JP5294790B2 - 曝気装置および廃水処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、し尿,浄化槽汚泥,食品工場廃水等の高濃度有機性廃水等の被処理水の生物処理を行うのに用いられる曝気装置および曝気装置を有する廃水処理装置に関する。
従来、高濃度有機性廃水等の被処理水の生物処理を行うのに用いられる曝気装置としては、図8に示すように、深層反応槽11内の被処理水12を循環させながら、被処理水12に曝気空気を供給するものがある。
深層反応槽11は、鉄筋コンクリート又は鋼鈑製であり、円柱状又は円筒状の胴部13と、胴部13の下部に設けられた底部材14と、胴部13の上部に設けられた天井部材15とを有している。
深層反応槽11の隣には、深層反応槽11よりも小容量の循環ポンプ槽16が設けられており、深層反応槽11内と循環ポンプ槽16内とは連通孔17で連通している。曝気装置19は、循環ポンプ槽16内の被処理水12を取り出して深層反応槽11内に戻す循環管路20を有している。循環管路20には循環ポンプ21が設けられている。循環管路20は、循環ポンプ槽16と循環ポンプ21の吸込側との間に接続された吸込管22と、下降管23と、循環ポンプ21の吐出側と下降管23の上端部との間に接続された吐出管24とを有している。
下降管23は、深層反応槽11の天井部材15の中央部に形成された孔部26から深層反応槽11の内部に挿入されている。下降管23の下端には吐出口23aが形成されており、吐出口23aは深層反応槽11内の下部にまで達している。また、下降管23の上端部には、外部の空気を管内に吸い込んで導入するエゼクタ27が設けられている。
深層反応槽11の内部には、下降管23を保持する鋼製のサポート28(アングル鋼やチャンネル鋼等)が複数本設けられている。サポート28の両端部は、深層反応槽11の内周面に溶接又はボルト等を用いて接合されている。下降管23は複数のUボルト29とナットとによりサポート28に連結されている。
これによると、循環ポンプ21を作動させることにより、循環ポンプ槽16内の被処理水12が吸込管22と吐出管24と下降管23とを流れて深層反応槽11内に戻され、深層反応槽11内の被処理水12が連通孔17を通って循環ポンプ槽16内に循環する。
この際、エゼクタ27のエゼクタ効果により、外部の空気が吸い込まれて下降管23内に導入される。下降管23内に導入された空気は、被処理水12と共に下降管23内を下降する間に、活性汚泥と混合されて微細気泡になって気液混合流を形成し、水深に相応した酸素分圧に基づいて酸素を溶解しながら最下点の吐出口23aに至り、吐出口23aから吐出して深層反応槽11内に拡散される。
その後、微細気泡に含まれる酸素は、深層反応槽11内を上昇しながら溶解し、深層反応槽11全体として高い酸素溶解効率を発揮する。これにより、深層反応槽11内の被処理水12が活性汚泥によって生物学的に浄化される。
尚、上記のように循環管路20の下降管23を深層反応槽11の上方から深層反応槽11の内部に挿入した構成を有する曝気装置19については、例えば下記特許文献1に記載されている。
特公平6−77750
上記の従来形式では、下降管23は長尺であるため、上記のように被処理水12を循環させて曝気している際、下降管23が振動するが、この振動はサポート28によってある程度まで吸収される。しかしながら、下降管23の振動をサポート28のみで十分に吸収することは困難であり、下降管23の振動が深層反応槽11に伝わるという課題があり、振動に耐えられるように深層反応槽11を鉄筋コンクリート製にしている。
また、下降管23は深層反応槽11の内部に設けられているので、下降管23に防振装置を設ける場合、防振装置は深層反応槽11内の被処理水12の水中に没し、このため腐食等の問題がある。したがって、防振装置を深層反応槽11内の下降管23に設けることは困難であり、下降管23の振動を十分に吸収することは難しかった。
本発明は、簡単な構造で、下降管の振動を十分に吸収することが可能な曝気装置および廃水処理装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本第1発明は、反応槽内の被処理水を循環させながら、被処理水に曝気空気を供給する曝気装置であって、
反応槽に、槽内の被処理水を槽外へ取り出す取出部と、取出部から取り出された被処理水を槽内へ戻す戻し部とが設けられ、
取出部と戻し部とに連通する循環管路が設けられ、
循環管路に、ポンプと、反応槽の外部に位置するポンプ槽とが設けられ、
循環管路は被処理水が下向きに流れる下降管と、反応槽の取出部とポンプ槽とに連通する取出管と、ポンプの吐出口と下降管の上端部とに連通する吐出管とを有し、
下降管は反応槽とポンプ槽との外部に設けられ、
下降管の下端部が戻し部に接続され、
ポンプは、ポンプ槽内に設けられて被処理水中に没し、ポンプ槽内の被処理水を吐出管に送り出し、
循環管路に、空気を吸い込んで下降管内に導入する吸込装置が設けられ、
下降管に、反応槽の外部に位置する防振装置が設けられているものである。
これによると、ポンプを作動することにより、ポンプ槽内の被処理水は、ポンプに吸い込まれた後、ポンプから吐出管を経て、下降管を通って反応槽内に吐出され、さらに、反応槽内から取出管を通ってポンプ槽内に循環する。
この際、吸込装置により、外部の空気が吸い込まれて下降管内に導入される。下降管内に導入された空気は、被処理水と共に下降管内を下降する間に、活性汚泥と混合されて微細気泡になって気液混合流を形成し、水深に相応した酸素分圧に基づいて酸素を溶解しながら、下降管の下端部から反応槽内へ吐出される。
上記のように被処理水を循環させて曝気している際、下降管が振動するが、この振動は防振装置によって吸収される。したがって、下降管の振動が反応槽へ伝わるのを防止することができる。
また、防振装置は循環管路の下降管に設けられて反応槽の外部に位置するため、防振装置を反応槽内に設ける場合に比べて、防振装置が腐食する心配は無く、簡単な構造で、下降管の振動を吸収することができる。また、従来のように反応槽内にサポートを設ける必要は無く、反応槽内にサポートを接合するための溶接やボルト等が不要になる。これにより、反応槽の材質に、今まで使用が難しかった強化プラスチック等を用いることが可能となる。
さらに、ポンプはポンプ槽内に設けられて被処理水中に没しているため、ポンプをポンプ槽の外部に設置した場合に比べて、設置面積を低減できる。また、ポンプから発生する振動がポンプ槽内の被処理水によって吸収される。
本第発明は、反応槽は強化プラスチック製である。
これによると、鉄筋コンクリート製の反応槽と比べて、反応槽の軽量化とコスト低減とを図ることができる。また、鉄筋コンクリート製の反応槽と比べて、設置現場における設置作業の工数を削減することができる。
本第発明は、下降管の下端部から反応槽内に吐出された被処理水が旋回しながら反応槽内を流れるものである。
これによると、反応槽内に旋回流が形成されることにより、微細気泡の滞留時間が長くなるとともに微細気泡が十分に拡散され、溶存酸素が十分に供給される。
本第発明は、下降管の口径は下部ほど縮小されているものである。
これによると、被処理水が下降管内を上から下へ流れているとき、下降管の下部ほど管内の圧力が上昇するため、被処理水に対する酸素の溶解効率が増大する。これにより、酸素の溶解効率を良好に保ちつつ、下降管の高さを低減することができる。
本第発明は、下降管の口径は、吸込装置の空気導入部から下方へ所定長さの範囲において、一定の大きさに保たれているものである。
これによると、吸込装置の空気導入部から下降管内に導入された空気は、空気導入部から下方へ所定長さの範囲において、十分に微細化され分散する。
本第発明は、下降管に、管内の流路断面積を調節する弁が設けられているものである。
これによると、弁を閉方向へ作動して、下降管の管内の流路断面積を絞ることにより、下降管内の圧力が上昇し、被処理水に対する酸素の溶解効率が増大する。これにより、酸素の溶解効率を良好に保ちつつ、下降管の高さを低減することができる。
本第発明は、反応槽と、反応槽内の被処理水を循環させながら被処理水に曝気空気を供給する曝気装置とを備えた廃水処理装置であって、
反応槽に、槽内の被処理水を槽外へ取り出す取出部と、取出部から取り出された被処理水を槽内へ戻す戻し部とが設けられ、
曝気装置は取出部と戻し部とに連通する循環管路を有し、
循環管路に、ポンプと、反応槽の外部に位置するポンプ槽とが設けられ、
循環管路は被処理水が下向きに流れる下降管と、反応槽の取出部とポンプ槽とに連通する取出管と、ポンプの吐出口と下降管の上端部とに連通する吐出管とを有し、
下降管は反応槽とポンプ槽との外部に設けられ、
下降管の下端部が戻し部に接続され、
ポンプは、ポンプ槽内に設けられて被処理水中に没し、ポンプ槽内の被処理水を吐出管に送り出し、
循環管路に、空気を吸い込んで下降管内に導入する吸込装置が設けられ、
下降管に、反応槽の外部に位置する防振装置が設けられているものである。
本第8発明は、反応槽と、反応槽内の被処理水を循環させながら被処理水に曝気空気を供給する曝気装置とを備えた廃水処理装置であって、
反応槽に、槽内の被処理水を槽外へ取り出す取出部と、取出部から取り出された被処理水を槽内へ戻す戻し部とが設けられ、
曝気装置は取出部と戻し部とに連通する循環管路を有し、
循環管路に、管路内の被処理水を送るポンプと、ポンプ槽とが設けられ、
循環管路は、反応槽の取出部とポンプ槽内とに連通する取出管と、ポンプ槽内とポンプの吸込口とに連通する吸込管と、ポンプの吐出口に接続された吐出管と、被処理水が下向きに流れる下降管とを有し、
下降管は反応槽の外部に設けられ、
下降管の上端部と吐出管の上端部とが連通し、
下降管の下端部が戻し部に接続され、
循環管路に、空気を吸い込んで下降管内に導入する吸込装置が設けられ、
下降管に、反応槽の外部に位置する防振装置が設けられ、
反応槽において、好気性菌による硝化反応が優先的に行われ、
ポンプ槽において、嫌気性菌による脱窒素反応が優先的に行われるものである。
以上のように本発明によると、被処理水を循環させて曝気している際、下降管が振動するが、この振動は防振装置によって十分に吸収され、下降管の振動が反応槽へ伝わるのを防止することができる。
また、防振装置は循環管路の下降管に設けられて反応槽の外部に位置するため、防振装置を反応槽内に設ける場合に比べて、腐食等の心配は無く、簡単な構造で、下降管の振動を十分に吸収することができる。また、従来のように反応槽内にサポートを設ける必要は無く、反応槽内にサポートを接合するための溶接やボルト等が不要になる。これにより、反応槽の材質に、今まで使用が難しかった強化プラスチック等を用いることが可能となる。
尚、反応槽を強化プラスチック製にすることで、反応槽の軽量化とコスト低減とを図ることができ、また、設置現場における設置作業の工数を削減することができる。
以下、本発明における第1の実施の形態を図面を参照にして説明する。
図1〜図3に示すように、40は、深層反応槽42と、深層反応槽42内の被処理水43(高濃度有機性廃水等)を循環させながら被処理水43に曝気空気を供給する曝気装置41とを備えた廃水処理装置である。
深層反応槽42は、強化プラスチック製(FRP製)であり、円筒状の胴部44と、胴部44の下端に設けられた底部材45と、胴部44の上端に設けられた天井部材46とを有している。
深層反応槽42の胴部44の上部には、槽内の被処理水43を槽外へ取り出す取出口48(取出部の一例)が形成されている。また、胴部44の下部には、取出口48から取り出された被処理水43を槽内へ戻す戻し口49(戻し部の一例)が設けられている。
曝気装置41は取出口48と戻し口49とに連通する循環管路50を有している。循環管路50には、循環ポンプ槽51と、循環ポンプ槽51内に設置された循環ポンプ52とが設けられている。循環ポンプ槽51は、強化プラスチック製であり、円筒状の胴部53と、胴部53の下端に設けられた底部材54と、胴部53の上端に設けられた天井部材55とを有している。また、循環ポンプ52は被処理水43の水中に没する水中ポンプである。
循環ポンプ槽51は、深層反応槽42の外部に設置され、架台56上に支持されている。循環管路50は、深層反応槽42の取出口48と循環ポンプ槽51内とに連通する取出管57と、循環ポンプ52の吐出口に接続され且つ天井部材55を貫通して上向きに立ち上がる吐出管58と、被処理水43が下向きに流れる下降管59と、吐出管58の上端と下降管59の上端との間に接続された逆U形状の反転管60とを有している。
下降管59は、深層反応槽42の外部に設けられており、縦管部62と、縦管部62の下端にエルボ63を介して接続された横管部64とを有している。尚、縦管部62は、循環ポンプ槽51の外面と架台56とにそれぞれ設けられたサポート65によって支持されている。横管部64は、エルボ63に接続された短管64aと、戻し口49に接続された端部管64bと、これら両管64a,64b間に接続されたゴム製の伸縮継手64cとを有している。また、図3に示すように、下降管59の下端部(すなわち端部管64b)は深層反応槽42の胴部44の接線方向Aに向いており、下降管59の下端部には吐出口64gが形成されている。
伸縮継手64cは、防振装置の一例であって、両管64a,64bに接続される金属製のフランジ64d,64eと、両フランジ64d,64e間に設けられたゴム製の円筒部64fとを有している。尚、円筒部64fは管軸方向に伸縮自在で且つ管径方向に弾性変形自在である。
循環管路50の反転管60には、外部の空気を吸い込んで下降管59の内部に導入するエゼクタ66(吸込装置の一例)が設けられている。尚、深層反応槽42内の被処理水43の水深は例えば8〜12mに設定されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
循環ポンプ52を作動することにより、循環ポンプ槽51内の被処理水43は、循環ポンプ52に吸い込まれた後、循環ポンプ52から吐出管58と反転管60とを経て、下降管59を通って吐出口64gから深層反応槽42内に吐出され、さらに、深層反応槽42内から取出管57を通って循環ポンプ槽51内に循環する。
この際、エゼクタ66により、外部の空気が吸い込まれて下降管59の上端部内に導入される。下降管59内に導入された空気は、被処理水43と共に下降管59内を下降する間に、活性汚泥と混合されて微細気泡になって気液混合流を形成し、水深に相応した酸素分圧に基づいて酸素を溶解しながら、下降管59の吐出口64gから深層反応槽42内に吐出されて拡散される。
その後、微細気泡に含まれる酸素は、深層反応槽42内を上昇しながら溶解し、深層反応槽42全体として高い酸素溶解効率を発揮する。これにより、深層反応槽42内の被処理水43が活性汚泥によって生物学的に浄化される。
下降管59は長尺であるため、上記のように被処理水43を循環させて曝気している際、下降管59が振動するが、この振動は伸縮継手64cによって十分に吸収される。したがって、下降管59の振動が深層反応槽42へ伝わるのを防止することができる。
また、下降管59は深層反応槽42の外部に設けられているため、伸縮継手64cを深層反応槽42の外部に設けることができる。したがって、伸縮継手64c(防振装置)を深層反応槽42内に設ける場合に比べて、伸縮継手64cが腐食する心配は無く、簡単な構造で、下降管59の振動を十分に吸収することができる。また、従来のように深層反応槽42内にサポートを設ける必要は無く、深層反応槽42内にサポートを接合するための溶接やボルト等が不要になる。これにより、深層反応槽42の材質に、今まで使用が難しかった強化プラスチック等を用いることが可能となる。
尚、深層反応槽42を強化プラスチック製にすることで、従来の鉄筋コンクリート製の深層反応槽と比べて、深層反応槽42の軽量化とコスト低減とを図ることができる。また、従来の鉄筋コンクリート製の深層反応槽と比べて、設置現場における設置作業の工数を削減することができる。
また、図3に示すように、下降管59の下端部は深層反応槽42の胴部44の接線方向Aに向いているため、下降管59の吐出口64gから深層反応槽42内に吐出された被処理水43は深層反応槽42の胴部44の内周面に沿って螺旋状に流れ、深層反応槽42内に旋回流68が形成される。これにより、微細気泡の滞留時間が長くなるとともに微細気泡が十分に拡散され、溶存酸素が十分に供給される。
また、循環ポンプ52は循環ポンプ槽51内に設置されて被処理水43の水中に没しているため、循環ポンプ52の振動は被処理水43によって吸収される。
尚、下降管59の高さHが高いほど、下降管59内の水頭圧が増大するため、被処理水43に溶解する酸素の溶解効率が上昇し、下降管59の高さHが低いほど、下降管59内の水頭圧が減少するため、被処理水43に溶解する酸素の溶解効率が低下する。したがって、下降管59の高さHは、被処理水43に溶解する酸素の濃度が最適になるように設定されている。
次に、第2の実施の形態を図4を参照して説明する。
本第2の実施の形態では、先述した第1の実施の形態における循環ポンプ槽51を設けていないものである。すなわち、循環管路50には循環ポンプ52が設けられている。
循環管路50は、深層反応槽42の取出口48と循環ポンプ52の吸込口とに連通する取出管57と、循環ポンプ52の吐出口に接続され且つ上向きに立ち上がる吐出管58と、被処理水43が下向きに流れる下降管59と、吐出管58の上端と下降管59の上端との間に接続された逆U形状の反転管60とを有している。
尚、取出管57は、循環ポンプ52の吸込口に接続された短管57aと、取出口48に接続された端部管57bと、これら両管57a,57b間に接続された伸縮継手57cとを有している。尚、伸縮継手57cは、防振装置の一例であって、上記伸縮継手64cと同様に、両管57a,57bに接続される金属製のフランジ57d,57eと、両フランジ57d,57e間に設けられたゴム製の円筒部57fとを有している。尚、円筒部57fは管軸方向に伸縮自在で且つ管径方向に弾性変形自在である。
また、取出管57の先端部(すなわち端部管57b)は深層反応槽42の胴部44の接線方向Aに向いており、取出管57の先端部には吸込口57gが形成されている。取出管57の吸込口57gは下降管59の吐出口64gよりも下方に位置している。深層反応槽42の内周面には、吸込口57gと吐出口64gとの上下間に突出する仕切板71が設けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
循環ポンプ52を作動することにより、深層反応槽42内の被処理水43が吸込口57gから取出管57内を通って循環ポンプ52に吸い込まれ、その後、循環ポンプ52から吐出管58と反転管60とを経て、下降管59を通って吐出口64gから深層反応槽42内に吐出されて循環する。この際、エゼクタ66により、外部の空気が吸い込まれて下降管59の上端部内に導入される。
被処理水43を循環させて曝気している際、下降管59の振動は伸縮継手64cによって十分に吸収され、さらに、循環ポンプ52の振動は取出管57の伸縮継手57cによって十分に吸収されるため、下降管59や循環ポンプ52の振動が深層反応槽42へ伝わるのを防止することができる。
次に、第3の実施の形態を図5を参照して説明する。
循環管路50には、循環ポンプ槽51と、循環ポンプ槽51の外部に設置された循環ポンプ52とが設けられている。循環管路50は、深層反応槽42の取出口48と循環ポンプ槽51内とに連通する取出管57と、循環ポンプ槽51内と循環ポンプ52の吸込口とに連通する吸込管73と、循環ポンプ52の吐出口に接続され且つ上向きに立ち上がる吐出管58と、被処理水43が下向きに流れる下降管59と、吐出管58の上端と下降管59の上端との間に接続された逆U形状の反転管60とを有している。
以下、上記構成における作用を説明する。
循環ポンプ52を作動することにより、循環ポンプ槽51内の被処理水43は、吸込管73内を通って循環ポンプ52に吸い込まれた後、循環ポンプ52から吐出管58と反転管60とを経て、下降管59を通って吐出口64gから深層反応槽42内に吐出され、さらに、深層反応槽42内から取出管57を通って循環ポンプ槽51内に循環する。この際、エゼクタ66により、外部の空気が吸い込まれて下降管59の上端部内に導入される。
また、例えば、深層反応槽42の容量と循環ポンプ槽51の容量との比率を所定の比率(例えば50対50など)に設定し、深層反応槽42を、好気性菌による硝化反応を優先的に行なう反応槽として機能させるとともに、循環ポンプ槽51を、嫌気性菌による脱窒素反応を優先的に行なう反応槽として機能させ、これによって、被処理水43を連続的に循環ポンプ槽51内へ供給して連続処理することも可能である。
次に、第4の実施の形態を図6を参照して説明する。
吐出管58と反転管60とは同一の口径である。また、エゼクタ66の空気導入部66aから下方へ約2m(所定長さの一例)の範囲Bにおける下降管59の口径は、吐出管58と反転管60との口径と同じ大きさ(一定の大きさの一例)に保たれている。
また、上記の範囲Bよりも下方の範囲における下降管59の口径は、下部ほど次第に縮小されている。すなわち、下降管59の縦管部62は、口径の異なる複数の短管を下位ほど小口径になるように接続して構成されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
循環ポンプ52を作動することにより、循環ポンプ槽51内の被処理水43は、循環ポンプ52に吸い込まれた後、循環ポンプ52から吐出管58と反転管60とを経て、下降管59を通って吐出口64gから反応槽42内に吐出され、さらに、反応槽42内から取出管57を通って循環ポンプ槽51内に循環する。
この際、エゼクタ66により、外部の空気が吸い込まれて空気導入部66aから下降管59の上端部内に導入される。下降管59内に導入された空気は、被処理水43と共に下降管59内を下降する間に、活性汚泥と混合されて微細気泡になって気液混合流を形成し、水深に相応した酸素分圧に基づいて酸素を溶解しながら、下降管59の吐出口64gから反応槽42内に吐出されて拡散される。
上記の範囲Bよりも下方の範囲における下降管59の口径が下部ほど次第に縮小されているため、被処理水43が下降管59内を上から下へ流れているとき、下降管59の下部ほど管内の圧力が上昇し、被処理水43への酸素の溶解効率が増大する。これにより、酸素の溶解効率を良好に保ちつつ、下降管59の高さhを低減することができる。これにより、先述した第1〜第3の実施の形態の下降管59の高さHに比べて、本第4の実施の形態の下降管59の高さhが低くなり、これに応じて反応槽42の高さも低くできるため、曝気装置41を上下方向において小型化することができる。
また、エゼクタ66の空気導入部66aから下方へ約2mの範囲Bにおける下降管59の口径を吐出管58と反転管60との口径と同じ大きさに保つことによって、上記空気導入部66aから下降管59内に導入された空気は、上記の範囲Bにおいて、十分に微細化され分散する。これにより、上記の範囲Bを通過した後の被処理水43への酸素の溶解効率がさらに向上する。
上記第4の実施の形態では、図6に示すように、下降管59の口径を下部ほど次第に縮小しているが、このように下降管59の口径を縮小する代わりに、第5の実施の形態として、図7に示すように、下降管59の口径を均一にし、下降管59の縦管部62の下部に、管内の流路断面積を調節する弁74(例えば絞り弁等)が設けられている。
これによると、弁74を閉方向へ作動して、下降管59の縦管部62内の流路断面積を絞ることにより、上記第4の実施の形態と同様に縦管部62内の圧力が上昇し、被処理水43への酸素の溶解効率が増大する。これにより、酸素の溶解効率を良好に保ちつつ、下降管59の高さhを低減することができる。
上記各実施の形態では、防振装置の一例として、ゴム製の伸縮継手64cを用いたが、伸縮継手64cに限定されるものではない。
上記各実施の形態では、反応槽42の胴部44の形状を円筒形にしたが、円筒形以外の形状、例えば多角形の筒状であってもよい。
上記各実施の形態では、下降管59の下端部を反応槽42の胴部44の接線方向Aに向けることにより、反応槽42内に旋回流68を形成しているが、下降管59の下端部を接線方向A以外の方向に向け、胴部44内に偏流板を設け、下降管59から反応槽42内に吐出された被処理水43の流れを偏流板によって一方向に曲げることにより、反応槽42内に旋回流68を形成してもよい。
本発明の第1の実施の形態における廃水処理装置の図である。 同、廃水処理装置の曝気装置の下降管の下端部分の拡大図である。 図1におけるX−X矢視図である。 本発明の第2の実施の形態における廃水処理装置の図である。 本発明の第3の実施の形態における廃水処理装置の図である。 本発明の第4の実施の形態における廃水処理装置の図である。 本発明の第5の実施の形態における廃水処理装置の図である。 従来の曝気装置を備えた廃水処理装置の図である。
符号の説明
40 廃水処理装置
41 曝気装置
42 反応槽
43 被処理水
48 取出口(取出部)
49 戻し口(戻し部)
50 循環管路
51 ポンプ槽
52 ポンプ
57 取出管
58 吐出管
59 下降管
64c 伸縮継手(防振装置)
66 エゼクタ(吸込装置)
66a 空気導入部
74 弁
B 空気導入部から下方へ2mの範囲(空気導入部から下方へ所定長さの範囲)

Claims (8)

  1. 反応槽内の被処理水を循環させながら、被処理水に曝気空気を供給する曝気装置であって、
    反応槽に、槽内の被処理水を槽外へ取り出す取出部と、取出部から取り出された被処理水を槽内へ戻す戻し部とが設けられ、
    取出部と戻し部とに連通する循環管路が設けられ、
    循環管路に、ポンプと、反応槽の外部に位置するポンプ槽とが設けられ、
    循環管路は被処理水が下向きに流れる下降管と、反応槽の取出部とポンプ槽とに連通する取出管と、ポンプの吐出口と下降管の上端部とに連通する吐出管とを有し、
    下降管は反応槽とポンプ槽との外部に設けられ、
    下降管の下端部が戻し部に接続され、
    ポンプは、ポンプ槽内に設けられて被処理水中に没し、ポンプ槽内の被処理水を吐出管に送り出し、
    循環管路に、空気を吸い込んで下降管内に導入する吸込装置が設けられ、
    下降管に、反応槽の外部に位置する防振装置が設けられていることを特徴とする曝気装置。
  2. 反応槽は強化プラスチック製であることを特徴とする請求項1記載の曝気装置。
  3. 下降管の下端部から反応槽内に吐出された被処理水が旋回しながら反応槽内を流れることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の曝気装置。
  4. 下降管の口径は下部ほど縮小されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の曝気装置。
  5. 下降管の口径は、吸込装置の空気導入部から下方へ所定長さの範囲において、一定の大きさに保たれていることを特徴とする請求項4記載の曝気装置。
  6. 下降管に、管内の流路断面積を調節する弁が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の曝気装置。
  7. 反応槽と、反応槽内の被処理水を循環させながら被処理水に曝気空気を供給する曝気装置とを備えた廃水処理装置であって、
    反応槽に、槽内の被処理水を槽外へ取り出す取出部と、取出部から取り出された被処理水を槽内へ戻す戻し部とが設けられ、
    曝気装置は取出部と戻し部とに連通する循環管路を有し、
    循環管路に、ポンプと、反応槽の外部に位置するポンプ槽とが設けられ、
    循環管路は、被処理水が下向きに流れる下降管と、反応槽の取出部とポンプ槽とに連通する取出管と、ポンプの吐出口と下降管の上端部とに連通する吐出管とを有し、
    下降管は反応槽とポンプ槽との外部に設けられ、
    下降管の下端部が戻し部に接続され、
    ポンプは、ポンプ槽内に設けられて被処理水中に没し、ポンプ槽内の被処理水を吐出管に送り出し、
    循環管路に、空気を吸い込んで下降管内に導入する吸込装置が設けられ、
    下降管に、反応槽の外部に位置する防振装置が設けられていることを特徴とする廃水処理装置。
  8. 反応槽と、反応槽内の被処理水を循環させながら被処理水に曝気空気を供給する曝気装置とを備えた廃水処理装置であって、
    反応槽に、槽内の被処理水を槽外へ取り出す取出部と、取出部から取り出された被処理水を槽内へ戻す戻し部とが設けられ、
    曝気装置は取出部と戻し部とに連通する循環管路を有し、
    循環管路に、管路内の被処理水を送るポンプと、ポンプ槽とが設けられ、
    循環管路は、反応槽の取出部とポンプ槽内とに連通する取出管と、ポンプ槽内とポンプの吸込口とに連通する吸込管と、ポンプの吐出口に接続された吐出管と、被処理水が下向きに流れる下降管とを有し、
    下降管は反応槽の外部に設けられ、
    下降管の上端部と吐出管の上端部とが連通し、
    下降管の下端部が戻し部に接続され、
    循環管路に、空気を吸い込んで下降管内に導入する吸込装置が設けられ、
    下降管に、反応槽の外部に位置する防振装置が設けられ、
    反応槽において、好気性菌による硝化反応が優先的に行われ、
    ポンプ槽において、嫌気性菌による脱窒素反応が優先的に行われることを特徴とする廃水処理装置。
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