JP5293080B2 - 電子音楽装置 - Google Patents

電子音楽装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5293080B2
JP5293080B2 JP2008272873A JP2008272873A JP5293080B2 JP 5293080 B2 JP5293080 B2 JP 5293080B2 JP 2008272873 A JP2008272873 A JP 2008272873A JP 2008272873 A JP2008272873 A JP 2008272873A JP 5293080 B2 JP5293080 B2 JP 5293080B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
music
record
accompaniment style
accompaniment
music content
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2008272873A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2010102076A (ja
Inventor
岳志 駒野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
Priority to JP2008272873A priority Critical patent/JP5293080B2/ja
Publication of JP2010102076A publication Critical patent/JP2010102076A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5293080B2 publication Critical patent/JP5293080B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

この発明は、ユーザが演奏したい楽曲に適した演奏設定を簡単かつ迅速に行うことのできる電子音楽装置に関する。特に、伴奏スタイルの検索時に、伴奏スタイルを伴う音楽コンテンツだけでなく伴奏スタイルを伴わない音楽コンテンツをも検索して提示することができるようにした技術に関する。
従来から、ユーザ所望の楽曲をマニュアル演奏するのに適した演奏設定を当該機器に対して行うための例えば伴奏スタイル(スタイルデータ)やテンポ,音色等の設定情報と、該設定情報を検索するための例えば楽曲名,ジャンル,拍子,テンポ等といった検索情報とを組み合わせてなるレコードをデータベースに多数記憶しておき、前記検索情報に基づいて所望の楽曲に対応した伴奏スタイルを含む設定情報を検索し、該検索された設定情報に基づいてユーザが演奏したい楽曲に適した伴奏を含む演奏設定を簡単かつ迅速に行うことができる電子楽器等の電子音楽装置が知られている(所謂ミュージックファインダー(MF)機能)。こうした装置に関連するものとしては、例えば下記に示す特許文献1に記載されている装置がその一例である。
特開2006−276749号公報
また、上記特許文献1に記載された従来の装置においては、伴奏スタイルを含む設定情報(及び検索情報)をデータベースに記憶しておくとともに、楽曲に関する自動演奏データ(音楽コンテンツ)を別途記憶可能としておくことで、設定情報を検索してこれに基づき演奏設定を行うことに加えて、さらに該検索された設定情報と検索条件が一致する当該楽曲の自動演奏データが別途記憶されている場合に、該自動演奏データを再生可能状態とするようになっている。これにより、自動演奏データを再生すれば演奏したい楽曲のお手本を聴くことができるので、ユーザはお手本を聴いてから前記設定情報に基づく演奏設定に従って伴奏を含む楽曲のマニュアル演奏を簡易な操作で行うことができるようになっている。
ところで、上述した特許文献1に記載されているような従来の装置では、伴奏スタイルの検索時において、検索結果として検索条件に一致する伴奏スタイルのみを抽出する又は伴奏スタイルを自動演奏データとともに抽出するものであって、検索条件に一致する伴奏スタイルがない場合には検索条件に一致する自動演奏データがあったとしても、その自動演奏データ(伴奏スタイルを伴わない音楽コンテンツ)を抽出することができない。すなわち、従来は伴奏スタイルありき、つまり伴奏スタイルがデータベースに必ず記憶されていることが必須であり、自動演奏データ単体でデータベースに記憶することができずに、必ず存在する伴奏スタイルに関連付けて付随的に自動演奏データを別途記憶するようにしていることから、伴奏スタイルを伴わない(関連付けられていない)自動演奏データが記憶されていても、伴奏スタイル検索時にそうした自動演奏データを抽出することができなかった(言い換えると伴奏スタイルがなければ自動演奏データを辿ることが全くできない)。そこで、伴奏スタイルを伴わない自動演奏データについては、伴奏スタイル検索画面とは別途に用意された自動演奏データ検索画面を利用して検索するしかなく、自動演奏データに伴奏スタイルを関連付けるために異なる画面を用いることは面倒である。このように、従来の装置は、伴奏スタイルを伴わない音楽コンテンツを管理するのには向いておらず、どの自動演奏データが伴奏スタイルと関連付けられていないかがユーザにとってわかりづらくまた非常に使いづらい、という問題点があった。
本発明は上述の点に鑑みてなされたもので、伴奏スタイルを提示するために、伴奏スタイルのみ、伴奏スタイルと自動演奏データ(伴奏スタイルに関連付けられた音楽コンテンツ)を抽出することに加えて、伴奏スタイルのない自動演奏データ単体のみ(伴奏スタイルに関連付けられていない音楽コンテンツ)を抽出し、これを明示して提示するようにした電子音楽装置及びプログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る電子音楽装置は、自動伴奏のための伴奏スタイル提示する電子音楽装置であって、伴奏スタイルと伴奏スタイル以外の個々の楽曲に関する音楽コンテンツとをそれぞれ多数記憶する記憶手段と、1つの楽曲に関し前記記憶したうちのいずれかの伴奏スタイルと音楽コンテンツの少なくとも一方を関連付けて特定するための特定情報記憶してなるレコードを、複数楽曲分記憶したデータベースと、前記データベースの記憶に基づき複数楽曲分の前記レコードのリスト画面をユーザに提示する表示手段であって、前記リスト画面は各レコードの前記特定情報に基づき各楽曲に関し前記伴奏スタイルと前記音楽コンテンツのいずれが関連付けられているかを示す表示を含むものとを具え、或る楽曲の前記レコードに伴奏スタイルを特定する特定情報が記憶されておらず伴奏スタイルを提示できない場合であっても、該レコードに音楽コンテンツを特定する特定情報が記憶されていて該音楽コンテンツを提示できる場合は該音楽コンテンツのみを提示するようにしたことを特徴とする。
この発明によると、データベースに1つの楽曲に関し記憶手段に記憶したうちのいずれかの伴奏スタイルと音楽コンテンツの少なくとも一方を関連付けて特定するための特定情報記憶してなるレコードを複数楽曲分記憶する。そして、該データベースの記憶に基づき複数楽曲分のレコードについて、各レコードの特定情報に基づき各楽曲に関し伴奏スタイルと音楽コンテンツのいずれが関連付けられているかを示す表示を含むリスト画面を提示する。この場合、従来と同様に、伴奏スタイルと自動演奏データなどの伴奏スタイル以外の個々の楽曲に関する音楽コンテンツとを関連付けたレコードをデータベースに記憶すだけでなく、伴奏スタイルを伴わない音楽コンテンツ単体を楽曲に関連付けたレコードをもデータベースに記憶することができる。そして、或る楽曲の前記レコードに伴奏スタイルを特定する特定情報が記憶されておらず伴奏スタイルを提示できない場合であっても、該レコードに音楽コンテンツを特定する特定情報が記憶されていて該音楽コンテンツを提示できる場合は該音楽コンテンツのみを提示する。これにより、或る楽曲に関して、伴奏スタイルと音楽コンテンツが関連付けられている場合も、伴奏スタイルと音楽コンテンツが関連付けられていない場合(例えば伴奏スタイルは関連づけられていないが音楽コンテンツは関連付けられている場合)も、その旨を明らかにする表示がなされる。そのため、リスト画面を用いて伴奏スタイル検索しようとする時において、伴奏スタイルのみが関連付けられた楽曲、及び伴奏スタイルと音楽コンテンツの双方が関連付けられた楽曲を抽出することに加えて、伴奏スタイル関連付けられていない音楽コンテンツのみが関連付けられた楽曲を抽出することでき、またこれらを明示的に提示することができる。従って、特にユーザは伴奏スタイルに関連付けられていない音楽コンテンツに対して伴奏スタイルを関連付けるなどといった、これらのデータの管理を1つのリスト画面に基づき容易に行うことができるようになる。
この発明によれば、伴奏スタイルを伴わない音楽コンテンツ単体を特定するための特定情報を記憶してなるレコードをもデータベースに記憶するようにし、また、各レコードの特定情報に基づき各楽曲に関し伴奏スタイルと音楽コンテンツのいずれが関連付けられているかを示す表示を含むリスト画面を提示するようにし、或る楽曲の前記レコードに伴奏スタイルを特定する特定情報が記憶されておらず伴奏スタイルを提示できない場合であっても、該レコードに音楽コンテンツを特定する特定情報が記憶されていて該音楽コンテンツを提示できる場合は該音楽コンテンツのみを提示するようにしたことから、ユーザは、1つのリスト画面に基づき、伴奏スタイル単体、伴奏スタイルと該伴奏スタイルに関連付けられた音楽コンテンツ、伴奏スタイルに関連付けられていない音楽コンテンツ単体のみ、のいずれのタイプの各データを容易に管理することができるようになる、という効果を奏する。
以下、この発明の実施の形態を添付図面に従って詳細に説明する。
図1は、この発明に係る電子音楽装置の全体構成の一実施例を示したハード構成ブロック図である。本実施例に示す電子音楽装置は例えば電子楽器であって、マイクロプロセッサユニット(CPU)1、リードオンリメモリ(ROM)2、ランダムアクセスメモリ(RAM)3からなるマイクロコンピュータによって制御される。CPU1は、この電子音楽装置全体の動作を制御するものである。このCPU1に対して、データ及びアドレスバス1Dを介してROM2、RAM3、検出回路4,5、表示回路6、音源・効果回路7、記憶装置8、通信インタフェース(I/F)9がそれぞれ接続されている。
ROM2は、CPU1により実行あるいは参照される各種制御プログラムや各種データ等を格納する。RAM3は、CPU1が所定のプログラムを実行する際に発生する各種データなどを一時的に記憶するワーキングメモリとして、あるいは現在実行中のプログラムやそれに関連するデータを一時的に記憶するメモリ等として使用される。RAM3の所定のアドレス領域がそれぞれの機能に割り当てられ、レジスタやフラグ、テーブル、テンポラリメモリなどとして利用される。演奏操作子4Aは、楽音の音高を選択するための複数の鍵を備えた例えば鍵盤等のようなものであって、各鍵に対応してキースイッチを有しており、この演奏操作子4A(鍵盤等)はユーザ自身の手弾きによるマニュアル演奏に使用することができるのは勿論のこと、設定済みの演奏設定を読み出す手段などとして使用することもできる。検出回路4は、演奏操作子4Aの各鍵の押圧及び離鍵を検出することによって検出出力を生じる。
設定操作子(スイッチ等)5Aは、例えば「楽曲リスト画面」(図3参照)をディスプレイ6A上に表示させるためのレコード表示スイッチ、「楽曲リスト画面」内に表示された各ボタンに対応付けることが可能な操作子類、伴奏スタイルに基づく自動伴奏の開始/停止を指示する伴奏スイッチ等の各種の操作子を含んで構成される。勿論、設定操作子5Aは上記した以外にも音高、音色、効果等を選択・設定・制御するための数値データ入力用のテンキーや文字データ入力用のキーボード、あるいはディスプレイ6Aに表示されたポインタなどを操作するマウス等の各種操作子を含んでいてもよい。検出回路5は、上記設定操作子5Aの操作状態を検出し、その操作状態に応じたスイッチ情報等をデータ及びアドレスバス1Dを介してCPU1に出力する。
表示回路6は例えば液晶表示パネル(LCD)やCRT等から構成されるディスプレイ6Aに、「楽曲リスト画面」や「レコード詳細画面」等の各種画面(図3,図4参照)を表示するのは勿論のこと、ROM2や記憶装置8に記憶されている各種データあるいはCPU1の制御状態などを表示する。この実施例において、ユーザはディスプレイ6Aに表示される上記画面を用いることで、伴奏スタイルなどの演奏設定やソングデータ(伴奏スタイル以外の音楽コンテンツ)のロード、さらには伴奏スタイルとソングデータとの関連付けなどを容易に行うことができるようになっている。なお、ディスプレイ6Aはタッチパネルであってよく、その場合には画面がタッチ操作されたことを検出する手段を具備してなることは言うまでもない。
音源・効果回路7は複数のチャンネルで楽音信号の同時発生が可能であり、データ及びアドレスバス1Dを経由して与えられた演奏情報を入力し、この演奏情報に基づいて楽音を合成し楽音信号を発生する。こうした音源・効果回路7から発生される楽音信号は、アンプやスピーカなどを含むサウンドシステム7Aから発音される。音源・効果回路7とサウンドシステム7Aの構成には、従来のいかなる構成を用いてもよい。例えば、音源・効果回路7はFM、PCM、物理モデル、フォルマント合成等の各種楽音合成方式のいずれを採用してもよく、また専用のハードウェアで構成してもよいし、CPU1によるソフトウェア処理で構成してもよい。
記憶装置8は、例えば伴奏スタイルやソングデータなどの各種データ(音楽コンテンツ)の他、CPU1が実行する各種制御プログラム等を記憶する。また、ユーザ所望の楽曲をマニュアル演奏するのに適した演奏設定を行うためのレコードを多数含んでなるデータベースが構成される(詳しくは後述する図2参照)。なお、上述したROM2に制御プログラムが記憶されていない場合、この記憶装置8(例えばハードディスク)に制御プログラムを記憶させておき、それをRAM3に読み込むことにより、ROM2に制御プログラムを記憶している場合と同様の動作をCPU1にさせることができる。このようにすると、制御プログラムの追加やバージョンアップ等が容易に行える。なお、記憶装置8はハードディスク(HD)に限られず、フレキシブルディスク(FD)、コンパクトディスク(CD‐ROM・CD‐RAM)、光磁気ディスク(MO)、あるいはDVD(Digital Versatile Disk)等の様々な形態の記憶媒体を利用する記憶装置であればどのようなものであってもよい。あるいは、フラッシュメモリなどの半導体メモリであってもよい。
通信インタフェース(I/F)9は、当該装置と図示しない外部機器との間で制御プログラムやデータなどの各種情報を送受信するためのインタフェースである。この通信インタフェース7は、例えばMIDIインタフェース,LAN,インターネット,電話回線等であってよく、また有線あるいは無線のものいずれかでなく双方を具えていてよい。
なお、上述した電子音楽装置において、演奏操作子4Aは鍵盤楽器の形態に限らず、弦楽器や管楽器、あるいは打楽器等どのようなタイプの形態でもよい。また、電子音楽装置は演奏操作子4Aやディスプレイ6Aあるいは音源・効果回路7などを1つの装置本体に内蔵したものに限らず、それぞれが別々に構成され、MIDIインタフェースや各種ネットワーク等の通信手段を用いて各装置を接続するように構成されたものであってもよいことは言うまでもない。
図2は、この発明に係る電子音楽装置の記憶装置8に構成されるデータベースに含まれる1レコードのデータ構成を示す概念図である。ユーザ所望の楽曲をマニュアル演奏するのに適した演奏設定を機器に対して行うためのレコードは楽曲単位に用意されており、図示のように検索用情報、コンテンツ特定情報1及びコンテンツ特定情報2、コンテンツ利用形態情報とからなる。検索用情報は該レコードを検索するための情報であり、例えば楽曲名(楽曲名そのものに限らず、楽曲のイメージ名などでもよい)、アーティスト名、アルバム名、音楽ジャンル、テンポ、拍子、その他のキーワードなどのいずれかを含んでいればよい。
コンテンツ特定情報1は伴奏スタイルを特定する情報であり、コンテンツ特定情報2は伴奏スタイル以外の音楽コンテンツ(ここではソングデータ)を特定する情報であって、例えば各データファイルのID又はパス(フルパス)などが記憶される。すなわち、伴奏スタイルやソングデータは、ROM2内に用意されたプリセット記憶領域やフラッシュメモリ内に用意されたユーザ記憶領域等に記憶されることから、各データの記憶場所がプリセット記憶領域である場合には各データファイルのIDに従ってデータを特定する一方で、ユーザ記憶領域である場合にはパス(フルパス)に従ってデータを特定するようにしている。この実施例では、上記コンテンツ特定情報1,2の少なくとも一方に各データファイルのID又はパスが記憶されていればよい。すなわち、1レコードには伴奏スタイルのみ、伴奏スタイルとソングデータ(伴奏スタイルに関連付けられた音楽コンテンツ)、ソングデータのみ(伴奏スタイルに関連付けられていない音楽コンテンツ)のいずれかが定義されることになる。
コンテンツ利用形態情報は、例えば伴奏スタイル再生時のテンポや音色、セクションFrom/To(どのセクションからスタートし、次にどのセクションに移行するか)、OTSリンクのON/OFF(伴奏スタイル毎に用意されている手弾き用の設定データを自動的にスイッチなどの操作子類に設定するか否か)などの演奏設定を機器に対して行うための設定情報の他に、ソングデータに基づいて譜面表示を自動的に行うか否か、譜面表示する際の表示サイズなどの、演奏設定以外のデータ利用形態に関する情報(利用情報)が含まれる。このように、設定情報を取得(検索)するための検索情報と、伴奏スタイル及びソングデータを特定するための特定情報と、演奏設定に関する設定情報及びデータの利用形態に関する利用情報とが1レコードに集約されており、こうしたレコードがデータベースDBに複数楽曲分記憶されている。そして、該データベースDBに記憶されている複数のレコードは、後述する「楽曲リスト画面」や「レコード詳細画面」のようなユーザインタフェースUIを介して参照/編集等することができるようになっている。
次に、「楽曲リスト画面」について説明する。図3は、「楽曲リスト画面」の一実施例を示す概念図である。該「楽曲リスト画面」には、データベースに記憶されている全レコード(レコード表示スイッチが操作された場合)、又は図示しない「レコード検索画面」にて入力された検索条件に一致したレコードのみ(伴奏スタイル検索が行われた場合)が表示されるようになっている。
図3に示すように「楽曲リスト画面」は、レコード表示領域RAとボタン表示領域BAとにより構成される。レコード表示領域RAは、データベースに記憶されている全レコード又は検索条件に一致したレコードを表示する。ここでは一例として、楽曲名「AAAA〜EEEE」の5つのレコードを一画面に表示した場合を示している。各レコードについてはそのレコードの内容の一部、ここでは楽曲名,拍子(BEAT),テンポ(TEMPO),データ種類をそれぞれ表示する。データ種類はコンテンツ特定情報1及び2に基づき特定される音楽コンテンツの種類を示すものであって、ここでは伴奏スタイルを「STYL」アイコンで、ソングデータを「SONG」アイコンで表示した例を示している。勿論、データ種類はアイコン表示に限らずその他の表示態様、例えばデータ名(スタイルデータ名AAAA.STY,ソングデータ名aaaa.MID等)などのようにコンテンツ種類が区別できればどのように表示してもよい。
ボタン表示領域BAは上下ボタンUD、楽器設定ボタンGS、ソングロードボタンLD、詳細画面ボタンSY、検索画面ボタンKSの各ボタンを表示する。画面上に表示されたこれらのボタンを直接操作(タッチパネルの場合)又は各ボタン表示に対応付けられている機器に備え付けのボタン類(設定操作子5A)がユーザにより操作されることに応じて、各ボタンに割り当てられた機能が実行される。上下ボタンUDは、レコード表示領域RAに表示された複数のレコードのいずれかを選択するためのボタンであって、操作に応じて選択対象のレコードが上又は下に移動するようにして指定される。選択中のレコードは他の選択されていないレコードと表示態様が異なり、図示の例ではレコード「DDDD」が選択中であり反転表示されている。なお、画面に表示中の先頭のレコードよりも前に又は一番下のレコードより後に他のレコードがある場合には、上下ボタンUDの操作に応じてそれらのレコードが順次に表示されるよう画面を上又は下にスクロールする。
楽器設定ボタンGSは伴奏スタイルを含む演奏設定を実行するためのボタンであって、該ボタン操作に応じて選択中のレコードのコンテンツ利用形態情報に基づき演奏設定やデータの利用形態の設定を行うとともに、コンテンツ特定情報1に基づき伴奏スタイルを記憶先から読み出して設定する。ソングロードボタンLDはソング決定のためのボタンであって、該ボタン操作に応じて選択中のレコードのコンテンツ特定情報2に基づき記憶先からソングデータを読み出して設定する。ただし、楽器設定ボタンGSとソングロードボタンLDは、選択されたレコードのコンテンツ特定情報1,2それぞれにデータファイルID又はパスが規定されていない場合にはグレーアウト表示されて、ユーザがそのボタンを操作することができないようにしている。
詳細画面ボタンSYは、「レコード詳細画面」(後述する図4参照)を表示するためのボタンである。この「レコード詳細画面」については後述する。検索画面ボタンKSは、図示を省略した「レコード検索画面」を表示するためのボタンである。従来知られているように、「レコード検索画面」は、所望のレコードを検索するための各種条件として例えば楽曲名,アーティスト名,アルバム名,伴奏スタイル名,ソングデータ名、さらにはテンポ範囲,ジャンル,拍子などを入力あるいは指定し、検索の指示を行うための画面である。この「レコード検索画面」から入力された検索条件に一致するレコードは、検索結果として上記「楽曲リスト画面」に表示される。すなわち、検索の終了に応じて「レコード検索画面」から「楽曲リスト画面」へと画面は移行する。
図3に示した例では、楽曲名「AAAA」及び「EEEE」についてデータ種類に「STYL」及び「SONG」の両方が表示されていることから、ユーザは伴奏スタイルとソングデータとが関連付けられていることを理解できる。楽曲名「BBBB」及び「CCCC」についてはデータ種類に「STYL」しか表示されていないことから、ユーザは伴奏スタイルのみが用意されており、その伴奏スタイルにソングデータが関連付けられていないことが理解できる。さらに、楽曲名「DDDD」についてはデータ種類に「SONG」しか表示されていないことから、ユーザはこのソングデータには伴奏スタイルが関連付けられていないことが理解できる。このように伴奏スタイルが関連付けられていないにもかかわらず、ソングデータのみを「伴奏スタイルが登録されていない」ことをユーザに明示して提示することは従来できず、本発明に係る電子音楽装置において伴奏スタイルが関連付けられていないソングデータをも提示できるようにしたことで、ユーザは新たに追加したソングデータ(伴奏スタイルなし)であっても、後ほどこうしたソングデータのみを適宜に選択して伴奏スタイルを関連付けることが容易にできるようになる、という利点がある。
本実施例において、伴奏スタイルとソングデータとの関連付けは、上記「楽曲リスト画面」の詳細画面ボタンSYの操作に応じて表示される「レコード詳細画面」によって行うことができるようにしている。そこで、「レコード詳細画面」について説明する。図4は、「レコード詳細画面」の一実施例を示す概念図である。
図4に示すように、「レコード詳細画面」は、選択中のレコードに含まれる全ての情報(検索用情報,コンテンツ特定情報1,2,コンテンツ利用形態情報)の内容を、ユーザが閲覧することのできるように図示のようにして詳細表示領域DAに表示する。詳細表示領域DAに表示された楽曲名,アーティスト名,アルバム名については、対応する編集表示のボタンDTを操作することでユーザが任意に編集することができるようになっている。また、テンポ、セクションFrom/To、拍子についても編集ボタンHBを操作することで適宜に変更できることは勿論である。その他ボタンは、図示した画面中に表示されていない情報を確認及び編集するためのボタンである。
上記「レコード詳細画面」において伴奏スタイル又はソングデータのいずれか一方のみが「スタイルファイル」又は「ソングファイル」に表示されている場合には、選択表示のボタンDTを操作することでユーザが伴奏スタイルとソングデータとを任意に関連付けることができる。特に、ソングデータのみが表示されている場合(伴奏スタイルが関連付けられていない場合)に、ユーザはスタイルファイルの表示欄に対応する位置に配置された選択表示のボタンDTを操作するたびに順次に表示される伴奏スタイル(図示の例ではZZZZ.STY)のいずれかを任意にソングデータに関連付けることができる。選択表示のボタンDTを操作するたびに順次に表示される伴奏スタイルは、楽曲名,アーティスト名,アルバム名などの検索条件に一致するデータが順次に表示される。このようにして、選択表示のボタンDTを押すたびごとに検索条件に一致する伴奏スタイルが順次に表示されるので、関連付けたい伴奏スタイルを表示させた状態で「OK」ボタンOBを押すことで、選択した伴奏スタイルをソングデータに関連付けることができるようになっている。勿論、伴奏スタイルのみが表示されている場合においても、同様にしてソングデータを選択して伴奏スタイルに関連付けることができることは言うまでもない。なお、これらのデータ選択は上記した方法に限らず、ユーザがファイル名を直接入力して編集することができるようにしてあってもよいし、全ファイルリストあるいは所望の記憶場所に記憶されているファイルリストをユーザに提示し、いずれかを選択させるようにしてもよい。
次に、本実施例に示す電子音楽装置において、上記「楽曲リスト画面」に基づくデータベースDBに記憶されているレコードへのアクセスを実現するユーザインタフェース処理について説明する。図5は、「ユーザインタフェース処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理は、レコード表示スイッチの操作に応じて開始される。
ステップS1は、データベースDBに記憶されている全てのレコード(又は検索条件に一致するレコードのみ)を「楽曲リスト画面」としてディスプレイ6A上に表示する。ステップS2は、「楽曲リスト画面」においてデフォルトのレコード(例えば一番最初のレコードや以前に選択されていたレコードなど)を選択状態として表示する。ステップS3は、選択状態とされたレコードのコンテンツ特定情報1,2の各記憶状態に応じて、楽器設定ボタンGS又はソングロードボタンLDの画像をグレーアウト表示する。すなわち、コンテンツ特定情報1に伴奏スタイルに関する特定情報が記憶されていなければ楽器設定ボタンGSをグレーアウト表示し、コンテンツ特定情報2にソングデータに関する特定情報が記憶されていなければソングロードボタンLDをグレーアウト表示して、これらのボタンを操作できないようにする。
ステップS4は、「楽曲リスト画面」に表示された各ボタン操作に応じた処理を実行する。ここでは、上下ボタンUDが操作された場合、楽器設定ボタンGSが操作された場合、ソングロードボタンLDが操作された場合、詳細画面ボタンSYが操作された場合について、各ボタンの操作毎に処理を分けて説明する(後述する図6〜図9参照)。なお、検索画面ボタンKSが操作された場合には、上述したように「レコード検索画面」が表示され、ユーザが該「レコード検索画面」において所望のレコードを検索する(伴奏スタイルを検索する)ための検索条件を入力あるいは指定して検索の指示を行うことに従って、前記入力された検索条件に合致する検索用情報を含むレコードを前記データベースから検索する処理が行われて、検索結果として抽出したレコードが上記「楽曲リスト画面」に表示される。ステップS5は、当該処理(MF機能)を抜ける指示がなされたか否かを判定する。当該処理を抜ける指示がなされていないと判定した場合には(ステップS5のNO)、ステップS4の処理に戻る。一方、当該処理を抜ける指示がなされたと判定した場合には(ステップS5のYES)、当該処理を終了する。
図6は、上下ボタンUDが操作された場合に実行される「上下ボタン処理」の一実施例を示すフローチャートである。ステップS11は、「楽曲リスト画面」に表示されたレコードのうち、選択中のレコードのリスト上又は下のレコードを選択状態とする。ただし、選択中のレコードがリスト表示の上下端である場合には、画面をスクロールして選択中のレコードのリスト上又は下のすぐのレコードを選択状態とする。ステップS12は、選択状態とされたレコードのコンテンツ特定情報1,2の記憶状態に応じて、楽器設定ボタンGS又はソングロードボタンLDの画像をグレーアウト表示する。
図7は、楽器設定ボタンGSが操作された場合に実行される「楽器設定ボタン処理」の一実施例を示すフローチャートである。ステップS21は、楽器設定ボタンGSがグレーアウト表示されていないか否かを判定する。楽器設定ボタンGSがグレーアウト表示されていない場合には(ステップS21のYES)、楽器設定ボタンGSに対する操作は有効であることから、選択中のレコードのコンテンツ利用形態情報に基づきコンテンツの利用形態を設定する(ステップS22)。ここで、コンテンツの利用形態の設定とは、選択中のレコードのコンテンツ特定情報に基づきリンクされている伴奏スタイルデータをROM2あるいはフラッシュメモリなどの記憶装置8からテンポラリメモリ(RAM3)にロードすること、伴奏スタイルの再生テンポを設定すること、最初と次に再生すべきセクション(イントロ,メイン,フィルイン,エンディングなど)を設定すること、OTSリンクがONならばリンクされている伴奏スタイル内のOTSデータ(つまりは音色,音量,効果などの楽器設定データ)を読み出して所定のスイッチなどの操作子類に設定するなどの演奏設定だけでなく、例えば選択中のレコードにおいて伴奏スタイルとソングデータとが関連付けられており、かつコンテンツ利用形態情報で「譜面表示する」とされている場合には、表示中の「楽曲リスト画面」を抜けて指定されたサイズで譜面を表示するデータ利用設定を含む。なお、この譜面表示は、ソングデータに基づき図示しない譜面表示処理により自動的に実行される。
図8は、ソングロードボタンLDが操作された場合に実行される「ソングロードボタン処理」の一実施例を示すフローチャートである。ステップS31は、ソングロードボタンLDがグレーアウト表示されていないか否かを判定する。ソングロードボタンLDがグレーアウト表示されていない場合には(ステップS31のYES)、ソングロードボタンLDに対する操作は有効であることから、選択中のレコードのコンテンツ特定情報2に基づきリンクされているソングデータをROM2あるいはフラッシュメモリなどの記憶装置8からテンポラリメモリ(RAM3)にロードする(ステップS32)。このテンポラリメモリにロードされたソングデータは、ユーザによる再生指示に応じて図示しないソング再生処理により再生される。
図9は、詳細画面ボタンSYが操作された場合に実行される「詳細画面ボタン処理」の一実施例を示すフローチャートである。ステップS41は、選択されているレコードの詳細画面を表示する。そして、表示された「レコード詳細画面」においてレコードの編集操作が行われた場合には、該当レコードを編集する。上述したように、このレコード編集には伴奏スタイルとソングデータとの関連付けが含まれる。
次に、伴奏スタイルの再生処理について説明する。図10は、「スタイル再生処理」の一実施例を示すフローチャートである。当該処理は装置本体の電源オンに応じて開始され、装置本体の電源オフに応じて終了される。ステップS51は、伴奏スタイルの再生開始指示がなされたか否かを判定する。再生開始指示がなされていない場合には(ステップS51のNO)、再生開始指示があるまで当該処理の開始を待機する。再生開始指示がなされた場合には(ステップS51のYES)、「セクションFrom」で指定されているセクションからテンポラリメモリにロードされているスタイルデータの再生を開始する(ステップS52)。ステップS53は、譜面表示されているか否かを判定する。譜面表示されていないと判定した場合には(ステップS53のNO)、ステップS55の処理へジャンプする。譜面表示されていると判定した場合には(ステップS53のYES)、図示しない譜面表示処理に対して、レコード内のテンポにてソングデータに基づく譜面表示の進行開始を指示する(ステップS54)。
ステップS55は、「セクションFrom」で指定されているセクションの末尾に到達したか否かを判定する。「セクションFrom」で指定されているセクションの末尾に到達していないと判定した場合には(ステップS55のNO)、ステップS53の処理に戻る。「セクションFrom」で指定されているセクションの末尾に到達したと判定した場合には(ステップS55のYES)、「セクションTo」で指定されているセクションに切り替えて再生を継続する(ステップS56)。ステップS57は、適宜のセクション切り替え指示に応じてセクションを切り替えつつ、再生を継続する。ステップS58は、再生停止指示がなされたか否かを判定する。再生停止指示がなされていない場合には(ステップS58のNO)、ステップS57に戻って処理を続行する。再生停止指示がなされた場合には(ステップS58のYES)、当該処理を終了する。
以上のように、データベースに1つの楽曲に関しROM2や記憶手段8に記憶したうちのいずれかの伴奏スタイルと音楽コンテンツとを関連付けて特定するコンテンツ特定情報1,2及び検索用情報とを記憶してなるレコードを複数楽曲分記憶するようにした。このようにすると、従来と同様に、伴奏スタイルと自動演奏データなどの伴奏スタイル以外の個々の楽曲に関する音楽コンテンツとを関連付けてデータベースに記憶することができるだけでなく、伴奏スタイルを伴わない音楽コンテンツ単体をもデータベースに記憶することができる。そのため、伴奏スタイルの検索時には、伴奏スタイルのみ、伴奏スタイルと該伴奏スタイルに関連付けられた音楽コンテンツを抽出することに加えて、伴奏スタイルに関連付けられていない音楽コンテンツのみを抽出することができるようになる。また伴奏スタイルを検索するために入力された検索条件に合致するレコードについて、いずれの伴奏スタイルと音楽コンテンツが関連付けられているかの表示を含むリスト画面を提示するようにしたことから、特にユーザは伴奏スタイルに関連付けられていない音楽コンテンツに対して伴奏スタイルを関連付けるなどといった、これらのデータの管理を1つの画面で容易に行うことができるようになる。
なお、伴奏スタイルの再生時に譜面表示も行う場合において、レコード内に含まれる情報に基づいて自動譜面表示するか否かを決定するものに限らず、譜面表示するか否かをユーザが予め、あるいはその都度指定できるようにしてもよい。
なお、レコードで特定する音楽コンテンツの種類は、上述した伴奏スタイル+ソングデータに限らない。伴奏スタイルと組み合わされうる音楽コンテンツとしては、例えばオーディオ、(ソングデータではない)譜面表示用データ、運指データ、音楽ビデオデータなどがある。また、2以上の音楽コンテンツを組み合わせてもよい。その際、組み合わされる複数種類の音楽コンテンツの音楽的内容が合致している必要はあるが、完全一致している必要は必ずしもない。同一の楽曲についての音楽コンテンツであって、いずれかの種類を選択的に、あるいは複数種類を同時に利用した際に、ユーザに違和感を抱かせない程度に合致していれば問題はなく、レコードを作製する作成者の感性にゆだねられるべきものである。
なお、複数種類の音楽コンテンツを同時利用する形態としては、伴奏スタイル+譜面表示に限らない。伴奏スタイル+ソング再生/オーディオ再生/ビデオ再生でもよいし、ソング再生+オーディオ再生/ビデオ再生でもよい。そして、同時利用を指示するボタンを用意しておき、それが指示されたら複数種類の音楽コンテンツを同時利用するようにすればよい。
なお、レコードは、予め電子音楽装置内に記憶されている(つまり電子音楽装置のメーカーが作成した)ものを適宜ユーザが編集するものに限らず、ユーザが新規に追加登録する、あるいはメーカーやユーザが新規に作成したレコードを通信ネットワークを介して接続したWebサーバなどから供給し、既存のレコードと差し替えあるいは追加することができるようにしてあってもよい。
この発明に係る電子音楽装置の全体構成の一実施例を示したハード構成ブロック図である。 この発明に係る電子音楽装置に記憶される各種データの一実施例を示す概念図である。 楽曲リスト画面の一実施例を示す概念図である。 レコード詳細画面の一実施例を示す概念図である。 メイン処理の一実施例を示すフローチャートである。 上下ボタン処理の一実施例を示すフローチャートである。 楽器設定ボタン処理の一実施例を示すフローチャートである。 ソングロードボタン処理の一実施例を示すフローチャートである。 詳細画面ボタン処理の一実施例を示すフローチャートである。 スタイル再生処理の一実施例を示すフローチャートである。
符号の説明
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4,5…検出回路、4A…演奏操作子、5A…設定操作子、6…表示回路、6A…ディスプレイ、7…音源・効果回路、7A…サウンドシステム、8…記憶装置、9…通信インタフェース、1D…データ及びアドレスバス、UI…ユーザインタフェース、DB…データベース、RA…レコード表示領域、BA…ボタン表示領域、UD…上下ボタン、GS…楽器設定ボタン、LD…ソングロードボタン、SY…詳細画面ボタン、KS…検索画面ボタン、DA…詳細表示領域、DT…ボタン表示、HB…編集ボタン、OB…OKボタン

Claims (4)

  1. 自動伴奏のための伴奏スタイル提示する電子音楽装置であって、
    伴奏スタイルと伴奏スタイル以外の個々の楽曲に関する音楽コンテンツとをそれぞれ多数記憶する記憶手段と、
    1つの楽曲に関し前記記憶したうちのいずれかの伴奏スタイルと音楽コンテンツの少なくとも一方を関連付けて特定するための特定情報記憶してなるレコードを、複数楽曲分記憶したデータベースと、
    前記データベースの記憶に基づき複数楽曲分の前記レコードのリスト画面をユーザに提示する表示手段であって、前記リスト画面は各レコードの前記特定情報に基づき各楽曲に関し前記伴奏スタイルと前記音楽コンテンツのいずれが関連付けられているかを示す表示を含むものと
    を具え、
    或る楽曲の前記レコードに伴奏スタイルを特定する特定情報が記憶されておらず伴奏スタイルを提示できない場合であっても、該レコードに音楽コンテンツを特定する特定情報が記憶されていて該音楽コンテンツを提示できる場合は該音楽コンテンツのみを提示するようにしたことを特徴とする電子音楽装置。
  2. 前記レコードは、検索用情報を更に記憶しており、
    レコードを検索するための検索条件を入力する入力手段と、
    前記入力された検索条件に合致する検索用情報を含むレコードを前記データベースから検索して抽出する検索手段と、
    を更に備え、
    前記表示手段は、前記検索手段によって検索されたレコードの前記リスト画面を提示することを特徴とする請求項1に記載の電子音楽装置。
  3. 前記特定情報は、前記伴奏スタイルを特定するための第1の特定情報と、前記音楽コンテンツを特定するための第2の特定情報とからなり、
    前記表示手段は、各レコードの前記第1の特定情報及び第2の特定情報を参照して前記リスト画面の表示を制御することを特徴とする請求項1又は2に記載の電子音楽装置。
  4. 前記レコードは、伴奏スタイル及び/又は音楽コンテンツを利用する際の利用形態を設定するためのコンテンツ利用情報を記憶してなり、
    前記電子音楽装置は、
    前記提示されたリスト画面からいずれかのレコードを選択する手段と、
    前記選択されたレコードの特定情報に基づき特定される伴奏スタイル及び/又は音楽コンテンツの利用を指示する手段と、
    前記利用指示された伴奏スタイル及び/又は音楽コンテンツを、前記選択されたレコードのコンテンツ利用情報に基づき設定される利用形態に従って利用する手段と
    をさらに具えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の電子音楽装置。
JP2008272873A 2008-10-23 2008-10-23 電子音楽装置 Expired - Fee Related JP5293080B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008272873A JP5293080B2 (ja) 2008-10-23 2008-10-23 電子音楽装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008272873A JP5293080B2 (ja) 2008-10-23 2008-10-23 電子音楽装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2010102076A JP2010102076A (ja) 2010-05-06
JP5293080B2 true JP5293080B2 (ja) 2013-09-18

Family

ID=42292785

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2008272873A Expired - Fee Related JP5293080B2 (ja) 2008-10-23 2008-10-23 電子音楽装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5293080B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7017846B2 (ja) 2016-04-25 2022-02-09 パナソニックi-PROセンシングソリューションズ株式会社 内視鏡

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5982980B2 (ja) 2011-04-21 2016-08-31 ヤマハ株式会社 楽音発生パターンを示すクエリーを用いて演奏データの検索を行う装置、方法および記憶媒体
JP5970934B2 (ja) 2011-04-21 2016-08-17 ヤマハ株式会社 楽音発生パターンを示すクエリーを用いて演奏データの検索を行う装置、方法および記録媒体

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11153992A (ja) * 1997-11-20 1999-06-08 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電子楽器
JP3829632B2 (ja) * 2001-02-20 2006-10-04 ヤマハ株式会社 演奏情報選択装置
JP3733866B2 (ja) * 2001-03-02 2006-01-11 ヤマハ株式会社 演奏情報検索装置
JP3915695B2 (ja) * 2002-12-26 2007-05-16 ヤマハ株式会社 自動演奏装置及びプログラム
JP4315120B2 (ja) * 2005-03-30 2009-08-19 ヤマハ株式会社 電子音楽装置及びプログラム
JP4218692B2 (ja) * 2006-05-01 2009-02-04 ヤマハ株式会社 演奏情報検索装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7017846B2 (ja) 2016-04-25 2022-02-09 パナソニックi-PROセンシングソリューションズ株式会社 内視鏡

Also Published As

Publication number Publication date
JP2010102076A (ja) 2010-05-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4329697B2 (ja) 音楽再生装置および同装置に適用されるコンピュータ読み取り可能な音楽再生プログラム
US7968787B2 (en) Electronic musical instrument and storage medium
JP2008071397A (ja) オーディオ装置
JP3829632B2 (ja) 演奏情報選択装置
US6177626B1 (en) Apparatus for selecting music belonging to multi-genres
JP2008041043A (ja) 情報処理装置
JP5293080B2 (ja) 電子音楽装置
JP2002073041A (ja) 自動選曲システム、自動選曲方法、及び記憶媒体
JPH0411288A (ja) 楽曲検索機能付きカラオケ装置
JP4882980B2 (ja) 楽曲検索装置及びプログラム
JP4740583B2 (ja) 音楽データ処理装置及びプログラム
JP4218692B2 (ja) 演奏情報検索装置
JP4924040B2 (ja) 電子楽器及びプログラム
JP3852427B2 (ja) コンテンツデータ処理装置及びプログラム
JP5387032B2 (ja) 電子音楽装置及びプログラム
JP6083400B2 (ja) 楽曲選択装置、及び楽曲選択用プログラム
JP5387031B2 (ja) 電子音楽装置及びプログラム
JP3830396B2 (ja) カラオケ制御装置
JP2006337966A (ja) カラオケ装置、情報検索装置、プログラム、および操作端末
JP5630001B2 (ja) 電子音楽装置
JP2005106928A (ja) 演奏データ処理装置及びプログラム
JP4858174B2 (ja) 電子楽器及びプログラム
JP2005004084A (ja) 演奏設定データ選択装置及びプログラム
JP4186853B2 (ja) 伴奏情報設定装置およびその制御方法を実現するためのプログラム
JP3788396B2 (ja) 電子音楽装置および電子音楽装置用コンピュータプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20110823

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130128

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130205

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130404

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130514

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130527

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees