように、目的とする押圧部材10の押圧位置Dに指を置き圧力を加えると、押圧部材10がセンサー部20に向かって撓む。その押圧した所またはその近傍の導電体突出部15は、対応する1つまたは複数の導電パターン26と接触することで、接触された導電パターン26には電気的に導通回路が形成される。すなわち、この導電パターン26は、押圧部材10の上に指が触れると、触れた部分の裏側にある1つまたは複数の導電体突出部15が押し下げられて、導電体突出部15がセンサー部20の1つまたは複数の導電パターン26に接触して当該導電パターン26を構成する電極26aと、電極26hを導通状態となる。この結果、電圧VCCが電極26a、導電体突出部15および電極26hに加わり、電極26hへの印加電圧がA/D変換部にて検出される。A/D変換部は各導電パターン26の電極26hに加わる電圧を順番に読み取る。この読み取った電圧、すなわち各導電パターン26の抵抗値を読み取ることでどの位置が押されたかを検出する。
例えば、図9に示すように、図9の上から2つ目の導電体突出部15の位置である押圧位置Dが押されると、図8の上から2つ目の導電パターン26が導通し、その導電体突出部15が強く押されることによりその部分の抵抗値が下がり、検出電圧が例えば4Vとなる。他の導電パターン26では導通が起こらず、検出電圧は0Vとなる。これにより、押圧位置Dは、図8の上から2つ目の導電パターン26の位置であると検出される。押圧位置Dが図9に示す位置ではなく、少し下の位置であった場合、図8の上から2つ目と3つ目の導電パターン26が導通する。しかし、上から2つ目を導通させる導電体突出部15は強く押されており、抵抗値が下がっているため、検出電圧は高くなり、例えば、3Vとなる。一方、上から3つ目の導電パターン26では導通させる導電体突出部15は強く押されておらず、検出電圧は低くなり、例えば、1.0Vとなる。このため、押された位置は図8の上から2つ目の導電パターン26と3つ目の導電パターン26の間でかつ上から2つ目の導電パターン26に近い位置であると検出されることとなる。
また、センサー部20が圧力センサーにより構成される場合には、単にオン/オフの感知だけではなく、小型電子機器30の内部に配置されたソフトによって、押圧力の強さを画面操作に反映可能となる。その結果、センサー部20における全ての接点抵抗値のパラメタ―から、指が触れている位置および強さを把握し、所定の表示または入力を行うことになる。
以上のように導電体突出部15とそれに対向するセンサー部20とを組み合わせることにより所定の操作機能を有する操作入力手段として使用することができる。また、タッチキー入力部3は、表示部2の両横の稜線部6に沿って設けられているため、さらに小型化、薄型化に有利となると共に表示部2を大きくすることができる。
(第3の実施の形態)
次に、本発明の第3の実施の形態に係る小型電子機器50について説明する。
図10は、本発明の第3の実施の形態に係る小型電子機器50の斜視図である。なお、本実施の形態に係る小型電子機器50のタッチキー入力部3は、第1および第2の実施の形態に係るタッチキー入力部3のいずれかを採用したり、後述する変形例を採用したりすることができる。
第3の実施の形態では、第1の実施の形態と異なり、図10に示すように、小型電子機器50は、表示部2と、タッチキー入力部3と、本体5とを備えていると共に、他の入力部41が表示部2と同一平面上に大きな面積を占めるように設けられている。また、タッチキー入力部3が表示部2の側面の稜線部6から表示部2と同一平面上に配置される他の入力部41の稜線まで延びて配置されている。このため、他の入力部41に近い所にタッチキー入力部3が配置されることによって、小型電子機器50の機能が充実すると同時に、片手で小型電子機器50を持って扱う際、その片手で他の入力部41の操作とタッチキー入力部3の操作が必要となった時でも両入力部に対する操作がしやすいものとなる。
以上、本発明の各実施の形態に係る小型電子機器1,30,50について説明したが、本発明の要旨を変更しない限り、本発明は種々変更実施できる。例えば、小型電子機器50に小型電子機器1をドッキングさせたような小型電子機器の両者またはいずれか一方にタッチキー入力部3を設けるようにしても良い。
また、タッチキー入力部3の設置位置は、表示部2の側面の稜線部6ではなく、表示部2の上方または下方の稜線部6としても良い。また、タッチキー入力部3を2つの稜線部6が交わる位置、すなわち、4つの角部のいずれかの1つまた複数に設けても良い。また、タッチ位置の検出としては、抵抗値変化による電圧値変化の他に、静電容量の変化を検出する等の他の方式を採用しても良い。また、小型電子機器1のタッチキー入力部3の構造を小型電子機器30,50のタッチキー入力部3に採用したり、小型電子機器30のタッチキー入力部3の構造を小型電子機器1,50のタッチキー入力部3に採用したりしても良い。
また、小型電子機器の全体形状を平面で四角形状のものを示したが、三角形状、五角形状等他の形状であっても良い。さらに、円形、楕円形としても良い。円形、楕円形の場合、全ての稜線部がタッチキー入力部3を設置できる場所となる。また、小型電子機器としては、携帯電話、携帯パソコン、電子辞書、電子本等モバイル製品が好ましいが、非モバイル製品であっても良い。
本発明は、タッチキー入力部を備える小型電子機器において利用することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る小型電子機器の斜視図である。 図1に示す小型電子機器のタッチキー入力部のA−A線断面図である。 図2に示すタッチキー入力部のB−B線断面図である。 図4は、図3に示すタッチキー入力部を構成するセンサー部であり、(A)はセンサー部を示す部分平面図で、(B)は別の形態を有するセンサー部を示す部分平面図である。 図3に示すタッチキー入力部の押圧部材が押圧された状態を示す図である。 本発明の第2の実施の形態に係る小型電子機器の斜視図である。 図2に示すB−B線と同様の線にて切断したタッチキー入力部の断面図である。 図7に示すタッチキー入力部を構成するセンサー部を示す部分平面図である。 図7に示すタッチキー入力部の押圧部材が押圧された状態を示す図である。 本発明の第3の実施の形態に係る小型電子機器の斜視図である。
符号の説明
1,30,50…小型電子機器
2…表示部
3…タッチキー入力部
4…操作釦(他の入力部)
5…本体
6…稜線部
10…押圧部材
15…導電体突出部
20…センサー部
21,26…導電パターン
22,23…固定接点部
31…プリント基板
41…他の入力部

Claims (7)

  1. 表示部と、
    センサー部および上記センサー部に対向して配置され、押圧されると上記センサー部に接触する導電性弾性体からなる押圧部材を有するタッチキー入力部と、
    を備え、
    上記タッチキー入力部は、少なくとも上記表示部とその表示部の側面との稜線部に沿って設けられていることを特徴とする小型電子機器。
  2. 前記センサー部には1つの導電パターンが設けられ、前記押圧部材の前記センサー部と対向した表面に上記導電パターンと対応するように導電性の押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の小型電子機器。
  3. 前記センサー部には、前記導電パターンの両端にそれぞれ間隔を空けて固定接点部が設けられていることを特徴とする請求項2に記載の小型電子機器。
  4. 前記センサー部には複数の導電パターンが設けられ、前記押圧部材の前記センサー部と対向した表面に上記導電パターンと対応するように導電性の押圧部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の小型電子機器。
  5. 前記センサー部に設けられている前記導電パターンは、2極の離間した導電パターンであることを特徴とする請求項4に記載の小型電子機器。
  6. 前記タッチキー入力部は、前記表示部の両横の前記稜線部に配置されていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の小型電子機器。
  7. 前記タッチキー入力部は、前記表示部の側面の前記稜線部から、前記表示部と同一平面上に配置される他の入力部の稜線まで延びて配置されていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の小型電子機器。
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