JP5294188B2 - 多節ヒンジ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、家具等における扉と筺体とを回動可能に連結するヒンジ装置に係り、特に、扉が略180°開成する場合のみならず略90°開成する場合も含めて、扉の円滑な動作とともに筺体の収納スペース及びその間口を有効に確保できるようにした多節ヒンジ装置に関するものである。
一般に、家具用として広く採用されているヒンジ装置は、筺体の内側面に固定する筺体連結部材と、扉の内側面に固定する扉連結部材と、該扉連結部材と前記筺体連結部材を揺動可能に連結するリンクとを備え、該リンクは扉の開き角度を大きくするために、通例、複数個を組み合わせた持ち出しリンク機構の構成からなる。
この場合、持ち出しリンク機構が閉扉時に筺体内部の収納スペースから退避して収納空間を極力侵さないようにし、かつ、開扉時には扉の一部が開口部の間口を狭くすることがなく、しかも、リンクが筺体内側に残らず最大限度又はそれに近く活用できるようにしたものとして、特許文献1に示す多節ヒンジ装置が知られている。
しかしながら、このものは、扉を90°開成させた段階ではリンク機構が収納スペースの開口の前方に屈曲して大きく突出するため、間口が狭くなって家具本体への内容物の収納、あるいは取り出しを行うときの妨げになる。しがたって、壁に隣接させて収納家具を配置した場合等には、収納空間の十分な活用が困難となる。
一方、このような不都合が解消されたものとして、特許文献2、3等に示すものが提案されている。これらのものは、扉閉止時には起点を筐体側に有する主リンク及び補助リンクを含む複数のリンクを折り畳んで前記扉連結部材の内部に収納し、略90°開成時には主リンク及び補助リンクを筺体連結部材の長手方向の延長線と略平行となる姿勢まで展開し、更にそこから先は主リンク及び補助リンクをその位置に保持して、これらの先端側に接続されたリンクと扉との間に構成された軸連結部及びスライドガイド部を利用して扉を略90°回転させるようにしている。
特許第2746847号公報 特開2000−120318号公報 特許第3702884号公報
すなわち、上記特許文献2、3は何れのものも、2段ヒンジ構造を採用しており、軸回転による最初の略90°の回転と、軸回転とスライドガイドとを組み合わせた次の略90°の回転とによって、扉を180°にまで開成させ得るようにしている。
このため、操作感が2段階となって連続性が損なわれ、またスライド部分が存することで動作の円滑性が低下するほか、耐久性等の観点からも改良の余地が残されているものと言うことができる。軸のみによって2段ヒンジ構造を採用しているものにおいても、操作の連続性等が損なわれる点で同様の不具合がある。
本発明は、このような課題に着目してなされたものであって、扉の180°開成時、90°開成時の何れの場合にも収納スペースをその間口とともに有効に活用することができ、かつ、扉を閉止位置から180°開成位置まで連続した操作性の下に円滑に作動させることができるようにした新規有用な多節ヒンジ装置を提供することを目的としている。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明の多節ヒンジ装置は、筐体の内側面に固定された筺体連結部材と、扉の内面に固定された扉連結部材と、該扉連結部材と前記筐体連結部材を揺動可能に連結する持ち出しリンク機構とを備えてなるものであって、持ち出しリンク機構は、筐体側に起点を有する主リンク及び補助リンクを含む複数のリンクを備え、これらリンク間及びこれらのリンクと前記扉連結部材及び前記筐体連結部材との間を軸により連結して、前記主リンクの先端側において、当該主リンクと扉連結部材との間を4点リンクで接続するとともに、補助リンクをその4点リンクに係り合わせ、主リンクの回転に伴い補助リンクにより4点リンクを変形させて扉連結部材を先端側に持ち出すようにしたものであり、扉閉止時には持ち出しリンク機構を構成する各リンクを折り畳んで前記扉連結部材の内部に収納し、扉の略90°開成時に少なくとも主リンク及び補助リンクはその何れかのリンクのうち最内側に位置するリンク縁部が筺体連結部材の内側面に沿った長手方向の延長線と略平行となる姿勢にまで展開された状態となり、扉が90°を越えて回転するにつれて主リンク及び補助リンクの各先端部が前記筺体連結部材の内側に沿った長手方向の延長線よりも外方側になるように折曲回動し、これら全ての動作を軸回りのリンクの回転のみによって行い得るように構成しており、さらに、持ち出しリンク機構が扉閉止時の状態から略180°開成位置に向かって作動するにあたり、リンクと軸との干渉を避ける凹所を対応するリンクに設けるとともに、リンクと扉の縁部との干渉を避ける凹所を対応するリンクに設けていることを特徴とする。
すなわち、従来では、主リンク及び補助リンクを90°回転させた段階で扉が180°開成するように構成すると扉の90°開成時に主リンクや補助リンクが収納スペースの間口を狭め、或いは、主リンク及び補助リンクを90°回転させた段階で扉を90°開成させるとともにそれ以後は主リンク及び補助リンクの先端側に構成した軸とスライド機構との組み合わせによって扉を更に90°回転させるように構成すると円滑な作動が妨げられるものであった。これに対して、本発明は、主リンク及び補助リンク自体を90°を越えて回転させるという全く新たな着眼に基づき、しかもその動作を全て軸回りの回転によって行うようにしたので、90°開成時に間口を極力狭めないようにすることができ、90°開成前後における動作の連続性も得られ、90°開成以降にも全てを軸回りの回転動作で行うことによってスライド動作に比して円滑で耐久性のある構造を有効に実現することができる。
また、持ち出しリンク機構が扉閉止時の状態から略180°開成位置に向かって作動するにあたり、リンクと軸との干渉を避ける凹所や、リンクと扉の縁部との干渉を避ける凹所を、それぞれ対応するリンクに設けているため、持ち出しリンク機構を軸回りの回転を通じて広いレンジに亘って動作させる上で障害となる部分を簡潔に取り除くことが可能となっている。また、持ち出しリンク機構は、筐体側に起点を有する主リンクの先端側において、当該主リンクと扉連結部材との間を4点リンクで接続するとともに、補助リンクをその4点リンクに係り合わせ、主リンクの回転に伴い補助リンクにより4点リンクを変形させて扉連結部材を先端側に持ち出すようにしているため、持ち出し機能を効果的に実現することも可能となっている。
また、扉の略90°開成時に少なくとも主リンク及び補助リンクはその何れかのリンクのうち最内側に位置するリンク縁部が筺体連結部材の内側面に沿った長手方向の延長線Eと略平行となる姿勢にまで展開されるようにしているため、収納家具を壁に隣接させた場合等にも収納スペースの間口を極力狭めないという効果を備える。
収納家具を壁に隣接させた場合等にも収納スペースの間口を極力狭めないという上記の効果をさらに実行あらしめるためには、扉の略90°開成時に主リンク及び補助リンクは扉連結部材の内部から扉の縁部側にのみ突出して扉の内面側に突出しないようにしておくことが好ましい。
4点リンクの作動限界を超えて持ち出しリンク機能を機能させるためには、扉が180°開成位置に近づくにつれ、主リンクと扉連結部材とを接続する4点リンクがほぼ潰れて、持ち出しリンク機構全体が主リンク或いは補助リンクの起点回りに回動可能ようにしておくことが有効である。
扉の90°開成時に収納スペースの間口を狭めない状態と、略180°開成位置近くで扉を隣接する扉側に極力移動させる状態とを有効に両立させるためには、扉の略180°開成時に、主リンク及び補助リンクは先端側が前記筐体連結部材側に隣接させつつ扉の前面が略同一平面に揃うよう設けた別の筐体の前方に進入する位置にまで回転するように構成しておくことが望ましい。
ヒンジ装置が略180°開成時における扉の外観を損ねないようにするためには、リンクは扉連結部材の内部から扉の縁部側より突出し扉の内面側には突出しないようにしていることが好ましい。
本発明の多節ヒンジ装置は、以上説明した構成であるから、扉の180°開成時、90°開成時の何れの場合にも収納スペースをその間口とともに有効に活用することができ、かつ、扉を閉止位置から180°開成位置まで連続した操作性の下に円滑に作動させることができる。すなわち、収納家具を壁に隣接させた状態で扉を開いた場合や相隣接する収納家具の扉を同時に開いた場合などにも、収納スペースの開口を有効に確保することができ、180°開成時の収納スペースも適正に活用可能で、扉の開閉操作も軸回りのリンクの回転を利用したスムーズなものとなり、長期に亘って安定した動作を確保することが可能な、新規有用な多節ヒンジ装置を提供することが可能となる。
以下、本発明の一実施例を、図面を参照して説明する。
この実施形態の多節ヒンジ装置は、図1〜3に示すように、収納家具の筺体1に固定する筺体連結部材たるアーム20に持ち出しリンク機構Xの基端側を取り付けるとともに、持ち出しリンク機構Xの先端側に扉連結部材たるカップホルダ52を取り付けて構成される。
アーム20の一端部は、筐体1の側板11の内面に設けた凹所内において周知の調節機構を介して長手方向に取付位置調節可能に固定され、このアーム20の他端部は非断面コ字形として左右一対の張出部20aを形成し、該張出部20aには所定の間隔で前後する一対の軸穴29,30が穿設されている。
一方、この実施形態の持ち出しリンク機構Xは、第1リンクである補助リンク31、第2リンクであるシーソーリンク36、第3リンクである主リンク42、及び第4リンクである先端リンク48を備えている。以下にその具体的な組付構造を説明する。
前記アーム20の軸穴29には補助リンク31の一端部に穿設した軸穴32を内側に重ねて軸33を挿通することにより、補助リンク31がアーム20に回動可能に連結されている。補助リンク31は断面コ字形であって、内縁に切欠状の凹所31aを有している。
補助リンク31の他端部に穿設した軸穴35にはシーソーリンク36の一端部に穿設した軸孔37を外側に重ねて軸38を挿通することにより、シーソーリンク36が補助リンク31に回動可能に連結されている。シーソーリンク36は断面コ字形であって、略中央部に軸穴39が穿設されている。そして、シーソーリンク36の他端部に穿設した軸穴40に、カップホルダ52に穿設した軸穴55を合致させて軸41を挿通することにより、シーソーリンク36はカップホルダ52に回動可能に連結されている。
シーソーリンク36の軸穴39に第3リンクである主リンク42の略中央部に穿設した軸穴43を外側に重ねて軸44を挿通することにより、主リンク42がシーソーリンク36と回動可能に連結されている。この主リンク42の一端部に穿設した軸穴45に前記アーム20の軸穴30を内側に重ねて軸46を挿通することにより、主リンク42はアーム20に回動可能に連結されている。主リンク42の中央部及び先端部における内縁側には切欠状の凹所42a、42bが形成され、シーソーリンク36の中央部における内縁側には切欠状の凹所36aが形成されている。
主リンク42の他端部に穿設した軸穴47に先端リンク48の一端部に穿設した軸穴49を内側に重ねて軸50を挿通することにより、先端リンク48が主リンク42に回動可能に連結されている。そして先端リンク48の他端部に穿設した軸穴51にカップホルダ52に穿設した軸穴56を合致させて軸57を挿通することにより、先端リンク48はカップホルダ52に回動可能に連結されている。
カップホルダ52は扉16の内側面に穿たれた溝18に埋め込まれる扉連結部材であり、前記各リンク31、36、42、48が折り畳まれた際にそのほぼ全てを収納できるものであって、一端部52aを開口し、他端部52bを閉じた所定長さの断面コ字形部材の両側部に、扉16の内側面と平行の取付部53が形成されている。扉16には、吊元側縁部16aの端面の一部から裏面に至る部位に開口16xが形成されており、カップホルダ52の内空はこの開口16xに臨んでいる。取付部53にはねじ挿通孔54が穿設され、奥壁にはリブを利用して前述した軸穴55,56が所定の間隔で穿設されている。
かくして、補助リンク31はアーム20及びシーソーリンク36と、シーソーリンク36は補助リンク31、主リンク42及びカップホルダ52と、主リンク42はシーソーリンク36,アーム20及び先端リンク48と、先端リンク48は主リンク42及びカップホルダ52と、それぞれ連係している。
つまり、この持ち出しリンク機構Xは、筐体1側に起点である軸46を有する主リンク42の先端側において、当該主リンク42と扉連結部材であるカップホルダ52との間を図4に示すように軸41,44,50,57からなる4点リンクで接続するとともに、補助リンク31をその4点リンクにシーソーリンク36を介して係り合わせている。そして、主リンク42の回転に伴い補助リンク31が4点リンクを駆動し、最初は図3に示すようにカップホルダ52内においてともに一方に倒れた状態にあるリンク36、48を図3→図4に示すようにカップホルダ52内で一旦起こした後に、ともにカップホルダ52内で他方に倒しながら更に図4→図5→図6→図7→図8のように変形させ、これによりカップホルダ52を主リンク42に対してその先端側に持ち出すようにしたものである。
そして、図3に示す扉閉止時には、持ち出しリンク機構Xを構成する各リンク31、36,42,48を折り畳んで前記カップホルダ52の内部にほぼ収納し、図6に示す略90°開成時には少なくとも主リンク42及び補助リンク31の最内側に位置するそれらのリンク縁部(立壁部分)42z、31zがアーム20の内側面に沿った長手方向の延長線Eと略平行となる姿勢にまで展開される。更に、扉16が90°を越えて図6→図7→図8と回転するにつれて、主リンク42及び補助リンク31の各先端部が前記アーム20の長手方向の延長線Eよりも外方側になるように折曲回動する。そして、扉16が180°開成位置に近づくにつれ(具体的には図7の手前の位置あたりから)、主リンク42とカップホルダ52とを接続する4点リンクのうち3点41,44,50がほぼ直線状となるように潰れて、持ち出しリンク機構X全体は主リンク42或いは補助リンク31の起点である軸46、33回りに回動しながら、図7→図8のように扉16が厚み方向に移動することとなる。
したがって、図8に示すように、扉16を最大限度で開いたときは、補助リンク31は主リンク42とともにアーム20の長手方向の延長線Eよりも外方側へ大きく折曲回動して、先端を隣接する筐体1、すなわちアーム20側に隣接させつつ扉16の前面が略同一平面に揃うよう設けた別の筐体1の前方に迫り出させ、扉16は隣接する扉16の前面に密接に対面させられる。扉16の吊元側縁部16aの端面の一部から裏面に至る部位には切欠状の開口16xが形成されており、持ち出しリンク機構Xはこの開口16xを介して連結状態を維持している。この位置に至るまでに、補助リンク31の一部に設けた凹所31aに主リンク42の起点となる軸46が入り込んで干渉を回避し、この位置で凹所31aは始めて軸46に突き当たってストッパーとなる。また、この位置に至るまでに、図5→図6に示すように主リンク42の一部に設けた凹所42bにシーソーリンク36の先端側の軸41が入り込んで干渉を回避するようにしている。さらに、前記主リンク42及びシーソーリンク36には、扉16の吊元側縁部16aの開口縁16yとの干渉を避ける凹所36a、42aが設けられており、図7→図8に示すように干渉することなく扉16を略180°開成位置にまで移動させることができる。勿論、この位置では、持ち出しリンク機構X全体が側板1の内側面より隣接する筺体1側へはみ出して収納スペースの間口を狭くすることはない。
特に、図6に示す扉16の略90°開成時には、主リンク42及び補助リンク31はカップホルダ52の内部から扉16の吊元側縁部16a側にのみ突出し、扉16の内面16b側に突出しない状態となっている。このとき、扉16の外面側は筐体1の側板11間の境界線P上にあり、隣接する扉16も同時に略90°開成させることが可能となっている。
さらに、図8に示す扉16の略180°開成時には、隣接する扉16の反吊元側縁部との干渉を避ける凹所42cを更に主リンク42に設けている。
以上のように、この実施形態の多節ヒンジ装置は、筐体1の内側面に固定された筺体連結部材であるアーム20と、扉16の内面16bに固定された扉連結部材であるカップホルダ52と、これらカップホルダ52とアーム20とを揺動可能に連結する持ち出しリンク機構Xとを備え、持ち出しリンク機構Xは、筐体1側に起点を有する主リンク42及び補助リンク31を含む複数のリンク31、36、42,48を有し、これらリンク31、36、42,48間及びこれらのリンク31、36、42,48と前記カップホルダ52及び前記カップホルダ5との間を軸33,38、41,44,46、50,57により連結したものである。
そして、扉閉止時には図3に示すように持ち出しリンク機構Xを構成する各リンク31、36、42,48を折り畳んで前記カップホルダ52の内部に収納し、図6に示す略90°開成時には主リンク42及び補助リンク31のうち最内側に位置するリンク縁部42z、31zがアーム20の内側面に沿った長手方向の延長線Eと略平行となる姿勢にまで展開され、扉16が90°を越えて更に図7→図8に示す方向に回転するにつれて主リンク42及び補助リンク31の各先端部が前記アーム20の内側に沿った長手方向の延長線Eよりも外方側になるように折曲回動し、これら全ての動作を軸33,38、41,44,46、50,57回りのリンク31、36、42,48の回転のみによって行い得るように構成している。その動作は一意的な拘束連鎖となる。
このように、主リンク42及び補助リンク31を90°を越せて回転させる構成としたことにより、扉16の略90°開成時には主リンク42及び補助リンク31はアーム20よりも扉閉止側に殆ど出っ張ることがないため、収納家具を壁に隣接させて配置した場合や、隣接する収納家具の扉を同時に開いた場合等にも収納スペースの間口Sを狭めることがなく、収納スペース内に引出を収容しても不都合なく出し入れが可能になる。また、主リンク42及び補助リンク31自体を90°を越えて回転させるようにしているため、軸33,38、41,44,46、50,57回りの回転動作により扉16を図8に示すように略180°開成させて収納スペースを間口Sを介して有効活用することができる。そして、前述した90°開成前後における動作の連続性も確保されるので、円滑で耐久性に優れた構造を有効に実現することが可能となる。
このように主リンク42及び補助リンク31を含む持ち出しリンク機構Xを広いレンジで作動させると、リンク31、36、42,48の一部と軸33,38、41,44,46、50,57の一部、或いはリンク31、36、42,48の一部と扉16の吊元側縁部16aとの干渉が生じ易いものとなるが、本実施形態では、持ち出しリンク機構Xが扉閉止時の状態から略180°開成位置に向かって作動するにあたり、リンク31、36、42,48の一部と軸33,38、41,44,46、50,57の一部との干渉を避ける凹所31a、42b、及び、リンク31、36、42,48の一部と扉16の吊元側縁部16aとの干渉を避ける凹所36a、42aを、それぞれリンク31、36、42,48のうちの対応箇所に設けているので、持ち出しリンク機構Xを軸33,38、41,44,46、50,57回りの回転のみで構成して広いレンジに亘って動作させるときに障害となる部分を簡潔に取り除くことができる。
具体的には、持ち出しリンク機構Xは、筐体1側に起点を有する主リンク42の先端側において、当該主リンク42とカップホルダ52との間を4点リンクで接続するとともに、補助リンク31をその4点リンクに係り合わせ、主リンク42の回転に伴い補助リンク31により4点リンクを変形させてカップホルダ52を先端側に持ち出すようにしているので、所要の持ち出し動作を有効に実現することができる。
また、図6に示す扉16の略90°開成時に主リンク42及び補助リンク31がカップホルダ52の内部から扉16の吊元側縁部16a側にのみ突出して扉16の内面側に突出しない状態となるようにしているので、収納スペースの間口Sを狭めないという効果を実効あらしめることができる。
さらに、4点リンクの変形のみでは扉16を広いレンジに亘って移動させるのに限界があるが、本実施形態では、扉16が180°開成位置に近づくにつれ、主リンク42とカップホルダ52とを接続する4点リンクがほぼ潰れた以後は、持ち出しリンク機構X全体が図7→図8に示すように主リンク42或いは補助リンク31の起点回りに回動できるようにしているので、別途に2段目の蝶番構造等を採用せずとも、単一の持ち出しリンク機構Xによって扉16を閉止位置から略180°開成位置まで有効に作動させることができる。
また、図8に示す扉16の略180°開成時に、主リンク42及び補助リンク31は先端側がアーム20側に隣接させつつ扉16の前面が略同一平面に揃うよう設けた別の筐体1の前方に進入する位置にまで回転するようにしているので、扉16の90°開成時に収納スペースの間口Sを狭めない状態と、略180°開成位置近くで扉16を隣接する扉16側に極力移動させる状態とを好適に有効に実現することができる。
さらにまた、略180°開成時には、リンク31、36、42,48はカップホルダ52の内部から扉16の吊元側縁部16a側より突出し扉16の内面16b側には突出しないようにしているので、扉16が反転して隣接する扉16の前面に重合した際に、この多節ヒンジ装置が収納家具の外観を損ねることを極力回避することができる。
持ち出しリンク機構Xの具体的構造としては、第1リンク31、第2リンク36、第3リンク42及び第4リンク48を備え、第1リンクである補助リンク31は一端部が前記アーム20の内側に軸33を介して回動可能に連結され、他端部が第2リンクであるシーソーリンク36の一端部の内側に軸38を介して回動可能に連結され、シーソーリンク36は第3リンクである主リンク42の内側に配置され、他端部がカップホルダ52に軸41を介して回動可能に連結され、前記主リンク42はその一端部が前記アーム20の端部に軸46を介して回動可能に連結され、他端部が第4リンク48の一端部に軸50を介して回動可能に連結され、かつ、第4リンク48は他端部が前記カップホルダ52の内側に軸57を介して回動可能に連結されたものであるため、このような具体的構造によって本発明の基本的機能を有効に実現することができる。
第2リンクであるシーソーリンク36は、その中間部が第3リンクである主リンク42に軸44を介し回転可能に連結され、その一端部に接続された第1リンクである補助リンク31によって駆動されてシーソー動作を行うものであるため、別途に4点リンクを駆動するためのリンクを当該4点リンクと補助リンク31との間に持ち込む等といった必要がなく、部品点数を極力省略して持ち出しリンク機構Xを構成することができる。
このような具体的構成において、主リンク42の起点となる軸46を避ける凹所31aを補助リンク31に設けるとともに、第2リンクであるシーソーリンク36の先端側の軸41を避ける凹所42bを主リンク42に設けているので、補助リンク31の動作範囲を主リンク42の起点の軸46と被る位置まで大きくとることができるとともに、主リンク42の動作範囲をシーソーリンク36の先端側の軸41と被る位置まで大きくとることができる。
また、図1に示すように、扉16の吊元側縁部16aの端面の一部から裏面に至る部位に持ち出しリンク機構Xを突出させる開口16xを形成するとともに、その開口縁16yとの干渉を避ける凹所42a、36a(図8等参照)を主リンク42及びシーソーリンク36に設けているので、扉16の前面から開口縁yまでの側壁部16zを残すことで扉16の強度や外観を損ねることをなく開口16xを形成しつつ、主リンク42及びシーソーリンク36の凹所42a、36aと協働して、その限られた開口16xの範囲内で持ち出しリンク機構Xの動作しろを有効に確保することができる。
さらに、隣接する扉16の縁部との干渉を避ける凹所42cを更に主リンク42に設けているので、主リンク42を隣接する扉16に極力近づく位置まで有効に動作させることが可能となる。
なお、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではない。
例えば、図9〜図12に示す持ち出しリンク機構Xは、上記実施形態に対して若干の設計変更が施されたもので、図9は図1に対応し、図10は図3に対応し、図11は図6に対応し、図12は図8に対応しており、機能的に共通する部分には同一符号が付してある。その設計変更の趣旨は、扉を極力薄く形成し、それに伴いカップホルダが浅くなっている点、その関係から扉の略90°開成時に主リンク及び補助リンクが扉の内面側からやや突出した状態となる点、各リンクの強度を高めるためにその形状や肉厚などに多少の嵩が許容してある点である。
ただし、この場合にも、主リンク42及び補助リンク31を90°を越えて隣接する扉16の前面側に大きく回転させるという技術的思想は共通するものであり、図11に示す扉16の略90°開成時には主リンク42及び補助リンク31のうち最内側に位置する主リンク42のリンク縁部(立壁部分)42zが筺体連結部材20の内側面に沿った長手方向の延長線Eと略平行となる姿勢にまで展開されるようにしているので、90°開成時に各リンクが収納空間S側へ屈曲して大きく突出するということがなく、間口を極力狭めない構成を実効あらしめることができる。よって、収納家具を壁に隣接させて配置した場合や、隣接する収納家具の扉を同時に開いた場合等に、物品の出し入れの便を有効に確保することができる。そして、前述した90°開成前後における動作の連続性も、一意的な拘束連鎖の下に軸回りの回転動作のみによって行われるので、円滑で耐久性に優れた構造を有効に実現することが可能となる。そして、図12に示すように扉を略180°開成させれば、収納スペースを間口Sを最大限に有効活用することができる点で同様である。
その他の構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の一実施形態を扉及び筐体に取り付ける前の状態で示す斜視図。 図1の分解図。 同実施形態の扉閉止時における部分平断面図。 図3に対応した作用説明図。 図3に対応した作用説明図。 図3に対応して扉の略90°開成時の状態を示す作用説明図。 図3に対応した作用説明図。 図3に対応して扉の略180°開成時の状態を示す作用説明図。 本発明の変形例を示す図1に対応した図。 本発明の変形例を示す図3に対応した図。 本発明の変形例を示す図6に対応した図。 本発明の変形例を示す図8に対応した図。
符号の説明
1…筐体
20…筐体連結部材(アーム)
16…扉
52…扉連結部材(カップホルダ)
X…持ち出しリンク機構
42…主リンク、第3リンク
31…補助リンク、第1リンク
33,38、41,44,46、50,57…軸
31a、36a、42a、42b…凹所

Claims (5)

  1. 筐体の内側面に固定された筺体連結部材と、扉の内面に固定された扉連結部材と、該扉連結部材と前記筐体連結部材を揺動可能に連結する持ち出しリンク機構とを備えてなるものであって、
    持ち出しリンク機構は、筐体側に起点を有する主リンク及び補助リンクを含む複数のリンクを備え、これらリンク間及びこれらのリンクと前記扉連結部材及び前記筐体連結部材との間を軸により連結して、前記主リンクの先端側において、当該主リンクと扉連結部材との間を4点リンクで接続するとともに、補助リンクをその4点リンクに係り合わせ、主リンクの回転に伴い補助リンクにより4点リンクを変形させて扉連結部材を先端側に持ち出すようにしたものであり、
    扉閉止時には持ち出しリンク機構を構成する各リンクを折り畳んで前記扉連結部材の内部に収納し、扉の略90°開成時に少なくとも主リンク及び補助リンクはその何れかのリンクのうち最内側に位置するリンク縁部が筺体連結部材の内側面に沿った長手方向の延長線と略平行となる姿勢にまで展開された状態となり、扉が90°を越えて回転するにつれて主リンク及び補助リンクの各先端部が前記筺体連結部材の内側に沿った長手方向の延長線よりも外方側になるように折曲回動し、これら全ての動作を軸回りのリンクの回転のみによって行い得るように構成しており、
    さらに、持ち出しリンク機構が扉閉止時の状態から略180°開成位置に向かって作動するにあたり、リンクと軸との干渉を避ける凹所を対応するリンクに設けるとともに、リンクと扉の縁部との干渉を避ける凹所を対応するリンクに設けていることを特徴とする多節ヒンジ装置。
  2. 扉の略90°開成時に主リンク及び補助リンクは扉連結部材の内部から扉の縁部側にのみ突出して扉の内面側に突出しない状態となる請求項記載の多節ヒンジ装置。
  3. 扉が180°開成位置に近づくにつれ、主リンクと扉連結部材とを接続する4点リンクがほぼ潰れて、持ち出しリンク機構全体が主リンク或いは補助リンクの起点回りに回動可能となる請求項1または2に記載の多節ヒンジ装置。
  4. 扉の略180°開成時に、主リンク及び補助リンクは先端側が前記筐体連結部材側に隣接させつつ扉の前面が略同一平面に揃うよう設けた別の筐体の前方に進入する位置にまで回転する請求項1〜3のいずれかに記載の多節ヒンジ装置。
  5. 略180°開成時には、リンクは扉連結部材の内部から扉の縁部側より突出し扉の内面側には突出しないようにしている請求項1〜4のいずれかに記載の多節ヒンジ装置。
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