JP5303121B2 - Led照明装置およびその駆動方法 - Google Patents

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Description

本発明は、発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を光源とするLED照明装置およびその駆動方法に関するものであり、特に、人間の知覚の等間隔性に合わせてLED照明光の逆相関色温度が線形になるように調整し、並びに輝度も調整するLED照明装置およびその駆動方法に関する。
従来例に係るLED照明装置の模式的ブロック構成を、図34に示す。特許文献1には、図34(特許文献1の図1に相当)に示したように、白色LED65に供給する電流のレベルを電流値制御回路62とLED駆動用電流源61で制御するとともに、白色LED65に供給する電流のオン時間とオフ時間との比率をスイッチ64、デューティ比制御回路66、および、パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)発生回路63で制御することにより、白色LED65の照明光の色度と輝度を調整することが可能なLED照明装置が開示されている。
特許文献1の従来技術であれば、白色LED65の照明光の色度と輝度を調整することが可能である。しかしながら、特許文献1の従来技術は、あくまで、白色LED65の駆動電流を制御することで、照明光の色度を補正するものであり、その色度調整範囲については、図6(特許文献1の図2に相当する白色LEDの順電流−色度図特性の一例を示す図)に示されているように、必ずしも広いものではなかった(色度座標上で0.01〜0.02程度の調整範囲)。
また、特許文献1の従来技術では、白色LED65の照明光の色度と輝度(光度)を調整するために、白色LED65の駆動電流とオンデューティの双方を制御しなければならないので、その制御が複雑であった。
また、特許文献2には、図4(特許文献2の図1に相当)に示したように、所定の色温度に設定された白色LEDと、これに対して特定の波長域にピーク波長を有する補正色LEDとから成り、白色LEDと補正色LEDとの混色割合により、白色LEDの設定色温度を調整可能に構成して成ることを特徴とするLED灯が開示されている。
なお、特許文献2の従来技術は、あくまで、照明光の色度調整のみを実現するものであって、照明光の輝度調整に関しては、何ら開示するものではなかった。
特開2002−324685号公報(第2−3頁、図1−図3) 再表2003−019072号公報(第4頁、図1)
図7は、マイクロコンピュータに内蔵されるA/Dコンバータで読みとった数値に対しリニアにデューティ(%)を変える従来のLED照明装置において、デューティ(%)とA/Dコンバータの読みの数値との関係を示す。
また、図8は、従来のLED照明装置において、色温度(K)とA/Dコンバータの読みの数値との関係を示す。
また、図9は、従来のLED照明装置において、逆相関色温度(μK-1)とA/Dコンバータの読みの数値との関係を示す。
従来のLED照明装置においては、図7および図8に示すように、マイクロコンピュータに内蔵されるA/Dコンバータで読みとった数値に対しリニアにデューティ比を変えることによって、色温度をリニアに可変にしていた。しかしながら、人間の知覚の等間隔性は、色温度の差よりもむしろ色温度の逆数の差、すなわち逆相関色温度の差の方が、近いとされている。
例えば、色温度6000Kから色温度6500Kへの変化と、色温度3000Kから色温度3500Kへの変化では、同じ500Kの差でも、人の知覚は色温度3000Kから色温度3500Kへの変化の方が大きく感じる。
これは、図9に示すように、色温度6000Kから色温度6500Kへの変化に対する逆相関色温度の差は12.8μK-1であるのに対し、色温度3000Kから色温度3500Kへの変化は47.6μK-1となるためである。
本発明の目的は、LED照明光の逆相関色温度の差が線形になるように調整し、並びに輝度も調整することで、人間の知覚の等間隔性に合わせたLED照明装置およびその駆動方法を提供することにある。
本発明に係るLED照明装置およびその駆動方法においては、マイクロコンピュータに内蔵されるA/Dコンバータの読みの数値に対しリニアにデューティ比を変えるのではなく、逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティの値をA/Dコンバータの読み値に対してある変数を持たせて変える点に特徴を有する。
また、本発明に係るLED照明装置およびその駆動方法においては、2種類のLEDの組み合せを予め決めておき、それに応じた複数のプログラムをマイクロコンピュータに入れ、切替スイッチにより、プログラムを選べるようにした点にも特徴を有する。
上記目的を達成するための本発明の一態様によれば、互いに色温度の異なる第1発光部及び第2発光部と、前記第1発光部及び前記第2発光部の点消灯制御を行う制御回路と、照明光の色温度を変更するための変更操作部とを備え、前記制御回路は、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光部と前記第2発光部を相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光部と前記第2発光部の両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光部及び前記第2発光部の周期的な点消灯制御を行うと共に、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行い、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定するLED照明装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、互いに色温度の異なる第1発光部および第2発光部と、前記第1発光部および前記第2発光部の点消灯制御を行う制御回路と、照明光の色温度を変更するための変更操作部とを備え、前記制御回路は、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光部と前記第2発光部を相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光部と前記第2発光部の両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光部および前記第2発光部の周期的な点消灯制御を行うと共に、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行い、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定すると共に、前記一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うLED照明装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、互いに色温度の異なる第1発光部および第2発光部と、前記第1発光部および前記第2発光部の点消灯制御を行う制御回路と、照明光の色温度を変更するための変更操作部とを備え、前記制御回路は、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光部と前記第2発光部を相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光部と前記第2発光部の両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光部および前記第2発光部の周期的な点消灯制御を行う点消灯制御部と、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うパルス数変調制御部を備え、前記点消灯制御部は、更に、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定すると共に、前記パルス数変調制御部も、更に、前記逆相関色温度の変化量に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うLED照明装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、互いに色温度の異なる第1発光ダイオードおよび第2発光ダイオードと、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点消灯制御を行う制御回路と、照明光の色温度を変更するための変更操作部とを備え、前記制御回路は、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光ダイオードと前記第2発光ダイオードを相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光ダイオードと前記第2発光ダイオードの両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの周期的な点消灯制御を行う点消灯制御部と、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点灯制御を行うパルス数変調制御部とを備え、前記点消灯制御部は、更に、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光ダイオード部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定すると共に、前記パルス数変調制御部も、更に、前記逆相関色温度の変化量に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点灯制御を行うLED照明装置が提供される。
本発明によれば、LED照明光の逆相関色温度の差が線形になるように調整し、並びに輝度も調整することで、人間の知覚の等間隔性に合わせたLED照明装置およびその駆動方法を提供することができる。
次に、図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付している。ただし、図面は模式的なものであり、現実のものとは異なることに留意すべきである。また、図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることはもちろんである。
また、以下に示す実施の形態は、この発明の技術的思想を具体化するための装置や方法を例示するものであって、この発明の技術的思想は、各構成部品の配置などを下記のものに特定するものでない。この発明の技術的思想は、特許請求の範囲において、種々の変更を加えることができる。
[第1の実施の形態]
(LED照明装置)
図1は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の模式的基本回路ブロック構成を示す。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置は、図1に示すように、互いに色温度の異なる第1発光部9および第2発光部10と、第1発光部9および第2発光部10の点消灯制御を行う制御回路6とを備える。
制御回路6は、第1発光部9と第2発光部10を相補的に点消灯させる点灯期間Tonと、第1発光部9と第2発光部10の両方を消灯させる消灯期間Toffとを有するように、第1発光部9および第2発光部10の周期的な点消灯制御を行うと共に、パルス幅変調(PWM:Pulse Width Modulation)制御、若しくは一定周期TN内のパルス数変調(PNΜ:Pulse Number Modulation)制御により、第1発光部9および第2発光部10の点灯制御を行うことを特徴とする。PNMは、パルス密度変調(PDM:Pulse Density Modulation)とも呼ばれるが、ここでは、PNMに表記を統一する。
また、制御回路6には、色度制御信号STと、輝度制御信号SIが供給され、制御回路6からは、スイッチング制御信号S1、S2が、それぞれLED駆動用バイポーラトランジスタQ1、Q2のベースに供給されている。また、第1発光部9、第2発光部10には、それぞれ抵抗R1、R2が直列に接続され、一定電流が供給されるようになされている。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置およびその駆動方法においては、制御回路6を構成するマイクロコンピュータに内蔵されるA/Dコンバータの読みの数値に対しリニアにデューティ比を変えるのではなく、第1発光部9と第2発光部10の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティ(%)の値をA/Dコンバータの読みの数値に対してある変数を持たせて変える点に特徴を有する。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置およびその駆動方法においては、制御回路6には、色度制御信号STと、輝度制御信号SIが供給され、制御回路6からは、第1発光部9と第2発光部10の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティ(%)の値を制御したスイッチング制御信号S1、S2が、それぞれLED駆動用バイポーラトランジスタQ1、Q2のベースに供給されている。
第1発光部9を構成するLED1および第2発光部10を構成するLED2としては、例えば、互いに色温度の異なる2種類の白色発光ダイオードが用いられている。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、第1発光部9を構成するLED1として、例えば、5000Kの色温度を有する白色発光ダイオードを用い、また、第2発光部10を構成するLED2として、例えば、2600Kの色温度を有する白色発光ダイオードを用いている。
ただし、上記の色温度は例示であって、照明光の色温度(色度)を広範囲に調整するためには、できる限り色温度の離れた2種類の白色発光ダイオードを用いることが望ましい。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、LED1の色温度は、例えば、2500K〜3000K、LED2の色温度は、例えば、3000K〜6500Kの範囲であってもよい。
LED駆動用バイポーラトランジスタQ1、Q2のコレクタは、いずれも電源電圧Vccを有する電源ラインに接続されている。LED駆動用バイポーラトランジスタQ1のエミッタは、LED1のアノードに接続されている。LED駆動用バイポーラトランジスタQ2のエミッタは、LED2のアノードに接続されている。LED1のカソードは、抵抗R1を介して接地ラインに接続されている。LED2のカソードは、抵抗R2を介して接地ラインに接続されている。
制御回路6は、色度制御信号STと輝度制御信号SIに基いて、LED駆動用バイポーラトランジスタQ1、Q2のベースに供給するスイッチング制御信号S1、S2を生成することにより、第1発光部9を構成するLED1および第2発光部10を構成するLED2の点消灯制御を行う。
ここで、制御回路6は、色度制御信号STと輝度制御信号SIに基いて、第1発光部9と第2発光部10の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティ(%)の値を制御したスイッチング制御信号S1、S2を生成する。
より具体的に述べると、LED1の点灯時には、スイッチング制御信号S1がハイレベルとされ、LED駆動用バイポーラトランジスタQ1がオンされる。このような制御によって、LED1に対する駆動電流の供給が許可され、LED1が点灯される。逆に、LED1の消灯時には、スイッチング制御信号S1がローレベルとされ、LED駆動用バイポーラトランジスタQ1がオフされる。このような制御によって、LED1に対する駆動電流の供給が遮断され、LED1が消灯される。
同様に、LED2の点灯時には、スイッチング制御信号S2がハイレベルとされ、LED駆動用バイポーラトランジスタQ2がオンされる。このような制御によって、LED2に対する駆動電流の供給が許可され、LED2が点灯される。逆に、LED2の消灯時には、スイッチング制御信号S2がローレベルとされ、LED駆動用バイポーラトランジスタQ2がオフされる。このような制御によって、LED2に対する駆動電流の供給が遮断され、LED2が消灯される。
次に、第1発光部9を構成するLED1および第2発光部10を構成するLED2の構造について、図2を参照しながら詳細に説明する。図2は、第1発光部9を構成するLED1の構造を模式的に示す縦断面図である。なお、第2発光部10を構成するLED2の構造も同様であるため、重複した説明は行わない。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、図2に示すように、第1発光部9および第2発光部10は、青色光を発する青色発光ダイオード1と、青色発光ダイオード1を被覆する蛍光層2とをそれぞれ備え、蛍光層2は、青色光に励起されて赤色光、緑色光を各々発する赤色蛍光体2aと緑色蛍光体2b、若しくは、青色光に励起されて黄色光を発する黄色蛍光体を均一に混合した透明樹脂2を有することを特徴とする。
図2に示すように、LED1は、青色光を発する青色発光ダイオード1と、青色発光ダイオード1を被覆する蛍光層2とを各々有して成る。また、蛍光層2は、青色光に励起されて赤色光を発する赤色蛍光体2aと、青色光に励起されて緑色光を発する緑色蛍光体2bとを透明樹脂2cに均一に混合して成る。
上記構成から成るLED1では、赤色蛍光体2aが発する赤色光と、緑色蛍光体2bが発する緑色光と、両蛍光体に吸収されなかった一部の青色光とを混合することにより、演色性の高い白色光を生成することが可能である。
なお、演色性の向上よりも発光効率の向上を優先する場合、蛍光層2は、青色光に励起されて黄色光を発する黄色蛍光体を透明樹脂に均一に混合して成る構成とすればよい。
図3は、国際照明委員会(CIE:Commission Internationale de L‘Eclairage)1931によるXYZ表色系のXY色度図を示す。また、図4は、XY色度図上において、LEDの選定方法を説明する模式図であって、特許文献2の図1に相当する図であるが、前述の通り、色温度の異なる発光ダイオードを選定する際に、参照することができる。
図5は、白色LEDにおいて、相対光度と順方向電流IF(mA)の関係の特性の一例を示す。
図6は、白色LEDにおいて、色度図と順方向電流IF(mA)の関係の特性の一例を示す。
なお、これらの図は、白色LEDであるNSCW100(日亜化学工業株式会社)の特性の一例である。
図5および図6に示すように、白色LEDの相対光度、および色度は、室温(25℃)の環境下で、順方向電流IFの値の変化に応じて変化する。
図13は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の模式的基本回路ブロック構成例を示す。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の構成例は、図13に示すように、互いに色温度の異なる第1LED列40および第2LED列50と、第1LED列40および第2LED列50の点消灯制御を行うマイクロコンピュータ26とを備える。
マイクロコンピュータ26は、第1LED列40および第2LED列50を相補的に点消灯させる点灯期間Tonと、第1LED列40および第2LED列50の両方を消灯させる消灯期間Toffとを有するように、第1LED列40および第2LED列50の周期的な点消灯制御を行うと共に、PWM制御、若しくは一定周期TN内のPNΜ制御により、第1LED列40および第2LED列50の点灯制御を行うことを特徴とする。
また、マイクロコンピュータ26には、色度制御信号STと、輝度制御信号SIが供給され、マイクロコンピュータ26からは、スイッチング制御信号S1、S2が、それぞれLED駆動用バイポーラトランジスタQ1、Q2のベースに供給されている。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の構成例においても、マイクロコンピュータ26に内蔵されるA/Dコンバータの読みの数値に対しリニアにデューティ比を変えるのではなく、逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティ(%)の値をA/Dコンバータの読みの数値に対してある変数を持たせて変える点に特徴を有する。
したがって、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の構成例においては、マイクロコンピュータ26には、色度制御信号STと、輝度制御信号SIが供給され、マイクロコンピュータ26からは、第1LED列40と第2LED列50の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティ(%)の値を制御したスイッチング制御信号S1、S2が、それぞれのLED駆動用バイポーラトランジスタQDのベースに供給されている。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の構成例は、図13に示すように、例えば、色温度2800Kと色温度6500Kの2種類の色温度のLED列40およびLED列50を使用し、それぞれのLED列40、50をオン―オフさせるトランジスタQDを搭載したLEDモジュール11と、明るさ、色調を可変できるような可変抵抗RI、RTとマイクロコンピュータ26を搭載した制御部に分かれている。
明るさ、色調調節は可変抵抗RI、RTの電圧値をマイクロコンピュータ26に内蔵されるA/Dコンバータで読みとっている。逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティa(%)を変化させる式は、下記の(5)式のように表される。
(LED照明装置の駆動方法)
―逆相関色温度―
図10は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、デューティ(%)とA/Dコンバータの数値との関係を示す。また、図11は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度(K)とA/Dコンバータの数値との関係を示す。また、図12は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、逆相関色温度(μK-1)とA/Dコンバータの数値との関係を示す。
図14は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、逆相関色温度(μK-1)とA/Dコンバータの数値との関係の具体例を示す。例えば、色温度2800Kの逆相関色温度は、357.1(μK-1)であり、色温度6500Kの逆相関色温度は、153.1(μK-1)である。
逆相関色温度の値が357.1(μK-1)を、A/Dコンバータの数値で0、逆相関色温度の値が153.1(μK-1)を、A/Dコンバータの数値で100に対応させ、逆相関色温度の値の差をA/Dコンバータの数値とリニアに対応させる。
逆相関色温度y(μK-1)とA/Dコンバータの数値xの関係を表す直線の傾きは、
−(357.1−153.1)/100=−2.04
となる。
したがって、逆相関色温度y(μK-1)とA/Dコンバータの数値xとの関係は、
y=−2.04x+357.1 …(1)
で表される。
色温度2800KのLEDのデューティをa(%)とすると、ある場所での色温度b(K)は、
b=2800×(a/100)+6500(1−a/100) …(2)
で表される。
したがって、デューティa(%)は、
a=[(6500−b)/3700]×100 …(3)
で表される。
色温度b(K)は、逆相関色温度y(μK-1)の逆数であるから、
b=(1/y)×106 =[1/(−2.04x+357.1)] ×106 …(4)
で表される。
したがって、(3)式に(4)式を代入して、デューティa(%)は、
a=−[1/3700(2.04x+357.1)]×108+[65/37]×102 …(5)
で表される。(5)式をプロットした結果が、図10に対応している。
図1において、LED1の色温度をA、LED2の色温度をB(A<Bとする)とする。LED1の逆相関色温度は、1/A×106で表され、LED2の逆相関色温度は、1/B×106で表される。
逆相関色温度がリニアになるようにすると、その時の傾きは、
(106/A−106/B)/100
で表される。
A/Dコンバータの読みの数値x(0≦x≦100)に対して、LED1のデューティをa(%)すると、この時の逆相関色温度yは、
y=[(106/A−106/B)/100]x+106/A …(6)
で表される。
色温度bは、逆相関色温度yの逆数となるので、
b=1/y・106=100AB/[(A−B)x+100B] …(7)
で表される。
図16は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、LED1がオンする期間のデューティa(%)と、LED2がオンする期間のデューティ(100−a)(%)の模式的説明図である。
LED1のデューティa(%)の時の色温度bは、図16に示すように、
b=Aa/100+B(100−a)/100 …(8)
で表される。
(7)式および(8)式より、LED1のデューティa(%)は、
a=[100/(A−B)]×[100AB/{(A−B)x+100B}]
−100B/(A−B)
=AB・104/{(A−B)2x+100B(A−B)}−100B/(A―B)
…(9)
で表される。
LED1の色温度A、LED2の色温度Bの組み合せにより(9)式にA、Bを代入することで、A/Dコンバータの読みの数値xに対応したLED1のデューティa(%)の値が決定される。
―プログラム切替制御―
図15(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、適用されるLED1およびLED2の色温度の組み合せと対応するプログラム1〜3の模式的関係を説明する図である。また、図15(b)は、マイクロコンピュータ26にプログラム切替用入力端子を備える本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の模式的基本回路ブロック構成図を示す。マイクロコンピュータ26にプログラム切替用入力端子を備える以外は、図13と同様であるため、その他の説明は省略する。
A/Dコンバータの読みの数値を100段階に分割し、その値に応じて図10に示すように色温度6500KのLEDのデューティおよび色温度2800KのLEDのデューティを可変にすることで、人の感覚に適した照明の色変化が可能になる。
本発明の第1に実施の形態に係るLED照明装置においては、2800K、6500Kの白色LEDを用いる例を示したが、白色LEDとして3500K、5000KのLEDを用いても、同様にA/Dコンバータの読みの数値を100段階に分割し、その値に応じて図10と同様に、各LEDのデューティを可変することで、人の感覚に適した照明の色変化が可能になる。白色LEDとして3500K、6500KのLEDの組み合せを用いても同様である。
例えば、図15(a)に示すように、2つの白色LEDの組み合せが決まっている場合、予め複数のプログラム1〜3をマイクロコンピュータ26に入れておき、マイクロコンピュータ26にプログラム切替用入力端子をつけて、2つの白色LEDの組み合せに応じて、プログラム1〜3を切替えることによって、複数のLEDの組み合せに対し、1つの制御回路で対応でき、プログラム変更等の手間を省くことができる。
本発明によれば、A/Dコンバータの読み値に対して変数をもたせてデューティを変えることにより、A/Dコンバータの読み値の変化量に対して直線性をもった逆相関色温度の変化を再現することができ、人間の知覚の等間隔性に合わせたLED照明装置およびその駆動方法を提供することができる。
本発明のLED照明装置によれば、切替スイッチによりプログラムを変えることにより、1つの制御回路で様々な組み合せが対応可能になり、組み合せごとにプログラムを変更する手間が省くことができる。
―逆相関色温度調整動作―
次に、制御回路6による照明光の逆相関色度調整動作(逆相関色温度調整動作)について、図17を参照しながら詳細に説明する。図17は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の逆相関色温度調整動作を説明するための図である。
なお、図17(a)〜(c)の符号S1〜S2は、スイッチング制御信号S1〜S2の論理状態(延いては、LED1〜LED2の点消灯状態)を各々示している。
図17(a)〜(c)に示すように、制御回路6は、第1発光部LED1と第2発光部LED2を相補的に(言い換えれば、両者のオンデューティが合計で100%となるように)点消灯させる点灯期間Tonと、第1発光部LED1と第2発光部LED2の両方を消灯させる消灯期間Toffと、を有するように、第1発光部LED1及び第2発光部LED2の周期的な点消灯制御を行う構成とされている。
また、制御回路6は、LED1とLED2の逆相関色温度の差に応じて、点灯期間Ton内における第1発光部LED1の点灯期間T1と第2発光部LED2の点灯期間T2との比率を可変制御する構成とされている。
より具体的に述べると、照明光の色温度を下げる場合(逆相関色温度を上げる場合)には、点灯期間Tonに対して第2発光部LED2の点灯期間T2が占める比率(第2発光部LED2のオンデューティ)を制御して順次上げていけばよく(図17(c)→図17(b)→図17(a))、逆に、照明光の色温度を上げる場合(逆相関色温度を下げる場合)には、第2発光部LED2のオンデューティを制御して順次下げていけばよい(図17(a)→図17(b)→図17(c))。
―輝度調整動作―
次に、制御回路6による照明光の輝度調整動作について、図18を参照しながら詳細に説明する。
図18は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の一例を説明するための図である。なお、図18(a)〜(c)の符号S1〜S2は、スイッチング制御信号S1〜S2の論理状態(延いては、LED1〜LED2の点消灯状態)を各々示している。
図18(a)〜(c)に示すように、制御回路6は、点灯期間Tonの長さを一定に維持する一方、輝度制御信号に応じて、消灯期間Toffの長さを可変制御する構成とされている。
より具体的に述べると、照明光の輝度を下げる場合には、消灯期間Toffを順次長くすればよく(図18(a)→図18(b)→図18(c))、逆に照明光の輝度を上げる場合には、消灯期間Toffを順次短くすればよい(図18(c)→図18(b)→図18(a))。
図19は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、消灯期間Toffの長さに応じた輝度変化を説明するための図である。図19に示すように、消灯期間Toffが長いほど、照明光の輝度は低くなり、逆に、消灯期間Toffが短いほど、照明光の輝度は高くなる。
また、図20は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の別の一例を説明するための図である。なお、図20(a)〜(c)の符号S1〜S2は、スイッチング制御信号S1〜S2の論理状態(延いては、LED1〜LED2の点消灯状態)を各々示している。
図20(a)〜(c)に示すように、制御回路6は、輝度制御信号に応じて、所定の点消灯周期T内における点灯期間Tonと消灯期間Toffとの比率を可変制御する構成とされている。
より具体的に述べると、照明光の輝度を下げる場合には、点消灯周期Tに対して点灯期間Tonが占める比率(第1発光部LED1及び第2発光部LED2を合わせたトータルのオンデューティ)を順次下げていけばよく(図20(a)→図20(b)→図20(c))、逆に、照明光の輝度を上げる場合には、トータルのオンデューティを順次上げていけばよい(図20(c)→図20(b)→図20(a))。
―PWM制御とPNM制御―
図21(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、LEDモジュール11に対する別の制御系の模式的回路ブロック構成を示し、図21(b)は、制御回路6の模式的ブロック構成を示す。
更に具体的に、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置は、図21(a)に示すように、互いに色温度の異なる第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2と、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点消灯制御を行う制御回路6とを備える。
制御回路6は、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2を相補的に点消灯させる点灯期間Tonと、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2の両方を消灯させる消灯期間Toffとを有するように、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の周期的な点消灯制御を行う点消灯制御部3と、一定周期TN内のパルス数変調制御により、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点灯制御を行うPNM制御部7とを備えることを特徴とする。
図21(a)に示すように、色度制御信号STは、電源電圧VT に接続された色温度調整用可変抵抗RTから色温度制御ラインTCLを介して制御回路6に供給され、輝度制御信号SIは、電源電圧VIに接続された輝度調整用可変抵抗RIから輝度制御ラインICLを介して制御回路6に供給される。LEDモジュール11は、図1の制御回路6の出力側と同様に構成され、第1発光部9を構成するLED1と、第2発光部10を構成するLED2と、8で示されるLED駆動用バイポーラトランジスタQ1、Q2とを備える。
制御回路6を構成するマイクロコンピュータに内蔵されるA/Dコンバータの読みの数値に対しリニアにデューティ比を変えるのではなく、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティ(%)の値をA/Dコンバータの読みの数値に対してある変数を持たせて変えている。すなわち、制御回路6には、色度制御信号STと、輝度制御信号SIが供給され、制御回路6からは、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティ(%)の値を制御したスイッチング制御信号S1、S2が、それぞれのLED駆動用バイポーラトランジスタQ1、Q2のベースに供給されている。
第1発光ダイオードLED1の色温度をA,第2発光ダイオードLED2の色温度をBとする時、逆相関色温度の差がリニアになるように第1発光ダイオードLED1のデューティa(%)を変化させる式は、上記の(9)式のように表される。
図21(a)においては、表示を省略しているが、抵抗R1、R2は、図1と同様に接続される。また、図21(a)においては、LEDモジュール11を2個配置した構成例が示されているが、2個に限定されるものではなく、更に3個以上並列に接続されていてもよい。
また、輝度調整用可変抵抗RI、色温度調整用可変抵抗RTはボリューム抵抗、或いは、スライド抵抗どちらを用いてもよい。
制御回路6は、図21(b)に示すように、点消灯制御部3と、PNM制御部7を備える。点消灯制御部3は、色度制御信号STおよび輝度制御信号SIを受信して、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティa(%)を変化させるパルス幅変調制御によるオン/オフ信号からなるスイッチング制御信号S1、S2を出力する。PNM制御部7は、色度制御信号STおよび輝度制御信号SIを受信して、パルス数変調制御によるPNM出力信号PSI、PSTを出力し、これらのPNM出力信号PSI、PSTは、それぞれスイッチング制御信号S1、S2に重畳されている。
図22は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、LEDモジュール11に対する制御系をリモート制御系で構成した場合の模式的ブロック構成を示す。
すなわち、リモート制御系は、輝度調整用リモートスイッチ18と色温度調整用リモートスイッチ19を備えるリモートスイッチ部17と、受信部15とリモート制御回路16を有するリモート制御部14とを備える。リモートスイッチ部17からの制御信号は、無線信号としてリモート制御部14内の受信部15に供給され、さらに受信部15の出力端からリモート制御回路16に転送され、リモート制御回路16からスイッチング制御信号S1、S2を出力する。リモート制御回路16内には、図21(b)と同様に、点消灯制御部3およびPNM制御部7が含まれている。
図23は、輝度調整用ボリューム抵抗(RVI)20および色温度調整用ボリューム抵抗(RVT)21からなるボリューム抵抗部22による明るさ調整用および色温度調整用ボリューム抵抗制御系の概観図を示す。図23に示されるボリューム抵抗部22の輝度調整用ボリューム抵抗(RVI)20および色温度調整用ボリューム抵抗(RVT)21を調整することによって、電源電圧VT に接続された色温度調整用可変抵抗RTから制御回路6に供給される色度制御信号ST、および電源電圧VIに接続された輝度調整用可変抵抗RIから制御回路6に供給される輝度制御信号SIを制御することができる。
図24(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、PNM出力信号PSTおよびPSIを出力するPNM制御部7の模式的回路ブロック構成図を示す。また、図24(b)は、PNM出力信号PSTの模式的波形を示し、図24(c)は、PNM出力信号PSIの模式的波形を示す。
図24(a)に示されるように、色度制御信号STは、ADコンバータ4に供給され、PNM制御されたPNM出力信号PSTを出力する。ADコンバータ4には、PNM出力信号PSTのパルス数をカウントし、ADコンバータにフィードバックするカウンタ回路5が接続されている。同様に、輝度制御信号SIは、ADコンバータ4に供給され、PNM制御されたPNM出力信号PSIを出力する。ADコンバータ4には、PNM出力信号PSIのパルス数をカウントし、ADコンバータにフィードバックするカウンタ回路5が接続されている。
色度制御信号STのPNM制御されたPNM出力信号PSTは、例えば、図24(b)に示すように、一定周期TN内において、パルス数を変調された信号波形として表示される。図24(b)の例では、一定周期TN0,TN1,…,TN126,TN127に対して、それぞれ9個、14個、…3個、2個のパルス数が変調されて表示されている。
輝度制御信号SIのPNM制御されたPNM出力信号PSIも、同様に、例えば、図24(c)に示すように、一定周期TN内において、パルス数を変調された信号波形として表示される。図24(c)の例でも、一定周期TN0,TN1,…,TN126,TN127に対して、それぞれ9個、14個、…3個、2個のパルス数が変調されて表示されているが、これに限るものではない。
図24(b)および図24(c)に示されるPNM出力信号PSTおよびPSIによって、後述するように、点灯期間Ton内におけるLED1の点灯期間T1のスイッチング制御信号S1がPNM制御を受け、PNM制御に応じて一定周期TN内のパルス数の増減が実行される。同様に、図24(b)および図24(c)に示されるPNM出力信号PSTおよびPSIによって、後述するように、点灯期間Ton内におけるLED2の点灯期間T2のスイッチング制御信号S2もPNM制御を受け、PNM制御に応じて一定周期TN内のパルス数の増減が実行される。
図25は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、PNM出力信号の説明図であって、図25(a)は、100%の明るさを得る場合のPNM波形の例、図25(b)は、複数個のパルス数を減少させた場合のPNM波形の例、図25(c)は、照度とPNMのOFF区間数との関係を示す模式図である。図25の例では、128波形を1周期(TN)としている。図25(b)に示されるように、0〜128波形をOFF区間(点線で示される状態)に変えることで明るさを変化することができる。また、図25(a)と比較し、図25(b)の矢印で示されるように、OFF区間を増減させることで明るさを変換することができる。OFF区間数を増加し、128波形すべてがOFF区間となる場合には、照度は0となる。
また、色温度変化は、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2の逆相関色温度の差がリニアになるようにデューティa(%)を変化させるPWM制御により、デューティ比を変えることによって実現することができることも明らかである。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2は、互いに隣接して配置したことを特徴とする。
また、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2は、互いに隣接して配置し、かつ複数組配列して実装してもよい。
図26は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度の異なる第1LED列40と第2LED列50を隣接させて実装する場合のLED駆動回路系の模式的回路ブロック構成を示す。図26に示されるLED駆動回路系は、電源ラインVDCLに接続される三端子レギュレータ24と、三端子レギュレータ24に接続され,輝度制御信号SIおよび色度制御信号STを出力するマイクロコンピュータ26と、バイポーラトランジスタQA,QBからなり、コントロールラインCTL1にスイッチング制御信号S1を供給するLED駆動回路30と、コントロールラインCTL1に接続され、第1LED列40を駆動するLED列駆動用のバイポーラトランジスタ32と、バイポーラトランジスタQA,QBからなり、コントロールラインCTL2にスイッチング制御信号S2を供給するLED駆動回路30と、コントロールラインCTL2に接続され、第2LED列50を駆動するLED列駆動用のバイポーラトランジスタ32とを備える。
マイクロコンピュータ26には、水晶振動子28からクロック信号が供給され、また、輝度調整用可変抵抗(RI)12を介して輝度制御信号SI、色温度調整用可変抵抗(RT)13を介して色度制御信号STがそれぞれ供給される。
図26に示されるマイクロコンピュータ26が、図1,図21に示される制御回路6と同等の働きをする。
また、図27は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度の異なるLED列を2個隣接させ、かつn組配列して実装する場合の模式的回路ブロック構成を示す。
図27には、電源ラインVDCLとコントロールラインCTL1間に配置される第1LED列40−1,40−2,…,40−nと、電源ラインVDCLとコントロールラインCTL2間に配置される第2LED列50−1,50−2,…,50−nと、接地ラインGNDLが示されている。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、図26に示されるLED駆動回路系の模式的回路ブロック構成を適用することによって、図27に示すように、色温度の異なるLED列を2個隣接させ、かつn組配列した場合の回路構成も同様に、拡張して実現することができる。
図28(a)は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度の異なるLED列を2個隣接配置し、かつn組配列して実装する場合の模式的配置図であって、ライン状のLED照明装置の構成図、図28(b)円形状のLED照明装置の構成図を示す。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、図28(a)に示すように、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2は、互いに隣接して配置し、かつ複数組ライン状に配列して実装することを特徴とする。
また、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、図28(b)に示すように、第1発光ダイオードおよび第2発光ダイオードは、互いに隣接して配置し、かつ複数組円形状に配列して実装することを特徴とする。
色温度の異なるLEDを隣接させて実装することで、それぞれのLEDから放たれる光を混ざりやすくし、照射面での色のバラツキ、ムラを無くすことができる。
特に、図28(a)において、Aの距離をすべて一定にすることで、照射面における明るさのムラを無くすことができる。2個のLED1、LED2に対し、1個のリフレクタを配置することにより、さらに任意の場所に対して効率的に光を集光させて、照度を上げることも可能である。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、LED駆動回路系を、制御回路部とLEDモジュール部の2つに分け、制御回路部は可変抵抗で任意に発生するDC電圧を読みとり、それに応じたPWM信号を出力し、出力されたPWM信号はLEDモジュール部のLED駆動用バイポーラトランジスタQ1,Q2(QD)をそれぞれオン、オフし、LEDの点消灯を行うことができ、制御回路1つで、多数のLEDモジュールの制御を可能にしており、使用するセットの大きさに応じて、LEDモジュール部の増減が可能である。
また、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、点灯期間T1,T2のオン波形をPNM制御により、抜くことで、0〜100%の明るさ可変を可能にしている。
また、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、明るさを0〜100%とすることが可能となるため、照明器具の応用範囲が広くなる。
色温度可変は、色温度の異なるLED1とLED2を相補的に(両者のオンデューティが合計100%となるように)点消灯させるように、点灯期間Tonを設定する。
また、この点灯期間Tonのくり返し128波形を1周期TNとし、0〜128波形を、パルス数変調制御により、OFFにすることにより明るさを可変にすることができる。
例えば、何も波形を抜かなければ、明るさは100%であるが、64波形抜いて、そこをOFFにさせておけば、明るさは半分の50%となる。128波形分すべてをOFF区間にすれば、明るさは0%となる。これにより、明るさを128段階で変え、かつ明るさを0〜100%まで可変させることが可能になる。
制御回路6による照明光の色度調整動作(色温度調整動作)について、図29を参照しながら詳細に説明する。図29は、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の色度調整動作を説明するための図であって、図29(a)は、点灯期間Ton(=T1+T2)に対して、T1<T2の例、図29(b)は、T1=T2の例、図29(c)は、T1>T2の例をそれぞれ示している。 なお、図29(a)乃至(c)の符号S1、S2は、スイッチング制御信号S1、S2の論理状態、すなわち、LED1、LED2の点消灯状態を各々示している。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置においては、図29に示すように、制御回路6は、色度制御信号STに応じて、第1LED列40と第2LED列50の逆相関色温度の差がリニアになるように、点灯期間Ton内における第1発光部9の点灯期間T1と第2発光部10の点灯期間T2との比率を可変制御すると共に、一定周期TN内のPNM制御により、第1発光部9および第2発光部10の点灯制御を行う。
照明光の色温度を下げる場合(逆相関色温度を上昇させる場合)には、点灯期間Tonに対して第2発光部LED2の点灯期間T2が占める比率(第2発光部LED2のオンデューティ)を順次上げていけばよく(図29(c)→図29(b)→図29(a))、逆に、照明光の色温度を上げる場合(逆相関色温度を減少させる場合)には、第2発光部LED2のオンデューティを順次下げていけばよい(図29(a)→図29(b)→図29(c))。
図29(a)乃至(c)に示すように、制御回路6は、第1発光部9を構成するLED1と第2発光部10を構成するLED2を相補的に、すなわち、両者のオンデューティが合計で100%となるように点消灯させる点灯期間Tonと、LED1とLED2の両方を消灯させる消灯期間Toffと、LED1およびLED2の周期的な点消灯制御を行う構成とされている。
さらにまた、点灯期間Ton内におけるLED1の点灯期間T1、およびLED2の点灯期間T2のON波形は、更にパルス数変調制御によって、一定期間内のパルス数が減少化され、オフ期間を完全に0にすることができ、輝度を0に調整可能である。
本発明の第1の実施の形態によれば、LED照明光の逆相関色温度の差が線形になるように調整し、並びに輝度も調整することで、人間の知覚の等間隔性に合わせたLED照明装置およびその駆動方法を提供することができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置は、第1の実施の形態に係るLED照明装置とは、色度調整動作および輝度調整動作のタイミングチャートが異なるのみであり、基本的な回路構成は、図1と同様であり、また具体的な回路構成も図21乃至図24と同様である。更に、PNM制御についても、第1の実施の形態に係るLED照明装置と同様に適用される。
また、図26乃至図28に示すように、色温度の異なるLED列を2個隣接させて実装する場合のLED駆動回路系の回路ブロック構成、色温度の異なるLED列を2個隣接させ、かつn組配列して実装する場合の回路ブロック構成などについても、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置と同様である。
このため、第1の実施の形態に係るLED照明装置と重複する説明は省略する。
本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置は、図21(a)に示す第1の実施の形態と同様に、互いに色温度の異なる第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2と、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点消灯制御を行う制御回路6とを備える。
制御回路6は、図21(b)に示す第1の実施の形態と同様に、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2を相補的に点消灯させる点灯期間Tonと、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2の両方を消灯させる消灯期間Toffとを有するように、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の周期的な点消灯制御を行う点消灯制御部3と、一定周期TN内のパルス数変調制御により、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点灯制御を行うパルス数変調制御部7とを備える。
また、本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置において、図30に示すように、点消灯制御部3は、更に、点灯期間Tonの長さを一定に維持する一方、輝度制御信号SIに応じて、消灯期間Toffの長さを可変制御すると共に、パルス数変調制御部7も、更に、輝度制御信号SIに応じて、一定周期TN内のパルス数変調制御により、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点灯制御を行うことを特徴とする。
図30は、本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の一例を説明するための図である。図30(a)乃至(c)の符号S1,S2は、スイッチング制御信号S1,S2の論理状態、すなわち、LED1,LED2の点消灯状態を各々示している。
図31は、本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置において、消灯期間Toffの長さに応じた輝度変化を説明するための図である。
図31に示すように、消灯期間Toffが長いほど、照明光の輝度は低くなり、逆に、消灯期間Toffが短いほど、照明光の輝度は高くなる。点灯期間Tonの長さを一定に維持する一方、輝度制御信号SIに応じて、消灯期間Toffの長さを可変制御し、照明光の輝度を下げる場合には、消灯期間Toffを順次長く設定(図30(a)→図30(b)→図30(c))する。
照明光の輝度を上げる場合には、消灯期間Toffを順次短く設定(図30(c)→図30(b)→図30(a))する。
本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置においては、第1の実施の形態に係るLED照明装置と同様に、点灯期間Ton内におけるLED1の点灯期間T1、およびLED2の点灯期間T2のON波形は、パルス数変調制御によって、一定周期TN内のパルス数が減少化され、オフ期間を完全に0にすることができ、輝度を0に調整可能である。
図31において、点線の範囲は、消灯期間Toffを長く設定するPWM制御によるデューティ比を可変にした例であるが、完全には輝度を0%にすることはできない。これに対して、点灯期間Ton内におけるLED1の点灯期間T1、およびLED2の点灯期間T2のON波形に対してパルス数変調制御を適用することによって、一定周期TN内のパルス数が減少化され、オフ期間を完全に0にすることができ、輝度を0に調整可能である。
本発明の第2の実施の形態によれば、LED照明光の逆相関色温度の差が線形になるように調整し、並びに輝度も調整することで、人間の知覚の等間隔性に合わせたLED照明装置およびその駆動方法を提供することができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置は、第1の実施の形態に係るLED照明装置とは、色度調整動作および輝度調整動作のタイミングチャートが異なるのみであり、基本的な回路構成は、図1と同様であり、また具体的な回路構成も図21乃至図24と同様である。更に、PNM制御についても、第1の実施の形態に係るLED照明装置と同様に適用される。
また、図26乃至図28に示すように、色温度の異なるLED列を2個隣接させて実装する場合のLED駆動回路系の回路ブロック構成、色温度の異なるLED列を2個隣接させ、かつn組配列して実装する場合の回路ブロック構成などについても、本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置と同様である。このため、第1の実施の形態に係るLED照明装置と重複する説明は省略する。
本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置は、図21(a)に示す第1の実施の形態と同様に、互いに色温度の異なる第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2と、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点消灯制御を行う制御回路6とを備える。
制御回路6は、図21(b)に示す第1の実施の形態と同様に、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2を相補的に点消灯させる点灯期間Tonと、第1発光ダイオードLED1と第2発光ダイオードLED2の両方を消灯させる消灯期間Toffとを有するように、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の周期的な点消灯制御を行う点消灯制御部3と、一定周期TN内のパルス数変調制御により、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点灯制御を行うパルス数変調制御部7とを備える。
また、本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置において、図32に示すように、点消灯制御部3は、輝度制御信号SIに応じて、所定の点消灯周期T内における点灯期間Tonと消灯期間Toffとの比率を可変制御すると共に、パルス数変調制御部7も、輝度制御信号SIに応じて、一定周期TN内のパルス数変調制御により、第1発光ダイオードLED1および第2発光ダイオードLED2の点灯制御を行うことを特徴とする。
図32は、本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の例を説明するための図であって、輝度制御信号SIに応じて、所定の点消灯周期T内における点灯期間Tonと消灯期間Toffとの比率を可変制御し、照明光の輝度を下げる場合には、点消灯周期Tに対して点灯期間Tonが占める比率(第1発光部LED1および第2発光部LED2を合わせたトータルのオンデューティ)を順次下げて設定(図32(a)→図32(b)→図32(c))し、逆に、照明光の輝度を上げる場合には、トータルのオンデューティを順次上げて設定(図32(c)→図32(b)→図32(a))する。
図32(a)乃至(c)の符号S1,S2は、スイッチング制御信号S1,S2の論理状態、すなわち、LED1,LED2の点消灯状態を各々示している。
図33は、本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置において、点消灯周期Tに対して点灯期間Tonが占める比率に応じた輝度変化を説明するための図である。
図33に示すように、トータルのオンデューティが低いほど、照明光の輝度は低くなり、逆に、トータルのオンデューティが高いほど、照明光の輝度は高くなる。
なお、上記の点消灯周期Tについては、肉眼でちらつきを感じない長さ(例えば、数100ms程度)に設定すればよい。
本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置においては、第1の実施の形態に係るLED照明装置と同様に、点灯期間Ton内におけるLED1の点灯期間T1、およびLED2の点灯期間T2のON波形は、パルス数変調制御によって、一定周期TN内のパルス数が減少化され、オフ期間を完全に0にすることができ、輝度を0に調整可能である。
本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置においては、点灯期間Ton内における第1発光部LED1の点灯期間T1と第2発光部LED2の点灯期間T2との比率を適宜選択することにより、照明光の輝度には何ら影響を及ぼすことなく、照明光の色度を任意に調整することが可能となり、また、消灯期間Toffの長さ、または、点消灯周期T内における点灯期間Tonと消灯期間Toffとの比率を適宜選択することにより、照明光の色度には何ら影響を及ぼすことなく、照明光の輝度を任意に調整することが可能となる。
また、本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置においては、照明光の色度制御および輝度制御は、第1発光部LED1および第2発光部LED2の駆動電流制御を伴わないので、制御回路6における制御を容易に実現することが可能となる。
本発明の第3の実施の形態によれば、LED照明光の逆相関色温度の差が線形になるように調整し、並びに輝度も調整することで、人間の知覚の等間隔性に合わせたLED照明装置およびその駆動方法を提供することができる。
[その他の実施の形態]
上記のように、本発明は第1乃至第3の実施の形態によって記載したが、この開示の一部をなす論述および図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施の形態、実施例および運用技術が明らかとなろう。
例えば、図1のバイポーラトランジスタQ1、Q2に代えて、MOS(Metal Oxide Semiconductor)型、MIS(Metal Insulator Semiconductor)型などの電界効果トランジスタ(FET:Field Effect Transistor)用いてもよい。また、図1の抵抗R1,R2に代えて、定電流源を用いてもよい。
このように、本発明はここでは記載していない様々な実施の形態などを含むことは勿論である。したがって、本発明の技術的範囲は上記の説明から妥当な特許請求の範囲に係る発明特定事項によってのみ定められるものである。
本発明の実施の形態に係るLED照明装置は、人間の知覚の等間隔性に合わせてLED照明光の逆相関色温度が線形になるように調整し、並びに輝度も調整することから、液晶ディスプレイのバックライトをはじめとして、LED無影灯、リビング室内灯、化粧灯、ショーウィンドウの照明灯、広告の照明灯、美術館における照明灯、さらに医療用として、外科手術時の照明灯など、種々の用途で用いられるLED照明装置全般に好適な技術である。
本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の模式的基本回路ブロック構成図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置に適用する発光ダイオード(LED1、LED2)の模式的縦断面構造図。 国際照明委員会(CIE)1931によるXYZ表色系のXY色度図。 XY色度図上において、LEDの選定方法を説明する模式図。 白色LEDにおいて、相対光度と順方向電流IF(mA)の関係の特性の一例を示す図。 白色LEDにおいて、色度図と順方向電流IF(mA)の関係の特性の一例を示す図。 マイクロコンピュータに内蔵されるA/Dコンバータで読みとった数値に対しリニアにデューティ(%)を変える従来のLED照明装置において、デューティ(%)とA/Dコンバータの数値との関係を示す図。 従来のLED照明装置において、色温度(K)とA/Dコンバータの数値との関係を示す図。 従来のLED照明装置において、逆相関色温度(μK-1)とA/Dコンバータの数値との関係を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、デューティ(%)とA/Dコンバータの数値との関係を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度(K)とA/Dコンバータの数値との関係を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、逆相関色温度(μK-1)とA/Dコンバータの数値との関係を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の模式的基本回路ブロック構成図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、逆相関色温度(μK-1)とA/Dコンバータの数値との関係の具体例を示す図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、(a)適用されるLED1およびLED2の色温度の組み合せと対応するプログラム1〜3の模式的説明図、(b)マイクロコンピュータにプログラム切替用入力端子を備える本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置の別の模式的基本回路ブロック構成図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、LED1がオンする期間のデューティa(%)と、LED2がオンする期間のデューティ(100−a)(%)の色温度(K)の模式的説明図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の色度調整動作を説明するための図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の一例を説明するための図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、消灯期間Toffの長さに応じた輝度変化を説明するための図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の別の一例を説明するための図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、(a)LEDモジュールに対する制御系の模式的回路ブロック構成図、(b)制御回路の模式的ブロック構成図。 本発明の第1の実施の形態の変形例に係るLED照明装置において、(a)リモート制御系の模式的ブロック構成図、(b)輝度調整用ボリューム抵抗(RVI)および色温度調整用ボリューム抵抗(RVT)からなるボリューム抵抗による制御系の模式図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、明るさ調整用および色温度調整用ボリューム抵抗制御系の模式図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、(a)PNM出力信号PSTおよびPSIを得るための模式的回路ブロック構成図、(b)PNM出力信号PSTの模式的波形図、(c)PNM出力信号PSIの模式的波形図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、PNM出力信号の説明図であって、(a)100%の明るさを得る場合のPNM波形図、(b)複数個のパルス数を減少させた場合のPNM波形図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度の異なるLED列を2個隣接させて実装する場合のLED駆動回路系の模式的回路ブロック構成図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度の異なるLED列を2個隣接させ、かつn組配列して実装する場合の模式的回路ブロック構成図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、色温度の異なるLED列を2個隣接配置し、かつn組配列して実装する場合の模式的配置図であって、(a)ライン状のLED照明装置の構成図、(b)円形状のLED照明装置の構成図。 本発明の第1の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の色度調整動作を説明するための図であって、(a)点灯期間Ton(=T1+T2)に対して、T1<T2の例、(b)T1=T2の例、(c)T1>T2の例。 本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の一例を説明するための図であって、点灯期間Tonの長さを一定に維持する一方、輝度制御信号に応じて、消灯期間Toffの長さを可変制御し、照明光の輝度を下げる場合には、消灯期間Toffを順次長く設定(図30(a)→図30(b)→図30(c))し、照明光の輝度を上げる場合には、消灯期間Toffを順次短く設定(図30(c)→図30(b)→図30(a))する様子を説明する図。 本発明の第2の実施の形態に係るLED照明装置において、消灯期間Toffの長さに応じた輝度変化およびPNM制御の効果を説明するための図。 本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置において、照明光の輝度調整動作の別の例を説明するための図であって、輝度制御信号に応じて、所定の点消灯周期T内における点灯期間Tonと消灯期間Toffとの比率を可変制御し、照明光の輝度を下げる場合には、点消灯周期Tに対して点灯期間Tonが占める比率(第1発光部LED1および第2発光部LED2を合わせたトータルのオンデューティ)を順次下げて設定(図32(a)→図32(b)→図32(c))し、逆に、照明光の輝度を上げる場合には、トータルのオンデューティを順次上げて設定(図32(c)→図32(b)→図32(a))する様子を説明する図。 本発明の第3の実施の形態に係るLED照明装置において、点消灯周期Tに対して点灯期間Tonが占める比率に応じた輝度変化を説明するための図。 従来例に係るLED照明装置の模式的ブロック構成図。
符号の説明
1…青色発光ダイオード
2…蛍光層
2a…赤色発光体
2b…緑色発光体
2c…樹脂
3…点消灯制御部
4…ADコンバータ
5…カウンタ回路
6…制御回路
7…PNM制御部
8…LED駆動用バイポーラトランジスタ(Q1,Q2)
9…第1発光ダイオード(第1発光部)
10…第2発光ダイオード(第2発光部)
11…LEDモジュール
12…輝度調整用抵抗(RI)
13…色温度調整用抵抗(RT)
14…リモート制御部
15…受信部
16…リモート制御回路
17…リモートスイッチ部
18…輝度調整用リモートスイッチ
19…色温度調整用リモートスイッチ
20…輝度調整用ボリューム抵抗(RVI)
21…色温度調整用ボリューム抵抗(RVT)
22…ボリューム抵抗
24…三端子レギュレータ
26…マイクロコンピュータ
28…水晶発信器
30…LED駆動回路
32…LED駆動用バイポーラトランジスタ(QD)
40,40−1,40−2,…,40―n…第1LED列
50,50−1,50−2,…,50−n…第2LED列
LED1…第1発光部(第1白色発光ダイオード)
LED2…第2発光部(第2白色発光ダイオード)
R1,R2…抵抗
T…点消灯期間(=Ton+Toff)
Ton…点灯期間(=T1+T2)
Toff…消灯期間
T1…点灯期間Ton内におけるLED1の点灯期間(LED2の消灯期間)
T2…点灯期間Ton内におけるLED2の点灯期間(LED1の消灯期間)
TN…PNM制御における一定周期

Claims (23)

  1. 互いに色温度の異なる第1発光部及び第2発光部と、
    前記第1発光部及び前記第2発光部の点消灯制御を行う制御回路と、
    照明光の色温度を変更するための変更操作部と
    を備え、
    前記制御回路は、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光部と前記第2発光部を相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光部と前記第2発光部の両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光部及び前記第2発光部の周期的な点消灯制御を行うと共に、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行い、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定することを特徴とするLED照明装置。
  2. 前記制御回路は、前記点灯期間の長さを一定に維持する一方、前記輝度制御信号に応じて、前記消灯期間の長さを可変制御することを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  3. 前記制御回路は、前記輝度制御信号に応じて、所定の点消灯周期内における前記点灯期間と前記消灯期間とを決定することを特徴とする請求項1に記載のLED照明装置。
  4. 前記第1発光部及び前記第2発光部は、青色光を発する青色発光ダイオードと、前記青色発光ダイオードを被覆する蛍光層と、を各々有して成り、かつ、前記蛍光層は、前記青色光に励起されて赤色光と緑色光を各々発する赤色蛍光体と緑色蛍光体を透明樹脂に均一に混合して成るか、若しくは、前記青色光に励起されて黄色光を発する黄色蛍光体を透明樹脂に均一に混合して成ることを特徴とする請求項1乃至3の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  5. 互いに色温度の異なる第1発光部および第2発光部と、
    前記第1発光部および前記第2発光部の点消灯制御を行う制御回路と、
    照明光の色温度を変更するための変更操作部と
    を備え、
    前記制御回路は、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光部と前記第2発光部を相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光部と前記第2発光部の両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光部および前記第2発光部の周期的な点消灯制御を行うと共に、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行い、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定すると共に、前記一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うことを特徴とするLED照明装置。
  6. 前記消灯期間の長さを可変制御することを特徴とする請求項5に記載のLED照明装置。
  7. 前記制御回路は、前記輝度制御信号に応じて、所定の点消灯周期内における前記点灯期間と前記消灯期間とを決定することを特徴とする請求項5にLED照明装置。
  8. 前記第1発光部および前記第2発光部は、
    青色光を発する青色発光ダイオードと、
    前記青色発光ダイオードを被覆する蛍光層と
    をそれぞれ備え、
    前記蛍光層は、前記青色光に励起されて赤色光、緑色光を各々発する赤色蛍光体と緑色蛍光体、若しくは、前記青色光に励起されて黄色光を発する黄色蛍光体を均一に混合した透明樹脂を有することを特徴とする請求項5乃至7の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  9. 互いに色温度の異なる第1発光部および第2発光部と、
    前記第1発光部および前記第2発光部の点消灯制御を行う制御回路と、
    照明光の色温度を変更するための変更操作部と
    を備え、
    前記制御回路は、
    色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光部と前記第2発光部を相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光部と前記第2発光部の両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光部および前記第2発光部の周期的な点消灯制御を行う点消灯制御部と、
    前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うパルス数変調制御部を備え、
    前記点消灯制御部は、更に、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定すると共に、
    前記パルス数変調制御部も、更に、前記逆相関色温度の変化量に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うことを特徴とするLED照明装置。
  10. 前記点消灯制御部は、更に、前記点灯期間の長さを一定に維持する一方、前記輝度制御信号に応じて、前記消灯期間の長さを可変制御すると共に、
    前記パルス数変調制御部も、更に、前記輝度制御信号に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うことを特徴とする請求項9に記載のLED照明装置。
  11. 前記点消灯制御部は、更に、前記輝度制御信号に応じて、所定の点消灯周期内における前記点灯期間と前記消灯期間とを決定すると共に、
    前記パルス数変調制御部も、更に、前記輝度制御信号に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行うことを特徴とする請求項9に記載のLED照明装置。
  12. 前記第1発光部および前記第2発光部は、
    青色光を発する青色発光ダイオードと、
    前記青色発光ダイオードを被覆する蛍光層と
    をそれぞれ備え、
    前記蛍光層は、前記青色光に励起されて赤色光、緑色光を各々発する赤色蛍光体と緑色蛍光体、若しくは、前記青色光に励起されて黄色光を発する黄色蛍光体を均一に混合した透明樹脂を有することを特徴とする請求項9乃至11の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  13. 互いに色温度の異なる第1発光ダイオードおよび第2発光ダイオードと、
    前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点消灯制御を行う制御回路と、
    照明光の色温度を変更するための変更操作部と
    を備え、
    前記制御回路は、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光ダイオードと前記第2発光ダイオードを相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光ダイオードと前記第2発光ダイオードの両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの周期的な点消灯制御を行う点消灯制御部と、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点灯制御を行うパルス数変調制御部とを備え、
    前記点消灯制御部は、更に、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における第1発光ダイオード部の点灯期間と第2発光部の点灯期間とを決定すると共に、
    前記パルス数変調制御部も、更に、前記逆相関色温度の変化量に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点灯制御を行うことを特徴とするLED照明装置。
  14. 前記点消灯制御部は、更に、前記点灯期間の長さを一定に維持する一方、前記輝度制御信号に応じて、前記消灯期間の長さを可変制御すると共に、
    前記パルス数変調制御部も、更に、前記輝度制御信号に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点灯制御を行うことを特徴とする請求項13に記載のLED照明装置。
  15. 前記点消灯制御部は、更に、前記輝度制御信号に応じて、所定の点消灯周期内における前記点灯期間と前記消灯期間とを決定すると共に、
    前記パルス数変調制御部も、更に、前記輝度制御信号に応じて、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点灯制御を行うことを特徴とする請求項13に記載のLED照明装置。
  16. 前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードは、
    青色光を発する青色発光ダイオードと、
    前記青色発光ダイオードを被覆する蛍光層と
    をそれぞれ備え、
    前記蛍光層は、前記青色光に励起されて赤色光、緑色光を各々発する赤色蛍光体と緑色蛍光体、若しくは、前記青色光に励起されて黄色光を発する黄色蛍光体を均一に混合した透明樹脂を有することを特徴とする請求項13乃至15の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  17. 前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードは、互いに隣接して配置したことを特徴とする請求項13乃至16の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  18. 前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードは、互いに隣接して配置し、かつ複数組配列して実装することを特徴とする請求項13乃至16の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  19. 前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードは、互いに隣接して配置し、かつ複数組ライン状に配列して実装することを特徴とする請求項13乃至16の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  20. 前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードは、互いに隣接して配置し、かつ複数組円形状に配列して実装することを特徴とする請求項13乃至16の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  21. 前記第1発光ダイオードの色温度は、2500K〜3000K、前記第2発光ダイオードの色温度は、3000K〜6500Kの範囲に含まれることを特徴とする請求項13乃至20の内、いずれか1項に記載のLED照明装置。
  22. 互いに色温度の異なる第1発光ダイオード及び第2発光ダイオードと、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの点消灯制御を行うマイクロコンピュータと、照明光の色温度を変更するための変更操作部とを備えるLED照明装置において、
    前記マイクロコンピュータは、色度制御信号と輝度制御信号に基づいてスイッチング制御信号を生成し、生成した前記スイッチング制御信号にしたがって、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードを相補的に点消灯させる点灯期間と、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの両方を消灯させる消灯期間とを有するように、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの周期的な点消灯制御を行うと共に、前記色度制御信号および前記輝度制御信号に基づいてパルス数変調出力信号を生成し、生成した前記パルス数変調出力信号を重畳させた前記スイッチング制御信号にしたがって、一定周期内のパルス数変調制御により、前記第1発光部および前記第2発光部の点灯制御を行い、前記変更操作部の操作量に対する前記照明光の逆相関色温度の変化量が直線になるように前記変更操作部の操作に応答して、前記点灯期間内における前記第1発光ダイオードの点灯期間とおよび前記第2発光ダイオードの点灯期間とを決定することを特徴とするLED照明装置の駆動方法。
  23. 前記マイクロコンピュータは、前記第1発光ダイオードおよび前記第2発光ダイオードの色温度の組み合せに応じて予め定められた複数のプログラムを内蔵し、前記マイクロコンピュータに接続されたプログラム切替用入力端子を介して外部から前記複数のプログラムの内、いずれかを選択可能であることを特徴とする請求項22に記載のLED照明装置の駆動方法。
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