JP5290397B2 - 通信システムにおいて対数尤度比を近似するためのシステム及び方法 - Google Patents

通信システムにおいて対数尤度比を近似するためのシステム及び方法 Download PDF

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Description

(関連出願)
この出願は、2008年3月28日に提出され、“Low Complexity Technique for LLR Computation with Performance Gains in OFDMA Systems with a High Dynamic Range Requirement on SNR”と題され、発明者Raghu Challa、Hemanth Sampath及びSameer Vermaniである米国特許出願第61/040496号に関係し、また、その優先権を主張する。そして、それは、参照によって本明細書に組み込まれる。
(技術分野)
本開示は、通信システムに関係する。より詳しくは、本開示は、通信システムにおいて対数尤度比を近似することに関係する。
無線通信システムは重要な手段になり、それによって、多くの人々がワールドワイドに通信するようになった。無線通信システムは多数のモバイル局に通信を提供することがあり、モバイル局の各々は基地局によりサービスされることがある。本明細書で使用される用語「移動局」は、無線通信システム上でボイス及び/又はデータ通信のために使用され得る電子デバイスを指し示す。モバイル局の例は、携帯電話、携帯情報端末(PDA)、ハンドヘルドデバイス、無線モデム、ラップトップコンピュータ、パーソナルコンピュータなどを含む。モバイル局は、代わりに、アクセス端末、モバイル端末、加入者設備、リモートステーション、ユーザ端末、端末、加入者ユニット、モバイルデバイス、無線デバイス、ユーザ装置と呼ばれることがあり、又は、何らかの他の類似する専門用語で呼ばれることがある。用語「基地局」は、固定ロケーションに設置され、モバイル局と通信するために用いられる、無線通信局を指し示す。基地局は、代わりに、アクセスポイント、Node B、発展型Node B(evolved Node B)と呼ばれることがあり、又は、何らかの他の類似する専門用語で呼ばれることがある。
モバイル局は、アップリンク及びダウンリンクの上でトランスミッションを介して一つ又は複数の基地局と通信することがある。アップリンク(又は逆方向リンク)は、モバイル局から基地局への通信リンクを指し示し、ダウンリンク(又は順方向リンク)は、基地局からモバイル局への通信リンクを指し示す。
無線通信システムの資源(例えば、バンド幅及び送信電力)は、複数のモバイル局の間で共有されることがある。符号分割多元接続(CDMA)、時分割多元接続(TDMA)、周波数分割多元接続(FDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)、その他を含む様々な多元接続技術が知られている。
利益は無線通信システムのオペレーションに関係する改善された方法及び装置により実現されることができる。
図1は、本明細書で開示される方法が利用され得る無線通信システムを説明するブロック図である。 図2は、通信システムにおける対数尤度比を近似するためのシステムのブロック図である。 図3(1)及び図3(2)は、コンステレーション・ダイアグラムの4つの構成(configurations)を説明する。 図3(1)及び図3(2)は、コンステレーション・ダイアグラムの4つの構成を説明する。 図4は、通信システムにおける対数尤度比を近似するためのシステムを説明するブロック図である。 図5は、通信システムにおける対数尤度比を近似するためのシステムのブロック図である。 図6は、通信システムにおける対数尤度比を近似するための方法を説明するブロック図である。 図6Aは、図6の方法に対応するミーンズ・プラス・ファンクションを説明する。 図7は、中間値を計算するためのシステムの3つの構成を説明するブロック図である。 図8は、対数尤度比を近似するためのシステムの他の構成を説明するブロック図である。 図9は、対数尤度比を近似するためのシステムの他の構成である。 図10は、MIMOシステムにおける送信機システム及び受信機システムのブロック図である。 図11は、無線デバイスの中に含まれ得る特定のコンポーネントを説明する。
詳細な説明
通信システムにおいて対数尤度比を計算する方法が開示される。復調されたシンボルが受信される。変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットが判定される。前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセス(piecewise linear process)を使用して、前記ビットに関して、少なくとも一つの対数尤度比が近似される。
前記変調次数は、前記シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックであっても良い。さらにまた、受信された前記シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)又は256直交振幅変調(256QAM)を使用して変調されても良い。
前記近似することは、線を判定することを含んでもよく、ここで、前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、前記スカラーのうちの一部は、前記線の垂直切片を示す。前記シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、又は256直交振幅変調(256QAM)を使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線が判定されても良い。対数尤度比は、前記シンボルにおけるあらゆるビットについて、近似されるても良い。さらに、前記近似することは、前記シンボル(I)の同相ビットを使用し且つ前記シンボル(Q)の直交ビットを使用しくても良く、又は、前記近似することは、前記シンボル(Q)の直交ビットを使用し且つ前記シンボル(I)の同相ビットを使用しなくても良い。二以上の対数尤度比は、結合されても良い。
通信システムにおいて対数尤度比を計算する装置がまた開示される。前記装置は、プロセッサと、前記プロセッサと電子通信するメモリとを含む。実行可能なインストラクションが、前記メモリに保存される。前記インストラクションは、復調されたシンボルを受信するように実行可能である。前記インストラクションはまた、変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットを判定するように実行可能である。インストラクションはまた、前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するように実行可能である。
通信システムにおいて対数尤度比を計算するための装置がまた開示される。前記装置は、復調されたシンボルを受信するための手段を含む。前記装置はまた、変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットを判定するための手段を含む。前記置はまた、前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するための手段を含む。
通信システムにおいて対数尤度比を計算するためのコンピュータープログラム製品がまた開示される。前記コンピュータープログラム製品は、インストラクションをその上にもつコンピュータ読み取り可能な媒体を含む。前記インストラクションは、復調されたシンボルを受信するためのコードを含む。前記インストラクションはまた、変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットを判定するためのコードを含む。前記インストラクションはまた、前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するためのコードを含む。
デジタル信号(例えば携帯電話において使用されるようなデジタル信号)は、変調され、無線で送信されても良い。様々な変調技術は、情報を送信するために、シンボル、又は、デジタル・ビットのグルーピングを使用しても良い。受信されたシンボルの値を判定する一つの方法は、1又は複数の対数尤度比(LLR)を使用することであっても良い。
LLRモジュールの一つの目標は、復調されたシンボル及び関連するSNR推定をLLRのシーケンスに変換することであっても良い。例えば、携帯電話におけるLLRモジュールは、M個のLLRに変換され得る復調されたデータのトリプレット(Yi,Yq,SNR)を受信しても良い。ここで、Mは変調次数である。例えば、Mは、QPSKについて2、8PSKについて3、16QAMについて4、そして、64QAMについて6に等しくても良い。
例えば、一つの構成において、Yは、複素復調シンボルを表してもよく、Sは、信号対雑音比(SNR)を表しても良い。さらにまた、xは、コンステレーション・ポイントを表してもよく、vは、0である平均及び1である電力をもつガウス分布によりモデル化され得る雑音を表しても良い。この構成において、復調されたシンボルYは、次のフォームをとっても良い。
Figure 0005290397
この構成に関して、各々のビットb (j=0 to M−1)に対するLLRは、以下の通りに計算されても良い。
Figure 0005290397
上記の式において、分子における項を得るために、ビットbが“0”である全ての変調シンボルの確率Yが合計されても良い。同様に、分母は、ビットb が“1”であるすべての変調シンボルの確率の合計であっても良い。LLRは、これら2つの量の比の対数であっても良い。
正確に実装される場合に、方程式(2)は、計算量が多い場合がある。それゆえ、区分線形近似又は漸近線形近似(asymptotic linear approximation)を使用してLLRを計算することは望ましい場合がある。
送信されたビットのコンステレーション・ポイントxへのグレイ・コード・マッピングを仮定すると、例えばQPSK、16QAM及び64−QAMのようなスクエアQAMコンステレーションについて、LLRの計算が、Re[Y]又はIm[Y]のいずれか(両方ではない)に依存しても良い(この簡略化は、8PSKのビットbとbにも適用されても良いが、ビットbについては適用されない)。例えば、QPSKのbビットのLLRの計算は、Q成分(Im[Y])だけに依存しても良く、一方、bビットの計算は、I成分(Re[Y])だけに依存しても良い。これは、他の成分に対応する項は、LLR方程式の分子と分母で同じであり、それゆえに、キャンセルされるからである。この事実は、LLR生成の複雑さを低減するために利用されても良い。
線の方程式は、y=(傾き)*x+(y切片)によりモデル化される。本システム及び方法は、プライマリー・スカラーA及びBを線形に利用し得るLLR区分線形をモデル化しても良い。ここで、Aは、LLR線形近似の傾き(slope)を表し、Bは、垂直切片(vertical intercept)を表す。16QAM及び64QAM変調について、LLRは、復調されたシンボルと信号対雑音比(SNR)との間の相対比較により定義される複数の線分を使用して近似されてもよい点に留意されるべきである。8PSK−c0 LLRは、修正された近似を必要とすることがある点にも留意されるべきである。それゆえ、本システム及び方法は、区分、線形プロセスを使用することによって、正確な、低複雑度の、統一されたLLR近似を可能にしても良い。
図1は、本明細書で開示される方法が利用され得る線通信システム100を説明するブロック図である。無線通信システム100は、各々が複数のアンテナ・グループを含むことができる1又は複数のアクセスポイント(AP)102を含んでも良い。例えば、AP102は、2つのアンテナ・グループ、第1のアンテナ106aと第2のアンテナ106bを含む第1のグループ106と、第3のアンテナ108aと第4のアンテナ108bを含む第2のグループ108を含んでも良い。その構成は、各々のアンテナ・グループを2つのアンテナで例示するが、より多くの又はより少しのアンテナが各々のアンテナ・グループに含まれても良い。無線通信システム100はまた、第1のアンテナ・グループ106で通信する第1のアクセス端末(AT)104aを含んでも良い。ここで、第1のアンテナ106aと第2のアンテナ106bは、第1の順方向リンク110aの上で第1のアクセス端末104aに情報を送信し、第1の逆方向リンク112aの上で第1のアクセス端末104aから情報を受信する。同様に、無線通信システム100は、第2のアンテナ・グループ108で通信する第2のアクセス端末(AT)104bを含んでも良い。ここで、第3のアンテナ108aと第4のアンテナ108bは、第2の順方向リンク110bの上で第2のアクセス端末104bに情報を送信し、第2の逆方向リンク112bの上で第2のアクセス端末104bから情報を受信する。無線通信システム100において、順方向通信リンク110は、逆方向通信リンク112とは異なる周波数を通信のために使用しても良い。
複数のアンテナからなるグループ及び/又はそれらが通信するようにデザインされたエリアの各々は、しばしば、AP102のセクターと呼ばれる。図示された構成において、アンテナ・グループは、セクター内の全てのAT104と通信するようにデザインされても良い。言い換えると、各々のアンテナ・グループは、地理的エリアにおいてAT104の全てと通信する役割を果たしても良い。
順方向リンク110の上で通信する場合に、送信アンテナは、AT104における信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用しても良い。その上、AP102は、そのカバレージの全体にわたってランダムに散在されるAT104と通信する場合に、干渉を最小にするために、ビームフォーミングを使用しても良い。
AP102は、AT104と通信するために使用される固定局であってもよく、また、基地局、Node Bと呼ばれることがあり或いは何らかの他の専門用語で呼ばれることがある。AT104は、本明細書でユーザ装置(UE)、無線通信デバイス、端末と呼ばれることがあり又は何らかの他の専門用語で呼ばれることがある。
無線通信システム100が、二以上のAP102と、二より多い又は二より少ないAT104とを含んでもよい点は、留意されるべきである。その上、AP102は、任意の適当なチャネル・アクセス方法(例えば、周波数分割多元接続(FDMA)、符号分割多元接続(CDMA)、直交周波数分割多元接続(OFDMA)など)を用いて通信しても良い。
図2は、通信システムにおいて対数尤度比を近似するためのシステム200のブロック図である。AT204は、変調された信号を、AP202から受信しても良い。AT204上の復調器224は、受信された信号を復調して、復調されたシンボル216を生成しても良い。各々の復調されたシンボル216は、実数部(Yi)215、複素数部(Yq)217、及び関係のある信号対雑音比(SNR)218を含んでも良い。それゆえ、AT204におけるLLRエンジン214は、入力として、復調されたシンボル216(それぞれ、同相成分(Yi)215と直交成分(Yq)217をもつ)及びSNR218を受信しても良い。その上、LLRエンジン214は、入力として、受信された信号に関する変調次数220を受信しても良い。変調次数220は、受信された信号を変調するのに用いられた変調技術を示す任意の値であっても良い。例えば、変調次数は、QPSKについて2、8PSKについて3、16QAMについて4、そして、64QAMについて6に等しくても良い。そして、他のデータに混じって、復調されたシンボル216、SNR218、及び変調次数220を用いて、LLRエンジン214は、各々の復調されたシンボル216における各々のビットについて、LLR222を計算しても良い。LLR222は、更なる処理のためにデコーダ226に送信されても良い。
AP202は、AT204に類似するモジュールを含んでも良い。言い換えると、AP202は、AT204に加えて、対数尤度比を近似するために本明細書で説明されるシステム及び方法を実装しても良い。例えば、電話での会話において、AT204は、AP202から信号を受信し、そして、AT204は、その信号について、対数尤度比222を近似しても良い。同様に、AP202は、AT204から、信号を受信し、そして、AP202は、その信号について、対数尤度比222を近似しても良い。
図3(1)及び図3(2)は、コンステレーション・ダイアグラム300の4つの構成を説明する。第1のダイアグラム300aは、4位相偏移変調(QPSK)変調のためものであっても良い。QPSK変調は、スクウェア構成におけるコンステレーション・ダイアグラム300a上の4つのポイントを使っても良い。4つのポイントを使って、QPSK変調は、1シンボル中に、メッセージの2ビットを符号化しても良い。同様に、第2のダイアグラム300bは、8位相偏移変調(8PSK)変調のためものであっても良い。8PSK変調は、円の周囲に等置されるコンステレーション・ダイアグラム300b上の8つのポイントを使っても良い。8つのポイントを使って、QPSK変調は、1シンボル中に、メッセージの3ビットを符号化しても良い。同様に、第3のダイアグラム300cは、16直交振幅変調(16QAM)のためものであっても良い。16QAM変調は、スクウェアの構成におけるコンステレーション・ダイアグラム300c上の16のポイントを使っても良い。16のポイントを使って、QPSK変調は、1シンボル中に、メッセージの4ビットを符号化しても良い。同様に、第4のダイアグラム300dは、64直交振幅変調(64QAM)のためものであっても良い。64QAM変調は、スクウェアの構成におけるコンステレーション・ダイアグラム300d上の64のポイントを使っても良い。64のポイントを使って、QPSK変調は、1シンボル中に、メッセージの6ビットを符号化しても良い。QPSK、8PSK、16QAM、及び64QAMのためのダイアグラム300が説明されたが、対応するコンステレーション・ダイアグラムをもつ任意の変調スキームが、本明細書で開示されたシステム及び方法で用いられても良い。
図4は、通信システムにおいて対数尤度比を近似するためのシステム400を説明するブロック図である。システム400は、AT204、AP202、又はそれらの両方に、存在しても良い。LLRエンジン414は、復調されたシンボル416及び復調されたSNR418を、復調器エンジン428から受信しても良い。復調器エンジン428は、復調器224を含んでも良い。同様に、LLRエンジン414は、受信信号のために用いられる変調技術を示す変調次数420を受信しても良い。復調されたシンボル416、復調されたSNR418、及び変調次数420に基づいて、LLRエンジン414は、あらゆるシンボルにおけるあらゆるビットについて、LLR422を近似しても良い。LLR422は、デコーダ・エンジン430に送信されても良い。デコーダ・エンジン430は、デコーダ226を含んでも良い。
図5は、通信システムにおいて対数尤度比を近似するためのシステム500のブロック図である。システム500は、AT204、AP202、又はそれらの両方に、存在しても良い。復調器524は、1又は複数の復調された出力を生成するために、1又は複数の復調オペレーションを実行しても良い。言い換えると、復調スキームは、受信信号(例えば、2ビット・データ(QPSK)、3ビット・データ(8PSK)、4ビット・データ(16QAM)、及び/又は6ビット・データ(64QAM)など)を変調するために使用される変調スキームに対応しても良い。例えば最小平均二乗誤差(Minimum Mean Square Error)(MMSE)又は最大比合成(Maximum Ratio Composition)(MRC)のような更なる技術が使用されても良い。各々のシンボル516は、実数部(Yi)515、複素数部(Yq)517、及び関係のある信号対雑音比(SNR)518を含んでもよいことは留意されるべきである。
システム500または、対数尤度比522を計算するためのLLRエンジン514を含んでも良い。一つの構成において、LLRエンジン514は、LLR522を推定するために、区分線形近似(piecewise linear approximation)を使用しても良い。言い換えると、LLRエンジン514は、SNR(S)518のレンジに応じて、異なる傾きスカラー(A)及び垂直切片スカラー(B)を使用しても良い。最初に、LLRエンジン514は、1セットの中間値542を計算するために、Yi515,Yq517及びS518部分を含む復調されたシンボル516、変調次数(M)520、並びにプライマリー・スケーリング・テーブル540を使用しても良い。プライマリー・スケーリング・テーブル540は、復調されたシンボル516のために使用される変調次数520に依存している1セットの固定値を含むデータ構造であっても良い。例えば、図5に示される構成において、M=2のとき、復調スカラー(demodulating scalar)(A)はA1にセットされ、SNRスカラー(B)はB1にセットされる。同様に、M=3とき、復調スカラー(A)はA2にセットされ、SNRスカラー(B)はB2にセットされる、などである。
Figure 0005290397
SNRスカラー(B)のための値は、0、4/10、2/10、5/9、及び、2/21を含んでも良い。プライマリー・スケーリング・テーブル540の説明された構成は、変調次数(M)520だけに依存している復調スカラー(A)及びSNRスカラー(B)で示されるが、A及びBはまた、復調されたシンボル516に関するSNR(S)518のレンジに依存していても良い。例えば、A4は、S<5dBの場合、ある値であり、S≧5dBの場合、異なる値であっても良い。さらにまた、プライマリー・スケーリング・テーブル540は、各々の変調次数(M)520についてA及びBを格納するための任意の適当なデータ構造(例えば、アレイ、リンクト・リスト、マップ、セットなど)を使用しても良い。
プライマリー・スケーリング・テーブル540を使用して、LLRエンジン514は、各々のシンボル516における各々のビットについて、LLR522を線形に近似するために、復調されたシンボル516を基準化しても良い。言い換えると、A及びBは、LLR522を全体的に又は部分的に近似する線の傾き及び垂直切片を基準化するために用いられても良い。これは、Di 544、Dq 546、SS 548、 SGN 550, 及びSGN 552を含む1セットの中間値を判定することを含んでも良い。中間値542は、以下の方程式に従って判定されても良い。
Di=A*|Yi| (3)
Dq=A*|Yq| (4)
SS=B*S (5)
SGN=Sign(Yi)=同相成分515の符号(Yi) (6)
(例えば、+1又は−1)
SGN=Sign(Yq)=直交成分517の符号(Yq) (7)
(例えば、+1又は−1)
中間値542の判定の後で、LLRエンジン514は、LLR522を近似するために、中間値542及びセカンダリー・スケーリング・テーブル554を使用しても良い。セカンダリー・スケーリング・テーブル554は、復調されたシンボル516(これに対してLLR522が計算されている)におけるビット及びSNR(S)518の値に依存している各々の変調次数(M)520について、1セットの固定値を含むデータ構造であっても良い。LLRエンジン514は、各々の変調次数(M)520について、セカンダリー・スケーリング・テーブル556(例えば、QPSKセカンダリー・スケーリング・テーブル556a、8PSKセカンダリー・スケーリング・テーブル556b、16QAMセカンダリー・スケーリング・テーブル556c、64QAMセカンダリー・スケーリング・テーブル556dなど)を格納しても良い。各々のセカンダリー・スケーリング・テーブル556は、一つの変調次数(M)520だけのためであっても良い。言い換えると、プライマリー・スケーリング・テーブル540は、すべての変調次数に対する復調スカラー(A)及びSNRスカラー(B)を含んでもよく、一方、各々のセカンダリー・スケーリング・テーブル556は、一つの変調次数(M)520について、固定値、(α,β,γ)及び(α,β,γ)、だけを含んでも良い。セカンダリー・スケーリング・テーブル556中の各々の値は、復調されたシンボル516(これに対してLLR522が計算されている)におけるビット及びSNR(S)518に基づいて、更に変化しても良い。復調されたシンボル516(これに対してLLR522が計算されている)のビットは、本明細書でc0,c1,c2,c3,c4及びc5と呼ばれる場合がある。ここで、コンステレーション・ポイント、それゆえ、ポテンシャル・シンボル516は、シーケンス[cM−1M−2…c]としてバイナリ形式で表される。ここで、Mは、変調次数520である。以下のテーブルは、セカンダリー・スケーリング・テーブル556の例であっても良い。
Figure 0005290397
Figure 0005290397
Figure 0005290397
Figure 0005290397
説明された構成において、セカンダリー・スケーリング・テーブル556は、各々の変調次数(M)520について、セカンダリー・スカラー(α,β,γ)及び(α,β,γ)からなるセットを提供しても良い。これらセカンダリー・スカラーは、LLR522を近似するために用いられる線の傾き及び垂直切片を更に基準化しても良い。フラグ555は、以下のSNR(S)518のレンジを示しても良い。
Figure 0005290397
それゆえ、フラグ555は、中間値542に関するSNR(S)518のレンジを示しても良い。
LLRロジック558は、それから、中間値542、プライマリー・スカラーAとB、及びセカンダリー・スケーリング・テーブル556に基づいて、LLR522を近似する。言い換えると、LLR522は、同相成分LLR及び直交成分LLRをもってもよく、また、以下の方程式を用いて計算されても良い。
Figure 0005290397
このように、LLRエンジン514は、最小の資源及び単一の統一されたLLRエンジン514を使用し得るLLR522の区分線形近似を、近似しても良い。言い換えると、本明細書で開示されるシステム及び方法は、単一のハードウェア・ブロックがLLR522を計算するのを可能にしても良い。方程式(8)及び(9)は、LLRエンジン514が、任意のYi515,Yq517,S518,M520などについて、LLR522を計算するのを可能にしてもよい点もまた留意されるべきである。これは、方程式(8)及び(9)を使用することを含んでも良い。例えば、方程式(8)及び(9)に基づくLLR522のための最終的な方程式は、以下のフォームをとっても良い。
Figure 0005290397
Figure 0005290397
Figure 0005290397
Figure 0005290397
LLR522は対称形である場合があるので、各々のLLR522は、シンボルの同相ビット(Yi) 515又はシンボルの直交ビット(Yq) 517だけを使用して、近似されても良い点に留意されるべきである。例えば、QPSKにおける第c0のビットに対するLLR522の近似は、SGN及びDだけを含んでも良い。同様に、QPSKにおける第c1のビットに対するLLR522の近似は、SGN及びDだけを含んでも良い。その上、各々のLLR522に対する近似は、完全に復調されたシンボル516に対するLLR522を形成するために、結合されても良い。
そして、LLRエンジン514は、LLR522を、他のデータに混じって、更なる処理のために、デコーダ526に送信しても良い。デコーダ526は、任意の適当な復号化方法(例えば、ターボ復号化、ビタビ復号化など)を使用しても良い。
図6は、通信システムにおいてLLR522を近似するための方法600を説明するブロック図である。方法600は、AT204により実行されても良い。最初に、AT204は、変調された信号を受信しても良い(664)。その信号は、任意の適当な技術(例えば、QPSK、8PSK、16QAM、64QAM)を使用して変調されたものであっても良い。そして、AT204は、復調されたシンボル516、信号対雑音比518、及び該信号に対する変調次数(M)520を判定しても良い(666)。これは、シンボル516を復調する復調器524を含んでも良い。さらにまた、各々のシンボル516は、同相成分(Yi)515及び直交積成分(Yq)517を含んでも良い。そして、AT204は、変調次数(M)520に基づいて、復調スカラー(A)及びSNRスカラー(B)を判定しても良い(668)。これは、復調されたシンボル516のために使用される変調次数520に依存している1セットの固定値を含むプライマリー・スケーリング・テーブル540を使用することを含んでも良い。次に、AT204は、復調されたシンボル516、SNR(S)518、復調スカラーA、及びSNRスカラーBに基づいて、中間値のセットを判定しても良い(670)。そして、AT204は、SNR(S)518の範囲を示すフラグ555を判定しても良い(671)。そして、AT204は、SNR(S)518及びシンボル516のビット(これに対してLLR522が計算されている)(例えば、c0,c1,c2など)に基づいて、セカンダリー・スカラーのセットを判定しても良い(672)。これは、フラグ555に部分的に基づくことのあるセカンダリー・スケーリング・テーブル556を使用することを含んでも良い。最後に、AT204は、区分線形プロセスを使用して、中間値542及びセカンダリー・スカラーに基づいて、該ビットに関するLLR522を近似しても良い(674)。
上で説明された図6の方法600は、図6A中で説明されたミーンズ・プラス・ファンクション・ブロック600Aに対応する様々なハードウェア及び/又は(1又は複数の)ソフトウェア・コンポーネント及び/又は(1又は複数の)モジュールにより実行されても良い。言い換えると、図6中で説明されたブロック664〜674は、図6A中で説明されたミーンズ・プラス・ファンクション・ブロック664A〜674Aに対応する。
図7は、中間値を計算するためのシステム700の3つの構成を説明するブロック図である。言い換えると、3つの説明された構成は、方程式(3)−(7)を実装しても良い。第1のシステム700aにおいて、SGN 750を判定するために、符号装置778aによって、Yi 715の符号が判定されても良い。同様に、絶対値装置776aは、Yi 715の絶対値を判定し、そして、Di 744を生成するために、Yi 715にA780を乗じても良い。同様の方法で、第2のシステム700bは、SGN 752を判定するために、Yq717の符号を取得するための符号装置778bを使用しても良い。同様に、絶対値装置776bは、Yq 717の絶対値を判定し、そして、Dq 746を生成するために、Yq 717にA780を乗じても良い。第3のシステム700cは、入力としてSNR(S)718を受信し、そして、SS748を生成するために、SNR(S)718にB782を乗じても良い。
図8は、LLR522を近似するためのシステム800の一つの構成を説明するブロック図である。システム800は、Yi 515に関するLLRの区分線形近似であるLLRi 884a及びYq 517に関するLLRの区分線形近似であるLLRq 884bを生成しても良い。
システム800は、図5中で説明されたLLRロジック558中に存在しても良い。さらにまた、システム800は、スクウェア・コンステレーション・ダイアグラムをもつ変調技術について最も良くオペレートしても良い。言い換えると、Yi 515及とYq 517は独立していない場合があるので、システム800は、8PSKで変調されたシンボルにおける第c0のビットについて働かないかもしれない。8PSK変調のために第c0のビットを判定するための構成は、以下に記される。
システム800は、入力として中間値542(例えば、SS 848、Di 844、及びDq 846)を受信しても良い。SS 848は、β886aを乗じられ、そして、同相LLR、LLRi 884aを生成するために、γ 890aを乗じられる前に、α 888aを乗じられたDi 844との合計をとられる。同様に、SS 848は、β886bを乗じられ、そして、直交LLR、LLRq 884bを生成するために、γ890bを乗じられる前に、α888bを乗じられたDq 846との合計をとられる。LLRi884a及びLLRq884bは、それから、最終的なLLR522を生成するために合計されても良い。
図9は、LLR922を近似するためのシステム900の他の構成である。システム900は、図5中で説明されたLLRロジック558中に存在しても良い。システム900は、非スクウェア・コンステレーション・ダイアグラムで変調されたシンボルのために働いても良い。言い換えると、システム900は、8PSKで変調されたシンボルにおける第c0のビットのためにデザインされても良い。
Figure 0005290397
図10は、MIMOシステム1000における送信機システム1010(アクセスポイントとしても知られている)及び受信機システム1050(アクセス端末としても知られている)のブロック図である。例えば、システム1000は、AT204又はAP202上に実装されても良い。送信機システム1010において、幾らかのデータストリーム用のトラフィック・データは、データソース1012から送信(“TX”)データプロセッサ1014へ供給されても良い。
幾つかの実施形態において、各々のデータストリームは、それぞれの送信アンテナを通して送信されても良い。TXデータプロセッサ1014は、符号化されたデータを供給するために、そのデータストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各々のデータストリームのためのトラフィック・データを、フォーマットし、符号化し、そして、インターリーブしても良い。
各々のデータストリームのための符号化されたデータは、OFDM技術を使用して、パイロット・データと多重化されても良い。パイロット・データは、一般的に、既知の方法で処理された既知のデータ・パターンであり、また、チャネル・レスポンスを推定するために受信機システムで使用されても良い。各々のデータストリームのための多重化されたパイロット及び符号化されたデータは、それから、変調シンボルを提供するために、そのデータストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、QPSK、8PSK、16QAM、64QAM)に基づいて、変調(すなわち、シンボルマッピング)されても良い。各々のデータストリームに関するデータレート、符号化及び変調は、プロセッサ1030により実行されるインストラクションにより決定されても良い。
すべてのデータストリームのための変調シンボルは、それから、TX MIMOプロセッサ1020に提供されてもよく、そして、TX MIMOプロセッサ1020は、更に、(例えば、OFDMに関して)該変調シンボルを処理しても良い。TX MIMOプロセッサ1020は、それから、N個の変調シンボル・ストリームをN個の送信機(TMTR)1022a〜1022tに供給する。幾つかの構成において、TX MIMOプロセッサ1020は、データストリームのシンボルに及び該シンボルが送信されているアンテナに、ビームフォーミング重みを適用しても良い。
各々の送受信機1022は、1又は複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信及び処理し、そして、MIMOチャネル上での伝送に適した変調信号を供給するために、該アナログ信号を更に調整(conditions)(例えば、増幅、フィルタリング及びアップコンバート)しても良い。送信機1022a〜1022tのN個の変調信号は、それから、それぞれ、N個のアンテナ1024a〜1024tから送信されても良い。
受信機システム1050において、送信された変調信号は、N個のアンテナ1052a〜1052rにより受信されてもよく、そして、各々のアンテナ1052からの該受信された信号は、それぞれの受信機(RCVR)1054a〜1054rに提供されても良い。各々の受信機1054は、それぞれの受信された信号を調整(例えば、フィルタリング、増幅及びダウンコンバート)し、サンプルを提供するために、該調整された信号をデジタイズし、更に、対応する“受信(received)”シンボル・ストリームを提供するために、該サンプルを処理しても良い。
RXデータプロセッサ760は、それから、N個の“検出(detected)”シンボル・ストリームを提供するために、特定の受信機処理技術に基づいて、N個の受信機1054から、該N個の受信シンボル・ストリームを受信し処理しても良い。RXデータプロセッサ1060は、それから、データストリームのためのトラフィック・データを回復するために、各々の検出シンボル・ストリームを、復調し、デインターリーブし、そして、復号化しても良い。RXデータプロセッサ1060による処理は、送信機システム1010におけるTX MIMOプロセッサ1020及びTXデータプロセッサ1014により実行されるそれと相補的であっても良い。
プロセッサ1070は、周期的に、いずれのプリコーディング・マトリックスを使用するべきかについて判定しても良い(以下に記載する)。プロセッサ1070はまた、マトリックス・インデックス部とランク値部とを含む逆方向リンク・メッセージを作成しても良い。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンク及び/又は受信データストリームに関して様々なタイプの情報を含んでも良い。逆方向リンク・メッセージは、それから、TXデータプロセッサ1038(それはまた、データソース1036から幾つかのデータストリームのためのトラフィック・データを受信する。)により処理され、変調器1080により変調され、送信機1054a〜1054rにより調整され、そして、もとの送信機システム1010へ送信されても良い。
送信機システム1010において、受信機システム1050からの変調信号は、受信機システム1050により送信された逆方向リンク・メッセージを抽出するために、アンテナ1024により受信され、送受信機1022により調整され、復調器1040により復調され、そして、RXデータプロセッサ1042により処理されても良い。プロセッサ1030は、それから、いずれのプリコーディング・マトリックスを、ビームフォーミング重みを決定するための用いるかについて判定し、次に、該抽出されたメッセージを処理しても良い。
プロセッサ1030,1070は、データ又はインストラクションを格納するためのメモリと電子通信しても良い。例えば、プロセッサ1030は、メモリ1032と電子通信してもよく、また、プロセッサ1070は、メモリ1072と電子通信しても良い。
図11は、無線デバイス1101内に含まれ得る特定のコンポーネントを説明する。無線デバイス1101は、アクセス端末(AT)204又はアクセスポイント(AP)202であっても良い。
無線デバイス1101は、プロセッサ1103を含む。プロセッサ1103は、汎用シングルチップ又はマルチチップ・マイクロプロセッサ(例えば、ARM)、特殊用途マイクロプロセッサ(例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブル・ゲート・アレイなどであっても良い。プロセッサ1103は、中央演算処理装置(CPU)と呼ばれることがある。シングル・プロセッサ1103が図11の無線デバイス1101中に示されるが、他の構成において、プロセッサの組み合せ(例えば、AEMとDSP)が使用されるても良い。
無線デバイス1101はまた、メモリ1105を含む。メモリ1105は、電子情報を格納することができる任意の電子コンポーネントであっても良い。メモリ1105は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAMにおけるフラッシュメモリ素子、プロセッサに含まれるオンボード・メモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、その他、それらの組み合わせを含む、として実現されても良い。
データ1107及びインストラクション1109は、メモリ1105に格納されても良い。インストラクション1109は、本明細書で開示される方法を実装するために、プロセッサ1103により実行可能であっても良い。インストラクション1109の実行は、メモリ1105に格納されたデータ1107の使用を含んでも良い。
無線デバイス1101はまた、無線デバイス1101とリモート位置との間の信号の送信及び受信を可能にするための送信機1111及び受信機1113を含んでも良い。送信機1111及び受信機1113は、併せて、送受信機1115と呼ばれることがある。アンテナ1117は、送受信機1115に電気的に接続されても良い。無線デバイス1101はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数の送受信機及び/又は複数のアンテナを含んでも良い(図示せず)。
無線デバイス1101の様々なコンポーネントは、1又は複数のバスで連結されても良い。そして、それは電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバス、その他を含んでも良い。明確性のために、様々なバスが、バス・システム1119として図11中で説明される。
本明細書で説明される技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含む様々な通信システムのために使用されても良い。そのような通信システムの例は、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、その他を含む。OFDMAシステムは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用する。そして、それは、全体的なシステム・バンド幅を複数の直交サブキャリアに区分化する変調技術である。これらサブキャリアはまた、トーン、ビンなどと呼ばれることがある。OFDMを使って、各々のサブキャリアは、独立してデータで変調されても良い。SC−FDMAシステムは、システム・バンド幅を横切って分散されるサブキャリアの上で送信するためのインターリーブされた(interleaved)FDMA(IFDMA)、隣接するサブキャリアの一つのブロックの上で送信するための局所化された(localized)FDMA(LFDMA)、隣接するサブキャリアの複数のブロックの上で送信するための強化された(enhanced)FDMA(EFDMA)を利用しても良い。一般に、変調シンボルは、OFDMにより周波数領域で、そして、SC−FDMAにより時間領域で、送信される。
用語「判定すること(determining)」は、多種多様なアクションを含む。そして、したがって、「判定すること」は、計算すること(calculating)、計算すること(computing)、処理すること、得ること(deriving)、調べる(investigating)、ルックアップすること(例えば、テーブル、データベース又は他のデータ構造においてルックアップすること)、確かめること(ascertaining)などを含むことができる。また、「判定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ中のデータにアクセスすること)などを含むことができる。また、「判定すること」は、解決すること(resolving)、選択すること(selecting)、選択すること(choosing)、確立(establishing)することなどを含むことができる。
フレーズ「基づいて(based on)」は、明確に他の方法で指定されない限り、「のみに基づいて(based only on)」を意味しない。言い換えると、フレーズ「基づいて(based on)」は、「のみに基づいて(based only on)」と「少なくとも基づいて(based at least on)」の両方を言っている。
用語「プロセッサ」は、汎用プロセッサ、中央演算処理装置(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、ステート・マシン、その他を含むように、広く解釈されるべきである。ある状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向けIC(ASIC)、プログラマブル・ロジック・デバイス(PLD)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(FPGA)、その他を指し示しても良い。用語「プロセッサ」は、処理デバイスの組み合せ(例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合せ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連携した1又は複数のマイクロプロセッサ、又は任意の他のそのような構成)を指し示しても良い。
用語「メモリ」は、電子情報を格納することができるどのような電子コンポーネントをも含むように、広く解釈されるべきである。用語メモリは、例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、リードオンリーメモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマブルリードオンリーメモリ(PROM)、消去可能プログラマブルリードオンリーメモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気又は光学データ記憶、レジスタなどのような、様々なタイプのプロセッサ読み取り可能な媒体を指し示すことができる。プロセッサがメモリから情報を読み出すことができ及び/又はメモリへ情報を書き込むことができるならば、メモリはプロセッサと電子通信すると考えられる。プロセッサに集積されるメモリは、プロセッサと電子通信する。
用語「インストラクション」及び「コード」は、任意のタイプの(1又は複数の)コンピュータ読取り可能なステートメントを含むように、広く解釈されるべきである。例えば、用語「インストラクション」及び「コード」は、1又は複数のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャーなどを指し示すことができる。「インストラクション」及び「コード」は、単一のコンピュータ読取り可能なステートメント又は多くのコンピュータ読取り可能なステートメントを含んでも良い。用語「インストラクション」及び「コード」が、本明細書で互換的に使用されることができる。
本明細書で説明される機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア又はそれらの任意の組み合せにおいて実装されることができる。ソフトウェアで実装される場合には、機能は、コンピュータ読み取り可能な媒体上に1又は複数のインストラクションとして格納されても良い。用語「コンピュータ読み取り可能な媒体」は、コンピュータによりアクセスされることができる任意の利用可能な媒体を指し示す。制限ではなく、例として、コンピュータ読み取り可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置若しくは他の磁気記憶装置、又は、インストラクション若しくはデータ構造の形で所望のプログラムコード手段を伝えるかか若しくは記憶するのに使用でき、且つ、コンピュータによってアクセスできる任意の他の媒体を含むことができる。本明細書で用いられるディスク(Disk)及びディスク(disc)は、コンパクトディスク(CD)、レーザーディスク(登録商標)、光ディスク、デジタルバーサタイルディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク及びブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ここで、ディスク(disks)は、通常、磁気的にデータを複製(reproduce)し、一方、ディスク(discs)は、レーザーを使って光学的にデータをさせる。
ソフトウェア又はインストラクションはまた、伝送媒体上を送信されても良い。例えば、同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、デジタル加入者線(DSL)、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術を使用することによって、ウェブサイト、サーバ、又は他のリモートソースからソフトウェアが送信される場合に、その同軸ケーブル、光ファイバーケーブル、ツイストペア、DSL、又は、例えば赤外線、無線、マイクロ波のような無線技術は、伝送媒体の定義に含まれる。
本明細書で開示される方法は、説明された方法を達成するために、1又は複数のステップ又はアクションを含む。方法ステップ及び/又はアクションは、クレームの要旨を逸脱しない範囲で互いに置き換えられることができる。言い換えると、ステップ又はアクションの特定の順序が、説明されている方法の特有のオペレーションのために要求されない限り、特定のステップ及び/又はアクションの順序及び/又は使用は、クレームの要旨を逸脱しない範囲で修正されることができる。
さらに、図6により説明されるそれらのように、本明細書で説明される方法及び技術を実行するためのモジュール及び/又は他の適当な手段が、ダウンロードされることができ及び/又はさもなければデバイスにより得られることができることは理解されるべきである。例えば、デバイスは、本明細書で説明される方法を実行するための手段の転送を容易にするために、サーバに接続されても良い。あるいは、本明細書で説明される様々な方法は、デバイスが記憶手段をそのデバイスに接続させる又は提供する様々な方法を得ることができるように、記憶手段(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読出し専用メモリ(ROM)、物理記憶媒体(例えば、コンパクトディスク(CD)又はフロッピー(登録商標)ディスクなど)を媒介して提供されることができる。さらに、デバイスに本明細書で説明される方法及び技術を提供するための任意の他の適当な技術が、利用されることができる。
クレームは、上で説明された正確な構成及びコンポーネントに制限されないことは、理解されるべきである。様々な修正、変更及び変形は、クレームの要旨を逸脱しない範囲で、本明細書で説明されるシステム、方法及び装置の配置、動作及び細部において、もたらされることができる。
クレームは以下の通りである
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された各請求項に対応する発明を付記する。
[1]通信システムにおいて対数尤度比を計算するための方法において、
復調されたシンボルを受信することと、
変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットを判定することと、
前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似することを含む方法。
[2]前記変調次数は、前記シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである[1]の方法。
[3]前記シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された[1]の方法。
[4]前記近似することは、線を判定することを含み、
前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す[1]の方法。
[5]前記近似することは、前記シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、又は256直交振幅変調(256QAM)を使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定することを含む[4]の方法。
[6]前記近似することは、前記シンボルにおけるあらゆるビットについて、対数尤度比を近似することを更に含む[1]の方法。
[7]前記近似することは、前記シンボルの同相ビット(I)を使用し且つ前記シンボルの直交ビット(Q)を使用せず、又は、前記近似することは、前記シンボルの直交ビット(Q)を使用し且つ前記シンボルの同相ビット(I)を使用しない[1]の方法。
[8]二以上の対数尤度比を結合することを更に含む[1]の方法。
[9]通信システムにおいて対数尤度比を計算するための装置において、
プロセッサと、
前記プロセッサと電子通信するメモリと、
前記メモリに格納されるインストラクションとを含み、
前記インストラクションは、
復調されたシンボルを受信し、変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットを判定し、
前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するように前記プロセッサにより実行可能である装置。
[10]前記変調次数は、前記シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである[9]の装置。
[11]前記シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された[9]の装置。
[12]前記近似するように実行可能なインストラクションは、線を判定するように実行可能なインストラクションを含み、
前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す[9]の装置。
[13]前記近似するように実行可能なインストラクションは、前記シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、又は256直交振幅変調(256QAM)を使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定するように実行可能なインストラクションとを含む[12]の装置。
[14]前記近似するように実行可能なインストラクションは、前記シンボルにおけるあらゆるビットについて、対数尤度比を近似するように実行可能なインストラクションを更に含む[9]の装置。
[15]前記近似するように実行可能なインストラクションは、前記シンボルの同相ビット(I)を使用し且つ前記シンボルの直交ビット(Q)を使用しないように実行可能なインストラクション、又は、前記近似することは、前記シンボルの直交ビット(Q)を使用し且つ前記シンボルの同相ビット(I)を使用しないように実行可能なインストラクションを更に含む[9]の装置。
[16]二以上の対数尤度比を結合するように実行可能なインストラクションを更に含む[9]の装置。
[17]通信システムにおいて対数尤度比を計算するための装置において、
復調されたシンボルを受信するための手段と、
変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットを判定するための手段と、
前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するための手段を含む装置。
[18]前記変調次数は、前記シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである[17]の装置。
[19]前記シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された[17]の装置。
[20]前記近似するための手段は、線を判定するための手段を含み、
前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す[17]の装置。
[21]前記近似するための手段は、前記シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、又は256直交振幅変調(256QAM)を使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定するための手段を含む[20]の装置。
[22]前記近似するための手段は、前記シンボルにおけるあらゆるビットについて、対数尤度比を近似するための手段を更に含む[17]の装置。
[23]前記近似するための手段は、前記シンボルの直交ビット(Q)を使用せず、前記シンボルの同相ビット(I)を使用するための手段、又は、前記近似することは、前記シンボルの同相ビット(I)を使用せず、前記シンボルの直交ビット(Q)を使用するための手段を含む[17]の装置。
[24]二以上の対数尤度比を結合するための手段を更に含む[17]の装置。
[25]通信システムにおいて対数尤度比を計算するためのコンピュータープログラム製品において、前記コンピュータープログラム製品は、インストラクションをその上にもつコンピュータ読み取り可能な媒体を含み、前記インストラクションは、
復調されたシンボルを受信するためのコードと、
変調次数、前記シンボルに関する信号対雑音比、及び前記シンボルのビットに基づいて、スカラーのセットを判定するためのコードと、
前記スカラー及び前記シンボルに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するためのコードを含む装置。
[26]前記変調次数は、前記シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである[25]のコンピュータープログラム製品。
[27]前記シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された[25]のコンピュータープログラム製品。
[28]前記近似するためのコードは、線を判定するためのコードを含み、
前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す[25]のコンピュータープログラム製品。
[29]前記近似するためのコードは、前記シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、又は256直交振幅変調(256QAM)を使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定するためのコードを含む[28]のコンピュータープログラム製品。
[30]前記近似するためのコードは、前記シンボルにおけるあらゆるビットについて、対数尤度比を近似するためのコードを更に含む[25]のコンピュータープログラム製品。
[31]前記近似するためのコードは、前記シンボルの直交ビット(Q)を使用せず、前記シンボルの同相ビット(I)を使用するためのコード、又は、前記近似することは、前記シンボルの同相ビット(I)を使用せず、前記シンボルの直交ビット(Q)を使用するためのコードを含む[25]のコンピュータープログラム製品。
[32]二以上の対数尤度比を結合するためのコードを更に含む[25]のコンピュータープログラム製品。

Claims (35)

  1. 通信システムにおいて対数尤度比を計算するための方法において、
    変調シンボルに対応する復調されたシンボルを受信することと
    前記変調シンボルの変調次数に基づいて、第1のスカラーのセットを判定することと、
    前記変調シンボルの信号対雑音比(SNR)及び前記変調シンボルのビットに基づいて、第2のスカラーのセットを判定することと、
    第1のスカラーのセット及び前記第2のスカラーのセットに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記変調シンボルの前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似することを含む方法。
  2. 前記変調次数は、前記変調シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである請求項1の方法。
  3. 前記変調シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された請求項1の方法。
  4. 前記近似することは、線を判定することを含み、
    前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す請求項1の方法。
  5. 前記近似することは、前記変調シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定することを含む請求項4の方法。
  6. 前記近似することは、前記変調シンボルあらゆるビットについて、対数尤度比を近似することを更に含む請求項1の方法。
  7. 前記近似することは、前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用し且つ前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用せず、又は、前記近似することは、前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用し且つ前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用しない請求項1の方法。
  8. 前記少なくとも一つの対数尤度比は、複数の対数尤度比を含み、
    前記複数の対数尤度比は、前記変調シンボルのすべてに対する1つの対数尤度比を形成するために結合される、請求項1の方法。
  9. 通信システムにおいて対数尤度比を計算するための装置において、
    プロセッサと、
    前記プロセッサと電子通信するメモリと、
    前記メモリに格納されるインストラクションとを含み、
    前記インストラクションは、
    変調シンボルに対応する復調されたシンボルを受信し
    前記変調シンボルの変調次数に基づいて、第1のスカラーのセットを判定し、
    前記変調シンボルの信号対雑音比(SNR)及び前記変調シンボルのビットに基づいて、第2のスカラーのセットを判定し、
    第1のスカラーのセット及び前記第2のスカラーのセットに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記変調シンボルの前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するように前記プロセッサにより実行可能である装置。
  10. 前記変調次数は、前記変調シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである請求項9の装置。
  11. 前記変調シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された請求項9の装置。
  12. 前記近似するように実行可能なインストラクションは、線を判定するように実行可能なインストラクションを含み、
    前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す請求項9の装置。
  13. 前記近似するように実行可能なインストラクションは、前記変調シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定するように実行可能なインストラクションとを含む請求項12の装置。
  14. 前記近似するように実行可能なインストラクションは、前記変調シンボルあらゆるビットについて、対数尤度比を近似するように実行可能なインストラクションを更に含む請求項9の装置。
  15. 前記近似するように実行可能なインストラクションは、前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用し且つ前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用しないように実行可能なインストラクション、又は、前記近似することは、前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用し且つ前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用しないように実行可能なインストラクションを更に含む請求項9の装置。
  16. 前記少なくとも一つの対数尤度比は、複数の対数尤度比を含み、
    前記複数の対数尤度比は、前記変調シンボルのすべてに対する1つの対数尤度比を形成するために結合される、請求項9の装置。
  17. 通信システムにおいて対数尤度比を計算するための装置において、
    変調シンボルに対応する復調されたシンボルを受信するための手段と
    前記変調シンボルの変調次数に基づいて、第1のスカラーのセットを判定するための手段と、
    前記変調シンボルの信号対雑音比(SNR)及び前記変調シンボルのビットに基づいて、第2のスカラーのセットを判定するための手段と、
    第1のスカラーのセット及び前記第2のスカラーのセットに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記変調シンボルの前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するための手段を含む装置。
  18. 前記変調次数は、前記変調シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである請求項17の装置。
  19. 前記変調シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された請求項17の装置。
  20. 前記近似するための手段は、線を判定するための手段を含み、
    前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す請求項17の装置。
  21. 前記近似するための手段は、前記変調シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定するための手段を含む請求項20の装置。
  22. 前記近似するための手段は、前記変調シンボルあらゆるビットについて、対数尤度比を近似するための手段を更に含む請求項17の装置。
  23. 前記近似するための手段は、前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用せず、前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用するための手段、又は、前記近似することは、前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用せず、前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用するための手段を含む請求項17の装置。
  24. 前記少なくとも一つの対数尤度比は、複数の対数尤度比を含み、
    前記複数の対数尤度比は、前記変調シンボルのすべてに対する1つの対数尤度比を形成するために結合される、請求項17の装置。
  25. 通信システムにおいて対数尤度比を計算するためのコンピュータプログラムにおいて
    変調シンボルに対応する復調されたシンボルを受信するためのコードと、
    前記変調シンボルの変調次数に基づいて、第1のスカラーのセットを判定するためのコードと、
    前記変調シンボルの信号対雑音比(SNR)及び前記変調シンボルのビットに基づいて、第2のスカラーのセットを判定するためのコードと、
    前記第1のスカラーのセット及び前記第2のスカラーのセットに基づいて、区分線形プロセスを使用して、前記変調シンボルの前記ビットに関する少なくとも一つの対数尤度比を近似するためのコードを含むコンピュータプログラム
  26. 前記変調次数は、前記変調シンボルを変調するのに用いられた変調技術を示すメトリックである請求項25のコンピュータプログラム
  27. 前記変調シンボルは、4位相偏移変調(QPSK)、8位相偏移変調(8PSK)、16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調された請求項25のコンピュータプログラム
  28. 前記近似するためのコードは、線を判定するためのコードを含み、
    前記スカラーのうちの一部は、前記線の傾きを示し、一部のスカラーは、前記線の垂直切片を示す請求項25のコンピュータプログラム
  29. 前記近似するためのコードは、前記変調シンボルが16直交振幅変調(16QAM)、32直交振幅変調(32QAM)、64直交振幅変調(64QAM)、及び256直交振幅変調(256QAM)のうちの一つを使用して変調されたことを前記変調次数が示す場合に、二以上の線を判定するためのコードを含む請求項28のコンピュータプログラム
  30. 前記近似するためのコードは、前記変調シンボルのあらゆるビットについて、対数尤度比を近似するためのコードを更に含む請求項25のコンピュータプログラム
  31. 前記近似するためのコードは、前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用せず、前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用するためのコード、又は、前記近似することは、前記変調シンボルの同相ビット(I)を使用せず、前記変調シンボルの直交ビット(Q)を使用するためのコードを含む請求項25のコンピュータプログラム
  32. 前記少なくとも一つの対数尤度比は、複数の対数尤度比を含み、
    前記複数の対数尤度比は、前記変調シンボルのすべてに対する1つの対数尤度比を形成するために結合される、請求項25のコンピュータプログラム
  33. 前記復調されたシンボル、前記復調されたシンボルの前記SNR及び前記第1のスカラーのセットに基づいて、中間値を判定することを含み、
    前記近似することは、前記中間値及び前記第2のスカラーのセットに基づく、請求項1の方法。
  34. 前記中間値に基づいて、前記SNRのレンジを示すフラグを判定することを含み、
    前記第2のスカラーのセットは、前記フラグに基づく、請求項33の方法。
  35. 前記第1のスカラーのセットうちの少なくとも一つは、前記SNRが予め定められた閾値を超えるかどうかに基づいて選択される、請求項1の方法。
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