JP5299145B2 - インクジェットプリンタ用インク供給装置 - Google Patents

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Description

本発明は、インクジェットプリンタ用インク供給装置に関する。
従来、簡易かつ安価に画像を記録できる画像記録手段として、記録ヘッドから記録媒体へ微小なインク滴を吐出させて所望の画像を記録するインクジェットプリンタが知られている。このインクジェットプリンタでは、一般に、ハンドリング可能な大きさのインクカートリッジが着脱自在に設けられ、このインクカートリッジから記録ヘッドへインクが供給される(例えば、特許文献1参照)。
ところが、特に産業用に用いられるような、大量にインクを消費するインクジェットプリンタにおいては、上記のインクカートリッジではインクの容量が不足してしまう。そのため、このようなインクジェットプリンタには、大量のインクを貯留できるインクタンクを備えたインク供給装置が付設されている。このインク供給装置は、インク供給管やインク量検知センサ等のインクタンク内への挿入部材を備えており、これら挿入部材により、インクジェットプリンタへのインクの供給や貯留しているインク量の検知が可能となっている。
ところで、上記のインク供給装置では、長期間貯留されて劣化したインクを除去するために、定期的にインクタンク内を清掃する保守作業が必要となる。この保守作業の際には、インクタンクをインク供給装置の装置本体から取り外さなければならない。ところが、インクタンクは、上記の挿入部材を介して装置本体又はインクジェットプリンタと繋がれているために、そのままでは装置本体から取り外すことができない。そこで、まず挿入部材がインクタンクから分離され、それからインクタンクが装置本体から取り外される。そして、内部の清掃を終えたインクタンクが元通り装置本体へ取り付けられた後に、再び挿入部材がインクタンクに接続される。
特開2007−245451号公報
しかしながら、上記従来のインク供給装置では、インクタンクを装置本体に着脱する際の挿入部材の取り扱いに慎重を要するために、保守作業が煩雑なものとなっていた。
具体的には、挿入部材のうちのインク供給管をインクタンクから分離させる際に、インク供給管内の残留インクをこぼして周囲を汚さないよう注意を払う必要があった。産業用途においては、昇華インク等の人体に有害な成分を含むインクや、付着すると除去の困難なインクなど、取り扱いに危険を伴うインクも使用される。そのため、特にこのようなインクが貯留されたインクタンクの保守作業では、絶対にインクをこぼさないよう充分に注意を払う必要があった。
また、挿入部材のうちのインク量検知センサをインクタンクに再接続する際に、配線を間違えないよう注意を払う必要があった。
更に、挿入部材をインクタンクから分離して露出させる際に、タンク壁等に接触させて破損させないよう注意を払う必要があった。
本発明は、上記事情を鑑みてなされたもので、従来に比べ、保守作業を容易に行うことのできるインクジェットプリンタ用インク供給装置の提供を課題とする。
前記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
筐体と、
前記筐体内に設置され、インクを貯留するタンク部及び当該タンク部に着脱可能な蓋部を有するインクタンクと、
前記インクタンクからインクを流通させるための配管を少なくとも含み、一端部が前記インクタンク内へ挿入された挿入部材と、
を備え、インクジェットプリンタへインクを供給するインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記タンク部から離脱させた前記蓋部を、前記筐体内での設置位置の近傍で保持可能な蓋保持手段を備え、
前記挿入部材は、前記蓋部に固定されて前記タンク部内へ挿入され、
前記タンク部は、前記蓋部を前記蓋保持手段に保持させた状態で、前記筐体内での設置位置から下方へ移動させて前記筐体から取り外し可能であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記インクタンクの下方に、前記タンク部の高さよりも高い空間を有することを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記蓋保持手段は、前記筐体に張架された紐状部材であることを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記紐状部材は、前記蓋部の設置位置の上方であって当該蓋部の側縁よりも水平面内の内側を通過するように、伸縮可能に同一の水平面内に張架された複数のワイヤー部材であることを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記タンク部を前記筐体から取り外すときに、当該タンク部を支持しつつ下方へ移動させるタンク部支持手段を備えることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記挿入部材は、
前記インクタンクから前記インクジェットプリンタへインクを供給するためのインク供給管と、
前記インクタンク内のインク量を検知するためのインク量検知センサと、
を含むことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
前記インクタンクは、密閉可能に構成されていることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、挿入部材が固定された蓋部を設置位置の近傍に保持させた状態で、タンク部を設置位置から下方へ移動させて筐体から取り外し可能なので、挿入部材から滴下するインク滴をタンク部で受けつつ当該タンク部を取り外すことができるため、挿入部材からのインク滴をタンク部外へこぼして周囲を汚すことがない。
また、挿入部材をタンク壁等に接触させて破損させることがない。
また、タンク部を筐体から取り外す際に挿入部材を蓋部から外す必要がない。つまり、挿入部材を再接続する必要も生じないため、配線を間違えることがない。
したがって、従来に比べ、保守作業を容易に行うことができる。
請求項3に記載の発明によれば、蓋保持手段は筐体に張架された紐状部材であるので、蓋部を保持させるためのスペースを殆ど必要とせず、装置をコンパクト且つ軽量に構成することができる。
請求項5に記載の発明によれば、タンク部を筐体から取り外すときに、当該タンク部を支持しつつ下方へ移動させることができるので、タンク部を安全に下方へ移動させることができ、更に保守作業を容易に行うことができる。
請求項7に記載の発明によれば、インクタンクは密閉可能に構成されているので、インクタンク内のインクと外気との接触を防ぎ、当該インクの劣化を防止することができる。
画像記録装置の外観図である。 インクラックの外観図である。 インクタンクの側断面図である。 タンク収容部の上面図である。 (a)インクタンクの支持状態を説明するための図であり、(b)その部分断面図である。 タンク収容部の下方からの斜視図である。 リフト部材の水平面での断面図である。 タンク固定部材の外観図である。 インクラックの構成を示すブロック図である。 タンク部を支持状態から回転させたときの状態を説明するための図である。 タンク部を筐体から取り外す際の動作を説明するための図である。 インクタンクにインクを補給する際の動作を説明するための図である。
以下、本発明の実施の形態について、図を参照して説明する。
[画像記録装置の構成]
まず、本発明に係るインクジェットプリンタ用インク供給装置を備える画像記録装置1の構成について説明する。
図1は、画像記録装置1の外観図である。
この図に示すように、画像記録装置1は、インクジェットプリンタ2と、インクラック3とを備えている。
インクジェットプリンタ2は、図示しない記録媒体を搬送する無端状の搬送ベルト21と、搬送ベルト21の上方に配設された略筐体状のキャリッジ22とを備えている。このうち、キャリッジ22には、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラック等の8色の各インクを吐出する8基の記録ヘッド(図示せず)が搭載されている。インクジェットプリンタ2は、キャリッジ22を搬送ベルト21の搬送方向と直交する方向へ走査させつつ、搬送ベルト21上の記録媒体に対して各記録ヘッドから各色のインクを吐出させることにより、記録媒体上に画像を記録するものである。
インクラック3は、本発明に係るインクジェットプリンタ用インク供給装置である。このインクラック3は、インクジェットプリンタ2で消費されるインク量に対し十分に多い量の上記8色のインクを貯留するとともに、インクジェットプリンタ2の記録ヘッドへ各色のインクを供給するものである。
[インクラックの概略構造]
続いて、インクラック3の概略構造について、図2を参照して説明する。
図2は、インクラック3の外観図である。なお、以下の説明では、この図中のX方向を左右方向X、Y方向を前後方向Y、Z方向を上下方向Zという。
この図に示すように、インクラック3は、矩形状のタンク収容部30と、タンク収容部30の一端部に立設された立設部31と、タンク収容部30を支持する脚部32とから構成されている。
このうち、タンク収容部30は、筐体400によって外部が覆われている。筐体400の内部には、8色のインクをそれぞれ貯留する8個のインクタンク500が、左右方向Xに4個ずつ前後方向Yに2列並べて設置されている。
筐体400は、枠体410が骨組をなしている。枠体410は、左右方向Xに4個ずつ分けてインクタンク500の周囲を囲うように、柱状の複数の上部枠材412及び下部枠材413が組まれて構成されている。これら上部枠材412及び下部枠材413は、それぞれを左右方向X、前後方向Y及び上下方向Zに延在させて組まれている。このうち、上部枠材412はインクタンク500の上方を、下部枠材413はインクタンク500の底部をそれぞれ囲っている。
また、枠体410には、インクタンク500の側面を覆う側板420が固定されている他、インクタンク500の上方を覆う2枚の上板430が上面に載置されている。2枚の上板430は、それぞれ4個のインクタンク500の上方を覆うように左右方向Xに並設されている。各上板430には、インクタンク500の位置と対応した位置に4つの回動蓋431が設けられている。この回動蓋431の裏面431aには、図示しない弾性シール部材が貼付されている。
このタンク収容部30におけるインクタンク500の収容構造については、後に詳細に説明する。
脚部32には、下部に台板321が設けられている。台板321には、インクタンク500を支持するための、後述の2本のステー322が立設されている(図6参照)。また、台板321上には、補給用の5Lのインクが詰め込まれたインクパック323を置くことができるようになっている。なお、脚部32の高さは、台板321から上方の空間が後述のタンク部510の高さよりも高くなるよう形成されていればよい。つまり、インクタンク500の下方にタンク部510の高さよりも高い空間があればよい。但し、脚部32の高さは、タンク収容部30の上板430が床から約75cmの高さとなるよう形成されているのが好ましい。
[インクタンクの構造]
続いて、インクタンク500の構造について、図3を参照して説明する。
図3は、インクタンク500の側断面図である。但し、この図では、上板430の一部も併せて図示している。
この図に示すように、インクタンク500は、インクを貯留するタンク部510と、タンク部510の上部を覆う蓋部520と、インク導入管530とを備えている。
タンク部510は、上部が開口した円筒状に形成されている。このタンク部510は、インクを貯留する大容量の貯留槽であり、本実施形態においては、約10Lのインクが貯留可能となっている。タンク部510の外周面には、先端に係合爪511aを有する蓋固定部材511が、垂直面内で回動可能に取り付けられている。この蓋固定部材511は、周上3等配となるように3個設けられている(図4参照)。また、タンク部510の下面には、インクタンク500を枠体410に支持させるための支持板512が固定されている。この支持板512は、略正三角形状に形成されており、タンク部510の側方へ突出した頂点部分には、各頂点につき2個のL字状の切欠き512aが形成されている(図5(a)参照)。
蓋部520は、穴開き円板状の板状部521を備えている。この板状部521の外周縁は、タンク部510上部の開口縁と係合するように、下方へ開口した上方への湾曲部521aをなしている。湾曲部521aには、シリコン製のシール部材540が配設されており、このシール部材540を介してタンク部510と蓋部520とが当接するように構成されている。また、湾曲部521aは、蓋部520をタンク部510に載置した状態でタンク部510の蓋固定部材511を上方へ回動させたときに、この蓋固定部材511の係合爪511aと係合するように形成されている。つまり、蓋固定部材511を回動させ、その係合爪511aと湾曲部521aとを係脱させることにより、蓋部520とタンク部510とが着脱可能となっている。
また、板状部521の中央には、円筒状の筒状部522が気密保持可能に接合されている。筒状部522の上面は、上板430の回動蓋431を閉めたときに、回動蓋431の裏面431aと全周にわたって均等な荷重で当接するように構成されている。こうして、回動蓋431を閉めたときに、回動蓋431の裏面431aに貼付された弾性シール部材が回動蓋431の自重で潰されることにより、回動蓋431と筒状部522との間が気密保持可能にシールされるようになっている。
インク導入管530は、インクタンク500内へインクを補給するための漏斗である。インク導入管530の上端には、側方へ突出した鍔部530aが形成されている。この鍔部530aが筒状部522の内側に迫り出した板状部521の上面に載置されることにより、インク導入管530は蓋部520に支持されている。
インク導入管530の入口部分には、段付き部530bが形成されている。この段付き部530bには、インクタンク500内へインクを補給する際に異物の混入を防止するフィルタ531が固定されることなく載置されている。このフィルタ531のメッシュサイズは、細かすぎるとインク補給時のインクの注入に時間を要し、粗すぎると異物混入防止の効果が低減することから、0.1〜3.0mm程度が好ましく、0.5〜2.0mm程度がより好ましい。
インク導入管530の下端は、タンク部510の底面付近で開口している。これにより、インクタンク500内のインク残量が少ない場合であっても、貯留されているインクの液中へ補給インクを流し込むことができ、インク液面を叩いて泡立てることなくインクを補給することができる。
なお、インク導入管530の材質は、一定の重量を有して安定した載置ができ、かつ、劣化しにくいものとして、ステンレスとするのが好ましい。
また、インクタンク500には、当該インクタンク500からインクジェットプリンタ2へインクを供給するためのインク供給管550と、インクタンク500内のインク量を検知するための液面センサ560と、インクタンク500内を外気と連通させるための空気連通管570とが設けられている。これらは、いずれも蓋部520に挿通され、気密保持可能に固定されている。
このうち、インク供給管550は、インクタンク500から筐体400の上部枠材412へ架け渡されている(図4参照)。そして、インク供給管550は、インクタンク500側の一端部がインクタンク500(タンク部510)内へ挿入されており、他端部が後述の脱気モジュール620に連通されている。
液面センサ560は、インクタンク500(タンク部510)内へ挿入されたセンサ固定管561を備えている。センサ固定管561には、インクタンク500内の先端部分に、2つのフロートセンサ562,562が互いに異なる高さに取り付けられている。フロートセンサ562は、インクタンク500内のインクの液面が、このフロートセンサ562の高さよりも低くなった状態を検知する。また、インクタンク500外に露出したセンサ固定管561の先端からは、フロートセンサ562,562と接続されたセンサケーブル563が延出している。センサケーブル563は、筐体400の上部枠材412に架け渡され、後述するインク量表示パネル67に接続されている。
空気連通管570のうち、インクタンク500内に挿入された一端側は、蓋部520の直下で開口している。一方、インクタンク500外に露出された他端側は、閉止弁571を介してインクタンク500の外方近傍で開口している。この空気連通管570では、常態で閉止弁571が閉止され、空気の流れが遮断されている。そして、インクタンク500内へインクが補給される際や、インクタンク500からインクジェットプリンタ2へインクが供給される際に、閉止弁571が開放される。これにより、空気連通管570は、インクタンク500内の加圧又は減圧を防止して、インクが速やかにインクタンク500内へ流れ込むように、又は速やかにインクタンク500から流れ出るように、インクタンク500内と外気とを連通させる。
[インクラックのインクタンク収容構造]
続いて、インクラック3のタンク収容部30におけるインクタンク500の収容構造について、図4〜図8を参照して説明する。
図4は、タンク収容部30の上面図である。但し、図4は、タンク収容部30のうち、4個のインクタンク500を収容する部分のみを図示している。
この図に示すように、タンク収容部30の筐体400のうち、各上部枠材412には、2個のローラ部材415,415が固定されている。ローラ部材415,415は、図中における左右方向Xと前後方向Yとのほぼ中央に配設されているとともに、左右方向Xと前後方向Yとに対向する上部枠材412の各組において、それぞれ対向する位置に配設されている。こうして、2個のローラ部材415,415同士を左右方向Xと前後方向Yとのそれぞれに対向させた組が各1組構成され、各組のローラ部材415には、紐状のワイヤー部材414aが環状に張架されている。ワイヤー部材414aは、内部にばね部材を有することにより、伸縮可能となっている。
また、上部枠材412のうち、前後方向Yに延在するものの一方には、ワイヤー固定部材416が、前後方向Yの両端に設けられている。ワイヤー固定部材416には、紐状のワイヤー部材414bの一端が固定されている。このワイヤー部材414bの他端は、当該ワイヤー部材414bが左右方向Xに延在して張架されるように、前後方向Yに延在する他方の上部枠材412に取り付けられている。ワイヤー部材414bは、内部にばね部材を有することにより、伸縮可能となっている。
これらのワイヤー部材414a,414bは、インクタンク500の蓋部520の設置位置の上方の近傍であって当該蓋部520の側周縁よりも水平面内の内側を通過するように、同一の水平面内に張架されている。より詳しくは、ワイヤー部材414a,414bは、蓋部520の側周縁と筒状部522との中間付近の上方を通過している。また、ワイヤー部材414a,414bは、インク供給管550の下を潜るように張架されている。
なお、蓋部520の設置位置の近傍とは、インク供給管550や液面センサ560を破損させることなく移動可能であり、且つ、後述するように、蓋部520をタンク部510から離脱させた状態でタンク部510を下方へ移動させたときに、インク導入管530やインク供給管550及び液面センサ560から滴下するインク滴がタンク部510内に着弾可能な蓋部520の位置の範囲をいう。
図5(a)は、インクタンク500の支持状態を説明するための図であり、図5(b)は、(a)の部分側面図である。但し、図5(a)では、インクタンク500としてタンク部510のみを図示している。
これらの図に示すように、タンク収容部30の筐体400のうち、下部枠材413には、タンク抑え板417が上面に固定されている。タンク抑え板417は、側面視略コ字状に形成されており、下部枠材413の上面との間に隙間417aを有している。また、タンク抑え板417には、固定ピン418が固定されている。この固定ピン418は、タンク抑え板417に挿通され、隙間417aを貫通して、下部枠材413に固定されている。
これらのタンク抑え板417及び固定ピン418は、タンク部510の下面に固定された支持板512を支持・固定する。具体的には、略三角形状の支持板512の頂点部分をタンク抑え板417と下部枠材413との間の隙間417aに挿入させるとともに、支持板512の切欠き512aを固定ピン418に係合させる。この構造により、支持板512の3箇所の頂点部分のうちの2箇所が、左右方向X及び前後方向Yに延在する下部枠材413において支持・固定される。
図6は、タンク収容部30の下方からの斜視図である。
図5,6に示すように、支持板512の3箇所の頂点部分のうち、残る1箇所は、脚部32に立設されたステー322によって支持される。ステー322は、4個のインクタンク500の上面視中央に設けられるとともに、各インクタンク500に各面を正対させるように正方形断面に形成されている。ステー322の各面には、支持板512を支持するリフト部材324が上下動可能に取り付けられている。
図7は、リフト部材324の水平面での断面図である。
この図に示すように、リフト部材324には、座ぐり穴324aを有する2つの貫通孔324bが形成されている。この2つの貫通孔324bは、ステー322に形成された上下方向への2条のレール溝322aと互いに対応する位置に形成されている。そして、座ぐり穴324aに付勢ばね325を入れた状態で、抑え板326を介して貫通孔324bに固定ねじ327が挿通され、この固定ねじ327とレール溝322a内のナット328とが締結されている。ナット328の座面は、レール溝322aの内面に当接しており、これにより、リフト部材324とステー322とが固定されている。
このリフト部材324は、固定ねじ327を緩めることにより、レール溝322aに沿ってステー322の側面を上下方向へ移動可能となっている。ここで、座ぐり穴324a内の付勢ばね325は、リフト部材324とステー322とを固定する方向へ付勢力を作用させている。そのため、この付勢力が作用している範囲において、固定ねじ327が緩められた場合であっても、リフト部材324とステー322との固定状態が突然に解除されることなく、リフト部材324を緩やかに上下方向へ移動させることができる。
図4〜6に示すように、リフト部材324に支持された支持板512の頂点部分は、タンク固定部材329によって固定されている。このタンク固定部材329は、ステー322の上面に取り付けられている。
図8は、タンク固定部材329の外観図である。
この図に示すように、タンク固定部材329は、略正方形状の板部分329aと、板部分329aの中央に挿通された軸部分329bとから構成されている。このうち、板部分329aの各角部には、2個の固定ピン329cが下方へ突設されている。また、板部分329aの各辺の中央には、タンク固定部材329をステー322に着脱する際に、タンク部510の蓋固定部材511を逃げるための切欠き329dが形成されている。一方、軸部分329bの下部には、ステー322の図示しない雌ねじと螺合する雄ねじ329eが形成されている。
このタンク固定部材329は、図5に示すように、リフト部材324に支持板512を支持させた状態で、雄ねじ329eを螺合させてステー322に固定される。このとき、支持板512の頂点部分に形成された2箇所の切欠き512aと、板部分329aの隣り合う角部の2個の固定ピン329cとが係合される。
以上の構成により、インクタンク500は、支持板512を介し、下部枠材413及びリフト部材324によって支持されるとともに、タンク抑え板417及びタンク固定部材329によって浮き上がりが防止される。また、インクタンク500は、固定ピン418及び固定ピン329cが支持板512の切欠き512aに係合されることによって、水平面内での回転が防止される。
[インクラックのその他の構成]
続いて、インクラック3の上記以外の構成について、図9を参照して説明する。
図9は、インクラック3の構成を示すブロック図である。
この図に示すように、インクラック3は、上記の構成要素に加え、送液ポンプ61と、脱気モジュールユニット62と、中間タンク63と、供給ポンプ64とを備えている。なお、これらのインクラック3の構成要素は、後述する真空ポンプ622及び真空トラップ621を除き、各色のインクに対応して計8セット設けられている。
送液ポンプ61は、吸入口がインク供給管550を介してインクタンク500と連通され、吐出口が脱気モジュールユニット62の脱気モジュール620と連通されている。また、インク供給管550には、当該インク供給管550を開閉させるための送液弁66が配設されている。
脱気モジュールユニット62は、送液されるインクの脱気を行うものであり、脱気モジュール620を備えている。脱気モジュール620は、中間タンク63と連通されるとともに、内部に脱気フィルタ620aを備えている。脱気フィルタ620aは、真空圧近傍の圧力に保持された脱気モジュール620の内部において、通過するインクを脱気可能なフィルタである。
また、脱気モジュール620には、真空トラップ621を介して真空ポンプ622が接続されている。真空ポンプ622は、脱気モジュール620内を減圧するためのものであり、真空トラップ621は、脱気モジュール620がリークした場合に真空ポンプ622へのインクの侵入を防止するためのものである。これら真空ポンプ622及び真空トラップ621は、全8色分のインク系統に共通して動作する1組だけが設けられている。つまり、これら真空ポンプ622及び真空トラップ621は、8つの脱気モジュール620と連結されている。
真空ポンプ622と真空トラップ621とを接続する配管には、圧力検知スイッチ623が配設されている。圧力検知スイッチ623は、真空トラップ621内の圧力を検知するとともに、真空トラップ621(脱気モジュール320)内の圧力を真空圧近傍の所定圧力に保持するように、検知した圧力値に応じて真空ポンプ622の駆動/停止を制御する。
また、真空トラップ621には、内部と外気とを連通させるリーク管624が設けられている。リーク管624は、リーク弁625によって開閉可能となっている。このリーク弁625は、インクラック3の電源ON時には閉じられ、電源OFF時に開かれるようになっている。これにより、インクラック3を使用しないときには、脱気モジュール620及び真空トラップ621を含む真空経路内の圧力は大気圧となっている。
中間タンク63は、脱気モジュールユニット62で脱気されたインクを保存するタンクである。中間タンク63内には、所定のインク量を検知する液量センサ630が設けられている。
供給ポンプ64は、吸入口が中間タンク63と連通され、吐出口がインクジェットプリンタ2の記録ヘッドと連通されている。
以上の構成を具備するインクラック3では、インクタンク500に貯留されているインクが送液ポンプ61によって中間タンク63へ送液される。この際、脱気モジュールユニット62を通過することで、脱気されたインクが中間タンク63へ送られる。送液ポンプ61は、液量センサ630によって中間タンク63内に所定のインク量が検知されるまでインクを送液する。こうして、中間タンク63には脱気済みのインクが常に所定量だけ貯留される。そして、中間タンク63に貯留されたインクは、供給ポンプ64によってインクジェットプリンタ2へ送液される。
また、インクラック3には、インク量表示パネル67が設けられている。インク量表示パネル67には、8つのLED(発光ダイオード)670が配設されている。この8つのLED670は、8個のインクタンク500に対応しており、対応するインクタンク500のフロートセンサ562,562と接続されている。そして、インクタンク500内のインクの液面がフロートセンサ562,562の高さ未満となったときに、LED670が点灯して、インク残量が少ないことをユーザに知らせるようになっている。
[インクラックからタンク部を取り外す際の動作]
続いて、インクラック3の筐体400からインクタンク500のタンク部510を取り外す際の動作について説明する。このタンク部510の取り外しは、当該タンク部510内を清掃する保守作業の際に実施されるものである。
まず、インクラック3のタンク収容部30から上板430を取り外す。それから、取り外したいタンク部510の3個の蓋固定部材511を下方へ回動させ、蓋部520の湾曲部521aとの係合を解く。これにより、蓋部520はタンク部510から離脱可能な状態となる。
次に、蓋部520をタンク部510から離脱させる。そして、ワイヤー部材414a,414bを側方へ伸ばしつつ、蓋部520をワイヤー部材414a,414bの上方まで持ち上げて、このワイヤー部材414a,414bに保持させる。より詳しくは、蓋部520の上方において左右方向X及び前後方向Yに張架された2本のワイヤー部材414aと、左右方向Xに張架された1本のワイヤー部材414aとを側方へ伸ばしつつ、これらワイヤー部材414a,414bの間を通して、その上方まで蓋部520を持ち上げる。そして、元の位置まで縮んだ3本のワイヤー部材414a,414bの上に蓋部520を保持させる。このとき、蓋部520は、筐体400内での設置位置の近傍で移動させ、且つ、当該近傍でワイヤー部材414a,414bに保持させる。
次に、タンク固定部材329をステー322から取り外す。これには、タンク固定部材329の軸部分329bを回転させて、その下部の雄ねじ329eとステー322の雌ねじとの締結を解除する。そして、タンク固定部材329を上方へ持ち上げてステー322から取り外す。
次に、支持板512の切欠き512aとタンク抑え板417の固定ピン418との係合を解除して、タンク部510を回転させる。そして、図10に示すように、下部枠材413に支持板512が支持されていない状態にする。このとき、支持板512(タンク部510)は、リフト部材324のみに支持されている。
次に、リフト部材324の2つの固定ねじ327を緩めて、当該リフト部材324を上下へ移動可能な状態にする。そして、図11に示すように、リフト部材324によって支持板512の一部を支持させつつ、タンク部510を脚部32の台板321まで下降させる。このとき、リフト部材324は、付勢ばね325の付勢力により、タンク部510を緩やかに下降させることができる。
次に、脚部32からタンク部510を取り出す。こうして、インクラック3(筐体400)からタンク部510が取り外される。
なお、タンク部510を筐体400に取り付ける際には、上記の動作を逆に行ってやればよい。
[インクタンクへインクの補給する際の動作]
続いて、インクタンク500にインクを補給する際の動作について説明する。
まず、図12に示すように、上板430の回動蓋431を開けて、補給したいインクタンク500の筒状部522を露出させるとともに、このインクタンク500に取り付けられた空気連通管570の閉止弁571を開放する。それから、インクパック323を脚部32から取り出し、インクパック323に固定された蛇腹ノズル323aの先端を筒状部522の内部へ挿入してインクを注ぎ込む。なお、蛇腹ノズル323aは、インクパック323内に収納可能となっており、インクを補給するときにインクパック323の開口部に取り付けて使用する。
このとき、上板430は床から約75cmといった適度な高さにあるので、インクパック323を高く持ち上げる必要がなく、また、屈んだままインクを注ぐ必要もない。したがって、インクの補給作業を容易に行うことができる。
こうして、インクタンク500へのインクの補給が完了する。
補給が完了した後、回動蓋431を閉めて、当該回動蓋431の裏面431aと筒状部522の上面とを当接させる。これにより、インクタンク500は密閉された状態となる。
以上のインクラック3によれば、タンク部510をインクラック3から取り外す際に、インク導入管530,インク供給管550及び液面センサ560が固定された蓋部520を設置位置の近傍に保持させた状態で、タンク部510を設置位置から下方へ移動させて筐体400から取り外すことができる。これにより、インク導入管530,インク供給管550及び液面センサ560から滴下するインク滴をタンク部510で受けつつ当該タンク部510を取り外すことができるため、このインク滴をタンク部510外へこぼして周囲を汚すことがない。
また、タンク部510を設置位置から下方へ移動させて筐体400から取り外すので、このときに、タンク部510に対して上方の蓋部520から挿入されたインク導入管530,インク供給管550及び液面センサ560と当該タンク部510とを接触させることがない。同時に、このときには、インク導入管530,インク供給管550及び液面センサ560が固定された蓋部520は、ワイヤー部材414a,414bに保持させたままであるので、インク導入管530,インク供給管550及び液面センサ560をタンク部510の壁面等に接触させて破損させることがない。
また、タンク部510を筐体400から取り外す際に液面センサ560を蓋部520から外す必要がない。つまり、液面センサ560を再接続する必要も生じないため、配線を間違えることがない。
以上により、従来に比べ、保守作業を容易に行うことができる。
また、蓋部520を保持するためのワイヤー部材414a,414bは、筐体400に張架された紐状のものであるので、蓋部520を保持させるためのスペースを殆ど必要とせず、装置をコンパクト且つ軽量に構成することができる。
また、タンク部510を筐体400から取り外すときに、リフト部材324により当該タンク部510を支持しつつ下方へ移動させることができるので、タンク部510を安全に下方へ移動させることができ、更に保守作業を容易に行うことができる。
また、タンク部510と蓋部520とはシール部材540を介して当接し、回動蓋431と筒状部522との間は弾性シール部材によってシールされるので、インクタンク500は密閉可能に構成されている。これにより、インクタンク500内のインクと外気との接触を防ぎ、当該インクの劣化を防止することができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定して解釈されるべきではなく、適宜変更・改良が可能であることはもちろんである。
例えば、インクタンク500の下方には、タンク部510の高さよりも高い空間があればよいものとしたが、少なくとも、インク導入管530,インク供給管550及び液面センサ560のタンク部510内への上下方向の挿入長さ以上の高さの空間があればよい。これにより、当該空間をタンク部510の退避領域として、インク導入管530,インク供給管550及び液面センサ560に接触させることなくタンク部510をインクラック3から取り外すことができる。
2 インクジェットプリンタ
3 インクラック(インク供給装置)
324 リフト部材(タンク部支持手段)
400 筐体
414a,414b ワイヤー部材(蓋保持手段)
500 インクタンク
510 タンク部
520 蓋部
550 インク供給管
560 液面センサ(インク量検知センサ)

Claims (7)

  1. 筐体と、
    前記筐体内に設置され、インクを貯留するタンク部及び当該タンク部に着脱可能な蓋部を有するインクタンクと、
    前記インクタンクからインクを流通させるための配管を少なくとも含み、一端部が前記インクタンク内へ挿入された挿入部材と、
    を備え、インクジェットプリンタへインクを供給するインクジェットプリンタ用インク供給装置において、
    前記タンク部から離脱させた前記蓋部を、前記筐体内での設置位置の近傍で保持可能な蓋保持手段を備え、
    前記挿入部材は、前記蓋部に固定されて前記タンク部内へ挿入され、
    前記タンク部は、前記蓋部を前記蓋保持手段に保持させた状態で、前記筐体内での設置位置から下方へ移動させて前記筐体から取り外し可能であることを特徴とするインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  2. 前記インクタンクの下方に、前記タンク部の高さよりも高い空間を有することを特徴とする請求項1に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  3. 前記蓋保持手段は、前記筐体に張架された紐状部材であることを特徴とする請求項1又は2に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  4. 前記紐状部材は、前記蓋部の設置位置の上方であって当該蓋部の側縁よりも水平面内の内側を通過するように、伸縮可能に同一の水平面内に張架された複数のワイヤー部材であることを特徴とする請求項3に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  5. 前記タンク部を前記筐体から取り外すときに、当該タンク部を支持しつつ下方へ移動させるタンク部支持手段を備えることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  6. 前記挿入部材は、
    前記インクタンクから前記インクジェットプリンタへインクを供給するためのインク供給管と、
    前記インクタンク内のインク量を検知するためのインク量検知センサと、
    を含むことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
  7. 前記インクタンクは、密閉可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載のインクジェットプリンタ用インク供給装置。
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