JP5289804B2 - 高圧用のクイックコネクタ - Google Patents

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Description

本出願は、流体システム用のクイックコネクタ継手アセンブリ、特に中空管の端部に形成された雄部材を中空コネクタ本体に解放可能に接続する高圧用途用のクイックコネクタに関する。
自動車及び他の分野では、クイックコネクタ継手アセンブリは2つの構成部品又は導管の間を流体接続するのに使用されることが多く、これは一般的に、雌コネクタ本体内に受け入れられて保持される雄部材を有する。クイックコネクタの使用は、最小限の時間及び費用で、密封固定された流体管路を作製することができるため、有利である。
雄部材をコネクタ本体内に固定するために、保持器が使用されることが多い。そのようなタイプの保持器の1つは、雄部材上に形成される半径方向に拡大した拡径部分とコネクタ本体内に画成される環状面との間に延在する複数のロッキング部材を有する。保持器が一端部で雄部材の拡径部分に当接し、且つ他端部でコネクタ本体の環状面に当接することにより、雄部材がコネクタ本体から抜け出ることが防止される。このタイプの保持器は当該技術分野で普及しており、多くの流体管路用途で有効であることがわかっている。
通常はOリングシールの形であるシール部材がクイックコネクタ継手に使用され、それにより、雄部材及びコネクタ本体間に流体密封シールを生じる。そのような構造では、Oリングは保持器の軸方向内方に配置されて、雄部材に摺動可能に取り付けられた環状スペーサによって分離される。Oリングは、Oリングをはめ込んだ孔にプレス嵌めされる、又はスナップ嵌めされた関係にあるスペーサにより、流体圧力によって加えられる軸方向負荷に対抗して保持されることが多い。そのような保持器は幾分柔軟であり、且つOリングは保持器に摺動可能に連結されるので、Oリングは雄部材に対してわずかに摺動することができる。また、そのようなクイックコネクタアセンブリは、構成部品が、高温及び高圧並びに振動及び周期的加圧を受ける用途で使用されることが多い。これらの状態によって、流体密封結合を維持することの困難さが増大する。自動車ブレーキシステム等の高圧用途では、構成部品に加えられる軸方向力を確実に吸収できるようにすることが必要である。
他の既知の構造では、流体圧力によってシールリングに加えられる軸方向負荷を、雄部材又は管上に形成される拡径部分を介して保持器に伝達するために、スリーブ構造が組み込まれている。一実施の形態では、振動及び周期的負荷の影響を最小限に抑えるために、シール部材及びスリーブ間に配置されたテフロン(登録商標)ポリマー製の追加スペーサも使用される。
本発明は、Oリングシールによって加えられる軸方向負荷を直接的に保持器のロッキングアームに伝達するように構成される改良型スリーブ又は外側スペーサを対象とする。また、雄部材がコネクタアセンブリの本体内に完全に挿入されたことを確認する機能を果たすとともに、管保持器のロッキングアームを安定させ、それにより、内向き移動を抑制するとともに破壊圧力性能全体を増加させるためにラッチング機能も提供する改良形式の挿入確認機構(verifier)/ラッチも開示される。挿入確認機構/ラッチは、汚染物質の侵入を最小限に抑え
るために、コネクタ本体内への入口を閉鎖する働きもする。
[実施形態]
図1〜図15の流体継手アセンブリ410は、流体システムの一部分である。それは、中空管420を流体システム構成部品414に流体密封関係に結合する。管420は、管の自由端部から間隔を置いた位置に、半径方向向きの環状の拡径部分422を有する雄部材412を画成する。雄部材は、管端部と拡径部分422との間に円筒状の外側シール面424を有する。
継手アセンブリは、保持器416、シール部材418、内側スペーサ415及び外側スペーサ又はシリンダ417を備える。これらの構成部品は、管の雄部材412を本体構成部品414に流体密封関係に解放可能に固定する。
管を取り付ける構成部品本体414は、ここでは自動車ブレーキシステムの「ABSユニット」として示されている。しかしながら、構成部品は、マスターシリンダ、ブレーキキャリパ又は他の高圧又は低圧システム構成部品であってもよい。それは、管端部及び接続構成部品を受け取るためにキャビティ又は孔を画成する任意形状の本体であることもできるであろう。
図2に示すように、本体構成部品414は、管、シール及び保持器を受け入れる孔430を画成する。図2に示す孔430は、入口開口432から軸方向前方に延在する4部分に分割されている。これらは、保持器受け部分449、スリーブ又はシリンダ受け部分447、シール受け部分450及び小径管受け部分451である。小径管受け部分451は、ABSユニット又は流体システムの本体構成部品の内部と連通状態にある流体通路に接続される。
入口開口432は、開口を画成する軸方向の円筒面436を有する環状フランジ又はリム440と、半径方向向きの前環状当接又はロッキング面438とによって画成される。
スリーブ受け部分447は、孔のシール受け部分を画成する円筒壁444より大径、且つ孔430の保持器受け部分を画成する円筒壁442の直径より小径の円筒壁448を有する。円錐面459が、スリーブ受け部分壁448とシール受け部分450の壁444との間に延在する。
本発明のクイックコネクタ継手アセンブリが、図1に断面図で示されている。管420の雄部材412の円筒状のシール面424は、孔430の管受け部分451内に位置する。保持器416は、半径方向当接面438及び管420上に形成された拡径部分422間に延在する保持器のロッキングアームで、入口開口の位置の環状フランジ又はリム440に接続され、それにより、雄部材部分412をABSユニット又は本体構成部品414内に解放可能に保持することができる。
保持器416は、図3〜7に最もよく示されている。保持器416は、外側円筒面462及び内側円筒面463を有する円筒状のリング456を備える。
外側円筒面462の直径は、リム440の円筒面436の直径より幾分小さく、それにより、保持器416のリング456はその内部で緩く導かれる。リング465の内径463は拡径部分422の直径より大きく、それにより、管420の挿入中にリングを通過させることができる。
保持器416はまた、4つの軸方向に延出するダックビル又はロッキングアーム476を有し、その間にスロット466がある。スロット466は、湾曲した端面468で終端する、軸方向に延在する側面467によって画成される。
保持器416のロッキングアーム476は、保持器416を本体構成部品414内に設置したとき、管拡径部分422に当接するほぼ半径方向向きの前弓形当接面478及びリム440のロッキング面438に当接する後当接面484を有する。
ロッキングアーム476は、ランプ上面480、ランプ内面488及び円筒状の底面490を画成する。ロッキングアームは、後当接面484に向かって後方に広がるように傾斜している。管420の雄部材412を入口開口430内へ挿入するとき、拡径部分422がランプ内面488と接触してロッキングアーム476を半径方向外向きにたわませ、それにより、拡径部分が前当接面478を越えて前方に進むことができる。管を完全に挿入したとき、拡径部分はロッキングアーム478の前方に位置して、アームはそれらの通常位置に戻り、円筒状の底面490は、拡径部分422の後方で雄部材412の円筒状のシール面424の上に重なる。前当接面478は、拡径部分422に当接する。
アーム476は、前当接面478の半径方向外向きに傾斜した弓形当接面477も有する。これらの傾斜した当接面は、リング456に向かって後方に、保持器416の長手軸に対して垂直な面に対して5度〜30度(5°〜30°)の角度αだけ傾斜している。
リング456の後端部に4つの半径方向突起479が設けられている。各突起479の半径方向内側に、挿入確認機構を案内するための面取り部483がある。
各突起479の中間に、保持器416の長手軸に対して垂直な面に対して45度(45°)の角度で形成された2つの傾斜面482によって画成される後向きのガイド要素481がある。したがって、表面は互いに対して90度(90°)をなして、中央頂点で合流する。ガイド面482は、前方に広がるように面取りされている。
突起479上の前面458は、後当接面484と協働してチャネル465を画成する。保持器の軸方向前進移動は、前面458によって制限される。チャネル465は、本体構成要素414のリム440を受け取る寸法である。本体構成部品の円筒面436は、外側円筒面462の上に重なる。
本体に組み付けられたとき、本体のリム又はフランジ440は、リング456の円筒面462の半径方向外側に位置する。ロッキングアーム476の後当接面484は、本体414の半径方向環状当接面438に当接して、軸方向負荷を流体圧力から本体構成部品414の半径方向面438に伝える。
Oリングシール418の形のシール部材を有するシールパックが、管420の円筒面4
24を包囲し、且つ孔430のシール受け部分450内で本体構成部品414に密接する。内側スペーサ415が、Oリング418の後方に位置する。それは、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)で形成されて、Oリングシール418に加えられる振動及び圧力の脈動の影響を軽減するために使用される。
本発明の外側スペーサ417は、ロッキングアーム476の前当接面478と内側スペーサ415との間に位置付けられる。図13及び図14で最もよくわかるように、それは中空であって、前側の小円筒部分485及び後側の大円筒部分486を有する。大円筒部分486は、保持器416のロッキングアーム478に向かって半径方向且つ後方に広がるように傾斜した後側円錐環状面487を有する。表面487の角度βは、円筒部分485及び486の長手軸に対して垂直な平面に対して5度〜30度(5°〜30°)であって、ロッキングアーム476の傾斜面477に対して相補的である。
後側の大円筒部分486は、管拡径部分ポケット489を画成する。図1に示すように、継手を組み付けたとき、管420の拡径部分422は、管拡径部分ポケット489内におさまる。すなわち、大円筒部分486の内径は、拡径部分422の外径より大きい。
図1に示す組み付け体において、小円筒部分485は孔430のシール受け部分450内におさまり、大円筒部分486は孔430のスリーブ又はシリンダ受け部分447内におさまっている。外側スペーサ417は、ABSユニット414のキャビティ又は孔430内へ摺動して、小円筒部分がシール受け部分450内に受け取られ、大円筒部分がシール受け部分447内に受け取られる。
小円筒部分485の環状の半径方向前端部491と孔430のシール受け部分450及び管受け部分451間の半径方向環状壁446とによって、Oリング418及び内側スペーサ415がおさまるシールポケット又はグランド領域(gland area)が画成される。
スリーブ又は外側スペーサ417の軸方向前方位置は、小円筒部分485及び大円筒部分486間の環状面493が、孔430のスリーブ受け部分447及びシール受け部分450間の孔の円錐面459と接触することによって設定される。この関係は、Oリンググランドの軸方向長さが減少してOリングに過剰な応力が加わることを防止する。
本発明の外側スペーサ417は、プラスチックから成形される、または金属から機械加工される。それは、Oリング418に加えられる流体圧力負荷をロッキングアーム476上の傾斜当接面477に、大円筒部分486上の相補的な傾斜面487との接触を介して伝達する。
外側スペーサの大円筒部分486は、外側スペーサと雄管の拡径部分422とが接触しないようにし、これにより、Oリングの流体圧力の力が、ロッキングアーム476の前当接面478から前当接面478の半径方向外側の傾斜当接面477へ移動する。力を外方へ移動させること、及び保持器416に傾斜当接面477を追加することにより、保持ロッキングアーム476に加えられる軸方向圧縮応力が減少し、それにより、衝撃疲労能力(impulse fatigue capability)が改善される。
保持器ロッキングアーム476の傾斜当接面477及び外側スペーサの大円筒部分486の傾斜面487により、保持器ロッキングアーム476上に内向きの締め付け力が発生し、それにより、円筒状の底面490を管拡径部分422の後方で管の外側円筒面424上に押し付けることができる。この締め付け力は、圧力衝撃時、側方負荷時、又は何らかの他の力が管420に作用する間の管及び保持器の離脱を防止する。Oリング流体圧力の軸方向力はロッキングアーム上のより大きい表面と接触しているので、圧縮応力はより小さくなり、したがって、衝撃疲労能力が増加する。接触する傾斜面477及び487も、わずかに減少した圧縮軸方向力を保持器ロッキングアーム476に伝達し、これは、保持器ロッキングアーム476の衝撃疲労性能を増加させる。
本発明では、外側スペーサの後傾斜面487は、管拡径部分422ではなく、保持器ロッキングアーム476の傾斜当接面477に当接する。この関係により、外側スペーサ417は適正な軸方向位置に保持され、それにより、温度及び振動が周期的に何度も繰り返された後でも、内側スペーサ415及びOリング418のシールパックを所定位置に保持することができる。
この構造はまた、特に整備手続き中の現場の問題をなくす。拡径部分422を引き出すためにロッキングアームが取り外し工具によって半径方向外向きに付勢される解放位置にあっても、外側スペーサ417上の大円筒部分486は保持器ロッキングアーム476の前当接面478に当接するであろうから、管の分離によってシールパックが落下することはないであろう。この関係により、スリーブ417が孔430内の所定位置に留まって、内側スペーサ415及びOリング418が誤って外れることを阻止する。
Oリング418は、管の自由端部がOリング418と接触すると同時に、管の拡径部分422が保持器ロッキングアーム476のランプ内面488と接触するように、位置付けられる。この軸方向構成部品位置付けにより、挿入中に均一の増加抵抗力が作業者に与えられる。この抵抗力は、はめ合い管拡径部分422がロッキングアーム476を越えて挿入された直後に減少する。
上述したように、保持器ロッキングアーム476はそれぞれ、外側スペーサの円錐傾斜面487に当接するダックビルの前当接面上に傾斜当接面477を有する。
保持器の傾斜当接面477は、ロッキングアーム476の半径方向外側部分に材料を追加することによって形成された。管420の拡径部分422の後向きの半径方向環状面423だけに当接する表面478等の前当接面を有するアーム476等のロッキングアームを有する保持器と比べて。すなわち、ロッキングアーム476の上ランプ面480は、ロッキング部材476の傾斜当接面477の半径方向広がり分だけ管拡径部分の外径の半径方向外側にある。管420の拡径部分422の半径方向環状面423に当接する半径方向ロッキング面478とスリーブ417の円錐面489に当接する傾斜当接面477との接合部は、拡径部分422の外周又は外径よりわずかに半径方向外側にある。ロッキングアームへのこの追加材料は、Oリング418に加えられる流体圧力及び管420の端部に作用する流体圧力によって生じる圧縮力を吸収するためにより大きい当接表面積を生じる。
外径が0.375インチの管420を有する例示的な継手アセンブリ410の場合、Oリング及び管の軸方向力に対処するために、管拡径部分当接面477及び478の合計面積は15.96平方mm(4つのロッキングアーム×3.99平方mm)である。管の力に対処するために、表面積管拡径部分当接面478は10.80平方mm(4つのロッキングアーム×2.70平方mm)である。Oリングの力に対処するために、傾斜当接面477の表面積は35.76平方mmである。
本実施形態の保持器416は、本体構成部品の半径方向当接面438と接触するダックビル当接面の面積が26.76平方mmである。これは、両方のダックビル接触点での合計面積を増加させ、高い流体圧力での性能が向上する。
この後者の説明で、「平方mm」という用語は、面積の平方ミリメートルを意味する。
本発明のクイックコネクタ継手は、図8〜図12に詳細に示す挿入確認機構500も備える。それは、保持器のロッキングアーム間のスロットに滑り込む脚部を有する点で、米国特許第6,173,994号に開示される補助ラッチに幾分似た機能を果たす。脚部は、管拡大部分が保持器ロッキングアーム476の前当接面478の前方に完全に挿入且つラッチされる場合のみ、挿入確認機構を完全に挿入することができるような寸法になっている。
挿入確認機構500は、後半径方向軸方向壁によって接続された半径方向内側の環状軸方向壁520及び半径方向外側の環状軸方向壁522を有するリング502を備える。半径方向内側壁520は、管420上を軸方向摺動できるようにするために、雄部材412の外側円筒面424よりわずかに大きい直径を有する内面521を備える。入口面取り部434が、孔521への管420の自由端部の挿入を助ける。
半径方向外側環状壁522は、壁520と協働して、後半径方向環状壁によって閉じられる中空の環状空間524を画成する。環状空間524の最後方末端は、ガイド要素481の傾斜面482に対して相補的である傾斜壁面526によって画成される。すなわち、壁面526は、互いに対して90度(90°)、また挿入確認機構の長手軸に対して垂直な平面に対して45度(45°)の角度をなす。
傾斜壁面526は、4つのガイド要素481を受け取るために4つのポケットを画成する。ガイド要素481を壁526によって形成されたポケット内に配置するとき、保持器リング456の後端部は環状空間524内におさまる。外側環状壁522は、保持器リング456の後端部に存在する半径方向突起479を受け取るために4つのノッチ528を有する。
4つの半径方向リップ530が、外側リング522の後端部から延出している。これらのリップは、挿入確認機構をその挿入位置から手動で後退させる際に有用である。そのような後退は、取り外し工具を入口開口430内に挿入し、それにより、ロッキング部材476を拡げて、拡径部分422を拡径部分ポケット489内のラッチ位置から引き出すことができるようにするために必要である。
挿入確認機構500は、拡径部分422の後方で管420上におさまる。したがって、それは、管に組み付けて一緒に輸送されなければならない構成部品である。管拡径部分422は、それが偶発的に取り外されることを防止する。
管420は、接続確認機構500を用いてコネクタ継手本体414及び保持器416に接続されてもよい。後述するように、挿入確認機構は挿入工程中に、管雄部材420を本体構成部品414内へ軸方向に挿入して拡径部分422をロッキングアーム476の前当接面478の前方に固定するために、使用される。
挿入確認機構500は、リング502の壁520の前方に延出する4つの軸方向向きの脚部を有する。確認機構は、180度(180°)の間隔を置いた2つの脚部504と、180度(180°)の間隔を置いた2つの脚部505とを有する。これらの対の脚部は、リング502の周囲に等間隔に配置される。脚部の半径方向内側弓形面507は、リング502の内壁520の内面521の内径とほぼ同じ直径上に形成され、したがって、管雄部材412の円筒面424上を自由に摺動する。
脚部504及び505は、半径方向向き且つ軸方向に延在する側壁513を備え、保持器416の側面467ロッキングアーム476の間のスロット466内にはまる寸法の側方又は円周幅を有する。管420によって画成される雄部材412が継手本体のキャビティ又は孔430内へ完全に挿入され、管拡径部分422が、スリーブ又は外側スペーサ417の大径部分486によって画成されている拡径部分ポケット489内でロッキングアーム476の前当接面478の前方に配置される場合だけ、そのような位置付けが可能である。そのように位置付けられたとき、軸方向前進移動が拡径部分422の位置によって制限されるので、脚部はロッキングアーム476間に軸方向に完全に挿入されることができる。完全に挿入されたとき、脚部504及び505はスロット466を満たして、管420の外側円筒面424の方への保持器416のロッキングアーム476の圧潰を防止する。この関係は、接続部に追加強度及び耐久性を与える。この相互関係が、図16に最もよく示されている。そこでは、挿入確認機構500の脚部504及び505が、保持器ロッキングアーム476間のスロット内に完全に挿入されている。スロット466内で脚部504及び505が占める体積が安定性を与え、それにより、振動状態においても、ロッキングアームの偶発的切り離しを防止することができる。
保持器ロッキングアーム478は、破壊圧力試験中に外側から内部へ展開することがわかった。挿入確認機構を、その脚部をスロットに入れるようにして追加することで、破壊圧力値が増加し、それは展開動作が進行しないようにすることがわかった。破壊展開中、スロット466を画成するロッキングアームの面467は絞り合わされ、そのため、挿入確認機構の脚部の存在は、この移動を制限して、破壊(failure)圧力を増加させる。
2つの脚部504は、半径方向外向きのパッド510を有する。パッド510は、前側回転ガイド511を有する。前方に収束して、脚部504の側壁513間の中間の頂点で合流し、その点から脚部504の軸方向側壁513に対して45度(45°)、すなわち、互いに90度(90°)の角度で後方に延出する2つのガイド面512によって各ガイド511が画成される。ガイド面512は、ガイド要素481上のガイド面482上の面取り部に対して相補的であるために、前方勾配又は角度βを有する。挿入確認機構を管420に沿って軸方向に挿入するとき、ガイド面512がガイド要素481の傾斜面482と接触する結果として、保持器416が回転し、それにより、挿入確認機構の脚部504及び505を面取り部483と整合させることができ、それにより、脚部をスロット466と整合させて、ロッキングアーム476の側面467間のスロット466内へ脚部が進むことができる。
各パッド510の後端部は、ラッチング面514を有する。脚部504をロッキングアーム476間に完全に挿入したとき、ラッチング面514が、スロット466の後終端を画成する端面468を捕らえ、それにより、確認機構500を保持器416に解放可能に固定することができる。これらのラッチング面は、後方に傾斜している。それらは、面468を捕らえ、それにより、確認機構500を組み付け継手内に保持できるように構成される。しかしながら、確認機構500の長手軸に対して垂直な平面に対して30度(30°)の傾斜をなすことにより、確認機構を軸方向後方に引っ張ろうとする物理的労力時に、これらの表面のラッチを解除することができる。
確認機構500の残りの2つの脚部505は、パッド510を備えておらず、それぞれ半径方向に延在するブロック部分516を有する。脚部505上のブロック516は、脚部の遠位端部付近に位置して、後方に延出し、脚部504のパッド510上のガイド面512によって形成される点と同じ軸方向位置付近で終端する。このブロック部分は、組み付け体のラッチング強度をさらに高めるために、脚部に嵩を追加して、脚部505を挿入するスロット466の容積を満たす。挿入確認機構500が、確認機構リング502に軸方向力を加えることによってその機能を果たすように用いられるとき、ブロック516によって与えられる脚部505の追加質量は、孔430内への管雄部材412の挿入を助ける。
脚部505のブロック516の位置での半径方向厚さは、脚部504の、パッド510の前後の半径方向厚さとほぼ同じであることに注意されたい。パッド510では、脚部504の半径方向厚さは、脚部505のブロック516の位置での半径方向厚さを超える。脚部504上のパッド510は、脚部の遠位端部と環状リング502へのその接続部との間のほぼ中間に位置する。脚部505の、ブロック516と脚部505及び内側環状壁520の接続部との間での半径方向厚さは、脚部504の半径方向厚さ、又はブロック516の位置での脚部505の厚さの約半分である。したがって、脚部505の、ブロック516及び環状壁520との接続部間の外面は、挿入確認機構500の脚部504及び505の挿抜中に保持器416の環状リング456が半径方向内側へたわむことができるようにするための空隙又は開放空間を生じる。
挿入確認機構500は、挿入確認機構を管420上で軸方向に摺動させて、パッド510のガイド面512が保持器ガイド要素481と接触して保持器416を回転させ、それにより、脚部504及び505をスロット466と整合させることによって組み付けられる。組み付け中、挿入確認パッド510は、後ラッチング面514が保持器ロッキングアーム476間の前面468を越えて移動して所定位置にロックされるまで、保持器414の環状リング456を拡大させる、又は外向きに変形させる。同時に、保持器リング456は、挿入確認機構の組み付け中に接触点から内向きに90度(90°)屈曲するであろう。前述したように、ブロック516及び脚部と内側環状壁520との接続部間での脚部505の相対厚さにより、保持器リング456がそのように半径方向内向きにゆがむことができる。
確認機構及び保持器の組み付け関係が、図17に最もよく示されている。そのように位置付けられるとき、確認機構500の脚部504及び505は、ダックビルロッキングアーム476が半径方向内向きにたわむことを防止して、保持器416が孔430のリム440から不意に外れることに対する全体的抵抗力を追加する。
脚部が保持器ロッキングアーム476の側面467間のスロット466にはまり、それにより、脚部504及び505が管の拡径部分と接触して、ラッチング面514が保持器416のスロット466内の表面468上にラッチする前に、管の拡径部分が保持器ロッキングアームを通過するように進めるように、挿入確認機構の4つの脚部の長さ及び幅が選択される。管端部の完全な挿入は、確認機構500を前方へ軸方向移動させることによって達成される。
脚部504及び505は、拡径部分422と接触してそれを保持器ロッキングアームの方へ、且つそれを越えて押し進め、前ロッキング面478は拡径部分422に対して当接関係に配置される。拡径部分は、外側スペーサ417の大径円筒部分486によって形成される拡径部分ポケット489内におさまる。確認機構500の脚部504及び505はスロット466内におさまり、ラッチング面514は保持器416の後面468にラッチされる。挿入確認機構が保持器内に完全にロックされた状態で、保持器に対する管拡径部分の根本的なラッチングが保証される。挿入確認機構を完全に組み付けると、それが保持器に密接状にはまることにより、埃及び汚染物がコネクタの内部に入ることが防止され、それにより、保守容易度が改善される。保守の際は、手動で把持し、それにより、挿入確認機構を管420に沿って軸方向に後方へ引っ張り、保持器416から外すことができる確認機構の外径上の半径方向リップ530。保持器416のリング456は、180度(180°)の間隔を置いた2カ所で、パッド510との2つの接触点で半径方向外向きに変形するであろう。そのような変形により、ラッチング面514が表面468から分離して、保持器脚部504及び505をスロット466から後退させることができる。
クイックコネクタ構成部品を孔430等のシステム構成部品受け取り孔内に組み付けるために、図15に示すスタッファピン(stuffer pin)601が用いられる。スタッファピンはプラスチック製である一方、受け取り構成部品は通常、高圧ブレーキ又はパワーステアリング用途では金属で形成され、液体燃料又は燃料蒸気等の低圧用途では一般的にプラスチックで形成される。保持器416、外側スリーブ417、シール部材418及び内側スペーサ415は、スタッファピン601上に予め組み付けられる。設置前にこれらの構成部品を保護する取り外し式保護キャップが設けられる。構成部品を本体構成部品414内へ組み付けるために、保護キャップを取り外して廃棄する。
スタッファピンは、これらの構成部品を本体構成要素414内へ挿入するために使用される。したがって、本体構成部品には、管420の雄部材412を受け取って固定するための継手構成部品が予め装着される。スタッファピン601は、輸送中に構成部品を所定位置に保持するために、適当に形成された溝及び円筒部を含む。スタッファピンの溝及び円筒部はまた、システムの本体構成部品の受け取り孔内に対するスタッファピンの挿抜を可能にし、それにより、いずれの損傷又は位置ずれも招くことなく、保持器及びシール構成部品が適正位置に組み付けられるようにする。
本発明の保持器416及び外側スペーサ417は、スタッファピンの後退中にOリング418及び内側スペーサ415を受け取り孔430内に、先に結合された管420の取り外し中にそれらの構成部品を所定位置に保持するのと同様にして、保持する。外側スペーサ417の傾斜面487が傾斜当接面478と接触することにより、保持器416は本体構成部品414のリム440に固定されるので、偶発的な離脱又は取り外しが防止される。
外側スペーサは、すべてのクイックコネクタに使用される「シールパック」の一部分である。「シールパック」は、はめ合わせ管の外径を包囲するOリング及びスペーサからなる。管へのOリングの圧縮がシールを生じる一方、内側スペーサは、Oリングがおさまるグランド領域の肩部を生じる。外側スペーサは、組み付けるべき「シールパック」の最後の構成部品であり、したがって、それは、流体圧力が加えられた時に、Oリングの吹き飛びを防止しなければならない。過去の構造は、流体圧力に抵抗するために軽いプレスばめ又はショルダスナップばめを用いている。締まりスナップばめを用いた燃料用途は150psiまで耐えるが、トランスミッションオイルクーラ用途は、300psiまで耐えるプレスばめを用いる。本発明の構造では、保持器416とリム440との接続部はこの負荷を受け取って、ブレーキシステム用途で経験される高圧でも、外側スペーサ417をその適正位置に保持する機能を果たす。
図17及び図18に目を向けると、後述する修正を加えた保持器416a及び挿入確認機構500aが示されている。
図17では、幾分修正した形式のガイド要素481aが示されている。各ガイド要素481aの傾斜面482aは、互いに対してより大きい角度、ここでは53°をなす。この関係の結果として、ガイド要素481aは、図1〜図16のガイド要素481より軸方向に長い。したがって、ガイド面482aは、保持器内への挿入時に挿入確認機構500aにより大きい相対回転成分を加える。
図18で最もよくわかるように、図1〜図16の挿入確認機構500から幾分修正された挿入確認機構500aが示されている。それは、脚部504及び505の各々に整合した前向きのガイド要素550を有する。それは、確認機構550aの軸方向に対して垂直な平面に対して12.5°の角度をなして頂点で合流する2つの傾斜面552によって形成される。これらの表面は、脚部と整合する位置にあって、脚部504及び505が保持器416のスロット466に整合しない場合、挿入確認機構に相対回転力成分を与えるようになっており、ガイド要素481のガイド要素481は、パッド510上のガイド面512上に幾分重なる。
確認機構の挿入中に確認機構及び保持器の位置がずれている場合、脚部504及び505がロッキングアーム476に整合するであろう。脚部は、内側ランプ面488と接触して、ロッキングアームの自由端部を管表面424から離れるように半径方向外向きに付勢するであろう。ガイド要素440の軸方向長さは、脚部504及び505がロッキングアーム476を、拡径部分422を後方へ通過させるのに十分に持ち上げる前に、各ガイド要素の頂点が後側半径方向環状壁と接触するようなものである。この関係は、位置がずれた挿入確認機構が管を組み付け体から誤って離脱させることを防止する。
挿入確認機構500aは、外側環状部522内のノッチ528の直後に半径方向外向きのリム560を有する。このリムは、挿入確認機構の取り外しをその目的用でない工具で試みることの阻止を意図している。挿入確認機構500aを継手アセンブリ内へ挿入するとき、リム560は、本体構成部品414内の孔430の入口開口の表面から間隔を置いて配置される。この関係は、挿入確認機構を取り外すためにレンチ等の工具を使用することを妨げる。
上記の例示的な実施形態を参照しながら、従来技術のさまざまな特徴を説明してきた。本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、変更を行うことができることを理解されたい。
管が本体構成部品に開放可能に接続され、接続確認機構が、管拡大部分の後方で管上に配置されている、本発明によるクイックコネクタ継手アセンブリの側部断面図である。 図1のクイックコネクタ継手アセンブリのシステム構成部品内の継手受け取り孔の側部断面図である。 本発明の保持器の側面図である。 図3の保持器の前端部の平面図である。 図3の保持器の、図4の5−5線に沿った側部断面図である。 図3の保持器の後端部の、図4に対して45度(45°)回転させた平面図である。 図6の保持器の側面図である。 本発明の挿入確認機構の後端部の平面図である。 図8の挿入確認機構の側面図である。 図8の挿入確認機構の、図9に対して45度(45°)回転させた側面図である。 図8の挿入確認機構の前端部の平面図である。 図8の挿入確認機構の、図11の12−12線に沿った側部断面図である。 本発明のクイックコネクタ継手の外側スペーサ又はスリーブの後端部を示す端面図である。 図13の外側スペーサの側部断面図である。 本発明のクイックコネクタ継手の継手構成部品に用いられるスタッファピンの側部断面図である。 本発明を具現する管保持器及び挿入確認機構の、完全に組み付けた関係における斜視図である。 本発明のクイックコネクタ継手アセンブリの管保持器及び挿入確認機構の修正形の側部斜視図である。 図17のアセンブリの挿入確認機構の側面図である。

Claims (6)

  1. 半径方向内向きに延出するリムによって画成されている入口開口から軸方向に延在する孔を画成するコネクタ本体であって、前記孔は、前記リムに隣接した保持器受け部分、及び該保持器受け部分の前方のシール部材受け部分を有する、コネクタ本体と、
    前記コネクタ本体に解放可能に固定される保持器であって、前記孔の前記保持器受け部分内へ延出する、軸方向に延出する複数のロッキングアームを有し、各々の前記アームは、後当接面及び前当接面を有し、該後当接面は、前記リムに対して当接関係にある、保持器と
    を備える流体継手アセンブリであって、
    前記保持器は、リングを有し、前記リムは、該リングの半径方向外側に配置され、前記軸方向に延出するロッキングアームは、前記リングから前記保持器受け部分内へ延出し、前記ロッキングアームは、該ロッキングアーム間にスロットを画成して端面で終端する側面を有し、前記保持器は、複数の後向きのガイド要素を有し、該ガイド要素の各々は、頂点で合流する2つの後方に収束する傾斜面によって画成され、
    前記リングは、前記ガイド要素間に半径方向突起を有し、該突起は、前記ロッキングアームの前記後当接面と協働してチャネルを画成しており、前記リムは、該チャネル内に配置され
    前記流体継手アセンブリは、中空の管をさらに備え、該管は、その自由端部から延在する円筒面と、前記自由端部から間隔を置いた半径方向外向きの拡径部分とを有し、前記ロッキングアームの前記半径方向に延在する弓形面は、前記拡径部分に対して当接関係にあり、また、前記保持器の前記リングは、前記拡径部分の直径より大きい内径を有する、流体継手アセンブリ。
  2. 前記アセンブリは、挿入確認機構(verifier)をさらに備え、該挿入確認機構は、リングと、複数の前方に延出する脚部とを有し、該脚部は、前記ロッキングアームの前記側壁によって画成されている前記スロット内に配置され、前記脚部の少なくとも1つは、該スロットの1つの端部に解放可能に係合するラッチ面を画成する後端部を有する半径方向外向きのパッドを含む、請求項に記載の流体継手アセンブリ。
  3. 前記確認機構は、少なくとも1つの第2の脚部であって、その遠位端部付近においてその内部に形成された、半径方向に延在するブロックを有する、少なくとも1つの第2の脚部を備える、請求項に記載の流体継手アセンブリ。
  4. 前記確認機構は、ラッチ面を画成する半径方向パッドをそれぞれが有する2つの脚部と、半径方向に延在するブロックを形成した2つの脚部とを有する、請求項に記載の流体継手アセンブリ。
  5. 前記パッドは、前方に収束して頂点で合流する2つの傾斜ガイド面によって画成されている前側回転ガイドをさらに有する、請求項に記載の流体継手アセンブリ。
  6. 前記保持器は、複数の後向きガイド要素を有し、各々の該ガイド要素は、頂点で合流する、2つの後方に収束する傾斜面によって画成され、前記確認機構のリングは、後方の半径方向環状壁によって接続された半径方向内側の環状壁及び半径方向外側の環状壁を有し、前記脚部は、前記半径方向内側の環状壁から軸方向前方に延出し、前記後方の前記半径方向環状壁は、前記保持器の前記ガイド要素の前記傾斜面に対して相補的な傾斜壁面を有して、前記ガイド要素を受け取るポケットを画成する、請求項に記載の流体継手アセンブリ。
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