JP5297114B2 - ガスタービン - Google Patents

ガスタービン Download PDF

Info

Publication number
JP5297114B2
JP5297114B2 JP2008203234A JP2008203234A JP5297114B2 JP 5297114 B2 JP5297114 B2 JP 5297114B2 JP 2008203234 A JP2008203234 A JP 2008203234A JP 2008203234 A JP2008203234 A JP 2008203234A JP 5297114 B2 JP5297114 B2 JP 5297114B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stationary blade
section
cooling air
turbine
gas turbine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2008203234A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010038071A5 (ja
JP2010038071A (ja
Inventor
哲郎 久保田
達治 ▲高▼橋
慶太 藤井
広人 桂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority to JP2008203234A priority Critical patent/JP5297114B2/ja
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to KR1020107016745A priority patent/KR101196125B1/ko
Priority to PCT/JP2008/073377 priority patent/WO2010016159A1/ja
Priority to CN2008801268496A priority patent/CN101946073A/zh
Priority to EP08876707.4A priority patent/EP2309108B1/en
Priority to US12/591,761 priority patent/US20100154434A1/en
Publication of JP2010038071A publication Critical patent/JP2010038071A/ja
Publication of JP2010038071A5 publication Critical patent/JP2010038071A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5297114B2 publication Critical patent/JP5297114B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C9/00Controlling gas-turbine plants; Controlling fuel supply in air- breathing jet-propulsion plants
    • F02C9/16Control of working fluid flow
    • F02C9/18Control of working fluid flow by bleeding, bypassing or acting on variable working fluid interconnections between turbines or compressors or their stages
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F01MACHINES OR ENGINES IN GENERAL; ENGINE PLANTS IN GENERAL; STEAM ENGINES
    • F01DNON-POSITIVE DISPLACEMENT MACHINES OR ENGINES, e.g. STEAM TURBINES
    • F01D25/00Component parts, details, or accessories, not provided for in, or of interest apart from, other groups
    • F01D25/08Cooling; Heating; Heat-insulation
    • F01D25/12Cooling
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/12Cooling of plants
    • F02C7/16Cooling of plants characterised by cooling medium
    • F02C7/18Cooling of plants characterised by cooling medium the medium being gaseous, e.g. air
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C7/00Features, components parts, details or accessories, not provided for in, or of interest apart form groups F02C1/00 - F02C6/00; Air intakes for jet-propulsion plants
    • F02C7/12Cooling of plants
    • F02C7/16Cooling of plants characterised by cooling medium
    • F02C7/18Cooling of plants characterised by cooling medium the medium being gaseous, e.g. air
    • F02C7/185Cooling means for reducing the temperature of the cooling air or gas
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Fluid Mechanics (AREA)
  • Turbine Rotor Nozzle Sealing (AREA)
  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、ガスタービンに関するものであり、より具体的には、ターンダウン運転(部分負荷運転あるいは低負荷運転)可能なガスタービンに関するものである。
ターンダウン運転可能なガスタービンとしては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開2007−182883号公報
ガスタービンが高負荷で運転される場合は、ガスタービンのタービン入口温度(燃焼器出口温度)は高い温度に維持されるため、ガスタービンのCO(一酸化炭素)排出量は低く抑えられる。しかし、低負荷運転あるいは部分負荷運転の場合は、タービン入口温度を下げるとCO排出量が増大する場合がある。このため、上記特許文献1では、低負荷でもタービン入口温度を高く維持することができる方法が開示されている。
しかしながら、上記特許文献1に開示されたガスタービンでは、燃焼器に入る前の作動流体経路から抽出された空気を、燃焼器出口の下流に位置する作動流体経路に押し込むための配管およびブースターポンプ等を追設する(新設する)必要があり、ガスタービンの系統および運用が複雑化し、製造費および保守点検費が高騰化してしまうといった問題点がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる、ターンダウン運転可能なガスタービンを提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部と燃焼部とタービン部とを内部に収容するガスタービン車室と、前記圧縮部の途中から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する静翼の内部に導く静翼系冷却空気系統と、前記圧縮部の出口部から圧縮空気を前記ガスタービン車室の外部に抽出する車室抽気系統とを備えたガスタービンであって、前記静翼系冷却空気系統の途中と前記車室抽気系統の途中とが連通路を介して接続されており、この連通路の途中に流量制御手段が接続されているとともに、前記静翼系冷却空気系統の途中に、通過する圧縮空気を冷却するクーラが接続されており、ターンダウン運転時に前記流量制御手段が開かれ、前記圧縮部の前記出口部から抽出された圧縮空気が前記静翼系冷却空気系統に投入される。
本発明に係るガスタービンによれば、既存の静翼系冷却空気系統と車室抽気系統とを利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、流量制御手段(例えば、制御弁)が開かれ、圧縮部の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統および静翼を通ってタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統および車室抽気系統を通ってタービン部に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、連通路および流量制御手段(例えば、制御弁)を介して静翼系冷却空気系統の上流側に導かれた圧縮空気の、合流点から圧縮部に向かう流れは、逆流防止手段(例えば、逆止弁)により阻止されることとなるので、合流点から圧縮部への逆流を確実に防止することができる。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部の低圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する低圧段の静翼の内部に導く第1の静翼系冷却空気系統と、前記圧縮部の高圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する高圧段の静翼の内部に導く第2の静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、前記第1の静翼系冷却空気系統の途中と前記第2の静翼系冷却空気系統の途中とが連通路を介して接続されており、ターンダウン運転時に、前記圧縮部の前記高圧段から抽出された圧縮空気が、前記第1の静翼系冷却空気系統に投入される。
本発明に係るガスタービンによれば、既存の静翼系冷却空気系統を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記第1の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、連通路を介して第1の静翼系冷却空気系統の途中に導かれた圧縮空気の、合流点から圧縮部に向かう流れは、逆流防止手段(例えば、逆止弁)逆止弁により阻止されることとなるので、合流点から圧縮部への逆流を確実に防止することができる。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部の低圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する低圧段の静翼の内部に導く第1の静翼系冷却空気系統と、前記圧縮部の中圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する中圧段の静翼の内部に導く第2の静翼系冷却空気系統と、前記圧縮部の高圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する高圧段の静翼の内部に導く第3の静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、前記第2の静翼系冷却空気系統の途中と前記第3の静翼系冷却空気系統の途中とが連通路を介して接続されており、ターンダウン運転時には、前記圧縮部の前記高圧段から抽出された圧縮空気が、前記第2の静翼系冷却空気系統に投入される。
本発明に係るガスタービンによれば、既存の静翼系冷却空気系統を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、第2の静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第3段静翼)を通ってタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、第2の静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第3段静翼)を通ってタービン部に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記第2の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、連通路を介して第2の静翼系冷却空気系統の途中に導かれた圧縮空気の、合流点から圧縮部に向かう流れは、逆流防止手段(例えば、逆止弁)により阻止されることとなるので、合流点から圧縮部への逆流を確実に防止することができる。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部の低圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する低圧段の静翼の内部に導く第1の静翼系冷却空気系統と、前記圧縮部の中圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する中圧段の静翼の内部に導く第2の静翼系冷却空気系統と、前記圧縮部の高圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する高圧段の静翼の内部に導く第3の静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、前記第1の静翼系冷却空気系統の途中と前記第2の静翼系冷却空気系統の途中または前記第3の静翼系冷却空気系統の途中とが連通路を介して接続されており、ターンダウン運転時には、前記圧縮部の前記高圧段または前記中圧段から抽出された圧縮空気が、前記第1の静翼系冷却空気系統に投入される。
本発明に係るガスタービンによれば、既存の静翼系冷却空気系統を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部の高圧段または中圧段から抽出された(高圧または中圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部の高圧段または中圧段から抽出された(高圧または中圧の)圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記第1の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、連通路を介して第1の静翼系冷却空気系統の途中に導かれた圧縮空気の、合流点から圧縮部に向かう流れは、逆流防止手段(例えば、逆止弁)逆止弁により阻止されることとなるので、合流点から圧縮部への逆流を確実に防止することができる。
本発明に係るガスタービンは、燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、前記圧縮部の少なくとも2箇所の圧力の異なる位置から抽出された圧縮空気を、抽出された圧縮空気の圧力に応じて前記タービン部を構成する静翼の内部にそれぞれ導く少なくとも2つの静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、前記少なくとも2つの静翼系冷却空気系統が連通路を介して接続されており、ターンダウン運転時には、前記少なくとも2つの静翼系冷却空気系統のうち比較的高圧の静翼系冷却空気系統から比較的低圧の冷却空気系統に前記連通路を介して前記圧縮空気が投入される。
本発明に係るガスタービンによれば、既存の静翼系冷却空気系統を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部から抽出された圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部から抽出された圧縮空気が、燃焼部をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部を構成する部品の延命化を図ることができる。
上記ガスタービンにおいて、前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記比較的低圧の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されているとさらに好適である。
このようなガスタービンによれば、連通路を介して静翼系冷却空気系統の途中に導かれた圧縮空気の、合流点から圧縮部に向かう流れは、逆流防止手段(例えば、逆止弁)逆止弁により阻止されることとなるので、合流点から圧縮部への逆流を確実に防止することができる。
本発明に係るターンダウン運転可能なガスタービンによれば、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができるという効果を奏する。
以下、本発明の第1実施形態に係るガスタービンについて、図1を参照しながら説明する。図1は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図1に示すように、本実施形態に係るガスタービン1は、燃焼用空気を圧縮する圧縮部2と、この圧縮部2から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部3と、この燃焼部3の下流側に位置し、燃焼部3を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部4と、圧縮部2と燃焼部3とタービン部4とを内部に収容するガスタービン車室(図示せず)と、圧縮部2の途中(中段)から抽出された(中圧の)圧縮空気を、タービン部4を構成する静翼(例えば、第2段静翼)の内部に導く静翼系冷却空気系統5と、圧縮部2の出口部(後段)から(高圧の)圧縮空気を、ガスタービン車室の外部に抽出し、タービン部4を構成するロータ(図示せず)の内部に導くロータ系冷却空気系統(車室抽気系統)6と、を主たる要素として構成されている。
静翼系冷却空気系統5の途中には、通過する圧縮空気を冷却する第1のクーラ7が接続されている。また、静翼系冷却空気系統5には、第1のクーラ7をバイパスする(すなわち、第1のクーラ7の上流側に位置する静翼系冷却空気系統5と、第1のクーラ7の下流側に位置する静翼系冷却空気系統5とを連通する)バイパス系統8が接続されている。そして、このバイパス系統8の途中には、バイパス系統8の空気の流量を調整するための制御弁9が接続されている。
一方、ロータ系冷却空気系統6の途中には、通過する圧縮空気を冷却する第2のクーラ10が接続されている。また、第2のクーラ10の上流側に位置するロータ系冷却空気系統6と、バイパス系統8の上流端が接続された分岐点11よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統5とは、連通管(連通路)12により接続されており、この連通管12の途中には、制御器(図示せず)によってその開度が調整される第2の制御弁(流量制御手段)13が接続されている。
なお、圧縮部2の出口部から(高圧の)圧縮空気を前記ガスタービン車室の外部に抽出し、静翼系冷却空気系統5に接続する連通管12において、上流端を圧縮部2の出口部に直接接続し、これを車室抽気系統としてもよい。
本実施形態に係るガスタービン1によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統5を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、既存のロータ系冷却空気系統6を車室抽気系統として利用すれば、さらなるガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費用の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、第2の制御弁13が開かれ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5および静翼(図示せず)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、第2の制御弁13は閉じられ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、ロータ系冷却空気系統6を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第2実施形態に係るガスタービンについて、図2を参照しながら説明する。図2は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図2に示すように、本実施形態に係るガスタービン21は、連通管12の下流端が接続された合流点22よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統5に、逆止弁(逆流防止手段)23が接続されているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン21によれば、連通管12および第2の制御弁13を介して静翼系冷却空気系統5の上流側に導かれた圧縮空気の、合流点22から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁23により阻止されることとなるので、合流点22から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第3実施形態に係るガスタービンについて、図3を参照しながら説明する。図3は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図3に示すように、本実施形態に係るガスタービン31は、連通管12の下流端が、バイパス系統8の下流端が接続された合流点32よりも下流側に位置する静翼系冷却空気系統5に接続されているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン31によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統5を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、第2の制御弁13が開かれ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5および静翼(図示せず)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、第2の制御弁13は閉じられ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、ロータ系冷却空気系統6を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第4実施形態に係るガスタービンについて、図4を参照しながら説明する。図4は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図4に示すように、本実施形態に係るガスタービン41は、バイパス系統8の上流端が接続された分岐点11よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統5に、逆止弁23が接続されているという点で上述した第3実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン41によれば、連通管12および第2の制御弁13を介して静翼系冷却空気系統5の下流側に導かれた圧縮空気の、連通管12の下流端が接続された合流点42から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁23により阻止されることとなるので、合流点42から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第3実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第5実施形態に係るガスタービンについて、図5を参照しながら説明する。図5は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図5に示すように、本実施形態に係るガスタービン51は、連通管12の上流端が、第2のクーラ10の下流側に位置するロータ系冷却空気系統6に接続されているという点で上述した第1実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第1実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン51によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統5とロータ系冷却空気系統6とを利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、第2の制御弁13が開かれ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5および静翼(図示せず)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5およびロータ系冷却空気系統6を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、第2の制御弁13は閉じられ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、ロータ系冷却空気系統6を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第6実施形態に係るガスタービンについて、図6を参照しながら説明する。図6は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図6に示すように、本実施形態に係るガスタービン61は、連通管12の下流端が接続された合流点22よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統5に、逆止弁23が接続されているという点で上述した第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン51によれば、連通管12および第2の制御弁13を介して静翼系冷却空気系統5の上流側に導かれた圧縮空気の、合流点22から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁23により阻止されることとなるので、合流点22から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第7実施形態に係るガスタービンについて、図7を参照しながら説明する。図7は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図7に示すように、本実施形態に係るガスタービン71は、連通管12の下流端が、バイパス系統8の下流端が接続された合流点32よりも下流側に位置する静翼系冷却空気系統5に接続されているという点で上述した第5実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第5実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン71によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統5とロータ系冷却空気系統6とを利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、第2の制御弁13が開かれ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5および静翼(図示せず)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統5およびロータ系冷却空気系統6を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、第2の制御弁13は閉じられ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、ロータ系冷却空気系統6を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第8実施形態に係るガスタービンについて、図8を参照しながら説明する。図8は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図8に示すように、本実施形態に係るガスタービン81は、バイパス系統8の上流端が接続された分岐点11よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統5に、逆止弁23が接続されているという点で上述した第7実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第7実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン81によれば、連通管12および第2の制御弁13を介して静翼系冷却空気系統5の下流側に導かれた圧縮空気の、連通管12の下流端が接続された合流点42から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁23により阻止されることとなるので、合流点42から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第7実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第9実施形態に係るガスタービンについて、図9を参照しながら説明する。図9は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図9に示すように、本実施形態に係るガスタービン91は、燃焼用空気を圧縮する圧縮部2と、この圧縮部2から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部3と、この燃焼部3の下流側に位置し、燃焼部3を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部4と、圧縮部2と燃焼部3とタービン部4とを内部に収容するガスタービン車室(図示せず)と、圧縮部2の途中(中段)から抽出された(中圧の)圧縮空気を、タービン部4を構成する静翼(例えば、第2段静翼)の内部に導く静翼系冷却空気系統92と、圧縮部2の出口部(後段)から(高圧の)圧縮空気を、ガスタービン車室の外部に抽出し、タービン部4を構成するロータ(図示せず)の内部に導くロータ系冷却空気系統(車室抽気系統)93とを主たる要素として構成されている。
静翼系冷却空気系統92の途中には、制御器(図示せず)によってその開度が調整される第1の制御弁94が接続されている。
一方、ロータ系冷却空気系統93の途中には、通過する圧縮空気を冷却するクーラ95が接続されている。また、クーラ95の上流側に位置するロータ系冷却空気系統93と、第1の制御弁94よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統92とは、連通管(連通路)96により接続されており、この連通管96の途中には、制御器(図示せず)によってその開度が調整される第2の制御弁(流量制御手段)97が接続されている。
なお、圧縮部2の出口部から(高圧の)圧縮空気を前記ガスタービン車室の外部に抽出し、静翼系冷却空気系統92に接続する連通管96において、上流端を圧縮部2の出口部に直接接続し、これを車室抽気系統としてもよい。
本実施形態に係るガスタービン91によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統92を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、第2の制御弁97が開かれ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統92および静翼(図示せず)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統92およびロータ系冷却空気系統93を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、第2の制御弁97は閉じられ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、ロータ系冷却空気系統93を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第10実施形態に係るガスタービンについて、図10を参照しながら説明する。図10は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図10に示すように、本実施形態に係るガスタービン101は、連通管96の下流端が接続された合流点102よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統92に、逆止弁(逆流防止手段)103が接続されているという点で上述した第9実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第9実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン101によれば、連通管96および第2の制御弁97を介して静翼系冷却空気系統92の上流側に導かれた圧縮空気の、合流点102から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁103により阻止されることとなるので、合流点102から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第9実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第11実施形態に係るガスタービンについて、図11を参照しながら説明する。図11は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図11に示すように、本実施形態に係るガスタービン111は、連通管96の上流端が、クーラ95の下流側に位置するロータ系冷却空気系統93に接続されており、連通管96の下流端が、第1の制御弁94よりも上流側で、かつ、第10実施形態のところで説明した合流点102よりも下流側に位置する静翼系冷却空気系統92に接続されているという点で上述した第9実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第9実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン111によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統92とロータ系冷却空気系統93とを利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、第2の制御弁97が開かれ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統92および静翼(図示せず)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統92およびロータ系冷却空気系統93を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、第2の制御弁97は閉じられ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、ロータ系冷却空気系統93を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第12実施形態に係るガスタービンについて、図12を参照しながら説明する。図12は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図12に示すように、本実施形態に係るガスタービン121は、連通管96の下流端が接続された合流点122よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統92に、逆止弁103が接続されているという点で上述した第11実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第11実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン121によれば、連通管96および第2の制御弁97を介して静翼系冷却空気系統92の上流側に導かれた圧縮空気の、合流点122から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁103により阻止されることとなるので、合流点122から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第11実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第13実施形態に係るガスタービンについて、図13を参照しながら説明する。図13は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図13に示すように、本実施形態に係るガスタービン131は、連通管96および第2の制御弁97の代わりに、第1の連通管(連通路)132および第2の制御弁(流量制御手段)133と、第2の連通管(連通路)134および第3の制御弁(流量制御手段)135とが設けられているという点で上述した第9実施形態から第12実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第9実施形態から第12実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
クーラ95の上流側に位置するロータ系冷却空気系統93と、第1の制御弁94よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統92とは、第1の連通管132により接続されており、この第1の連通管132の途中には、制御器(図示せず)によってその開度が調整される第2の制御弁133が接続されている。
また、クーラ95の下流側に位置するロータ系冷却空気系統93と、第1の制御弁94よりも上流側で、かつ、第1の連通管132の下流端が接続された合流点136よりも下流側に位置する静翼系冷却空気系統92とは、第2の連通管134により接続されており、この第2の連通管134の途中には、制御器(図示せず)によってその開度が調整される第3の制御弁135が接続されている。
本実施形態に係るガスタービン131によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統92とロータ系冷却空気系統93とを利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、第2の制御弁133および第3の制御弁135が開かれ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統92および静翼(図示せず)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、静翼系冷却空気系統92およびロータ系冷却空気系統93を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、第2の制御弁133は閉じられ、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、静翼系冷却空気系統92およびロータ系冷却空気系統93を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第14実施形態に係るガスタービンについて、図14を参照しながら説明する。図14は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図14に示すように、本実施形態に係るガスタービン141は、合流点136よりも上流側に位置する静翼系冷却空気系統92に、逆止弁(逆流防止手段)142が接続されているという点で上述した第13実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第13実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン141によれば、第1の連通管132および第2の制御弁133を介して静翼系冷却空気系統92の上流側に導かれた圧縮空気、および/または第2の連通管134および第3の制御弁135を介して静翼系冷却空気系統92の上流側に導かれた圧縮空気の、合流点136から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁142により阻止されることとなるので、合流点136から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第13実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第15実施形態に係るガスタービンについて、図15を参照しながら説明する。図15は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図15に示すように、本実施形態に係るガスタービン151は、燃焼用空気を圧縮する圧縮部2と、この圧縮部2から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部3と、この燃焼部3の下流側に位置し、燃焼部3を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部4とを主たる要素として構成されている。
また、本実施形態に係るガスタービン151は、圧縮部2の低圧段から抽出された(低圧の)圧縮空気を、タービン部4を構成する静翼(例えば、第4段静翼)の内部に導く第1の静翼系冷却空気系統152と、圧縮部2の中圧段から抽出された(中圧の)圧縮空気を、タービン部4を構成する静翼(例えば、第3段静翼)の内部に導く第2の静翼系冷却空気系統153と、圧縮部2の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気を、タービン部4を構成する静翼(例えば、第2段静翼)の内部に導く第3の静翼系冷却空気系統154と、圧縮部2の出口部から抽出された(圧縮部2の高圧段から抽出された圧縮空気の圧力よりも高い圧力を有する)圧縮空気を、タービン部4を構成するロータ(図示せず)の内部に導くロータ系冷却空気系統155とを備えている。そして、第2の静翼系冷却空気系統153の途中と、第3の静翼系冷却空気系統154の途中とは、連通管(連通路)156を介して連通されており、第3の静翼系冷却空気系統154を通過する圧縮空気の一部が、連通管156を通って第2の静翼系冷却空気系統153に導かれるようになっている。
一方、ロータ系冷却空気系統155の途中には、通過する圧縮空気を冷却するクーラ157が接続されており、連通管156の途中には、制御器(図示せず)によってその開度が調整される制御弁(流量制御手段)158が接続されている。
本実施形態に係るガスタービン151によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統152,153,154を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、制御弁158が開かれ、圧縮部2の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、第2の静翼系冷却空気系統153および静翼(例えば、第3段静翼)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、第2の静翼系冷却空気系統153および静翼(例えば、第3段静翼)を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、制御弁158は閉じられ、圧縮部2の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気は、第3の静翼系冷却空気系統154および静翼(例えば、第2段静翼)を通ってすべてタービン部4に投入されることとなる。
本発明の第16実施形態に係るガスタービンについて、図16を参照しながら説明する。図16は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図16に示すように、本実施形態に係るガスタービン161は、連通管156の下流端が接続された合流点162よりも上流側に位置する第2の静翼系冷却空気系統153に、逆止弁(逆流防止手段)163が接続されているという点で上述した第15実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第15実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン161によれば、連通管156を介して第2の静翼系冷却空気系統153の途中に導かれた圧縮空気の、合流点162から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁163により阻止されることとなるので、合流点162から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第15実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第17実施形態に係るガスタービンについて、図17を参照しながら説明する。図17は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図17に示すように、本実施形態に係るガスタービン171は、連通管156の下流端が、第1の静翼系冷却空気系統152の途中に接続されているという点で上述した第15実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第15実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン171によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統152,153,154を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部2の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統152および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統152および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
本発明の第18実施形態に係るガスタービンについて、図18を参照しながら説明する。図18は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図18に示すように、本実施形態に係るガスタービン181は、連通管156の下流端が接続された合流点182よりも上流側に位置する第1の静翼系冷却空気系統152に、逆止弁163が接続されているという点で上述した第17実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第17実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン171によれば、連通管156を介して第1の静翼系冷却空気系統152の途中に導かれた圧縮空気の、合流点182から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁163により阻止されることとなるので、合流点182から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第17実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第19実施形態に係るガスタービンについて、図19を参照しながら説明する。図19は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図19に示すように、本実施形態に係るガスタービン191は、連通管156の上流端が、第2の静翼系冷却空気系統153の途中に接続されているという点で上述した第17実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第17実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン191によれば、既存の(必須の構成要素である)静翼系冷却空気系統152,153,154を利用することにより、ターンダウン運転が可能となるので、ガスタービンの系統および運用の簡略化を図ることができ、製造費および保守点検費の低廉化を図ることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部2の中圧段から抽出された(中圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統152および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部4の作動流体経路内に投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
さらに、ターンダウン運転時には、圧縮部2の中圧段から抽出された(中圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、第1の静翼系冷却空気系統152および静翼(例えば、第4段静翼)を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
本発明の第20実施形態に係るガスタービンについて、図20を参照しながら説明する。図20は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図20に示すように、本実施形態に係るガスタービン201は、連通管156の下流端が接続された合流点182よりも上流側に位置する第1の静翼系冷却空気系統152に、逆止弁163が接続されているという点で上述した第19実施形態のものと異なる。その他の構成要素については上述した第19実施形態のものと同じであるので、ここではそれら構成要素についての説明は省略する。
本実施形態に係るガスタービン201によれば、連通管156を介して第1の静翼系冷却空気系統152の途中に導かれた圧縮空気の、合流点202から圧縮部2に向かう流れは、逆止弁163により阻止されることとなるので、合流点202から圧縮部2への逆流を確実に防止することができる。
その他の作用効果は、上述した第19実施形態のものと同じであるので、ここではその説明を省略する。
本発明の第1参考実施形態に係るガスタービンについて、図21を参照しながら説明する。図21は本実施形態に係るガスタービンの系統図である。
図21に示すように、本実施形態に係るガスタービン211は、燃焼用空気を圧縮する圧縮部2と、この圧縮部2から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部3と、この燃焼部3の下流側に位置し、燃焼部3を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部4と、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気を、タービン部4を構成するロータ(図示せず)の内部に導くロータ系冷却空気系統212とを主たる要素として構成されている。
ロータ系冷却空気系統212の途中には、通過する圧縮空気を冷却するクーラ213および制御器(図示せず)によってON−OFF(起動−停止)されるブースト圧縮機214が接続されている。また、クーラ213の下流側で、ブースト圧縮機214の上流側に位置するロータ系冷却空気系統212と、ブースト圧縮機214の下流側に位置するロータ系冷却空気系統212とは、バイパス系統215により接続されており、このバイパス系統215の途中には、制御器(図示せず)によって開閉される制御弁216が接続されている。
なお、制御弁216は、必須の構成要素ではない。
本実施形態に係るガスタービン211によれば、ターンダウン運転時には、制御弁216が閉じられるとともにブースト圧縮機214が運転され、圧縮部2の高圧段から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、ロータ系冷却空気系統212および動翼を通ってタービン部4の作動流体経路内に強制的に(積極的に)投入されることとなるので、排気ガスの温度を低下させることができる。
また、ターンダウン運転時には、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気が、燃焼部3をバイパスするとともに、ロータ系冷却空気系統212を通ってタービン部4に投入されることとなるので、ターンダウン運転時においてタービン入口温度を高い状態で維持したまま、タービン部4の温度を低下させることができ、タービン翼(動翼および静翼)等のタービン部4を構成する部品の延命化を図ることができる。
なお、通常運転(例えば、全負荷運転)時には、制御弁216が開けられるとともにブースト圧縮機214が停止され、圧縮部2の出口部(後段)から抽出された(高圧の)圧縮空気は、バイパス系統215を通ってタービン部4に投入されることとなる。
なお、上述した実施形態では、管状の連通管を連通路の一具体例として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、ブロック体に連通孔が形成されたようなものであってもよい。
また、明細書中における「系統」とは、管状の配管や、ブロック体に連通孔が形成されたようなもの等、圧縮空気が通過することができるものであればいかなる形態のものであっても良い。
さらに、上述した第15実施形態から第20実施形態では、三つの静翼系冷却空気系統を有するものについて説明したが、本発明はこのようなものに限定されるものではなく、二つまたは四つ以上の静翼系冷却空気系統を有するものであってもよい。
本発明の第1実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第2実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第3実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第4実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第5実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第6実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第7実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第8実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第9実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第10実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第11実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第12実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第13実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第14実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第15実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第16実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第17実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第18実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第19実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第20実施形態に係るガスタービンの系統図である。 本発明の第1参考実施形態に係るガスタービンの系統図である。
1 ガスタービン
2 圧縮部
3 燃焼部
4 タービン部
5 静翼系冷却空気系統
6 ロータ系冷却空気系統(車室抽気系統)
12 連通管(連通路)
13 第2の制御弁(流量制御手段)
21 ガスタービン
22 合流点
23 逆止弁(逆流防止手段)
31 ガスタービン
41 ガスタービン
42 合流点
51 ガスタービン
61 ガスタービン
71 ガスタービン
81 ガスタービン
91 ガスタービン
92 静翼系冷却空気系統
93 ロータ系冷却空気系統(車室抽気系統)
96 連通管(連通路)
97 第2の制御弁(流量制御手段)
101 ガスタービン
102 合流点
103 逆止弁(逆流防止手段)
111 ガスタービン
121 ガスタービン
122 合流点
131 ガスタービン
132 第1の連通管(連通路)
133 第2の制御弁(流量制御手段)
134 第2の連通管(連通路)
135 第3の制御弁(流量制御手段)
136 合流点
141 ガスタービン
142 逆止弁(逆流防止手段)
151 ガスタービン
152 第1の静翼系冷却空気系統
153 第2の静翼系冷却空気系統
154 第3の静翼系冷却空気系統
155 ロータ系冷却空気系統
156 連通管(連通路)
161 ガスタービン
162 合流点
163 逆止弁(逆流防止手段)
171 ガスタービン
181 ガスタービン
182 合流点
191 ガスタービン
201 ガスタービン
202 合流点
211 ガスタービン
212 ロータ系冷却空気系統
214 ブースト圧縮機
215 バイパス系統

Claims (10)

  1. 燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、
    この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、
    この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、
    前記圧縮部と燃焼部とタービン部とを内部に収容するガスタービン車室と、
    前記圧縮部の途中から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する静翼の内部に導く静翼系冷却空気系統と、
    前記圧縮部の出口部から圧縮空気を前記ガスタービン車室の外部に抽出する車室抽気系統とを備えたガスタービンであって、
    前記静翼系冷却空気系統の途中と前記車室抽気系統の途中とが連通路を介して接続されており、
    この連通路の途中に流量制御手段が接続されているとともに、
    前記静翼系冷却空気系統の途中に、通過する圧縮空気を冷却するクーラが接続されており、
    ターンダウン運転時に前記流量制御手段が開かれ、前記圧縮部の前記出口部から抽出された圧縮空気が前記静翼系冷却空気系統に投入されることを特徴とするガスタービン。
  2. 前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されていることを特徴とする請求項1に記載のガスタービン。
  3. 燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、
    この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、
    この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、
    前記圧縮部の低圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する低圧段の静翼の内部に導く第1の静翼系冷却空気系統と、
    前記圧縮部の高圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する高圧段の静翼の内部に導く第2の静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、
    前記第1の静翼系冷却空気系統の途中と前記第2の静翼系冷却空気系統の途中とが連通路を介して接続されており、
    ターンダウン運転時に、前記圧縮部の前記高圧段から抽出された圧縮空気が、前記第1の静翼系冷却空気系統に投入されることを特徴とするガスタービン。
  4. 前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記第1の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されていることを特徴とする請求項3に記載のガスタービン。
  5. 燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、
    この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、
    この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、
    前記圧縮部の低圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する低圧段の静翼の内部に導く第1の静翼系冷却空気系統と、
    前記圧縮部の中圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する中圧段の静翼の内部に導く第2の静翼系冷却空気系統と、
    前記圧縮部の高圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する高圧段の静翼の内部に導く第3の静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、
    前記第2の静翼系冷却空気系統の途中と前記第3の静翼系冷却空気系統の途中とが連通路を介して接続されており、
    ターンダウン運転時には、前記圧縮部の前記高圧段から抽出された圧縮空気が、前記第2の静翼系冷却空気系統に投入されることを特徴とするガスタービン。
  6. 前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記第2の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されていることを特徴とする請求項5に記載のガスタービン。
  7. 燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、
    この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、
    この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、
    前記圧縮部の低圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する低圧段の静翼の内部に導く第1の静翼系冷却空気系統と、
    前記圧縮部の中圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する中圧段の静翼の内部に導く第2の静翼系冷却空気系統と、
    前記圧縮部の高圧段から抽出された圧縮空気を、前記タービン部を構成する高圧段の静翼の内部に導く第3の静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、
    前記第1の静翼系冷却空気系統の途中と前記第2の静翼系冷却空気系統の途中または前記第3の静翼系冷却空気系統の途中とが連通路を介して接続されており、
    ターンダウン運転時には、前記圧縮部の前記高圧段または前記中圧段から抽出された圧縮空気が、前記第1の静翼系冷却空気系統に投入されることを特徴とするガスタービン。
  8. 前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記第1の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されていることを特徴とする請求項7に記載のガスタービン。
  9. 燃焼用空気を圧縮する圧縮部と、
    この圧縮部から送られてきた高圧空気中に燃料を噴射して燃焼させ、高温燃焼ガスを発生させる燃焼部と、
    この燃焼部の下流側に位置し、前記燃焼部を出た燃焼ガスにより駆動されるタービン部と、
    前記圧縮部の少なくとも2箇所の圧力の異なる位置から抽出された圧縮空気を、抽出された圧縮空気の圧力に応じて前記タービン部を構成する静翼の内部にそれぞれ導く少なくとも2つの静翼系冷却空気系統とを備えたガスタービンであって、
    前記少なくとも2つの静翼系冷却空気系統が連通路を介して接続されており、
    ターンダウン運転時には、前記少なくとも2つの静翼系冷却空気系統のうち比較的高圧の静翼系冷却空気系統から比較的低圧の冷却空気系統に前記連通路を介して前記圧縮空気が投入されることを特徴とするガスタービン。
  10. 前記連通路の下流端が接続された合流点よりも上流側に位置する前記比較的低圧の静翼系冷却空気系統に、逆流防止手段が接続されていることを特徴とする請求項9に記載のガスタービン。
JP2008203234A 2008-08-06 2008-08-06 ガスタービン Active JP5297114B2 (ja)

Priority Applications (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008203234A JP5297114B2 (ja) 2008-08-06 2008-08-06 ガスタービン
PCT/JP2008/073377 WO2010016159A1 (ja) 2008-08-06 2008-12-24 ガスタービン
CN2008801268496A CN101946073A (zh) 2008-08-06 2008-12-24 燃气轮机
EP08876707.4A EP2309108B1 (en) 2008-08-06 2008-12-24 Gas turbine with improved turn down operation
KR1020107016745A KR101196125B1 (ko) 2008-08-06 2008-12-24 가스 터빈
US12/591,761 US20100154434A1 (en) 2008-08-06 2009-12-01 Gas Turbine

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008203234A JP5297114B2 (ja) 2008-08-06 2008-08-06 ガスタービン

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012253340A Division JP5409884B2 (ja) 2012-11-19 2012-11-19 ガスタービン

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2010038071A JP2010038071A (ja) 2010-02-18
JP2010038071A5 JP2010038071A5 (ja) 2011-07-21
JP5297114B2 true JP5297114B2 (ja) 2013-09-25

Family

ID=41663388

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008203234A Active JP5297114B2 (ja) 2008-08-06 2008-08-06 ガスタービン

Country Status (6)

Country Link
US (1) US20100154434A1 (ja)
EP (1) EP2309108B1 (ja)
JP (1) JP5297114B2 (ja)
KR (1) KR101196125B1 (ja)
CN (1) CN101946073A (ja)
WO (1) WO2010016159A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7416092B2 (ja) 2020-01-21 2024-01-17 日本電気株式会社 学習装置、学習方法、及び、プログラム

Families Citing this family (66)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
IT1395820B1 (it) * 2009-09-25 2012-10-26 Nuovo Pignone Spa Sistema di raffreddamento per una turbina a gas e relativo metodo di funzionamento
US8307662B2 (en) * 2009-10-15 2012-11-13 General Electric Company Gas turbine engine temperature modulated cooling flow
EP2407652A1 (de) * 2010-07-15 2012-01-18 Siemens Aktiengesellschaft Gasturbine mit einem Sekundärluftsystem und Verfahren zum Betreiben einer solchen Gasturbine
EP2508733A1 (de) 2011-04-07 2012-10-10 Siemens Aktiengesellschaft Gasturbine mit einer gekühlten Turbinenstufe und Verfahren zum Kühlen der Turbinenstufe
EP2562369B1 (de) * 2011-08-22 2015-01-14 Alstom Technology Ltd Verfahren zum Betrieb einer Gasturbinenanlage sowie Gasturbinenanlage zur Durchführung des Verfahrens
US8973373B2 (en) * 2011-10-31 2015-03-10 General Electric Company Active clearance control system and method for gas turbine
US9222411B2 (en) 2011-12-21 2015-12-29 General Electric Company Bleed air and hot section component cooling air system and method
US9169782B2 (en) * 2012-01-04 2015-10-27 General Electric Company Turbine to operate at part-load
GB201200139D0 (en) * 2012-01-06 2012-02-15 Rolls Royce Plc Coolant supply system
US20130192251A1 (en) * 2012-01-31 2013-08-01 Peter M. Munsell Buffer system that communicates buffer supply air to one or more portions of a gas turbine engine
US10724431B2 (en) * 2012-01-31 2020-07-28 Raytheon Technologies Corporation Buffer system that communicates buffer supply air to one or more portions of a gas turbine engine
KR20140139603A (ko) 2012-03-30 2014-12-05 알스톰 테크놀러지 리미티드 조정 가능한 냉각 공기 시스템을 갖는 가스 터빈
US9260968B2 (en) * 2012-04-25 2016-02-16 General Electric Company Systems and methods for reconditioning turbine engines in power generation systems
US9194248B2 (en) * 2012-06-07 2015-11-24 General Electric Company Reheat steam bypass system
RU2563445C2 (ru) * 2012-07-13 2015-09-20 Альстом Текнолоджи Лтд Способ и устройство для регулирования помпажа газотурбинного двигателя
WO2014033220A1 (de) * 2012-08-31 2014-03-06 Siemens Aktiengesellschaft Kühlverfahren zum betreiben einer gasturbine
GB201217332D0 (en) * 2012-09-28 2012-11-14 Rolls Royce Plc A gas turbine engine
US9562475B2 (en) * 2012-12-19 2017-02-07 Siemens Aktiengesellschaft Vane carrier temperature control system in a gas turbine engine
ITMI20130089A1 (it) * 2013-01-23 2014-07-24 Ansaldo Energia Spa Impianto a turbina a gas per la produzione di energia elettrica e metodo per operare detto impianto
US10815887B2 (en) 2013-03-15 2020-10-27 Rolls-Royce Corporation Gas turbine engine lubrication system
US9488104B2 (en) * 2013-03-15 2016-11-08 Rolls-Royce Corporation Gas turbine engine lubrication system
US20140348629A1 (en) * 2013-05-21 2014-11-27 Turbogen, Llc Turbomachine assembly and method of using same
US9512780B2 (en) * 2013-07-31 2016-12-06 General Electric Company Heat transfer assembly and methods of assembling the same
DE112014004335B4 (de) * 2013-09-20 2022-09-22 Mitsubishi Heavy Industries, Ltd. Gasturbine, Gasturbinen-Steuergerät und Gasturbinen-Betriebsverfahren
EP2857656A1 (en) * 2013-10-01 2015-04-08 Alstom Technology Ltd Gas turbine with cooling air cooling system and method for operation of a gas turbine at low part load
EP2863033B1 (en) * 2013-10-21 2019-12-04 Ansaldo Energia IP UK Limited Gas turbine with flexible air cooling system and method for operating a gas turbine
JP6296286B2 (ja) 2014-03-24 2018-03-20 三菱日立パワーシステムズ株式会社 排熱回収システム、これを備えているガスタービンプラント、排熱回収方法、及び排熱回収システムの追設方法
JP6245757B2 (ja) * 2014-05-22 2017-12-13 三菱日立パワーシステムズ株式会社 冷却装置、これを備えているガスタービン設備、冷却装置の運転方法
US20150354465A1 (en) * 2014-06-06 2015-12-10 United Technologies Corporation Turbine stage cooling
KR101933819B1 (ko) * 2015-01-30 2018-12-28 미츠비시 히타치 파워 시스템즈 가부시키가이샤 가스 터빈의 냉각 계통, 이것을 구비하고 있는 가스 터빈 설비, 및 가스 터빈의 부품 냉각 방법
US11808210B2 (en) 2015-02-12 2023-11-07 Rtx Corporation Intercooled cooling air with heat exchanger packaging
US10371055B2 (en) 2015-02-12 2019-08-06 United Technologies Corporation Intercooled cooling air using cooling compressor as starter
US10731560B2 (en) 2015-02-12 2020-08-04 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooling air
US20160273396A1 (en) * 2015-03-19 2016-09-22 General Electric Company Power generation system having compressor creating excess air flow and heat exchanger therefor
US10221862B2 (en) 2015-04-24 2019-03-05 United Technologies Corporation Intercooled cooling air tapped from plural locations
US10830148B2 (en) 2015-04-24 2020-11-10 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooling air with dual pass heat exchanger
US10480419B2 (en) 2015-04-24 2019-11-19 United Technologies Corporation Intercooled cooling air with plural heat exchangers
US10100739B2 (en) 2015-05-18 2018-10-16 United Technologies Corporation Cooled cooling air system for a gas turbine engine
EP3112607B1 (en) * 2015-07-02 2018-10-24 Ansaldo Energia Switzerland AG Gas turbine cool-down phase operation methods
US10794288B2 (en) 2015-07-07 2020-10-06 Raytheon Technologies Corporation Cooled cooling air system for a turbofan engine
KR101790146B1 (ko) 2015-07-14 2017-10-25 두산중공업 주식회사 외부 케이싱으로 우회하는 냉각공기 공급유로가 마련된 냉각시스템을 포함하는 가스터빈.
US10711702B2 (en) * 2015-08-18 2020-07-14 General Electric Company Mixed flow turbocore
US10578028B2 (en) 2015-08-18 2020-03-03 General Electric Company Compressor bleed auxiliary turbine
JP5932121B1 (ja) * 2015-09-15 2016-06-08 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービンプラント及び既設ガスタービンプラントの改良方法
US10443508B2 (en) 2015-12-14 2019-10-15 United Technologies Corporation Intercooled cooling air with auxiliary compressor control
JP6700776B2 (ja) * 2015-12-24 2020-05-27 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン冷却系統、これを備えるガスタービン設備、ガスタービン冷却系統の制御装置及び制御方法
JP6587350B2 (ja) * 2016-01-22 2019-10-09 三菱日立パワーシステムズ株式会社 ガスタービン冷却系統、これを備えるガスタービン設備、ガスタービン冷却系統の制御方法
US10669940B2 (en) 2016-09-19 2020-06-02 Raytheon Technologies Corporation Gas turbine engine with intercooled cooling air and turbine drive
US10794290B2 (en) 2016-11-08 2020-10-06 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooled cooling integrated air cycle machine
US10550768B2 (en) 2016-11-08 2020-02-04 United Technologies Corporation Intercooled cooled cooling integrated air cycle machine
JP2018096352A (ja) * 2016-12-16 2018-06-21 川崎重工業株式会社 ガスタービンエンジンおよびその制御方法
US10961911B2 (en) 2017-01-17 2021-03-30 Raytheon Technologies Corporation Injection cooled cooling air system for a gas turbine engine
US10995673B2 (en) 2017-01-19 2021-05-04 Raytheon Technologies Corporation Gas turbine engine with intercooled cooling air and dual towershaft accessory gearbox
EP3594278B1 (en) 2017-03-08 2024-06-12 Toray Industries, Inc. Polyolefin microporous film
US10577964B2 (en) 2017-03-31 2020-03-03 United Technologies Corporation Cooled cooling air for blade air seal through outer chamber
US10711640B2 (en) 2017-04-11 2020-07-14 Raytheon Technologies Corporation Cooled cooling air to blade outer air seal passing through a static vane
KR102183194B1 (ko) * 2017-11-21 2020-11-25 두산중공업 주식회사 외부 냉각시스템을 포함하는 가스터빈 및 이의 냉각방법
US20190186269A1 (en) * 2017-12-14 2019-06-20 Rolls-Royce Corporation Modulated Cooling Air Control System and Method for a Turbine Engine
US10738703B2 (en) 2018-03-22 2020-08-11 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooling air with combined features
US10808619B2 (en) 2018-04-19 2020-10-20 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooling air with advanced cooling system
US10830145B2 (en) 2018-04-19 2020-11-10 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooling air fleet management system
US10718233B2 (en) 2018-06-19 2020-07-21 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooling air with low temperature bearing compartment air
US11255268B2 (en) 2018-07-31 2022-02-22 Raytheon Technologies Corporation Intercooled cooling air with selective pressure dump
US11859500B2 (en) * 2021-11-05 2024-01-02 General Electric Company Gas turbine engine with a fluid conduit system and a method of operating the same
US11788465B2 (en) 2022-01-19 2023-10-17 General Electric Company Bleed flow assembly for a gas turbine engine
US20230228214A1 (en) * 2022-01-19 2023-07-20 General Electric Company Bleed flow assembly for a gas turbine engine

Family Cites Families (20)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05171958A (ja) * 1991-12-18 1993-07-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd ガスタービン冷却空気制御装置
JPH07189740A (ja) * 1993-12-27 1995-07-28 Hitachi Ltd ガスタービン冷却系統
EP0868599B1 (de) * 1995-12-21 2003-03-05 Siemens Aktiengesellschaft Verfahren zum betreiben einer gasturbine und danach arbeitende gasturbine
US6098395A (en) * 1996-04-04 2000-08-08 Siemens Westinghouse Power Corporation Closed-loop air cooling system for a turbine engine
CN1219218A (zh) * 1997-03-24 1999-06-09 西屋电气公司 涡轮机的闭路空气冷却系统
JP2000328962A (ja) * 1999-05-19 2000-11-28 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タービン設備
EP1314872A4 (en) * 1999-11-10 2005-06-01 Hitachi Ltd GAS TURBINE EQUIPMENT AND METHOD FOR COOLING
US6615574B1 (en) * 2000-01-14 2003-09-09 General Electric Co. System for combining flow from compressor bleeds of an industrial gas turbine for gas turbine performance optimization
US6393825B1 (en) * 2000-01-25 2002-05-28 General Electric Company System for pressure modulation of turbine sidewall cavities
JP3593488B2 (ja) * 2000-02-25 2004-11-24 株式会社日立製作所 ガスタービン
US6389793B1 (en) * 2000-04-19 2002-05-21 General Electric Company Combustion turbine cooling media supply system and related method
DE10122695A1 (de) * 2001-05-10 2002-11-21 Siemens Ag Verfahren zur Kühlung einer Gasturbine und Gasturbinenanlage
JP4434513B2 (ja) * 2001-05-16 2010-03-17 株式会社東芝 コンバインドサイクル発電プラント
JP3849473B2 (ja) * 2001-08-29 2006-11-22 株式会社日立製作所 ガスタービンの高温部冷却方法
US6550253B2 (en) * 2001-09-12 2003-04-22 General Electric Company Apparatus and methods for controlling flow in turbomachinery
US6412270B1 (en) * 2001-09-12 2002-07-02 General Electric Company Apparatus and methods for flowing a cooling or purge medium in a turbine downstream of a turbine seal
US20070151257A1 (en) 2006-01-05 2007-07-05 Maier Mark S Method and apparatus for enabling engine turn down
US20090053036A1 (en) * 2007-08-24 2009-02-26 General Electric Company Systems and Methods for Extending Gas Turbine Emissions Compliance
US20090056342A1 (en) * 2007-09-04 2009-03-05 General Electric Company Methods and Systems for Gas Turbine Part-Load Operating Conditions
US8057157B2 (en) * 2007-10-22 2011-11-15 General Electric Company System for delivering air from a multi-stage compressor to a turbine portion of a gas turbine engine

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7416092B2 (ja) 2020-01-21 2024-01-17 日本電気株式会社 学習装置、学習方法、及び、プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
EP2309108A1 (en) 2011-04-13
KR101196125B1 (ko) 2012-10-30
US20100154434A1 (en) 2010-06-24
KR20100107023A (ko) 2010-10-04
JP2010038071A (ja) 2010-02-18
EP2309108A4 (en) 2014-07-02
CN101946073A (zh) 2011-01-12
WO2010016159A1 (ja) 2010-02-11
EP2309108B1 (en) 2019-12-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5297114B2 (ja) ガスタービン
JP2010038071A5 (ja)
US8096747B2 (en) Apparatus and related methods for turbine cooling
RU2623336C2 (ru) Газовая турбина с регулируемой системой воздушного охлаждения
JP5868113B2 (ja) 二酸化炭素収集システムを備えた複合サイクル発電プラント
US9879599B2 (en) Nacelle anti-ice valve utilized as compressor stability bleed valve during starting
JP6900175B2 (ja) 入口抽気加熱制御システム
US20170074172A1 (en) Ejector based external bleed system for a gas turbine engine
CN105723072A (zh) 用于气体涡轮发动机的利用压缩机排气和环境空气的冷却系统
US20100178152A1 (en) Compressor Clearance Control System Using Turbine Exhaust
US8033116B2 (en) Turbomachine and a method for enhancing power efficiency in a turbomachine
US11486314B2 (en) Integrated environmental control and buffer air system
EP1967717A1 (en) Gas turbine with a bypass conduit system
US9534536B2 (en) Turbine flow modulation for part load performance
JP4163131B2 (ja) 二軸式ガスタービン発電システム及びその停止方法
JP2011069366A (ja) ガスタービン
JP5409884B2 (ja) ガスタービン
JP2018520289A (ja) 機械駆動用途における超低NOx排出ガスタービンエンジン
JP2018127987A (ja) 2軸式ガスタービン発電システムおよび2軸式ガスタービン発電システムの制御方法
US11072429B2 (en) Low pressure environmental control system with safe pylon transit
JP2017048725A (ja) ガスタービン及びガスタービンの運転方法
EP3910178A1 (en) Gas turbine with filter unit
RU70936U1 (ru) Система охлаждения турбины газотурбинного двигателя
KR101243393B1 (ko) 터보압축기를 변경하는 방법
KR101889543B1 (ko) 블레이드 팁 간극 제어를 위한 핫 가스 공급 시스템

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110607

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110607

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120918

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20121119

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130521

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130614

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5297114

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250