JP5300832B2 - 可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システム - Google Patents

可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システム Download PDF

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Description

本発明は、無線通信及び有線通信を行なうことが可能な可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システムに関する。
近年、TFT(Thin Film Transistor)アクティブマトリクス基板上に放射線感応層を配置し、放射線を直接デジタルデータに変換できるFPD(Flat Panel Detector)等の放射線検出器が実用化されており、このFPD等を用いて照射された放射線により表わされる放射線画像を示す画像情報を生成し、生成した画像情報を記憶する可搬型放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」ともいう。)が実用化されている。
電子カセッテには、放射線画像撮影を制御する撮影制御装置(所謂、コンソール)とケーブルで接続して有線通信を行なうことが可能なだけでなく、無線通信を行なうことが可能な電子カセッテもある。下記特許文献1には、このような有線無線双方の方式での通信が可能な電子カセッテについて、ケーブルの着脱により通信方式を切り替える技術が開示されている。
特開2005−6979号公報
この特許文献1の技術では、電子カセッテの装置本体にケーブルが接続されている場合には、有線通信処理が開始され、ケーブルが接続されていない場合には、無線通信処理が開始される。しかしながら、病院には複数の放射線撮影室が設けられ、複数の電子カセッテが1つの放射線撮影室に配置される場合もある。更にまた、電子カセッテは可搬型であるため、様々な放射線撮影室に持ち運んで使用することが可能である。
こうした状況下で、例えば放射線画像撮影システムが設置された放射線撮影室毎に1つの通信基地局を設け、ESSID(Extended Service Set Identifier)やチャンネルなどの無線通信設定を放射線撮影室毎に(通信基地局毎に)異ならせて無線通信を行なう場合、以下のような問題が生じる。電子カセッテを放射線撮影室間で移動させない場合には、撮影室毎の無線通信設定情報が設定された電子カセッテを用いて問題なく放射線撮影ができるが、ある放射線撮影室(撮影室Aという)の電子カセッテ(電子カセッテSという)を他の放射線撮影室(撮影室Bという)に移動させた後に、放射線技師が誤って撮影室Aに存在しない電子カセッテSを撮影室Aの撮影に使用する電子カセッテとして選択してしまった場合、撮影室Aと撮影室Bとでお互いの電波が受信できる状況において、該電子カセッテSの無線通信設定がそのままの状態では、撮影室Bに移動した電子カセッテSが無線通信を介して移動元の撮影室Aのコンソールの制御を受けて動作してしまい、撮影ミスが発生する。これにより、撮り直しが発生して、被験者に対して余計な放射線が照射されてしまう。一方、電子カセッテSの移動先の撮影室Bでは、電子カセッテSを撮影に使用する電子カセッテとして選択することができない。
なお、撮影室Aと撮影室Bとでお互いの電波を受信できない場合には、撮影室A及び撮影室Bのいずれにおいても撮影室Bに移動させた電子カセッテSを選択して使用することは不可能となる。
上記特許文献1に記載の技術は、電子カセッテを移動させて使用する場合を想定しておらず、こうした問題を解決することはできない。なお、電子カセッテを他の放射線撮影室に移動した際に、ユーザが手動で設定することもできるが、非常に煩わしい。また、手動では設定ミスが発生する場合もある。例えば、どの撮影室でも使用しない無線通信設定情報が電子カセッテに設定されると、どの撮影室でも該電子カセッテと通信できなくなる。また、移動先の撮影室とは別の無線通信設定情報が電子カセッテに設定されると、該電子カセッテが移動先の撮影室とは別の撮影室の撮影要求に反応してしまい、該別の撮影室で撮影ミスが発生する可能性がある。また、電子カセッテの移動先での撮影にも使用できない。
本発明は上記事実に鑑みてなされたものであり、ユーザの手を煩わせることなく自動的に可搬型放射線画像撮影装置に保持されている無線通信設定情報を更新でき、異なる撮影室に設置された可搬型放射線画像撮影装置を選択して放射線撮影に失敗し、患者に不要な放射線を照射してしまうことを防止することができる可搬型放射線画像撮影装置、撮影制御装置及び放射線画像撮影システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、請求項1の発明の可搬型放射線画像撮影装置は、無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段と、接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段と、通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段と、前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する特定情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段と、前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことが検出された時に、該撮影制御装置から該撮影制御装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により取得して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段と、を有している。
このように、請求項1に記載の発明によれば、有線接続された撮影制御装置から該撮影制御装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により取得して無線通信設定情報を更新するようにしたため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に可搬型放射線画像撮影装置に保持されている無線通信設定情報を更新できる。また、これにより、可搬型放射線画像撮影装置が無線通信する通信基地局を、有線接続された撮影制御装置が通信する通信基地局と同じ通信基地局と通信することができるため、例えば、撮影制御装置毎(撮影制御装置が設置された部屋毎)に無線通信する通信基地局を設ける場合において、放射線画像撮影装置と撮影制御装置との組み合わせを変更する(可搬型放射線画像装置を他の部屋に移動して使用する)ことがあっても、可搬型放射線画像撮影装置は、該組み合わせられた撮影制御装置に有線接続することで、無線通信設定情報を更新して該撮影制御装置が通信する通信基地局に通信することができるため、異なる撮影室に設置された可搬型放射線画像撮影装置を選択して放射線撮影に失敗し、患者に不要な放射線を照射してしまうことを防止することができる。
なお、請求項2に記載のように、前記更新手段が前記有線接続された撮影制御装置から取得する無線通信設定情報に含まれる前記特定情報は、前記有線接続された撮影制御装置が無線通信を行なう通信基地局を特定する情報と同一とすることができる。
請求項3に記載のように、前記更新手段は、前記検出手段により前記接続端子に撮影制御装置が有線接続されたことが検出される毎に、前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新することができる
請求項の発明の撮影制御装置は、無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段、前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段、及び前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と有線接続するための接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信を行なうことが可能であると共に、無線通信により通信基地局と無線通信を行なうことが可能に構成され、自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことを検出する検出手段と、前記検出手段により、自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことが検出された時に、自装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を該有線接続された可搬型放射線画像撮影装置に有線通信により送信して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報が更新されるように前記更新手段を制御する制御手段と、を有する
このように、請求項3に記載の発明によれば、有線接続された可搬型放射線画像撮影装置に対して撮影制御装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により送信して可搬型放射線画像撮影装置の無線通信設定情報を更新させるようにしたため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に可搬型放射線画像撮影装置に保持されている無線通信設定情報を更新できる。また、請求項1と同様に、異なる撮影室に設置された可搬型放射線画像撮影装置を選択して放射線撮影に失敗し、患者に不要な放射線を照射してしまうことを防止することができる。
請求項に記載のように、前記更新手段が前記有線接続された撮影制御装置から取得する無線通信設定情報に含まれる前記特定情報は、前記有線接続された撮影制御装置が無線通信を行なう通信基地局を特定する情報と同一とすることができる。
請求項の発明の放射線画像撮影システムは、無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段、前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段、前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことが検出された時に、該撮影制御装置から該撮影制御装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により該撮影制御装置に要求して取得して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と、前記可搬型放射線画像撮影装置の前記接続端子に有線接続された場合に該有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信を行なうことが可能であると共に、無線通信により通信基地局と無線通信を行なうことが可能に構成され、前記有線接続された可搬型放射線画像撮影装置から前記要求があった場合に、自装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により前記可搬型放射線画像撮影装置に送信する撮影制御装置と、備えている。
このように、請求項5に記載の発明によれば、請求項1と同様に作用するため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に可搬型放射線画像撮影装置に保持されている無線通信設定情報を更新でき、異なる撮影室に設置された可搬型放射線画像撮影装置を選択して放射線撮影に失敗し、患者に不要な放射線を照射してしまうことを防止することができる。
請求項の発明の放射線画像撮影システムは、無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段、前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段、及び前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と、前記可搬型放射線画像撮影装置と有線接続するための接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信を行なうことが可能であると共に、無線通信により通信基地局と無線通信を行なうことが可能に構成され、自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことを検出する検出手段、前記検出手段により、自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことが検出された時に、自装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を該有線接された可搬型放射線画像撮影装置に有線通信により送信して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報が更新されるように前記更新手段を制御する制御手段を有する撮影制御装置と、を備えている。
このように、請求項6に記載の発明によれば、請求項3と同様に作用するため、ユーザの手を煩わせることなく自動的に可搬型放射線画像撮影装置に保持されている無線通信設定情報を更新でき、異なる撮影室に設置された可搬型放射線画像撮影装置を選択して放射線撮影に失敗し、患者に不要な放射線を照射してしまうことを防止することができる。
請求項に記載のように、前記更新手段が前記有線接続された撮影制御装置から取得する無線通信設定情報に含まれる前記特定情報は、前記有線接続された撮影制御装置が無線通信を行なう通信基地局を特定する情報と同一とすることができる
なお、請求項9に記載のように、前記更新手段は、前記検出手段により前記接続端子に撮影制御装置が有線接続されたことが検出される毎に、前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新することができる
本発明によれば、ユーザの手を煩わせることなく自動的に可搬型放射線画像撮影装置に保持されている無線通信設定情報を更新できる、という効果が得られる。
第1及び第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システムの構成を示すブロック図である。 (A)は、電子カセッテの接続端子にケーブルの先端部分を接続するときの様子を示した図であり、(B)は、電子カセッテの接続端子にケーブルの先端部分が接続された状態を示した図である。 第1の実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。 X線室の通信基地局及び電子カセッテの通信情報の設定内容を示した図である。 (A)は、電子カセッテのCPUにより実行される処理プログラムの処理を示すフローチャートであり、(B)は、コンソールのCPUにより実行される処理プログラムの処理を示すフローチャートである。 第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。 第2の実施の形態に係る放射線画像撮影システムのタイミングチャートである。 第2の実施の形態に係るコンソールのCPUにより実行される処理プログラムの処理を示すフローチャートである。 (A)は、通信基地局毎に組み合わせるX線室の数が等しくなるように構成した場合を示す図であり、(B)は、通信基地局毎に組み合わせるX線室の数が異なるように構成した場合を示す図である。
以下、図面を参照して本発明に係る実施の形態について詳細に説明する。
[第1の実施の形態]
以下、各図面を参照して本実施の形態の放射線画像撮影システムの一例について説明する。図1に、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの概略構成の一例を示す。本実施の形態では、放射線(本実施の形態ではX線)画像を撮影するためのX線室R1、R2毎に、同様の放射線画像撮影システムが設置されている。
各X線室R1及びR2に設置された放射線画像撮影システムの各々は、撮影制御装置(以下、「コンソール」ともいう)42、放射線発生装置34、及び放射線画像撮影装置(以下、「電子カセッテ」又は「カセッテ」ともいう)32を備えて構成されている。なお、1部屋(1つの放射線画像撮影システム)に、電子カセッテ32が1つ設けられていてもよいし、複数設けられていてもよい。また、各電子カセッテ32は可搬型であるため、あるX線室から他のX線室に持ち運び、他のX線室の放射線画像撮影システムにおいて使用することも可能である。
コンソール42は、電子カセッテ32と通信基地局20を介して無線通信が可能に構成されている。本実施の形態では、無線通信のための通信基地局20をX線室毎(放射線画像撮影システム毎)に設けている。また、コンソール42と電子カセッテ32とはケーブル43を介して有線接続された状態で、有線通信が可能となっている。図2に示すように、電子カセッテ32には接続端子32Aが設けられており、ケーブル43の一方の先端部分がコンソール42に接続された状態で、ケーブル43の他方の先端部分が接続端子32Aに接続されると、コンソール42と電子カセッテ32とが有線接続された状態となる。
コンソール42は、有線通信方式及び無線通信方式のいずれかの通信方式で通信を行って、制御信号を伝送することにより電子カセッテ32に対して様々な制御を行なう。また、コンソール42は、ケーブル35を介して放射線発生装置34と接続されており、放射線を発生するタイミングを制御する。
コンソール42の制御に基づいたタイミングで、放射線発生装置34は、放射線を被写体10に照射する。放射線発生装置34から照射された放射線は、被写体10を透過して電子カセッテ32に照射される。電子カセッテ32は、照射された放射線から放射線画像情報を生成する。生成された画像情報は、有線通信又は無線通信によりコンソール42に送信される。
図3には、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図が示されている。
放射線発生装置34には、コンソール42と通信を行なうための接続端子34Aが設けられている。コンソール42には、放射線発生装置34と通信を行なうための接続端子42A、電子カセッテ32と通信を行なうための接続端子42Bが設けられている。
放射線発生装置34はケーブル35を介してコンソール42に接続されている。電子カセッテ32は、放射線画像の撮影時に、接続端子32Aにケーブル43が接続され、当該ケーブル43を介してコンソール42に接続される。
電子カセッテ32に内蔵された放射線検出器60は、TFTアクティブマトリクス基板66上に、放射線Xを吸収し、電荷に変換する光電変換層が積層されて構成されている。光電変換層は例えばセレンを主成分(例えば含有率50%以上)とする非晶質のa−Se(アモルファスセレン)から成り、放射線Xが照射されると、照射された放射線量に応じた電荷量の電荷(電子−正孔の対)を内部で発生することで、照射された放射線Xを電荷へ変換する。なお、放射線検出器60は、アモルファスセレンのような放射線Xを直接的に電荷に変換する放射線-電荷変換材料の代わりに、蛍光体材料と光電変換素子(フォトダイオード)を用いて間接的に電荷に変換してもよい。蛍光体材料としては、ガドリニウム硫酸化物(GOS)やヨウ化セシウム(CsI)が良く知られている。この場合、蛍光材料によって放射線X−光変換を行い、光電変換素子のフォトダイオードによって光−電荷変換を行なう。
また、TFTアクティブマトリクス基板66上には、光電変換層で発生された電荷を蓄積する蓄積容量68と、蓄積容量68に蓄積された電荷を読み出すためのTFT70を備えた画素部74(図3では個々の画素部74に対応する光電変換層を光電変換部72として模式的に示している)がマトリクス状に多数個配置されており、電子カセッテ32への放射線Xの照射に伴って光電変換層で発生された電荷は、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積される。これにより、電子カセッテ32に照射された放射線Xに担持されていた画像情報は電荷情報へ変換されて放射線検出器60に保持される。
また、TFTアクティブマトリクス基板66には、一定方向(行方向)に延設され個々の画素部74のTFT70をオンオフさせるための複数本のゲート配線76と、ゲート配線76と直交する方向(列方向)に延設されオンされたTFT70を介して蓄積容量68から蓄積電荷を読み出すための複数本のデータ配線78が設けられている。個々のゲート配線76はゲート線ドライバ80に接続されており、個々のデータ配線78は信号処理部82に接続されている。個々の画素部74の蓄積容量68に電荷が蓄積されると、個々の画素部74のTFT70は、ゲート線ドライバ80からゲート配線76を介して供給される信号により行単位で順にオンされ、TFT70がオンされた画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は、アナログの電気信号としてデータ配線78を伝送されて信号処理部82に入力される。従って、個々の画素部74の蓄積容量68に蓄積されている電荷は行単位で順に読み出される。
図示は省略するが、信号処理部82は、個々のデータ配線78毎に設けられた増幅器及びサンプルホールド回路を備えており、個々のデータ配線78を伝送された電荷信号は増幅器で増幅された後にサンプルホールド回路に保持される。また、サンプルホールド回路の出力側にはマルチプレクサ、A/D変換器が順に接続されており、個々のサンプルホールド回路に保持された電荷信号はマルチプレクサに順に(シリアルに)入力され、A/D変換器によってデジタルの画像情報へ変換される。
信号処理部82には画像メモリ90が接続されており、信号処理部82のA/D変換器から出力された画像情報は画像メモリ90に順に記憶される。画像メモリ90は放射線画像を示す画像情報を所定枚数分記憶可能な記憶容量を有しており、1ラインずつ電荷の読み出しが行われる毎に、読み出された1ライン分の画像情報が画像メモリ90に順次記憶される。
画像メモリ90は電子カセッテ32全体の動作を制御するカセッテ制御部92と接続されている。カセッテ制御部92はマイクロコンピュータによって実現されており、CPU92A、ROM及びRAMを含むメモリ92B、HDDやフラッシュメモリ等から成る不揮発性の記憶部92Cを備えている。
このカセッテ制御部92には無線通信部94及び有線通信部95が接続されている。無線通信部94は、IEEE(Institute of Electrical and Electronics Engineers)802.11a/b/g等に代表される無線LAN(Local Area Network)規格に対応しており、無線通信による外部機器との間で各種情報の伝送を制御する。有線通信部95は、有線LANの規格に対応し、接続端子32Aに接続され、接続端子32A及びケーブル43を介してコンソール42との間で各種情報の伝送を制御する。カセッテ制御部92は、無線通信部94又は有線通信部95を介してコンソール42との間で各種情報の送受信を行なう。
さらに、カセッテ制御部92は検出部33と接続されている。検出部33は、接続端子32Aに接続されており、接続端子32Aにコンソール42がケーブル43を介して接続されているか否かを検出する。
例えば、接続端子32Aが複数のピンからなるコネクタである場合には、複数のピンのいずれかを接続検出用のピンとして使用し、当該ピンの電圧値を測定して接続状態を検出することができる。一例を挙げると、コンソール42側の接続端子42A及び電子カセッテ32側の接続端子32Aの各々が10本のピンを含んだコネクタで構成され、そのうちの1ピンと10ピンを接続検出用のピンとして使用する。コンソール42側の接続端子42Aの1ピンと10ピンとはショートさせておき、電子カセッテ32側の接続端子32Aの1ピンはグランド(0V)に、10ピンは予め定められた電圧にプルアップさせておく。
この状態で、ケーブル43の一端がコンソール42側の接続端子42Aに接続され、他端が電子カセッテ32側の接続端子32Aに接続されることによって電子カセッテ32の接続端子32Aにコンソール42が有線接続された場合には、検出部33により10ピンでは0Vの電圧値が検出されることになる(コンソール42側ではショートさせているため)。
また、接続端子32Aからコンソール42が外された場合には(これには、ケーブル43の一端がコンソール42の接続端子42Aから外された場合、ケーブル43の他端が電子カセッテ32の接続端子32Aから外された場合、ケーブル43の両端が各接続端子32A及び接続端子42Aの双方から外された場合の3つの場合がある)、10ピンがプルアップされているため、プルアップされている電圧値が検出部33で検出される。
検出部33は、このように接続端子32Aの接続検出用のピンの電圧値を検出し、当該検出した電圧値を示す検出信号をカセッテ制御部92に出力する。カセッテ制御部92は、該検出信号により、コンソール42と有線接続されたか否かを認識できる。
また、有線接続の検出方法は、上記に限定されず、例えば、LANの仕様では、リンク信号という信号があり、接続されていれば、リンク信号がアクティブになる。そこで、LANのドライバで該リンク信号の状態を検出するようにすることによっても、接続端子32Aにコンソール42が接続されたか否かを検出できる。また、例えば、接続端子32Aに対して、接続端子32Aにケーブル43の先端が嵌め込まれた場合にオンし、ケーブル43が外された場合にオフするスイッチを設け、当該スイッチの状態を検出して、接続状態を簡易に検出してもよい。この検出方法を採用する場合には、コンソール42側の接続端子42Aに常にケーブル43の一端が接続されている必要がある。
また、電子カセッテ32には電源部96が設けられており、上述した各種回路や各素子(検出部33、ゲート線ドライバ80、信号処理部82、画像メモリ90、無線通信部94、有線通信部95、カセッテ制御部92として機能するマイクロコンピュータ)は、電源部96から供給された電力によって作動する。電源部96は、接続端子32Aにケーブル43が接続された場合にケーブル43を介して供給される電力により充電が行なわれる。電源部96は、電子カセッテ32の可搬性を損なわないように、バッテリ(充電可能な二次電池)を内蔵しており、充電されたバッテリから各種回路・素子へ電力を供給する。ここでは、バッテリを二次電池としたが、一次電池であってもよい。なお、図3では、電源部96と各種回路や各素子を接続する配線を省略している。
一方、コンソール42は、サーバ・コンピュータとして構成されており、操作メニューや撮影された放射線画像等を表示するディスプレイ100と、複数のキーを含んで構成され、各種の情報や操作指示が入力される操作パネル102と、を備えている。
また、本実施の形態に係るコンソール42は、装置全体の動作を司るCPU104と、制御プログラムを含む各種プログラム等が予め記憶されたROM106と、各種データを一時的に記憶するRAM108と、各種データを記憶して保持するHDD110と、ディスプレイ100への各種情報の表示を制御するディスプレイドライバ112と、操作パネル102に対する操作状態を検出する操作入力検出部114と、接続端子42Aに接続され、接続端子42A及びケーブル35を介して放射線発生装置34との間で後述する曝射条件等の各種情報の送受信を行なう通信I/F部116と、電子カセッテ32との間で無線通信により各種情報の送受信を行なう無線通信部118と、接続端子42Bに接続され、接続端子42B及びケーブル43を介して電子カセッテ32との間で各種情報の送受信を行なう有線通信部120と、を備えている。
CPU104、ROM106、RAM108、HDD110、ディスプレイドライバ112、操作入力検出部114、通信I/F部116、無線通信部118、及び有線通信部120は、システムバスBUSを介して相互に接続されている。従って、CPU104は、ROM106、RAM108、HDD110へのアクセスを行なうことができると共に、ディスプレイドライバ112を介したディスプレイ100への各種情報の表示の制御、通信I/F部116を介した放射線発生装置34との各種情報の送受信の制御、無線通信部118を介した電子カセッテ32との各種情報の送受信の制御、及び有線通信部120を介した電子カセッテ32との各種情報の送受信の制御、を行なうことができる。また、CPU104は、操作入力検出部114を介して操作パネル102に対するユーザの操作状態を把握することができる。
一方、放射線発生装置34は、放射線Xを出力する放射線源130と、コンソール42との間で曝射条件等の各種情報を送受信する通信I/F部132と、受信した曝射条件に基づいて放射線源130を制御する線源制御部134と、を備えている。
線源制御部134もマイクロコンピュータによって実現されており、受信した曝射条件を記憶する。このコンソール42から受信する曝射条件には管電圧、管電流、照射期間等の情報が含まれている。線源制御部134は、受信した曝射条件に基づいて放射線源130から放射線Xを照射させる。
次に、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの作用について説明する。
各X線室で用いられるアクセスポイントである通信基地局20には、無線通信に用いられる無線通信設定情報として、ESSID及びチャンネルChが設定されている。また、各X線室で用いられるコンソール42の各々には、コンソール42が設置されているX線室の通信基地局20に設定されているESSID及びチャンネルChと同一のESSID及びチャンネルChが設定されている。これらは、事前にコンソール42のHDD110或いはROM106等に記憶されて設定される。また、同一の放射線画像撮影システム内で使用される電子カセッテ32にも、同一のESSID及びチャンネルChが電子カセッテ32の記憶部92Cに事前に記憶されて設定される。
なお、ここで、コンソール42及び電子カセッテ32に設定されるESSID及びチャンネルChは各々1つであり、各装置に複数のESSIDが設定されるようなことはない。
ESSID(Extended Service Set Identifier)により、無線通信の際に電子カセッテ32及びコンソール42の通信先となる通信基地局が特定される。すなわち、同じESSIDが設定されている装置同士でなければ、通信することができない。電子カセッテ32の無線通信部94が無線通信する際には、まず、通信基地局20と電子カセッテ32とが、お互いに一致するESSIDであるかを確認して認証した上で通信を行なう。コンソール42の無線通信部118も同様に確認して通信する。
また、無線通信では、複数の装置が同時に通信できるように、利用する周波数帯域を分割している。この分割した周波数帯域を示すのがチャンネルChである。本実施の形態では、他のX線室の装置とチャンネルを異ならせることで、通信基地局20同士の電波干渉を防ぐようにしている。従って、電子カセッテ32の無線通信部94、及びコンソール42の無線通信部118は、無線通信する際には、設定されているチャンネルChに応じた周波数帯域で通信を行なう。
また、電子カセッテ32及びコンソール42の各々は、予め自装置を識別するための固有のアドレス(本実施の形態では、IPアドレス、より詳しくはローカルIPアドレス)を保持している。具体的には、電子カセッテ32では、記憶部92Cに保持されていてもよいし、コンソール42では、HDD110に保持されていてもよい。なお、本実施の形態において、上記保持されているIPアドレスには、有線通信のためのローカルIPアドレスと、無線通信のためのローカルIPアドレスが含まれる。以下では、有線通信のためのローカルIPアドレスを有線IPアドレスともいい、無線通信のためのローカルIPアドレスを無線IPアドレスともいう。通信の際には、通信方式が有線方式か無線方式かに応じたIPアドレスが読み出されて用いられる。
図4に、通信情報の設定内容の一例を示す。X線室R1で用いられるアクセスポイントである通信基地局20(図4では、通信基地局AP1)には、無線通信設定情報として、ESSID「A」及びチャンネルCh「40」が設定されている。また、該X線室R1の放射線画像撮影システムが元々有する2つの電子カセッテ32(図4では、電子カセッテSE1、SE2)には、通信基地局AP1のESSID及びチャンネルChと同一のESSID「A」及びチャンネルCh「40」が設定されている。更にまた、電子カセッテSE1、SE2には、互いに異なる有線IPアドレス及び無線IPアドレスが付与されている。なお、図示は省略するが、X線室R1に設置されたコンソール42にも、ESSID「A」、チャンネルCh「40」の他、コンソール42を識別する有線IPアドレス及び無線IPアドレスが設定されているものとする。
一方、X線室R2で用いられるアクセスポイントである通信基地局20(以下、通信基地局AP2と呼称)には、無線通信設定情報として、ESSID「B」及びチャンネルCh「44」が設定されている。また、該X線室R2の放射線画像撮影システムが元々有する電子カセッテ32(図4では、電子カセッテSE3)には、通信基地局AP2のESSID及びチャンネルChと同一のESSID「B」及びチャンネルCh「44」が設定されている。更にまた、電子カセッテSE3には、互いに異なる有線IPアドレス及び無線IPアドレスが付与されている。なお、図示は省略するが、X線室R2に設置されたコンソール42にも、ESSID「B」、チャンネルCh「44」の他、コンソール42を識別する有線IPアドレス及び無線IPアドレスが設定されているものとする。
ここで、X線室R1の放射線画像撮影システムで使用されていた電子カセッテSE2をX線室R2に持ち運び、X線室R2の放射線画像撮影システムで使用する場合を想定する。この場合には、X線室R1とX線室R2とでは、無線通信設定情報のESSID及びチャンネルChが異なるため、このままでは電子カセッテSE2をX線室R2に移動させた後も、電子カセッテSE2が無線通信を行なう際には、(電波が届く範囲であれば)X線室R1の通信基地局AP1と無線通信を行なうこととなり、X線室R2の通信基地局AP2とは無線通信を行なうことができない。
そこで、本実施の形態では、図4に示すように、電子カセッテSE2の無線通信設定情報をX線室R2の通信基地局AP2と無線通信が可能となるように更新する(書き換える)。以下、この更新動作の詳細について説明する。なお、電子カセッテSE2だけに限定されず、それ以外の電子カセッテ32についてもX線室間を移動させて使用する場合には同じ動作が行われるため、以下の動作を各電子カセッテ32の動作として説明する。
ユーザは、電子カセッテ32をあるX線室から他のX線室に移動した場合に、電子カセッテ32を、該他のX線室のコンソール42と有線接続させる。すなわち、電子カセッテ32の接続端子32Aにケーブル43の一端を、移動先のX線室のコンソール42の接続端子42Aにケーブル43の他端を接続することにより、電子カセッテ32の接続端子32Aにコンソール42を有線接続させる。
図5(A)は、電子カセッテ32のCPU92Aにより実行される無線通信設定プログラムの処理を示すフローチャートである。なお、当該プログラムはメモリ92B(ROM)の所定の領域に予め記憶されている。
検出部33で、コンソール42と有線接続されたことが検出された場合には、図5(A)に示す処理が行われる。ステップ100で、有線接続されたコンソール42に対して、有線通信により該コンソール42に設定されている無線通信設定情報(本実施の形態では、ESSID及びチャンネルCh)を要求する。ステップ102では、無線通信設定情報の受信待ちを行なう。有線接続されたコンソール42から有線通信により無線通信設定情報を受信した場合には、ステップ102で肯定判定され、ステップ104に進む。ステップ104では、受信した無線通信設定情報により、自装置に記憶され設定されている無線通信設定情報を更新する。すなわち、自装置に記憶されている無線通信設定情報を、有線接続されたコンソール42から受信した無線通信設定情報に書き換える。
一方、コンソール42は、図5(B)に示す処理を行なう。図5(B)は、コンソール42のCPU104により実行される無線通信設定情報送信プログラムの処理を示すフローチャートである。なお、当該プログラムはメモリ106(ROM)或いはHDD110の所定の領域に予め記憶されている。コンソール42は、有線接続された電子カセッテ32から無線通信設定情報の要求を受信した場合には、ステップ200で、自装置に設定されている無線通信設定情報を読み出して、要求元の電子カセッテ32に有線通信により送信する。これにより、図5(A)のステップ102で肯定判定される。
以上説明したように、電子カセッテ32をコンソール42と有線接続させたときに、電子カセッテ32が有線接続されたコンソール42から無線通信設定情報を取得して更新するようにしたため、ユーザの手を煩わせることなく電子カセッテ32の無線通信設定情報を更新することができる。これにより、移動先の通信基地局20に対する無線通信が可能となり、移動元で撮影を実施することを防止できる。
なお、本実施の形態では、検出部33によりコンソール42との有線接続状態を継続してモニタして、有線接続されたことが検出されたときに無線通信設定情報を更新する例について説明したが、これに限定されず、例えば、予め定められた時間間隔経過毎に有線接続状態を確認し、更新するようにしてもよい。また、予め定められたタイミングで(例えば、システム全体の起動時、或いは電子カセッテ32単体での電源オン時など)検出して更新するようにしてもよい。
[第2の実施の形態]
上記第1の実施の形態では、電子カセッテ32において検出部33がコンソール42との有線接続状態を検出して、電子カセッテ32からコンソール42に無線通信設定情報を要求して無線通信設定情報を取得し更新する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コンソール42において電子カセッテ32との有線接続状態を検出して、電子カセッテ32に対してコンソール42から無線通信設定情報を送信して更新させるようにしてもよい。
図6は、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの詳細な構成を示すブロック図である。ここで、図6に示す符号と、図3に示す符号が同一の構成要素は、それぞれ、同一の機能を有する構成要素を意味するため説明を省略する。
図6に示すように、本実施の形態では、電子カセッテ32側には検出部33は設けられておらず、代わりに、コンソール42に検出部122が設けられている。コンソール42の検出部122は、接続端子42Aに接続され、接続端子42Aに電子カセッテ32がケーブル43を介して有線接続されているか否かを(すなわち、電子カセッテ32との有線接続状態を)検出する。検出結果は、システムバスBUSを介してCPU104に送出される。検出方法は、第1の実施の形態で説明した電子カセッテ32の検出部33と同様に行なえばよいため、ここでは説明を省略する。
次に、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの作用について説明する。
図7は、本実施の形態に係る放射線画像撮影システムの動作のタイミングチャートを示している。まず、コンソール42は、接続待ちタイマをリセットして計時を開始する(ステップ300)。本実施の形態では、コンソール42は、所定時間間隔をおいて、電子カセッテ32が接続端子42Aに有線接続されているか否かを確認するようにしている。この時間を計測するためのタイマが接続待ちタイマであるが、図7では図示を省略している。なお、ここでは接続待ちタイマをダウンタイマとしている。
接続待ちタイマの計時を開始してから所定時間が経過すると、接続待ちタイマがタイムアウトする。ここで、コンソール42は、電子カセッテ32が有線接続されているか否かを検出部122により確認する(ステップ302)。電子カセッテ32が有線接続されたことが確認できた場合には、カセッテ接続処理を行なう(ステップ304)。ここで、カセッテ接続処理は、有線接続された電子カセッテ32に対して、自装置に設定されている無線通信設定情報を含む制御信号を有線通信により送信して、電子カセッテ32側の設定を更新させる処理をいう。これにより、電子カセッテ32では、該制御信号に応じてカセッテ制御部92が設定を書き換える(ステップ306)。
なお、本実施の形態では、接続状態が前回確認したとき(1つ前の確認時)と何ら変化がない(前回も今回も同じ電子カセッテ32との有線接続が検出された)場合には、コンソール42が、カセッテ接続処理を行なわないように構成している。例えば、有線接続された電子カセッテ32の有線IPアドレスを確認し前回と今回とで異なっているか否かで判断するようにしてもよい。もちろん、電子カセッテ32が有線接続されていない場合には、カセッテ接続処理は行われない。
その後、コンソール42は、接続待ちタイマをリセットして計時を開始する(ステップ308)。接続待ちタイマの計時を開始してから所定時間経過すると、接続待ちタイマがタイムアウトする。ここで、コンソール42は、電子カセッテ32が有線接続されているか否かを検出部122により確認する(ステップ310)。確認後、例えば、有線IPアドレスが前回と異なる電子カセッテ32が有線接続されていることが検出された場合には、カセッテ接続処理が行われるが(ステップ312)、図7に示す例のように、前回と今回とで、接続状態に変化がない場合には、コンソール42は、カセッテ接続処理を行なわない。続いて、コンソール42は、接続待ちタイマをリセットして計時を開始する(ステップ314)。以降も上記と同様の処理が繰り返される。
なお、ステップ302では、検出部122の検出結果のみにより有線接続状態を判断する例について説明したが、検出部122の検出結果と共に、実際に有線通信が可能か否かを確認するための所定の信号を電子カセッテ32に対して有線通信により送信したときの応答結果に基づいて判断するようにしてもよい。
ここで、上記タイミングチャートにおけるコンソール42の処理に着目して、本実施の形態の作用を説明する。図8は、コンソール42のCPU104により実行される更新プログラムの処理を示すフローチャートである。なお、当該プログラムはメモリ106(ROM)或いはHDD110の所定の領域に予め記憶されている。
接続待ちタイマがタイムアウトすると、図8に示す処理が行われる。ステップ400では、検出部122からの検出信号に基づいて電子カセッテ32と有線接続されたか否かを判定する。ここで、肯定判定した場合には、ステップ402で、上述したカセッテ接続処理を行なう。ただし、前述したように、接続状態に変化が無ければ、カセッテ接続処理を行なわない(図示省略)。ステップ404では、接続待ちタイマをリセットして計時を開始させ、終了する。
なお、ここでは、所定時間間隔毎に電子カセッテ32との接続状態を検出してカセッテ接続処理を行なう例について説明したが、これに限定されるものではなく、例えば、継続して検出部122の検出信号を監視して、検出部122の検出信号に変化があったときに(すなわち、電子カセッテ32が有線接続されていない状態から有線接続された状態に変化したときに)カセッテ接続処理を行なうようにしてもよい。また、予め定められたタイミングで(例えば、システム全体の起動時など)検出して更新するようにしてもよい。
以上説明したように、電子カセッテ32がコンソール42と有線接続されたときに、コンソール42が有線接続された電子カセッテ32に対して自装置に設定されている無線通信設定情報を送信して更新させるようにしたため、第1の実施の形態で説明したのと同様の効果を得ることができる。
また、上記第1及び第2の実施の形態では、各部屋(X線室)に1つの放射線画像撮影システムを設置し、部屋(X線室)毎に1つの通信基地局20を設けた例について説明したが、例えば、図9(A)に示すように、2部屋毎に1つの通信基地局20を設けてもよい。図9(A)では、X線室がR1、R2、R3、R4の4部屋ある場合に、X線室R1、R2に対して通信基地局20Aを設置し、X線室R1、R2に対して通信基地局20Bを設置している。各通信基地局20に対して組み合わせる部屋の数が等しいため、通信基地局20間で通信負荷は平均化される。より詳述すると、X線室R1、R2の各々の放射線画像撮影システムは通信基地局20Aを用いて通信し、X線室R3、R4の各々の放射線画像撮影システムは通信基地局20Bを用いて通信する。ここで、通常、1つのX線室で2以上の撮影作業が並行に行われることはないため、各通信基地局20A及び20Bは、2部屋の各撮影作業で使用されることとなる。電子カセッテ32を部屋間で移動させたとしても、上記説明したように無線通信設定情報が更新されるため、誤って移動元のX線室でX線照射を実施してしまうことがない。
一方、図9(B)に示すように、X線室R1、R2、R3に対して、通信基地局20Aを設置し、X線室R4に対して通信基地局20Bを設置する、といったように、組み合わせるX線室の数が通信基地局20によって異なると、通信負荷を通信基地局20間で平均化することは難しくなる。従って、各通信基地局20と組み合わせるX線室の数が均等になるように組み合わせることが望ましい。
なお、組み合わせの例は図9(A)に限定されず、例えば、3部屋毎に1つの通信基地局20、4部屋毎に1つの通信基地局20・・・といった組み合わせも可能である。このように、X線室と通信基地局20との組み合わせにより負荷分散するように管理することで、通信負荷を平均化させることができる。
なお、上記第1及び第2の実施の形態では、コンソール42と放射線発生装置34を別な装置として設けた場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、コンソール42と放射線発生装置34を一体の装置としてもよい。
また、上記第1及び第2の各実施の形態では、本発明の放射線としてX線を適用した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、γ線などを適用してもよい。
その他、上記第1及び第2の実施の形態で説明した放射線画像撮影システムの構成(図1、3、6参照。)、ケーブルの形状(図2参照。)は一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
また、上記各実施の形態で説明した各種処理(図5、7、8参照。)も一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲内において状況に応じて変更可能であることは言うまでもない。
10 被写体
20 通信基地局
32A 接続端子
32 電子カセッテ
33 検出部
34 放射線発生装置
42 コンソール
42A 接続端子
42B 接続端子
43 ケーブル
60 放射線検出器
92 カセッテ制御部
92A CPU
92B メモリ
92C 記憶部
94 無線通信部
95 有線通信部
96 電源部
104 CPU
106 ROM
110 HDD
118 無線通信部
120 有線通信部
122 検出部

Claims (9)

  1. 無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、
    照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段と、
    接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段と、
    通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段と、
    前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する特定情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段と、
    前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段により前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことが検出された時に、該撮影制御装置から該撮影制御装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により取得して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段と、
    を有する可搬型放射線画像撮影装置。
  2. 前記更新手段が前記有線接続された撮影制御装置から取得する無線通信設定情報に含まれる前記特定情報は、前記有線接続された撮影制御装置が無線通信を行なう通信基地局を特定する情報と同一である
    請求項1に記載の可搬型放射線画像撮影装置。
  3. 前記更新手段は、前記検出手段により前記接続端子に撮影制御装置が有線接続されたことが検出される毎に、前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する請求項1又は請求項2に記載の可搬型放射線画像撮影装置
  4. 無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段、前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段、及び前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と有線接続するための接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信を行なうことが可能であると共に、無線通信により通信基地局と無線通信を行なうことが可能に構成され、
    自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことを検出する検出手段と、
    前記検出手段により、自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことが検出された時に、自装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を該有線接続された可搬型放射線画像撮影装置に有線通信により送信して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報が更新されるように前記更新手段を制御する制御手段と、
    を有する撮影制御装置。
  5. 前記更新手段が前記有線接続された撮影制御装置から取得する無線通信設定情報に含まれる前記特定情報は、前記有線接続された撮影制御装置が無線通信を行なう通信基地局を特定する情報と同一である
    請求項に記載の撮影制御装置。
  6. 無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段、前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段、前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことを検出する検出手段と、前記検出手段により前記接続端子に自装置の移動先の撮影制御装置が有線接続されたことが検出された時に、該撮影制御装置から該撮影制御装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により該撮影制御装置に要求して取得して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と、
    前記可搬型放射線画像撮影装置の前記接続端子に有線接続された場合に該有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信を行なうことが可能であると共に、無線通信により通信基地局と無線通信を行なうことが可能に構成され、前記有線接続された可搬型放射線画像撮影装置から前記要求があった場合に、自装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を有線通信により前記可搬型放射線画像撮影装置に送信する撮影制御装置と、
    を備えた放射線画像撮影システム。
  7. 無線通信を行なう通信基地局が各々予め定められた複数の撮影制御装置の各々の設置場所間を移動させることが可能な可搬型放射線画像撮影装置であって、照射された放射線から放射線画像情報を生成する画像情報生成手段、有線接続された撮影制御装置と有線通信を行なう有線通信手段、通信基地局と無線通信を行なう無線通信手段、前記無線通信手段が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報であって、該無線通信の際の通信先となる通信基地局を特定する情報を含む無線通信設定情報を保持するための保持手段、及び前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する更新手段を有する可搬型放射線画像撮影装置と、
    前記可搬型放射線画像撮影装置と有線接続するための接続端子を備え、前記接続端子に有線接続された可搬型放射線画像撮影装置と有線通信を行なうことが可能であると共に、無線通信により通信基地局と無線通信を行なうことが可能に構成され、自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことを検出する検出手段、前記検出手段により、自装置の設置場所に移動された可搬型放射線画像撮影装置が前記接続端子に有線接続されたことが検出された時に、自装置が無線通信する通信基地局に関する無線通信設定情報を該有線接された可搬型放射線画像撮影装置に有線通信により送信して前記保持手段に保持されている無線通信設定情報が更新されるように前記更新手段を制御する制御手段を有する撮影制御装置と、
    を備えた放射線画像撮影システム。
  8. 前記更新手段が前記有線接続された撮影制御装置から取得する無線通信設定情報に含まれる前記特定情報は、前記有線接続された撮影制御装置が無線通信を行なう通信基地局を特定する情報と同一である
    請求項又は請求項に記載の放射線画像撮影システム。
  9. 前記更新手段は、前記検出手段により前記接続端子に撮影制御装置が有線接続されたことが検出される毎に、前記保持手段に保持されている無線通信設定情報を更新する請求項6に記載の放射線画像撮影システム
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