JP5299012B2 - アプリケーション実行制御装置、およびアプリケーション実行制御プログラム - Google Patents

アプリケーション実行制御装置、およびアプリケーション実行制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、車両に搭載された複数のアプリケーションの実行を制御するアプリケーション実行制御装置、およびアプリケーション実行制御プログラムに関する。
情報処理の分野において、入力された条件に応じて、どのような処理を実施するかを選択するアプリケーションが広く知られている。このようなアプリケーションとしては、例えば、車両において目的地までの経路案内をする場合に、運転者の運転特性を入力し、この入力結果から運転者が渋滞を回避する経路を選択する運転特性があると判断できれば、多少遠回りになったとしても渋滞を回避する経路を自動的に選択するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2008−058193号公報
しかしながら、上記アプリケーションでは、アプリケーション自体の起動および終了を管理する機能が備えられていない。このため、使用者が操作によってアプリケーションを起動または終了を指示しなければ、アプリケーションが処理を開始したり終了したりすることができない。特に車両において運転者が操作によってアプリケーションの起動または終了を指示しようとすると、運転者による運転操作に支障を来たす虞があった。
このような問題を解決するためには、例えば自動車のオートライトシステムのように、使用する可能性があるアプリケーションを待機状態で常時起動しておくことが考えられるが、多数のアプリケーションを待機状態にしておくことは、電力を多く消費してしまうことから好ましくない。
そこで、このような問題点を鑑み、電力を節約しつつ、複数のアプリケーションの起動および終了を管理することができる技術を提供することを本発明の目的とする。
かかる目的を達成するために成された本発明に記載のアプリケーション実行制御装置において、状況取得手段は、当該車両がおかれた状況を表す車両状況の検出結果である状況データを取得する。そして、検索手段は、状況データと対応してアプリケーション毎の作動条件または終了条件が記録された条件データベースを参照し、取得した状況データが一致する作動条件または終了条件に対応するアプリケーションを検索する。すると、送信手段は、検索によりヒットしたアプリケーションを作動または終了させる指令を送信する
このようなアプリケーション実行制御装置によれば、車両状況に応じてアプリケーション自体の起動および終了を自律的に管理することができる。また、各アプリケーションを待機状態にしておく必要がないため、消費電力を節約することができる。
なお、本発明において「車両状況」とは、車両に搭載されたセンサによって検出可能なパラメータや、車両の現在地によって特定されうる天気や路面状態等の車両環境を表す。
また、請求項1に記載のアプリケーション実行制御装置においては、当該アプリケーション実行制御装置に対する要求である要求データを取得する要求取得手段と、各取得手段によって取得されたデータの種別が状況データであるか要求データであるかを判定するデータ種別判定手段と、データの種別が要求データであると判定された場合に、この要求データを第1記録手段に保存するとともに、データの種別が状況データであると判定された場合に、この状況データの少なくとも一部を間引きして第2記録手段に保存する保存制御手段と、を備えており、検索手段は、第2記録手段に記録された状況データを読み出して、この状況データが一致する作動条件または終了条件に対応するアプリケーションを検索する。
このような通信装置によれば、データを記録する際に、データの種別が要求データか状況データかを判定し、状況データについては少なくとも一部を間引きするので、第2記録手段の容量を節約することができる。一方で、要求データについては全て第1記録手段に保存するので、要求を漏れなく処理することができる。
なお、第1記録手段と第2記録手段とは、同一の記録手段として構成されていてもよい。また、本発明において「間引きする」とは、データの一部または全部を消去し、データ量を減少させることを意味する。
さらに、請求項1に記載のアプリケーション実行制御装置においては、請求項2に記載のように、要求取得手段は、要求データとして、新たな条件データベースを含むアプリケーションの変更要求を取得し、データ書換手段が第1記録手段に記録された要求データを読み出して、この要求データにアプリケーションの変更要求が含まれる場合に、条件データベースを書き換えるようにしてもよい。
このようなアプリケーション実行制御装置によれば、条件データベースを書き換える処理を自動的に行うことができる。
また、請求項1または請求項2に記載のアプリケーション実行制御装置においては、請求項3に記載のように、各アプリケーションが搭載された車両の外部に配置されていてもよい。
このようなアプリケーション実行制御装置によれば、車両の外部で車両において実行させるアプリケーションを選択することができる。よって、アプリケーションの作動条件や終了条件を変更する場合に、車両において設定を変更する必要がなく便利である。
また、1台のアプリケーション実行制御装置で複数の車両において実行させるアプリケーションを選択することもできる。この際には、車両を特定する周知の技術を利用しつつ、車両毎に状況データを取得し、車両毎にアプリケーションを作動または終了させる指令を送信すればよい。
次に、請求項4に記載の通信プログラムは、コンピュータを、請求項1〜請求項3の何れかに記載のアプリケーション実行制御装置を構成する各手段として機能させることを特徴としている。
このようなアプリケーション実行制御プログラムによれば、少なくとも請求項1のアプリケーション実行処理装置と同様の効果を享受することができる。
通信システムの概略構成を示すブロック図(a)、および通信ECUのソフトウェア構成を示す概念図(b)である。 ASS DB(a)、起動条件DB(b)、および終了条件DB(c)の一例を示す説明図である。 データ受信処理を示すフローチャート(a)、およびデータの種別を示す説明図(b)である。 実施形態のサービスプロセス作動処理を示すフローチャートである。 変形例のサービスプロセス作動処理を示すフローチャート、およびサーバ処理を示すフローチャートである。
以下に本発明にかかる実施の形態を図面と共に説明する。
[本実施形態の構成]
図1(a)は本発明が適用された通信システム1の概略構成を示すブロック図、図1(b)は通信ECU10のソフトウェア構成を示す概念図である。
図1(a)に示すように、通信システム1は、車両100外部のサーバ24と、車両100に搭載された装置とが通信するよう構成されたシステムである。具体的には、車両100には、通信ECU10(アプリケーション実行制御装置)(ECUは電子制御装置)と、センサ類41と、通信ECU10以外の他のECU42と、が備えられており、これらは、車内の通信線30によって互いに通信可能に接続されている。
通信ECU10は、マイクロプロセッサ(MPU)11、ROM12、RAM13(第1記録手段、第2記録手段)を備えた周知のマイコンとして構成されている。そして、通信ECU10は、アンテナ16を介して車両外部との通信を行うための外部通信インタフェース(I/F)14と、車両内部において通信線30を介した通信を行うための車内通信I/F15とを備えている。
外部通信I/F14は、例えば、携帯電話モジュールとして構成されており、車両外部のアンテナ22を有する基地局21との通信を実施し、この基地局21がインターネント網や電話回線網等のネットワーク23に接続されたサーバ24と車両100との通信を媒介する。
なお、センサ類41や他のECU42は、車両100の外部のサーバ24に車両の状況を通知するとき、およびサーバ24に何らかの要求をするときに、通信ECU10にデータを送信するよう依頼を行う。また、サーバ24は、車両100からデータを受けると、受けたデータに対応した所定の処理を行い、処理結果を車両100に返すよう構成されている。
通信ECU10のソフトウェア構成においては、図1(b)に示すように、例えばオペレーションソフト等の車載プラットフォーム(PF)51の上位に、ミドルウェア54が配置され、さらに、ミドルウェアの上位に、サービスプロセスマネージャ60(Service Process Manager)や多数のSWC55(Software Component)等のコンポーネントが配置された階層構造に構成されている。
即ち、ミドルウェア54は、実行するアプリケーションソフトに応じて適宜車載PF51の機能を利用でき、各コンポーネントは、ミドルウェア54および車載PF51の機能を利用できることを示す。
ここで、車載PF51には、各通信I/F14,15を用いて通信ECU10の外部(通信ECU10以外の車両100の内部や車両100の外部)との通信を行う機能を備えており、通信ECU10の内部的な処理の大半はミドルウェア54およびコンポーネントが実施する。そして、本実施形態においては、車載PF51とミドルウェア54との間に、データのバッファリングを管理するプログラムであるASS(Automotive Service Space)52を備えている。
ASS52は、通信ECU10とその外部との間でやりとりされるデータに対するバッファリングを管理するプログラムである。なお、ASS52は、車両100の外部と通信する際のバッファリングを管理するのみとし、車両100の内部と通信する際のバッファリングは、例えばACS(Automotive Component Space)等の別のプログラムを利用して管理してもよい。このようにASS52を設けておくことによって、通信速度と通信ECU10での処理速度との際が生じたときであっても、効率的に処理を実施することができる。
サービスプロセスマネージャ60は、多数のサービスプロセス61(Service Process)や、CIE62(Context Inference Engine)を備えて構成されており、CIE62が各サービスプロセス61の実行状態(作動および終了のタイミング)を管理するように構成されている。
なお、本実施形態において、車載PF51、ミドルウェア54等の各プログラムを実行する主体はMPU11であるが、本実施形態においては、各プログラムを主体として記述する。具体的には、例えば、MPU11が車載PFの機能を利用して処理を行う場合、「車載PFが処理を行う」というように記述する。また、サービスプロセス61には、サーバ24との間でデータをやりとりするアプリケーションが含まれている。
ここで、RAM13には、ASS DB(図2(a)参照)、起動条件DB(図2(b)参照、Service Process Start Up Rule DB)、および終了条件DB(図2(c)参照、Service Process Termination Rule DB)が所定の記録領域に格納されている。ASS DBには、図2(a)に示すように、データの名称(Situation)、データの型(種別)、およびデータの値がデータ毎に記録されている。
また、起動条件DBには、図2(b)に示すように、起動条件と、この起動条件で起動すべきサービスプロセス名とが対応付けて記録されている。図2(b)に示す例では、温度が20℃以上のときにエアコンONに関するサービスプロセス61を起動させる旨が記載されている。
さらに、終了条件DBには、図2(c)に示すように、終了条件と、この終了条件で終了すべきサービスプロセス名とが対応付けて記録されている。図2(c)温度が15度以下のときにエアコンONに関するサービスプロセス61を終了させる旨が記載されている。なお、各データベースには、多数のデータまたは条件を記録することができるように構成されている。
[本実施形態の処理]
このように構成された通信システム1において、通信ECU10が車両100の外部または内部から受信した通信データをRAM13に格納する際の処理について図3(a)を用いて説明する。図3(a)は通信ECU10のMPU11(ASS52)が実行するデータ受信処理を示すフローチャートである。
データ受信処理は、イグニッションスイッチ(図示省略)等の車両の電源がON状態にされると開始され、その後、繰り返し実施される処理である。データ受信処理においては、まず、サービスプロセス61等の処理に伴って、通信線30や車両100の外部から取得したデータの有無を判定する(S110:状況取得手段、要求取得手段)。
取得したデータが無ければ(S110:NO)、直ちにデータ受信処理を終了する。また、取得したデータがあれば(S110:YES)、取得したデータの種別が状況データであるか要求データであるかを判定する(S120:データ種別判定手段)。
ここで、本実施形態において、データの種別には、車両100に対する要求や指示であるEvent(要求データ)と、車両100がおかれた状況を表す車両状況の検出結果であるData(状況データ)との2つがある。また、Eventとしては、図3(b)に示すように、ヘッドライトの点灯指示やエアコンONの指示等がある。
取得したデータの種別がDataであれば(S120:YES)、ASS52がデータの名称(Situation)毎に最後(最新)のデータのみをRAM13に保持する(S130:保存制御手段)。つまり、データの一部を間引きしてRAM13に保持する。
また、データの種別がEventであれば(S120:NO)、ASS52が全てのデータをRAM13に保持する(S140:保存制御手段)。S130またはS140の処理が終了すると、データ受信処理を終了する。
ここで、通信ECU10(CIE62)は、データ受信処理にて、Event(要求)のデータを受けると、データ受信処理とは別の処理にて、この要求に応じた処理を実施する。例えば、ベッドライト点灯の指示を受けた場合には、ヘッドライトの点灯を制御する他のECU42に対してヘッドライトの点灯を指示する。
また、Eventとして、新たなデータベース等を含むアプリケーション(サービスプロセス61等)の追加または変更の要求を取得すると、データ受信処理とは別の処理にて、データベースを書き換える処理を行う(データベース書換手段)。この処理によって、サーバ24の外部装置を利用して車両100内の各データベース(特に、起動条件DB、終了条件DB)を書き換えることができるようにしている。
次に、RAM13に格納された各種データベースを利用してサービスプロセス61を起動および終了させる処理について図4を用いて説明する。図4は、通信ECU10のMPU11(CIE62)が実行するサービスプロセス作動処理を示すフローチャートである。
サービスプロセス作動処理は、イグニッションスイッチ(図示省略)等の車両の電源がON状態にされると開始され、その後、定期的(例えば100ms毎)に起動される処理である。この処理においては、起動条件に合致したサービスプロセス61を起動させる起動処理(S200)と、終了条件に合致したサービスプロセス61を終了させる終了処理(S300)とを実施する。
なお、起動処理および終了処理において、S210〜S230およびS310〜S330の処理は、本発明でいう検索手段に相当する。
起動処理においては、まず、起動条件DBを参照し、起動条件の1つを選択する(S210)。そして、ASS DBの内容を読み出し(S220)、ASS DBの内容のうち、選択した起動条件に合致しているものを検索する(S230)。
検索の結果、起動条件に合致しているものがあれば(S230:YES)、合致した起動条件に対応付けられたサービスプロセス61の全てを起動させるよう指示し(S240:送信手段)、S250の処理に移行する。検索の結果、起動条件に合致しているものがなければ(S230:NO)、直ちにS250の処理に移行する。
S250の処理では、起動条件DBのうちの全ての起動条件を選択したか否かを判定する(S250)。何れかの起動条件を選択していなければ(S250:NO)、起動条件DBのうちの未選択の起動条件を選択し(S260)、S220以下の処理を繰り返す。
また、全ての起動条件を選択していれば(S250:NO)、起動処理を終了する。
次に、終了処理においては、まず、終了条件DBを参照し、終了条件の1つを選択する(S310)。そして、ASS DBの内容を読み出し(S320)、ASS DBの内容のうち、選択した終了条件に合致しているものを検索する(S330)。
検索の結果、終了条件に合致しているものがあれば(S330:YES)、合致した終了条件に対応付けられたサービスプロセス61の全てを終了させるよう指示し(S340:送信手段)、S350の処理に移行する。検索の結果、終了条件に合致しているものがなければ(S330:NO)、直ちにS350の処理に移行する。
S350の処理では、終了条件DBのうちの全ての終了条件を選択したか否かを判定する(S350)。何れかの終了条件を選択していなければ(S350:NO)、終了条件DBのうちの未選択の終了条件を選択し(S360)、S320以下の処理を繰り返す。
また、全ての終了条件を選択していれば(S350:NO)、終了処理を終了する。
[本実施形態による作用および効果]
以上のように詳述した通信システム1において、通信ECU10は、データ受信処理にて、車両100がおかれた状況を表す車両状況の検出結果である状況データを取得する。そして、通信ECU10は、アプリケーション作動処理にて、状況データと対応してアプリケーション毎の作動条件または終了条件が記録された条件データベースを参照し、取得した状況データが一致する作動条件または終了条件に対応するアプリケーションを検索する。続いて、通信ECU10は、検索によりヒットしたアプリケーションを作動または終了させる指令を送信する。
このような通信システム1によれば、車両状況に応じてアプリケーション自体の起動および終了を自律的に管理することができる。また、各アプリケーションを待機状態にしておく必要がないため、消費電力を節約することができる。さらに、通信システム1によれば、車両100の現在地に応じて異なる車両状況に対応したアプリケーションを作動させることができる。
なお、本発明において「車両状況」とは、車両100に搭載されたセンサによって検出可能なパラメータや、車両100の現在地によって特定されうる天気や路面状態等の車両環境を表す。
また、通信システム1において通信ECU10は、データ受信処理にて、通信システム1に対する要求である要求データを取得し、取得されたデータの種別が状況データであるか要求データであるかを判定する。そして、データの種別が要求データであると判定された場合に、この要求データをRAM13に保存するとともに、データの種別が状況データであると判定された場合に、この提供データの少なくとも一部を間引きしてRAM13に保存する。さらに、通信ECU10は、アプリケーション作動処理にて、RAM13に記録された状況データを読み出して、この状況データが一致する作動条件または終了条件に対応するアプリケーションを検索する。
このような通信システム1によれば、データを記録する際に、データの種別が要求データか状況データかを判定し、状況データについては少なくとも一部を間引きするので、RAM13の容量を節約することができる。一方で、要求データについては全てRAM13に保存するので、要求を漏れなく処理することができる。なお、RAM13とRAM13とは、同一の記録手段として構成されていてもよい。
さらに、通信システム1において通信ECU10は、データ受信処理にて、要求データとして、新たな条件データベースを含むアプリケーションの変更要求を取得し、データ書換手段がRAM13に記録された要求データを読み出して、この要求データにアプリケーションの変更要求が含まれる場合に、条件データベースを書き換える。
このような通信システム1によれば、条件データベースを書き換える処理を自動的に行うことができる。
[その他の実施形態]
本発明の実施の形態は、上記の実施形態に何ら限定されることはなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採りうる。例えば、上記実施形態においては、データ受信処理(図3)を車両100側のみにて実施したが、サーバ24等の他の装置が実施してもよい。
また、サービスプロセスマネージャ60をサーバ24に備えるようにし、サーバ24が車両100において起動または終了させるサービスプロセスを指示するようにしてもよい。この場合には、各データベース(ASS DB、起動条件DB、終了条件DB)をサーバ24に持たせ、車両100では、ASS DBのみを保持すればよい。
具体的な処理については、図5を用いて説明する。図5は変形例のサービスプロセス作動処理を示すフローチャート、およびサーバ24に備えられたMPU(図示省略)が実行するサーバ処理を示すフローチャートである。なお、サーバ処理は、サーバ24の電源が投入されると開始され、その後、繰り返し実施される処理である。
変形例のサービスプロセス作動処理では、ASS DBの中身に相当するデータ(サーバ24に対する要求や車両状況を示すデータ)をサーバ24に対して送信する(S410)。その後、タイムアウトとなる時間(例えば30秒)以内にサーバ24からのコマンドを受けたか否かを繰り返し判定する(S420,S430)。
タイムアウトになる前にサーバ24からのコマンドを受ければ(S420:YES)、コマンドに基づく処理を実施し(S440)。サービスプロセス作動処理を終了する。一方、タイムアウトになれば(S430:NO)、直ちにサービスプロセス作動処理を終了する。
次にサーバ処理では、まず、外部からのデータ(特に、ASS DBの中身に相当するデータ)を受信したか否かを判定する(S510:状況取得手段)。この処理はデータを受信するまで繰り返され(S510:NO)、データを受信すると(S510:YES)、受信したデータをASS DBに記録する(S520)。
そして、前述の起動処理(S530)および終了処理(S540)を実施する。ただし、S240,S340の処理では、サービスプロセス61を起動または終了させる処理は実施せずに、起動または終了させるサービスプロセス61をサーバ24内のメモリに記録させる。
続いて、サーバ24内のメモリを参照し、起動または終了させるサービスプロセス61について、起動コマンドまたは終了コマンドを車両100に対して送信し(S550:送信手段)、サーバ処理を終了する。
このコマンドを受けた車両100では、S440の処理にて、指示を受けたサービスプロセス61を起動または終了させることになる。
このような変形例の通信システムによれば、車両状況に応じてアプリケーション自体の起動および終了を自律的に管理することができる。
また、変形例の通信システムによれば、車両100の外部で車両100において実行させるアプリケーションを選択することができる。よって、アプリケーションの作動条件や終了条件を変更する場合に、車両100において設定を変更する必要がなく便利である。
また、1台の通信システムで複数の車両100において実行させるアプリケーションを選択することもできる。この際には、車両100を特定する周知の技術を利用しつつ、車両100毎に状況データを取得し、車両100毎にアプリケーションを作動または終了させる指令を送信すればよい。
1…通信システム、10…通信ECU、11…MPU、12…ROM、13…RAM、14…外部通信I/F、15…車内通信I/F、16…アンテナ、21…基地局、22…アンテナ、23…ネットワーク、24…サーバ、30…通信線、41…センサ類、51…車載PF、52…ASS、54…ミドルウェア、55…SWC、60…サービスプロセスマネージャ、61…サービスプロセス、62…CIE、100…車両。

Claims (4)

  1. 車両に搭載された複数のアプリケーションの実行を制御するアプリケーション実行制御装置であって、
    当該車両がおかれた状況を表す車両状況の検出結果である状況データを取得する状況取得手段と、
    状況データと対応してアプリケーション毎の作動条件または終了条件が記録された条件データベースを参照し、前記取得した状況データが一致する作動条件または終了条件に対応するアプリケーションを検索する検索手段と、
    前記検索によりヒットしたアプリケーションを作動または終了させる指令を送信する送信手段と、
    当該アプリケーション実行制御装置に対する要求である要求データを取得する要求取得手段と、
    前記各取得手段によって取得されたデータの種別が前記状況データであるか前記要求データであるかを判定するデータ種別判定手段と、
    前記データ種別判定手段によってデータの種別が前記要求データであると判定された場合に、該要求データを第1記録手段に保存するとともに、データの種別が前記状況データであると判定された場合に、該状況データの少なくとも一部を間引きして第2記録手段に保存する保存制御手段と、
    を備え、
    前記検索手段は、前記第2記録手段に記録された状況データを読み出して、該状況データが一致する作動条件または終了条件に対応するアプリケーションを検索すること
    を特徴とするアプリケーション実行制御装置。
  2. 請求項1に記載のアプリケーション実行制御装置において、
    前記要求取得手段は、前記要求データとして、新たな条件データベースを含むアプリケーションの変更要求を取得するとともに、
    前記第1記録手段に記録された要求データを読み出して、該要求データにアプリケーションの変更要求が含まれる場合に、前記条件データベースを書き換えるデータベース書換手段、
    を備えたことを特徴とするアプリケーション実行制御装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載のアプリケーション実行制御装置において、
    当該アプリケーション実行制御装置は、前記各アプリケーションが搭載された車両の外部に配置されていること
    を特徴とするアプリケーション実行制御装置。
  4. コンピュータを、請求項1〜請求項3の何れかに記載のアプリケーション実行制御装置を構成する各手段として機能させるアプリケーション実行制御プログラム。
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