JP5299145B2 - インクジェットプリンタ用インク供給装置 - Google Patents
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Description
更に、挿入部材をインクタンクから分離して露出させる際に、タンク壁等に接触させて破損させないよう注意を払う必要があった。
筐体と、
前記筐体内に設置され、インクを貯留するタンク部及び当該タンク部に着脱可能な蓋部を有するインクタンクと、
前記インクタンクからインクを流通させるための配管を少なくとも含み、一端部が前記インクタンク内へ挿入された挿入部材と、
を備え、インクジェットプリンタへインクを供給するインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記タンク部から離脱させた前記蓋部を、前記筐体内での設置位置の近傍で保持可能な蓋保持手段を備え、
前記挿入部材は、前記蓋部に固定されて前記タンク部内へ挿入され、
前記タンク部は、前記蓋部を前記蓋保持手段に保持させた状態で、前記筐体内での設置位置から下方へ移動させて前記筐体から取り外し可能であることを特徴とする。
前記インクタンクの下方に、前記タンク部の高さよりも高い空間を有することを特徴とする。
前記蓋保持手段は、前記筐体に張架された紐状部材であることを特徴とする。
前記紐状部材は、前記蓋部の設置位置の上方であって当該蓋部の側縁よりも水平面内の内側を通過するように、伸縮可能に同一の水平面内に張架された複数のワイヤー部材であることを特徴とする。
前記タンク部を前記筐体から取り外すときに、当該タンク部を支持しつつ下方へ移動させるタンク部支持手段を備えることを特徴とする。
前記挿入部材は、
前記インクタンクから前記インクジェットプリンタへインクを供給するためのインク供給管と、
前記インクタンク内のインク量を検知するためのインク量検知センサと、
を含むことを特徴とする。
前記インクタンクは、密閉可能に構成されていることを特徴とする。
また、挿入部材をタンク壁等に接触させて破損させることがない。
また、タンク部を筐体から取り外す際に挿入部材を蓋部から外す必要がない。つまり、挿入部材を再接続する必要も生じないため、配線を間違えることがない。
したがって、従来に比べ、保守作業を容易に行うことができる。
まず、本発明に係るインクジェットプリンタ用インク供給装置を備える画像記録装置1の構成について説明する。
図1は、画像記録装置1の外観図である。
この図に示すように、画像記録装置1は、インクジェットプリンタ2と、インクラック3とを備えている。
続いて、インクラック3の概略構造について、図2を参照して説明する。
図2は、インクラック3の外観図である。なお、以下の説明では、この図中のX方向を左右方向X、Y方向を前後方向Y、Z方向を上下方向Zという。
この図に示すように、インクラック3は、矩形状のタンク収容部30と、タンク収容部30の一端部に立設された立設部31と、タンク収容部30を支持する脚部32とから構成されている。
筐体400は、枠体410が骨組をなしている。枠体410は、左右方向Xに4個ずつ分けてインクタンク500の周囲を囲うように、柱状の複数の上部枠材412及び下部枠材413が組まれて構成されている。これら上部枠材412及び下部枠材413は、それぞれを左右方向X、前後方向Y及び上下方向Zに延在させて組まれている。このうち、上部枠材412はインクタンク500の上方を、下部枠材413はインクタンク500の底部をそれぞれ囲っている。
このタンク収容部30におけるインクタンク500の収容構造については、後に詳細に説明する。
続いて、インクタンク500の構造について、図3を参照して説明する。
図3は、インクタンク500の側断面図である。但し、この図では、上板430の一部も併せて図示している。
この図に示すように、インクタンク500は、インクを貯留するタンク部510と、タンク部510の上部を覆う蓋部520と、インク導入管530とを備えている。
なお、インク導入管530の材質は、一定の重量を有して安定した載置ができ、かつ、劣化しにくいものとして、ステンレスとするのが好ましい。
続いて、インクラック3のタンク収容部30におけるインクタンク500の収容構造について、図4〜図8を参照して説明する。
図4は、タンク収容部30の上面図である。但し、図4は、タンク収容部30のうち、4個のインクタンク500を収容する部分のみを図示している。
なお、蓋部520の設置位置の近傍とは、インク供給管550や液面センサ560を破損させることなく移動可能であり、且つ、後述するように、蓋部520をタンク部510から離脱させた状態でタンク部510を下方へ移動させたときに、インク導入管530やインク供給管550及び液面センサ560から滴下するインク滴がタンク部510内に着弾可能な蓋部520の位置の範囲をいう。
これらの図に示すように、タンク収容部30の筐体400のうち、下部枠材413には、タンク抑え板417が上面に固定されている。タンク抑え板417は、側面視略コ字状に形成されており、下部枠材413の上面との間に隙間417aを有している。また、タンク抑え板417には、固定ピン418が固定されている。この固定ピン418は、タンク抑え板417に挿通され、隙間417aを貫通して、下部枠材413に固定されている。
図5,6に示すように、支持板512の3箇所の頂点部分のうち、残る1箇所は、脚部32に立設されたステー322によって支持される。ステー322は、4個のインクタンク500の上面視中央に設けられるとともに、各インクタンク500に各面を正対させるように正方形断面に形成されている。ステー322の各面には、支持板512を支持するリフト部材324が上下動可能に取り付けられている。
この図に示すように、リフト部材324には、座ぐり穴324aを有する2つの貫通孔324bが形成されている。この2つの貫通孔324bは、ステー322に形成された上下方向への2条のレール溝322aと互いに対応する位置に形成されている。そして、座ぐり穴324aに付勢ばね325を入れた状態で、抑え板326を介して貫通孔324bに固定ねじ327が挿通され、この固定ねじ327とレール溝322a内のナット328とが締結されている。ナット328の座面は、レール溝322aの内面に当接しており、これにより、リフト部材324とステー322とが固定されている。
この図に示すように、タンク固定部材329は、略正方形状の板部分329aと、板部分329aの中央に挿通された軸部分329bとから構成されている。このうち、板部分329aの各角部には、2個の固定ピン329cが下方へ突設されている。また、板部分329aの各辺の中央には、タンク固定部材329をステー322に着脱する際に、タンク部510の蓋固定部材511を逃げるための切欠き329dが形成されている。一方、軸部分329bの下部には、ステー322の図示しない雌ねじと螺合する雄ねじ329eが形成されている。
続いて、インクラック3の上記以外の構成について、図9を参照して説明する。
図9は、インクラック3の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、インクラック3は、上記の構成要素に加え、送液ポンプ61と、脱気モジュールユニット62と、中間タンク63と、供給ポンプ64とを備えている。なお、これらのインクラック3の構成要素は、後述する真空ポンプ622及び真空トラップ621を除き、各色のインクに対応して計8セット設けられている。
供給ポンプ64は、吸入口が中間タンク63と連通され、吐出口がインクジェットプリンタ2の記録ヘッドと連通されている。
続いて、インクラック3の筐体400からインクタンク500のタンク部510を取り外す際の動作について説明する。このタンク部510の取り外しは、当該タンク部510内を清掃する保守作業の際に実施されるものである。
なお、タンク部510を筐体400に取り付ける際には、上記の動作を逆に行ってやればよい。
続いて、インクタンク500にインクを補給する際の動作について説明する。
補給が完了した後、回動蓋431を閉めて、当該回動蓋431の裏面431aと筒状部522の上面とを当接させる。これにより、インクタンク500は密閉された状態となる。
以上により、従来に比べ、保守作業を容易に行うことができる。
3 インクラック(インク供給装置)
324 リフト部材(タンク部支持手段)
400 筐体
414a,414b ワイヤー部材(蓋保持手段)
500 インクタンク
510 タンク部
520 蓋部
550 インク供給管
560 液面センサ(インク量検知センサ)
Claims (7)
- 筐体と、
前記筐体内に設置され、インクを貯留するタンク部及び当該タンク部に着脱可能な蓋部を有するインクタンクと、
前記インクタンクからインクを流通させるための配管を少なくとも含み、一端部が前記インクタンク内へ挿入された挿入部材と、
を備え、インクジェットプリンタへインクを供給するインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記タンク部から離脱させた前記蓋部を、前記筐体内での設置位置の近傍で保持可能な蓋保持手段を備え、
前記挿入部材は、前記蓋部に固定されて前記タンク部内へ挿入され、
前記タンク部は、前記蓋部を前記蓋保持手段に保持させた状態で、前記筐体内での設置位置から下方へ移動させて前記筐体から取り外し可能であることを特徴とするインクジェットプリンタ用インク供給装置。 - 前記インクタンクの下方に、前記タンク部の高さよりも高い空間を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
- 前記蓋保持手段は、前記筐体に張架された紐状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
- 前記紐状部材は、前記蓋部の設置位置の上方であって当該蓋部の側縁よりも水平面内の内側を通過するように、伸縮可能に同一の水平面内に張架された複数のワイヤー部材であることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
- 前記タンク部を前記筐体から取り外すときに、当該タンク部を支持しつつ下方へ移動させるタンク部支持手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
- 前記挿入部材は、
前記インクタンクから前記インクジェットプリンタへインクを供給するためのインク供給管と、
前記インクタンク内のインク量を検知するためのインク量検知センサと、
を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。 - 前記インクタンクは、密閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
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