JP5292321B2 - 通信装置 - Google Patents

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Description

本発明は、電子装置に関し、特に、取り外し可能な回路基板ユニットを複数供える電子装置に関する。
ネットワークにおいてデータ転送を行うネットワーク通信装置として、スイッチおよびルータが広く用いられている。一般に、スイッチまたはルータといったネットワーク通信装置は、ネットワークにおけるデータ転送のためのインタフェース機能を有する回路基板ユニット、データ転送を制御する制御機能を有する回路基板ユニット等を有しており、これらの回路基板ユニットは取り外し可能となっている。回路基板ユニットがネットワーク通信装置内に設置された状態における回路基板ユニット間の信号(例えばデータおよび制御信号)の送受信は、中継用回路基板(いわゆるバックボード)を介して実行される(例えば特許文献1参照)。
特開2007−266528号公報
近年、ネットワーク通信装置において、回路基板ユニット間の信号の伝送速度のさらなる向上が要請される傾向にある。回路基板ユニット間における信号の伝送速度のさらなる向上のために、例えば誘電損失の小さい絶縁材料を用いたり層数を増加させたりして中継用回路基板における信号伝送速度を向上させることは、部品の制約および製造コストの上昇、配線の複雑化等を伴うため容易ではない。
なお、このような問題は、スイッチ、ルータといったネットワーク通信装置に限らず、取り外し可能な回路基板ユニットを複数供える電子装置に共通の問題であった。
本発明は、上述した従来の課題を解決するためになされたものであり、回路基板ユニットを複数有する電子装置において回路基板ユニット間における信号伝送速度の向上を図ることを可能とする技術を提供することを目的とする。
上記課題の少なくとも一部を解決するために、本発明は、以下の形態または適用例として実現することが可能である。
[適用例1]電子装置であって、
前記電子装置から取り外し可能な複数の回路基板ユニットと、
前記電子装置内に設置された前記回路基板ユニット間を電気的に接続する中継用回路基板と、前記電子装置内に設置された前記回路基板ユニット間を接続するケーブルと、を備える、電子装置。
この電子装置は、回路基板ユニットを複数備えると共に、電子装置内に設置された回路基板ユニット間を電気的に接続する中継用回路基板と、電子装置内に設置された回路基板ユニット間を電気的に、または光的に接続するケーブルと、を備えるため、回路基板ユニット間における信号伝送速度の向上を図ることができる。
[適用例2]適用例1に記載の電子装置であって、
前記回路基板ユニットと前記中継用回路基板とは、前記回路基板ユニットに設置された第1の基板ユニット側コネクタと、前記中継用回路基板に設置されると共に前記第1の基板ユニット側コネクタと嵌合可能な中継用基板側コネクタと、を含む第1のコネクタペアを介して接続され、
前記回路基板ユニットと前記ケーブルとは、前記回路基板ユニットに設置された第2の基板ユニット側コネクタと、前記ケーブルに接続されると共に前記第2の基板ユニット側コネクタと嵌合可能なケーブル側コネクタと、を含む第2のコネクタペアを介して接続される、電子装置。
この電子装置では、取り外し可能な回路基板ユニットを複数備える電子装置において回路基板ユニット間における信号伝送速度の向上を図ることができる。
[適用例3]適用例2に記載の電子装置であって、
前記第1の基板ユニット側コネクタおよび前記第2の基板ユニット側コネクタは、前記回路基板ユニット上の前記中継用回路基板側の縁に配置される、電子装置。
この電子装置では、第1の基板ユニット側コネクタおよび第2の基板ユニット側コネクタにより他の要素の実装エリアが制限されたり実装密度が低下したりすることを抑制することができると共に、電子装置の保守容易性が低下することを抑制することができ、さらに、使用するケーブルの量を最小限に抑制することができる。
[適用例4]適用例2または適用例3に記載の電子装置であって、さらに、
前記ケーブルおよび前記ケーブル側コネクタと共にサブモジュールを形成するアダプタを備える、電子装置。
この電子装置では、ケーブルの配線作業性の向上、サブモジュールを電子装置に組み込む際の作業性の向上、ケーブルの断線等の不具合発生の抑制、実装密度の向上を図ることができると共に、ケーブル交換の作業性の向上も図られる。
[適用例5]適用例4に記載の電子装置であって、
前記アダプタは、前記中継用回路基板に固定される、電子装置。
この電子装置では、サブモジュールを電子装置に組み込む際の作業性の向上を図ることができる。
[適用例6]適用例5に記載の電子装置であって、
前記ケーブル側コネクタと前記第2の基板ユニット側コネクタとの少なくとも一方は、所定の方向に所定の移動量まで移動可能となるようなフローティング構造を有する、電子装置。
この電子装置では、ケーブル側コネクタと中継用基板側コネクタとの位置関係の精度に関わらず、第1と第2の2つのコネクタペアにおける良好な嵌合の両立を容易に実現できる。
[適用例7]適用例2ないし適用例6のいずれかに記載の電子装置であって、
前記回路基板ユニットにおける前記第2の基板ユニット側コネクタの位置は、前記第1の基板ユニット側コネクタの位置よりも前記中継用回路基板から離れた位置である、電子装置。
この電子装置では、ケーブルの配線スペースの確保と電子装置における実装密度低下の抑制を両立することができる。
[適用例8]適用例7に記載の電子装置であって、
前記回路基板ユニットの前記中継用回路基板側の縁には切り欠きが形成されており、
前記第2の基板ユニット側コネクタは、前記回路基板ユニットの前記切り欠きが形成された位置に配置されている、電子装置。
この電子装置では、第1の基板ユニット側コネクタの位置よりも中継用回路基板から離れた位置となるような第2の基板ユニット側コネクタの配置を容易に実現することができる。
[適用例9]適用例7に記載の電子装置であって、
前記回路基板ユニットは、前記中継用回路基板側の縁に前記第1の基板ユニット側コネクタが配置されるメイン回路基板と、前記中継用回路基板側の縁が前記メイン回路基板よりも前記中継用回路基板から離れた位置となるように前記メイン回路基板上に設置されると共に前記中継用回路基板側の縁に前記第2の基板ユニット側コネクタが配置されるサブ回路基板と、を含む、電子装置。
この電子装置では、第1の基板ユニット側コネクタの位置よりも中継用回路基板から離れた位置となるような第2の基板ユニット側コネクタの配置を容易に実現することができると共に、実装密度の向上を図ることができる。
[適用例10]適用例1ないし適用例9のいずれかに記載の電子装置であって、
前記電子装置は、ネットワークにおいてデータの転送を行うネットワーク通信装置であり、
前記回路基板ユニットの少なくとも1つは、前記データの転送のためのインタフェース機能を有し、前記回路基板ユニットの少なくとも1つは、前記データの転送の制御を行う制御機能を有する、電子装置。
この電子装置では、ネットワーク通信装置において、回路基板ユニット間における信号伝送速度の向上を図ることができる。
[適用例11]適用例10に記載の電子装置であって、
前記回路基板ユニット間における前記データの伝送は、前記ケーブルを介して実行され、前記回路基板ユニット間における前記制御のための信号の伝送は、前記中継用回路基板を介して実行される、電子装置。
この電子装置では、ネットワーク通信装置において、回路基板ユニット間におけるデータの伝送をケーブルを介して実行し、回路基板ユニット間における制御のための信号の伝送を中継用回路基板を介して実行することにより、回路基板ユニット間における信号伝送速度の向上を図ることができる。
[適用例12]電子装置であって、
前記電子装置から取り外し可能な複数の回路基板ユニットと、前記電子装置内に設置された前記回路基板ユニット間を接続するケーブルと、を備え、前記回路基板ユニット間は前記ケーブルのみによって接続される、電子装置。
この電子装置では、回路基板ユニット間の接続をケーブルのみによって行うため、高速なデータ転送を実現することができる。
なお、本発明は、種々の態様で実現することが可能であり、例えば、電子装置、ネットワーク通信装置、電子装置またはネットワーク通信装置における信号伝送方法、これらの方法または装置の機能を実現するためのコンピュータプログラム、そのコンピュータプログラムを記録した記録媒体、そのコンピュータプログラムを含み搬送波内に具現化されたデータ信号、等の形態で実現することができる。
本発明によれば、回路基板ユニットを複数有する電子装置において回路基板ユニット間における信号伝送速度の向上を図ることができる。
スイッチの前面斜視図である。 スイッチの後面斜視図である。 回路基板ユニットの平面図である。 中継用回路基板に固定されたアダプタの前面側斜視図である。 中継用回路基板およびアダプタの右断面図である。 ケーブル側コネクタとアダプタとの接続箇所の拡大図である。 スイッチの前面斜視図である(その2)。 回路基板ユニットの前面斜視図である。 回路基板ユニットの平面図である。 スイッチの前面斜視図である(その3)。 スイッチの前面斜視図である(その4)。 スイッチの後面斜視図である(その2)。
以下、本発明の実施の形態について、第1ないし第2実施例および変形例に基づいて、図面を参照しながら詳細に説明する。
A.第1実施例:
図1は、第1実施例における電子装置としてのスイッチ100の構成を概略的に示す説明図である。図1において、スイッチ100は、コンピュータネットワークにおいてデータ(具体的にはフレームまたはパケットと呼ばれる)の転送を行うネットワーク通信装置として機能する。
図1Aは、スイッチ100の前面側斜視図を示している。また、図1Bは、スイッチ100の後面側斜視図を示している。図1Cは、回路基板ユニット120の平面図を示している。図1Aおよび図1Bに示すように、スイッチ100は、筐体110の内部に、複数の回路基板ユニット120と、複数の電源ユニット130と、中継用回路基板140と、を有している。なお、図1Aおよび図1Bでは、実際には筐体110の内部に設置されて外からは見えないスイッチ100の構成要素も示している。また、図1Bでは、電源ユニット130の図示を省略している。スイッチ100は、さらに冷却ユニットを有するとしてもよい。
回路基板ユニット120は、半導体素子を搭載した回路基板により構成される。回路基板ユニット120は、スイッチ100によるデータ転送のための各種機能を実現する。スイッチ100は、4つの回路基板ユニット120を有する。回路基板ユニット120の内の最上段および最下段に配置される2つの回路基板ユニット120(以下「インタフェース用ユニット」とも呼ぶ)は、ネットワークにおけるデータ転送のためのインタフェース機能を有する。残りの2つの回路基板ユニット120(以下「制御用ユニット」とも呼ぶ)は、データ転送の制御を行う制御機能を有している。
なお、スイッチ100の有する回路基板ユニット120の数は4つに限られない。具体的には、スイッチ100は、1つもしくは3つ以上のインタフェース用ユニットを有するとしてもよいし、1つもしくは3つ以上の制御用ユニットを有するとしてもよい。また、スイッチ100が、スイッチ100によるデータ転送のために用いられる他の機能を有する回路基板ユニット120を有してもよい。
回路基板ユニット120は、スイッチ100の筐体110に形成された図示しないスロットに沿って挿抜可能に構成されている。すなわち、回路基板ユニット120は、スイッチ100の前面側に設けられたスロットの開口からスイッチ100の後面側に向かって挿入されることにより、スイッチ100内に設置される。また、設置された回路基板ユニット120は、スイッチ100の前面側に向かって抜き出すことにより、スイッチ100から取り外し可能となっている。これにより、スイッチ100の機能拡張および冗長性の向上を図ることができる。図1Aおよび図1Bには、最上段の1つの回路基板ユニット120がスイッチ100から取り外されており、残りの3つの回路基板ユニット120がスイッチ100内に設置されている様子を示している。
図1Aないし図1Cに示すように、回路基板ユニット120は、中継用回路基板140との接続のための基板ユニット側コネクタ122と、後述するケーブル150との接続のための基板ユニット側コネクタ124と、外部インタフェースとの接続のための外部インタフェースコネクタ126と、を有している。外部インタフェースコネクタ126は、回路基板ユニット120の前面側(中継用回路基板140とは逆側)の縁に配置されている。一方、基板ユニット側コネクタ122および基板ユニット側コネクタ124は、回路基板ユニット120の後面側(中継用回路基板140側)の縁に配置されている。回路基板ユニット120の後面側の縁には切り欠き170が形成されており(すなわち回路基板ユニット120の後面側の縁の一部はセットバックしており)、基板ユニット側コネクタ124は切り欠き170が形成された部分に配置されている。したがって、回路基板ユニット120における基板ユニット側コネクタ124の位置は、基板ユニット側コネクタ122の位置よりも前面側の位置(中継用回路基板140からより離れた位置)となっている(図1C参照)。なお、基板ユニット側コネクタ122は、第1の基板ユニット側コネクタと呼ぶことがある。また、基板ユニット側コネクタ124は、第2の基板ユニット側コネクタと呼ぶことがある。
電源ユニット130は、筐体110における中継用回路基板140の後面側に設置されている。電源ユニット130は、回路基板ユニット120に給電を行う。なお、スイッチ100に電源ユニット130が複数設置されている必要はなく、1つの電源ユニット130のみが設置されているとしてもよい。
中継用回路基板140は、回路基板ユニット120間を電気的に接続し、回路基板ユニット120間において送受信される信号の中継を行う回路基板(いわゆるバックボード)である。中継用回路基板140は、スイッチ100の前面から後面に向かう軸に略垂直な向きで、スイッチ100の筐体110の内部に固定されている。中継用回路基板140は、前面側の表面に、4つの回路基板ユニット120に対応する4つの中継用基板側コネクタ142を有している。中継用基板側コネクタ142の位置は、回路基板ユニット120がスイッチ100内に設置されたときに回路基板ユニット120の基板ユニット側コネクタ122と嵌合するような位置となっている。1つの基板ユニット側コネクタ122と1つの中継用基板側コネクタ142とは、一方がソケットとして構成され他方がヘッダとして構成されており、互いに嵌合して電気的に接続されるコネクタペア(第1のコネクタペアとも呼ぶ)を構成する。中継用回路基板140は、中継用基板側コネクタ142間を接続する図示しない配線を有しているため、中継用基板側コネクタ142と基板ユニット側コネクタ122とが嵌合すると、基板ユニット側コネクタ122および中継用基板側コネクタ142と中継用回路基板140とを介して、回路基板ユニット120間が電気的に接続され、回路基板ユニット120間における信号の送受信が可能となる。図1Aおよび図1Bに示すように、中継用回路基板140には、アダプタ160が固定されている。
図2は、アダプタ160の構成を概略的に示す説明図である。図2Aは、中継用回路基板140に固定されたアダプタ160の前面側斜視図を示している。図2Bは、中継用回路基板140およびアダプタ160の断面図を示している。
図2Bにおいて、アダプタ160は、板状形状のベース部162と、ベース部162に略垂直で、かつ互いに平行な2つの板状形状の歯部164とを有している。図2Aにおいて、ベース部162は、中継用回路基板140に形成された矩形形状の穴部148よりも若干大きい矩形形状である。アダプタ160の歯部164の前面側の端部には、4つの回路基板ユニット120に対応した4つのケーブル側コネクタ152が設置される。
図3は、ケーブル側コネクタ152とアダプタ160との接続箇所の構成を拡大して示す説明図である。本実施例では、ケーブル側コネクタ152のアダプタ160との接合部が、フローティング構造となっている。すなわち、図3において、アダプタ160の歯部164の前面側の端面にはフローティングファスナー180が圧入されており、ケーブル側コネクタ152は、フローティングファスナー180を介して、ビス190によりアダプタ160に固定されている。そのため、ケーブル側コネクタ152は、アダプタ160との接合部に遊びを有しており、上下左右方向および前後方向に所定の移動量だけ移動可能となっている。
図2Aに戻って、ケーブル側コネクタ152間は、ケーブル150により電気的にまたは光的に接続されている。本実施例では、上から2段目および3段目の2つのケーブル側コネクタ152は、それぞれ、他の3つのケーブル側コネクタ152とケーブル150を介して1対1で接続されている。また、最上段および最下段の2つのケーブル側コネクタ152は、それぞれ、上から2段目および3段目の2つのケーブル側コネクタ152とケーブル150を介して1対1で接続されている。
ケーブル150としては、電気的に接続するケーブルまたは光的に接続するケーブルを用いることができる。また、これらのケーブルを混在して用いてもよい。電気的に接続するケーブルとして一般的に使用されるのは高速同軸ケーブルであるが、これは中継用回路基板140を使った伝送速度よりも高速且つ伝送損失が少ない。また、光的に接続するケーブルとして一般的に使用されるのは光ファイバケーブルであるが、光ファイバケーブルを使用した場合、高速且つ伝送損失が少ないことに加え、ファイバケーブル間に電磁的接続が無い。そのためファイバケーブル間の干渉が、電気的に接続する同軸ケーブルよりも少ない。つまり、光ファイバケーブルを使用した場合、高速同軸ケーブルを使用した場合に比べ、単位断面積当り信号本数を多くすることが可能になり、小スペースでの高速、高密度実装が可能となる。
これらの特性を利用し、本実施例では回路基板ユニット120を電気的に接続するケーブル、または光的に接続するケーブル、またはその両方を備えることにより信号伝送速度を向上させている。本実施例において、ケーブル150とは、電気的に接続するケーブルと、光的に接続するケーブルの双方の意味で解釈しうるものである。
アダプタ160とケーブル側コネクタ152とケーブル150とは、サブモジュール化されている。すなわち、スイッチ100の製造の際には、ケーブル150とケーブル側コネクタ152とが接続され、さらにケーブル側コネクタ152がアダプタ160と接続されたサブモジュールが製造される。その後、アダプタ160のベース部162が中継用回路基板140の後面側に接すると共に歯部164が穴部148から前面側に突出した状態で、アダプタ160が中継用回路基板140にビス240により固定されることにより、サブモジュールが中継用回路基板140と一体となる。
なお、アダプタ160は、電源ユニット130の実装に影響を及ぼさず、かつケーブル150の信頼性を確保するためのケーブル150の引き回し空間を確保できるような形状および寸法となっている。
ケーブル側コネクタ152の位置は、回路基板ユニット120がスイッチ100内に設置されたときに回路基板ユニット120の基板ユニット側コネクタ124と嵌合するような位置となっている。1つの基板ユニット側コネクタ124と1つのケーブル側コネクタ152とは、一方がソケットとして構成され他方がヘッダとして構成され、互いに嵌合して電気的にまたは光的に接続されるコネクタペア(第2のコネクタペア)を構成する。
ケーブル側コネクタ152と基板ユニット側コネクタ124とが嵌合すると、基板ユニット側コネクタ124およびケーブル側コネクタ152とケーブル150とを介して、回路基板ユニット120間が電気的にまたは光的に接続され、回路基板ユニット120間における信号の送受信が可能となる。
なお、上述したように、上から2段目および3段目の2つのケーブル側コネクタ152は、それぞれ、他の3つのケーブル側コネクタ152とケーブル150を介して1対1で接続されており、最上段および最下段の2つのケーブル側コネクタ152は、それぞれ、上から2段目および3段目の2つのケーブル側コネクタ152とケーブル150を介して1対1で接続されているため、上から2段目および3段目の2つの回路基板ユニット120(制御用ユニット)は、それぞれ、他の3つの回路基板ユニット120と電気的にまたは光的に接続されることとなり、最上段および最下段の2つの回路基板ユニット120(インタフェース用ユニット)は、それぞれ、2つの制御用ユニットと電気的にまたは光的に接続されることとなる。
ここで、回路基板ユニット120がスイッチ100内に設置されたときには、ケーブル側コネクタ152と基板ユニット側コネクタ124との嵌合(第2のコネクタペアの嵌合)に加えて、上述したように中継用基板側コネクタ142と基板ユニット側コネクタ122との嵌合(第1のコネクタペアの嵌合)も行われる。良好な2つの嵌合の両立のためには、2つのコネクタペアにおいて同時にヘッダとソケットとの位置関係が嵌合可能な位置関係となることが要求される。しかし、ケーブル側コネクタ152はアダプタ160を介して中継用回路基板140と一体化されることから、ケーブル側コネクタ152と中継用基板側コネクタ142との位置関係を予め設定された位置関係に精度良く設定する(位置関係のばらつきを抑制する)ことは容易ではなく、2つのコネクタペアにおいて同時にヘッダとソケットとの位置関係を嵌合可能な位置関係とすることは容易ではない。本実施例では、ケーブル側コネクタ152とアダプタ160との接合部にフローティング構造を採用しているため、ケーブル側コネクタ152と中継用基板側コネクタ142との位置関係の精度に関わらず、2つのコネクタペアにおいて同時にヘッダとソケットとの位置関係を嵌合可能な位置関係とすることができ、2つのコネクタペアにおける良好な嵌合の両立が実現される。
以上説明したように、本実施例のスイッチ100では、回路基板ユニット120間の電気的接続が、中継用回路基板140を介して実現されると共に、ケーブル150を介しても電気的接続、または光的接続が実現される。そのため、スイッチ100では、中継用回路基板140を介した経路とケーブル150を介した経路との両方を併用した回路基板ユニット120間の信号の送受信が実現可能である。一般に、信号の送受信は、中継用回路基板140を介するよりケーブル150を介した方が高速である。したがって、本実施例のスイッチ100では、回路基板ユニット120間における信号伝送速度の向上を図ることができる。スイッチ100における回路基板ユニット120間の信号伝送の内、高速信号(具体的にはスイッチ100により転送されるべきデータ)の伝送は、中継用回路基板140を介さずケーブル150を介した経路により実行する。一方、低速信号(具体的にはデータ転送の制御のための制御信号)の伝送は、中継用回路基板140を介した経路により実行する。これにより、スイッチ100における高速なデータ転送を実現することができる。
また、本実施例のスイッチ100では、回路基板ユニット120において、基板ユニット側コネクタ122に加えて基板ユニット側コネクタ124も後面側(中継用回路基板140側)の縁に配置されている。このため、スイッチ100は、ケーブル150を介した信号伝送経路の形成のための基板ユニット側コネクタ124の存在によって外部インタフェースコネクタ126または半導体素子の実装エリアが制限されたり実装密度が低下したりすることを抑制することができる。また、スイッチ100は、基板ユニット側コネクタ124またはケーブル150によって回路基板ユニット120の保守容易性が低下することを抑制することができる。さらに、スイッチ100は、使用するケーブル150の量を最小限に抑制することができる。
また、本実施例のスイッチ100では、ケーブル150とケーブル側コネクタ152とアダプタ160とがサブモジュールを構成可能となっている。このため、スイッチ100の製造の際には、製造されたサブモジュールが中継用回路基板140と一体化される。そのため、本実施例のスイッチ100では、ケーブル150の配線作業性の向上、サブモジュールをスイッチ100に組み込む際の作業性の向上、ケーブル150の断線等の不具合発生の抑制、実装密度の向上を図ることができる。また、ケーブル150交換の作業性の向上も図られる。
また、本実施例のスイッチ100では、回路基板ユニット120の後面側の縁に切り欠き170が形成されており、基板ユニット側コネクタ124が切り欠き170が形成された部分に配置されている。このため、回路基板ユニット120における基板ユニット側コネクタ124の位置が基板ユニット側コネクタ122の位置よりも前面側の位置(中継用回路基板140からより離れた位置)となり、ケーブル150の配線スペースの確保とスイッチ100における実装密度低下の抑制を両立することができる。
B.第2実施例:
図4は、第2実施例における電子装置としてのスイッチ100aの構成を概略的に示す説明図である。第2実施例のスイッチ100aは、回路基板ユニット120aの構成が図1に示した第1実施例とは異なっている。第2実施例のスイッチ100aのその他の構成は、第1実施例と同じである。
第2実施例のスイッチ100aの回路基板ユニット120aは、図4に示すように、メイン回路基板127と、メイン回路基板127上に設置されたサブ回路基板128と、を有する構成(2階建て構成)を採用している。メイン回路基板127およびサブ回路基板128は、共に、半導体素子の搭載が可能となっている。
図5は、第2実施例における回路基板ユニット120aの構成を示す説明図である。図5Aは、回路基板ユニット120aの前面側斜視図を示している。図5Bは、回路基板ユニット120aの平面図を示している。図5Aおよび図5Bに示すように、回路基板ユニット120aにおいて、基板ユニット側コネクタ122は、メイン回路基板127の後面側(中継用回路基板140側)の縁に配置されている。一方、基板ユニット側コネクタ124は、メイン回路基板127上に設置されたサブ回路基板128の後面側(中継用回路基板140側)の縁に配置されている。
ここで、サブ回路基板128は、サブ回路基板128の後面側の縁がメイン回路基板127の後面側の縁よりも前面側に位置するように、メイン回路基板127上に設置されている(図5B参照)。そのため、サブ回路基板128の後面側の縁に設置された基板ユニット側コネクタ124の位置は、メイン回路基板127の後面側の縁に設置された基板ユニット側コネクタ122の位置よりも、前面側の位置(中継用回路基板140からより離れた位置)となっている。なお、図2に示すように、アダプタ160の歯部164にはスリットが設けられていることから、回路基板ユニット120aがスイッチ100a内に設置され、基板ユニット側コネクタ124とケーブル側コネクタ152とが勘合した状態においても、メイン回路基板127はアダプタ160のスリット内に入り込み、アダプタ160と干渉することはない。また、ケーブル150も所定のたわみを持たせて配線されているため、メイン回路基板127がケーブル150に干渉することもない。
以上説明したように、第2実施例のスイッチ100aにおいても、基板ユニット側コネクタ124の位置が基板ユニット側コネクタ122の位置よりも前面側の位置となっているため、ケーブル150の配線スペースの確保とスイッチ100aにおける実装密度低下の抑制を両立することができる。また、サブ回路基板128の存在により実装面積を増大させることが可能であることから、実装密度の向上を図ることができる。
C.変形例:
なお、この発明は上記の実施例または実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において種々の態様において実施することが可能であり、具体的には次のような変形も可能である。
C1.変形例1:
図6は、変形例における電子装置としてのスイッチ100bの構成を概略的に示す説明図である。図6に示した変形例におけるスイッチ100bは、回路基板ユニット120bの構成が、図1に示した第1実施例とは異なっている。すなわち、変形例におけるスイッチ100bでは、ケーブル150を介した信号伝送経路の形成のための基板ユニット側コネクタ122bが、回路基板ユニット120bの後面側ではなく前面側の縁に配置されている。回路基板ユニット120b間は、基板ユニット側コネクタ122bとケーブル側コネクタ152bとケーブル150とを介して接続されている。
図6に示した変形例のスイッチ100bにおいても、上記各実施例のスイッチと同様に、中継用回路基板140を介した経路とケーブル150を介した経路との両方を併用した回路基板ユニット120b間の信号の送受信が実現可能であり、回路基板ユニット120b間における信号伝送速度の向上を図ることができる。ただし、変形例のスイッチ100bでは、回路基板ユニット120bの前面側の縁に配置された基板ユニット側コネクタ122bによって外部インタフェースコネクタ126の実装スペースが制限されると共に、前面側に設置されたケーブル150がスイッチ100bの保守の際に障害となり得る。そのため、上記各実施例のように、基板ユニット側コネクタ122は回路基板ユニット120の後面側の縁に配置されるのが好ましい。
C2.変形例2:
図7は、変形例における電子装置としてのスイッチ100cの構成を概略的に示す説明図である。図7Aは、スイッチ100cの前面側の斜視図を示している。図7Bは、スイッチ100cの後面側の斜視図を示している。図7に示した変形例におけるスイッチ100cは、ケーブル150を介した回路基板ユニット120間の接続が中継用回路基板140を介して実現している。この点で、ケーブル150を介した回路基板ユニット120間の接続が中継用回路基板140を介さず直接実現されている図1に示した第1実施例とは異なっている。すなわち、変形例におけるスイッチ100cは、中継用回路基板140の後面側に設置された後面側コネクタ144とケーブル側コネクタ152とがコネクタペアを構成し、ケーブル側コネクタ152間をケーブル150が接続する。これにより、ケーブル150は、中継用回路基板140の後面側で中継用回路基板140のポイント間を接続している。
図7に示した変形例のスイッチ100cにおいても、上記各実施例のスイッチと同様に、ケーブル150を介した経路を利用した回路基板ユニット120間の信号の送受信が実現可能である。スイッチ100cは、回路基板ユニット120間における信号伝送速度の向上を図ることができる。ただし、変形例のスイッチ100cでは、ケーブル150を介した回路基板ユニット120間の信号の送受信が中継用回路基板140および後面側コネクタ144を介して実現される。このため、信号伝送速度の向上度合いが上記各実施例のスイッチよりも劣る上に、中継用回路基板140の後面側にケーブル150の曲げ半径に相当する配線スペースを要する。このため、スイッチ100c内部の実装密度の向上を十分に図ることができない。そのため、上記各実施例のように、ケーブル150を介した回路基板ユニット120間の接続を中継用回路基板140を介さず直接実現するのが好ましい。
C3.変形例3:
上記各実施例では、電子装置としてのスイッチを例に用いて説明したが、本変形例は、具体的にはルータといったスイッチ100以外のネットワーク通信装置またはネットワーク通信装置以外の電子装置にも適用可能である。この場合にも、電子装置の回路基板ユニット120間の信号伝送の内、高速信号の伝送は中継用回路基板140を介さずケーブル150を介した経路により実行し、低速信号の伝送は中継用回路基板140を介した経路により実行することにより、電子装置における高速なデータ転送を実現することができる。
C4.変形例4:
上記各実施例では、基板ユニット側コネクタ122と基板ユニット側コネクタ124とが、回路基板ユニット120の後面側の縁に配置されているとしている。しかし、必ずしもこのような配置である必要はない。また、上記各実施例では、ケーブル150とケーブル側コネクタ152とアダプタ160とがサブモジュールを形成可能な構成であるものとしている。しかし、必ずしもこのような構成である必要はない。また、ケーブル150とケーブル側コネクタ152とアダプタ160とがサブモジュールを形成可能な構成である場合に、サブモジュールは中継用回路基板140に固定される必要はなく、筐体110等の他の構成要素に固定されるとしてもよい。また、上記各実施例では、ケーブル側コネクタ152がフローティング構造を有するものとしているが、ケーブル側コネクタ152の代わりに、ケーブル側コネクタ152と共に第2のコネクタペアを構成する基板ユニット側コネクタ124がフローティング構造を有するものとしてもよい。あるいは、第2のコネクタペアではなく、第1のコネクタペアを構成する中継用基板側コネクタ142または基板ユニット側コネクタ122がフローティング構造を有するものとしてもよい。
また、上記各実施例では、4つのケーブル側コネクタ152がすべて1つのアダプタ160に取り付けられる構成を採用しているが、4つのケーブル側コネクタ152のそれぞれが別個のアダプタに取り付けられる構成を採用してもよい。また、ケーブル側コネクタ152とアダプタ160とは一体として成形されるものとしてもよい。
また、上記各実施例では、回路基板ユニット120が中継用回路基板140の前面側に配置され、電源ユニット130が中継用回路基板140の後面側に配置される構成を採用しているが、各ユニットの配置は任意に変更可能である。具体的には、回路基板ユニット120および電源ユニット130を共に中継用回路基板140の前面側に配置するとしてもよいし、共に後面側に配置するとしてもよい。また、上記各実施例では、回路基板ユニット120を水平実装しているが、回路基板ユニット120を垂直実装するものとしてもよい。
C5.変形例5:
上記各実施例では、回路基板ユニット120が基板ユニット側コネクタ122と基板ユニット側コネクタ124の双方を備えることにより、回路基板ユニット120間の接続が、中継用回路基板140とケーブル150の双方を介して実現されていた。しかし、必ずしもこのような構成である必要はない。つまり、回路基板ユニット120が基板ユニット側コネクタ124のみを備えることにより、回路基板ユニット120間の接続をケーブル150のみを介して実現するものとしてもよい。具体的には、スイッチ100における回路基板ユニット120間の信号伝送の内、高速信号(具体的にはスイッチ100により転送されるべきデータ)の伝送は光的に接続するケーブルを介した経路により実行し、低速信号(具体的にはデータ転送の制御のための制御信号)の伝送は電気的に接続するケーブルを介した経路により実行することも可能である。このように構成することで、回路基板ユニット120間の接続において中継用回路基板140を介した接続が不要となる。このため、スイッチ100における高速なデータ転送を実現することができる。
100…スイッチ、110…筐体、120…回路基板ユニット、122…基板ユニット側コネクタ、124…基板ユニット側コネクタ、126…外部インタフェースコネクタ、127…メイン回路基板、128…サブ回路基板、130…電源ユニット、140…中継用回路基板、142…中継用基板側コネクタ、144…後面側コネクタ、148…穴部、150…ケーブル、152…ケーブル側コネクタ、160…アダプタ、162…ベース部、164…歯部、170…切り欠き、180…フローティングファスナー、190…ビス、240…ビス。

Claims (11)

  1. 通信装置であって、
    前記通信装置から取り外し可能であり回路基板の同じ縁に配置された第1の基板ユニット側コネクタと第2の基板ユニット側コネクタと、前記回路基板の反対の縁に配置されたネットワークに接続される外部インターフェースコネクタとを有する複数の第1の回路基板ユニットと、
    前記通信装置内に設置され、少なくとも1つの前記第1の基板ユニット側コネクタと電気的に嵌合可能な中継用回路基板側コネクタを有する第2の回路基板ユニットと、
    前記通信装置内に設置され、前記第2の基板ユニット側コネクタ間を光的に接続するケーブル側コネクタを有するケーブルと、
    を備える通信装置。
  2. 請求項1に記載の通信装置であって、
    前記ケーブルは、さらに前記第1の回路基板ユニット間を電気的に接続するケーブルを含む通信装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の通信装置であって、
    第1のコネクタペアは、前記第1の基板ユニット側コネクタと前記中継用回路基板側コネクタを含み、一方がソケット他方がヘッダとして構成され、
    第2のコネクタペアは、前記第2の基板ユニット側コネクタと前記ケーブル側コネクタとを含み、一方がソケット他方がヘッダとして構成される通信装置。
  4. 請求項1または請求項2に記載の通信装置であって、さらに、
    前記ケーブルおよび前記ケーブル側コネクタと共にサブモジュールを形成するアダプタを備える、通信装置。
  5. 請求項4に記載の通信装置であって、
    前記アダプタは、前記第2の回路基板ユニットに固定される、通信装置。
  6. 請求項5に記載の通信装置であって、
    前記ケーブル側コネクタと前記第2の基板ユニット側コネクタとの少なくとも一方は、所定の方向に所定の移動量まで移動可能となるようなフローティング構造を有する、通信装置。
  7. 請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の通信装置であって、
    前記第1の回路基板ユニットにおける前記第2の基板ユニット側コネクタの位置は、前記第1の基板ユニット側コネクタの位置よりも前記第2の回路基板ユニットから離れた位置である、通信装置。
  8. 請求項7に記載の通信装置であって、
    前記第1の回路基板ユニットの前記第2の回路基板側の縁には切り欠きが形成されており、
    前記第2の基板ユニット側コネクタは、前記第1の回路基板ユニットの前記切り欠きが形成された位置に配置されている、通信装置。
  9. 請求項に記載の通信装置であって、
    前記第1の回路基板ユニットは、前記第2の回路基板ユニット側の縁に前記第1の基板ユニット側コネクタが配置されるメイン回路基板と、前記第2の回路基板ユニット側の縁が前記メイン回路基板よりも前記第2の回路基板から離れた位置となるように前記メイン回路基板上に設置されると共に前記第2の回路基板ユニット側の縁に前記第2の基板ユニット側コネクタが配置されるサブ回路基板と、を含む、通信装置。
  10. 請求項1ないし請求項のいずれかに記載の通信装置であって、
    前記通信装置は、ネットワークにおいてデータの転送を行うネットワーク通信装置であり、
    前記第1の回路基板ユニットの少なくとも1つは、前記データの転送のためのインタフェース機能を有し、
    前記第1の回路基板ユニットの少なくとも1つは、前記データの転送の制御を行う制御機能を有する、通信装置。
  11. 請求項10に記載の通信装置であって、
    前記第1の回路基板ユニット間における前記データの伝送は、前記ケーブルを介して実行され、前記第1の回路基板ユニット間における前記制御のための信号の伝送は、前記第2の回路基板ユニットを介して実行される、通信装置。
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