JP5294953B2 - 三相交流電気車の制御装置および三相交流電気車の制御方法 - Google Patents

三相交流電気車の制御装置および三相交流電気車の制御方法 Download PDF

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Description

この発明は、三相交流電気車の制御装置および三相交流電気車の制御方法に関するものであり、特に、三相交流電気車の制御装置内で発生した地絡を検出する機能を有する三相交流電気車の制御装置および三相交流電気車の制御方法に関するものである。
三相交流電気車の制御装置は、三相交流架線から三相交流配電線に入力された交流電圧をAC/DC変換器により所定出力の直流電圧に変換し、変換された直流電圧をDC/AC変換器により交流電圧に変換して交流電動機を制御する。この三相交流電気車の制御装置は、電気車の円滑な運行を確保するため、三相交流架線とAC/DC変換器の間(以下「三相交流回路部」という)の地絡検知だけでなく、AC/DC変換器からDC/AC変換器の間(以下「中間直流回路部」という)やDC/AC変換器から交流電動機の間(以下「交流電動機出力部」という)の地絡検知についても考慮する必要がある。
下記特許文献1に示される従来技術は、三相交流配電線の各相に設置された電流検出器によって相電流を計測し、計測された相電流に基づき相対的な零相電流を演算し、当該零相電流の変化量が予め設定された基準値を超えた場合には地絡が発生したと判定するように構成されている。そのため、中間直流回路部や交流電動機出力部の地絡を検出するための有効な手段となりうる。
特開平9−257858号公報
しかしながら、上記特許文献1に示される地絡検地手段を用いた従来の制御装置の制御手段では、検出された電流値に対して、例えば、制御装置の動作を即座に停止させるといった制御が行われているにすぎず、制御装置の動作に柔軟性を持たせることが困難であるという課題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、検出された電流値に対して制御装置の動作に柔軟性を持たせることができる三相交流電気車の制御装置および三相交流電気車の制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、三相交流架線から三相交流配電線に入力された交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器と、直流電圧を交流電圧に変換するDC/AC変換器と、前記DC/AC変換器によって制御・駆動される交流電動機とを有する交流電気車に適用され、前記三相交流配電線の相電流に基づき、前記AC/DC変換器と前記DC/AC変換器との動作制御、および前記三相交流配電線に接続された断流器の開放制御を行う制御部を備える三相交流電気車の制御装置において、前記三相交流配電線の各相に設置され前記相電流を検出する電流検出器を備え、前記制御部は、前記電流検出器が検出した前記相電流を加算した三相電流和を演算し、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止するか否かを判定する第1の閾値と前記三相電流和とを比較した結果と、前記第1の閾値より大きい値に設定され前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止し、かつ、前記断流器を開放するか否かを判定する第2の閾値と前記三相電流和とを比較した結果とに応じて、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器ならびに前記断流器の動作を制御する判定部を備えたことを特徴とする。
本発明にかかる三相交流電気車の制御装置によれば、三相電流和の絶対値が第2の閾値を超えた場合にはAC/DC変換器およびDC/AC変換器の動作を停止しかつ断流器を開放する信号を出力し、三相電流和の絶対値が第2の閾値未満かつ第1の閾値以上の場合にはAC/DC変換器およびDC/AC変換器の動作を停止する信号を出力するがその後絶対値が第1の閾値未満に変化したときにはAC/DC変換器およびDC/AC変換器を再動作する信号を出力するようにしたので、検出された電流値に対して制御装置の動作に柔軟性を持たせることができるという効果を奏する。
図1は、本実施の形態にかかる制御部の構成を主体として示す機能ブロック図である。 図2は、制御部の構成を示す図である。 図3は、制御部の動作手順を示すフローチャートである。
以下に、本発明にかかる三相交流電気車の制御装置(以下単に「制御装置」と称する)および三相交流電気車の制御方法の実施の形態を図面に基づき詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
(制御装置の構成)
図1は、本実施の形態にかかる制御部の構成を主体として示す機能ブロック図であり、図2は、制御部の構成を示す図である。
図1において、制御装置30は、車両システムの一部として電気車20に搭載され、交流電動機21の制御・駆動を主たる目的とするものである。
制御装置30は、主たる構成部として、三相交流架線10から三相交流配電線に入力された交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器70、AC/DC変換器70の直流電圧を平滑化するコンデンサ80、コンデンサ80で平滑化された直流電圧を交流電圧に変換するDC/AC変換器90、断流器40、U相〜W相電流検出器(以下単に「電流検出器」と称する)60〜62、および制御部200を有して構成されている。
断流器40は、制御装置30の内部で地絡が発生したとき、変電システムに当該地絡の影響を与えぬように、三相交流配電線と三相交流架線10との電力系統を遮断する。電流検出器60〜62は、三相交流回路部における三相交流配電線の各相に設置され、制御部200は、当該電流検出器60〜62で計測された零相電流成分に基づき、三相交流回路部の地絡E1、中間直流回路部における地絡E2、および交流電動機出力部における地絡E3の大きさを判定し、断流器40、AC/DC変換器70、およびDC/AC変換器90の動作を制御する。
なお、制御装置30と交流電動機21との構成数は、1対1に限定されるものではなく、例えば、1台の制御装置に対して複数の交流電動機を組み合わせてもよい。また、AC/DC変換器70とDC/AC変換器90との構成数についても同様であり、1または複数台のAC/DC変換器に1台または複数のDC/AC変換器を接続してもよい。
(制御部の構成)
つぎに、制御部200の構成および動作について説明する。図2において、制御部200は、主たる構成として、判定部である地絡発生判定部100、ゲート信号生成部140、断流器制御部160、および時素カウンタ150を有して構成されている。
地絡発生判定部100は、A/D変換器110a、A/D変換器110b、およびA/D変換器110c、ならびに入力三相電流演算部(以下単に「演算部」と称する)120および閾値比較部130を有して構成されている。
A/D変換器110a〜110cは、電流検出器60〜62によって計測された三相交流配電線のU相入力電流ISU、V相入力電流ISV、およびW相入力電流ISW(以下単に「三相電流ISU〜ISW」と称する)の値を、演算部120が認識可能なデジタル値に変換する。
演算部120は、A/D変換器110a〜110cから出力された三相電流ISU〜ISWの加算値A(以下「三相電流和A」と称する)を求め、三相電流和Aの絶対値|A|を閾値比較部130に出力する。
閾値比較部130は、第1の閾値である閾値S1と絶対値|A|とを比較する比較器131、および、閾値S1より大きな値に設定された第2の閾値である閾値S2と絶対値|A|とを比較する比較器132を有して構成されている。
ここで、地絡E1〜E3が発生していない場合(以下単に「正常時」と称する)には、各相の関係に不平衡が生じていないため絶対値|A|は略0となる。ただし、地絡E1〜E3が発生している場合には、絶対値|A|は0以外の値となる。すなわち、制御部200は、絶対値|A|の値が所定の閾値を超えた時に地絡を検知する。
上述した閾値の設定については、初品型式試験において、正常時の実零相電流を測定し、その測定値に電流検出器60〜62の公差・演算公差を考慮することによって導き出される。このように、閾値に正常時の実零相電流値を考慮しているので、入力三相電流計算式に補正係数を乗ずる必要はない。また、絶対値|A|は、演算部120で演算されるため、制御部200は、三相電流和Aを具体的な数値として認識することができる。
このように、制御部200は、閾値比較部130に2つ以上の閾値を持たせて、これらの閾値を場合分けすることによって、絶対値|A|が0以外の値の場合において、故障検出時の保護動作にバリエーションを持たせることができるように構成されている。
例えば、閾値S1を小さい値に設定して、絶対値|A|が閾値S1を瞬時に上回った場合、制御部200は、AC/DC変換器70およびDC/AC変換器90の動作を停止させるが、その後、絶対値|A|が閾値S1を下回ったときには、自動的にAC/DC変換器70およびDC/AC変換器90を再動作させる。
一方、閾値S2を確実に地絡故障が発生したと判定できる値に設定し、絶対値|A|が、閾値S2を一定時素T1以上継続して上回っている場合、制御部200は、確実に地絡故障が発生したと認識してAC/DC変換器70およびDC/AC変換器90の動作を停止させ、かつ、断流器40を開放する。その結果、制御装置を完全に架線から切り離すことが可能となる。
このように閾値を場合分けすることで、閾値S1をよりセンシテイブな値(小さい値)に設定したとしても、誤検知であれば即時にAC/DC変換器70およびDC/AC変換器90を再動作させることができ、地絡故障発生時には、閾値S1を上回った段階でAC/DC変換器70およびDC/AC変換器90の動作を停止させ、かつ、閾値2を上回った段階で断流器40を開放させることができる。
以下、フローチャートを用いて制御部200の動作を説明する。図3は、制御部の動作手順を示すフローチャートである。電流検出器60〜62は、三相電流ISU〜ISWを検出し(ステップS10)、A/D変換器110a〜110cは、検出された三相電流ISU〜ISWをA/D変換する(ステップS20)。演算部120は、三相電流和Aを求めると共に(ステップS30)、三相電流和Aの絶対値|A|を求める(ステップS40)。
比較器131は、絶対値|A|と閾値S1とを比較する。絶対値|A|が閾値S1未満の場合には(ステップS50,No)、AC/DC変換器70およびDC/AC変換器90は、動作を継続する(ステップS52)。絶対値|A|が閾値S1以上の場合には(ステップS50,Yes)、比較器131は、第1の信号である停止信号NS1をゲート信号生成部140に出力する。
停止信号NS1を受信したゲート信号生成部140は、ゲート制御指令GS11とゲート制御指令GS21を出力し、AC/DC変換器70およびDC/AC変換器90の動作を停止する(ステップS51)。
一方、比較器132は、絶対値|A|と閾値S2とを比較し、絶対値|A|が閾値S2未満の場合(ステップS60,No)、制御部200は、ステップS10からのプロセスを実行する。
その後、閾値S1を越えていた絶対値|A|が、閾値S1未満に変化した場合(ステップS50,No)、比較器131は、第2の信号である再動作信号NS2をゲート信号生成部140に出力する。再動作信号NS2を受信したゲート信号生成部140は、AC/DC変換器70にゲート制御指令GS12を出力し、DC/AC変換器90にゲート制御指令GS22を出力し、ステップS51で停止したAC/DC変換器70およびDC/AC変換器90の動作を再開する(ステップS52)。
ステップS60において、絶対値|A|が閾値S2以上の場合(ステップS60,Yes)、比較器132は、第3の信号である比較信号LS1を時素カウンタ150に出力する。
比較信号LS1を受信した時素カウンタ150は、予め設定された時素T1と比較信号LS1とを比較し、比較信号LS1の継続時間が時素T1を超えた場合(ステップS70,Yes)、ゲート信号生成部140と断流器制御部160に、地絡故障が発生したことを示す第4の信号を出力する。なお、動作説明を容易にするため、以下、ゲート信号生成部140に送出される第4の信号は停止信号NS3と称し、断流器制御部160に送出される第4の信号は断流器開放信号LOと称する。
停止信号NS3を受信したゲート信号生成部140は、AC/DC変換器70およびDC/AC変換器90の動作を停止させるため、AC/DC変換器70にゲート制御指令GS11を出力し、DC/AC変換器90にゲート制御指令GS21を出力する。また、断流器開放信号LOを受信した断流器制御部160は、断流器40を開放させるため、断流器40に断流器開放指令LO1を出力する(ステップS71)。
ステップS70において、比較信号LS1の継続時間が時素T1未満の場合(ステップS70,No)、時素カウンタ150は、停止信号NS3および断流器開放信号LOを出力せず、制御部200は、ステップS10からのプロセスを実行する。
なお、閾値比較部130では、一例として2つ閾値S1およびS2を用いているが、例えば、3つ以上の閾値を予め設定し、保護動作により多くのバリエーションを持たせてもよい。また、本実施の形態にかかる制御装置30では、絶対値|A|を用いて制御を行っているが、絶対値に限定されず、三相電流和Aの大きさを用いて制御するように構成してもよい。
以上説明したように、本実施の形態にかかる制御装置30によれば、入力三相電流演算器120が各相の関係に不平衡が生じているか否かを監視し、三相電流和Aの絶対値|A|が閾値S2を超えた場合には時素カウンタ150に比較信号LS1し、絶対値|A|が閾値S2未満かつ閾値S1以上の場合には停止信号NS1をゲート信号生成部140に出力し、停止信号NS1を出力した後に絶対値|A|が閾値S1未満に変化したときには再動作信号NS2をゲート信号生成部140に出力する地絡発生判定部100を有する制御部200を備えるようにしたので、故障検出時の保護動作にバリエーションを持たせることが可能である。その結果、制御装置30は、検出された電流検出器60〜62が瞬間的なものである場合には、一旦停止させた制御装置を再動作させることができる。また、確実に地絡故障が発生したと認識した場合には、AC/DC変換器70およびDC/AC変換器90の動作を停止しかる断流器40を開放するので、電気車20が存在する変電所区間で走行している他の電気車の運行に影響を与えるという事態を回避することができる。
なお、本実施の形態に示した三相交流電気車の制御装置の構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、一部を省略する等、変更して構成することも可能であることは無論である。
以上のように、本発明は、制御装置内で発生した地絡を検出する機能を備えた三相交流電気車の制御装置および三相交流電気車の制御方法に適用可能であり、特に、検出された電流値に対して制御装置の動作に柔軟性を持たせることができる発明として有用である。
10 三相交流架線
20 電気車
21 交流電動機
30 三相交流電気車の制御装置
40 断流器
60 U相電流検出器
61 V相電流検出器
62 W相電流検出器
70 AC/DC変換器
80 コンデンサ
90 DC/AC変換器
100 地絡発生判定部(判定部)
110a,110b,110c A/D変換器
120 入力三相電流演算部
130 閾値比較部
131 比較器(第1の比較器)
132 比較器(第2の比較器)
140 ゲート信号生成部
150 時素カウンタ
160 断流器制御部
200 制御部
E1 三相交流回路部の地絡
E2 中間直流回路部の地絡
E3 交流電動機出力部の地絡
GS11,12,21,22 ゲート制御指令
ISU U相入力電流
ISV V相入力電流
ISW W相入力電流
LO 断流器開放信号(第4の信号)
LO1 断流器開放指令
LS1 比較信号(第3の信号)
NS1 停止信号(第1の信号)
NS3 停止信号(第4の信号)
NS2 再動作信号(第2の信号)
S1 閾値(第1の閾値)
S2 閾値(第2の閾値)
T1 時素

Claims (11)

  1. 三相交流架線から三相交流配電線に入力された交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器と、直流電圧を交流電圧に変換するDC/AC変換器と、前記DC/AC変換器によって制御・駆動される交流電動機とを有する交流電気車に適用され、前記三相交流配電線の相電流に基づき、前記AC/DC変換器と前記DC/AC変換器との動作制御、および前記三相交流配電線に接続された断流器の開放制御を行う制御部を備える三相交流電気車の制御装置において、
    前記三相交流配電線の各相に設置され前記相電流を検出する電流検出器を備え、
    前記制御部は、
    前記電流検出器が検出した前記相電流を加算した三相電流和を演算し、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止するか否かを判定する第1の閾値と前記三相電流和とを比較した結果と、前記第1の閾値より大きい値に設定され前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止し、かつ、前記断流器を開放するか否かを判定する第2の閾値と前記三相電流和とを比較した結果とに応じて、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器ならびに前記断流器の動作を制御する判定部を備えたことを特徴とする三相交流電気車の制御装置。
  2. 前記判定部は、
    前記三相電流和の大きさに応じて、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止させる第1の信号と、停止した前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器を再動作させる第2の信号とを出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載の三相交流電気車の制御装置。
  3. 前記判定部は、
    前記三相電流和の大きさに応じて、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止させ、かつ、前記断流器を開放させる第3の信号を出力すること、
    を特徴とする請求項1に記載の三相交流電気車の制御装置。
  4. 前記制御部は、
    前記第1の信号に基づいて前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止するゲート信号生成部を備えたことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の三相交流電気車の制御装置。
  5. 前記制御部は、
    前記第3の信号の継続時間が予め設定された所定の時間を超えた場合、第4の信号を出力する時素カウンタと、
    前記第4の信号に基づいて前記断流器を開放する断流器制御部と、
    を備えたことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の三相交流電気車の制御装置。
  6. 前記ゲート信号生成部は、
    前記第2の信号に基づいて、停止した前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器を再動作することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の三相交流電気車の制御装置。
  7. 前記ゲート信号生成部は、
    前記第4の信号に基づいて、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止することを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の三相交流電気車の制御装置。
  8. 前記判定部は、
    前記三相電流和と前記第1の閾値とを比較し前記第1の信号または前記第2の信号を出力する第1の比較器、および前記三相電流和と前記第2の閾値とを比較し前記第3の信号を出力する第2の比較器を有する閾値比較部を備えたことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1つに記載の三相交流電気車の制御装置。
  9. 三相交流架線から三相交流配電線に入力された交流電圧を直流電圧に変換するAC/DC変換器と、直流電圧を交流電圧に変換するDC/AC変換器と、前記DC/AC変換器によって制御・駆動される交流電動機と、前記三相交流配電線の各相に設置された電流検出器とを有する交流電気車に適用可能な三相交流電気車の制御方法であって、
    前記電流検出器によって前記三相交流配電線の相電流を検出する検出ステップと、
    前記検出ステップで検出された前記相電流を加算して三相電流和を演算する演算ステップと、
    前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止するか否かを判定する第1の閾値と前記演算ステップからの前記三相電流和とを比較する第1の比較ステップと、
    前記第1の比較ステップの比較結果に基づいて、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を制御する第1の電力変換器制御ステップと、
    を含むことを特徴とする三相交流電気車の制御方法。
  10. 前記第1の電力変換器制御ステップの後に、前記第1の閾値より大きい値に設定され前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止し、かつ、前記三相交流配電線に接続された断流器を開放するか否かを判定する第2の閾値と前記演算ステップからの前記三相電流和とを比較する第2の比較ステップと、
    前記第2の比較ステップの比較結果に基づいて、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器と前記断流器との動作を制御する第2の電力変換器制御ステップと、
    を含むことを特徴とする請求項9に記載の三相交流電気車の制御方法。
  11. 前記第1の電力変換器制御ステップは、
    前記第1の閾値以上の場合、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止する停止ステップと、
    前記停止ステップの後に、前記三相電流和の大きさが前記第1の閾値未満に変化したとき、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器を再動作するステップと、
    を含み、
    前記第2の電力変換器制御ステップは、
    前記第の閾値以上の場合、前記AC/DC変換器および前記DC/AC変換器の動作を停止し、かつ、前記断流器を開放するステップを含むこと、
    を特徴とする請求項9または10に記載の三相交流電気車の制御方法。
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